| 【発明の名称】 |
EFM信号幅検出回路 |
| 【発明者】 |
【氏名】土肥 建夫
【氏名】高山 強之
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| 【要約】 |
【課題】再生信号が不安定な時でも、EFM信号の特定の極性の信号幅を検出する事ができるEFM信号幅検出回路を提供する。
【解決手段】EFM信号と非同期なクロック信号PCKを入力してEFM信号の立上りと立下りを検出するEFM立上り立下り検出回路3と、EFM信号の特定の極性のレベルの期間をカウントするカウンタ回路8と、このカウンタ回路8の出力をある特定のカウント数でデコードするデコード回路9〜11と、EFM立上り立下り検出回路3の出力とデコード回路9〜11の出力を用いセットリセットをクロック信号で同期を取って行うJKフリップフロップ13を備え、デコーダ回路のカウント数の設定により所望のレベルのEFM信号幅を検出する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 EFM信号と非同期なクロック信号を入力して前記EFM信号の立上りと立下りを検出するEFM立上り立下り検出回路と、前記EFM信号の特定の極性のレベルの期間をカウントするカウンタ回路と、このカウンタ回路の出力をある特定のカウント数でデコードするデコード回路と、前記EFM立上り立下り検出回路の出力と前記デコード回路の出力を用いセットリセットを前記クロック信号で同期を取って行うJKフリップフロップを備え、前記デコーダ回路のカウント数の設定により所望のレベルのEFM信号幅を検出することを特徴とするEFM信号幅検出回路。 【請求項2】 EFM信号と非同期なクロック信号を入力して前記EFM信号の立上りと立下りを検出するEFM立上り立下り検出回路と、前記EFM信号のHレベルでリセットしLレベルの期間を前記クロック信号を用いカウントするカウンタ回路と、このカウンタ回路の出力をある特定のカウント数でデコードするデコード回路と、前記EFM信号の立下り検出信号と前記デコード回路の出力のORを取るOR回路と、前記OR回路の出力と前記デコード回路の出力を用いセットリセットを前記クロック信号で同期を取って行うJKフリップフロップと、前記EFM信号の立上り検出信号と前記JKフリップフロックの出力のANDを取るAND回路を備え、前記デコーダ回路のカウント数の設定により所望のLレベルのEFM信号幅を検出することを特徴とするEFM信号幅検出回路。 【請求項3】 EFM信号と非同期なクロック信号を入力して前記EFM信号の立上りと立下りを検出するEFM立上り立下り検出回路と、前記EFM信号のHレベルでリセットしLレベルの期間を前記クロック信号を用いカウントするカウンタ回路と、このカウンタ回路の出力を第1の特定のカウント数でデコードする第1のデコード回路と、前記カウンタ回路の出力を前記第1の特定のカウント数より小さい第2の特定のカウント数でデコードする第2のデコード回路と、前記カウンタ回路の出力を前記第2の特定のカウント数より小さい第3の特定のカウント数でデコードする第3のデコード回路と、前記カウンタ回路の入力側に設けられて前記カウンタ回路に入力する前記クロック信号を前記第1のデコード回路の出力でマスクするマスク回路と、前記EFM信号の立下り検出信号と前記第2のデコード回路の出力のORを取るOR回路と、前記OR回路の出力と前記第3のデコード回路の出力を用いセットリセットを前記クロック信号で同期を取って行うJKフリップフロップと、前記EFM信号の立上り検出信号と前記JKフリップフロックの出力のANDを取るAND回路を備え、前記第1のデコーダ回路、前記第2のデコーダ回路および前記第3のデコーダ回路のカウント数の設定により所望のLレベルのEFM信号幅を検出することを特徴とするEFM信号幅検出回路。 【請求項4】 極性切換信号を入力してEFM信号の極性を反転させる極性切換回路を有し、この極性切換回路により反転された前記EFM信号をEFM立上り立下り検出回路に入力する請求項1、請求項2または請求項3記載のEFM信号幅検出回路。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、CD(コンパクトディスク)プレーヤ等の光ディスクのEFM信号信号幅検出回路に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般にCD(コンパクトディスク)と呼ばれる光ディスクは、EFM(Eightto Fourteen Modulation)と呼ばれる変調方式で記録されている。この記録信号は単位ビット(1T)に従い3Tから11Tの範囲で記録されている。この記録信号を読み取った再生信号(RF信号)をスライス(2値化)してEFM信号を得る。このEFM信号の信号成分を抽出することにより、様々なCDシステムの制御を行うことが可能である。 【0003】例えば、特願平10−226455のようにEFM信号を用い、所望の信号幅成分のRFエンベロープ信号を検出する事を特徴とした回路がある。しかしながら、この回路において所望の信号幅成分のRFエンベローブ信号を検出するためには、所望のレベルのEFM信号幅を検出する必要がある。この所望のEFM信号幅を検出するための近い技術として一般的にEFM復調に用いている回路が上げられる。 【0004】図4はその構造を示したものである。以下図4を用いてEFM信号幅の検出回路の構成を説明する。 【0005】図4において、1はEFM信号である。21はEFM信号に同期したクロック信号(PCK信号と呼ぶ)、22はEFM信号1とPCK信号21を用いてEFM信号1の立上りと立下りのエッジ検出を行うエッジ検出回路、23はエッジ検出回路22の出力信号をPCK信号21を用いてパラレル信号に変換するシリアルパラレル変換回路、24はシリアルパラレル回路23の出力(n本)をある特定の組合せにデコードするデコード回路であり、このデコード回路24の出力を信号幅検出出力信号20とする。 【0006】図5は2T、3T成分のEFM信号幅を検出する場合の回路の動作を示したものである。図6はデコード回路24の一例である。以下図5,図6を用いて回路の動作を説明する。 【0007】図5に示すようなEFM信号1およびPCK信号21が入力された場合、エッジ検出回路22によりエッジ検出される。このエッジ検出信号はシリアルパラレル回路23によりパラレル信号に変換される。図5の場合はnbitのパラレル信号に変換している。このnbitのパラレル信号を図6のようなデコード回路24を用いて検出する。2T成分,3T成分を検出するには、パラレル信号の0bitから3bitの信号をデコードすることにより検出が可能である。25は3T検出部、26は2T検出部、27は2T、3T検出合成部である。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エッジ検出をEFM信号に同期したPCK信号を用いて行うため、再生信号(RF信号)が不安定なためEFM信号に同期したクロック信号を抽出できない時は、所望の信号幅を得る事ができない。 【0009】また、エッジ検出を用いて信号幅検出を行うため、EFM信号の極性に関係なく信号幅を検出するので、特定の極性側(レベル側)の信号幅を検出することが出来ない。 【0010】そこで本発明は、上記の従来の問題点を解決するもので、再生信号が不安定な時でも、EFM信号とは非同期なクロック信号を用いる事により、EFM信号の特定の極性の信号幅を検出する事ができ、また、EFM信号の極性切換により所望の極性の信号幅を検出できるEFM信号幅検出回路を提供することを目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】請求項1記載のEFM信号幅検出回路は、EFM信号と非同期なクロック信号を入力して前記EFM信号の立上りと立下りを検出するEFM立上り立下り検出回路と、EFM信号の特定の極性のレベルの期間をカウントするカウンタ回路と、このカウンタ回路の出力をある特定のカウント数でデコードするデコード回路と、EFM立上り立下り検出回路の出力とデコード回路の出力を用いセットリセットをクロック信号で同期を取って行うJKフリップフロップを備え、デコーダ回路のカウント数の設定により所望のレベルのEFM信号幅を検出することを特徴とするものである。 【0012】請求項1記載のEFM信号幅検出回路によれば、再生信号が不安定な時でも、EFM信号とは非同期なクロック信号を用いる事により、EFM信号の特定の極性の信号幅を検出する事ができる。 【0013】請求項2記載のEFM信号幅検出回路は、EFM信号と非同期なクロック信号を入力してEFM信号の立上りと立下りを検出するEFM立上り立下り検出回路と、EFM信号のHレベルでリセットしLレベルの期間をクロック信号を用いカウントするカウンタ回路と、このカウンタ回路の出力をある特定のカウント数でデコードするデコード回路と、EFM信号の立下り検出信号とデコード回路の出力のORを取るOR回路と、OR回路の出力とデコード回路の出力を用いセットリセットをクロック信号で同期を取って行うJKフリップフロップと、EFM信号の立上り信号とJKフリップフロックの出力のANDを取るAND回路を備え、デコーダ回路のカウント数の設定により所望のLレベルのEFM信号幅を検出することを特徴とするEFM信号幅検出回路。 【0014】請求項2記載のEFM信号幅検出回路によれば、請求項1と同様な効果がある。 【0015】請求項3記載のEFM信号幅検出回路は、EFM信号と非同期なクロック信号を入力して前記EFM信号の立上りと立下りを検出するEFM立上り立下り検出回路と、前記EFM信号のHレベルでリセットしLレベルの期間を前記クロック信号を用いカウントするカウンタ回路と、このカウンタ回路の出力を第1の特定のカウント数でデコードする第1のデコード回路と、前記カウンタ回路の出力を前記第1の特定のカウント数より小さい第2の特定のカウント数でデコードする第2のデコード回路と、前記カウンタ回路の出力を前記第2の特定のカウント数より小さい第3の特定のカウント数でデコードする第3のデコード回路と、前記カウンタ回路の入力側に設けられて前記カウンタ回路に入力する前記クロック信号を前記第1のデコード回路の出力でマスクするマスク回路と、前記EFM信号の立下り検出信号と前記第2のデコード回路の出力のORを取るOR回路と、前記OR回路の出力と前記第3のデコード回路の出力を用いセットリセットを前記クロック信号で同期を取って行うJKフリップフロップと、前記EFM信号の立上り検出信号と前記JKフリップフロックの出力のANDを取るAND回路を備え、前記第1のデコーダ回路、前記第2のデコーダ回路および前記第3のデコーダ回路のカウント数の設定により所望のLレベルのEFM信号幅を検出することを特徴とするものである。 【0016】請求項3記載のEFM信号幅検出回路によれば、請求項1と同様な効果がある。 【0017】請求項4記載のEFM信号幅検出回路は、請求項1、請求項2または請求項3において、極性切換信号を入力してEFM信号の極性を反転させる極性切換回路を有し、この極性切換回路により反転されたEFM信号をEFM立上り立下り検出回路に入力するものである。 【0018】請求項4記載のEFM信号幅検出回路によれば、請求項1、請求項2または請求項3と同様な効果のほか、EFM信号の極性切換により所望の極性の信号幅を検出することができる。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図1〜図3を用いて説明する。 【0020】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態の構成図である。以下、図1を用いてその構成を説明する。 【0021】図1において、1はEFM信号、2はクロック信号、3はクロック信号2を用いてEFM信号1の立上り検出信号4と立下り検出信号5を検出するEFM立上り立下り検出回路、6はEFM信号1を反転するインバータ回路、7はクロック信号2を第1のデコード回路9の出力でマスクするマスク回路、8はインバータ回路6の出力すなわちEFM信号1のHレベルでリセットしマスク回路7の出力すなわちLレベルの期間をクロック信号2を用いカウントを行うカウンタ回路、9はカウンタ回路8の出力をある特定のカウント数でデコードする第1のデコード回路,10は第2のデコード回路、11は第3のデコード回路、12は第2のデコード回路10と立下り検出信号4のORを取るOR回路、13はOR回路12の出力と第3のデコード回路11の出力を用いセットリセットをクロック信号2で同期を取って行うJKフリップフロップ、14は立上り検出信号5とJKフリップフロック13の出力のANDを取るAND回路、20はEFM信号幅検出回路全体の出力の信号幅検出出力である。 【0022】図2はEFM信号がLレベル時の2T,3T成分の信号幅を検出する場合の回路の動作を示したものである。以下図2を用いて回路の動作を説明する。 【0023】図2に示すようなEFM信号1が入力された場合、クロック信号2はCDシステムの基本クロック16.9344MHzの4分周の4.2336MHzを入力し、EFM立上り立下り検出回路3により立下り検出信号4、立上り検出信号5を得る。カウンタ回路8はEFM信号1のHレベルの時はリセットを行い、マスク回路7の出力に従い、カウントアップする。所望の信号幅を得るためには、第1から第3までのデコード回路を所望の信号幅に沿ったカウント値でデコードするように設定する必要がある。例えば、2T、3Tを検出するためには、図2のように第1のデコード回路9はカウンタ回路8の出力を8カウントでデコードする。第2のデコード回路10はカウンタ回路8の出力を7カウントでデコードする。第3のデコード回路11はカウンタ回路8の出力を2カウントでデコードする。したがって、カウンター回路8に入力される信号は、マスク回路7においてクロック信号2を第1のデコード回路9の出力信号でマスクした信号になる。次に、第2のデコード回路10の出力信号は立下り検出信号4とORを取りJKフリップフロップ13のK入力信号を得る。このK入力信号と第3のデコード回路11の出力信号とを用いJKフリップフロップ13でセットリセットをクロック信号2で同期を取って行う。最後に、JKフリップフロップ13に出力信号と立上り検出信号5のANDを取ることにより目的とする信号幅検出出力20を得る。 【0024】以上のように本実施の形態によれば、デコード回路のデコードするカウント数の設定によりEFM信号1がHレベルの時の所望の信号幅を検出する事ができる。 【0025】なお、上記の実施の形態では、3カウント(1.5T)から7カウント(3.5T)までを検出する場合についてのみ説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、他の信号幅の検出の場合であってもよい。例えば、4TのEFM信号の信号幅を検出する場合は、第1のデコーダ回路のカウント値の設定を9カウント、第2のデコーダのカウント値の設定を8カウント、第3のデコード回路のカウント値を7カウントにすればよい。 【0026】(実施の形態2)図3は本発明の第2の実施の形態の構成図である。第1の実施の形態と同様の作用をなすものには同一の符号を付けて説明する。以下、図3を用いてその構成を説明する。 【0027】15は極性切換信号である。16は極性切換回路である。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。第2の実施の形態では、極性切換信号15により極性切換回路16を用いEFM信号の極性を切換できるように構成されている。 【0028】第1の実施の形態の場合は、EFM信号がLレベルの時の信号幅を検出したが、第2の実施の形態では、EFM信号の極性切換により、カウンタ回路8のリセット条件がEFM信号1がHレベルからLレベルに切り換り、EFM信号1がHレベル時のカウントを実施する事になり、Hレベルの所望の信号幅を検出する事ができるようになる。 【0029】 【発明の効果】請求項1記載のEFM信号幅検出回路によれば、再生信号が不安定な時でも、EFM信号とは非同期なクロック信号を用いる事により、EFM信号の特定の極性の信号幅を検出する事ができる。 【0030】請求項2記載のEFM信号幅検出回路によれば、請求項1と同様な効果がある。 【0031】請求項3記載のEFM信号幅検出回路によれば、請求項1と同様な効果がある。 【0032】請求項4記載のEFM信号幅検出回路によれば、請求項1、請求項2または請求項3と同様な効果のほか、EFM信号の極性切換により所望の極性の信号幅を検出することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年8月9日(2000.8.9) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076174 【弁理士】 【氏名又は名称】宮井 暎夫
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| 【公開番号】 |
特開2002−56627(P2002−56627A) |
| 【公開日】 |
平成14年2月22日(2002.2.22) |
| 【出願番号】 |
特願2000−241249(P2000−241249) |
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