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【発明の名称】 符号化装置および方法、並びに記録媒体
【発明者】 【氏名】鈴木 志朗

【氏名】東山 恵祐

【氏名】辻 実

【要約】 【課題】品質が劣化しないように符号化することができるようにする。

【解決手段】ミキシング部51−1およびミキシング部51−2は、帯域信号A0と帯域信号A1とをそれぞれ所定の条件でミキシングする。これにより、小振幅部分においても互いの相関が高い、ミキシング信号MA0およびミキシング信号MA1が生成されるので、帯域信号A0と帯域信号A1を、品質が劣化しないように符号化することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 入力信号を、第1の帯域と第2の帯域に分割し、前記第1の帯域の信号と前記第2の帯域の信号を生成する帯域分割手段と、所定の振幅操作情報に基づく振幅操作を、所定の信号に対して行い、量子化対象信号を生成する、複数の振幅操作手段と、前記量子化対象信号を量子化して、量子化信号を生成する、複数の量子化手段と、前記振幅操作情報と前記量子化信号を符号化して、符号列を生成する符号列生成手段とを備える符号化装置において、第1の前記振幅操作手段により、第2の前記振幅操作手段による前記振幅操作と同様の前記振幅操作が行われるように、前記第1の帯域の信号と前記第2の帯域の信号を所定の条件でミキシングして、ミキシング信号を生成する第1のミキシング手段と、前記第2の振幅操作手段により、前記第1の振幅操作手段による前記振幅操作と同様の前記振幅操作が行われるように、前記第2の帯域の信号と前記第1の帯域の信号を所定の条件でミキシングして、ミキシング信号を生成する第2のミキシング手段と、前記第1の振幅操作手段は、前記第1のミキシング手段により生成された前記ミキシング信号の振幅を分析し、その分析結果に基づいて前記振幅操作情報を生成し、生成した前記振幅操作情報に基づく前記振幅操作を、前記第1のミキシング手段により生成された前記ミキシング信号に対して行い、前記量子化対象信号を生成し、前記第2の振幅操作手段は、前記第2のミキシング手段により生成された前記ミキシング信号の振幅を分析し、その分析結果に基づいて前記振幅操作情報を生成し、生成した前記振幅操作情報に基づく前記振幅操作を、前記第2のミキシング手段により生成された前記ミキシング信号に対して行い、前記量子化対象信号を生成し、第1の前記量子化手段は、前記第1の振幅操作手段により生成された前記量子化対象信号を量子化して、前記量子化信号を生成し、第2の前記量子化手段は、前記第2の振幅操作手段により生成された前記量子化対象信号を量子化して、前記量子化信号を生成し、前記符号列生成手段は、前記第1の振幅操作手段により生成された前記振幅操作情報および前記第1の量子化手段により生成された前記量子化信号、並びに前記第2の振幅操作手段により生成された前記振幅操作情報および前記第2の量子化手段により生成された前記量子化信号をそれぞれ符号化し、前記符号列を生成することを特徴とする符号化装置。
【請求項2】 前記量子化手段は、前記量子化対象信号の周波数成分に正規化を施して、正規化信号を生成し、生成した前記正規化信号を量子化することを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
【請求項3】 前記量子化手段は、前記量子化対象信号をスペクトル変換して、前記周波数成分を生成することを特徴とする請求項2に記載の符号化装置。
【請求項4】 前記振幅操作手段は、スペクトル変換の単位毎に、前記振幅操作情報を生成し、生成した前記振幅操作情報に基づく振幅操作を、前記ミックス信号に対して行い、前記量子化対象信号を生成することを特徴とする請求項3に記載の符号化装置。
【請求項5】 前記第1のミキシング手段または前記第2のミキシング手段は、前記第1の帯域の信号と前記第2の帯域の信号の相関状態に基づく前記条件で、前記第1の帯域の信号と前記第2の帯域の信号をミキシングして、前記ミキシング信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
【請求項6】 前記第1のミキシング手段または前記第2のミキシング手段は、これからミキシングする前記第1の帯域の信号と前記第2の帯域の信号の相関状態とともに、これからミキシングする前記第1の帯域の信号と前記第2の帯域の信号より先または後に入力された前記第1の帯域の信号と前記第2の帯域の信号の相関状態に基づく前記条件で、これからミキシングする前記第1の帯域の信号と前記第2の帯域の信号をミキシングして、前記ミキシング信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
【請求項7】 前記第1の振幅操作手段は、前記第1のミキシング手段により生成された前記ミキシング信号の振幅を分析し、その分析結果に基づいて前記振幅操作情報を生成し、生成した前記振幅操作情報に基づく前記振幅操作を、前記第1の帯域の信号に対して行い、前記量子化対象信号を生成し、前記第2の振幅操作手段は、前記第2のミキシング手段により生成された前記ミキシング信号の振幅を分析し、その分析結果に基づいて前記振幅操作情報を生成し、生成した前記振幅操作情報に基づく前記振幅操作を、前記第2の帯域の信号に対して行い、前記量子化対象信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
【請求項8】 複数の帯域分割手段および複数の符号列生成手段をさらに備え、第1の前記帯域分割手段は、第1の前記入力信号を、前記第1の帯域と前記第2の帯域に分割して、前記第1の帯域の信号と前記第2の帯域の信号を生成し、第2の前記帯域分割手段は、第2の前記入力信号を、前記第1の帯域と前記第2の帯域に分割して、前記第1の帯域の信号と前記第2の帯域の信号を生成し、前記第1のミキシング手段は、前記第1の振幅操作手段により、前記第2の振幅操作手段による前記振幅操作と同様の振幅操作が行われるように、前記第1の帯域分割手段により生成された前記第1の帯域の信号と、前記第2の帯域分割手段により生成された前記第1の帯域の信号、または前記第1の帯域分割手段により生成された前記第2の帯域の信号と前記第2の帯域分割手段により生成された前記第2の帯域の信号を、所定の条件でミキシングして、前記ミキシング信号を生成し、前記第2のミキシング手段は、前記第2の振幅操作手段により、前記第1の振幅操作手段による前記振幅操作と同様の振幅操作が行われるように、前記第2の帯域分割手段により生成された前記第1の帯域の信号と、前記第1の帯域分割手段により生成された前記第1の帯域の信号、または前記第2の帯域分割手段により生成された前記第2の帯域の信号と前記第1の帯域分割手段により生成された前記第2の帯域の信号を、所定の条件でミキシングして、前記ミキシング信号を生成し、第1の前記符号列生成手段は、前記第1の振幅操作手段により生成された前記振幅操作情報および前記第1の量子化手段により量子化された前記量子化信号を符号化して、第1の前記符号列を生成し、第2の前記符号列生成手段は、前記第2の振幅操作手段により生成された前記振幅操作情報および前記第2の量子化手段により量子化された前記量子化信号を符号化して、第2の前記符号列を生成することを特徴とする請求項1に記載の符号化装置。
【請求項9】 前記第1のミキシング手段または前記第2のミキシング手段は、前記第1の帯域分割手段により生成された前記第1の帯域の信号または前記第2の帯域の信号と、前記第2の帯域分割手段により生成された前記第1の帯域の信号または前記第2の帯域の信号の相関状態に基づく前記条件で、前記第1の帯域分割手段により生成された前記第1の帯域の信号または前記第2の帯域の信号と、前記第2の帯域分割手段により生成された前記第1の帯域の信号または前記第2の帯域の信号をミキシングして、前記ミキシング信号を生成することを特徴とする請求項8に記載の符号化装置。
【請求項10】 前記第1のミキシング手段または前記第2のミキシング手段は、これからミキシングする前記第1の帯域分割手段により生成された前記第1の帯域の信号または前記第2の帯域の信号と、前記第2の帯域分割手段により生成された前記第1の帯域の信号または前記第2の帯域の信号の相関状態とともに、これからミキシングする前記第1の帯域分割手段により生成された前記第1の帯域の信号または前記第2の帯域の信号と、前記第2の帯域分割手段により生成された前記第1の帯域の信号または前記第2の帯域の信号より先または後に入力された前記第1の帯域分割手段により生成された前記第1の帯域の信号または前記第2の帯域の信号と、前記第2の帯域分割手段により生成された前記第1の帯域の信号または前記第2の帯域の信号の相関状態に基づく前記条件で、これからミキシングする前記第1の帯域分割手段により生成された前記第1の帯域の信号または前記第2の帯域の信号と、前記第2の帯域分割手段により生成された前記第1の帯域の信号または前記第2の帯域の信号をミキシングして、前記ミキシング信号を生成することを特徴とする請求項8に記載の符号化装置。
【請求項11】 入力信号を、第1の帯域と第2の帯域に分割し、前記第1の帯域の信号と前記第2の帯域の信号を生成する帯域分割ステップと、所定の振幅操作情報に基づく振幅操作を、所定の信号に対して行い、量子化対象信号を生成する、複数の振幅操作ステップと、前記量子化対象信号を量子化して、量子化信号を生成する、複数の量子化ステップと、前記振幅操作情報と前記量子化信号を符号化して、符号列を生成する符号列生成ステップとを含む符号化装置の符号化方法において、第1の前記振幅操作ステップの処理で、第2の前記振幅操作ステップの処理で前記振幅操作と同様の前記振幅操作が行われるように、前記第1の帯域の信号と前記第2の帯域の信号を所定の条件でミキシングして、ミキシング信号を生成する第1のミキシングステップと、前記第2の振幅操作ステップの処理で、前記第1の振幅操作ステップの処理で前記振幅操作と同様の前記振幅操作が行われるように、前記第2の帯域の信号と前記第1の帯域の信号を所定の条件でミキシングして、ミキシング信号を生成する第2のミキシングステップと、前記第1の振幅操作ステップの処理で、前記第1のミキシングステップの処理で生成された前記ミキシング信号の振幅が分析され、その分析結果に基づいて前記振幅操作情報が生成され、生成された前記振幅操作情報に基づく前記振幅操作が、前記第1のミキシングステップの処理で生成された前記ミキシング信号に対して行われ、前記量子化対象信号が生成され、前記第2の振幅操作ステップの処理で、前記第2のミキシングステップの処理で生成された前記ミキシング信号の振幅が分析され、その分析結果に基づいて前記振幅操作情報が生成され、生成された前記振幅操作情報に基づく前記振幅操作が、前記第2のミキシングステップの処理で生成された前記ミキシング信号に対して行われ、前記量子化対象信号が生成され、第1の前記量子化ステップの処理で、前記第1の振幅操作ステップの処理で生成された前記量子化対象信号が量子化されて、前記量子化信号が生成され、第2の前記量子化ステップの処理で、前記第2の振幅操作ステップの処理で生成された前記量子化対象信号を量子化されて、前記量子化信号が生成され、前記符号列生成ステップの処理で、前記第1の振幅操作ステップの処理で生成された前記振幅操作情報および前記第1の量子化ステップの処理で生成された前記量子化信号、並びに前記第2の振幅操作ステップの処理で生成された前記振幅操作情報および前記第2の量子化ステップの処理で生成された前記量子化信号がそれぞれ符号化され、前記符号列が生成されることを特徴とする符号化方法。
【請求項12】 入力信号を、第1の帯域と第2の帯域に分割し、前記第1の帯域の信号と前記第2の帯域の信号を生成する帯域分割ステップと、所定の振幅操作情報に基づく振幅操作を、所定の信号に対して行い、量子化対象信号を生成する、複数の振幅操作ステップと、前記量子化対象信号を量子化して、量子化信号を生成する、複数の量子化ステップと、前記振幅操作情報と前記量子化信号を符号化して、符号列を生成する符号列生成ステップとを含む符号化装置のプログラムであって、第1の前記振幅操作ステップの処理で、第2の前記振幅操作ステップの処理で前記振幅操作と同様の前記振幅操作が行われるように、前記第1の帯域の信号と前記第2の帯域の信号を所定の条件でミキシングして、ミキシング信号を生成する第1のミキシングステップと、前記第2の振幅操作ステップの処理で、前記第1の振幅操作ステップの処理で前記振幅操作と同様の前記振幅操作が行われるように、前記第2の帯域の信号と前記第1の帯域の信号を所定の条件でミキシングして、ミキシング信号を生成する第2のミキシングステップと、前記第1の振幅操作ステップの処理で、前記第1のミキシングステップの処理で生成された前記ミキシング信号の振幅が分析され、その分析結果に基づいて前記振幅操作情報が生成され、生成された前記振幅操作情報に基づく前記振幅操作が、前記第1のミキシングステップの処理で生成された前記ミキシング信号に対して行われ、前記量子化対象信号が生成され、前記第2の振幅操作ステップの処理で、前記第2のミキシングステップの処理で生成された前記ミキシング信号の振幅が分析され、その分析結果に基づいて前記振幅操作情報が生成され、生成された前記振幅操作情報に基づく前記振幅操作が、前記第2のミキシングステップの処理で生成された前記ミキシング信号に対して行われ、前記量子化対象信号が生成され、第1の前記量子化ステップの処理で、前記第1の振幅操作ステップの処理で生成された前記量子化対象信号が量子化されて、前記量子化信号が生成され、第2の前記量子化ステップの処理で、前記第2の振幅操作ステップの処理で生成された前記量子化対象信号を量子化されて、前記量子化信号が生成され、前記符号列生成ステップの処理で、前記第1の振幅操作ステップの処理で生成された前記振幅操作情報および前記第1の量子化ステップの処理で生成された前記量子化信号、並びに前記第2の振幅操作ステップの処理で生成された前記振幅操作情報および前記第2の量子化ステップの処理で生成された前記量子化信号がそれぞれ符号化され、前記符号列が生成されることを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号化装置および方法、並びに記録媒体に関し、特に、品質が劣化しないように、データを符号化することができる符号化装置および方法、並びに記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は、従来の符号化装置を構成する符号化部10の構成例を示している。
【0003】符号化部10に供給された音響時系列信号Tは、帯域分割部11に入力される。帯域分割部11は、入力された音響時系列信号Tを、2つの帯域に分割するとともに、その結果得られた帯域信号A0を、振幅制御部12−1に、帯域信号A1を、振幅制御部12−2に供給する。
【0004】振幅制御部12−1は、図2に示すような構成を有しており、振幅制御部12−1に供給された帯域信号A0は、振幅分析部21および振幅操作部23に入力される。
【0005】振幅分析部21は、入力された帯域信号A0の振幅を、符号化の区間長のブロックがさらに分割されたサブブロック毎に分析し、その分析結果を振幅情報Dとして、振幅操作情報生成部22に出力する。振幅操作情報生成部22は、振幅分析部21からの振幅情報Dに基づいて、ブロック内の帯域信号A0の振幅を一定にするための振幅操作情報G0を生成し、それを、振幅操作部23と量子化精度決定部16(図1)に出力する。
【0006】振幅操作部23は、振幅操作情報生成部22からの振幅操作情報G0に基づいて、入力される帯域信号A0の振幅を操作して、ブロック内の振幅が一定になるようにし、それを、被振幅操作信号GA0として、スペクトル変換部13−1(図1)に出力する。
【0007】例えば、図3(A)に示すような帯域信号A0が振幅制御部12−1に供給された場合、振幅分析部21は、帯域信号A0の振幅が、時間T0において急激に大きくなったとこを示す振幅情報Dを、振幅操作情報生成部22に出力し、振幅操作情報生成部22は、ブロック内の、時間T以前の小振幅の波形を、時間T以後の振幅と同じようにするための振幅操作情報G0を生成し、振幅操作部23および量子化精度決定部16に出力する。振幅操作部23は、入力された帯域信号A0の振幅を、この振幅操作情報G0に基づいて操作し、図3(B)に示すように、ブロック内の振幅を同じにする。
【0008】このようにブロック内の振幅が同じになった帯域信号A0(被振幅操作信号GA0)が、後述するスペクトル変換部13−1(図1)で周波数成分に変換され、正規化部14−1で正規化され、量子化部15−1で量子化されると、量子化雑音が図3(B)に示すように、一定になるので、それが、復号された場合、小振幅の信号部分の量子化雑音が、図4に示すように抑圧され、プリエコーの発生が抑制される。
【0009】図1に戻り、スペクトル変換部13−1は、MDCT等により構成され、振幅制御部12−1からの被振幅操作信号GA0を、周波数成分SP0に変換し、正規化部14−1に供給する。
【0010】正規化部14−1は、スペクトル変換部13−1からの周波数成分SP0に対して正規化を施し、周波数成分SP0を、正規化係数S0と被正規化信号P0に分解する。正規化部14−1は、正規化係数S0を量子化精度決定部16に、そして被正規化信号P0を、量子化部15−1にそれぞれ出力する。
【0011】量子化部15−1は、正規化部14−1からの被正規化信号P0を、量子化精度決定部16から量子化精度情報W0に基づいて量子化して、量子化信号Q0を生成し、符号列生成部17に出力する。
【0012】振幅制御部12−2乃至量子化部15−2は、振幅制御部12−1乃至量子化部15−1と同様の機能を有しているので、その説明は省略する。
【0013】量子化精度決定部16には、振幅制御部12−1および振幅制御部12−2からの振幅操作情報G0,G1、正規化部14−1,14−2からの正規化係数S0,S1が入力される。
【0014】量子化精度決定部16は、正規化部14−1からの正規化係数S0に基づいて、量子化精度情報W0を生成し、量子化部15−1に出力するとともに、量子化精度情報W0、振幅操作情報G0、および正規化係数S0を、符号列生成部17に出力する。量子化精度決定部16はまた、正規化部14−2からの正規化係数S1に基づいて、量子化精度情報W1を生成し、量子化部15−2に出力するとともに、量子化精度情報W1、振幅操作情報G1、および正規化係数S1を、符号列生成部17に出力する。
【0015】符号列生成部17には、量子化部15−1,15−2からの量子化信号Q0,Q1、および量子化精度決定部16からの振幅操作情報G0,G1、正規化係数S0,S1、および量子化精度情報W1,W2がそれぞれ入力される。符号列生成部17は、入力されたこれらの情報を順次符号化し、符号列Cを生成して、復号装置に出力する。
【0016】図5は、符号化部10により生成された符号列Cを復号する復号装置の復号部30の構成例を示す。復号装置に供給された符号列Cは、復号部30の符号列分解部31に入力される。
【0017】符号列分解部31は、入力された符号列Cを、量子化信号Q0,Q1、量子化精度情報W0,W1、正規化係数S0,S1、および振幅操作情報G0,G1に分解する。
【0018】符号列分解部31は、量子化信号Q0と量子化精度情報W0を、逆量子化部32−1に、正規化係数S0を逆正規化部33−1に、そして振幅操作情報G0を振幅補正部35−1に、それぞれ出力する。符号列分解部31はまた、量子化信号Q1と量子化精度情報W1を、逆量子化部32−2に、正規化係数S1を逆正規化部33−2に、そして振幅操作情報G1を振幅補正部35−2に、それぞれ出力する。
【0019】逆量子化部32−1は、符号列分解部31からの量子化精度情報W0に基づいて、量子化信号Q0を逆量子化して、被正規化信号P0を生成(復元)し、逆正規化部33−1に出力する。
【0020】逆正規化部33−1は、符号列分解部31からの正規化係数S0に基づいて、逆量子化部32−1からの被正規化信号P0を逆正規化して、周波数成分SP0'を生成し、逆スペクトル部34−1に出力する。
【0021】逆スペクトル部34−1は、逆正規化部33−1からの周波数成分SP0'に対して逆スペクトル変換を施して、被振幅操作信号GA0を生成し、振幅補正部35−1に出力する。
【0022】振幅補正部35−1は、逆スペクトル変換部34−1からの被振幅操作信号GA0に対して、符号列分解部31からの振幅操作情報G0に基づく操作振幅、すなわち、符号化部10(振幅制御部12−1)における振幅操作と逆の振幅制御を行って帯域信号A0'を生成し、帯域合成部36に出力する。このように、符号化部10における振幅操作と逆の振幅制御を行うことで、例えば、図3(A)の帯域信号A0が符号化されて生成された符号列Cからは、図4に示したような、小振幅の信号部分の量子化雑音が抑圧された、帯域信号A0'が復号される。
【0023】逆量子化部32−2乃至振幅補正部35−2は、逆量子化部32−1乃至振幅操作部35−1と同様であるので、その詳細な説明は省略するが、振幅補正部35−2は、逆スペクトル変換部34−2からの被振幅操作信号GA1を、符号列分解部31からの振幅操作情報G1に基づく振幅操作、すなわち、符号化部10(振幅制御部12−2)における振幅操作と逆の振幅操作を行って帯域信号A1'を生成し、帯域合成部36に出力する。
【0024】帯域合成部36は、振幅補正部35―1からの帯域信号A0'と、振幅補正部35―2からの帯域信号A1'を合成して、音響時系列信号T'を生成し、外部の装置に出力する。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】ところで、符号化部10(図1)の帯域分割部11が、QMF(Quadrature Mirror Filter)やPQF(Polyphase Quadrature Filter)等のフィルタで構成されている場合、帯域分割された帯域信号A0と帯域信号A1(すなわち隣接する帯域の信号)には、図6に示すように、例えば、帯域信号A0の本来の周波数成分に対する、帯域信号A1のエリアシングが発生する。このように、エリアシングが発生すると、帯域信号A0と帯域信号A1の相関は高くなる。
【0026】この場合、帯域信号A0と帯域信号A1を、その量子化雑音のレベルが、図7(A)および図7(B)に示すように、同程度になるように量子化して、すなわち、帯域信号A0と帯域信号A1の相関と同程度の相関が成り立つ量子化信号Q0と量子化信号Q1を生成して、符号列Cを生成すれば、それが復号されて得られた帯域信号A0'と帯域信号A1'を合成することで、そのエリアシングをキャンセルすることができる。
【0027】しかしながら、符号化部30においては、帯域信号A0と帯域信号A1は、それぞれ別個に量子化されるので、帯域信号A0と帯域信号A1のブロック全体としては相関が高いが、小振幅部分の相関が低い場合、帯域信号A0と帯域信号A1のそれぞれにより生成された量子化信号Q0および量子化信号Q1の量子化雑音のレベルは、図8(A)および図8(B)に示すように異なってしまうときがある。すなわち、量子化信号Q0と量子化信号Q1の相関が低くなってしまうときがある。その結果、このような量子化信号Q0と量子化信号Q1により生成された符号列Cが復号されて得られた帯域信号A0'と帯域信号A1'が合成されても、図8(C)に示すように、レベルの高い量子化雑音が残存し、エリアシングはキャンセルされない。
【0028】図9は、従来の符号化装置の他の構成例を示している。この符号化装置は、ステレオ信号の左側信号である音響時系列信号TLを符号化して、符号列CLを生成する符号化部10Lと、右側信号である音響時系列信号TRを符号化して、符号列CRを生成する符号化部10Rから構成されている。
【0029】符号化部10Lの帯域分割部11L乃至符号列生成部17L、および符号化部10Rの帯域分割部11R乃至符号列生成部17Rは、図1の符号化部10の帯域分割部11乃至符号列生成部17と同様の機能を有するので、その詳細な説明は省略するが、この符号化装置においては、音響時系列信号TLと音響時系列信号TRがそれぞれ別個に符号化されて、符号列CLおよび符号列CRが生成される。
【0030】全体として相関が高い音響時系列信号TLと音響時系列信号TRが、符号化部10Lおよび符号化部10Rにそれぞれ供給された場合、例えば、符号化部10Lの帯域分割部11Lに帯域分割された帯域信号AL0(図10(A))と、符号化部10Rの帯域分割部11Rにより帯域分割された帯域信号AR0(図10(B))の相関も高くなる。この場合、図10(C)に示すように、それらの残差エネルギーが小さくなる。
【0031】しかしながら、帯域信号AL0と帯域信号AR0の全体に高い相関があっても、帯域信号AR0の小振幅のように、帯域信号AL0の小振幅とは異なる波形(図中点線で囲まれている部分)が存在し、小振幅部分の相関が低い場合、帯域信号AL0の、振幅制御部12L−1による振幅分析結果(図11(A))と、帯域信号AR0の、振幅制御部12R−1による振幅分析結果(図11(B))が異なるようになり(それぞれ異なる振幅操作情報GL0,GR0が生成され)、帯域信号AL0と帯域信号AR0に対して異なった振幅操作が施される場合がある。なお、図11中、帯域信号AL0と帯域信号AR0を囲む点線は、振幅分析結果を模擬的に表したものである。
【0032】このように、異なる振幅操作が行われれば、その結果得られた、被振幅操作信号GAL0(図12(A))と被振幅操作信号GAR0の相関は、帯域信号AL0と帯域信号AR0との相関より低下するので、それらがスペクトル変換、正規化、そして量子化されて得られた量子化信号QL0と量子化信号QR0の相関も低くなる。その結果、量子化信号QL0と量子化信号QR0には、図13(A),(B)に示すように、異なるレベルの量子化雑音が存在するようになる。
【0033】すなわち、このような量子化信号QL0と量子化信号QR0から生成された符号列CLおよび符号列CRがそれぞれ復号されて得られた音響時系列信号TL'と音響時系列信号TR'が再生されると、例えば、楽器や音声などの定位が安定しなくなる課題があった。
【0034】このように、従来の符号化部10においては、音質が劣化しないように音響時系列信号Tを符号化することができない課題があった。
【0035】図14は、図9の符号化装置により生成された符号列CLおよび符号列CRを復号する復号装置の構成例を示している。
【0036】この復号装置は、符号化部10Lにより生成された符号列CLを復号する復号部30Lと、符号化部10Rにより生成された符号列CRを復号する復号部30Rにより構成されている。
【0037】復号部30Lの符号列分解部31L乃至帯域合成部36L、および復号部30Rの符号列分解部31R乃至帯域合成部36Rは、図5の復号部30の符号列分解部31乃至帯域合成部36と同様の機能を有するので、その説明は省略する。
【0038】本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、音質を劣化させることなく、音響時系列信号を符号化することができるようにするものである。
【0039】
【課題を解決するための手段】本発明の符号化装置は、入力信号を、第1の帯域と第2の帯域に分割し、第1の帯域の信号と第2の帯域の信号を生成する帯域分割手段と、所定の振幅操作情報に基づく振幅操作を、所定の信号に対して行い、量子化対象信号を生成する、複数の振幅操作手段と、量子化対象信号を量子化して、量子化信号を生成する、複数の量子化手段と、振幅操作情報と量子化信号を符号化して、符号列を生成する符号列生成手段とを備える装置であって、第1の振幅操作手段により、第2の振幅操作手段による振幅操作と同様の振幅操作が行われるように、第1の帯域の信号と第2の帯域の信号を所定の条件でミキシングして、ミキシング信号を生成する第1のミキシング手段と、第2の振幅操作手段により、第1の振幅操作手段による振幅操作と同様の振幅操作が行われるように、第2の帯域の信号と第1の帯域の信号を所定の条件でミキシングして、ミキシング信号を生成する第2のミキシング手段と、第1の振幅操作手段は、第1のミキシング手段により生成されたミキシング信号の振幅を分析し、その分析結果に基づいて振幅操作情報を生成し、生成した振幅操作情報に基づく振幅操作を、第1のミキシング手段により生成されたミキシング信号に対して行い、量子化対象信号を生成し、第2の振幅操作手段は、第2のミキシング手段により生成されたミキシング信号の振幅を分析し、その分析結果に基づいて振幅操作情報を生成し、生成した振幅操作情報に基づく振幅操作を、第2のミキシング手段により生成されたミキシング信号に対して行い、量子化対象信号を生成し、第1の量子化手段は、第1の振幅操作手段により生成された量子化対象信号を量子化して、量子化信号を生成し、第2の量子化手段は、第2の振幅操作手段により生成された量子化対象信号を量子化して、量子化信号を生成し、符号列生成手段は、第1の振幅操作手段により生成された振幅操作情報および第1の量子化手段により生成された量子化信号、並びに第2の振幅操作手段により生成された振幅操作情報および第2の量子化手段により生成された量子化信号をそれぞれ符号化し、符号列を生成することを特徴とする。
【0040】量子化手段は、量子化対象信号の周波数成分に正規化を施して、正規化信号を生成し、生成した正規化信号を量子化することができる。
【0041】量子化手段は、量子化対象信号をスペクトル変換して、周波数成分を生成することができる。
【0042】振幅操作手段は、スペクトル変換の単位毎に、振幅操作情報を生成し、生成した振幅操作情報に基づく振幅操作を、信号に対して行い、量子化対象信号を生成することができる。
【0043】第1のミキシング手段または第2のミキシング手段は、第1の帯域の信号と第2の帯域の信号の相関状態に基づく条件で、第1の帯域の信号と第2の帯域の信号をミキシングして、ミキシング信号を生成することができる。
【0044】第1のミキシング手段または第2のミキシング手段は、これからミキシングする第1の帯域の信号と第2の帯域の信号の相関状態とともに、これからミキシングする第1の帯域の信号と第2の帯域の信号より先または後に入力された第1の帯域の信号と第2の帯域の信号の相関状態に基づく条件で、これからミキシングする第1の帯域の信号と第2の帯域の信号をミキシングして、ミキシング信号を生成することができる。
【0045】第1の振幅操作手段は、第1のミキシング手段により生成されたミキシング信号の振幅を分析し、その分析結果に基づいて振幅操作情報を生成し、生成した振幅操作情報に基づく振幅操作を、第1の帯域の信号に対して行い、量子化対象信号を生成し、第2の振幅操作手段は、第2のミキシング手段により生成されたミキシング信号の振幅を分析し、その分析結果に基づいて振幅操作情報を生成し、生成した振幅操作情報に基づく振幅操作を、第2の帯域の信号に対して行い、量子化対象信号を生成することができる。
【0046】複数の帯域分割手段および複数の符号列生成手段をさらに備え、第1の帯域分割手段は、第1の入力信号を、第1の帯域と第2の帯域に分割して、第1の帯域の信号と第2の帯域の信号を生成し、第2の帯域分割手段は、第2の入力信号を、第1の帯域と第2の帯域に分割して、第1の帯域の信号と第2の帯域の信号を生成し、第1のミキシング手段は、第1の振幅操作手段により、第2の振幅操作手段による振幅操作と同様の振幅操作が行われるように、第1の帯域分割手段により生成された第1の帯域の信号と、第2の帯域分割手段により生成された第1の帯域の信号、または第1の帯域分割手段により生成された第2の帯域の信号と第2の帯域分割手段により生成された第2の帯域の信号を、所定の条件でミキシングして、ミキシング信号を生成し、第2のミキシング手段は、第2の振幅操作手段により、第1の振幅操作手段による振幅操作と同様の振幅操作が行われるように、第2の帯域分割手段により生成された第1の帯域の信号と、第1の帯域分割手段により生成された第1の帯域の信号、または第2の帯域分割手段により生成された第2の帯域の信号と第1の帯域分割手段により生成された第2の帯域の信号を、所定の条件でミキシングして、ミキシング信号を生成し、第1の符号列生成手段は、第1の振幅操作手段により生成された振幅操作情報および第1の量子化手段により量子化された量子化信号を符号化して、第1の符号列を生成し、第2の符号列生成手段は、第2の振幅操作手段により生成された振幅操作情報および第2の量子化手段により量子化された量子化信号を符号化して、第2の符号列を生成することができる。
【0047】第1のミキシング手段または第2のミキシング手段は、第1の帯域分割手段により生成された第1の帯域の信号または第2の帯域の信号と、第2の帯域分割手段により生成された第1の帯域の信号または第2の帯域の信号の相関状態に基づく条件で、第1の帯域分割手段により生成された第1の帯域の信号または第2の帯域の信号と、第2の帯域分割手段により生成された第1の帯域の信号または第2の帯域の信号をミキシングして、ミキシング信号を生成することができる。
【0048】第1のミキシング手段または第2のミキシング手段は、これからミキシングする第1の帯域分割手段により生成された第1の帯域の信号または第2の帯域の信号と、第2の帯域分割手段により生成された第1の帯域の信号または第2の帯域の信号の相関状態とともに、これからミキシングする第1の帯域分割手段により生成された第1の帯域の信号または第2の帯域の信号と、第2の帯域分割手段により生成された第1の帯域の信号または第2の帯域の信号より先または後に入力された第1の帯域分割手段により生成された第1の帯域の信号または第2の帯域の信号と、第2の帯域分割手段により生成された第1の帯域の信号または第2の帯域の信号の相関状態に基づく条件で、これからミキシングする第1の帯域分割手段により生成された第1の帯域の信号または第2の帯域の信号と、第2の帯域分割手段により生成された第1の帯域の信号または第2の帯域の信号をミキシングして、ミキシング信号を生成することができる。
【0049】本発明の符号化方法は、入力信号を、第1の帯域と第2の帯域に分割し、第1の帯域の信号と第2の帯域の信号を生成する帯域分割ステップと、所定の振幅操作情報に基づく振幅操作を、所定の信号に対して行い、量子化対象信号を生成する、複数の振幅操作ステップと、量子化対象信号を量子化して、量子化信号を生成する、複数の量子化ステップと、振幅操作情報と量子化信号を符号化して、符号列を生成する符号列生成ステップとを含む符号化装置の方法であって、第1の振幅操作ステップの処理で、第2の振幅操作ステップの処理で振幅操作と同様の振幅操作が行われるように、第1の帯域の信号と第2の帯域の信号を所定の条件でミキシングして、ミキシング信号を生成する第1のミキシングステップと、第2の振幅操作ステップの処理で、第1の振幅操作ステップの処理で振幅操作と同様の振幅操作が行われるように、第2の帯域の信号と第1の帯域の信号を所定の条件でミキシングして、ミキシング信号を生成する第2のミキシングステップと、第1の振幅操作ステップの処理で、第1のミキシングステップの処理で生成されたミキシング信号の振幅が分析され、その分析結果に基づいて振幅操作情報が生成され、生成された振幅操作情報に基づく振幅操作が、第1のミキシングステップの処理で生成されたミキシング信号に対して行われ、量子化対象信号が生成され、第2の振幅操作ステップの処理で、第2のミキシングステップの処理で生成されたミキシング信号の振幅が分析され、その分析結果に基づいて振幅操作情報が生成され、生成された振幅操作情報に基づく振幅操作が、第2のミキシングステップの処理で生成されたミキシング信号に対して行われ、量子化対象信号が生成され、第1の量子化ステップの処理で、第1の振幅操作ステップの処理で生成された量子化対象信号が量子化されて、量子化信号が生成され、第2の量子化ステップの処理で、第2の振幅操作ステップの処理で生成された量子化対象信号を量子化されて、量子化信号が生成され、符号列生成ステップの処理で、第1の振幅操作ステップの処理で生成された振幅操作情報および第1の量子化ステップの処理で生成された量子化信号、並びに第2の振幅操作ステップの処理で生成された振幅操作情報および第2の量子化ステップの処理で生成された量子化信号がそれぞれ符号化され、符号列が生成されることを特徴とする。
【0050】本発明の記録媒体のプログラムは、入力信号を、第1の帯域と第2の帯域に分割し、第1の帯域の信号と第2の帯域の信号を生成する帯域分割ステップと、所定の振幅操作情報に基づく振幅操作を、所定の信号に対して行い、量子化対象信号を生成する、複数の振幅操作ステップと、量子化対象信号を量子化して、量子化信号を生成する、複数の量子化ステップと、振幅操作情報と量子化信号を符号化して、符号列を生成する符号列生成ステップとを含む符号化装置の方法であって、第1の振幅操作ステップの処理で、第2の振幅操作ステップの処理で振幅操作と同様の振幅操作が行われるように、第1の帯域の信号と第2の帯域の信号を所定の条件でミキシングして、ミキシング信号を生成する第1のミキシングステップと、第2の振幅操作ステップの処理で、第1の振幅操作ステップの処理で振幅操作と同様の振幅操作が行われるように、第2の帯域の信号と第1の帯域の信号を所定の条件でミキシングして、ミキシング信号を生成する第2のミキシングステップと、第1の振幅操作ステップの処理で、第1のミキシングステップの処理で生成されたミキシング信号の振幅が分析され、その分析結果に基づいて振幅操作情報が生成され、生成された振幅操作情報に基づく振幅操作が、第1のミキシングステップの処理で生成されたミキシング信号に対して行われ、量子化対象信号が生成され、第2の振幅操作ステップの処理で、第2のミキシングステップの処理で生成されたミキシング信号の振幅が分析され、その分析結果に基づいて振幅操作情報が生成され、生成された振幅操作情報に基づく振幅操作が、第2のミキシングステップの処理で生成されたミキシング信号に対して行われ、量子化対象信号が生成され、第1の量子化ステップの処理で、第1の振幅操作ステップの処理で生成された量子化対象信号が量子化されて、量子化信号が生成され、第2の量子化ステップの処理で、第2の振幅操作ステップの処理で生成された量子化対象信号を量子化されて、量子化信号が生成され、符号列生成ステップの処理で、第1の振幅操作ステップの処理で生成された振幅操作情報および第1の量子化ステップの処理で生成された量子化信号、並びに第2の振幅操作ステップの処理で生成された振幅操作情報および第2の量子化ステップの処理で生成された量子化信号がそれぞれ符号化され、符号列が生成されることを特徴とする。
【0051】本発明の符号化装置および方法、並びに記録媒体のプログラムにおいては、入力信号が、第1の帯域と第2の帯域に分割されて、第1の帯域の信号と第2の帯域の信号が生成され、所定の振幅操作情報に基づく振幅操作が、所定の信号に対して行われ、量子化対象信号が生成され、量子化対象信号が量子化されて、量子化信号が生成され、振幅操作情報と量子化信号が符号化されて、符号列が生成され、振幅操作と同様の振幅操作が行われるように、第1の帯域の信号と第2の帯域の信号が所定の条件でミキシングされて、ミキシング信号が生成され、振幅操作と同様の振幅操作が行われるように、第2の帯域の信号と第1の帯域の信号が所定の条件でミキシングされて、ミキシング信号が生成され、生成されたミキシング信号の振幅が分析され、その分析結果に基づいて振幅操作情報が生成され、生成された振幅操作情報に基づく振幅操作が、生成されたミキシング信号に対して行われ、量子化対象信号が生成され、生成されたミキシング信号の振幅が分析され、その分析結果に基づいて振幅操作情報が生成され、生成された振幅操作情報に基づく振幅操作が、生成されたミキシング信号に対して行われ、量子化対象信号が生成され、生成された量子化対象信号が量子化されて、量子化信号が生成され、生成された量子化対象信号を量子化されて、量子化信号が生成され、生成された振幅操作情報および生成された量子化信号、並びに生成された振幅操作情報および生成された量子化信号がそれぞれ符号化され、符号列が生成される。
【0052】
【発明の実施の形態】図15は、本発明を適用した符号化装置を構成する符号化部50の構成例を示している。この符号化部50には、図1の符号化部10の帯域分割部11と、振幅制御部12−1,12−2(以下、個々に区別する必要がない場合、単に、振幅制御部12と称する。他の部分についても同様である)の間に、ミキシング部51−1およびミキシング部51−2がそれぞれ設けられている。その他の部分については、図1における場合と同様であるので、その説明は適宜省略する。
【0053】ミキシング部51−1には、帯域分割部11からの帯域信号A0および帯域信号A1の両方がそれぞれ入力される。ミキシング部51−2にも、帯域分割部11からの帯域信号A0および帯域信号A1の両方がそれぞれ入力される。
【0054】ミキシング部51−1は、入力された帯域信号A0および帯域信号A1を、所定の条件でミキシングし、その結果得られたミキシング信号MA0を、振幅制御部12−1に出力する。ミキシング部51−2は、入力された帯域信号A0および帯域信号A1を、所定の条件でミキシングし、その結果得られたミキシング信号MA1を、振幅制御部12−2に出力する。
【0055】このように、ミキシング部51−1およびミキシング部51−2が、帯域信号A0と帯域信号A1とをそれぞれ所定の条件でミキシングするようにしたので、小振幅部分においても互いの相関が高い、ミキシング信号MA0およびミキシング信号MA1を生成することができる。
【0056】振幅制御部12−1に供給されたミキシング信号MA0は、図16に示すように、振幅制御部12−1の振幅分析部21および振幅操作部23にそれぞれ供給される。
【0057】振幅分析部21は、ミキシング信号MA0の振幅を分析し、その分析結果としての振幅情報Dを、振幅操作情報生成部22に出力する。振幅操作情報生成部22は、その振幅情報Dに基づいて、振幅操作情報G0を生成し、振幅操作部23および量子化精度決定部16に出力する。すなわち、ミキシング信号MA0に基づいて振幅操作情報G0が生成される。
【0058】振幅操作部23は、振幅操作情報生成部22からの振幅操作情報G0に基づいて、ミキシング信号MA0の振幅を操作し、その結果得られた被振幅操作信号GA0を、スペクトル変換部13−1に出力する。すなわち、ミキシング信号MA0が振幅操作されて、被振幅操作信号GA0が生成される。
【0059】振幅制御部12−2も、振幅制御部12−1と同様の機能を有しているので、その図示および説明は省略する。
【0060】このように、振幅制御部12−1と振幅制御部12−2に、小振幅部分においても相関が高いミキシング信号MA0とミキシング信号MA1が供給されるようにしたので、ミキシング信号MA0とミキシング信号MA1に対して、同様の振幅操作を施すことができ、その結果、相関が高い被振幅操作信号GA0と被振幅操作信号GA1を生成することができる。
【0061】すなわち、その結果、量子化雑音のレベルが同程度の量子化信号Q0と量子化信号Q1が生成されるので、帯域信号A0および帯域信号A1にエリアシングが発生しても、それを、復号時における帯域合成によりキャンセルすることができる。
【0062】図17は、ミキシング部51−1(図15)およびミキシング部51−2の構成例を示している。
【0063】ミキシング部51−1の乗算器61Aは、所定の値aと、入力される帯域信号A0を乗算し、その乗算結果を、加算器62−1に出力する。乗算器61Bは、所定の値bと、入力される帯域信号A1を乗算し、その乗算結果を、加算器62−1に出力する。加算器62−1は、乗算器61Aおよび乗算器61Bからの信号を加算し、その加算結果を、ミキシング信号MA0として、振幅制御部12−1に出力する。
【0064】ミキシング部51−1においては、値aと値bがミキシングの条件として、帯域信号A0と帯域信号A1がミキシングされるが、値aと値bが、例えば、0.5であるとき、帯域信号A0と帯域信号A1が、1対1の割合でミキシングされたことになる。
【0065】ミキシング部51−2の乗算器61Cは、所定の値cと、入力される帯域信号A0を乗算し、その乗算結果を、加算器62−2に出力する。乗算器61Dは、所定の値dと、入力される帯域信号A1を乗算し、その乗算結果を、加算器62−2に出力する。加算器62−2は、乗算器61Cおよび乗算器61Dからの信号を加算して、その加算結果を、ミキシング信号MA1として、振幅制御部12−2に出力する。
【0066】ミキシング部51−2においては、値cと値dがミキシングの条件として、帯域信号A0と帯域信号A1がミキシングされるが、値cと値dが、例えば、0.5であるとき、帯域信号A0と帯域信号A1が、1対1の割合でミキシングされたことになる。
【0067】ところで、図17の例では、ミキシングの条件(値a,b,c,d)は予め決められていたが、帯域信号A0と帯域信号A1の相関の程度等により、その条件を変更することもできる。図18は、ミキシング条件を変更することができるミキシング部51−1の構成例を示している。
【0068】ミキシング部51−1に供給された、帯域分割部11からの帯域信号A0は、相関検出部71A、トーン/ノイズ判定部72A、および乗算器74Aにそれぞれ入力される。また、ミキシング部51−1に供給された、帯域分割部11からの帯域信号A1は、相関検出部71A、トーン/ノイズ判定部72B、および乗算器74Bにそれぞれ入力される。
【0069】相関検出部71Aは、帯域信号A0と帯域信号A1の相関値CRを算出し、それを、ミキシング条件決定部73Aに出力する。
【0070】トーン/ノイズ判定部72Aは、帯域信号A0のブロック内のエネルギーが周波数的に均一に分布しているか、すなわち、その部分にノイズ性があるか、または特定の周波数成分にエネルギーが集中しているか、すなわち、その部分にトーン性があるかを示す判定値TN0を算出し、それを、ミキシング条件決定部73Aに出力する。
【0071】トーン/ノイズ判定部72Bは、帯域信号A1のブロック内のエネルギーが周波数的に均一に分布しているか、すなわち、その部分にノイズ性があるか、または特定の周波数成分にエネルギーが集中しているか、すなわち、その部分にトーン性があるかを示す判定値TN1を算出し、それを、ミキシング条件決定部73Aに出力する。
【0072】ミキシング条件決定部73Aは、相関検出部71Aからの相関値CR、トーン/ノイズ判定部72A,72Bからの判定値TN0,TN1に基づいて、乗算器74Aおよび乗算器74Bのそれぞれの、帯域信号Aに乗算される値(以下、適宜、乗算値と称する)を決定する。
【0073】具体的には、ミキシング条件決定部73Aは、所定の相関値CR、判定値TN0、および判定値TN1に対応する乗算器74Aの乗算値と乗算器74Bの乗算値が記述されたテーブル(以下、条件テーブル)を保持しており、相関値CR、判定値TN0,TN1が入力されてきたとき、それらに対応する増幅率を条件テーブルから検出する。
【0074】ミキシング条件決定部73Aは、決定したミキシング条件(乗算器74A,74Bの乗算値)を乗算器74Aおよび乗算器74Bに設定する。
【0075】乗算器74Aは、ミキシング条件決定部73Aにより設定された乗算値と、入力される帯域信号A0を乗算し、その乗算結果を、加算器75Aに出力する。乗算器74Bは、ミキシング条件決定部73Aにより設定された乗算値と、入力される帯域信号A1を乗算し、加算器75Aに出力する。
【0076】加算器75Aは、乗算器74Aからの信号と、乗算器74Bからの信号を加算し、その加算結果を、ミキシング信号MA0として、振幅制御部12−1に出力する。
【0077】例えば、帯域信号A0と帯域信号A1の相関が高い場合(相関値CRが大きい場合)、乗算器74Aの乗算値および乗算器74Bの乗算値は、それぞれ0.5とされる。すなわち、帯域信号A0と帯域信号A1が1対1でミキシングされる。
【0078】一方、帯域信号A0と帯域信号A1の相関が低い場合(相関値CRが小さい場合)、乗算器74Aの乗算値は、例えば、1とされ、乗算器74Bの乗算値は、0とされる。すなわち、この場合、ミキシング部51−1においては、ミキシングが実質行われず、帯域信号A0がそのまま出力される。
【0079】また、例えば、トーン/ノイズ判定部72Aからの判定値TN0が、エネルギーが周波数的に均一に分布していること、すなわち、ノイズ性があることを表している場合、ミキシング条件決定部73Aは、乗算器74Aの乗算値を1とし、乗算器74Bの乗算値を0とする。すなわち、この場合においても、ミキシング部51−1では、ミキシングが行われず、帯域信号A0がそのまま出力される。
【0080】なお、帯域信号A0にノイズ性がある場合、振幅制御部12−1では振幅操作は実質行われないので、この場合、帯域信号A0がそのまま量子化されるが、復号時においてエリアシンクはマスキングされる。
【0081】また、トーン/ノイズ判定部72Aからの判定値TN0が、特定の周波数成分にエネルギーが集中していること、すなわち、トーン性があることを表している場合も同様に、ミキシング条件決定部73Aは、乗算器74Aの乗算値を1とし、乗算器74Bの乗算値を0とする。すなわち、この場合においても、ミキシング部51−1では、ミキシングが行われず、帯域信号A0がそのまま出力される。
【0082】なお、帯域信号A0にトーン性がある場合、振幅制御部12−1では振幅操作は実質行われないので、この場合、帯域信号A0がそのまま量子化されるが、信号の振幅は一定であるので、エリアシンクはマスキングされる。
【0083】次に、ミキシング部51−1の相関検出部71Aの動作を、図19のフローチャートを参照して説明する。
【0084】ステップS11において、相関検出部71Aは、それぞれ対応するサブブロック内の帯域信号A0の値と帯域信号A1の値の和、およびその差を算出する。
【0085】次に、ステップS12において、相関検出部71Aは、それぞれ対応するサブブロック内のすべての帯域信号A0および帯域信号A1について、それらの和および差を算出したか否かを判定し、算出していないと判定した場合、ステップS11に戻り、次の、帯域信号A0の値と帯域信号A1の値の和および差を算出する。
【0086】ステップS12で、それぞれ対応するサブブロック内のすべての帯域信号A0および帯域信号A1について、それらの和および差を算出したと判定された場合、ステップS13に進み、相関検出部71Aは、ステップS11で算出した和の総和SAと、差の総和SDを算出する。
【0087】次に、ステップS14において、相関検出部71Aは、ステップS13で算出した総和SAと、総和SDの比(=総和SA/総和SD)を相関値CRとして算出し、ミキシング条件決定部73Aに出力する。
【0088】その後、ステップS11に戻り、相関検出部71Aは、それ以降の処理を実行する。
【0089】次に、ミキシング部51−1のトーン/ノイズ判定部72Aの動作を、図20のフローチャートを参照して説明する。
【0090】ステップS21において、トーン/ノイズ判定部72Aは、サブブロック内の帯域信号A0についてFFT変換を施し、確率分布を算出する。
【0091】次に、ステップS22において、トーン/ノイズ判定部72Aは、ステップS21で算出した確率分布での最大値SMAXと平均値SAVE を算出する。
【0092】ステップS13において、トーン/ノイズ判定部72Aは、最大値SMAXと平均値SAVEの比(=最大値SMAX/平均値SAVE)を、判定値TN0として算出し、ミキシング条件決定部73Aに出力する。
【0093】その後、ステップS21に戻り、トーン/ノイズ判定部72Aは、それ以降の処理を繰り返し実行する。
【0094】トーン/ノイズ判定部72Bも、基本的に、トーン/ノイズ判定部72Aと同様に動作するので、その説明は省略する。
【0095】また、ミキシング部51−2(図15)も、基本的に、ミキシング部51−1と同様の構成を有するので、その図示および説明は省略する。
【0096】なお、図15においては、音響時系列信号Tが2つの帯域に分割された場合を例として説明したが、それ以上の数の帯域に分割することもできる。図21は、4つの帯域に分割する場合の符号化部50の構成例を示している。
【0097】この場合、ミキシング部51−1には、帯域信号A0、およびその高域側に隣接する帯域信号A1が入力され、ミキシング部51−2には、帯域信号A1、並びにその低域側および高域側に隣接する帯域信号A0および帯域信号A2が入力され、ミキシング部51−3には、帯域信号A2並びにその低域側および高域側に隣接する帯域信号A1および帯域信号A3が入力され、そして、ミキシング部51−4には、帯域信号A3、およびその低域側に隣接する帯域信号A2が入力される。
【0098】ミキシング部51−1乃至ミキシング部51−4は、入力された帯域信号Aを、所定の条件でミキシングして、ミキシング信号MA0乃至MA3を生成し、振幅制御部12−1乃至12−4に出力する。
【0099】図22は、図21のミキシング部51−1乃至51−4の構成例を示している。ミキシング部51−1,51−4は、図17におけるミキシング部51−1,51−2の構成と同様に、2つの乗算器61と1つの加算器62から構成されているが、ミキシング部51−2,51−3は、3つの乗算器61と1つの加算器62から構成されている。
【0100】ところで、図22のミキシング部51−1乃至51−4は、ミキシング条件が予め決められているが、図18を例として上述したように、相関値等に基づいて、ミキシング条件を変更することもできる。図23は、ミキシング条件を変更することができる、図21のミキシング部51−2の構成例を示している。なお、時21のミキシング部51−1,51−4の構成は、図18のミキシング部51−1における場合と同様であるので、その図示およびその説明は省略する。
【0101】このミキシング部51−2には、2つの相関検出部71B,71C、3つのトーン/ノイズ判定部72C,72D,72E、1つのミキシング条件決定部73B、3つの乗算器74C,74D,74E、1つの加算器75Bから構成されている。
【0102】相関検出部71Bは、帯域信号A0と帯域信号A1との相関値CR01を算出し、相関検出部71Cは、帯域信号A1と帯域信号A2との相関値CR12を算出し、それぞれミキシング条件決定部73Bに出力する。
【0103】トーン/ノイズ判定部72Cは、帯域信号A0の判定値TN0を算出し、トーン/ノイズ判定部72Dは、帯域信号A1の判定値TN1を算出し、そしてトーン/ノイズ判定部72Eは、帯域信号A2の判定値TN2を算出し、それぞれミキシング条件決定部73Bに出力する。
【0104】ミキシング条件決定部73Bは、相関検出部71B,71Cからの相関値CR01,CR12、およびトーン/ノイズ判定部72C乃至72Eからの判定値TN0乃至TN2に基づいて、乗算器74C乃至74Eの乗算値をそれぞれ決定し、設定する。
【0105】乗算器74Cは、設定された乗算値と、入力される帯域信号A0を乗算し、乗算器74Dは、設定された乗算値と、入力される帯域信号A1を乗算し、乗算器74Eは、設定された乗算値と、入力される帯域信号A2を乗算し、その乗算結果を、それぞれ加算器75Bに出力する。
【0106】加算器75Bは、乗算器74C乃至74Eのそれぞれから入力される信号を加算し、その加算結果をミキシング信号MA1として、振幅制御部12−2に出力する。
【0107】ミキシング部51−3も、ミキシング部51−2と同様の構成を有しているので、その図示および説明は省略する。
【0108】図24は、符号化部50の他の構成例を示している。この符号化部には、図15の符号化部50のミキシング部51−1およびミキシング部51−2に代えて、ミキシング部81−1およびミキシング部81−2が設けられている。
【0109】ミキシング部81−1には、ミキシング部51−1と同様に、帯域分割部11からの帯域信号A0および帯域信号A1の両方がそれぞれ入力され、ミキシング部81−2にも、ミキシング部51−2と同様に、帯域信号A0および帯域信号A1の両方がそれぞれ入力される。
【0110】ミキシング部81−1は、入力された帯域信号A0および帯域信号A1を所定の条件でミキシングし、その結果得られたミキシング信号MA0を、振幅制御部12―1に出力するとともに、帯域信号A0を、そのまま振幅制御部12―1に出力する。ミキシング部81−2は、入力された帯域信号A0および帯域信号A1を所定の条件でミキシングし、その結果得られたミキシング信号MA1を振幅制御部12−2に出力するとともに、帯域信号A1をそのまま、振幅制御部12―2に出力する。
【0111】振幅制御部12−1に供給された、ミキシング信号MA0は、図25に示すように、その振幅分析部21に入力され、帯域信号A0は、振幅操作部23に入力される。すなわち、振幅操作情報G0は、図15の例の場合と同様に、ミキシング信号MA0に基づいて生成されるが、被振幅操作信号GA0は、帯域信号A0が振幅操作されて生成される。
【0112】このようにすることで、不必要なエリアシングの発生を防止し、かつ、安定した振幅操作を行うことができる。
【0113】図26は、図24のミキシング部81−1およびミキシング部81−2の構成例を示している。このミキシング部81−1は、基本的に、図17のミキシング部51−1と同様の構成を有しているが、帯域信号A0がそのまま振幅制御部12−1に出力されるようになされている。
【0114】ミキシング部81−2も、基本的に、図17のミキシング部51−2と同様の構成を有しているが、帯域信号A1がそのまま振幅制御部12−2に出力されるようになされている。
【0115】図27は、図24のミキシング部81−1の、ミキシング条件を変更することができる場合の構成例を示している。このミキシング部81−1は、基本的に、図18のミキシング部51−1と同様の構成を有しているが、帯域信号A0がそのまま振幅制御部12−1に出力されるようになされている。ミキシング部81−2も、ミキシング部81−1と同様の構成を有しているので、その図示および説明を省略する。
【0116】なお、図24においては、音響時系列信号Tが2つの帯域に分割される場合を例として説明したが、それ以上の数の帯域に分割することもできる。図28は、4つの帯域に分割する場合の符号化部50の構成例を示している。
【0117】ミキシング部81−1には、帯域信号A0、およびその高域側に隣接する帯域信号A1が入力され、ミキシング部51−2には、帯域信号A1、並びにその低域側および高域側に隣接する帯域信号A0および帯域信号A2が入力され、ミキシング部51−3には、帯域信号A2並びにその低域側および高域側に前後に隣接する帯域信号A1および帯域信号A3が入力され、そして、ミキシング部51−4には、帯域信号A3、およびその低域側に隣接する帯域信号A2が入力される。
【0118】ミキシング部81−1は、入力される帯域信号A0,A1を所定の条件でミキシングして、ミキシング信号MA0を生成し、振幅制御部12−1に出力するとともに、帯域信号A0をそのまま振幅制御部12−1に出力する。ミキシング部81−2は、入力される帯域信号A0,A1,A2を所定の条件でミキシングして、ミキシング信号MA1を生成し、振幅制御部12−2に出力するとともに、帯域信号A1をそのまま振幅制御部12−2に出力する。
【0119】ミキシング部81−3は、入力される帯域信号A1,A2,A3を所定の条件でミキシングして、ミキシング信号MA2を生成し、振幅制御部12−3に出力するとともに、帯域信号A2をそのまま振幅制御部12−3に出力する。ミキシング部81−4は、入力される帯域信号A2,A3を所定の条件でミキシングして、ミキシング信号MA3を生成し、振幅制御部12−4に出力するとともに、帯域信号A3をそのまま振幅制御部12−4に出力する。
【0120】図29は、本発明を適用した符号化装置の他の構成例を示している。この符号化装置は、ステレオ信号の左側信号である音響時系列信号TLを符号化して、符号列CLを生成する符号化部50Lと、右側信号である音響時系列信号TRを符号化して、符号列CRを生成する符号化部50Rから構成されている。
【0121】符号化部50Lのミキシング部51L、および帯域分割部11L乃至符号列生成部17L、並びに符号化部50Rのミキシング部51R、および帯域分割部11R乃至符号列生成部17Rは、図15の符号化部50のミキシング部51、および帯域分割部11乃至符号列生成部17の同様の機能を有する。
【0122】符号化部50Lのミキシング部51L−1には、帯域分割部11Lからの帯域信号AL0、および符号化部50Rの帯域分割部11Rからの、帯域信号AL0に対応する帯域の音響時系列信号TRである帯域信号AR0が入力される。符号化部50Lのミキシング部51L−2には、帯域分割部11Lからの帯域信号AL1、および符号化部50Rの帯域分割部11Rからの、帯域信号AL1に対応する帯域の音響時系列信号TRである帯域信号AR1が入力される。
【0123】符号化部50Rのミキシング部51R−1には、帯域分割部11Rからの帯域信号AR0、および符号化部50Lの帯域分割部11Lからの帯域信号AL0が入力される。符号化部50Rのミキシング部51R−2には、帯域分割部11Rからの帯域信号AR1、および符号化部50Lの帯域分割部11Lからの帯域信号AL1が入力される。
【0124】符号化部50Lのミキシング部51L−1は、入力された帯域信号AL0および帯域信号AR0を、所定の条件でミキシングし、その結果得られたミキシング信号MAL0を、振幅制御部12L−1に出力する。符号化部50Rのミキシング部51R−1は、入力された帯域信号AR0および帯域信号AL0を、所定の条件でミキシングし、その結果得られたミキシング信号MAR0を、振幅制御部12R−1に出力する。
【0125】このように、符号化部50Lのミキシング部51L−1および符号化部50Rのミキシング部51R−1が、帯域信号AL0と帯域信号AR0とを、それぞれ所定の条件でミキシングするようにしたので、互いに、小振幅部分においても相関が高いミキシング信号MAL0およびミキシング信号MAR0を生成することができる。
【0126】符号化部50Lのミキシング部51L−2は、入力された帯域信号AL1および帯域信号AR1を、所定の条件でミキシングし、その結果得られたミキシング信号MAL1を、振幅制御部12L−2に出力する。符号化部50Rのミキシング部51R−2は、入力された帯域信号AR1および帯域信号AL1を、所定の条件でミキシングし、その結果得られたミキシング信号MAR1を、振幅制御部12R−2に出力する。
【0127】このように、符号化部50Lのミキシング部51L−2および符号化部50Rのミキシング部51R−2が、帯域信号AL1と帯域信号AR1とを、それぞれ所定の条件でミキシングするようにしたので、互いに、小振幅部分においても相関が高いミキシング信号MAL1およびミキシング信号MAR1を生成することができる。
【0128】符号化部50Lの振幅制御部12L−1に供給されたミキシング信号MAL0は、図30に示すように、その振幅分析部21および振幅操作部23にそれぞれ供給される。
【0129】振幅分析部21は、ミキシング信号MAL0の振幅を分析し、その分析結果としての振幅情報Dを、振幅操作情報生成部22に出力する。振幅操作情報生成部22は、その振幅情報Dに基づいて、振幅操作情報GL0を生成し、振幅操作部23および量子化精度決定部16Lに出力する。
【0130】振幅操作部23は、振幅操作情報生成部22からの振幅操作情報GL0に基づいて、ミキシング信号MAL0の振幅を操作し、その結果得られた被振幅操作信号GAL0を、スペクトル変換部13L−1に出力する。
【0131】符号化部50Lの振幅制御部12L−2、および符号化部50Rの振幅制御部12R−1,12R−2も、振幅制御部12L−1と同様に動作するので、その説明は省略する。
【0132】全体として相関が高い音響時系列信号TLと音響時系列信号TRが、符号化部50Lおよび符号化部50Rに供給された場合、例えば、符号化部50Lの帯域分割部11Lにより帯域分割された帯域信号AL0(図31(A))と、符号化部50Rの帯域分割部11Rにより帯域分割された帯域信号AR0(図31(B))の相関も高くなる。なお、図31(C)に示すように、それらの残差エネルギーが小さくなる。
【0133】この場合、ミキシング信号MAL0とミキシング信号MAR0は、小振幅部分においても相関が高いので、符号化部50Lの振幅制御部12L−1と符号化部50Rの振幅制御部12R−1においては、ミキシング信号MAL0の振幅分析結果(図32(A))と、ミキシング信号AR0の振幅分析結果(図32(B))が同じになる。すなわち、同様の振幅操作が、ミキシング信号MAL0とミキシング信号MAR0に対して行われる。
【0134】このように、同様の振幅操作が行われると、その結果得られた、符号化部50Lの被振幅操作信号GAL0と符号化部50Rの被振幅操作信号GAR0は、帯域信号AL0と帯域信号AR0の相関と同程度の相関を有するので、それらがスペクトル変換、正規化、そして量子化されて得られた量子化信号QL0と量子化信号QR0の相関も同様に高くなる。すなわち、量子化信号QL0と量子化信号QR0には、同程度のレベルの量子化雑音が存在するようになる。
【0135】その結果、このような量子化信号QL0と量子化信号QR0から生成された符号列CLおよび符号列CRが、復号されて得られた音響時系列信号TL'と音響時系列信号TR'が再生された場合、楽器や音声などの定位が安定して聞こえる。
【0136】図33は、符号化部50Lのミキシング部51L−1と、符号化部50Rのミキシング部51R−1の構成例を示している。
【0137】符号化部50Lのミキシング部51L−1の乗算器61ALは、所定の乗算値alと、入力される帯域信号AL0を乗算し、その乗算結果を、加算器62L−1に出力する。乗算器61BLは、所定の乗算値blと、入力される帯域信号AR0を乗算し、その乗算結果を、加算器62L−1に出力する。加算器62L−1は、乗算器61ALおよび乗算器61BLからの信号を加算し、その加算結果を、ミキシング信号MAL0として、振幅制御部12L−1に出力する。
【0138】符号化部50Rのミキシング部51R−1の乗算器61CRは、所定の乗算値crと、入力される帯域信号AL0を乗算し、その乗算結果を、加算器62R−1に出力する。乗算器61DRは、所定の乗算値drと、入力される帯域信号AR0を乗算し、その乗算結果を、加算器62R−1に出力する。加算器62R−1は、乗算器61CRおよび乗算器61DRからの信号を加算し、その加算結果を、ミキシング信号MAR0として、振幅制御部12R−1に出力する。
【0139】ところで、図33の例では、ミキシングの条件は予め決められているが、帯域信号AL0と帯域信号AR0、または帯域信号AL1と帯域信号AR1の相関の程度等により、その条件を変更することもできる。図34は、ミキシング条件を変更することができる場合のミキシング部51L−1の構成例を示している。
【0140】このミキシング部51L−1は、図18のミキシング部51−1から、トーン/ノイズ判定部72A,72Bが取り除かれた構成を有している。すなわち、帯域信号AL0と帯域信号AR0の相関値CRに基づくミキシング条件に基づいて、帯域信号AL0および帯域信号AR0がミキシングされる。
【0141】例えば、帯域信号AL0と帯域信号AR0の相関が高い場合(相関値CRが大きい場合)、乗算器74Aの乗算値および乗算器74Bの乗算値は、それぞれ0.5とされる。すなわち、帯域信号AL0と帯域信号AR0が1対1でミキシングされる。一方、帯域信号AL0と帯域信号AR0の相関が低い場合(相関値CRが小さい場合)、乗算器74Aの乗算値は、例えば、1とされ、乗算器74Bの乗算率は、0とされる。すなわち、ミキシング部51L−1においては、ミキシングが行われず、帯域信号AL0がそのまま出力される。
【0142】ミキシング部51L−2,51R−1,51R−2も、ミキシング部51L−1と基本的に同様の構成を有しているので、その説明は省略する。
【0143】図35は、ミキシング条件を変更することができる場合のミキシング部51L−1の他の構成例を示している。このミキシング部には、図34のミキシング部51L−1に、バッファ101L、バッファ101R、バッファ102L、バッファ102R、相関値保持部103、および相関値保持部104がさらに設けられている。
【0144】バッファ101Lは、入力される帯域信号AL0を記憶し、新たに、サブブロック分の帯域信号AL0が入力されたとき、保持していた帯域信号AL0を、バッファ102Lに出力する。バッファ101Rは、入力される帯域信号AR0を記憶し、新たに、サブブロック分の帯域信号AR0が入力されたとき、保持していた帯域信号AR0を、バッファ102Rに出力する。
【0145】バッファ102Lは、バッファ101Lからの帯域信号AL0を記憶し、新たに、バッファ101Lから、帯域信号AL0が入力されたとき、保持していた帯域信号AL0を、乗算器74Aに出力する。バッファ102Rは、バッファ101Rからの帯域信号AR0を記憶し、新たに、バッファ101Rから、帯域信号AR0が入力されたとき、保持していた帯域信号AR0を、乗算器74Bに出力する。
【0146】相関検出部71Aは、入力される帯域信号A0と帯域信号A1の相関値CRを算出し、それを、相関値保持部103に出力する。
【0147】相関値保持部103は、相関検出部71Aからの相関値CRを保持するとともに、新たに、相関検出部71Aから、相関値CRが供給されたとき、保持していた相関値CRを、ミキシング条件決定部73Aおよび相関値保持部104に出力する。
【0148】相関値保持部104は、相関値保持部103からの相関値CRを保持するとともに、新たに、相関値保持部103から、相関値CRが供給されたとき、保持している相関値CRを、ミキシング条件決定部73Aに出力する。
【0149】すなわち、この例の場合、バッファ102Lからの帯域信号AL0(以下、中心帯域信号AL0と称する)とバッファ102Rからの帯域信号AR0(以下、適宜、中心帯域信号AR0と称する)のミキシング条件が、中心帯域信号AL0と中心帯域信号AR0の相関値CR、中心帯域信号AL0と中心帯域信号AR0と時間的に1つ前のサブブロックの帯域信号AL0と帯域信号AR0の相関値CR、および中心帯域信号AL0と中心帯域信号AR0と時間的に1つ後のサブブロックの帯域信号AL0と帯域信号AR0の相関値CRに基づいて決定される。
【0150】図36は、符号化部50Lおよび符号化部50Rの他の構成例を示している。この符号化部50Lには、図29の符号化部50Lのミキシング部51L−1およびミキシング部51L−2に代えて、ミキシング部81L−1およびミキシング部81L−2が設けられている。この符号化部50Rには、図29の符号化部50Rのミキシング部51R−1およびミキシング部51R−2に代えて、ミキシング部81R−1およびミキシング部81R−2が設けられている。
【0151】すなわち、符号化部50Lのミキシング部81L−1は、入力された帯域信号AL0および帯域信号AR0を所定の条件でミキシングし、その結果得られたミキシング信号MAL0を、振幅制御部12L−1に出力とともに、帯域信号AL0をそのまま振幅制御部12L−1に出力する。ミキシング部81L−2は、入力された帯域信号AL1および帯域信号AR1を、所定の条件でミキシングし、その結果得られたミキシング信号MAL1を振幅制御部12L−2に出力するとともに、帯域信号AL1をそのまま振幅制御部12L−2に出力する。
【0152】符号化部50Rのミキシング部81R−1は、入力された帯域信号AR0および帯域信号AL0を所定の条件でミキシングし、その結果得られたミキシング信号MAR0を、振幅制御部12R−1に出力とともに、帯域信号AR0をそのまま振幅制御部12R−1に出力する。ミキシング部81R−2は、入力された帯域信号AR1および帯域信号AL1を、所定の条件でミキシングし、その結果得られたミキシング信号MAR1を振幅制御部12R−2に出力するとともに、帯域信号AR1をそのまま振幅制御部12R−2に出力する。
【0153】符号化部50Lの振幅制御部12L−1に供給された、ミキシング信号MAL0は、図37に示すように、その振幅分析部21に入力され、帯域信号AL0は、振幅操作部23に入力される。すなわち、振幅操作情報GL0は、図29の例の場合と同様に、ミキシング信号MAL0に基づいて生成されるが、被振幅操作信号GAL0は、帯域信号AL0が振幅操作されて生成される。
【0154】図38は、図36のミキシング部81L−1およびミキシング部81R−1の構成例を示している。このミキシング部81L−1は、基本的に、図33のミキシング部51L−1と同様の構成を有しているが、帯域信号AL0がそのまま振幅制御部12L−1に出力されるようになされている。
【0155】ミキシング部81R−1も、基本的に、図33のミキシング部51R−1と同様の構成を有しているが、帯域信号AR0が、そのまま振幅制御部12R−1に出力されるようになされている。
【0156】ミキシング部81L−2,81R−2も、ミキシング部81L−1,81R−1と同様の構成を有しているので、その図示および説明を省略する。
【0157】図39は、図36のミキシング部81L−1の、ミキシング条件を変更することができる場合の構成例を示している。このミキシング部81L−1は、基本的に、図34のミキシング部51−1と同様の構成を有しているが、帯域信号AL0がそのまま振幅制御部12L−1に出力されるようになされている。
【0158】ミキシング部81L−2,81R−1,81R−2も、ミキシング部81L−1と同様の構成を有しているので、その図示および説明を省略する。
【0159】図40は、図36のミキシング部81L−1の、ミキシング条件を変更することができる場合の他の構成例を示している。このミキシング部81L−1は、基本的に、図35のミキシング部51L−1と同様の構成を有しているが、帯域信号AL0がそのまま振幅制御部12L−1に出力されるようになされている。
【0160】上述した一連の処理は、ハードウエアにより実現させることもできるが、ソフトウエアにより実現させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実現する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムがコンピュータにインストールされ、そのプログラムがコンピュータで実行されることより、上述した符号化部50が機能的に実現される。
【0161】図41は、上述のような符号化部として機能するコンピュータ501の一実施の形態の構成を示すブロック図である。CPU(Central Processing Unit)511にはバス515を介して入出力インタフェース516が接続されており、CPU511は、入出力インタフェース516を介して、ユーザから、キーボード、マウスなどよりなる入力部518から指令が入力されると、例えば、ROM(Read OnlyMemory)512、ハードディスク514、またはドライブ520に装着される磁気ディスク531、光ディスク532、光磁気ディスク533、若しくは半導体メモリ534などの記録媒体に格納されているプログラムを、RAM(Random Access Memory)513にロードして実行する。これにより、上述した各種の処理が行われる。さらに、CPU511は、その処理結果を、例えば、入出力インタフェース516を介して、LCD(Liquid Crystal Display)などよりなる表示部517に必要に応じて出力する。なお、プログラムは、ハードディスク514やROM512に予め記憶しておき、コンピュータ501と一体的にユーザに提供したり、磁気ディスク531、光ディスク532、光磁気ディスク533,半導体メモリ534等のパッケージメディアとして提供したり、衛星、ネットワーク等から通信部519を介してハードディスク514に提供することができる。
【0162】なお、本明細書において、記録媒体により提供されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0163】また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0164】
【発明の効果】本発明の符号化装置および方法、並びに記録媒体のプログラムによれば、入力信号を、第1の帯域と第2の帯域に分割して、第1の帯域の信号と第2の帯域の信号を生成し、所定の振幅操作情報に基づく振幅操作を、所定の信号に対して行い、量子化対象信号を生成し、量子化対象信号を量子化して、量子化信号を生成し、振幅操作情報と量子化信号を符号化して、符号列を生成し、振幅操作と同様の振幅操作が行われるように、第1の帯域の信号と第2の帯域の信号を所定の条件でミキシングして、ミキシング信号を生成し、振幅操作と同様の振幅操作が行われるように、第2の帯域の信号と第1の帯域の信号を所定の条件でミキシングして、ミキシング信号を生成し、生成されたミキシング信号の振幅を分析し、その分析結果に基づいて振幅操作情報を生成し、生成した振幅操作情報に基づく振幅操作を、生成されたミキシング信号に対して行い、量子化対象信号を生成し、生成されたミキシング信号の振幅を分析し、その分析結果に基づいて振幅操作情報を生成し、生成された振幅操作情報に基づく振幅操作を、生成されたミキシング信号に対して行い、量子化対象信号を生成し、生成された量子化対象信号を量子化して、量子化信号を生成し、生成された量子化対象信号を量子化して、量子化信号を生成し、生成された振幅操作情報および生成された量子化信号、並びに生成された振幅操作情報および生成された量子化信号をそれぞれ符号化し、符号列を生成するようにしたので、例えば、ノイズの発生を抑制することができる。
【出願人】 【識別番号】000002185
【氏名又は名称】ソニー株式会社
【出願日】 平成12年12月14日(2000.12.14)
【代理人】 【識別番号】100082131
【弁理士】
【氏名又は名称】稲本 義雄
【公開番号】 特開2002−182698(P2002−182698A)
【公開日】 平成14年6月26日(2002.6.26)
【出願番号】 特願2000−380640(P2000−380640)