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【発明の名称】 光記録媒体からの読み出しおよび/または同媒体への書き込みを行う装置の読み出し/書き込み準備を迅速に整える方法及び装置
【発明者】 【氏名】ディトマール ウーデ

【氏名】クリスティアン ブエクレル

【要約】 【課題】光記録媒体、とりわけDVD-ROM(1)からの読み出しおよび/または同媒体、とりわけDVD-ROM(1)への書き込みを行う装置の読み出し/書き込み準備をより迅速に整える方法及び装置を提供する。

【解決手段】例えば「BCAデータエリア」など、各記録媒体(1)を個別に識別する識別的特徴を読み取り、あるいは検出し、挿入された光記録媒体(1)の識別の後、該記録媒体(1)につき、装置の書き込みおよび/または読み取りユニット(2)のための調整パラメータが、前もって記憶装置(5,8)に保存されているかどうかをチェックする。保存されていた場合には、調整パラメータ値を記憶装置(5,8)から読み出し、書き込みおよび/または読み取りユニット(2)の調整のためのスタート値として用いることができる。逆に、記憶装置(5,8)の中に、識別の済んだ記録媒体(1)のための調整パラメータ値を発見できなかった場合には、書き込みおよび/または読み取りユニット(2)の通常の調整が行われ、算出された調整パラメータ値は、その後、記憶装置(5,8)に保存される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 各記録媒体を個別に識別する識別情報アイテムを備えた光記録媒体(1)につき、同媒体からの読み出しおよび/または同媒体への書き込みを行う装置の読み出し/書き込み準備を、以下のステップにより迅速に整える方法;
a)記録媒体(1)が装置に挿入されると、識別のために該記録媒体の識別情報アイテムの検出を行い、b)識別の済んだ記録媒体(1)について、装置の動作のための少なくともひとつの調整パラメータ値が、記憶手段(5,8)に保存されているかどうかのチェックを行い、c)ステップb)で行われたチェックにより、保存されていることが判明した場合には、記憶手段(5,8)から調整パラメータ値を読み出し、読み出された調整パラメータ値にしたがって装置を調整して、記録媒体(1)のデータエリアからの読み出しおよび/または該エリアへの書き込みを可能にする。
【請求項2】 ステップb)のチェックで、調整パラメータ値が見つからなかった場合には、光記録媒体(1)のデータエリアから読み出しおよび/または、同エリアへの書き込みを行うことができるよう、装置が調整され、その後、識別の済んだ記録媒体(1)について、装置の調整状態に対応する少なくともひとつの調整パラメータ値が記憶手段(5,8)に保存されることを特徴とする、請求項1記載の方法。
【請求項3】 装置の不揮発性メモリ(5)または不揮発性データキャリヤ(8)上に保存されているファイルが記憶手段として用いられることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の方法。
【請求項4】 不揮発性データキャリヤ(8)が装置の外部に備えられ、前記不揮発性データキャリヤ(8)のファイルのコンテンツがb)およびc)のステップでアクセスされ装置内にもうけられるメモリ(5)に受け入れられることを特徴とする、請求項3記載の方法。
【請求項5】 ステップa)において、光記録媒体(1)のBCAデータエリアが識別情報として読み取られることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載の方法。
【請求項6】 各記録媒体を、個別に識別する識別情報アイテムを備えた記録媒体(1)と、装置に挿入された記録媒体(1)の識別情報アイテムを検出するための検出手段(2)を持つ装置と、検出された識別情報アイテムを用いて、装置に挿入された記録媒体(1)を識別ならびに、識別の済んだ記録媒体(1)について、装置の動作のための少なくともひとつの調整パラメータ値が記憶手段(5,8)に保存されているかどうかをチェックする制御手段(4)を備えた装置と、識別の済んだ記録媒体(1)につき、調整パラメータ値を記憶手段(5,8)の中に確認することができた場合には、制御手段(4)が、書き込み/読み取り手段(2)を通じて、記録媒体(1)のデータエリアからの読み出しおよび/または該エリアへの書き込みを可能にするために、記憶手段(5,8)から調整パラメータ値を読み出し、読み出されていた調整パラメータ値にしたがって、装置の書き込み/読み取り手段(2)を調整するよう設定されていることを特徴とする、光記録媒体からの読み出しおよび/または、同媒体への書き込みを行う装置。
【請求項7】 前記検出手段が読み取り手段(2)によって構成されることを特徴とする、請求項6記載の装置。
【請求項8】 識別の済んだ記録媒体(1)につき、調整パラメータ値を記憶手段(5,8)の中に確認することができなかった場合には、制御手段(4)が、書き込み/読み取り手段(2)の調整を行い、識別の済んだ記録媒体(1)につき、書き込みおよび/または読み取り手段(2)の調整状態に対応した少なくともひとつの調整パラメータ値が記憶手段(5,8)に保存されるよう設定されていることを特徴とする、請求項6または請求項7記載の装置。
【請求項9】 記憶手段が、装置の不揮発性メモリ(5)または装置の外部に備えられた不揮発性キャリヤ(8)で構成されることを特徴とする、請求項6−8のいずれかに記載の装置。
【請求項10】 検出手段(2)が、記録媒体(1)のBCAデータエリアを、装置に挿入された記録媒体(1)を個別に識別する識別情報アイテムとして読み取るよう設定されていることを特徴とする、請求項6−9のいずれかに記載の装置。
【請求項11】 装置が、光記録媒体としてのDVD-ROM(1)からの読み出しおよび/または光記録媒体としてのDVD-ROM(1)への書き込みを行うよう設定されていることを特徴とする、請求項6−10のいずれかに記載の装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光記録媒体からの読み出しおよび/または同媒体への書き込みを行う装置の読み出し/書き込み準備を迅速に整える方法ならびに、光記録媒体からの読み出しおよび/または同媒体への書き込みを行うための対応する構成の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光記録媒体からの読み出しおよび/または同媒体への書き込みを行うための装置に光記録媒体を挿入した後、該記録媒体へのアクセスが可能になるまでには、一定の待ち時間が存在する。待ち時間は、DVD-ROMやDVDビデオの場合には、数十秒になることも有り得る。かかる装置が、各光記録媒体からの確実な読み出しならびに/または各光記録媒体への確実な書き込みを行うためには、最初に様々な調整ステップが行われなければならないというのが、待ち時間存在の理由である。
【0003】待ち時間、あるいは調整時間にどのような調整ステップが行われるかは、とりわけ、それぞれのケースに使用される光記録媒体の種類に依存する。異なる種類の光記録媒体が存在すればするほど、そして、使用されている装置が、より多くの種類の光記録メディアの書き込み/読み出しに対応していればいるほど、待ち時間は長くなる。したがって、原則的に待ち時間を可能な限り短縮することへのニーズがある。
【0004】JP 07-192386では、CDプレーヤーに挿入されたCD-ROMの識別コードを読み取り、RAMに保存されたデータと比較するCDプレーヤーを説明している。一致が確認された場合には、同様にRAMに保存されている設定データが読み出され、システムを起動させるために用いられる。かかる設定データは、通常のCDプレーヤーの操作中に、メニュー制御インターフェースを介して選択することのできる設定情報アイテムである。一例を挙げると、CD-ROMに含まれている、例えばゲーム用に作成された、PC用のメニュー設定あるいはゲームステータスを再ロードすることができるので、メニュー設定あるいはゲームステータスを新たに作成する必要がなくなり、電源供給後の全システムの起動が加速される。しかしながら、例えば同一のコンピューターゲームのCD-ROMは、同一の識別コードを持つため、個々のCD-ROMの識別は行われない。
【0005】さらに、US 4,872,151では、CDの識別コードを読み取り、それを記憶装置に保存されている識別コードと比較するという方法を提案している。一致が確認された場合には、識別コードと共に保存されている、CD上に含まれるタイトルを再現せよ、という命令をロードすることができ、このロードされた命令にしたがって、CDの再現を行うことができる。しかしながら、例えば同一のタイトルのCDは全て同一の識別コードを持つため、この処理によっても、個々のCDの識別は行われない。
【0006】最後に、DE 31 39 543 A1では、レコードプレーヤーの自動制御システムを提案している。レコードのレーベルの周辺には、光電子情報がプリントされており、該情報アイテムはバーコードの形態で、レコード特有のデータを含んでいる。該光電子情報は、回転速度を規定するデータなどを含むことがあり、この光電子情報アイテムを読み取れば、様々なレコードプレーヤー機能の自動制御が可能になる。しかしながら、例えば特定のタイトルの全てのレコードは同一にプリントされているため、光電子情報アイテムを以ってしても、各レコードの個々の識別は不可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の、装置に光記録メディアを挿入してからの待ち時間あるいは調整時間の短縮を可能にした、光記録媒体からの読み出しおよび/または同媒体への書き込みを行う装置の読み出し/書き込み準備を迅速に整える方法ならびに、対応する構成の装置の提案を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は通常、個々に記録されている特徴または識別情報アイテムによって判別可能な光記録媒体に適用される。DVD-ROMは、各媒体あるいは各記録媒体に個別に割り当てられている「BCAコード(BCA: Burst Cutting Area)」を有しているので、DVD-ROM媒体には、とりわけ適している。一連のディスクの均一的な製造作業が済むと、焼付作業により、「Burst Cutting Area」が個々のディスクの特定の位置に加えられる。BCAデータエリアは通常、ディスクの識別子と認証を備えている。BCAデータエリアは、ディスクを唯一無二のものとして識別するため、(BCAデータエリアを)該当のディスクの個別の判定に用いることができる。
【0009】本発明においては、記録媒体が挿入されると、該記録媒体の識別のために、各記録媒体の該当する識別情報が検出される。その後、識別の済んだ該記録媒体について、装置の動作のための調整パラメータ値が記憶装置に保存されているかどうかのチェックがなされる。保存されていた場合には、調整パラメータ値が記憶装置から読み出され、装置の調整に使用されるため、結果として、装置の読み出しおよび/または書き込み準備が迅速に整えられる。
【0010】しかしながら、記録媒体が装置に初めて挿入された場合には、記憶装置の中に調整パラメータ値を確認することができない。そのため、「フォーカスゲイン」、「フォーカスオフセット」、「トラッキングゲイン」、「トラッキングオフセット」あるいは「HFゲイン」などのパラメータ設定ならびに装置が光記録媒体からの確実な読み出しおよび/または光記録媒体への確実な書き込みを行うことができるよう、通常の調整作業が行われなければならない。その後、記録媒体のコンテンツのリスト読み出しならびに、各ユーザが指示したデータエリアへのアクセスが初めて可能になる。装置に初回に挿入された際に、記録媒体用に設定された前述の調整パラメータ値ならびに、個々の記録媒体特有のさらなる制御もしくは規制回路パラメータの値、あるいはその他のパラメータの値が、記録媒体の対応する識別情報アイテムまたは個々の特徴と共に保存され、記録媒体が再び装置に挿入された際には、前述の方法により、それらを読み出すことができ、装置の読み出し/書き込み準備を迅速に整えるために使用することができる。
【0011】調整パラメータ値は、例えば装置内の不揮発性メモリに保存することが可能であり、パソコン(PC)など他の機器が接続されている場合には、装置外部の設定ファイルに保存することが可能である。本発明の変形例では、既知の記録メディアのリストを対応する設定パラメータ値と共にPCのハードディスク上に不揮発性ファイルとして保存することができ、PCのスイッチを入れた際ならびに、それに続く、組み込み型読み出し/書き込み装置の初期化の際には、該当の装置の揮発性メモリ内に受け入れられることが可能であるため、記録媒体が読み出し/書き込み装置に挿入される度に、装置とPCのハードディスクの間でデータのやり取りをする必要がない。
【0012】BCAデータエリアのコンテンツが各記録媒体を個別に識別する識別情報として読み取られた場合には、とりわけ有効である。というのも、BCAデータエリアは、比較的粗い構造をしており、読み取り装置により極めて簡単に読み取ることができるからである。読み取りのためには、再生装置の対物レンズをフォーカス調整によって大まかにフォーカスするだけでよいのである。BCA情報は、走査ビームに対し、非常に大きく、記録媒体の特定の直径上にあるため、トラッキング調整は必要でない。したがって、BCA情報の読み取りの前に、フォーカスオフセットあるいはトラッキング調整のいかなるパラメータも調整する必要がない。
【0013】それどころか、BCA情報を含む記録媒体の直径に、走査ビームが当たりさえすればよいのである。かかる動作は、BCA情報あるいは個々の記録媒体を識別する他の情報アイテムのために事前に算定されていた位置に光スキャナーを移動させることにより、適切に行われる。
【0014】挿入された記録媒体を認識するためには、しかしながら、他の識別的特徴が個々の記録媒体を個別に識別可能にするものである場合には、それを用いることも可能である。例えば、一人のユーザが同一のコンテンツを持つ記録媒体を複数枚所持するとは考えにくいので、挿入された記録媒体のコンテンツのリストなどを識別的特徴として用いることも可能である。記録媒体の個々の区別化は、バーコードなど、レーベルにプリントされたものの検出を通して行うことも可能であるが、この場合は、それが唯一のものであることが条件である。本発明の範囲には、検出可能な電子あるいは磁気的な個別化情報アイテムの検出も含まれる。
【0015】本発明の下では、各光記録媒体用の調整パラメータ値は、たった一度、つまり該記録媒体が読み出しおよび/または書き込み装置に最初に挿入された際に決定される。同じ記録媒体が再度挿入された際には、すでに決定されている調整パラメータ値を記憶装置から読み出し、迅速な調整のために用いることができる。以上の方法により、光記録媒体を挿入してから同光記録媒体にアクセスするまでに要していた待ち時間を、確かに短縮することができるのである。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、光記録媒体(1)を示したものであり、ここではDVD-ROMが描かれており、駆動ユニット(3)によって回転させられる。DVD-ROM(1)が挿入されると、DVD-ROM(1)の「BCAデータエリア」が光学式読み取りユニット(2)によって読み取られる。BCAデータエリアは、それぞれ挿入されたDVD-ROM(1)を唯一無二のものとして識別するため、それぞれに挿入されたDVD-ROM(1)をBCAデータエリアの評価により、個別に推定することが可能である。DVD-ROM(1)の識別にBCAデータエリアを用いることは、有効である。なぜなら、BCAデータエリアは、比較的粗い構造をしており、読み取り装置により、極めて簡単に読み取ることができるからである。光学的読み取りユニット(2)の対物レンズを対応するフォーカス調整によって、大まかにフォーカスするだけでよいのである。BCAデータエリアは、光学的読み取りユニットの走査ビームに対して、非常に大きく、DVD-ROM(1)の特定の直径領域上にあるので、トラッキング調整は不要である。したがって、光学的読み取りユニット(2)の走査ビームが、DVD-ROM(1)の特定の直径領域、好ましくは該領域の中心に当たりさえすればよいのである。
【0017】BCAデータエリアの読み取りが済むと、光学的読み取りユニット(2)によって読み取られたデータは、制御ユニット(4)に伝えられる。かかる制御ユニットは、BCAデータエリアから読み取られたデータを装置に挿入されたDVD-ROM(1)の識別に用いる。さらに、制御ユニット(4)は、不揮発性メモリ(5)にアクセスし、識別の済んだDVD-ROM(1)用に、以前の調整作業の際に決定された調整パラメータ値が保存されているかどうかをチェックする。
【0018】調整パラメータ値が保存されていなかった場合、すなわち、該DVD-ROM(1)が読み取り装置に初めて挿入された場合には、光学的読み取りユニット(2)がDVD-ROM(1)の確実な読み出しを行うことができるようにするため、通常の調整作業が行われなければならない。調整パラメータ値が保存されていなかった場合には、例えばフォーカスまたはトラッキング調整のための制御もしくは調整回路パラメータである、光学的読み取りユニット(2)の「フォーカスゲイン」パラメータ、「フォーカスオフセット」パラメータ、「トラッキングゲイン」パラメータ、「トラッキングオフセット」パラメータ、「HFゲイン」パラメータなどを、DVD-ROM(1)の読み出しに可能な限り最適な値に設定するために、様々な調整ステップが行われなければならない。その後、DVD-ROM(1)のコンテンツのリストが光学的読み取りユニット(2)で読み出し可能になり、ユーザが指示したデータエリアへのアクセスが初めて可能になる。識別の済んだDVD-ROM(1)を識別する個々の特徴もしくはBCAデータエリアの識別情報アイテムは、制御ユニット(4)によって設定された前述の調整パラメータ値と共に、不揮発性メモリ(5)に保存され、同一のDVD-ROM(1)が繰り返し使用された場合には、光学的読み取りユニット(2)の迅速な調整のために、下記の方法で使用される。
【0019】DVD-ROM(1)が繰り返し使用されていた場合には、制御ユニット(4)は読み取った識別情報をメモリ(5)に保存されている既知のディスクのリストと比較することにより、該DVD-ROM(1)が以前に識別されており、光学的読み取りユニット(2)が対応して調整されていたことを確認する。制御ユニット(4)は、その後、該当のDVD-ROM(1)の識別情報アイテムのために、メモリ(5)に保存されていた調整パラメータ値を読み出し、光学的読み取りユニット(2)の調整のためのスタート値として用いる。調整を完全になくし、ユーザに要求されたデータの読み出しを直ちに開始することも可能であり、その結果、DVD-ROM(1)へのアクセスを、一段と加速させることができる。この場合には、本発明にしたがい、個々の記録媒体に整合させられたスタート値が、実際の最適値に極めて近いため、本発明に基づく調整時間は、最適な方法でスタート値が調整されていたとしてもなお短縮される。
【0020】図1に示されている実施形態において描かれている出力ユニットは、表示ユニット(6)とスピーカー(7)であり、光学的読み取りユニット(2)で読み取られたDVD-ROM(1)の情報は、それらを通して再現することができる。音声ならびに映像情報に加え、DVD-ROM(1)には通常のデータも保存可能であり、かかるデータは該当の評価ユニットに送られる。
【0021】図1に示す装置が、読み出し専用である必要がないことは言うまでもなく、むしろ、光学的読み取りユニット(2)の代わりに、光学的書き込み/読み取り兼用ユニットあるいは、ただの光学的書き込みユニットを使用することも可能であり、各ケースで用いられた光記録媒体(1)への書き込みならびに/もしくは光記録媒体からの読み出しが可能になっている。
【0022】本発明の第2の実施形態が図2に示されている。図1に示されているコンポーネントに相当するコンポーネントは、同一の参照番号で示す。
【0023】図2に示す実施形態においては、図示されているDVD-ROM読み取り装置がパソコン(PC)に接続されている。識別の済んだDVD-ROM(1)識別情報アイテムおよび/または該当の調整パラメータ値のための不揮発性メモリとして用いられているのは、PCの設定ファイルであるが、これは、PCのハードディスク(8)上などに保存されている。制御ユニット(4)は、識別の済んだDVD-ROM(1)のための調整パラメータ値が以前に決定され、保存されているかどうかを確かめるために、ハードディスク(8)の該設定ファイルにいつでもアクセスすることができる。決定され、保存されていた場合には、読み取られた識別情報アイテム用に保存されていた調整パラメータ値がロードされ、光学的読み取りユニット(2)の調整のために用いられる。決定、保存がされていなかった場合には、前述の調整ステップが遂行されなければならず、かかるプロセスにより決定された調整パラメータ値は、挿入されたDVD-ROM(1)の識別情報アイテムと共に、ハードディスク(8)上の設定ファイルの中に保存されなければならない。
【0024】制御ユニット(4)による、ハードディスク(8)へのアクセスは、数ミリ秒続くため、図1に示されているメモリ(5)を追加的に用いることが、有効である。その場合、図2の実施例では、メモリ(5)を揮発性メモリとして設定することができる。PCのスイッチが入ると、ハードディスク(8)の設定ファイルのコンテンツがDVD-ROM読み取り装置の揮発性メモリ(5)に受け入れられるので、制御ユニット(4)は、その後、メモリ(5)にアクセスすることで、既知のDVD-ROM(1)のリストをチェックすることができる。したがって、違うDVD-ROM(1)が挿入される度に、読み取り装置とハードディスク(8)の間でデータのやりとりをする必要がなくなる。
【出願人】 【識別番号】501263810
【氏名又は名称】トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム
【氏名又は名称原語表記】Thomson Licensing S.A.
【出願日】 平成13年7月2日(2001.7.2)
【代理人】 【識別番号】100074930
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 恵一
【公開番号】 特開2002−56544(P2002−56544A)
【公開日】 平成14年2月22日(2002.2.22)
【出願番号】 特願2001−200801(P2001−200801)