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【発明の名称】 光ピックアップ装置
【発明者】 【氏名】萩谷 利道

【要約】 【課題】装置を薄型化し、かつ全反射ミラーの傾きを3軸方向に調整できる機構でかつ全反射ミラーの傾きに経時変化のない光ピックアップ装置を提供する。

【解決手段】対物レンズにレーザ光を偏向させるための全反射ミラー2と、この全反射ミラー2を支持するホルダ10と、このホルダ10を取り付けるピックアップハウジング13とを有し、ホルダ10に全反射ミラー2を取り付けた際に全反射ミラー2の両側部に位置しかつ球面の一部からなる球面部10dをホルダ10に設け、ピックアップハウジング13に、ホルダ10の球面部10dを摺接し、ホルダ10を回転可能に支持する球面の一部からなる球面座13bを設け、球面部10dの球面の中心と球面座13bの球面の中心とを略一致させ、さらに全反射ミラー2におけるレーザ光の反射点Pと球面部10dの球面の中心とを略一致させるようにホルダ10をピックアップハウジング13に取り付ける。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 対物レンズにレーザ光を偏向させるための全反射ミラーと、この全反射ミラーを支持するホルダと、このホルダを取り付けるピックアップハウジングとを有する光ピックアップ装置において、前記ホルダに球面部を設け、前記ピックアップハウジングに、前記球面部に摺接し、前記ホルダを回転可能に支持する支持部を設け、前記球面部の中心と前記全反射ミラーにおけるレーザ光の反射点とを略一致させるように前記ホルダを前記支持部に取り付けたことを特徴とする光ピックアップ装置。
【請求項2】 前記支持部を、前記球面部に摺接する球面受け部を有し、かつ光ディスクの半径方向およびこの半径方向に直交する方向に移動可能に構成したことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ装置。
【請求項3】 前記ホルダに前記全反射ミラーを取り付けた際に、前記球面部が前記全反射ミラーの両側に配置され、前記ピックアップハウジングにおける前記全反射ミラーの配置部位の両側に、前記支持部を形成したことを特徴とする請求項1または2記載の光ピックアップ装置。
【請求項4】 前記ホルダは、前記全反射ミラーと嵌合する嵌合部を有し、この嵌合部に前記全反射ミラーを嵌合させた際に前記全反射ミラーの側面が前記嵌合部の側面に接触する構成であり、前記ホルダの全反射ミラーと接触面に凹部を設けたことを特徴とする請求項1,2または3記載の光ピックアップ装置。
【請求項5】 前記ホルダの凹部に、前記ホルダおよび前記全反射ミラーを押圧する弾性部材を嵌合したことを特徴とする請求項1,2,3または4記載の光ピックアップ装置。
【請求項6】 前記ホルダを紫外線が透過する部材としたことを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載の光ピックアップ装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノート型パーソナルコンピュータ等に搭載される薄型の光ディスクドライブ装置に適用される光ピックアップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクドライブをノート型パソコンに搭載する場合、薄型が要求されることになり、ドライブの厚みは10mm前後である。したがって、光ディスクドライブに搭載される光ピックアップ装置の厚みは6mm程度となる。またDVDなどのメディアに対して情報の記録再生を行う場合、対物レンズのNAが大きいため全反射ミラーなどが傾くと非点収差が発生して記録再生に支障をきたすおそれが有る。そのため、対物レンズや全反射ミラーの傾き調整精度は非常に厳しい仕様が要求されており、対物レンズ、全反射ミラーなどは傾き調整が必要となっている。
【0003】全反射ミラーなどの傾き調整に関する従来の技術としては、特開平6−89458号公報記載のものがある。この公報には、全反射ミラーを支持体およびコイルばねを介して支持し、調整ねじにより角度を変えるように構成することにより、対物レンズに入射する光の角度を変えて光束に生じる非点収差を減少させることができるようにした光ピックアップ装置について記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術では次に記載するような問題点がある。
1:全反射ミラーの下面側に調整機構が配置されるために、光ピックアップ装置の薄型に限界がある。
2:全反射ミラーの傾き調整後に接着剤を硬化させて固定するが、接着剤が硬化するときに収縮して傾き調整が狂ってしまう可能性がある。
3:経時的に接着剤が吸湿し体積変化が発生し、傾きが狂ってしまう可能性が大きい。
4:ねじやばねなど調整用の部品が多くコストアップの要因となる。またねじの緩みが全反射ミラーの傾き変動の要因になる。
5:傾きはディスク半径方向(ラジアル方向)と直交するタンジェンシャル方向及びラジアル、タンジェンシャル方向各々と直交する方向にも全反射ミラーの傾き調整が必要であるが、上述の従来技術ではラジアル方向にのみ全反射ミラーの傾き調整機構があって、タンジェンシャル方向及びラジアル、タンジェンシャル方向各々と直交する方向には傾き調整ができない。
【0005】本発明は、このような問題点を解決し、薄型で、かつ全反射ミラーの傾きを3軸方向に調整できる機構で、しかも全反射ミラーの傾きに経時変化のない光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するための本発明は、対物レンズにレーザ光を偏向させるための全反射ミラーと、この全反射ミラーを支持するホルダと、このホルダを取り付けるピックアップハウジングとを有する光ピックアップ装置において、前記ホルダに球面部を設け、前記ピックアップハウジングに、前記球面部に摺接し、前記ホルダを回転可能に支持する支持部を設け、前記球面部の中心と前記全反射ミラーにおけるレーザ光の反射点とを略一致させるように前記ホルダを前記支持部に取り付けたことを特徴とする。このように構成したことにより、全反射ミラーの傾き調整時においてレーザ光の反射点の位置が安定するようになり、反射点が移動することによる調整精度の低下を防止することができる。
【0007】また本発明は、前記支持部を、前記球面部に摺接する球面受け部を有しかつ光ディスクの半径方向とこの半径方向に直交する方向とに移動可能に構成したことを特徴とする。このように構成したことにより、レーザ光の反射点の位置とホルダの球面部の中心とを精度良く一致させることが可能になる。
【0008】また本発明は、前記ホルダに前記全反射ミラーを取り付けた際に、前記球面部が前記全反射ミラーの両側に配置され、前記ピックアップハウジングにおける前記全反射ミラーの配置部位の両側に、前記支持部を形成したことを特徴とする。このように構成したことにより、全反射ミラーの側部に全反射ミラーの傾きを調整するための機構を設けることが可能になるため、光ピックアップ装置本体を薄型化することができる。
【0009】また本発明は、前記ホルダは、前記全反射ミラーと嵌合する嵌合部を有し、この嵌合部に前記全反射ミラーを嵌合させた際に前記全反射ミラーの側面が前記嵌合部の側面に接触する構成であり、前記ホルダの全反射ミラーと接触面に凹部を設けたことを特徴とする。このように構成したことにより、ホルダに全反射ミラーをホルダに接着固定する際に、凹部が接着剤溜まりとして機能するようになる。
【0010】また本発明は、前記ホルダの凹部に、前記ホルダおよび前記全反射ミラーを押圧する弾性部材を嵌合したことを特徴とする。このように構成したことにより、弾性部材の押圧によって全反射ミラーがホルダに保持される。
【0011】また本発明は、前記ホルダを紫外線が透過する部材としたことを特徴とする。このように構成したことにより、紫外線を接着剤に直接的に照射することが可能になるため、紫外線硬化性の接着剤を用いて熱を加えずに短時間で接着固定することが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の第1実施形態における光ピックアップ装置の概要を示す説明図であり、1は対物レンズ、2は全反射ミラー、3はコリメートレンズ、4はホログラムユニットを示し、このホログラムユニット4は、レーザダイオードと、受光素子と、レーザダイオードの出射光の光路に配置されたホログラムとを一体的に備えたものである。
【0014】ホログラムユニット4から出射されたレーザ光はコリメートレンズ3によって平行光になり、全反射ミラー2によって反射されて対物レンズ1側に偏向され、対物レンズ1によって光ディスク上に収束されることにより、光ディスク上に光スポットが形成される。さらに、光ディスクによってレーザ光は反射され、この反射光は対物レンズ1,全反射ミラー2,コリメートレンズ3を介してホログラムユニット4に入射する。この時、反射光の光路はホログラムによって曲げられて受光素子に入光するようになる。
【0015】図2は全反射ミラーおよびその周辺の構成を示す斜視図であり、10は全反射ミラー2を保持するホルダ、12はU字型の弾性部材、13は、対物レンズ1,全反射ミラー2,コリメートレンズ3,ホログラムユニット4等、光ピックアップ装置を構成する各種部品を搭載するピックアップハウジングを示す。
【0016】全反射ミラー2は、2つの直角二等辺三角形の面と3つの長方形の面からなる三角柱体における斜面を鏡面としたものであり、全反射ミラー2は、鏡面がレーザ光の光路上に位置するようにピックアップハウジング13内に配設される。ここで以下の説明の便宜上、図2に示すように、全反射ミラー2の三角柱形状における3つの四角形の斜面において、レーザ光を反射する面を鏡面、鏡面に対して底面側の面を下面、鏡面に対して後方の面を背面と称する。
【0017】ホルダ10の中央部にはコ字状の嵌合部10aが形成されており、この嵌合部10aを全反射ミラー2の背面部に嵌合する。嵌合部10aにおける全反射ミラー2の両側面に当接する面の側部および上部には凹部が形成されており、これらの凹部によって全反射ミラー2にホルダ10を嵌合させた際に、孔部10bおよび溝部10cが形成される。また、ホルダ10の両側部には球面の一部からなる球面部10dが形成されている。
【0018】そして、ホルダ10の嵌合部10aに全反射ミラー2を嵌合させ、孔部10b,10bに弾性部材12,12のU字型を閉じるように弾性変形させて挿入することによって、全反射ミラー2の両側面が弾性部材12,12によって押圧されて全反射ミラー2がホルダ10に保持される。この時、球面部10dの中心が全反射ミラー2の鏡面上に位置し、かつホルダ10の最下部の位置が全反射ミラー2の下面と同じかあるいは上方に位置する。さらに、溝部10c,10cに接着剤を流し込むことによって全反射ミラー2がホルダ10に接着固定される。
【0019】ピックアップハウジング13における全反射ミラー2を配置する部位には、長手方向がレーザ光の光路に沿った方向の孔部13aが形成されており、この孔部13aの両側の縁部の一部に、球面の一部からなる凹状の球面座13b,13bが形成されており、この球面座13b,13bにホルダ10の球面部10d,10dが載置されることによって、全反射ミラー2がピックアップハウジング13に配設される。ここで、球面座13b,13bにホルダ10を載置した際、球面座13b,13bの球面の中心は球面部10d,10dの球面の中心に一致し、さらに全反射ミラー2の鏡面におけるレーザ光の反射点Pに略一致するように設定されており、ホルダ10は球面座13b,13bに対して摺動可能でかつ自由方向に傾き可能になる。その結果、全反射ミラー2は図3に示す3軸方向(θ1,θ2,θ3)に傾き調整可能となる。
【0020】次に、全反射ミラーの傾き調整について説明する。
【0021】まず、全反射ミラー2に対して上方にコリメータを配置する。次に、レーザダイオードを点灯して全反射ミラー2によって反射されたレーザ光をコリメータに入射させ、ピックアップハウジング13の基準に対して垂直にレーザ光が立ち上がるように全反射ミラー2の傾きを調整し、調整後に接着固定する。そして傾き調整後に、ピックアップハウジング13に対物レンズアクチュエータをセットする。
【0022】このように構成したことにより、全反射ミラー2は光ディスクに対して垂直にレーザ光を立ち上げることが可能になるため、光ディスク記録面には非点収差の少ない良好なスポットが形成され、信頼性の高い記録再生が可能となる。特にDVD系のメディアを再生する場合は対物レンズのNAが大きいので、全反射ミラー2の傾きは5分以下と厳しい仕様が要求されるが、本実施形態の装置によれば、そのような要求を満たした光ピックアップ装置を供給することが可能となる。
【0023】また、球面部10d,10dの球面の中心と反射点Pが略一致しているために、傾き調整の際に反射点Pの位置が移動することが防止され、コリメータに対する光量の低下を防止することができる。
【0024】また、ホルダ10と全反射ミラー2の側面が接触する構成であり、ホルダ10における全反射ミラー2と接触する面に溝部10cを複数設けたことにより、溝部10cが全反射ミラー2を固定するための接着剤の溜まり溝として機能するため、接着剤を定量的に塗布可能になり、かつ塗布箇所を一定の箇所に安定的に塗布できるようになり、接着後の全反射ミラー2の角度傾きを抑えることが可能になる。その他の効果としては、作業性の向上が図れ、かつ形状認識により自動定量接着塗布も可能となる。
【0025】また、弾性部材12,12によってホルダ10に全反射ミラー2を側面から押圧してホールドする構成としたことによって、全反射ミラー2は安定的に固定され、接着剤だけの固定よりも経時的な傾きを少なくすることが可能でありかつ温度変化による全反射ミラー2の傾きも低減される。この場合、弾性部材12により全反射ミラー2を固定し、その後に接着剤による固定を行うことが一番確実な固定方法である。
【0026】図4は本発明の第2実施形態における光ピックアップ装置の概要を示す説明図であり、20はピックアップハウジング、21はコ字状の支持部材を示す。なお、図1,図2に示す第1実施形態における装置の部材と同一または同一機能の部材については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0027】支持部材21の上面側におけるコ字状の内側において対向する縁部の一部に球面の一部からなる球面座21a,21aが形成されており、支持部材21の下面側におけるコ字状の外側の両側部には段状のレール部21b,21bが形成されている。球面座21a,21aにホルダ10の球面部10d,10dを載置した際、球面座21a,21aの球面の中心と球面部10d,10dの球面の中心とが一致する。さらに、支持部材21にホルダ10を取り付けた際、全反射ミラー2の両側面の側部に支持部材21が配置される。
【0028】また、ピックアップハウジング20の底面には開口部20aが形成されており、この開口部20aの縁部は段状に形成されており、底面よりも低い面の取付面20bが形成されている。そして、開口部20aの上方から取付面20bにレール部21bの下面が当接するように支持部材21をピックアップハウジング20の底面に載置する。この時、開口部20aの開口縁の位置はレール部21の段差の位置よりも外側になるように設定され、かつ取付面20bと底面との段差の位置が支持部材21の外周よりも外側になるように設定されているため、支持部材21はピックアップハウジング20上においてスライド移動可能に載置されるようになる。そのため、全反射ミラー2はラジアル方向及びタンジェンシャル方向に移動可能になる。
【0029】図5は図4の傾き調整時の状態を示す説明図であり、30は4分割受光素子を示す。
【0030】4分割受光素子30を全反射ミラー2の上方でかつレーザダイオードによるレーザ光の出射光路に対して垂直になる位置に配置し、レーザダイオードを点灯して全反射ミラー2によって反射されるレーザ光を4分割受光素子30に入射させ、レーザ光が4分割受光素子30の中心にくるように全反射ミラー2を3軸方向の回転調整およびラジアル−タンジェンシャル方向のスライド調整を行う。ここでは、4分割受光素子30を構成する4つの受光素子30a,30b,30c,30dの検出出力が同じになるように調整する。傾き調整後、支持部材21をピックアップハウジング20に、ホルダ10を支持部材21に接着固定する。
【0031】このように構成したことにより、全反射ミラー2の3軸方向の傾き調整が可能でかつ全反射ミラー2をシーク方向とシーク方向に直交する方向の2軸に移動可能であるため、対物レンズの光軸と全反射ミラー2の球面部10d,10dの球面の中心を一致させるように調整することができ、レーザ光を有効的に対物レンズに入射させることができるようになる。その結果、レーザ光のパワーを有効活用できるようになり、レーザダイオードの出力を低くできるためにレーザダイオードの寿命を延ばし、かつ光ディスクドライブの信頼性を高くすることが可能になる。
【0032】また、レーザ光を点灯し全反射ミラー2から立ち上がる4分割受光素子30からの出力信号により、全反射ミラー2の傾き調整を自動化することも可能であり、工数低減も可能である。
【0033】また、ホルダ10と支持部材21は略コ字状として構成し、ホルダ10と支持部材21とを全反射ミラー2の側面側に配置することにより、調整機構を全反射ミラー2の下面より上に配置できるために光ピックアップ装置の薄型化が可能になる。なお、ホルダ10と支持部材21は略コ字状の構成に限るものではなく、例えば、四角形でレーザ光の光路をくり貫いた形状とし、かつ調整機構が全反射ミラーの下面より下側に配置されないようにすれば光ピックアップ装置は薄型化が図れる。
【0034】以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は前述した構成に限るものではない。例えば、ホルダとして透明プラスチックのような紫外線が透過する部材を用いても良く、紫外線が透過することでホルダの球面部を均一にしかも短時間でかつ熱などを加えずに紫外線硬化型接着剤を用いて接着固定することが可能になる。このように構成したことにより、従来、紫外線の透過しない部材の接着には、熱と紫外線の併用で硬化する接着剤を用いることが考えられるが、このような接着剤では紫外線で仮硬化後、熱を何時間か加えなければ完全に硬化しなかった。熱を加えるということは、工場ラインにおいて、待ち時間が必要となるため極めて生産性が悪い。また、熱を加える弊害として接着したものの位置ずれや傾きが発生してしまうこともあり、問題となっていた。そこで、ホルダを、紫外線が透過する部材によって構成したことにより、球面部と球面座とを接合させる接着剤として紫外線硬化型接着剤を用いることが可能になる。その結果、安定的にかつ短時間で接着することが可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上、説明したように構成された本発明によれば、次に記載する効果を奏する。
【0036】請求項1記載の発明によれば、全反射ミラーは光ディスクに対して垂直にレーザ光を立ち上げることが可能となるため、ディスク記録面に非点収差のない良好なスポットが形成され、信頼性の高い記録再生が可能となる。
【0037】請求項2記載の発明によれば、対物レンズ光軸と全反射ミラーの中心を一致させることができるためレーザ光を有効に対物レンズに入射させることができるようになり、レーザ光パワーの有効活用が可能になる。その結果、レーザ出力を低くできるためレーザ光源の寿命を延ばすことが可能である。また、発散系の照明においては、コマ収差の低減が可能となる。よって、ドライブの信頼性を高くすることが可能になる。
【0038】請求項3記載の発明によれば、ピックアップの薄型化が可能である。
【0039】請求項4記載の発明によれば、接着剤を定量的に塗布可能であり、かつ塗布箇所を一定の箇所に安定的に塗布でき、接着後の全反射ミラーの角度傾きを抑えることが可能になる。
【0040】請求項5記載の発明によれば、全反射ミラーは安定的に固定され、接着剤だけの固定よりも経時的な傾きを少なくすることが可能になり、かつ温度変化による全反射ミラーの傾きも低減される。
【0041】請求項6記載の発明によれば、安定的にかつ短時間で全反射ミラーの接着固定が可能となる。
【出願人】 【識別番号】000006747
【氏名又は名称】株式会社リコー
【出願日】 平成12年8月4日(2000.8.4)
【代理人】 【識別番号】100112128
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 光威
【公開番号】 特開2002−56563(P2002−56563A)
【公開日】 平成14年2月22日(2002.2.22)
【出願番号】 特願2000−236824(P2000−236824)