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【発明の名称】 半導体集積回路
【発明者】 【氏名】石井 雄一郎

【氏名】宮西 篤史

【氏名】太田 賀之

【要約】 【課題】クロック信号の“H”(“L”)期間の時間長の影響を受けることなく、クロック信号に同期して動作制御信号を出力する制御部を有する半導体集積回路を得る。

【解決手段】パルス発生回路11はクロック信号CLOCKの立ち上がりをトリガとして“L”のパルス信号S11を発生する。ラッチ回路12は、“L”のパルス信号S11に基づきラッチ信号S12を“L”から“H”に変化させる。インバータG10,G11はラッチ信号S12に基づき信号XDECを出力する。パルス信号S11の“L”パルス発生が終了し、パルス信号S11が“H”に戻っても、信号READYが“H”の期間、ラッチ回路12はデータ保持状態となっており、“H”のラッチ信号S12を維持する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 クロック信号に同期して動作制御信号を生成する制御部と、前記動作制御信号に基づき動作する動作部とを備え、前記制御部は、前記クロック信号の一の所定の信号遷移にのみよってタイミング制御される前記動作制御信号を出力することを特徴とする、半導体集積回路。
【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路であって、前記制御部は、前記クロック信号を受け第1あるいは第2のレベルをとるパルス信号を発生するパルス発生回路を備え、前記パルス信号は前記クロック信号の前記一の所定の信号遷移から所定期間は第1のレベルとなり、前記制御部は、前記パルス信号を受け、前記第1のレベルの前記パルス信号に応答して前記第1のレベルに基づく信号値のラッチ信号を出力し、その後所定期間データ保持状態となり、前記パルス信号のレベルに関係なく前記ラッチ信号の信号値を保持するラッチ回路と、前記ラッチ信号に基づき前記動作制御信号を生成する制御信号生成回路とをさらに備える、半導体集積回路。
【請求項3】 請求項2記載の半導体集積回路であって、前記制御部は、前記パルス信号が前記第1のレベルを採る時、前記ラッチ信号による前記制御信号生成回路の駆動に先立って、前記ラッチ信号に応答して前記制御信号生成回路から生成される前記動作制御信号を、前記制御信号生成回路から前もって生成させる動作制御信号高速設定回路を、さらに備える半導体集積回路。
【請求項4】 請求項2記載の半導体集積回路であって、前記制御部は、前記動作制御信号に基づき補助信号を出力する補助信号出力回路をさらに備え、前記ラッチ回路は、前記補助信号が所定の信号値を採る時、前記データ保持状態を解除する、半導体集積回路。
【請求項5】 請求項4記載の半導体集積回路であって、前記制御部は、前記補助信号が前記所定の信号値を採る時、前記ラッチ信号による前記制御信号生成回路の駆動に先立って、前記ラッチ信号に応答して前記制御信号生成回路から生成される前記動作制御信号を、前記制御信号生成回路から前もって生成させる動作制御信号高速設定回路を、さらに備える半導体集積回路。
【請求項6】 請求項4記載あるいは請求項5記載の半導体集積回路であって、前記補助信号出力回路は、前記動作制御信号を受け、前記動作制御信号を遅延させた信号に基づき、前記所定の信号値の前記補助信号を出力する遅延回路を含む、半導体集積回路。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置等の半導体集積回路に関し、特にクロック同期型RAM等に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は1つの書き込み/読み出しポートからなるSRAM(SP−SRAM)の全体の概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、SP−SRAMは、ワード線ドライバ2、I/O回路3、メモリセルアレイ4、タイミング生成回路6及び遅延回路7から構成される。
【0003】メモリセルアレイ4は複数のメモリセル(図示せず)がマトリクス状に配置され、行単位に共通のワード線(図示せず)に接続され、列単位に共通のビット線対(図示せず)に接続される。ワード線ドライバ2はワード線駆動制御信号である信号XDECを受け、信号XDECが“H”(Highレベル)のとき活性状態となり、外部より得られるアドレス信号ADに基づきワード線を選択的に活性化する(開く)。
【0004】I/O回路3は内部に入出力バッファ、センスアンプ、ライトドライバ及びプリチャージ回路(いずれも図示せず)を含む回路であり、センスアンプはセンスアンプ活性化信号SEが“H”のとき活性状態となり、活性状態時にメモリセルアレイ4内の選択メモリセルより得られる読み出しデータを検知・増幅して出力データとして外部に出力し、ライトドライバはドライバ制御信号WEが“H”のとき活性状態となり、活性状態時に外部より得られる入力データに基づく書き込みデータをビット線対を介して選択メモリセルに出力し、プリチャージ回路はプリチャージ制御信号PCが“H”のとき活性状態となり、活性状態時にメモリセルアレイ4内のビット線対を所定の電位にプリチャージする。
【0005】タイミング生成回路6はクロック信号CLOCK、信号WEC及び信号READYを受け、これらの信号に基づき、制御信号である信号XDEC,信号SE,信号WE及び信号PC並びに信号DUM_XDECを出力する。
【0006】遅延回路7は信号DUM_XDECの“H”→“L”(Lowレベル)変化時から遅延時間ΔT2経過後に“L”の信号READYを出力し、“L”→“H”変化時から速やかに“H”の信号READYを出力する。なお、遅延時間ΔT2は、読み出しモード時にメモリセルアレイ4のワード線を活性状態にしてセンスアンプで読み出しデータを検知・増幅するのに要する時間、及び書き込みモード時に書き込みドライバから与えられる書き込みデータが選択メモリセルに記憶されるのに要する時間を共に満足する遅延時間に設定される。
【0007】図12は図11で示したタイミング生成回路6の内部構成を示す回路図である。同図に示すように、直列に接続されたインバータG51,G52はインバータG51の入力にクロック信号CLOCKを受ける。NANDゲートG54は一方入力にインバータG52の出力を受け、他方入力に信号READYを受ける。インバータG56は入力にNANDゲートG54の出力を受け、インバータG57は入力にインバータG56の出力を受ける。
【0008】一方、インバータG55は入力に信号READYを受け、NANDゲートG58は一方入力にインバータG55の出力を受け、他方入力にインバータG52の出力を受ける。インバータG59は入力部にNANDゲートG58の出力を受け、NORゲートG60は一方入力に信号XDECを受け、他方入力にインバータG59の出力を受ける。
【0009】また、インバータG53は入力部に信号WECを受け、NORゲートG61は一方入力に信号WECを受け、他方入力にNANDゲートG54の出力を受ける。NORゲートG62は一方入力にインバータG53の出力を受け、他方入力にNANDゲートG54の出力を受ける。直列に接続されたインバータG63,G64はインバータG63の入力にNORゲートG61の出力を受ける。直列に接続されたインバータG65,G66はインバータG65の入力部にNORゲートG62の出力を受ける。
【0010】そして、インバータG57の出力がプリチャージ制御信号PCとして、インバータG56の出力が信号XDECとして、NORゲートG60の出力が信号DUM_XDECとして、インバータG64の出力がセンスアンプ活性化信号SEとして、インバータG66の出力がドライバ制御信号WEとしてそれぞれ出力される。
【0011】図13は図12で示したタイミング生成回路6の生成動作を示すタイミング図である。以下、同図を参照してタイミング生成回路6の動作を説明する。
【0012】まず、初期状態では信号XDECが“L”、信号READYが“H”、信号DUM_XDECが“H”に設定されている。また、ここでは、書き込み制御信号WECが“L”で読み出しモードであるとする。読み出しモードではドライバ制御信号WEが“L”固定される。
【0013】上記初期状態で、クロック信号CLOCKが“H”に立ち上がると、信号READYが“H”であるため、クロック信号CLOCKの“H”立ち上がりをトリガとして信号XDECが“H”に変化する(変化CH11)。
【0014】変化CH11と同時に、プリチャージ制御信号PCが“L”に、信号DUM_XDECが“L”に立ち下がり、センスアンプ活性化信号SEがH”に立ち上がる。
【0015】信号XDECが“H”になると、ワード線ドライバ2が活性状態となり、外部から得られるアドレス信号ADに基づきワード線を選択的に駆動(活性状態に)する。
【0016】同時に、プリチャージ制御信号PCは“L”のためプリチャージ回路は非活性状態となり、センスアンプ活性化信号SEが“H”のためセンスアンプが活性状態となり選択メモリセルからの読み出しデータが検知・増幅された出力データとして外部に出力されることにより読み出し動作が開始される。
【0017】そして、信号XDECの立ち上がり(信号DUM_XDECの立ち下がり)から遅延時間ΔT2経過後に信号READYが“L”に立ち下がる(変化CH12)。
【0018】信号READYの“L”立ち下がりをトリガとして信号XDECが“L”に立ち下がる(変化CH13)。同時に、プリチャージ制御信号PCは“H”に立ち上がり、センスアンプ活性化信号SEが“L”に立ち下がる。
【0019】信号XDECが“L”になってワード線ドライバ2が非活性状態となり全てのワード線の駆動が停止し、センスアンプ活性化信号SEが“L”となってセンスアンプが非活性状態となることにより、読み出し動作が終了する。一方、プリチャージ制御信号PCが“H”となることによりビット線対へのプリチャージ動作が再開する。
【0020】なお、信号READYが“L”のため、信号XDECが“L”に立ち下がっても信号DUM_XDECは“L”を維持する。
【0021】その後、クロック信号CLOCKは“L”に立ち下がると、クロック信号CLOCKの“L”立ち下がりをトリガとして信号DUM_XDECが“H”に立ち上がる(変化CH14)。
【0022】さらに、信号DUM_XDECの“H”立ち上がり後、速やかに信号READYが“H”に立ち上がる(変化CH15)。その結果、信号XDECが“L”、信号READY及び信号DUM_XDECが“H”の初期状態に戻る。以降、クロック信号CLOCKに同期して上述した動作が繰り返される。
【0023】このように、タイミング生成回路6は、動作制御信号である信号XDEC、プリチャージ制御信号PC及びセンスアンプ活性化信号SEを生成することにより、読み出し動作のタイミング制御が行える。
【0024】なお、信号WECを“H”にすれば書き込みモードとなり、タイミング生成回路6は、“L”固定のセンスアンプ活性化信号SE、読み出しモード時のセンスアンプ活性化信号SEの信号変化と同じ変化のドライバ制御信号WE、読み出しモード時と同じ信号変化の信号XDEC及びプリチャージ制御信号PCは生成することにより、書き込み動作のタイミング制御を実行することができる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】従来のタイミング生成回路6は以上のように、論理にクロックを組み合わせた回路構成をしているため、タイミング生成回路6から生成される制御信号(XDEC,WE,SE,PC)の生成タイミングが、クロック信号CLOCKの“H”(“L”)期間の時間長の制約を受けてしまい、RAMの動作を高速化を妨げてしまうという問題点があった。
【0026】例えば、図13の信号変化CH11後の信号XDECが“H”、信号READYが“H”で、ワード線が駆動されデータの読み出し(書き込み)が行われている期間に、クロック信号CLOCKが“L”に立ち下がると、信号XDECが“L”に立ち下がってしまうため、ワード線の駆動が強制終了されてしまい、データの読み出し(書き込み)に失敗する。したがって、少なくとも信号READYの立ち下がりをトリガとして信号XDECが立ち下がるまでは、クロック信号CLOCKは“H”を維持する必要がある。
【0027】この発明は上記問題点を解決するためになされたもので、例えば、RAMのメモリセルアレイ、ワード線ドライバ、及びI/O回路等の動作部に動作制御信号をクロック信号に同期して生成し、この際、クロック信号の“H”(“L”)期間の時間長の影響を受けない制御部を有する半導体集積回路を得ることを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1記載の半導体集積回路は、クロック信号に同期して動作制御信号を生成する制御部と、前記動作制御信号に基づき動作する動作部とを備え、前記制御部は、前記クロック信号の一の所定の信号遷移にのみよってタイミング制御される前記動作制御信号を出力している。
【0029】また、請求項2の発明は、請求項1記載の半導体集積回路であって、前記制御部は、前記クロック信号を受け第1あるいは第2のレベルをとるパルス信号を発生するパルス発生回路を備え、前記パルス信号は前記クロック信号の前記一の所定の信号遷移から所定期間は第1のレベルとなり、前記パルス信号を受け、前記第1のレベルの前記パルス信号に応答して前記第1のレベルに基づく信号値のラッチ信号を出力し、その後所定期間データ保持状態となり、前記制御部は、前記パルス信号のレベルに関係なく前記ラッチ信号の信号値を保持するラッチ回路と、前記ラッチ信号に基づき前記動作制御信号を生成する制御信号生成回路とをさらに備える。
【0030】また、請求項3の発明は、請求項2記載の半導体集積回路であって、前記制御部は、前記パルス信号が前記第1のレベルを採る時、前記ラッチ信号による前記制御信号生成回路の駆動に先立って、前記ラッチ信号に応答して前記制御信号生成回路から生成される前記動作制御信号を、前記制御信号生成回路から前もって生成させる動作制御信号高速設定回路を、さらに備えている。
【0031】また、請求項4の発明は、請求項2記載の半導体集積回路であって、前記制御部は、前記動作制御信号に基づき補助信号を出力する補助信号出力回路をさらに備え、前記ラッチ回路は、前記補助信号が所定の信号値を採る時、前記データ保持状態を解除する。
【0032】また、請求項5の発明は、請求項4記載の半導体集積回路であって、前記制御部は、前記補助信号が前記所定の信号値を採る時、前記ラッチ信号による前記制御信号生成回路の駆動に先立って、前記ラッチ信号に応答して前記制御信号生成回路から生成される前記動作制御信号を、前記制御信号生成回路から前もって生成させる動作制御信号高速設定回路を、さらに備えている。
【0033】さらに、請求項6の発明は、請求項4あるいは請求項5記載の半導体集積回路であって、前記補助信号出力回路は、前記動作制御信号を受け、前記動作制御信号を遅延させた信号に基づき、前記所定の信号値の前記補助信号を出力する遅延回路を含んでいる。
【0034】
【発明の実施の形態】<実施の形態1>図1はこの発明の実施の形態1のRAM(半導体集積回路)の構成を示すブロック図である。
【0035】同図に示すように、タイミング生成回路1はクロック信号CLOCK、書き込み制御信号WEC及び信号READY(補助信号)を受け、これらの信号に基づき、動作制御信号である信号XDEC,信号SE,信号WE及び信号PCを出力する。
【0036】遅延回路5は信号XDECの“L”→“H”変化時から遅延時間ΔT1経過後に“L”の信号READYを出力し、“H”→“L”変化時から速やかに“H”の信号READYを出力する。なお、遅延時間ΔT1は読み出しモード時にメモリセルアレイ4のワード線を選択的に活性状態にしてセンスアンプで読み出しデータを検知・増幅するのに要する時間、及び書き込みモード時に書き込みドライバから与えられる書き込みデータが選択メモリセルに記憶されるのに要する時間を共に満足する遅延時間に設定される。
【0037】これらタイミング生成回路1及び遅延回路5が動作制御信号を生成する制御部を構成する。一方、動作部であるワード線ドライバ2、I/O回路3、及びメモリセルアレイ4は、図11で示した従来と同様であるため説明を省略する。但し、I/O回路3内のプリチャージ回路は従来例と異なり“L”アクティブである。
【0038】図2は図1で示した遅延回路5の一構成例を示す回路図である。同図に示すように、NANDゲート22は一方入力に遅延線21を介して信号XDECを受け、他方入力に信号XDECを直接受ける。ここで、遅延線21による遅延時間を遅延時間ΔT1に設定すれば、遅延回路5は上述の遅延動作を実行することになる。ただし、NANDゲート22による信号伝播遅延時間を無視する。
【0039】図3は図1で示したタイミング生成回路1の内部構成を示す回路図である。同図に示すように、タイミング生成回路1はパルス発生回路11、ラッチ回路12、高速化パス回路13及び制御信号生成回路14と信号レベル調整用のインバータG10,G11から構成される。
【0040】パルス発生回路11は、インバータG1〜G5,G7及びNORゲートG6から構成され、インバータG1〜G4は直列に接続され、インバータG1の入力にクロック信号CLOCKを受ける。インバータG5の入力にクロック信号CLOCKを受ける。NORゲートG6は一方入力にインバータG4の出力を受け、他方入力にインバータG5の出力を受ける。インバータG7の入力にNORゲートG6の出力を受ける。インバータG7の出力がパルス信号S11としてラッチ回路12に出力され、NORゲートG6の出力が事前パルス信号SP11として高速化パス回路13に出力される。したがって、事前パルス信号SP11はパルス信号S11の反転信号となる。
【0041】ラッチ回路12は、NANDゲートG8,G9から構成され、NANDゲートG8は一方入力にパルス信号S11を受け、他方入力にNANDゲートG9の出力を受ける。NANDゲートG9は一方入力にNANDゲートG8の出力を受け、他方入力に信号READYを受ける。NANDゲートG8の出力がラッチ回路12のラッチ信号S12となる。
【0042】高速化パス回路13はNMOSトランジスタQ1,PMOSトランジスタQ2から構成され、ラッチ信号S12をインバータG10を介してノードN13に受ける。NMOSトランジスタQ1はソースが接地され、ドレインがノードN13に接続され、ゲートに事前パルス信号SP11を受ける。PMOSトランジスタQ2はソースが電源に接続され、ドレインがノードN13に接続され、ゲートに信号READYを受ける。高速化パス回路13のノードN13より得られる信号がインバータG11を介して信号XDECとして出力される。
【0043】制御信号生成回路14は、インバータG12,G13,G17〜G19、NANDゲートG14〜G16から構成される。インバータG12の入力は高速化パス回路13のノードN13に接続され、インバータG13の入力は信号WECを受ける。NANDゲートG14の一方入力はインバータG12の出力を受け、他方入力は信号READYを受ける。3入力のNANDゲートG15は第1入力にインバータG12の出力を受け、第2入力に信号READYを受け、第3入力にインバータG13の出力を受ける。3入力のNANDゲートG16は第1入力にインバータG12の出力を受け、第2入力に信号READYを受け、第3入力に信号READYを受ける。
【0044】インバータG17〜G19の入力はNANDゲートG14〜G16の出力を受け、これらインバータG17,G18及びG19の出力信号がプリチャージ制御信号PC、センスアンプ活性化信号SE及びドライバ制御信号WEとなる。
【0045】図4は図3で示した実施の形態1のタイミング生成回路の制御信号生成動作を示すタイミング図である。以下、同図を参照して実施の形態1のタイミング生成回路の動作を説明する。
【0046】まず、初期状態では信号XDECが“L”(ラッチ信号S12が“L”)、信号READYが“H”に設定されている。また、ここでは、書き込み制御信号WECが“L”で読み出しモードあるとする。読み出しモードではドライバ制御信号WEが“L”固定される。
【0047】上記初期状態で、クロック信号CLOCKが“H”に立ち上がると、この立ち上がりをトリガとして、パルス信号S11は期間t1“L”になるパルスを発生する(変化CH1)。同時に事前パルス信号SP11が期間t1“H”になるパルスを発生する(図4では図示せず)。上記した期間t1はインバータG1〜G4の信号伝播時間からインバータG5の信号伝播時間を差し引いた時間に相当する。
【0048】事前パルス信号SP11の“H”のパルスがNMOSトランジスタQ1のゲートに印加されるとNMOSトランジスタQ1はオンし、ノードN13が速やかに“L”に設定されることにより、信号XDECが“H”に立ち上がる(変化CH2)。
【0049】これと並行して、“L”のパルス信号S11を受けたラッチ回路12は、パルス信号S11をラッチし、“L”のパルス信号S11に基づきラッチ信号S12を“L”から“H”に変化させる。その結果、ラッチ信号S12がインバータG10,G11を介して得られる信号XDECは“H”で安定する。すなわち、インバータG10,G11は信号XDEC用の制御信号生成回路として機能する。
【0050】一方、ノードN13が“L”設定されると、プリチャージ制御信号PC及びセンスアンプ活性化信号SEが“H”に立ち上がる。
【0051】パルス信号S11の“L”パルス発生が終了し、パルス信号S11が“H”に戻っても、信号READYが“H”のため、ラッチ回路12はデータ保持状態となっており、“H”のラッチ信号S12を維持する。
【0052】信号XDECが“H”になると、ワード線ドライバ2が活性状態となり、外部から得られるアドレス信号ADに基づきワード線を選択的に駆動(活性状態に)する。
【0053】同時に、プリチャージ制御信号PCは“H”のためプリチャージ回路は非活性状態となり、センスアンプ活性化信号SEが“H”のためセンスアンプが活性状態となり、選択メモリセルからの読み出しデータが検知・増幅された出力データとして外部に出力されることにより読み出し動作が開始される。
【0054】そして、遅延回路5によって、信号XDECの立ち上がりから遅延時間ΔT1経過後に信号READYが“L”に立ち下がる(変化CH3)。
【0055】信号READYの“L”立ち下がりをトリガとして、プリチャージ制御信号PC及びセンスアンプ活性化信号SEが“L”に立ち下がる。
【0056】信号READYの“L”がPMOSトランジスタQ2のゲートに印加されるとPMOSトランジスタQ2はオンし、ノードN13が速やかに“H”に設定されることにより、信号XDECが“L”に立ち下がる(変化CH4)。
【0057】これと並行して、信号READYの“L”立ち下がりによってラッチ回路12のデータ保持状態が解除され、“H”のパルス信号S11に基づきラッチ信号S12が“L”に立ち下がり、その結果、信号XDECが“L”で安定する。
【0058】したがって、信号XDECが“L”になってワード線ドライバ2が非活性状態となり全てのワード線の駆動が停止し、センスアンプ活性化信号SEが“L”となってセンスアンプが非活性状態となることにより、読み出し動作が終了する。一方、プリチャージ制御信号PCが“L”となることによりビット線対へのプリチャージ動作が再開する。
【0059】信号XDECの立ち下がりから速やかに信号READYが“H”に立ち上がる(変化CH5)。信号READYが“H”に戻っても、パルス信号S11が“H”のため、ラッチ回路12はデータ保持状態となり、“L”のラッチ信号S12を維持する。したがって、信号XDECは“L”を維持する。すなわち、信号XDECが“L”、信号READYが“H”の初期状態に戻る。以降、クロック信号CLOCKに“H”立ち上がりに同期して上述した動作が繰り返される。
【0060】このように、タイミング生成回路1は、動作制御信号である信号XDEC、プリチャージ制御信号PC及びセンスアンプ活性化信号SEを生成することにより、読み出し動作のタイミング制御が行える。
【0061】なお、信号WECを“H”にすれば書き込みモードとなり、タイミング生成回路1は、“L”固定のセンスアンプ活性化信号SE、読み出しモード時のセンスアンプ活性化信号SEの信号変化と同じ変化のドライバ制御信号WE、読み出しモード時と同じ信号変化の信号XDEC及びプリチャージ制御信号PCを生成することにより、書き込み動作のタイミング制御を実行することができる。
【0062】このように、実施の形態1のタイミング生成回路1は、クロック信号CLOCKの立ち上がりエッジのみに依存して動作制御信号(信号XDEC,PC,SE,WE)を生成しているため、クロック信号CLOCKの“H”,“L”の時間長の影響を全く受けない。
【0063】したがって、クロック信号CLOCKの全期間をRAMの動作に使用できるため、RAMの高速動作を効果的に実現することができる。
【0064】また、ワード線駆動制御信号XDECは一般に負荷が大きく駆動するのに時間を要するが、実施の形態1では、高速化パス回路13によって、パルス信号S11の“L”立ち下がり(事前パルス信号SP11の“H”立ち上がり)をトリガとして高速に信号XDECを“H”に立ち上げるとともに、信号READYの“L”立ち下がりをトリガとして高速に信号XDECを“L”に立ち下げている。以下、この点を詳述する。
【0065】高速化パス回路13によって、クロック信号CLOCKの“H”立ち上がりから信号XDECの“H”立ち上がりに寄与する信号伝播インバータ相当数は、4個(インバータG5,NORゲートG6、NMOSトランジスタQ1及びインバータG11)と少ないため、クロック信号CLOCKの立ち上がりをトリガとしてして高速に信号XDECを“H”に立ち上げることができる。
【0066】なお、しかる後、事前パルス信号SP11が“L”に立ち下がるとNMOSトランジスタQ1がオフ状態となって高速化パス回路13による信号XDECの“H”駆動は終了するが、以降はラッチ回路12のラッチ信号S12(“H”)によって信号XDECは“H”を安定維持することができるため、何ら支障は生じない。
【0067】一方、高速化パス回路13によって、信号READYの“L”立ち下がりから信号XDECの“L”立ち下がりに寄与する信号伝播インバータ相当数は、2個(PMOSトランジスタQ2及びインバータG11)と少ないため、信号READYの立ち下がりをトリガとして高速に信号XDECを“L”に立ち下げることができる。
【0068】なお、しかる後、信号READYが“H”に立ち上がるとPMOSトランジスタQ2がオフ状態となって高速化パス回路13による信号XDECの“L”駆動は終了するが、以降はラッチ回路12のラッチ信号S12(“L”)によって信号XDECは“L”を安定維持することができるため、何ら支障は生じない。
【0069】このように、信号値高速設定回路である高速化パス回路13によって信号XDECの“H”,“L”切り替えを高速に行うことにより、RAMの高速動作がより一層促進される。
【0070】なお、実施の形態1ではカレントミラー型センスアンプを用いたRAMの例を示した。この場合、センスアンプ活性化信号SEの“H”期間で、センスアンプが活性化される。その他のセンスアンプ、例えばラッチ型センスアンプなどは、センスアンプ活性化信号SEの立ち下がりエッジをトリガとして活性化されるが、本発明はそれらカレントミラー型以外のセンスアンプを用いたRAMについても有効である。
【0071】<実施の形態2>図5はこの発明の実施の形態2であるRAM内のタイミング生成回路の内部構成を示す回路図である。なお、全体構成はタイミング生成回路を除いて図1で示した実施の形態1と同様である。
【0072】同図に示すように、タイミング生成回路1はパルス発生回路15、ラッチ回路12、高速化パス回路13及び制御信号生成回路14と信号レベル調整用のインバータG10,G11から構成される。
【0073】パルス発生回路15は、インバータG21〜G23,G25及びNORゲートG24から構成され、インバータG21〜G23は直列に接続され、インバータG21の入力にクロック信号CLOCKを受ける。NORゲートG24は一方入力にインバータG3の出力を受け、他方入力にクロック信号CLOCKを受ける。インバータG5の入力にNORゲートG24の出力を受ける。インバータG25の出力がパルス信号S15としてラッチ回路12に出力され、NORゲートG24の出力が事前パルス信号SP15として高速化パス回路13に出力される。
【0074】ラッチ回路12、高速化パス回路13及び制御信号生成回路14は図3で示した実施の形態1と同様であるため、説明は省略する。但し、ラッチ回路12にはパルス信号S11に代わってパルス信号S15が付与され、高速化パス回路13には事前パルス信号SP11に代わって事前パルス信号SP15が付与される。
【0075】図6は実施の形態2のタイミング生成回路の制御信号生成動作を示すタイミング図である。以下、同図を参照して、実施の形態2のタイミング生成回路の動作を説明する。
【0076】まず、初期状態では、実施の形態1と同様、信号XDECが“L”、信号READYが“H”に設定されている。
【0077】上記初期状態で、クロック信号CLOCKが“L”に立ち下がると、この立ち下がりをトリガとして、パルス信号S15は期間t2“L”になるパルスを発生する(変化CH1)。同時に事前パルス信号SP15が期間t2“H”になるパルスを発生する(図6では図示せず)。上記した期間t2はインバータG21〜G23の信号伝播時間に相当する。
【0078】事前パルス信号SP15の“H”のパルスがNMOSトランジスタQ1のゲートに印加されるとNMOSトランジスタQ1はオンし、ノードN13が速やかに“L”に設定されることにより、信号XDECが“H”に立ち上がる(変化CH2)。
【0079】これと並行して、“L”のパルス信号S15を受けたラッチ回路12は、パルス信号S15をラッチし、“L”のパルス信号S15に基づきラッチ信号S12を“L”から“H”に変化させる。その結果、ラッチ信号S12がインバータG10,G11を介して得られる信号XDECは“H”で安定維持する。
【0080】以降、パルス信号S11,事前パルス信号SP11がパルス信号S15,事前パルス信号SP15に置き換わった点を除き、図4で示した実施の形態1と同様の動作が行われる。
【0081】このように、実施の形態2のタイミング生成回路は、クロック信号CLOCKの立ち下がりエッジのみに依存して動作制御信号(信号XDEC,PC,SE,WE)を生成し、実施の形態1と同等の効果を奏する。
【0082】<実施の形態3>図7はこの発明の実施の形態3であるRAM内のタイミング生成回路の内部構成を示す回路図である。なお、全体構成はタイミング生成回路を除いて図1で示した実施の形態1と同様である。
【0083】同図に示すように、タイミング生成回路1はパルス発生回路16、ラッチ回路17、高速化パス回路13及び制御信号生成回路14と信号レベル調整用のインバータG11,G40から構成される。
【0084】パルス発生回路16は、インバータG31〜G35及びNORゲートG36から構成され、インバータG31〜G34は直列に接続され、インバータG31の入力にクロック信号CLOCKを受ける。インバータG35の入力にクロック信号CLOCKを受ける。NORゲートG36は一方入力にインバータG34の出力を受け、他方入力にインバータG35の出力を受ける。NORゲートG36の出力がパルス信号S16としてラッチ回路17及び高速化パス回路13に出力される。
【0085】ラッチ回路17は、NORゲートG38,G39から構成され、NORゲートG38は一方入力にパルス信号S16を受け、他方入力にNORゲートG39の出力を受ける。NORゲートG39は一方入力にNORゲートG38の出力を受け、他方入力にインバータG40を介して得られる信号READYの反転信号を受ける。NORゲートG38の出力がラッチ回路17のラッチ信号S17となる。
【0086】高速化パス回路13及び制御信号生成回路14は図3で示した実施の形態1と同様であるため、説明は省略する。但し、高速化パス回路13には事前パルス信号SP11に代わってパルス信号S16が付与される。
【0087】図8は実施の形態3のタイミング生成回路の制御信号生成動作を示すタイミング図である。以下、同図を参照して、実施の形態3のタイミング生成回路の動作を説明する。
【0088】まず、初期状態では、実施の形態1と同様、信号XDECが“L”(ラッチ信号S17が“H”)、信号READYが“H”に設定されている。
【0089】上記初期状態で、クロック信号CLOCKが“H”に立ち上がると、この立ち上がりをトリガとして、パルス信号S16は期間t3“H”になるパルスを発生する(変化CH1)。上記した期間t3はインバータG31〜G34の信号伝播時間からインバータG35の信号伝播時間を差し引いた時間に相当する。
【0090】パルス信号S16の“H”のパルスがNMOSトランジスタQ1のゲートに印加されるとNMOSトランジスタQ1はオンし、ノードN13が速やかに“L”に設定されることにより、信号XDECが“H”に立ち上がる(変化CH2)。
【0091】これと並行して、“H”のパルス信号S16を受けたラッチ回路17は、パルス信号S16をラッチし、“H”のパルス信号S16に基づきラッチ信号S17を“H”から“L”に変化させる。その結果、ラッチ信号S17がインバータG11を介して得られる信号XDECは“H”で安定維持する。
【0092】一方、ノードN13が“L”設定されると、プリチャージ制御信号PC及びセンスアンプ活性化信号SEが“H”に立ち上がる。
【0093】パルス信号S16の“H”パルス発生が終了し、パルス信号S16が“L”に戻っても、信号READYが“H”(インバータG40の出力が“L”)のため、ラッチ回路17はデータ保持状態となり、“L”のラッチ信号S17を維持する。
【0094】そして、遅延回路5によって、信号XDECの立ち上がりから遅延時間ΔT1経過後に信号READYが“L”に立ち下がる(変化CH3)。
【0095】信号READYの“L”立ち下がりをトリガとして、プリチャージ制御信号PC及びセンスアンプ活性化信号SEが“L”に立ち下がる。
【0096】一方、信号READYの“L”がPMOSトランジスタQ2のゲートに印加されるとPMOSトランジスタQ2はオンし、ノードN13が速やかに“H”に設定されることにより、信号XDECが“L”に立ち上がる(変化CH4)。
【0097】これと並行して、信号READYの“L”立ち下がりによってラッチ回路17のデータ保持状態が解除され、“L”のパルス信号S16に基づきラッチ信号S17が“H”に立ち上がり、その結果、信号XDECが“L”を安定維持する。
【0098】信号XDECの立ち下がりから速やかに信号READYが“H”に立ち上がる(変化CH5)。信号READYが“H”に戻っても、パルス信号S16が“L”のため、ラッチ回路17はデータ保持状態となり、“H”のラッチ信号S17を維持する。したがって、信号XDECは“L”を維持する。すなわち、信号XDECが“L”、信号READYが“H”の初期状態に戻る。以降、クロック信号CLOCKに“H”立ち上がりに同期して上述した動作が繰り返される。
【0099】このように、実施の形態3のタイミング生成回路は、NORゲートからなるラッチ回路17を用い、クロック信号CLOCKの立ち上がりエッジのみに依存して制御信号(信号XDEC,PC,SE,WE)を生成し、実施の形態1と同様の効果を奏する。
【0100】<実施の形態4>図9はこの発明の実施の形態4であるRAM内のタイミング生成回路の内部構成を示す回路図である。なお、全体構成はタイミング生成回路を除いて図1で示した実施の形態1と同様である。
【0101】同図に示すように、タイミング生成回路1はパルス発生回路18、ラッチ回路17、高速化パス回路13及び制御信号生成回路14と信号レベル調整用のインバータG11,G40から構成される。
【0102】パルス発生回路18は、インバータG41〜G43及びNORゲートG44から構成され、インバータG41〜G43は直列に接続され、インバータG41の入力にクロック信号CLOCKを受ける。NORゲートG44は一方入力にインバータG43の出力を受け、他方入力にクロック信号CLOCKを受ける。NORゲートG44の出力がパルス信号S18としてラッチ回路17及び高速化パス回路13に出力される。
【0103】ラッチ回路17、高速化パス回路13及び制御信号生成回路14は図7で示した実施の形態3と同様であるため、説明は省略する。但し、ラッチ回路17及び高速化パス回路13はパルス信号S16に代わってパルス信号S18が付与される。
【0104】図10は実施の形態4のタイミング生成回路の制御信号生成動作を示すタイミング図である。以下、同図を参照して、実施の形態4のタイミング生成回路の動作を説明する。
【0105】まず、初期状態では、実施の形態3と同様、信号XDECが“L”、信号READYが“H”に設定されている。
【0106】上記初期状態で、クロック信号CLOCKが“L”に立ち下がると、この立ち下がりをトリガとして、パルス信号S18は期間t4“H”になるパルスを発生する(変化CH1)。上記した期間t4はインバータG41〜G43の信号伝播時間に相当する。
【0107】パルス信号S18の“H”のパルスがNMOSトランジスタQ1のゲートに印加されるとNMOSトランジスタQ1はオンし、ノードN13が速やかに“L”に設定されることにより、信号XDECが“H”に立ち上がる(変化CH2)。
【0108】これと並行して、“H”のパルス信号S18を受けたラッチ回路17は、パルス信号S18をラッチし、“H”のパルス信号S18に基づきラッチ信号S17を“H”から“L”に変化させる。その結果、ラッチ信号S17がインバータG11を介して得られる信号XDECは“H”で安定する。
【0109】以降、パルス信号S16がパルス信号S18に置き換わった点を除き、図8で示した実施の形態1と同様の動作を行う。
【0110】このように、実施の形態4のタイミング生成回路1は、NORゲートからなるラッチ回路17を用い、クロック信号CLOCKの立ち下がりエッジのみに依存して制御信号(信号XDEC,PC,SE,WE)を生成し、実施の形態1と同様の効果を奏する。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、この発明における請求項1記載の半導体集積回路の制御部は、クロック信号の一の所定の信号遷移にのみよってタイミング制御される動作制御信号を出力することにより、クロック信号の信号レベル維持期間の制約を受けない動作制御信号を出力することにができるため、動作部を高速に動作させることができる。
【0112】この発明における請求項2記載の半導体集積回路の制御部のラッチ回路は、クロック信号の一の所定の信号遷移から所定期間は第1のレベルとなるパルス信号を受け、第1のレベルのパルス信号を無条件に取り込んで第1のレベルに基づく信号値のラッチ信号を出力し、その後所定期間データ保持状態となり、パルス信号の信号値に関係なくラッチ信号の信号値を保持している。
【0113】したがって、制御信号生成回路から、クロック信号の一の所定の信号遷移のみに依存したタイミングで、ラッチ信号の信号値に基づく動作制御信号を生成することができる。
【0114】請求項3記載の半導体集積回路の動作制御信号高速設定回路は、パルス信号が第1のレベルを採る時、ラッチ信号による制御信号生成回路の駆動に先立って、ラッチ信号に応答して制御信号生成回路から生成される動作制御信号を、制御信号生成回路から前もって生成させるため、クロック信号の一の所定の信号遷移時(パルス信号の第2のレベルから第1のレベルへの変化時)をトリガとして高速に動作制御信号の信号値を設定することができる。
【0115】請求項4記載の半導体集積回路のラッチ回路は、補助信号が所定の信号値を採る時、データ保持状態を解除するため、補助信号によって、第1のレベルに基づく信号値のラッチ信号の出力終了タイミングを制御することができる。
【0116】請求項5記載の半導体集積回路の動作制御信号高速設定回路は、補助信号が所定の信号値を採る時に、ラッチ信号による制御信号生成回路の駆動に先立って、ラッチ信号に応答して制御信号生成回路から生成される動作制御信号を、制御信号生成回路から前もって生成させるため、補助信号の所定の信号値への信号変化時をトリガとして高速に動作制御信号の信号値を設定することができる。
【0117】請求項6記載の半導体集積回路の遅延回路は、動作制御信号を遅延させた信号に基づき所定の信号値の補助信号を出力するため、所定レベルの補助信号の出力タイミングを動作制御信号の信号変化に依存させて設定することができる。
【出願人】 【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
【出願日】 平成12年8月8日(2000.8.8)
【代理人】 【識別番号】100089233
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 茂明 (外2名)
【公開番号】 特開2002−56680(P2002−56680A)
【公開日】 平成14年2月22日(2002.2.22)
【出願番号】 特願2000−239406(P2000−239406)