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【発明の名称】 光ディスク記録/再生装置及びその方法
【発明者】 【氏名】朴 判基

【氏名】呉 永南

【氏名】鄭 泰允

【氏名】姜 政錫

【氏名】文 誠辰

【要約】 【課題】再記録可能な光ディスク上にリアルタイムにオーディオデータ及びビデオデータを記録/再生する装置及びその方法を提供する。

【解決手段】記録データに対して所定の間隔で記録される記録媒体において、所定データの一部分よりなって再生及び記録単位で設定されるセルと、前記セルの開始から特定の地点までの位置情報を含み、またオーディオデータ及びビデオデータを前記ディスクの特定領域に記録する過程、記録された前記オーディオデータ及びビデオデータを一部集めてセルに設定し、前記一つ以上のセルをプログラムに設定し、記録された前記オーディオデータ及びビデオデータの特定部分を部分タイトルPTTに設定した後前記セル、前記プログラム、前記部分タイトルPTT情報を前記ディスク上に記録する過程を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 再記録可能なディスク上にオーディオデータ及びビデオデータを記録及び再生する装置において、記録されたオーディオデータ及びビデオデータを再生する途中に特定の位置で部分タイトルPTTを記録するためのキーを入力するキー入力部と、前記キー入力部でキーが入力された時点で再生中の特定の位置に対するPTT情報を別の領域に貯蔵して再生が終わってから上記のディスク上に記録する制御部を含むことを特徴とする光ディスク記録/再生装置。
【請求項2】 前記特定の位置に対する情報は上記の位置で再生時用いられる所定の単位に対する情報と前記単位内のオフセット位置情報よりなることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録/再生装置。
【請求項3】 上記のオフセット位置情報は上記の所定単位の開始から特定の地点までの再生時間であることを特徴とする請求項2に記載の光ディスク記録/再生装置。
【請求項4】 再記録可能なディスク上にオーディオデータ及びビデオデータを記録及び/又は再生する光ディスク記録及び/又は再生装置において、記録されたオーディオデータ及びビデオデータを記録する途中で特定の位置での情報を含む部分タイトルPTTを記録するための命令キーを入力するキー入力部と、前記キー入力部から命令キーが入力された時点で再生される特定の位置に対するPTT情報のストレージを制御し、かつ、ディスク上の再生完了PTT情報の記録を制御する制御部を含むことを特徴とする光ディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項5】 前記特定の位置に対する情報は前記特定の位置で再生時用いられる所定の単位に対する情報と前記所定の単位内のオフセット位置情報とからなることを特徴とする請求項5に記載の光ディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項6】 前記オフセット位置情報は前記所定単位の開始から特定の地点までの再生時間であることを特徴とする請求項6に記載の光ディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項7】 再記録可能なディスク上にオーディオデータ及び/又はビデオデータを記録及び再生する光ディスク記録/再生方法において、再記録可能なディスク上に記録されたオーディオデータ及び/又はビデオデータが再生されている間、現在再生されているオーディオデータ及び/又はビデオデータの特定の地点を設定する段階と、特定の地点についての情報を再生可能光ディスクの別の領域に貯蔵する段階と、 再生可能なディスク上にその特定の地点についての情報を記録する段階と、を備えた光ディスク記録/再生方法。
【請求項8】 再記録可能なディスク上に及び/又は再記録可能なディスクからオーディオデータ及びビデオデータを記録及び/又は再生する光ディスク記録及び/又は再生装置において、前記オーディオデータ及びビデオデータを一部集めたセル、前記セルを含むプログラム、前記オーディオデータ及びビデオデータの特定部分を含む部分タイトルPTTに対する情報を前記ディスク上に記録すると共に、特定単位を含むVOBUをまず読出して復号し、前記復号中、復号中のデータが上記の特定単位内の再生する特定の地点に到達すれば前記デコーディングデータを画面に表示する制御手段を備える光ディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項9】 再記録可能な記録媒体上にオーディオデータ及び/又はビデオデータを記録するディスク記録及び/又は再生装置において、ディスク上の特定領域にオーディオデータ及び/又はビデオデータを記録する光ピックアップ部と、記録されたオーディオデータ及びビデオデータの一部を用いてセルを形成し、該セルを用いてプログラムを形成し、記録されたオーディオデータ及びビデオデータの特定部分を用いて部分タイトルPTTを形成する制御部と、を備え、前記光ピックアップ部が形成されたセル、プログラム、及びPTTについての情報をディスク上に記録するディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項10】 前記制御部がオーディオデータ及び/又はビデオデータを記録するためにディスク上で領域を割り当て、前記光ピックアップ部がVOBUで再記録可能なディスク上にオーディオデータ及び/又はビデオデータを記録し、前記制御部は各VOBUの大きさと各VOBUを再生するための時間とを蓄積し、そのVOBUの大きさと各VOBUを再生するための時間とを用いて記録されたオーディオデータ及び/又はビデオデータの一部を用いてセルを発生する請求項10に記載のディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項11】 前記制御部が、ユーザーから受けた入力をもとに、セルとプログラムとPTTとを発生する請求項10に記載のディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項12】 前記制御部が、任意にセルとプログラムとPTTとを発生する請求項10に記載のディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項13】 前記制御部が、前記セルを含む複数のセルを形成し、その複数のセルを用いてプログラムを形成する請求項10に記載のディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項14】 前記制御部が、同じ日に記録されたセルを用いてプログラムを形成する請求項14に記載のディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項15】 前記光ピックアップ部が、セルの再生時間を考慮して、再生時間の所定の間隔でPTTを記録する請求項14に記載のディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項16】 前記制御部は、セルとプログラムとPTTとを形成する前にオーディオデータ及び/又はビデオデータの記録が完了しているかどうかを判定し、かつ、オーディオデータ及び/又はビデオデータの記録が完了したと判定した後にセルとプログラムとPTTとを形成する請求項10に記載のディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項17】 前記制御部が、前記セルを含む複数のセルを形成し、その複数のセルを用いてプログラムを形成する請求項10に記載のディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項18】 前記制御部が、ユーザーからの記録開始と記録終了の命令をもとにセルを形成する請求項10に記載のディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項19】 前記制御部が、セル上の記録された情報をもとにプログラムを形成する請求項10に記載のディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項20】 前記制御部が、セルを再生する時間に関する規則的な再生時間間隔でPTTを形成する請求項10に記載のディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項21】 前記制御部が、再生及び記録のためのデータ構造の特定単位内のPTTにランダムにアクセスする請求項21に記載のディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項22】 再生及び記録のためのデータ構造の特定単位がセルである請求項22に記載のディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項23】 再生及び記録のためのデータ構造の特定単位がプログラムである請求項22に記載のディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項24】 再記録可能な記録媒体上にオーディオデータ及び/又はビデオデータを記録するディスク記録及び/又は再生装置において、前記記録媒体にオーディオデータ及び/又はビデオデータを記録する光ピックアップ部と、オーディオデータ及び/又はビデオデータを論理的に扱うためにセルを形成し、そのセルに特定領域を示す情報を含む部分タイトルポインタを形成する制御部と、を備え、前記光ピックアップ部が前記記録媒体上にセルと部分タイトルポインタとを記録するディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項25】 前記制御部が、オーディオデータ及び/又はビデオデータを論理的に扱うために前記セルを含む複数のセルを形成し、その複数のセルを用いてプログラムを形成し、前記部分タイトルポインタを含む部分タイトルポインタの番号とセルのセル番号と対応するセルにおける特定領域を示すオフセット位置とを示す値を含むタイトル情報を形成する請求項25に記載のディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項26】 前記オフセット位置がセルの開始位置からセル内の対応する特定の地点までの位置を示す請求項26に記載のディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項27】 前記制御部は、開始位置から対応するセルの特定の地点までの再生時間によってオフセット位置を定義する請求項27に記載のディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項28】 再記録可能なディスク上にリアルタイムで特定単位の前の単位又は次の単位を再生する光ディスク記録及び/又は再生装置において、特定単位の前の単位又は次の単位を再生するキーの入力に応答して、再生するために特定単位を含むVOBUを読出し復号する制御部と、復号中に特定単位を再生するために、特定の地点に達する復号データに応答して復号データを表示するディスプレイと、を備えた光ディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項29】 前記制御部は、有効な部分タイトル情報が記録媒体に存在するか否かを判定し、ここで、有効な部分タイトル情報がセルの特定領域を示し、前記特定単位が部分タイトル情報であり、制御部は有効な部分タイトル情報が存在するときには前の部分タイトル情報又は次の部分タイトル情報を読出すと共に有効な部分タイトル情報が存在するときにだけVOBUを読出し復号する請求項29に記載のディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項30】 前記制御部は、有効な部分タイトル情報が存在するか否かを決定する前にPGCIを読み出して再生を開始するユーザー命令を受ける請求項30に記載のディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項31】 前記の有効な部分タイトル情報は、セル番号とセルの開始からセル内の特定の位置までのオフセット位置とを備える請求項30に記載のディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項32】 前記オフセット位置は、前記開始から特定の地点までの再生時間によって規定された値を備える請求項32に記載のディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項33】 再記録可能なディスク上又は再記録可能なディスクからオーディオデータ及び/又はビデオデータを記録及び/又は再生する光ディスク記録及び/又は再生装置において、再記録可能なディスク上に記録されたオーディオデータ及びビデオデータが再生されている間、現在再生されているオーディオデータ及び/又はビデオデータの特定の地点を設定する制御器と、ディスク上の特定の地点上に情報を記録する光学要素と、を備えた光ディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項34】 前記光学要素は、オーディオデータ及び/又はビデオデータの再生が完了した後、情報を特定の地点に記録する請求項34に記載の光ディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項35】 特定の地点上の情報が、特定の地点で再生中に使用される所定単位上の情報と所定単位内のオフセット位置上の情報とを含む請求項34に記載の光ディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項36】 所定単位はオーディオデータ及び/又はビデオデータを論理的に扱うためのセルである請求項36に記載の光ディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項37】 前記光学要素がPGCIを読み出し、制御部が特定の地点を設定する前に、PGCIを使用してオーディオデータ及び/又はビデオデータの再生を開始する請求項36に記載の光ディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項38】 前記制御器は、特定の地点を設定するために、再生の特定の地点でユーザーから入力を受ける請求項34に記載の光ディスク記録及び/又は再生装置。
【請求項39】 オーディオデータ及び/又はビデオデータ、該オーディオデータ及び/又はビデオデータを論理的に扱うためのセル、該セルの特定領域を示す情報を含む部分情報ポインタを有する再記録可能記録媒体からオーディオデータ及び/又はビデオデータを再生する記録及び/又は再生装置であって、ユーザーからの入力をもとに部分情報ポインタを読み出す光学要素と、セルの特定領域を示す情報をもとにオーディオデータ及び/又はビデオデータランダムにアクセスする制御部と、を備えた記録及び/又は再生装置。
【請求項40】 前記のセルの特定領域を示す情報が、セルの開始位置から特定の地点までの位置に関係するオフセットデータを備える請求項40に記載の記録及び/又は再生装置。
【請求項41】 前記オフセットデータがセルの開始から特定の地点までの再生時間を表す請求項41に記載の記録及び/又は再生装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク記録/再生装置及びその方法に係り、特に再記録可能な光ディスク上にリアルタイムにオーディオデータ及びビデオデータを記録/再生する装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にDVD ROMビデオプレーヤーはディスクを利用してオーディオデータ及びビデオデータを再生する。
【0003】DVD ROMビデオフォーマットは図1に示したようにデータを論理的に扱うためのPGC(Program Chain)、プログラム、セルとオーディオデータ及びビデオデータが記録されているVOBS(Video Objects)よりなる。
【0004】例えば映画を上編及び下編に分けて録画したとすれば、映画全体はPGCに定義され、上編及び下編は各々プログラムに定義されうる。また各々のプログラムはランダムアクセスを考えて色々な小さな単位のセルに分離でき、各々セルに含まれるデータはVOBSの一部領域に存在する。
【0005】DVD ROMビデオフォーマットでデータを製作する製作者は原オーディオデータ及びビデオデータをPGC、プログラム、セルより構成して使用者に提供する。
【0006】図1に示したようにPGCI(Program Chain Information)は色々なプログラム等の連結情報であり、VOBSは圧縮されたオーディオデータ及びビデオデータが記録されているVOBの集合である。一つのPGCI内には一つ以上のプログラムが存在し、一つのプログラムは一つ以上のセルという単位の集合で構成される。各々のセルは一種の記録/再生単位であり、オーディオデータ及びビデオデータはVOBS内に存在し、PGCIではVOBS内のオーディオデータ及びビデオデータの位置、記録/再生時間のようなプログラムに対する情報のみを有している。またVOBS内に存在するVOBはVOBU(Video Object Unit)という単位に細分化し、これはディスク記録/再生装置のランダムアクセスの単位として用いられる。一般的にVOBUはMPEG(Moving Picture Experts Group)ビデオデータ及びオーディオデータをセクター単位に多重化して構成される。
【0007】次にDVD-ROMビデオでタイトルとPGCの関係を説明する。例えばタイトルとは一つの映画全体に当るものであって、使用者の立場で見ればデータ構造上一番大きい単位となる。ところがこのようなタイトルを有してDVD-ROMビデオディスクを製作する製作者がデータ構造を構成する時、図2のように一つのPGCを一つのタイトルで構成することもでき製作者の意図に従って図3のように幾つかのPGCを構成してこれを全体に集めて一つのタイトルが構成できる。図3のように構成されたタイトルを順序に再生する場合PGC#1、PGC#2を再生し、PGC#3、4、5の中で一つを選択して再生し、最後にPGC#6を再生する。ここでPGC#3、4、5は相異なる内容の場合もあり、同じ内容であるが編集程度が異なる場合もある。
【0008】また使用者の立場で見ればタイトルは非常に大きい概念であるので、内容上いくつに分けてチャップターまたはPTT(Part of Title)の概念を利用して次の場面に速く飛び越すことを可能にする。音楽CDの場合を例えば、CDに記録されている全体は一つのタイトルで各々の曲はチャップターまたはPTTに当る。このようにプログラム、セルはデータの属性によって使用者により決まる再生及び記録単位であり、PTTはタイトル概念のPGC内でデータの内容によって区分される単位として使用者に論理的に提供される。
【0009】またPTTはタイトルに関する情報領域中にPTTサーチポインタテーブル形態で自分に対する情報も有している。
【0010】図4に示したようなPTTサーチポインタテーブルはPTTポインタ個数情報を有しているPTTサーチポインタテーブル情報領域とタイトル内に存在する各々のPTTサーチポインタよりなる。各々のPTTサーチポインタは図5のようにPTTが始まる時点を示すものであって、PTTが属するPGCナンバーを示すPGCN(Program Chain Number)と前記PGC内でのプログラムナンバーを示すPGNよりなる。このような多数のPTT情報は使用者が外部の入力装置を通じてネクスト(NEXT)PTT命令を入力した場合、現在再生される位置から次のPTTに移動して再生する。
【0011】DVD-ROMビデオフォーマットでは図1のようにPGCを構成するプログラムが実際にディスクに記録されている内容と一致する。即ち、ディスクに記録されている内容を基にして別の製作過程を経て特定範囲の領域をプログラムに構成し、構成されたいくつかのプログラムの中で特定のプログラムを選択してPTTに使用するように定義できる。またプログラム単位が記録されたデータの内容に合わせて区分したものであるので、PTT情報はプログラム単位が使用できる。しかし、リアルタイムにオーディオデータ及びビデオデータを記録/再生する装置において、記録されるデータの内容に対する別の情報がリアルタイムで提供されなければディスク上に記録されるデータの内容に合わせてプログラム、セル等の単位が構成できないので、既存通りPTTを構成すればPTT情報が使用者に無意味であるという問題点がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明が達成しようとする技術的課題は、再記録可能なディスク上でリアルタイムデータ記録内容によるPTT情報を記録/再生する光ディスク再生及び記録方法を提供することにある。
【0013】本発明が達成しようとする他の技術的課題は、再記録可能な光ディスク上でリアルタイムデータの記録内容によるPTT情報を記録/再生する光ディスク再生及び記録装置を提供することにある。
【0014】本発明が達成しようとするさらに他の技術的課題は、再記録可能なディスク上で再生及び記録のためのセルとプログラムのような特定単位内でPTTをランダムにアクセスできる光ディスク記録媒体を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決するために、本発明は再記録可能なディスク上にリアルタイムにオーディオデータ及びビデオデータを記録する方法において、前記オーディオデータ及びビデオデータを前記ディスクの特定領域に記録する過程と、記録された前記オーディオデータ及びビデオデータを一部集めてセルに設定し前記一つ以上のセルをプログラムに設定し、記録された前記オーディオデータ及びビデオデータの特定部分を部分タイトルPTTに設定した後、前記セル前記プログラム、前記部分タイトルPTT情報を前記ディスク上に記録する過程とを含むことを特徴とする光ディスク記録方法である。
【0016】上記の他の技術的課題を解決するために、本発明は再記録可能なディスク上にリアルタイムで特定単位の前、後を再生する光ディスク再生方法において、前記特定単位の前、後を再生するためのキーが入力されれば、上記の再生しようとする特定単位を含むVOBUをまず読出して復号する過程と前記復号過程中に復号中のデータが上記の特定単位内の再生しようとする特定位置に到達すれば前記デコーディングデータを画面に表示する過程とを含むことを特徴とする光ディスク再生方法である。
【0017】上記のさらに他の技術的課題を解決するために、本発明は再記録可能なディスク上にオーディオ及びビデオデータを記録及び再生する装置において、特定単位の前、後を再生する命令を入力するキー入力手段と、前記オーディオデータ及びビデオデータを一部集めたセル、前記セルの一つ以上のプログラム、前記オーディオデータ及びビデオデータの特定部分よりなる部分タイトルPTTに対する情報を前記ディスク上に記録すると共に、キー入力手段からキーが入力されれば再生する特定単位を含むVOBUをまず読出して復号し、前記復号中、復号中のデータが上記の特定単位内の再生する特定位置に到達すれば前記デコーディングデータを画面に表示する制御手段とを含む光記録及び再生装置である。
【0018】上記のさらに他の技術的課題を解決するために、本発明は記録データに対して所定の間隔に接近する記録媒体において、所定データの一部分よりなって前記の再生及び編集のための基本単位で設定されるセルと、前記セルの開始から特定の地点までの位置情報を含むことを特徴とするディスク記録媒体である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下添付した図面を参照して本発明の望ましい実施例を説明する。
【0020】図6に示した光ディスク記録/再生装置の動作を記録モードと再生モードに分けて説明すれば次の通りである。
【0021】記録モード時、AV符復号器(Audio/Video Codec)502は外部から入力されるオーディオデータ及びビデオデータを所定の圧縮符号化体系により所定の単位で圧縮符号化しながら、所定の単位別に符号化されたオーディオデータ及びビデオデータの大きさ及び再生時間情報などを提供する。DSP(Digital Signal Processor)部504はAV符復号器部502で符号化されたデータにECC(Error Correction Code)のための付加データを付加した後変調して出力する。
【0022】RF増幅部506はDSP部504から入力されるデータを増幅し光学信号に変換する。ピックアップ部508はアクチュエータを内蔵しており、RF増幅部506で変換された光学信号をディスク上509に記録する。サーボ部510はRF増幅部506とシステムコントローラ512を通じてDSP部504からサーボ制御に必要な情報を入力されてピックアップ部508に対して安定したサーボ機能を遂行する。システムコントローラ512はシステム全体を制御し、記録するデータに対してプログラム、セル等の論理的な情報を生成し、キー入力部514を通じて使用者の望むPTTの開始位置情報を入力したり任意の方法によってPTT情報を生成してDSP部504、RF増幅部506、ピックアップ部508を通じてディスク上509に記録するように制御する。
【0023】一方、再生モード時、ピックアップ部508はディスク上509に貯蔵されたデータを読出して光学信号として出力する。RF増幅部506はピックアップ部508から出力された光学信号を電気的信号に変換して変調されたデータを抽出し、この電気的な信号を用いて安定したサーボ機能を遂行するためのサーボ信号を発生する。DSP部504はRF増幅部506で変調されたデータを復調し、ECCを遂行してエラーを訂正しながら付加データを除去する。サーボ部510はRF増幅部506から発生されたサーボ信号を用いて安定したサーボ機能を遂行する。AV符復号器部502はDSP部504で圧縮符号化されたオーディオ及びビデオデータを復号化して出力する。システムコントローラ512はキー入力部514を通じて使用者が入力した命令に従ってピックアップ部508、RF増幅部506、DSP部504、AV符復号器部502を制御し、特に次(Next)/以前(Previous)PTT命令が入力される場合PTT情報を用いて対応するPTTを再生するように制御する。
【0024】図7は本発明におけるPTTサーチポインタの詳細図であって、図4のようなPTTサーチポインタ情報で示すことができる。このPTTサーチポインタはPGC内のセルナンバーを示すC_N、セルの開始位置からPTTが示す特定位置までの再生時間情報を有しているOFFSET_TMよりなる。ここで再生時間情報はビデオデータを基準として時分秒フレームの形態に示す。従ってPTTはPGC内に属するセルの特定領域を指定できる構造である。これは一般的な光ディスク記録/再生装置で構成されるセル及びプログラムの構成が記録されたデータの内容と一致しなく、またセルの構成も場合によってはかなり長く構成される場合もあるからである。
【0025】従って再生時PTTは再生や記録のためのデータ構造で使用するセル及びプログラムのような特定単位内でランダムにアクセスされる。
【0026】図8のフローチャートを参照して図6のシステムコントローラ部512が光ディスクにPTT情報を記録する方法を説明する。
【0027】まず、710過程で現在記録されていない領域を使用するためにディスク上にデータを記録する物理的領域をあらかじめ割り当てる。
【0028】720過程で外部から入力されるオーディオ、ビデオデータをVOBを構成するVOBU単位で記録する。
【0029】730過程で記録した各々のVOBUに対してその大きさ及び再生時間情報を別のメモリに貯蔵する。
【0030】740過程で記録終了かどうかを判断する。
【0031】全ての記録が終了すれば別のメモリに貯蔵したVOBUの大きさ及び再生時間情報を利用して750過程でオーディオデータ及びビデオデータを一部集めてセルを発生し、760過程でセルの一つ以上にプログラムを発生し、770過程でオーディオデータ及びビデオデータの特定部分でPTTを発生する。
【0032】結果的に780過程でセル、プログラム、PTT情報をディスク上に記録する。
【0033】プログラム、セル、PTT情報は使用者からいちいち入力されて構成すれば良いが、これは使用者に不便を与え時間もたくさんかかるので一般的にディスク記録装置で任意に構成する。セルは色々な場合に構成でき、一例として図6のキー入力部514で入力される使用者からの記録命令開始と終了よりなりうる。プログラムも色々な場合に構成でき、一例として記録された日が同じセルを集めて構成できる。PTT情報は図4及び図7の内容を含み、構成されたセル等の再生時間を考えて一定の再生時間間隔で構成できる。
【0034】図9のフローチャートを参照して光ディスク再生途中図6のシステムコントローラ部512がPTTをサーチする過程を説明する。
【0035】まず、810過程でユーザーインタフェースから使用者の命令を受けて再生を始めようとすればシステムコントローラ512がメモリ(図示せず)からPGC情報を読出し、820過程でこのPGC情報を利用して光ディスクを再生する。
【0036】830過程で光ディスク再生の途中で使用者により次/以前PTTキーが入力される場合、840過程で有効PTT情報が存在するかどうかを点検する。これは現在PGC内の最後または最初のPTTを再生している場合、次/以前PTT命令に当るPTT情報が処理できないからである。
【0037】有効なPTTが存在するならば、850過程で図7で示したような次/以前PTT位置情報を読出し、860過程で次/以前PTTに当る記録時最小単位のVOBUからリーディングしデコーディングする。
【0038】この時、一般的に次/以前PTT位置はVOBUの位置と一致しないので870過程でデコーディングを遂行している途中で正確に望みのPTTの位置になればデコーディングデータを画面にディスプレーし、880過程でずっと再生する。
【0039】図10のフローチャートを参照して光ディスクに図6のシステムコントローラ部512がPTT位置を記録する方法を説明する。
【0040】まず、910過程で使用者とのユーザーインタフェースを通じて再生が始まればメモリ(図示せず)からPGC情報を読出し、920過程でこのPGC情報を用いて光ディスクを再生する。
【0041】930過程で再生途中使用者が記録PTTキーを入力する場合、940過程でキーが入力された時点で現在再生している位置を、PGC情報を参照して図7に示したようにPGC内のセルナンバーとセル内におけるオフセット再生時間情報で把握して別のメモリ(図示せず)に貯蔵する。そして950過程でずっと再生して再生が終われば960過程で貯蔵したPTT情報を光ディスク上に記録する。
【0042】
【発明の効果】本発明では再記録可能な光ディスクでデータ記録内容と一致するPTT情報を提供することによってリアルタイムでオーディオ、ビデオデータを記録/再生でき、また使用者は再生及び記録のための特定単位内でPTTをランダムにアクセスすることができる。
【出願人】 【識別番号】390019839
【氏名又は名称】三星電子株式会社
【出願日】 平成11年4月30日(1999.4.30)
【代理人】 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武 (外1名)
【公開番号】 特開2002−56648(P2002−56648A)
【公開日】 平成14年2月22日(2002.2.22)
【出願番号】 特願2001−139273(P2001−139273)