| 【発明の名称】 |
ヘッド支持機構 |
| 【発明者】 |
【氏名】中村 滋男
【氏名】若月 耕作
【氏名】高橋 治英
【氏名】進藤 仁
【氏名】増田 広光
【氏名】徳山 幹夫
【氏名】清水 利彦
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| 【要約】 |
【課題】ICの温度上昇を小さくする。
【解決手段】IC7とフレクシャ5を電気的に接合する接合パッド9が、略IC7全体、少なくともIC7の半分以上と重なるようにする。さらに、IC7に対しヘッド支持機構他の部分にはみ出すオーバーコート13を施す。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】情報記録装置の情報を記録及び/又は再生を行うヘッドスライダを把持するフレクシャと、このフレクシャを把持し前記ヘッドスライダに荷重を与えるロードビームと、前記フレクシャに搭載したヘッドスライダの記録及び/又は再生を強化するICとを備え、このICと前記フレクシャを電気的に接合する前記フレクシャの接合パッドのうちICに駆動電気を供給するパッドの面積を他のパッドの面積より大きくしたヘッド支持機構。 【請求項2】前記ICと前記フレクシャとを電気的に接合する前記フレクシャの接合パッドが、前記ICと半分以上重なる請求項1記載のヘッド支持機構。 【請求項3】情報記録装置の情報を記録及び/又は再生を行うヘッドスライダを把持するフレクシャと、このフレクシャを把持し前記ヘッドスライダに荷重を与えるロードビームと、前記フレクシャに搭載したヘッドスライダの記録及び/又は再生を強化するICとを備え、このICと前記フレクシャを電気的に接合する前記フレクシャの接合パッドが前記ICと半分以上重なるヘッド支持機構。 【請求項4】前記ICに対し前記ヘッド支持機構の他の部分との間で熱伝達を行うオーバーコートを備えた請求項1から3の何れか1項に記載のヘッド支持機構。 【請求項5】情報記録装置の情報を記録及び/又は再生を行うヘッドスライダと、このヘッドスライダを把持するフレクシャと、このフレクシャを把持し前記ヘッドスライダに荷重を与えるロードビームと、前記フレクシャに搭載したヘッドスライダの記録及び/又は再生を強化するICとを備え、このICと前記フレクシャを電気的に接合する前記フレクシャの接合パッドのうちICに駆動電気を供給するパッドの面積を他のパッドの面積より大きくしたヘッド支持機構と、を備えたヘッド組立体。 【請求項6】円板状の記録媒体を用い、かつ請求項5記載のヘッド組立体を用いた情報記録装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータの外部記録装置や家電製品に用いられる磁気ディスク装置等のディスク装置及びそれを用いた情報記録装置並びにその部品であるヘッド組立体及びヘッド支持機構に関わる。 【0002】 【従来の技術】フレクシャにICを搭載するヘッド支持機構では、フレクシャのIC接合パッドはIC側の接合パッドに対応した部分にのみ設けられていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来のICを搭載するヘッド支持機構では、ICの温度上昇が大きく、ICの発熱に起因するヘッド支持機構の温度不均一によるヘッド位置決め精度の悪化や、ICやヘッド支持機構の信頼性が悪いという問題点があった。 【0004】本発明の目的は、ICの発熱を防ぐことにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するため、情報記録装置の情報を記録及び/又は再生を行うヘッドスライダを把持するフレクシャと、このフレクシャを把持し前記ヘッドスライダに荷重を与えるロードビームと、フレクシャに搭載したヘッドスライダの記録及び/又は再生を強化するICとを備え、このICとフレクシャを電気的に接合するフレクシャの接合パッドのうちICに駆動電気を供給するパッドの面積を他のパッドの面積より大きくしたヘッド支持機構とする。 【0006】さらに、ICに対しヘッド支持機構と熱伝達を行うオーバーコートを施す。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を磁気ディスク装置を例にとり説明する。 【0008】図1は本発明の一実施例を示す磁気ディスク装置、図2は図1の磁気ディスク装置に用いられる磁気ディスク用ヘッド組立体の平面図、図3は図2のヘッド組立体に用いられる支持機構の平面図、図4は図3のIC接続部付近の拡大図である。 【0009】ヘッド支持機構1は、磁気ディスク装置のキャリッジアーム2に接合するマウント3と記録・再生ヘッドを搭載するヘッドスライダ4を把持し信号線と一体となったフレクシャ5、マウント2とフレクシャ3を接合しヘッドスライダに荷重を負荷するロードビーム6、ロードビーム6の振動を減衰するためのダンパ(図示なし)から構成されている。フレクシャ5には記録・再生特性もしくはその一方の強化するIC7が搭載されている。フレクシャ5のIC7取付け部8にはIC7とフレクシャ5を接合するための接合パッド9が設けられており,接合パッド9のうち電源供給用パッド9aが、信号/制御用パッド9bに比べ大きくなっている。そして、接合パッド9はIC7のほぼ全面を被う形状となっている。 【0010】図5はヘッド組立て体10のIC7付近の断面図である。IC7と接合パッド9は、金または半田のバンプ11で接合されており、IC7とフレクシャ5(接合パッド9も含む)の間はバンプ11を除いてはアンダーフィル12で充填されている。また、IC7は熱伝導を補助するオーバーコート13で覆われており,オーバーコート13は、フレクシャ5およびロードビーム6の一部も覆っている。 【0011】IC7は動作中発熱するが、その熱の主な伝播は、オーバーコート13がない場合■IC7→バンプ11→フレクシャ5 の熱伝導■IC7→アンダーフィル12→フレクシャ5 の熱伝導■IC7→空気 の熱伝達であるが、オーバーコート13を施すことにより■IC7→バンプ11→フレクシャ5 の熱伝導■IC7→アンダーフィル12→フレクシャ5 の熱伝導■IC7→オーバーコート13→フレクシャ5/ロードビーム6 の熱伝導となる。電子部品用オーバーコート材を用いた場合、■より■の熱抵抗が小さく、IC7の放熱特性が良くなる。 【0012】また■においては、アンダーフィル12の厚さが薄いほどIC7の放熱特性は良くなる。さらにフレクシャ5の中でも、接合パッド9およびそれに繋がる電源供給/信号/制御用線路14は銅や金で形成され、フレクシャ5の他の部分はポリイミドやステンレスで形成されるので、接合パッド9とIC7を重ねることによりIC7の放熱性が良くなる。重なる領域は広ければ広いほど良いが、接合パッド9同志の絶縁性や表面リークの問題、製造上の問題などを考慮すると、IC7の半分以上の面積と重ねることが一つの指針となる。電源(駆動電気)供給用パッド9aを大きくし信号/制御用パッド9bを大きくしないのは、接合部の静電容量の増大による伝送特性の劣化を防ぐためである。電源供給用線路14aは熱伝導性をよくすると同時に電源供給用線路14a自体の発熱を減らすために可能な限り太くし、信号/制御用線路14bは伝送特性より幅の最適化を行い、結果、電源供給用線路14aが信号/制御用線路14bより太くなっている。 【0013】上記の様に,IC7の放熱特性を良くし、IC7の温度上昇を抑えることにより、IC7の発熱に起因するヘッド支持機構1の温度不均一によるヘッド位置決め精度の悪化や、IC7やヘッド支持機構1の信頼性が悪いという問題点が解決できるので、記録・再生特性もしくはそのいずれかを強化するIC7をヘッド支持機構1に搭載した磁気ディスク装置が実現でき、記録密度を上げ、大容量な磁気ディスク装置を実現できる。 【0014】本実施例では、フレクシャ3にIC7を接合しているが、IC7をFPCに接合し、それをロードビーム6に貼付けた形態でも同様な効果がある。 【0015】また、磁気ディスク装置に限らず、ヘッド支持機構にICを搭載した光ディスク装置、光磁気ディスク装置、プローブメモリなどのディスク装置においても、同様な効果がある。さらに、これら大容量のディスク装置を用いることにより、大容量なRAIDシステムなどのディスクアレイシステム、セットトップボックスなどの情報家電用記録装置などを実現できるという効果がある。 【0016】尚、上記実施例では円盤状の記録媒体として磁気ディスクを例に取り説明したが、同様のヘッド支持機構が必要な情報記録装置であれば、どのような記録媒体を使用しても良いことは言うまでもない。 【0017】 【発明の効果】温度上昇の小さい記録・再生特性もしくはその一方の強化したきIC付きヘッド組立体を用いることにより、大容量なディスク装置が実現できる。さらに、そのディスク装置を用いた大容量な情報記録装置を実現できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005108 【氏名又は名称】株式会社日立製作所
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| 【出願日】 |
平成12年8月10日(2000.8.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100075096 【弁理士】 【氏名又は名称】作田 康夫
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| 【公開番号】 |
特開2002−56516(P2002−56516A) |
| 【公開日】 |
平成14年2月22日(2002.2.22) |
| 【出願番号】 |
特願2000−247939(P2000−247939) |
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