| 【発明の名称】 |
乗り物内会話認識用途のための進歩した音声認識電話インターフェース |
| 【発明者】 |
【氏名】チャールズ エイ エヴァハート
【氏名】ダイアン ヴィー ゴード
【氏名】ラジーヴ エム ジョシ
【氏名】ジョン ケファロス
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、音声認識インターフェースを使用する電話を作動させるためのシステム及び方法に関する。
【解決手段】音声認識能力を有する電話システムを制御するための方法が開示される。この方法には、第一音声コマンドを使用して電話番号を電話システムに入力し、第二音声コマンドを使用して電話番号をダイヤルし、第三音声コマンドを使用して電話番号とタグを関連させ、第四音声コマンドを使用してタグを電話ディレクトリに記憶させることが含まれる。本発明の電話システムは、ユーザーからの各コマンドを受け取った後、その音声コマンドを繰り返す。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 会話認識能力を有する電話システムを制御する方法であって、第一音声コマンドを使用して電話番号を電話システムに入力し、第二音声コマンドを使用して電話番号をダイヤルし、第三音声コマンドを使用して電話番号とタグを関連させ、第四音声コマンドを使用してタグを電話ディレクトリに記憶させる、ことを含み、電話システムは、各コマンドを受け取った後、該音声コマンドを繰り返すことを特徴とする方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は一般的に、音声認識インターフェースを使用する電話を作動させるためのシステム及び方法に関する。 【0002】 【従来の技術】種々の電子装置を制御するために音声認識技術を使用することは、よく知られている。音声認識技術における最も初期の用途のうちの一つは、ビデオカセット・レコーダーとテレビにおける制御であった。 【0003】さらに、電話のような他の装置もまた、音声認識技術を使用して制御することができる。例えば乗り物内の電話は、特に乗り物が動いているとき、乗り物のオペレータに電話の“ハンズフリー”操作を可能にさせるために音声認識ソフトウェアと接続されている。従って、乗り物のオペレータは、乗り物を安全に作動させるために手を空けておくことができる。 【0004】従来の自動車の会話認識システムは、乗り物のオペレータが音声コマンドを通して、電話番号をダイヤルしたり、その他の電話操作を行うことを可能にするものである。これら従来のシステムは、乗り物のオペレータが電話を制御できるようにする基本的な手段を提供するものであるが、これらのシステムには能力に限界があり、操作が困難であることが知られている。それゆえ必要とされるのは、乗り物の電話を操作するための、改良された音声認識電話インターフェースである。改良されたインターフェースは、初めてのユーザーにとって使用が容易であり、かつ、より経験のあるユーザーにとっても効率的な操作が可能な能力が必要である。 【0005】 【発明の概要】本発明の一態様によれば、音声認識能力を有する電話システムを制御する方法が提供される。この方法は、第一音声コマンドを使用して電話番号を電話システムに入力し、第二音声コマンドを使用して電話番号をダイヤルし、第三音声コマンドを使用して電話番号とタグを関連させ、第四音声コマンドを使用してタグを電話ディレクトリに記憶することを含む。本発明の電話システムは、ユーザーから各コマンドを受け取った後、音声コマンドを繰り返す。 【0006】本発明の別の態様によれば、電話番号を入力することは、電話番号に関連するメモリ番号を発音することを含む。 【0007】本発明の別の態様によれば、電話番号を入力することは、電話番号に関連するタグを発音することをさらに含む。 【0008】本発明のまた別の態様によれば、音声認識能力を有する電話システムを制御する方法を遂行するために制御装置によって実行可能な指示が記憶されたコンピュータ読み出し可能な記憶媒体が提供される。制御装置は、電話システム作動装置と、マイクロフォンと、スピーカーと、電話に接続される。媒体はさらに、第一音声コマンドを使用して電話番号を電話システムに入力するための指示と、第二音声コマンドを使用して電話番号をダイヤルするための指示と、第三音声コマンドを使用して電話番号とタグを関連させるための指示と、第四音声コマンドを使用してタグを電話ディレクトリに記憶するための指示を有する。該電話システムは、各コマンドを受け取った後、音声コマンドを繰り返し、電話システムが何を認識したかをシステムのユーザーが確実に知るようにする。 【0009】本発明のさらなる目的、特徴及び利点は、添付の図面と関連させて以下の説明と特許請求の範囲を検討することによって明らかになる。 【0010】 【発明の実施の形態】図1に示されるのは、乗り物内会話認識システムのための音声認識電話システム20の略図である。本発明の電話システム20は、好ましくは、電話システムの作動装置22と、マイクロフォン23と、スピーカー24と、乗り物内電話25とに接続された制御装置21を含む。好ましくは、文字メッセージのために、制御装置21に接続される表示画面32がまた、設けられる。以下にさらに詳細に説明するように、電話システムによって生成された可聴メッセージもまた、画面32に文字として表示することができる。文字メッセージは、システムの作動全体にわたって、システムのユーザーに対して、システムが何を認識したか、及び何をユーザーに期待しているかについての連続的な注意を与える。本発明は、ユーザーに、可聴システムを停止し画面にシステムのメッセージだけを表示するという選択肢を与えることも考慮のうちに入れている。 【0011】制御装置21は、データ及び制御バスを介して種々のコンピュータ読み出し可能な記憶媒体27と通信するマイクロプロセッサ26を含むことが好ましい。コンピュータ読み出し可能な記憶媒体27は、ROM29、RAM30及び不揮発性RAM31として機能する多数の公知の装置のいずれを含むものであってもよい。 【0012】コンピュータ読み出し可能記憶媒体27は、音声認識プロセシングを使用して乗り物内電話25の作動を制御する方法を遂行するために、制御装置によって実行可能な指示を記憶する。プログラムの指示は、マイクロプロセッサ26が実行中の指示によって、電話システムの特色を制御するように制御装置22を導く。 【0013】当業者は認識できることであるが、制御ロジックはハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はそれらの組み合わせで実施することができる。さらに好ましい実施形態では、制御装置22はマイクロプロセッサ26を含むが、多数の公知のプログラミング及びプロセシング技術又は方策を、本発明による電話システムを制御するために使用できる。 【0014】電話システム20は種々の手段を使用して作動させることができる。例えば、電話システムは、可聴コマンドを使用したり、又は電話システム作動装置22を押し下げ、可聴コマンドを送ることによって作動させることができる。本発明の電話システムは、乗り物のオペレータがコマンドを言葉で表わし、乗り物内電話システムの種々の機能を作動させることを可能にする。 【0015】作動装置が押し下げられたとき、システムのユーザーは、可聴コマンドを発音することができるようになる。このコマンドは、マイクロフォン23によって受け取られ、分析のため、マイクロプロセッサ21に送られる。コマンドが認識可能であれば、マイクロプロセッサはスピーカー24を使用してメッセージを放送し、及び/又は乗り物内電話25を作動させる。マイクロプロセッサ21上でを動作する電話インターフェース・ソフトウェアを、以下に詳細に説明する。 【0016】電話インターフェース・ソフトウェア33は、図2に示されるように複数の機能又は特色を有する。以下にさらに説明するこれらの機能は、電話番号ダイヤル機能34と、メモリ電話番号ダイヤル機能35と、名前ダイヤル機能36と、リダイヤル機能37と、電話番号入力及び記憶機能38と、タグ又はネームタグ入力機能39と、タグ又はネームタグ削除機能40と、ディレクトリ削除機能41と、電話ディレクトリ・アクセス機能42と、電話ヘルプ機能44と、電話メモリヘルプ機能46を含む。前述の機能は、初心者と経験豊富なユーザーの両方に対して、容易に習うことができ、かつ直感的な手法で乗り物内電話を操作できるようにする方法を提供する。その上、本発明のシステム及び方法は、経験豊富なユーザーにとって、システムを通して迅速に手順を遂行することにより、効率的な形で仕事を達成できるようにする。 【0017】次に図3を参照すると、本発明に基づく電話インターフェース検出ルーチン60が図示されている。この検出ルーチンは、ブロック62に表わされるように、電話インターフェース24がユーザーからの可聴入力を待つ状態にあるとき、始められる。ブロック64において、インターフェース24は、ユーザーが電話インターフェース作動装置22を押し下げたかどうかを判断する。ユーザーが電話インターフェース作動装置22を押し下げた場合、この手順はブロック68に続けられ、システムは、該システムがユーザーの言語コマンドを聴いていることを示す可聴“信号音”を与える。ブロック70において、システムは、ユーザーが電話インターフェース作動装置を作動させたかどうかを判断する。ユーザーが電話インターフェース作動装置を作動させた場合、ブロック72に表わされるように、システムは、コマンドがキャンセルされたことを示す“エラー音”で応答する。しかしながら、ユーザーが電話インターフェース作動装置を押し下げなかった場合には、ブロック74に表わされるように、システムは、ユーザーが可聴コマンドを通信したかどうかを判断する。ユーザーが言語コマンドを発音していない、とシステムが判断した場合には、システムは、ブロック76で表されるように、”エラー音”で応答する。しかし、ユーザーが言語コマンドを発音したとシステムが判断したときは、ブロック78に表わされるように、システムは、コマンドが認識可能かどうかを判断する。コマンドが認識不可能の場合は、ブロック80に表わされるように、可聴 エラー音を発生する。ブロック82は、システムがコマンドを認識可能と判断した場合のもので、以下により詳細に説明するように、認識ルーチンへ続行する。以下の説明により明らかになる検出ルーチンは、ユーザーが言語コマンドを表現したかどうか、及びその言語コマンドが電話インターフェース24によって認識可能かどうかを判断する。本発明においては、システムのユーザーにシステムの問題を警告するために、“エラー音”の代わりに、又は“エラー音”に加えて、可聴エラーメッセージを生成することも考慮のうちに入れている。 【0018】可能であるときはいつでも、本発明は、ユーザーがコマンド又は応答において発音した実際の名前、タグ、電話番号、及び数字によりユーザーに応答することを意図している。従って、本明細書全体において、前述のユーザーのコマンド又は応答についての言及は、システムのユーザーによって発音された実際の言葉又は数であると理解される。 【0019】次に図4を参照すると、本発明に基づく音声コマンドを使用して電話番後をダイヤルする方法が図示されている。この方法は、本発明の電話インターフェースの機能であり、ブロック90において始められる。ブロック92において、本発明のシステムは、電話確認機能が作動状態にされたかどうかを判断する。電話確認機能は、ユーザーによってダイヤルされる電話番号を、番号が実際にダイヤルされる前にシステムが確認するというオプションである。このオプションがあらかじめ選択されていない場合には、ブロック94で表わされるように、システムはダイヤルされる電話番号を繰り返し、その後で番号をダイヤルする。しかしながら、電話確認オプションが“オン”(あらかじめ選択されている)の場合には、システムは、ブロック96においてダイヤルされる電話番号を繰り返し、その後、ブロック98に表わされているように、ユーザーに“イエス”又は“ノー”と答えることを要求することによって、その電話番号が正しいかどうかを尋ねる。ブロック100では、システムは検出ルーチンを動作させ、ユーザーが言葉によって応答したかどうかを判断する。検出ルーチンが、ユーザーは応答していないと判断し、かつそれが検出ルーチンがユーザーは応答したかどうか判断しようとした三度目でなかった場合、システムはブロック98に戻り、ブロック102に表わされるように、ユーザーに“イエス”又は“ノー”と答えるように問いかける。しかしながら、検出ルーチンがユーザーからの応答を検出する試みを三度行い、認識可能な応答が受け取られなかった場合には、ブロック102と104で表わされるように、システムは“ダイヤルはキャンセルされました”というメッセージで応答する。もちろん本発明は、キャンセルする前にシステムがユーザーに応答を求める回数を何か他の妥当な数に変更できることを考慮に入れている。さらに本発明は、例えばユーザーが“イエス”の代わりに“そうです”及び“ノー”の代わりに“違います”と言って応答するというような、ユーザーによって話された特定の応答として同じ意味を有する、異なる言葉を受け入れ/認識することも意図している。 【0020】一方検出ルーチンが、ユーザーは認識可能な可聴コマンドで応答したと判断した場合、ブロック106に表わされるように、認識結果は成し遂げられる。該システムが、ユーザーは否定的に応答したと判断した場合、ブロック108と110に表わされるように、システムは“ダイヤルはキャンセルされました”というメッセージで応答する。しかしながら、システムがユーザーは肯定的に応答したと判断した場合は、ブロック112と114に表わされるように、該システムは“ダイヤルが受けつけられました”というメッセージを生成する。 【0021】次に図5を参照すると、本発明に基づく“メモリ番号”を使用して電話をかける方法が図示されている。本発明の電話インターフェースの別の特色は、メモリ番号(電話ディレクトリの、電話番号によって占められているメモリ・スペースと関連する番号)を言うだけで電話をかけられるという能力を提供する。システムは、ユーザーが“メモリ番号”と言うだけで、電話をかけることを望んでいる、と判断し、メモリ番号ルーチンによる電話ダイヤルがブロック120において始められる。ブロック122に表わされるように、システムは前に説明された確認機能が起動されたかどうかを判断する。確認機能が起動されていない場合、システムは、ユーザーが言葉によって表現したばかりの番号を用いて“メモリ番号をダイヤルします”というメッセージで応答し、その後、ブロック124に表わされるように、電話が直ちにダイヤルされる。しかしながら、確認機能が起動されている場合には、システムは“メモリをダイヤルします”というメッセージとユーザーが言った番号で応答し、その後さらにブロック126と128で表わされるように、“「イエス」又は「ノー」と言ってください”というメッセージを生成する。ブロック130では、検出ルーチンは、ユーザーがシステムからのメッセージに応答したかどうかを判断する。ユーザーがシステムからのメッセージに応答していない場合、ブロック132と128に表わされるように、システムはユーザーにもう一度“イエス”又は“ノー”と応答するように求める。システムがユーザーに応答を三度尋ねた後に、ユーザーが応答していないとシステムが判断した場合には、ブロック132と134に示されるように、システムは“ダイヤルはキャンセルされました”というメッセージで応答する。しかしながら、ユーザーが認識可能なコマンドで応答したとシステムが判断した場合には、ブロック136において認識結果が判断される。述べられたメモリ位置での電話番号にダイヤルすることをユーザーが望んでいないと、システムが判断した場合には、ブロック138と140に表わされるように、システムは、“ダイヤルはキャンセルされました”というメッセージで応答する。しかしながら、ユーザーが肯定的に応答した、とシステムが判断した場合には、ブロック142と144に表わされるように、システムは、“ダイヤルが受けつけられました”というメッセージで応答し、その後で電話がダイヤルされる。 【0022】次に図6を参照すると、本発明に基づく“名前”ルーチンを使用して電話をかける方法が図示されている。名前で電話をかけるルーチンは、ユーザーが電話インターフェース作動装置を作動させ、かつ “電話をかけます”コマンドに続いて、電話ディレクトリにある認識可能な“名前”を発音したとき、システムブロック150において始められる。ブロック152では、システムは電話確認機能が起動されたかどうかを判断する。電話確認機能が起動されていない場合、ブロック152と154に表わされるように、システムは“電話をかけます”というメッセージとユーザーによって話された名前で応答する。そうすると、名前と関連している電話番号が直ちにダイヤルされる。しかしながら、電話確認機能が起動されている場合は、ブロック152と156に表わされるように、システムは、“電話をかけます”と言い、それからユーザーが言明した名前を述べることによって応答する。 【0023】ユーザーが応答したかどうか、及びどのように応答したか、を判断するために、ブロック160において検出ルーチンが始められる。ユーザーが応答していないと検出ルーチンが判断した場合には、ブロック162に表わされるように、システムは認識可能な応答のないことが三度目なのかどうかを判断する。ユーザーからの応答のないことが三度目である場合、ブロック164に表わされるように、システムは“ダイヤルはキャンセルされました”というメッセージを生成する。しかしながら、システムがユーザーに応答を求めることが三度目ではない場合は、ブロック162と158に表わされるように、システムはユーザーにもう一度応答するように求める。ブロック168に表わされるように、ユーザーが認識可能な形で応答したと検出ルーチンが判断したとき、認識結果が判断される。ユーザーが否定的に応答したとシステムが判断した場合、ブロック170と172に表わされるように、システムは“ダイヤルはキャンセルされました”というメッセージを出す。一方、ユーザーが肯定的に応答したとシステムが判断した場合、ブロック174と176に表わされるように、システムは“ダイヤルが受けつけられました”というメッセージを出す。 【0024】次に図7を参照すると、本発明に基づく電話リダイヤルルーチンが図示されている。図6の電話リダイヤルルーチンは、本発明の電話インターフェースのまた別の特色である。電話リダイヤルルーチンは、ユーザーが電話インターフェース作動装置を押し、かつ“電話をリダイヤルします"というコマンドを発した、とシステムが判断したブロック180において始められる。ブロック182では、システムは電話確認機能が作動されたかどうかを判断する。電話確認機能が作動されていない場合、ブロック184に表わされるように、システムは“電話をリダイヤルします”というメッセージを発することによって応答する。その後システムは電話番号をリダイヤルする。しかしながら、電話確認機能が作動状態にされている場合は、ブロック186と188に表わされているように、システムは“電話をリダイヤルします”というメッセージで応答し、かつユーザーに“イエス”又は“ノー”と言うように求める。ブロック190では、システムはユーザーが認識可能な形で応答したかどうかを判断するために、検出ルーチンを動作させる。ユーザーが認識可能な形で応答していない場合、ブロック192に示されているように、システムはユーザーにもう一度“イエス”又は“ノー”と応答するように求める。さらにブロック192に示されるように、システムはユーザーが認識可能な形で応答していないことが三度目かどうかを判断する。ユーザーが三度目の後でも応答していない場合、ブロック192と194に表わされるように、システムは“ダイヤルはキャンセルされました”というメッセージを発する。しかしながら、ユーザーが認識可能な形で応答した、と検出ルーチンが判断した場合は、ブロック196で認識結果が判断される。ユーザーが否定的に応答した、とシステムが判断した場合、ブロック198と200に表わされるように、システムは“ダイヤルはキャンセルされました”というメッセージを発する。逆に、ユーザーが肯定的に応答した、とシステムが判断した場合、ブロック202と204に表わされるように、システムは“ダイヤルが受付けられました”というメッセージを発する。 【0025】次に図8を参照すると、本発明に基づく言葉によって電話番号を電話インターフェースに入力する方法が図示されている。この方法は、電話インターフェースのユーザーが電話番号を入力することを望んでいるとシステムが認識したブロック300において始められる。ブロック302では、電話インターフェースシステムは、ユーザーにより送られた電話番号又は数字を繰り返す。ブロック304で表わされるように、システムはその後ユーザーによる次のコマンドを聴く。ユーザーは数字の入力を続け、それからシステムに対して、電話番号をダイヤルし、電話番号を記憶し、番号を訂正し、又は操作をキャンセルするように告げることができる。ユーザーが認識可能な応答をしない場合、ブロック306と308で表わされるように、システムはユーザーの選択を述べる。そのようなコマンドについての三度目の要求に対しても、システムが認識可能なコマンドをユーザーから受け取らなかった場合、ブロック306と310に表わされるように、システムは“入力はキャンセルされました”という通信を発し、操作はキャンセルされる。 【0026】システムが認識可能なコマンドを検出したとき、ブロック312において認識結果が得られる。認識結果は幾桁かの数字か、訂正コマンドか、ダイヤルコマンドか、記憶コマンドか又はキャンセル・コマンドのうちのどれかである。システムが数字を認識した場合、ブロック314と316で表わされるように、システムは桁数の最大値、例えば32桁に達しているかどうかを判断する。最大の桁数に達していない場合、ブロック316、318及び304に表わされるように、ユーザーによって発音された桁を繰り返し、かつ追加の桁の入力を待つ。しかしながら、最大の桁数に達していた場合は、ブロック320に表わされるように、システムは“最大に達しました。ダイヤル、訂正、記憶又はキャンセルと言ってください”というメッセージで応答する。ブロック322では、システムは、ユーザーが認識可能なコマンドを発音したかどうかを判断する。ブロック324と326に表わされるように、システムは“最大に達しました。ダイヤル、訂正、記憶またはキャンセルと言ってください”というメッセージを三度繰り返し、それから“入力はキャンセルされました”というメッセージを通信する。 【0027】ユーザーが“訂正”コマンドを発したとシステムが判断した場合、ブロック328と330に表されるように、システムは訂正すべき数字があるかどうかを判断する。削除するべき数字がある場合、ブロック330と332に表されるように、システムは、その数字が削除されたことを述べ、追加の数字を入力するプロセスが繰り返される。削除すべき数字がない場合、ブロック332と334に表されるように、“自動ダイヤル装置は空です”というメッセージを発し、ユーザーにもう一度電話番号を入力するか又は操作をキャンセルするように促す。ブロック336において、システムは、認識可能なコマンドを待つ。認識可能なコマンドが受け取られていない、とシステムが判断した場合、ブロック338と334に表されるように、システムは“電話番号をもう一度入力するか又はキャンセルしてください”というメッセージを発する。ユーザーによるコマンドをシステムが認識したとき、ブロック340と342に表されるように、システムはユーザーが操作をキャンセルしているのか、又は追加の数字を入力しているのかを判断する。 【0028】あるいは、ユーザーは入力された電話番号をダイヤルすることを望んでいる、とシステムが判断した場合、ブロック344と346に表されるように、システムは実際にダイヤルするべき数字があるかどうかを検証する。ダイヤルするべき数字がない場合、ブロック346に表されるように、システムは、前に説明したようにもっと多くの数字を入力するか、又はキャンセルするようにユーザーに促す。ダイヤルすべき数字がある場合、ブロック348に表されるように、システムは自動的にそれらの数字をダイヤルし、かつ“ダイヤルが受付けられました”という応答を発する。 【0029】ユーザーが“記憶”コマンドを発音したとシステムが判断したとき、ブロック350と352に表されるように、システムは記憶すべき数字があるかどうかを判断する。記憶すべき数字がない場合、システムはユーザーにこのことを通信し、かつユーザーにもっと多くの数字を入力するか又は削除するように求める。記憶すべき桁以上に数字がある場合には、ブロック352と354に表されるように、システムは電話番号記憶ルーチンを入力する。電話番号記憶ルーチンは、以下に図9に関連して説明する。 【0030】ユーザーが“キャンセル”コマンドを発したとシステムが判断したとき、ブロック356と358に表されるように、システムは“入力はキャンセルされました”というメッセージを発し、操作をキャンセルする。 【0031】次に図9を参照すると、本発明に基づく電話インターフェース・ディレクトリの中に電話番号を記憶する方法が図示されている。このルーチンは、ユーザーが上述の電話番号入力ルーチン(図8に関連する)、又は直接“記憶”というコマンドを言うことによって始められ、そうして電話番号が記憶される。この方法は、ユーザーが番号を記憶することを望んでいるとシステムが判断したブロック400で開始される。ブロック402では、システムはディレクトリのメモリが電話番号の記憶に利用可能かどうかを判断する。ディレクトリが一杯の場合、ブロック404に表わされるように、システムは“エラー音”を発する。ディレクトリ内に空きがある場合、ブロック406に表わされるように、システムはユーザーに“名前”を尋ねる。システムはユーザーが“名前”を通信してくるのを待ち、システムが認識可能な応答を受け取らなかった場合は、ブロック408と410に表わされるように、システムは“名前をお願いします”というメッセージを繰り返す。ユーザーに“名前”を入力するように三度求めた後、ブロック410と412に表わされるように、システムは“記憶はキャンセルされました”というメッセージを生成する。 【0032】システムが認識可能な応答を受け取ったとき、ブロック414に表されるように、認識結果が得られる。ブロック416では、システムは、ユーザーから受け取った“名前”又はネームタグが受け入れ可能かどうか判断する。ネームタグが受け入れ可能の場合、ブロック418に表わされるように、システムは“名前”を繰り返し、ユーザーに“イエス”又は“ノー”と言わせることによって、ユーザーがその“名前”を受け入れるかどうか、又はユーザーが操作をキャンセルしたいかどうかを尋ねる。システムは、その後、ユーザーからの認識可能な応答を待ち、応答が受け取られなかった場合、ブロック420と422に表わされるように、メッセージが繰り返される。ユーザーに三度の催促をしたのち、ユーザーからの応答がない場合、ブロック422と424に表わされるように、システムは“記憶はキャンセルされました”というメッセージを発する。システムが、認識可能なコマンドを受け取ったとき、ブロック426に表わされるように、認識結果が判断される。ユーザーがキャンセルを望んでいる、という認識結果の場合、ブロック428と430に表わされるように、システムは“記憶はキャンセルされました”というメッセージを発する。逆に、ユーザーは名前を受け入れるという認識結果の場合には、ブロック432と434に表わされるように、システムは“名前が記憶されました”というメッセージを生成する(従ってユーザーによって発音された実際の名前を繰り返す)。ユーザーは名前を受け入れないことを望んでいるという認識結果の場合、ブロック436と438に表わされるように、システムは“新しい名前をどうぞ”というメッセージを発する。 【0033】ネームタグが受け入れ不可能という判断をしたとき、ブロック440に表わされるように、システムは失敗の理由を判断することが好ましい。失敗が起こったのは名前が長すぎたためである、とシステムが判断した場合、ブロック442と444と438に表わされるように、システムは“名前が長すぎます”というメッセージの次に“新しい名前をお願いします”というメッセージを発し、それからユーザーから新しい名前が入力されるのを待つ。ユーザーが名前を言うのに4.5秒以上かかる場合には名前は長いとするのが好ましいが、もちろん、この時間の大きさは調整可能である。しかしながら、失敗の理由が名前がディレクトリ内の別の名前と寸分違わなかったり、又は別の名前のように聴こえるため、その名前が一意のものではないとシステムが判断したものであれば、ブロック446と448と438に表わされるように、システムは“名前があまりにも似ています”というメッセージの後に、その名前と似て聞こえる名前を生成し、その次に“新しい名前をどうぞ”というメッセージを生成する。その上、ユーザーの応答にシステムのコマンド、電話番号等のような紛らわしい言葉又は文法が含まれている場合、システムはユーザーに新しい名前を提示するように求める。 【0034】さらに、失敗が起こったのは名前が短すぎるためであるとシステムが判断した場合、ブロック445、447、438に表わされるように、システムは“名前が短すぎます”というメッセージの次に“新しい名前をお願いします”というメッセージを発し、それからユーザーから新しい名前が入力されるのを待つ。名前が短すぎる場合、音声ノイズ、又は道路によるノイズ、又は“ヤァ”や“アー”等、他の認識不可能な発声と混乱する可能性がある。しかしながら、ユーザーの応答が傾聴音域を越えて話されていることが失敗の理由であるとシステムが判断した場合は、ブロック441、443、406に表わされるように、“エラー音”とその後に続く“新しい名前をどうぞ”というメッセージを生成する。 【0035】次に図10を参照すると、本発明に基づく電話インターフェースのディレクトリ内の記録又は名前を削除する方法が図示されている。この方法は、電話インターフェースのユーザーが電話ディレクトリ内の名前を削除することを望んでいると、電話インターフェースのシステムが判断したブロック500において始められる。ブロック502では、システムは(ユーザーによって話された実際の名前を使用して)“名前を削除します”というメッセージで応答し、システムが何を認識したかをユーザーに示す。ブロック504では、システムは、ユーザーが名前の削除を望んでいることを確認するために、“イエス”又は“ノー”と言うようにユーザーに求める。その後、システムはユーザーの応答を待ち、システムが認識可能な応答を受け取らなかった場合は、ブロック506と508に表わされるように、“イエス又はノーと言ってください”というメッセージが繰り返される。ブロック506、508、510に表わされるように、システムがユーザーに応答するように三度促すまでは、システムは“削除はキャンセルされました”というメッセージを生成しない。 【0036】しかしながら、認識可能なコマンドをシステムが検出したときは、ブロック512で認識結果が判断される。ユーザーが肯定的に応答したとシステムが判断した場合には、ブロック518と520に表わされるように、システムは“名前は削除されました”というメッセージを発する。あるいは、ユーザーが否定的に応答したとシステムが判断した場合には、ブロック514と516に表わされるように、システムは“削除はキャンセルされました”というメッセージを発する。 【0037】次に図11を参照すると、本発明に基づく電話インターフェースのシステムのディレクトリを削除するための方法が図示されている。この方法は、ユーザーが電話ディレクトリを削除することを望んでいるとシステムが判断したブロック550において始められる。ブロック552では、システムは“電話のディレクトリを削除します”というメッセージを発する。ブロック554では、システムはユーザーに“イエス”又は“ノー”と応答するように求める。検出ルーチンはブロック556で始められ、ブロック358に表わされるように、“イエス又はノーと言ってください”というメッセージが三度繰り返される。ブロック560に表わされるように、三度目の後に、システムは“削除はキャンセルされました”というメッセージを発する。 【0038】しかしながら、システムが認識可能なコマンドを検出した場合は、ブロック562で認識結果が判断される。ユーザーが肯定的に応答したとシステムが判断した場合には、ブロック564と556に表わされるように、システムは“ディレクトリは削除されました”というメッセージを発する。ユーザーが否定的に応答したとシステムが判断した場合には、ブロック568と570に表わされるように、システムは“削除はキャンセルされました”というメッセージを発する。 【0039】次に図12を参照すると、本発明に基づく電話インターフェースの電話ディレクトリ内の入力内容を一覧表にするための方法が図示されている。この方法は、ユーザーが現在の電話ディレクトリ内のすべての入力内容を聴くことを望んでいるとシステムが判断したブロック600において始められる。ブロック602では、システムは、ユーザーによって発音されたコマンドに対し、“電話ディレクトリ”というメッセージを出すことによって応答する。電話ディレクトリ内に一つも名前又は入力内容がなかった場合には、ブロック604と605に表わされるように、システムは“エラー音”を発する。電話ディレクトリ内に少なくとも一つの入力内容があった場合、ブロック608に表わされるように、システムは電話ディレクトリ内のすべての入力内容の一覧を再生する。電話ディレクトリ内のすべての入力内容を再生し終わった後、ブロック610に表わされるように、システムは“ディレクトリは完了しました”というメッセージを発する。 【0040】次に図13を参照すると、本発明に基づく電話インターフェースの電話ヘルプ機能を入力するための方法が図示されている。この方法は、ユーザーが“電話ヘルプ”に入ることを望んでいる、とシステムが判断したブロック650において始められる。ブロック652では、システムは“電話ヘルプ”というメッセージを生成し、その後ブロック654では、すべての使用可能なコマンドとすべてのヘルプのメッセージを放送する。すべてのヘルプのメッセージが生成された後、ブロック656に表わされるように、システムはヘルプが完了したというメッセージを放送する。 【0041】次に図14を参照すると、本発明に基づく電話インターフェースの電話メモリヘルプ機能に入るための方法が図示されている。この方法は、ユーザーが電話メモリヘルプ機能だけに入ることを望んでいるとシステムが判断した後に、ブロック700において始められる。ユーザーが電話ヘルプ機能に入ることを望んでいると電話インターフェースのシステムが理解している、という認識のもとで、ブロック702に表わされるように、システムは“電話メモリヘルプ”というメッセージを発する。そこで、ブロック704に表わされるように、すべての電話メモリのヘルプが再生される。ブロック706では、すべてのメモリのヘルプのメッセージが放送された後、システムは“ヘルプは完了しました”というメッセージを発する。 【0042】本発明のさらなる特色は、システムが、該システムのユーザーからの有効な応答として、すべての一桁の数(1から9まで)、それに加えて頻繁にグループ化される三桁の数(800、900等)、二倍、三重/三倍(三重のゼロのような)、ポンド、スター及びハッシュを受け入れ/認識するものである、ということである。 【0043】前述の説明は、本発明の好ましい実施形態を開示し、述べるものである。当業者は、そのような説明、添付の図面及び特許請求の範囲から、変更と修正が本発明の請求項として定義される真の精神及び公平な範囲から外れることなく可能であることを容易に認識するであろう。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500432686 【氏名又は名称】ビステオン グローバル テクノロジーズ インコーポレイテッド
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| 【出願日】 |
平成13年11月29日(2001.11.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100059959 【弁理士】 【氏名又は名称】中村 稔 (外9名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−215181(P2002−215181A) |
| 【公開日】 |
平成14年7月31日(2002.7.31) |
| 【出願番号】 |
特願2001−363650(P2001−363650) |
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