| 【発明の名称】 |
データ検索方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】佐々木 功昌
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| 【要約】 |
【課題】メインデータ内の画像データ,オーディオデータ及びテキストデータの相互にわたる検索を可能にする。
【解決手段】メインデータ及び当該メインデータを管理する管理データを記憶する記憶媒体からメインデータ内のデータを検索するにあたり、上記管理データはメインデータ内の複数のデータの各々に対応するデータ群管理ブロック1を有し、各データ群管理ブロック1は複数の項目データ3を有し、各項目データ3は少なくとも項目名データと画像データ,オーディオデータ及びテキストデータのいずれかへのポインタ情報4〜6を含むものとし、上記データに対応するデータ群管理ブロック1を読み出し、複数の項目名データを表示し、表示した項目名データから選択された項目データ3のポインタ情報4〜6により上記メインデータ内からデータを検索して出力し、上記出力されたデータに対応するデータ群管理ブロック1をさらに読み出すことにより、上記メインデータ内の画像データ,オーディオデータ及びテキストデータを繰り返し検索可能とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 メインデータ及び当該メインデータを管理する管理データを記憶する記憶媒体からメインデータ内のデータを検索するデータ検索方法において、上記管理データは、上記メインデータ内の複数のデータの各々に対応するデータ群管理ブロックを有するとともに、各々の上記データ群管理ブロックは、複数の項目データを有し、さらに、各々の項目データは、少なくとも項目名データと、画像データ,オーディオデータ及びテキストデータのうちのいずれかへのポインタ情報を含み、上記データに対応するデータ群管理ブロックを読み出すデータ群管理ブロック読み出しステップと、上記複数の項目データの項目名データを表示する表示ステップと、上記表示される複数の項目名データから選択された項目データが有するポインタ情報により上記メインデータ内からデータを検索する検索ステップと、上記検索されたデータを出力する出力ステップとを備え、上記出力されたデータに対応するデータ群管理ブロックをさらに読み出すことにより、上記メインデータ内の画像データ,オーディオデータ及びテキストデータを繰り返し検索可能なデータ検索方法。 【請求項2】 上記項目データは、表示画面上に表示する上記項目名データの表示位置データを有し、上記ポインタ情報は、上記項目データに対応する上記メインデータ内のアドレスを示すアドレスデータであって、上記表示ステップにおいて、上記表示位置データに対応する位置に上記項目名データを表示し、上記検索ステップにおいて、上記アドレスデータにより上記メインデータ内からデータを検索することを特徴とする請求項1記載のデータ検索方法。 【請求項3】 上記各データ群管理ブロックは、上記データ群管理ブロックの開始を示すデータ群管理ブロック開始識別子と、上記データ群管理ブロックの終了を示すデータ群管理ブロック終了識別子と、上記データ群管理ブロック開始識別子とデータ群管理ブロック終了識別子との間に、上記複数の項目データを有し、上記各項目データは、上記項目データの開始を示す項目データ開始識別子と、上記項目データの終了を示す項目データ終了識別子と、上記項目データ開始識別子と項目データ終了識別子との間に配される上記表示位置データ及び項目データと、上記アドレスデータとを有し、上記データ群管理ブロック読み出しステップにおいて、上記データ群管理ブロックのデータ群管理ブロック開始識別子及びデータ群管理ブロック終了識別子を検出し、上記表示ステップにおいて、上記データ群管理ブロックのデータ群管理ブロック開始識別子とデータ群管理ブロック終了識別子との間にある上記項目データの項目データ開始識別子及び項目データ終了識別子を検出し、検出される上記項目データの項目データ開始識別子と項目データ終了識別子との間にある項目名データに基づいて上記項目名データを表示することを特徴とする請求項2記載のデータ検索方法。 【請求項4】 上記各データ群管理ブロックは、上記データ群管理ブロック開始識別子とデータ群管理ブロック終了識別子との間に、画像データのポインタ情報である画像データポインタ情報を有し、上記画像データポインタ情報は、画像データポインタ情報の開始を示す画像データポインタ情報開始識別子と、上記画像データポインタ情報の終了を示す画像データポインタ情報終了識別子と、上記画像データポインタ情報開始識別子と画像データポインタ情報終了識別子との間に配される上記画像データの再生方法に関連する画像再生データと、上記画像データに対応する上記メインデータ内のアドレスを示すアドレスデータとを有し、上記データ群管理ブロック読み出しステップは、上記データ群管理ブロックのデータ群管理ブロック開始識別子及びデータ群管理ブロック終了識別子を検出するブロック識別子検出処理ステップと、上記ブロック識別子検出ステップにより検出される上記データ群管理ブロックのデータ群管理ブロック開始識別子とデータ群管理ブロック終了識別子との間にある上記画像データポインタ情報の画像データポインタ情報開始識別子及び画像データポインタ情報終了識別子を検出する画像識別子検出処理ステップと、上記画像識別子検出処理ステップにより検出される上記画像データポインタ情報の画像データポインタ情報開始識別子と画像データポインタ情報終了識別子の間にある画像再生データの再生識別番号に対応する画像管理テーブルに基づいて、上記画像データポインタ情報に対応する画像データを再生する画像再生処理ステップとを有し、上記表示ステップは、上記データ群管理ブロックのデータ群管理ブロック開始識別子とデータ群管理ブロック終了識別子との間にある上記項目データの項目データ開始識別子及び項目データ終了識別子を検出する項目データ識別子検出処理ステップと、上記項目データ識別子検出処理ステップにより検出される上記項目データの項目データ開始識別子と項目データ終了識別子との間にある項目名データに基づいて上記画像再生処理ステップで再生された画像データに重ねて項目名を表示する項目名表示処理ステップとを有し、上記検索ステップにおいて、上記項目名が指定されると、指定された項目名の項目データに対応するアドレスデータにより上記メインデータ内からデータを検索することを特徴とする請求項3記載のデータ検索方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えばデータディスクに記録された データの再生を行うディスク再生装置等に用いて好適なデータ検索方法に関する。 【0002】 【従来の技術】近年において、いわゆるCD−ROMが普及しつつある。 【0003】上記CD−ROMには、文字(テキスト),画像,音声等、デジタルデータであれば記録することができるが、現在、流通しているCD−ROMは上記“文字”が中心となっているものが多い。 【0004】これは、コンピュータが文字を中心として発達してきたからであり、上記CD−ROMもその周辺装置として位置付けられていたためである。また、CD−ROMに対する規格(いわゆる、イエローブック)が記録するデータの物理フォーマットのみを規定し、論理フォーマット(データ仕様)を規定していないためである。 【0005】すなわち、文字を中心に発達してきたコンピュータに大容量の外部記憶装置が開発されたという位置付けで、その規格もデータ記録エリアのフォーマットが規定されただけであった。 【0006】ここで、最近のオーディオビジュアル志向の高まりは、このCD−ROMにおいて、ユーザの要求は文字中心ではなく画像及び音声等に変わってきており、いわゆるマルチメディアシステムが要求されるようになってきた。 【0007】このようなユーザの要望に応えるものとして、いわゆるCD−I及びCD−ROM XAがある。 【0008】上記CD−Iは、音声データ,文字データ及び図版データの各データに対してのフォーマット、そして、再生装置のOS(オペレーティング・システム),CPU(中央演算処理装置)等の動作をも規定(グリーンブック参照)しているため、検索方法も統一されており、該音声データ,文字データ及び図版データの統一された相互検索を行うことができる。 【0009】しかし、このいわゆるCD−Iは、CD−I用再生機器の普及の遅れ、また、ソフトウェアの開発が困難であること等から実用的ではない。 【0010】そこで、上記ユーザの要望に応える他の手段として、いわゆるCD−ROMXAがある。 【0011】このCD−ROM XAのフォーマットを図10に示す。 【0012】この図10においてCD−ROM XAは、インターリーブドADPCM(Adaptve Differential Pulse Code Modulation)オーディオ仕様のみを規定しており、レベルB,Cでそれぞれ最大8時間(モノラル)、16時間(モノラル)のデータ記録が行える。 【0013】上記レベルBでのデータの記録は、例えばFM放送程度の音質であり、CD−DAでの録音より多少音質は劣化するが、これは通常聴いただけではほとんど問題ない。また、上記レベルCは、例えばAM放送程度の音質ではあるが、ナレーション等で使用するのであれば聴感上の問題はほとんどない。 【0014】次に上記インターリーブドADPCMオーディオは、いわゆるリアルタイムファィルの構成とすることにより、音声データと他のデータ(文字データ,図版データの他に、別の音声データをも含む。)とのリアルタイム(同時)再生を可能としている。 【0015】なお、従来のCD−ROMでは、PCMオーディオデータのフォーマットが規定されているが、該PCMオーディオデータの場合インターリーブすることはできず、別のトラックに配置することとなっている。このため、上記PCMオーディオデータ,文字データ,図版データ等の他のデータをリアルタイム再生することは困難である。 【0016】このリアルタイムファィルの構成例を図11に示す。 【0017】すなわち、この図11からわかるように、レベルBステレオモードでは4セクタ毎に音声データを配し、その間のセクタには文字データ,図版データあるいは別の音声データを配置する。 【0018】また、レベルCのステレオモードでは8セクタ毎に音声データを配し、その間のセクタには文字データ,図版データあるいは別の音声データを配置する。 【0019】これにより、音声データと、文字データ,図版データ,別の音声データ等との同時再生が可能となる。 【0020】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このように音声データ,文字データ及び図版データの同時再生が可能なCD−ROM XAも、上述のようにオーディオデータの記録フォーマットしか規定されていないため、文字データや図版データの記録フォーマットがデータディスクを作成する者毎に様々であった。このため、データの検索用のプログラムも、データディスクを製作する者が独自に開発することとなり、該データディスク毎に検索方法も異なり、ユーザは、データディスク毎に検索用ソフトウェアを購入しなければならず費用の負担が大きいと同時に、該各検索ソフト毎に操作の仕方を習得しなければならず大変面倒であった。 【0021】また、このようなことから、上記データディスクや検索機器の普及に対して悪影響を及ぼしていた。 【0022】そして、メーカ側においても、販売するデータディスク毎に検索ソフトの開発をしていては開発時間,開発費,人件費等がかさんでしまうため、上記データディスク及び再生機器等のハイコスト化につながってしまう。 【0023】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、文字データ,図版データ及び音声データの相互にわたる検索を可能にしたデータ検索方法の提供を目的とする。 【0024】 【課題を解決するための手段】本発明は、メインデータ及び当該メインデータを管理する管理データを記憶する記憶媒体からメインデータ内のデータを検索するデータ検索方法において、上記管理データは、上記メインデータ内の複数のデータの各々に対応するデータ群管理ブロックを有するとともに、各々の上記データ群管理ブロックは、複数の項目データを有し、さらに、各々の項目データは、少なくとも項目名データと、画像データ,オーディオデータ及びテキストデータのうちのいずれかへのポインタ情報を含み、上記データに対応するデータ群管理ブロックを読み出すデータ群管理ブロック読み出しステップと、上記複数の項目データの項目名データを表示する表示ステップと、上記表示される複数の項目名データから選択された項目データが有するポインタ情報により上記メインデータ内からデータを検索する検索ステップと、上記検索されたデータを出力する出力ステップとを備え、上記出力されたデータに対応するデータ群管理ブロックをさらに読み出すことにより、上記メインデータ内の画像データ,オーディオデータ及びテキストデータを繰り返し検索可能とする。 【0025】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。 【0026】なお、以下に説明する実施の形態において、データディスクには、いわゆるCD−ROM XA First Release(以下、CD−ROM XAという。)を用い、文字データ及び図版データを上記レベルBのモノラルモードで記録し、音声データを該レベルBのステレオモードで記録した。 【0027】このデータディスクは、例えば図1又は図6に示すようなデータ群管理ブロックをそれぞれ複数個ずつ有している。 【0028】図1に示すデータ群管理ブロック1は図版データから別の図版データ,文章データ又は音声データを参照する場合に用いられるものであり、図6に示すデータ群管理ブロック60は文章データから図版データ,音声データを参照する場合に、用いられるものである。 【0029】まず、図1に示す図版データから別の図版データ,文章データ又は音声データを参照する場合に用いられるデータ群管理ブロック1は、例えば該データ群管理ブロック1の開始を示すコード(1F45)と、該データ群管理ブロック1の終了を示すコード(1F65)との間に、図版データのポインタ情報である図版データポインタ情報2と、検索を行うための項目データ3とを有してなっている。 【0030】上記図版データポインタ情報2は、当該図版データポインタ情報2の開始を示す図版データポインタ情報開始識別子(1F44)と、図版再生データと、図版データの図版名を文字で表示するための文字データと、当該図版データポインタ情報2の終了を示す図版データポインタ情報終了識別子(1F64)と、図版データが記録されている上記本文データ中の先頭アドレスを示すアドレスデータとからなっている。 【0031】上記図版再生データは、図2に示すように再生識別番号21、図版データにより表示される画像の縦のドット数を示す縦ドット数22及び該図版データにより表示される画像の横のドット数を示す横ドット数23を有している。 【0032】上記再生識別番号21は、以下に説明する図版管理テーブル中に複数個記憶されている、図版再生に関する詳細な情報毎に付加された識別番号である。 【0033】上記図版管理テーブルのデータ構造を図3に示す。 【0034】この図3において、図版管理テーブル30には、各再生識別番号31毎にそれぞれ“データ種別”,“圧縮方法”,“縦画面サイズ”,“横画面サイズ”,“解像度(縦)”,“解像度(横)”,“リザーブ”が記憶されている。 【0035】上記“データ種別”の記録エリアには、図版データのフォーマットが、例えば“0X00”を2値のイメージ、又、“0X0l”を多値のイメージ(リザーブ)とする等のように記録されている。 【0036】上記“圧縮方法”の記録エリアには、データの圧縮方法が記録されている。これは、例えば“0X00”は非圧縮、“0X01”は単純ランレングス、“0X02”はMH圧縮、“0X03”はMR圧縮として記録される。 【0037】上記“縦画面サイズ”の記録エリアには、想定する出力デバイスの縦方向のドットサイズが記録されており、例えばプリンタの場合は“0”として記憶される。 【0038】上記“横画面サイズ”の記録エリアには、想定する出力デバイスの横方向のドットサイズが記録されており、例えばプリンタの場合は“0”として記憶される。 【0039】上記“解像度(縦)”の記録エリアには、想定するデバイスの縦方向の解像度が記録されている。 【0040】そして、上記“解像度(横)”の記録エリアには、想定するデバイスの横方向の解像度が記録されている。 【0041】なお、上記リザーブの記録エリアは、将来的に付加されるデータを記録するために設けられた記録エリアであり、現在の段階では何のデータも記録されていない。また、上記“X”は“0”でも“1”でもよく、また、エントリ数32は記録されている再生識別番号の個数を示すものである。 【0042】このような図版管理テーブルにおいて、記録される再生識別番号のうち、最初の再生識別番号である“再生識別番号1”の各データは、データ種別を“0X00”、圧縮方法を“0X00”、縦方向画面サイズを“0X0200”、横方向画面サイズを“0X0256”とし、上記図版データポインタ情報2の図版再生データの中に必ず1つは用意した。 【0043】この記録される再生識別番号の数が多い程、対応できる再生機器が多いこととなる。 【0044】このようなフォーマットの下に、後に説明する項目データを含めた図版データによる画像が表示されるが、該画像の表現形式(イメージ)としては次のようになっている。 【0045】まず、ビットマップイメージデータの各ラインを図4に示す。 【0046】この図4において、イメージデータのそれぞれのラインは、バイト列として見た場合、右に向かうほどアドレスか増加し、下にあるラインの方が大きなアドレスを有する。 【0047】また、ビットマップイメージデータを例えば8ビットで表した場合、左側が最上位ビット(MSB)となる。すなわち、図5(a)に示すように第0ビット,第1ビット及び第4ビットに“1”が立つ(13h)と、順に黒,黒,白,白,黒,白,白,白と画像が表示されることとなり、又、同図(b)に示すように第0ビット及び第4〜第7ビットに“1”が立つ(F1h)と、黒,白,白,白、黒,黒,黒,黒,と画像が表示されることとなる。 【0048】なお、この実施の形態では、上記ビットマップイメージの符号化方法に、該MH符号化法又はMR符号化法を用いた。 【0049】各種再生機器は、再生時にこのような図版管理テーブルに照らし合わせて最適な再生識別番号のデータを選択し再生を行う。そして、上記再生識別番号で表示画面のサイズが決定され、上記縦ドット数及び横ドット数で表示画面に表示される画像のサイズが決定される。 【0050】この実施の形態では、ハードウェア側の表示画面のサイズと、図版データに応じた画像のサイズとを一致させて表示するようにした。 【0051】なお、この図版データの表示の仕方として、例えば画像のサイズが表示画面のサイズより大きい場合は、該画像を一旦メモリ等に記憶し、いわゆるスクロール機能を用いて該画像の部分毎に表示するようにしてもよい。 【0052】また、表示画面のサイズが画像のサイズより大きい場合、例えば該画像を表示画面の所定位置に表示し、他の位置に該画像の説明文等のような文章を表示するようにしもてよい。これは、表示画面の表示エリアをユーザの任意で自由に区分して用いることができるようなハードウェアの場合が好ましい。 【0053】次に、上記図1に示す項目データ3は、例えば音声データポインタ情報2,図版メニューデータポインタ情報5及び別項目参照データポインタ情報6を有している。 【0054】上記音声データポインタ情報4は、例えば表示画面中に表示された図版データの画像に対応した音声データの出力を指定するためのポインタ情報であり、該音声データの開始を示す音声データポインタ情報開始識別子(1F48)、当該音声データポインタ情報を選択するためのアイコンの表示位置(XY座標で記録)を示す位置データであるアイコン表示位置データ、当該音声データポインタ情報が選択されることにより出力される音声データの音声データ名(文字データ)、該音声データポインタ情報4の終了を示す音声データポインタ情報終了識別子(1F68)及び当該音声データが記憶されている本文データ中の先頭アドレスを示すアドレスデータからなっている。 【0055】上記アイコンを表示する位置は、例えば4バイトで記録されており、第1及び第2バイトでX座標の位置を、又、第3及び第4バイトでY座標の位置を表している。このアイコンの表示位置の記録の仕方は、以下に説明する図版メニューデータポインタ情報5及び別項目参照データポインタ情報の場合も同様である。 【0056】上述のように、この実施の形態では、音声データを上記インターリーブドADPCMオーディオデータとして本文データ中の図版データ間に配置して記憶してある。なお、個々の音声データの最後のセクタのサブモードには、該音声データの記録終了位置を示す“End of Record”のビットが立てられる。 【0057】なお、この音声データがいわゆるCD−DAのフォーマットで記録されたときの上記音声データポインタ情報開始識別子のコードは“1F47”とし、音声データポインタ情報終了識別子のコードは“1F67”とした。 【0058】また、上記アドレスデータは、トラック番号、先頭アドレス及び終了アドレスとに別れている。この実施の形態では、上記トラック番号は上記CD−DAのトラック番号としており、例えば固定値の第2トラックを示すコード“0002”を記録した。そして、上記先頭アドレスを、音声データが記録されている先頭のアドレスの相対ブロック番号で記録し、上記終了アドレスは、音声データの長さを当該トラックの先頭からの相対ブロック番号で記録した。 【0059】次に、上記図1に示す項目データ3のうち、上記図版メニューデータポインタ情報5は、表示されている画像から別の画像を参照表示する場合にこれを指示するポインタデータであり、該図版メニューデータポインタ情報5の開始を示す図版メニューデータ開始識別子(1F46)、当該図版メニューデータポインタ情報5を選択するためのアイコンの表示位置(XY座標で記録)を示す位置データであるアイコン表示位置データ、当該図版メニューデータポインタ情報5のデータ名を文字で表示するための文字データ、該図版メニューデータポインタ情報5の終了を示す図版メニューデータ終了識別子(1F66)及び当該図版メニューデータポインタ情報5が記憶されているデータ群管理ブロック以外のデータ群管理ブロックが記録されているアドレスの先頭を示すアドレスデータからなっている。 【0060】次に、上記図1に示す別項目参照データポインタ情報6は、表示画像中の文章データ又は図版データから新たな文章データを参照するためのポインタ情報であり、当該別項目参照データポインタ情報6の開始を示す別項目参照データポインタ情報開始識別子(1F42)、当該別項目参照データポインタ情報6を選択するためのアイコンの表示位置(XY座標で記録)を示す位置データであるアイコン表示位置データ、当該別項目参照データポインタ情報6の参照文章名を文字で表示するための文字データ、当該別項目参照データポインタ情報6の終了を示す別項目参照データポインタ情報終了識別子(1F62)及び当該別項目参照データポインタ情報6が記憶されている本文データ中の先頭アドレスのアドレスデータからなっている。 【0061】ここで、以上の説明は図版データから別の図版データ,文章データ又は音声データを参照する場合に用いられるデータ群管理ブロック1の説明であったが、次に、文章データから図版データ,音声データを参照する場合に用いられるデータ群管理ブロックの説明を図6を用いて行う。 【0062】この図6において、データ群管理ブロック60も上記データ群管理ブロック1と同様に、データ群管理ブロック開始識別子(1F45)及びデータ群管理ブロック終了識別子(1F65)に囲まれてなっている。そして、上記データ群管理ブロック1の図版データポインタ情報2に相当するデータを除き、図版メニューデータポインタ情報音声データポインタ情報及び別項目参照データポインタ情報を有している。なお、上記各データは、改行コード(1F0A)で区切られている。 【0063】なお、上記各データの構成は、上記データ群管理ブロック1と同様のためその説明を省略する。 【0064】また、このようにデータ群管理ブロック開始識別子及びデータ群管理ブロック終了識別子で各データを囲むようないわゆるブロック構成とすると、文字データのみの再生が困難となる。しかし、これを容易にするため、上記データ群管理ブロック開始識別子及びデータ群管理ブロック終了識別子で囲まれたブロック外に文字データを置くようにすればよい。 【0065】次に、このようなデータディスクを用いたデータ検索方法を具体的な例をあげて説明する。 【0066】なお、上記データディスクには、例えば「アメリカ合衆国ガイド」として、アメリカ合衆国の歴史や地理等を紹介するための各データが記録されたものを用いるものとする。 【0067】このデータディスクは、画像(イラスト,地図等)、音声(ナレーション,効果音(BGM)等)、文章(解説文等)の表示及び出力を行うことができる、いわゆるマルチメディアである。 【0068】まず、このようなデータディスクを再生機器に装着して再生を指定すると、該再生機器は、図1に示すデータ群管理ブロック1の図版データポインタ情報2のアドレスデータに応じて本文データから図版データを読み出すとともに、表示する画像の図版名である文字データを、また、検索可能な項目データ3の各項目名の文字データ及び該項目データを選択するためのアイコンのアイコン表示位置データをそれぞれ読み出して出力する。 【0069】これにより、表示画面には、例えば図7(a)に示すようなアメリカ合衆国の地図のイラストが表示画面全体に表示されるとともに、図版名である「アメリカ合衆国」の文字、又、検索可能な各項目の項目名である「米国の国歌」,「歴代の大統領」,「米国の主要部市」,「米国の風俗や習慣」の文字及び矢印型のアイコン71が初期画面として表示される。 【0070】このアイコン71は、ユーザがいわゆるマウス等を用いて操作する。 【0071】例えば、図7(a)に示す検索項目の中から「米国の国歌」を選択するときには、上記アイコン71を該「米国の国歌」の文字を指示するように移動して指定する。この指定が行われると、再生機器は、上記図1に示す音声データポインタ情報4のアドレスデータで指定された本文データのアドレスから音声データを読み出して出力するとともに、図7(b)に示すように、該「米国の国歌」の文字が表示画面の真ん中等に表示されるように制御する。 【0072】これにより、スピーカ等から米国の国歌の演奏等が発音される。なお、この場合、上記「米国の国歌」の歌詞等も表示するようにしてもよい。 【0073】次に、ユーザが図7(a)に示すアイコン71を操作して「歴代の大統領」の項目を選択したとすると、再生機器は、図1に示す図版メニューデータポインタ情報5のアドレスデータで指定されたデータ群管理ブロックの再生を行う。 【0074】このデータ群管理ブロックの構成を図8に示す。 【0075】この図8において、データ群管理ブロック80は、選択された上記「歴代の大統領」に対応する図版データポインタ情報81,該「歴代の大統領」に対応するナレーションを音声で出力する音声データポインタ情報82,ジョージ・ワシントン,リンカーン,セオドア,ルーズベルト等の各歴代の大統領のプロフィール等の説明文等を参照するための別項目参照データポインタ情報83〜85からなっている。 【0076】上記再生機器は、このデータ群管理ブロック80を再生することにより、上記「歴代の大統領」に対応する図版データポインタ情報8のアドレスデータにより指示された本文データを再生し、上記各項目データ82〜85の項目名の文字データを再生し出力するとともに、該「歴代の大統領」の文字を表示画面の上側に表示するように制御する。 【0077】これにより、表示画面には、例えば図7(c)に示すように、アメリカ合衆国のラシュモア山の“ジョージ・ワシントン大統領”、“リンカーン大統領”、“ルーズベルト大統領”等の顔の石像がイラストで表示されるとともに、各大統領のプロフィール等が参照できるように上記アイコン71とともに、“ジョージ・ワシントン”、“リンカーン”、“ルーズベルト”等の文字が表示される。 【0078】そして、画面に表示された検索可能な項目のうち、例えば“リンカーン”が選択されると、再生機器は、該“リンカーン”の別項目参照データポインタ情報84のアドレスデータに示される本文データのアドレスから該“リンカーン”のプロフィール等の説明文を読み出し、画面いっぱいに表示する。 【0079】次に、ユーザが図7(a)に示すアイコン71を操作して「米国の主要部市」の項目を選択したとすると、再生機器は、図1に示す図版メニューデータ5のアドレスデータで指定されたデータ群管理ブロックの再生を行う。 【0080】このデータ群管理ブロックの構成を図9に示す。 【0081】この図9において、データ群管理ブロック90は、「米国の主要都市」を画像表示するための図版データが記録されている本文データ中の先頭アドレス等が記録されている図版データポインタ情報91と、ロサンゼルス,サンフランシスコ,ニューヨーク,ワシントン等の各主要都市の説明文等を参照するための別項目参照データポインタ情報92〜95からなっている。 【0082】上記再生機器は、このデータ群管理ブロック90を再生することにより、上記「米国の主要部市」に対応する図版データポインタ情報91のアドレスデータにより指示された本文データを再生し、上記各項目データ92〜95の項目名の文字データを再生し出力するとともに、該「米国の主要都市」の文字を表示画面の上側に表示するように制御する。 【0083】これにより、表示画面には、例えば図7(d)に示すように、アメリカ合衆国の地図がイラストで表示され、また、各主要都市の位置及び都市名が黒丸等で表示される。 【0084】そして、黒丸で表示された主要都市のうち、例えば“ロサンゼルス”が選択されると、再生機器は、該“ロサンゼルス”の別項目参照データポインタ情報84のアドレスデータに示される本文データのアドレスから該“ロサンゼルス”の説明文を読み出し、画面いっぱいに表示する。 【0085】次に、ユーザが図7(a)に示すアイコン71を操作して「米国の風俗や習慣」の項目を選択したとすると、再生機器は、図1に示す別項目参照データ6のアドレスデータで指定されたアドレスのデータ群管理ブロックの再生を行う。 【0086】図示はしないが、このデータ群管理ブロックは、上記「米国の風俗や習慣」の説明分が記憶されている本文データの先頭アドレスが記録されており、再生機器は、この先頭アドレスに示される本文データのアドレスから該「米国の風俗や習慣」に対応する文章データを読み出し出力するとともに、該「米国の風俗や習慣」の文字を例えば表示画面の上側に表示するように制御する。 【0087】これにより、表示画面には、例えば「米国の風俗や習慣」の文字が該表示画面の上側に表示され、画面全体に「米国の風俗や習慣」を紹介する文字データが表示される。 【0088】以上の説明から明らかなように、この実施の形態に係るデータ検索方法は、上記データ群管理ブロック開始識別子(1F45)及びデータ群管理ブロック終了識別子(1F65)で囲んだブロック内に、現在表示する画像データが記憶されている本文データの先頭アドレスを指示するポインタデータである図版データポインタ情報2と、検索可能な項目を示す項目データ3とを記録し、上記項目データはそれぞれ対応するデータ群管理ブロックのアドレスを有する構成とすることにより、図版データ,音声データ及び文章データの相互検索を可能とすることができる。 【0089】また、データの記録フォーマット及びデータ検索方法を統一しているため、ソフトウェア毎に検索方法のプログラムを開発する等の面倒な手間を省きローコスト化を図ることができ、また、ユーザはソフトウェア毎に検索方法を習得する必要がないため、一度の検索方法の習得で複数のソフトウェアの検索に対応することができる。 【0090】そして、このようにデータ構造の統一及び検索方法の統一を図ることにより、ソフトウェア及び再生機器の汎用性を高めることができる。 【0091】 【発明の効果】本発明に係るデータ検索方法では、メインデータ及び当該メインデータを管理する管理データを記憶する記憶媒体からメインデータ内のデータを検索するに当たり、上記管理データは、メインデータ内の複数のデータの各々に対応するデータ群管理ブロックを有するとともに、各々の上記データ群管理ブロックは複数の項目データを有し、さらに、各々の項目データは少なくとも項目名データと画像データ,オーディオデータ及びテキストデータのうちのいずれかへのポインタ情報を含むものとし、上記データに対応するデータ群管理ブロックを読み出して、上記複数の項目データの項目名データを表示し、上記表示される複数の項目名データから選択された項目データが有するポインタ情報により上記メインデータ内からデータを検索し、上記検索されたデータを出力し、上記出力されたデータに対応するデータ群管理ブロックをさらに読み出すことにより、上記メインデータ内の画像データ,オーディオデータ及びテキストデータを繰り返し検索可能とすることができ、画像データ,オーディオデータ及びテキストデータ間の相互検索を可能とすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002185 【氏名又は名称】ソニー株式会社
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| 【出願日】 |
平成2年11月28日(1990.11.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100067736 【弁理士】 【氏名又は名称】小池 晃 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−56655(P2002−56655A) |
| 【公開日】 |
平成14年2月22日(2002.2.22) |
| 【出願番号】 |
特願2001−108992(P2001−108992) |
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