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【発明の名称】 磁気記録クリーニングテープ
【発明者】 【氏名】今野 暁

【氏名】伊藤 清美

【氏名】尾形 博幸

【要約】 【課題】良好な電磁変換特性及びクリーニング効果を有する磁気記録クリーニングテープを提供する。

【解決手段】非磁性支持体上に少なくとも磁性粉末と研磨材とを含有する塗膜によってクリーニング層が形成され、クリーニング層の膜厚が研磨材の平均粒子径の150〜300%の範囲内とされた磁気記録クリーニングテープを構成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 磁気ヘッドのクリーニングを行う磁気記録クリーニングテープであって、非磁性支持体上に、少なくとも磁性粉末と研磨材とを含有する塗膜によってクリーニング層が形成され、上記クリーニング層の膜厚が、上記研磨材の平均粒子径の150〜300%の範囲内とされたことを特徴とする磁気記録クリーニングテープ。
【請求項2】 上記磁性粉末100重量部に対して、上記研磨材3〜5重量部を有することを特徴とする請求項1に記載の磁気記録クリーニングテープ。
【請求項3】 上記クリーニング層の膜厚を、0.12〜0.54μmの範囲内とすることを特徴とする請求項1に記載の磁気記録クリーニングテープ。
【請求項4】 上記クリーニング層の表面粗さを、40〜60nmの範囲内とすることを特徴とする請求項1に記載の磁気記録クリーニングテープ。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ヘッドの媒体摺動面をクリーニングする磁気記録クリーニングテープに関する。詳しくは、磁性層を有し、この磁性層に画像信号が記録され、この画像信号を再生すると共に磁気ヘッドの媒体摺動面をクリーニングする磁気記録クリーニングテープに関する。
【0002】
【従来の技術】情報記録再生装置の一例である磁気記録再生装置として、テープ状の磁気記録媒体を使用する場合においては、記録/再生は磁気ヘッドとテープ状の磁気記録媒体とを互いに接触させつつ摺動して行われる。このとき、磁気ヘッドの表面に磁気記録媒体からの脱落物や周囲にある塵埃が付着すると、記録/再生特定の劣化を招く。
【0003】この劣化した記録/再生特性を復元するものとして、磁気記録再生装置に対応したクリーニングテープや、これを収納したクリーニングカセット等のクリーナーが市販されている。
【0004】これらのクリーナーは、磁気ヘッド等に付着した付着物を機械的に削って除去するものであり、クリーニングテープのクリーニング層表面が過度の研磨性を有し、必要以上に長時間摺動させた場合には磁気ヘッドを過剰に削るおそれがあった。
【0005】このため、特開平6−274839号公報では、磁気ヘッドのクリーニングと同時に映像をモニタリングできるようにクリーニングテープのクリーニング層に映像を記録しておき、磁気ヘッドの過剰なクリーニングを防止するクリーニングテープが開示されている。
【0006】このクリーニングと同時に情報の記録/再生を可能とするタイプのクリーニングテープのクリーニング層には、良好な電磁変換特性を有するに十分な磁性粉末と良好なクリーニング効果を有するに十分な研磨材とを含有していることが求められる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クリーニング層に対する磁性粉末の含有率を大にして良好な電磁変換特性を求めれば、クリーニング層に対する研磨材の含有率が小となって満足するクリーニング効果が得られない。逆に、クリーニング層に対する研磨材の含有率を大にして良好なクリーニング効果を求めれば、クリーニング層に対する磁性粉末の含有量が小となって満足する電磁変換特性が得られない。
【0008】また、スペーシングロスを小とするためには、クリーニング層表面の平滑性が求められるが、クリーニング効果を大とするためには、逆にクリーニング層表面に適当な表面粗さが求められる。
【0009】このため、特開2000−11340号公報では、磁性粉末と研磨材とを含有する塗膜を形成する工程において、研磨材を別に分散した分散液を磁性粉末分散液に混合する工程を有して製造を行うことで、良好な電磁変換特性及びクリーニング効果を得ることができるクリーニングテープが開示されている。
【0010】しかしながら、この場合も、クリーニング層の厚みや使用する研磨材の粒径により、良好な電磁変換特性が得られない場合や、十分なクリーニング力が得られない場合があった。
【0011】上述した問題の解決のために、本発明においては、良好な電磁変換特性及びクリーニング効果を有する磁気記録クリーニングテープを提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気記録クリーニングテープは、磁気ヘッドのクリーニングを行うものであって、非磁性支持体上に少なくとも磁性粉末と研磨材とを含有する塗膜によってクリーニング層が形成され、このクリーニング層の膜厚が研磨材の平均粒子径の150〜300%の範囲内とされたものである。
【0013】上述の本発明の構成によれば、クリーニング層の膜厚が研磨材の平均粒子径の150〜300%の範囲内とされたことにより、クリーニング効果に必要な研磨材をクリーニング層上に突出しやすくすることができる。これにより、添加する研磨材の量を少なくすることが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、磁気ヘッドのクリーニングを行う磁気記録クリーニングテープであって、非磁性支持体上に少なくとも磁性粉末と研磨材とを含有する塗膜によってクリーニング層が形成され、クリーニング層の膜厚が研磨材の平均粒子径の150〜300%の範囲内とされた磁気記録クリーニングテープである。
【0015】また本発明は、上記磁気記録クリーニングテープにおいて、磁性粉末100重量部に対して、上記研磨材3〜5重量部を有する構成とする。
【0016】また本発明は、上記磁気記録クリーニングテープにおいて、クリーニング層の膜厚を0.12〜0.54μmの範囲内とする。
【0017】また本発明は、上記磁気記録クリーニングテープにおいて、クリーニング層の表面粗さを、40〜60nmの範囲内とする。
【0018】本発明の磁気記録クリーニングテープは、樹脂フィルム等の非磁性支持体上に、少なくとも磁性粉末及び研磨材を含有する塗布膜によってクリーニング層を形成して成る。このクリーニング層により、磁気ヘッドのクリーニングを行うものである。
【0019】そして、本発明者らは、鋭意研究した結果、磁気記録クリーニングテープのクリーニング層の塗布厚を、研磨材の平均粒子径の150%〜300%の範囲内にすることにより、良好な電磁変換特性及びクリーニング効果を確保できることを見い出した。
【0020】本発明の磁気記録クリーニングテープで使用される磁性粉末としては、γ−FeOx (x=1.33〜1.5)、Co変性γ−FeOx (x=1.33〜1.5)、FeまたはNiまたはCoを主成分(75%以上)とする強磁性合金、バリウムフェライト、ストロンチウムフェライト等公知の強磁性材料が使用できる。また、これらの強磁性粉末には所定の原子以外にAl、Si、S、Sc、Ti、V、Cr、Cu、Y、Mo、Rh、Pd、Ag、Sn、Sb、Te、Ba、Ni、Ta、W、Re、Au、Hg、Pb、Bi、La、Ce、P、Mn、Zn、Co、Sr、B等の原子を含んでもかまわない。
【0021】そして、本発明の磁気記録クリーニングテープにおいて、より有用な磁性粉末は、強磁性の微粒子金属粉末である。
【0022】また、本発明の磁気記録クリーニングテープで使用される研磨材としては、例えば、α−アルミナ、β−アルミナ、溶融アルミナ、炭化珪素、酸化クロム、珪石、ガーネット、窒化珪素、窒化ホウ素、炭化モリブデン、炭化ホウ素、炭化タングステン、酸化チタン等を主成分にして、モース硬度6以上の公知の材料が単独または組み合わせて使用される。これら研磨材の平均粒径は0.01〜2μmが好ましい。
【0023】研磨材は、例えば磁性粉末と共に溶剤内に分散させて磁性塗料を形成して使用される。また、研磨材を別途分散させておき、研磨材の分散液を磁性粉末分散液と混合分散することにより磁性塗料を形成して使用しても構わない。
【0024】尚、本発明の磁気記録クリーニングテープにおいて、非磁性支持体、磁性塗料を調整するのに使用される溶剤、並びに磁性塗料に混入される磁性粉末以外の材料即ち結合剤、帯電防止剤、硬化剤、防錆剤、潤滑剤には従来公知のものがいずれも適用可能で何ら限定されない。
【0025】例えば非磁性支持体の素材としては、一般に磁気記録媒体に使用されるものを使用することができ、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル類、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、セルローストリアセテート、セルロースジアセテート、セルロースアセテートブチレート等のセルロース誘導体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン等のビニル系樹脂、ポリカーボネイト、ポリイミド、ポリアミドイミド、その他のプラスチック、アルミニウム、銅等の金属、アルミニウム合金、チタン合金等の軽合金、セラミックス、単結晶シリコン等が挙げられる。
【0026】磁性塗料の形成に用いられる結合剤としては、いずれも公知の材料が使用できる。即ち、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−マレイン酸共重合体、アクリル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エステル−アクリロニトリル共重合体、メタクリル酸エステル−塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸エステル−スチレン共重合体、熱可塑性ポリウレタン樹脂、フェノキシ樹脂、ポリフッ化ビニル、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸共重合体、ポリビニルブチラール、セルロース誘導体、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、熱硬化性ポリウレタン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、アルキド樹脂、尿素−ホルムアルデヒド樹脂、ポリビニルアセタール樹脂またはこれらの混合物等が挙げられる。
【0027】特に、柔軟性を付与するとされているポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体等と、剛性を付与するとされているセルロース誘導体、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等が望ましい。上述の結合剤は、イソシアネート化合物を架橋させることにより耐久性を向上させたり、あるいは適当な極性基を導入させたものであってもよい。
【0028】磁性塗料に用いられる帯電防止剤としては、カーボンブラック等を用いることができる。このカーボンブラックとしては、どのようなカーボンであっても構わない。カーボンブラックは、その製法により、アセチレンブラック、ファーネスブラックなどがある。
【0029】磁性塗料に用いられる硬化剤としては、芳香族ポリイソシアネート及び脂肪酸ポリイソシアネートが挙げられ、これらと活性水素化合物との付加体が好ましい。芳香族ポリイソシアネートとしては、トルエンジイソシアネート(TDI)、1,3−キシレンジイソシアネート、1,4−キシレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、p−フェニルジイソシアネート、m−フェニルジイソシアネート、1,5−ナフチルジイソシアネート等を挙げることができる。また、脂肪族ポリイソシアネートとしては、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、シクロヘキサンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート(IPDI)等を挙げることができる。
【0030】これらと付加体を形成する活性水素化合物としては、エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、トリメチロールプロパン、グリセリン等があり、平均分子量は、100〜5000の範囲のものが好ましい。
【0031】潤滑剤としては、高級脂肪酸エステルが好適である。ここで、上記高級脂肪酸エステルとして、炭素数16以上22以下の高級脂肪酸とネオペンチルアルコールとのエステル化合物が最も好ましいが、炭素数10以上24以下の一塩基性脂肪酸(分岐していても、不飽和結合を含んでいても良い)と炭素数1以上18以下の一価のアルコール(分岐していても、不飽和結合を含んでいても良い)やアルキレンオキサイドのモノアルキルエーテルとからなるエステル化合物でも良い。これらを用いることにより、その他の高級脂肪酸エステルと同じ量が存在した場合でも低速で摺動する部分の摩擦をより低く抑え、かつ耐久性に優れた油膜を形成することができる。このため、より一層走行性及び耐久性の向上を図ることができる。これらエステル化合物として、具体的に例示するならば、ステアリン酸エチル、ステアリン酸プロピル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸sec−ブチル、ステアリン酸tert−ブチル、ステアリン酸イソブチル、ステアリン酸ペンチル、ステアリン酸ヘプチル、ステアリン酸オクチル、ステアリン酸ブトキシエチル、パルミチン酸ブチル、パルミチン酸ペンチル、パルミチン酸ヘプチル、パルミチン酸オクチル、パルミチン酸イソオクチル、ミリスチン酸オクチル、オレイン酸オレイル等が挙げられる。
【0032】その他の潤滑剤として、上記高級脂肪酸エステルの他に従来公知のものを組み合わせて使用することも可能である。この従来公知の潤滑剤としては、例えばミリスチン酸やステアリン酸等の高級脂肪酸及びそれらの金属やアミンとの塩類、脂肪酸と1価またはそれ以上6価までのアルコール類との本発明によるものを含めたエステル化合物、脂肪線で変成したものを含めたエステル化合物、脂肪酸で変成したものを含むシリコンオイル、アルキル燐酸エステル、これらにはエチレンオキサイド等の付加によりエーテル結合等他の置換基が含まれても良いし、一部フッ素が含まれても良い。更に、パフロロポリエーテル及びその変成物等が挙げられる。
【0033】これら潤滑剤は、磁性塗料の混合・分散の初期、途中、終了時のいずれの段階で添加しても良く、さらにクリーニング層が形成された後にトップコートしても良い。
【0034】尚、本発明の磁気記録クリーニングテープにおいて、非磁性支持体の磁性層側とは反対の面に非磁性のバックコート層を設けても構わない。バックコート層の厚みは、0.3〜1.0μmであり、従来公知のバックコート層用の材料を使用することができる。
【0035】本発明の磁気記録媒体によれば、非磁性支持体上に塗布されるクリーニング層中の研磨材平均粒径の100%〜300%の塗膜厚に規制することにより、クリーニング効果に必要な研磨材がクリーニング層表面に突出し易くなり、添加する研磨材を少なくすることができる。
【0036】また、磁性粉末100重量部に対して、研磨材の添加量を3〜5重量部に規制することで、過剰な研磨力を有することなく、良好な電磁変換特性を得ることができる。
【0037】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例により説明するが、本発明がこの実施例に限定されるものではないことは言うまでもない。
【0038】(実施例1)まず、下記に示す組成の塗料材料をサンドミルにより分散する。
塗料組成 ・磁性粉(σs=120Am2 /kg、保磁力Hc=127kA/m BET法による比表面積65m2 /g) 100重量部 ・結合剤:塩化ビニル系共重合体(日本ゼオン社製 MR110)
14重量部 ・結合剤:ポリエステルポリウレタン樹脂(イソフタル酸/テレフタル酸/ブタンジオール−MDI系ポリウレタン 分子量25000 極性官能基としてスルホン酸ナトリウム塩を0.2wt%含む) 6重量部 ・研磨材:住友化学社製 HIT-60A (平均粒径0.18μm) 3重量部 ・帯電防止剤:キュボット社製 BP−L 1重量部 ・溶剤:メチルエチルケトン 80重量部 ・溶剤:トルエン 80重量部 ・溶剤:シクロヘキサノン 80重量部 ・潤滑剤:ミリスチン酸 1重量部【0039】その後、硬化剤(日本ポリウレタン社製、商品名:コロネートL)を3重量部、潤滑剤(ヘプチルステアレート)を1重量部添加し、これを厚さ10.0μmのPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム上に乾燥後の厚みが0.3μmとなるように塗布した。
【0040】その後、磁場配向処理を行って、乾燥させて巻き取りを行った。続いて、処理温度50℃、線圧力250kg/cmでカレンダー処理を施し、温度60℃、20時間の硬化処理を行い磁性層を形成した。
【0041】そして、下記の組成を有するバックコート層を、厚さ1.0μmとなるように塗布形成した。
固形分組成 ・帯電防止剤:キュボット社製 BP−L 100重量部 ・ポリウレタン樹脂(ポリカーボネートポリオール/ネオペンチルグリコール−HDI系ポリウレタン 分子量35000 N−メチルシジエタノールアミンを0.2wt%含む) 40重量部 溶剤組成 ・溶剤:メチルエチルケトン 100重量部 ・溶剤:トルエン 100重量部 ・溶剤:シクロヘキサノン 100重量部 ・硬化剤:日本ポリウレタン社製 コロネートL−50 10重量部【0042】このようにして得られた幅広テープを8mm幅にスリットしてサンプルテープとし、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0043】(比較例1)上記実施例1における磁性塗料の研磨材を2重量部にし、乾燥後の厚みが0.1μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0044】(比較例2)上記実施例1における磁性塗料の研磨材を2重量部にし、乾燥後の厚みが0.3μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0045】(比較例3)上記実施例1における磁性塗料の研磨材を2重量部にし、乾燥後の厚みが0.5μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0046】(比較例4)上記実施例1における磁性塗料の研磨材を2重量部にし、乾燥後の厚みが0.7μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0047】(比較例5)上記実施例1における磁性塗料の研磨材を2重量部にし、乾燥後の厚みが0.9μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0048】(実施例2)上記実施例1における磁性塗料を乾燥後の厚みが0.5μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0049】(実施例3)上記実施例1における磁性塗料を乾燥後の厚みが0.27μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0050】(実施例4)上記実施例1における磁性塗料を乾燥後の厚みが0.54μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0051】(比較例6)上記実施例1における磁性塗料を乾燥後の厚みが0.1μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0052】(比較例7)上記実施例1における磁性塗料を乾燥後の厚みが0.25μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0053】(比較例8)上記実施例1における磁性塗料を乾燥後の厚みが0.56μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0054】(比較例9)上記実施例1における磁性塗料を乾燥後の厚みが0.7μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0055】(比較例10)上記実施例1における磁性塗料を乾燥後の厚みが0.9μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0056】(実施例5)上記実施例1における磁性塗料の研磨材を5重量部にし、乾燥後の厚みが0.3μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0057】(実施例6)上記実施例1における磁性塗料の研磨材を5重量部にし、乾燥後の厚みが0.5μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0058】(比較例11)上記実施例1における磁性塗料の研磨材を5重量部にし、乾燥後の厚みが0.1μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0059】(比較例12)上記実施例1における磁性塗料の研磨材を5重量部にし、乾燥後の厚みが0.7μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0060】(比較例13)上記実施例1における磁性塗料の研磨材を5重量部にし、乾燥後の厚みが0.9μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0061】(比較例14)上記実施例1における磁性塗料の研磨材を7重量部にし、乾燥後の厚みが0.1μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0062】(比較例15)上記実施例1における磁性塗料の研磨材を7重量部にし、乾燥後の厚みが0.3μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0063】(比較例16)上記実施例1における磁性塗料の研磨材を7重量部にし、乾燥後の厚みが0.5μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0064】(比較例17)上記実施例1における磁性塗料の研磨材を7重量部にし、乾燥後の厚みが0.7μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0065】(比較例18)上記実施例1における磁性塗料の研磨材を7重量部にし、乾燥後の厚みが0.9μmになるように塗布した。その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0066】(実施例7)まず、下記の組成の塗料材料をサンドミルにより分散する。
塗料組成 ・磁性粉(σs=120Am2 /kg、保磁力Hc=127kA/m BET法による比表面積55m2 /g) 100重量部 ・結合剤:塩化ビニル系共重合体(日本ゼオン社製 MR110)
14重量部 ・結合剤:ポリエステルポリウレタン樹脂(イソフタル酸/テレフタル酸/ブタンジオール−MDI系ポリウレタン 分子量25000 極性官能基としてスルホン酸ナトリウム塩を0.2wt%含む) 6重量部 ・研磨材:住友化学社製 HIT-100 (平均粒径0.07μm) 3重量部 ・帯電防止剤:キュボット社製 BP−L 1重量部 ・溶剤:メチルエチルケトン 80重量部 ・溶剤:トルエン 80重量部 ・溶剤:シクロヘキサノン 80重量部 ・潤滑剤:ミリスチン酸 1重量部【0067】その後、硬化剤(日本ポリウレタン社製、商品名;コロネートL)を3重量部、潤滑剤(ヘプチルステアレート)を1重量部添加し、これを厚み10.0μmのPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム上に乾燥後の厚みが0.2μmとなるように塗布した。
【0068】その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0069】(比較例19)上記実施例7における磁性塗料の研磨材を2重量部にし、乾燥後の厚みが0.1μmになるように塗布した。その他は実施例7と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0070】(比較例20)上記実施例7における磁性塗料の研磨材を2重量部にし、乾燥後の厚みが0.2μmになるように塗布した。その他は実施例7と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0071】(比較例21)上記実施例7における磁性塗料の研磨材を2重量部にし、乾燥後の厚みが0.4μmになるように塗布した。その他は実施例7と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0072】(比較例22)上記実施例7における磁性塗料の研磨材を2重量部にし、乾燥後の厚みが0.6μmになるように塗布した。その他は実施例7と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0073】(比較例23)上記実施例7における磁性塗料を乾燥後の厚みが0.1μmになるように塗布した。その他は実施例7と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0074】(比較例24)上記実施例7における磁性塗料を乾燥後の厚みが0.4μmになるように塗布した。その他は実施例7と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0075】(比較例25)上記実施例7における磁性塗料を乾燥後の厚みが0.6μmになるように塗布した。その他は実施例7と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0076】(比較例26)上記実施例7における磁性塗料の研磨材を5重量部にし、乾燥後の厚みが0.1μmになるように塗布した。その他は実施例7と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0077】(実施例8)上記実施例7における磁性塗料の研磨材を5重量部にし、乾燥後の厚みが0.2μmになるように塗布した。その他は実施例7と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0078】(比較例27)上記実施例7における磁性塗料の研磨材を5重量部にし、乾燥後の厚みが0.4μmになるように塗布した。その他は実施例7と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0079】(比較例28)上記実施例7における磁性塗料の研磨材を5重量部にし、乾燥後の厚みが0.6μmになるように塗布した。その他は実施例7と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0080】(比較例29)上記実施例7における磁性塗料の研磨材を7重量部にし、乾燥後の厚みが0.1μmになるように塗布した。その他は実施例7と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0081】(比較例30)上記実施例7における磁性塗料の研磨材を7重量部にし、乾燥後の厚みが0.2μmになるように塗布した。その他は実施例7と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0082】(比較例31)上記実施例7における磁性塗料の研磨材を7重量部にし、乾燥後の厚みが0.4μmになるように塗布した。その他は実施例7と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0083】(比較例32)上記実施例7における磁性塗料の研磨材を7重量部にし、乾燥後の厚みが0.6μmになるように塗布した。その他は実施例7と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0084】(実施例9)まず、下記の組成の塗料材料をサンドミルにより分散する。
塗料組成 ・磁性粉(σs=120Am2 /kg、保磁力Hc=127kA/m BET法による比表面積55m2 /g) 100重量部 ・結合剤:塩化ビニル系共重合体(日本ゼオン社製 MR110)
14重量部 ・結合剤:ポリエステルポリウレタン樹脂(イソフタル酸/テレフタル酸/ブタンジオール−MDI系ポリウレタン 分子量25000 極性官能基としてスルホン酸ナトリウム塩を0.2wt%含む) 6重量部 ・研磨材:住友化学社製 HIT-15 (平均粒径0.91μm) 3重量部 ・帯電防止剤:キュボット社製 BP−L 1重量部 ・溶剤:メチルエチルケトン 80重量部 ・溶剤:トルエン 80重量部 ・溶剤:シクロヘキサノン 80重量部 ・潤滑剤:ミリスチン酸 1重量部【0085】その後、硬化剤(日本ポリウレタン社製、商品名:コロネートL)を3重量部、潤滑剤(ヘプチルステアレート)を1重量部添加し、これに厚み10.0μmのPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム上に乾燥後の厚みが1.5μmとなるように塗布した。
【0086】その他は実施例1と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0087】(比較例33)上記実施例9における磁性塗料の研磨材を2重量部にし、乾燥後の厚みが1.0μmになるように塗布した。その他は実施例9と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0088】(比較例34)上記実施例9における磁性塗料の研磨材を2重量部にし、乾燥後の厚みが1.5μmになるように塗布した。その他は実施例9と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0089】(比較例35)上記実施例9における磁性塗料の研磨材を2重量部にし、乾燥後の厚みが2.0μmになるように塗布した。その他は実施例9と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0090】(比較例36)上記実施例9における磁性塗料の研磨材を2重量部にし、乾燥後の厚みが2.5μmになるように塗布した。その他は実施例9と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0091】(比較例37)上記実施例9における磁性塗料の研磨材を2重量部にし、乾燥後の厚みが3.0μmになるように塗布した。その他は実施例9と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0092】(比較例38)上記実施例9における磁性塗料を乾燥後の厚みが1.0μmになるように塗布した。その他は実施例9と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0093】(実施例10)上記実施例9における磁性塗料を乾燥後の厚みが2.0μmになるように塗布した。その他は実施例9と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0094】(実施例11)上記実施例9における磁性塗料を乾燥後の厚みが2.5μmになるように塗布した。その他は実施例9と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0095】(比較例39)上記実施例9における磁性塗料を乾燥後の厚みが3.0μmになるように塗布した。その他は実施例9と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0096】(比較例40)上記実施例9における磁性塗料の研磨材を5重量部にし、乾燥後の厚みが1.0μmになるように塗布した。その他は実施例9と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0097】(実施例12)上記実施例9における磁性塗料の研磨材を5重量部にし、乾燥後の厚みが1.5μmになるように塗布した。その他は実施例9と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0098】(実施例13)上記実施例9における磁性塗料の研磨材を5重量部にし、乾燥後の厚みが2.0μmになるように塗布した。その他は実施例9と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0099】(実施例14)上記実施例9における磁性塗料の研磨材を5重量部にし、乾燥後の厚みが2.5μmになるように塗布した。その他は実施例9と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0100】(比較例41)上記実施例9における磁性塗料の研磨材を5重量部にし、乾燥後の厚みが3.0μmになるように塗布した。その他は実施例9と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0101】(比較例42)上記実施例9における磁性塗料の研磨材を7重量部にし、乾燥後の厚みが1.0μmになるように塗布した。その他は実施例9と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0102】(比較例43)上記実施例9における磁性塗料の研磨材を7重量部にし、乾燥後の厚みが1.5μmになるように塗布した。その他は実施例9と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0103】(比較例44)上記実施例9における磁性塗料の研磨材を7重量部にし、乾燥後の厚みが2.0μmになるように塗布した。その他は実施例9と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0104】(比較例45)上記実施例9における磁性塗料の研磨材を7重量部にし、乾燥後の厚みが2.5μmになるように塗布した。その他は実施例9と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0105】(比較例46)上記実施例9における磁性塗料の研磨材を7重量部にし、乾燥後の厚みが3.0μmになるように塗布した。その他は実施例9と同様にしてサンプルテープを作成し、8mmビデオカセットに組み込んだ。
【0106】(測定)得られた各サンプルテープについて、クリーニング効果、磁気ヘッドの磨耗、画質を以下に示す方法で評価した。
【0107】(クリーニング効果の評価)磁気ヘッドの磁気記録媒体との摺動面に付着してヘッドクロッグの原因となる付着物には、磁気記録媒体からの脱落物や使用環境中に存在するゴミ、塵等がある。しかしながら、後者はいろいろなケースが考えられ、クリーニングテープの走行を含む通常のクリーニングでは除去が困難な場合があり、一般的でない。従って、磁気記録媒体からの脱落物の除去を目的としてクリーニング力の測定を行った。即ち、ソニー社製の8mmビデオテープレコーダーを用いて潤滑剤無添加の磁気テープを走行させ、ヘッドクロッグを発生させた。そのヘッドクロッグの度合いは、通常の記録済みの磁気テープを5分以上走行させてもRF信号が出力されず、かつ、磁気ヘッドの磁気記録媒体との摺動面に付着物の付着が観察される状態とした。尚、RF信号はオシロスコープで確認し、磁気ヘッドの磁気記録媒体との摺動面に付着した付着物の観察は、磁気ヘッドの回転周期に同期させてストロボを発光させ、光学顕微鏡で観察した。そして、磁気ヘッドの磁気記録媒体との摺動面に付着した付着物が、クリーニングテープにより除去されるまでの時間でクリーニング力を判定した。
【0108】(磁気ヘッドの磨耗の評価)クリーニングテープを、室温環境下で、ソニー社製8mmビデオテープレコーダーを用いて10分間走行させ、磁気ヘッドの突き出し、即ち磁気ヘッドが取り付けられている回転ドラムの外周側面からの磁気ヘッドの突き出し量について、走行前後の差から磨耗量を測定した。
【0109】(画質の評価)ソニー社製8mmビデオテープレコーダーを用いて、各々のサンプルテープに白50%信号を記録し、Y信号(輝度信号)のS/N比を測定した。
【0110】(粗度の評価)レーザ光を用いた臨界角法による非接触式表面粗さ計により、クリーニング層の表面の中心線平均粗さ(nm)を測定した。
【0111】以上の評価の結果を、研磨材の粒子径毎に分けて、表1〜表3に示す。表1は粒子径が0.18μmの場合、表2は粒子径が0.07μmの場合、表3は粒子径が0.91μmの場合をそれぞれ示している。
【0112】クリーニング効果については、磁気ヘッドの摺動面に付着した付着物の除去が20秒未満で完了したものを○印、20秒以上80秒未満で完了したものを△印、80秒以上要したものを×印でそれぞれ示す。磁気ヘッドの磨耗については、磨耗量が2.0μm未満であったものを○印、2.0μm以上5.0μm未満であったものを△印、5.0μm以上であったものを×印でそれぞれ示す。画質については、Y信号のS/N比が43dB以上のものを◎印、42dB以上43dB未満のものを○印、40dB以上42dB未満のものを△印、40dB未満のものを×印でそれぞれ示す。
【0113】
【表1】

【0114】
【表2】

【0115】
【表3】

【0116】表1〜表3から明らかなように、実施例1〜11に示した例のクリーニングテープは、クリーニング効果、磁気ヘッドの磨耗、画質のいずれについても満足する結果が得られ、本発明の有効性を見い出すことができた。いずれの実施例も、塗布厚は研磨材の粒子径の150〜300%の範囲内であり、研磨材の添加量が3〜5重量部の範囲内である。また、これら実施例において、表面粗度の値は40nm〜60nmの範囲内であった。
【0117】これに対して、研磨材の粒子径の150〜300%の範囲外の塗膜厚を有する場合、または研磨材添加量が3〜5重量部の範囲外である比較例1〜比較例46については、クリーニング効果、磁気ヘッドの磨耗、画質の全てを満足する結果は得られなかった。
【0118】本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取り得る。
【0119】
【発明の効果】上述の本発明によれば、磁気ヘッド用の磁気記録クリーニングテープにおいて、クリーニング層が研磨材の平均粒子径の150〜300%の範囲内の塗膜厚を有する構成とすることにより、良好なクリーニング力及び電磁変換特性を有する磁気記録クリーニングテープが得られる。
【出願人】 【識別番号】000002185
【氏名又は名称】ソニー株式会社
【出願日】 平成12年8月14日(2000.8.14)
【代理人】 【識別番号】100080883
【弁理士】
【氏名又は名称】松隈 秀盛
【公開番号】 特開2002−56519(P2002−56519A)
【公開日】 平成14年2月22日(2002.2.22)
【出願番号】 特願2000−245822(P2000−245822)