| 【発明の名称】 |
原子炉の炉心構成 |
| 【発明者】 |
【氏名】ロイ・クリフォード・チャルバーグ
【氏名】ラリー・エドガー・フェンネルン
【氏名】ラッセル・モーガン・フォーセット
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| 【要約】 |
【課題】原子炉の燃料バンドル及び制御棒の構成。
【解決手段】本発明の実施形態において、原子炉の炉心は、複数の燃料セルと複数の大型制御棒を含む。各大型制御棒は、従来の制御棒の約2倍の幅があり、中央部分から半径方向に延び、かつ互いに直角に配列された4つの制御棒ブレードを含む。ブレードは、4つの燃料バンドル受入れチャンネルを形成する。炉心は、制御棒が各受入れチャンネル中に4つの燃料バンドルを備える複数の千鳥配列に配置されるように構成される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の燃料バンドルと、各々が中央部分から半径方向に延びかつ互いに直角に配列された4つの制御棒ブレードを含み、該ブレードが4つの燃料バンドル受入れチャンネルを形成する複数の大型制御棒とを含み、該制御棒は、各前記受入れチャンネル中に複数の燃料バンドルを備える複数の千鳥配列に配置されることを特徴とする原子炉の炉心。 【請求項2】 前記大型制御棒及び前記複数の燃料バンドルは、複数の燃料セルを形成し、各前記燃料セルは、前記大型制御棒の各前記受入れチャンネル中に1つの大型制御棒及び4つの燃料バンドルを含み、前記複数の燃料セルは、前記制御棒が前記燃料セルの各前記受入れチャンネルの各側面が前記制御棒ブレードに隣接しかつそれにほぼ平行になるような、千鳥配列パターンに配置されるよう配列されることを特徴とする請求項1に記載の炉心。 【請求項3】 各前記受入れチャンネルは4つの燃料バンドルを収納することを特徴とする請求項1に記載の炉心。 【請求項4】 複数の開口を形成するように構成された複数の上部ガイドビームを有する上部ガイドをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の炉心。 【請求項5】 前記上部ガイドから間隔を置いて配置された炉心板をさらに含み、前記燃料バンドルは、前記上部ガイド及び前記炉心板の間に延びることを特徴とする請求項4に記載の炉心。 【請求項6】 複数の燃料セルを含む原子炉の炉心であって、各前記燃料セルは、中央部分から半径方向に延びかつ互いに直角に配列された4つの制御棒ブレードを含み、該ブレードは前記燃料セルの4つの四分区画を形成し、各前記四分区画は複数の燃料バンドルを含む、大型制御棒を含み、前記複数の燃料セルは、前記制御棒が、前記燃料セルの各前記四分区画の各側面が前記制御棒ブレードに隣接する千鳥配列パターンになるように配列される、ことを特徴とする原子炉の炉心。 【請求項7】 各前記燃料セル四分区画は、4つの燃料バンドルを含むことを特徴とする請求項6に記載の炉心。 【請求項8】 複数の開口を形成するように構成された複数の上部ガイドビームを有する上部ガイドをさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の炉心。 【請求項9】 前記上部ガイドから間隔を置いて配置された炉心板をさらに含み、前記燃料バンドルは前記上部ガイド及び前記炉心板の間に延びることを特徴とする請求項8に記載の炉心。 【請求項10】 複数の燃料バンドルと、各々が中央部分から半径方向に延びかつ互いに直角に配列された4つの制御棒ブレードを含み、該ブレードが4つの燃料バンドル受入れチャンネルを形成する、複数の大型制御棒とを含む、原子炉炉心構成であって、前記複数の大型制御棒は、千鳥配列パターンに配置され、前記燃料バンドルは、各前記受入れチャンネル中に複数の燃料バンドルを備えて配列される、ことを特徴とする原子炉炉心構成。 【請求項11】 各前記受入れチャンネルは4つの燃料バンドルを収納することを特徴とする請求項10に記載の原子炉炉心構成。 【請求項12】 前記炉心は、複数の開口を形成するように構成された複数の上部ガイドビームを有する上部ガイドをさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の原子炉炉心構成。 【請求項13】 前記上部ガイドから間隔を置いて配置された炉心板をさらに含み、前記燃料バンドルは前記上部ガイド及び前記炉心板の間に延びることを特徴とする請求項12に記載の原子炉炉心構成。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に原子炉に関し、より具体的には、原子炉の燃料バンドル及び制御棒の構成に関する。 【0002】 【従来の技術】沸騰水型原子炉(BWR)の原子炉圧力容器(RPV)は、一般に、全体として円筒形の形状を有し、例えばボトムヘッド及び着脱可能のトップヘッドにより両端が閉じられる。上部ガイドは、一般にRPVの内部で炉心板の上方に間隔を置いて配置される。炉心シュラウド、またはシュラウドは、一般に炉心板を囲繞し、シュラウド支持構造体により支持される。具体的に言えば、シュラウドは、全体として円筒形の形状を有し、炉心板及び上部ガイドの両方を囲繞する。上部ガイドは、幾つかの開口を含み、燃料バンドルはその開口を通して挿入され、炉心板により支持される。 【0003】制御棒駆動装置組立体のような構成要素が、RPVの内側に延びることができるように、複数の開口がボトムヘッドドームに形成される。一例を挙げれば、制御棒駆動装置組立体の場合、制御棒駆動装置ハウジング、例えば管が、ボトムヘッドドーム開口を貫通して挿入され、また制御棒駆動装置がその制御棒駆動装置ハウジングを通して挿入される。制御棒駆動装置は、制御棒に結合されて炉心の内部に制御棒を位置決めする。 【0004】原子炉炉心は、炉心の運転計画に影響を及ぼす異なる特性を有する個別の燃料組立体を含む。例えば、原子炉炉心は、多くの、例えば数百の異なる特性を有する個別の燃料バンドルを有する。かかるバンドルは、燃料バンドルの間の相互作用が、政府及び顧客指定の制約条件を含む全ての規制及び原子炉設計上の制約条件を満たすように、原子炉炉心の内部に配置されるのが好ましい。設計上の制約条件を満たすことに加えて、炉心装填配置が、サイクルエネルギー、つまり、炉心が新しい燃料要素に取り替えられることが必要となる前に原子炉炉心が発生するエネルギーの量を決定するので、炉心装填配置は炉心サイクルエネルギーを最適化するようにされることが好ましい。 【0005】要求されるエネルギー出力を供給するために、原子炉炉心は新たな燃料バンドルと定期的に交換される。炉心サイクルエネルギーを最適化するために、より高い反応度のバンドルを内方の炉心位置に設置することができる。しかしながら、一部の設計上の制約条件を満たすために、より高い反応度のバンドルは通常外方の炉心位置に設置される。最も枯渇したバンドル、つまり、残存エネルギーの含量が最も少ないバンドルは、原子炉から除去される。燃料交換の間隔は、運転サイクルと呼ばれる。 【0006】運転サイクルの過程の間、炉心のエネルギー容量を規定する過剰反応度は、2つの方法で制御される。具体的に言えば、可燃性毒物、例えば、ガドリニアが新しい燃料に混ぜ合わされる。最初に混合される可燃性毒物の量は、一般に公益事業及び原子力規制委員会(NRC)により設定される設計上の制約条件により決定される。可燃性毒物は、過剰反応度の全てではないが大部分を制御する。 【0007】制御棒もまた、過剰反応度を制御する。特に、原子炉炉心は、安全な停止を保証し、かつ最大出力ピーキング係数を制御するための主要な機構を提供する制御棒を含む。利用できる制御棒の総数は、炉心の大きさや形状寸法によって異なるが、一般的に50から269の間である。制御棒の位置、つまり、完全に挿入されるか、完全に引き出されるか、またはその中間のどの位置にするかは、過剰反応度を制御し、最大炉心出力ピーキング係数のような他の運転制約条件を満たす必要性に基づく。 【0008】1つの既知の制御棒は、4つの半径方向に延びるブレードを有する中央部分を含む。ブレードは4つの燃料バンドルチャンネルを形成し、制御棒を炉心に挿入する場合には、制御棒は、1つの燃料バンドルが各チャンネルの内側に位置するように、位置決めされる。従って、例えば、おおよそ100の制御棒が400の燃料バンドルを有する原子炉中に含まれる。 【0009】効率的な運転に必要な制御棒の数を減らすために、1つの既知の原子炉は、K格子構成で配置された燃料バンドルを含む。かかる原子炉中の各燃料バンドルは、従来の大きさの燃料バンドルよりも実質的に大きく、従来のBWR燃料構成の2倍のピッチに相当する。そのより大きい燃料バンドルは、BWR炉心のピーキング係数の増大を促進する。具体的に言えば、最大チャンネル総合出力、つまり、最高放射ピーキング係数は、従来の大きさの燃料バンドルが装填された炉心の場合よりも、かかる大型の2倍ピッチのK格子燃料バンドル炉心の場合の方がより大きい。例えば、この大型の2倍ピッチのバンドル炉心の場合の最大チャンネルピーキング係数は、おおよそ1.7であり、一方、従来の炉心の場合の最大チャンネルピーキング係数は、一般的におおよそ約1.4あるいは1.5である。 【0010】また、かかるより大型燃料バンドルは制御棒駆動装置の数を減らすことを助長し、従って原子炉の資本コストを削減する。詳しく言えば、かかる2倍ピッチのバンドルを含む燃料組立体は、従来の燃料組立体のおおよそ4倍の大きさである。従って、標準の大きさのバンドルと比べて原子炉中に設置される2倍ピッチのバンドルの数を少なくできる。従って、標準の大きさの燃料バンドルに比べて、より少ない数の2倍ピッチのバンドルの間の反応度を制御するのに必要とされる制御棒の数が少なくなる。標準の大きさの燃料バンドルに比べて、より少ない数の2倍ピッチの燃料バンドルで出力が発生される。その上、燃料交換時間が、燃料バンドルの数が減るために減少する。 【0011】2倍ピッチのバンドルは、従来の燃料バンドルを用いる従来の原子炉と比べて、制御棒駆動装置の数が減少し、資本コストが実質的に削減された原子炉を提供する。しかしながら、かかるより大きなバンドルはまた、一般的に燃料組立体の実質的な再設計(例えば、2倍ピッチのバンドル設計では、燃料組立体は従来の燃料組立体の大きさのおおよそ4倍になる)を必要とする。同様に、より大きいバンドルは、一般的に炉心中により多くの寄生物質を持つことになるので、湾曲したり膨れたりよりし易くなる。その上に、部分バンドルを再配置することを実施する能力、つまり、個別の燃料バンドルを炉心の内部で再配置するかまたは個別の燃料バンドルを炉心から除去する能力が、より大きな燃料バンドルの場合は実質的に損なわれる。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】燃料組立体を実質的に設計し直す必要がなく、制御棒駆動装置の数を減らすことが望ましい。部分バンドルの再配置を実施する能力を実質的に損なうことなく、制御棒駆動装置の数を減少させることもまた望ましい。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明の実施形態において、原子炉の炉心は、複数の燃料バンドルと複数の大型制御棒とを含む。各大型制御棒は、従来の制御棒の約2倍の幅があり、中央部分から半径方向に延び、かつ互いに直角に配列される4つの制御棒ブレードを含む。ブレードは、4つの燃料バンドル受入れチャンネルを形成する。炉心は、制御棒が各受入れチャンネル中に4つの燃料バンドルを備える複数の千鳥配列に配列されるように構成される。この構成は、F格子構成として定義される。 【0014】このF格子構成においては、燃料セルは1つの大型制御棒及び16個の燃料バンドルにより形成される。制御棒の4つのブレードは、燃料セルを4つの均等な四分区画に分割する。燃料バンドルは、燃料セルの各四分区画中に4つの燃料バンドルが存在するように制御棒の周りに配列される。炉心は複数の燃料セルから形成される。千鳥配列に配置される大型制御棒を備えるF格子構成において、燃料セルの各端縁は制御棒のブレードに隣接し、かつそれにほぼ平行である。 【0015】F格子構成は、炉心の制御に必要とされる制御棒の数を結果として減らす。例えば、269の制御棒が原子炉炉心設計において用いられる場合に、F格子構成はその制御棒の数を137に減らすことができる。このことは、原子炉に必要とされる制御棒駆動装置の数の減少により、経費低減をもたらす。 【0016】F格子構成はまた、燃料バンドル組立体を設計し直す必要なしに、標準の大きさの燃料バンドルを用いることを可能にする。その上に、大型制御棒の千鳥配列構成は、大型制御棒の毒物の相対的価値を増大させる。 【0017】 【発明の実施の形態】図1は、沸騰水型原子炉圧力容器(RPV)10の部分破断断面図である。RPV10は全体として円筒形の形状を有し、1端でボトムヘッド12により、またその他端で着脱可能なトップヘッド14により閉じられる。側壁16がボトムヘッド12からトップヘッド14まで延びる。円筒形形状の炉心シュラウド20は、原子炉炉心22を囲繞する。シュラウド20は1端でシュラウド支持体24により支持されて、他端に着脱可能なシュラウドヘッド26を含む。環状空間28がシュラウド20及び側壁16の間に形成される。 【0018】核分裂性物質の燃料バンドル36を含む炉心22の内部で、熱が発生される。炉心22を通して循環して上ってくる水が、少なくとも部分的に水蒸気に変換される。気水分離器38が、循環される水から蒸気を分離する。残留水が、蒸気乾燥器40により蒸気から除去される。蒸気は、容器トップヘッド14の近傍の蒸気出口42を通してRPV10を出る。 【0019】炉心22で発生される熱量は、例えば、ハフニウムのような中性子吸収物質の制御棒44を挿入したり引き出したりすることにより調節される。制御棒44が燃料バンドル36中に挿入される程度に応じて、制御棒44は、さもなければ炉心22に熱を発生させる連鎖反応を促進するのに利用されるはずの中性子を吸収する。制御棒ガイド管46が、挿入及び引き出しの間の制御棒44の垂直方向の動きを維持する。制御棒駆動装置48が、制御棒44の挿入及び引き出しを行なう。制御棒駆動装置48はボトムヘッド12を貫通して延びる。 【0020】燃料バンドル36は、炉心22の基部に設置された炉心板50により位置合わせされる。上部ガイド52は、燃料バンドル36が炉心22中に下げられるとき、それらを位置合わせする。炉心板50及び上部ガイド52は、炉心シュラウド20により支持される。燃料バンドル36は全体として正方形の断面を有する。別の実施形態において、燃料バンドルは、断面が長方形または他の多角形にすることができる。 【0021】図2は、原子炉10の炉心22の制御棒44及び燃料バンドル36の従来の構成54の概略上面図である。制御棒44は、中央部分58から半径方向に延び、かつ互いに直角に配置された4つの制御棒ブレード56を含む。ブレード56は、制御棒44の周りに4つの燃料バンドル受入れチャンネル60を形成する。各受入れチャンネル60は、1つの燃料バンドル36を受入れる寸法に作られる。従来の構成54は、燃料バンドル36の間で規則正しい列62に配置された制御棒44を有する。この配置は正方ピッチとして知られている。配列54は、各燃料バンドル36が燃料バンドル受入れチャンネル60中に設置された状態で、各制御棒44を囲繞する4つの燃料バンドル36を含む。 【0022】制御棒44及び4つの囲繞する燃料バンドル36が、燃料セル64を形成する。制御棒ブレード56が、セル64を4つの四分区画66、68、70及び72に分割するように設置される。セル64の各四分区画66、68、70及び72は、1つの燃料バンドル36を収納する。 【0023】図3は原子炉10の炉心22のK格子構成の概略上面図である。K格子構成74は、各大型制御棒76を囲繞する4つの大型燃料バンドル80を備える千鳥配列78になった大型の制御棒76を有する。大型制御棒76は、中央部分84から半径方向に延び、かつ互いに直角に配列される4つの制御棒ブレード82を含む。ブレード82は、制御棒76の周りに4つの燃料バンドル受入れチャンネル86を形成する。各大型燃料バンドル80は、各受入れチャンネル86が1つの大型燃料バンドル80を含むように、燃料バンドル受入れチャンネル86中に設置される。 【0024】大型制御棒76は、図2に示す従来の制御棒44の幅の約1.5倍ないし2.0倍である。大型燃料バンドル80は、図2に示す従来の燃料バンドル36の幅の1.5倍ないし2.0倍である。大型制御棒76及び大型燃料バンドル80により、炉心22中で使用される制御棒の数を少なくすることが可能になる。 【0025】K格子構成74において、大型制御棒76及び4つの囲繞する大型燃料バンドル80が、燃料セル88を形成する。燃料セル88は、上述の燃料セル64と類似である。しかしながら、千鳥配列78で大型制御棒76を配置するので、大型制御棒ブレード82は、セル88の各側面90に隣接しかつそれに平行である。具体的に言えば、K格子構成74において、大型制御棒ブレード82は、セル88中の各大型燃料バンドル80の各側面92に隣接しかつそれに平行である。図2に示すように、各燃料セル64は、燃料セル64の側面に隣接しかつそれに平行な制御棒ブレードを有しない。 【0026】上述のように、最大チャンネル総合出力(つまり、最高の放射ピーキング係数)は、大型燃料バンドル80を用いることにより、従来の大きさの燃料バンドル36を装填された炉心の場合よりも大きくなる。この増大したピッチは望ましいが、大型燃料バンドル80は、往々にして望ましい部分バンドルの再配置を実施するのを著しく妨げる。さらに、大型燃料バンドル80は、標準の大きさの燃料バンドル36より大きいバンドルチャンネルを必要とし、かかるより大型のバンドルチャンネルは高価で、炉心領域により多くの寄生物質を添加し、放射線にさらされた場合に、曲がり及び湾曲に絡む問題を生じる可能性がある。 【0027】図4を参照して、本発明の1つの実施形態に従い、また上記で確認された大型燃料バンドル80に関連する問題に苦慮することなく、制御棒及び制御棒駆動装置を減少させる利点を得るために、実質的に標準の大きさの燃料バンドル36及び大型制御棒76が炉心22で用いられる。具体的に言えば、原子炉炉心22は、大型制御棒76及び従来の大きさの燃料バンドル36を含む。各大型制御棒76は、16個の従来の大きさの燃料バンドル36に対して毒物質制御を施すような寸法に作られる。従来の大きさの燃料集合体36及び大型制御棒76は、F格子構成94に配置されて、制御棒駆動装置及び制御棒の数を極力少なくするのを助ける。F格子構成94は、各大型制御棒76を囲繞する16個の従来の燃料バンドル36を備える千鳥配列96になった大型の制御棒76を有する。 【0028】図5も参照して、F格子構成94において、大型制御棒76及び16個の囲繞する従来の燃料バンドル36が、燃料セル98を形成する。制御棒ブレード82が、セル98を4つの四分区画100、102、104及び106に分割するように設置される。各四分区画100、102、104及び106は、4つの従来の燃料バンドル36を収納する。燃料セル98は全体として正方形の断面を有する。しかしながら、他の実施形態においては、燃料セル98は長方形または他の多角形の形状の断面を有することが可能であり、その場合多角形は4から12の面を有する。上述のように、大型制御棒ブレード82は、大型制御棒76の周りに4つの燃料バンドル受入れチャンネル86を形成する。各受入れチャンネルは、4つの燃料バンドル36を収納する。別の実施形態において、F格子構成は、各燃料バンドル受入れチャンネル86中に4つの燃料バンドル36より少ないかまたはそれより多い燃料バンドルを備えることができる。 【0029】図5は、1つの大型制御棒76を囲繞する16個の標準サイズの燃料バンドル36を有する1つの燃料セル98の概略ではあるが、より詳細な、上面図である。各燃料バンドル36は、その上端110から延びるハンドル108を含む。燃料バンドル36は、4つのグループ112、114、116及び118に構成され、各グループ112、114、116及び118は、2行2列の燃料バンドル36を含む。各グループ112、114、116及び118はまた、それぞれの燃料バンドル受入れチャンネル86の内側に設置される。隣接する大型制御棒76からの制御棒ブレード82は、セル98の外側面に隣接しかつそれにほぼ平行に位置する。このF格子配置94において、各受入れチャンネル86は、セル98の内側に設置される制御棒76からの2つのブレード82及び隣接する大型制御棒76からの2つのブレード82により形成される。 【0030】各グループ112、114、116及び118に関しては、チャンネルスペーサ120が、各燃料バンドル36に結合されて、隣接する燃料バンドル36から実質的に各燃料バンドル36を隔てる。その上に、ばね付き保護組立体122が、燃料バンドル36に結合されて、バンドル受入れチャンネル86の内側に燃料バンドル36を支持するのを助ける。例えば、また燃料バンドル36のグループ112のみについて言うと、4つのばね付き保護組立体122が、グループ112の内側において実質的に中心に設置されて、それぞれ燃料バンドル36の隣接する隅124に結合される。 【0031】F格子構成94は、結果として炉心22の制御に必要とされる制御棒の数を減少させることになる。例えば、269の制御棒が原子炉炉心設計に用いられる場合に、F格子構成76は、制御棒の数を137に減らすことができる。これは、原子炉に必要とされる制御棒駆動装置の数を減らすことになるために、結果として経費低減になる。 【0032】F格子構成94によりまた、燃料バンドル集合体を再設計する必要なしに、標準の大きさの燃料バンドル36の使用が可能になる。その上に、大型制御棒76の千鳥配列構成96が、大型制御棒76の毒物質の相対的価値を増大させる。 【0033】本発明を様々な特定の実施形態に関して述べてきたが、当業者には、本発明が特許請求の範囲の技術思想及び技術的範囲内の変形形態で実施することが可能であることが分るであろう。
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| 【出願人】 |
【識別番号】390041542 【氏名又は名称】ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 【氏名又は名称原語表記】GENERAL ELECTRIC COMPANY
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| 【出願日】 |
平成13年6月19日(2001.6.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100093908 【弁理士】 【氏名又は名称】松本 研一
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| 【公開番号】 |
特開2002−90488(P2002−90488A) |
| 【公開日】 |
平成14年3月27日(2002.3.27) |
| 【出願番号】 |
特願2001−184173(P2001−184173) |
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