| 【発明の名称】 |
情報通信装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】遠藤 晴良
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、1台の端末で複数のサービス機関に対応でき、特に車両への搭載性に優れた情報通信装置を提供すること。
【解決手段】本発明の情報通信装置は、受信信号の出力先を切り換える受信信号切換部16と、信号処理を行って送信信号を出力し、かつ前記受信信号の信号処理を行う信号処理部8、9を複数と、複数の信号処理部8、9それぞれの送信信号を切り換えて出力する送信信号切換部17と、現在地情報を取得する現在地情報取得部12とを備え、前記現在地情報で受信信号切換部16の出力先および送信信号切換部17の入力元を、複数の信号処理部8、9のうち前記現在地情報に対応した信号処理部に切り換えることとした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 受信信号の出力先を切り換える受信信号切換部と、前記受信信号の出力先にそれぞれ接続されて前記受信信号の信号処理をそれぞれ行う複数の信号処理部と、現在地情報を取得する現在地情報取得部とを備え、前記現在地情報で前記受信信号切換部の出力先を、前記複数の信号処理部のうち前記現在地情報に対応した信号処理部に切り換えることを特徴とする情報通信装置。 【請求項2】 信号処理を行って送信信号を出力する複数の信号処理部と、前記複数の信号処理部それぞれの送信信号を切り換えて出力する送信信号切換部と、現在地情報を取得する現在地情報取得部とを備え、前記現在地情報で前記送信信号切換部の入力元を、前記複数の信号処理部のうち前記現在地情報に対応した信号処理部に切り換えることを特徴とする情報通信装置。 【請求項3】 受信信号の出力先を切り換える受信信号切換部と、信号処理を行って送信信号を出力し、かつ前記受信信号の信号処理を行う信号処理部を複数と、前記複数の信号処理部それぞれの送信信号を切り換えて出力する送信信号切換部と、現在地情報を取得する現在地情報取得部とを備え、前記現在地情報で前記受信信号切換部の出力先および前記送信信号切換部の入力元を、前記複数の信号処理部のうち前記現在地情報に対応した信号処理部に切り換えることを特徴とする情報通信装置。 【請求項4】 送信信号および受信信号の入出力を行う送受信アンテナと、受信時に前記送受信アンテナの接続先を前記受信信号切換部とし、送信時に前記送受信アンテナの接続先を前記送信信号切換部と切り換えるアンテナ切換部を備えたことを特徴とする請求項3に記載の情報通信装置。 【請求項5】 前記現在地情報取得部が、現在位置を通知するナビゲーション装置から現在位置を取得することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の情報通信装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数のサービス機関に対応できる情報通信装置に関し、特に、電波を利用して、道路上などに設置された無線装置と無線通信により有料道路などの料金決済を行うと共に、他のサービス機関に自動的に切り換え、複数の端末を車両に搭載することなく1台の端末で他のサービス機関も利用可能な情報通信装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、車載される情報通信装置は、それぞれの目的に応じて複数の端末を使用することが考えられ、例えば、高速道路の料金決済用端末と、他のサービス機関の料金決済用端末とでそれぞれ別々の端末が用いられる。 【0003】図3は、従来の車載情報通信装置の構成を示す。 【0004】図3に示すように、例えば、高速道路の料金決済用の端末Aでは、送受信アンテナ201からの信号を受信するときには、アンテナ切換部211を切り換え、受信部202では受信信号から高速道路の料金決済用信号を選択し、復調部204でこの信号の復調を行ない、復調信号は信号処理部208でデータ処理され、処理データがマイコン210経由で表示部213に出力される。 【0005】信号処理部208より出力される送信信号は、変調器207、送信部203およびアンテナ切換部211を介し外部に送信される。 【0006】また、端末Bでは、送受信アンテナ301からの信号をアンテナ切換部311で切り換え、受信部302では、受信信号から別のサービス機関の料金決済用信号を選択し、復調部304でこの信号の復調を行ない、復調信号は、信号処理部308でデータ処理され、処理データがマイコン310経由でマイコン210に送られ表示部213に出力される。 【0007】信号処理部308より出力される送信信号は、変調器307、送信部303およびアンテナ切換部311を介し外部に送信される。 【0008】これらの処理データは、操作ボタン214の操作に応して表示部213に表示され、上記信号の送受信によりそれぞれ料金決済が行われる。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかしなから、上記従来の車載情報通信装置においては、車載端末が別々であり車両などに搭載する際に多くの設置スペースか必要であると共に、多分の取付け工数が発生するという問題があった。 【0010】本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、1台の端末で複数のサービス機関に対応でき、特に車両への搭載性に優れた情報通信装置を提供するものである。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明の情報通信装置は、受信信号の出力先を切り換える受信信号切換部と、前記受信信号の出力先にそれぞれ接続されて前記受信信号の信号処理をそれぞれ行う複数の信号処理部と、現在地情報を取得する現在地情報取得部とを備え、前記現在地情報で前記受信信号切換部の出力先を、前記複数の信号処理部のうち前記現在地情報に対応した信号処理部に切り換えることとした。 【0012】この構成により、現在地情報に応じた受信信号の信号処理が行われ、複数のサービス機関に対応することができる。 【0013】また、本発明の情報通信装置は、信号処理を行って送信信号を出力する複数の信号処理部と、前記複数の信号処理部それぞれの送信信号を切り換えて出力する送信信号切換部と、現在地情報を取得する現在地情報取得部とを備え、前記現在地情報で前記送信信号切換部の入力元を、前記複数の信号処理部のうち前記現在地情報に対応した信号処理部に切り換えることとした。 【0014】この構成により、現在地情報に応じた送信信号の信号処理が行われ、複数のサービス機関に対応することができる。 【0015】また、本発明の情報通信装置は、受信信号の出力先を切り換える受信信号切換部と、信号処理を行って送信信号を出力し、かつ前記受信信号の信号処理を行う信号処理部を複数と、前記複数の信号処理部それぞれの送信信号を切り換えて出力する送信信号切換部と、現在地情報を取得する現在地情報取得部とを備え、前記現在地情報で前記受信信号切換部の出力先および前記送信信号切換部の入力元を、前記複数の信号処理部のうち前記現在地情報に対応した信号処理部に切り換えることとした。 【0016】この構成により、現在地情報に応じた送信信号および受信信号の信号処理が行われ、複数のサービス機関に対応することができる。 【0017】また、本発明の情報通信装置は、送信信号および受信信号の入出力を行う送受信アンテナと、受信時に前記送受信アンテナの接続先を前記受信信号切換部とし、送信時に前記送受信アンテナの接続先を前記送信信号切換部と切り換えるアンテナ切換部を備えることとした。 【0018】この構成により、アンテナの設置は1個で済み、複数のサービス機関に対応することができる。 【0019】また、本発明の情報通信装置の前記現在地情報取得部は、現在位置を通知するナビゲーション装置から現在位置を取得することこととした。 【0020】この構成により、ナビゲーション装置を搭載している場合には、容易に現在地情報の取得をすることができ、複数のサービス機関に対応することができる。 【0021】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。 【0022】図1は、本発明の第1の実施の形態の情報通信装置のブロック図を示す。 【0023】図1に示すように、本発明の第1の実施の形態の情報通信装置は、端末10と、送受信アンテナ1と、表示部13と、操作ボタン14とを設け、さらに、端末10は、受信部2、3と、複調器4、5と、複調器4、5への信号を切り換える受信信号切換部16と、複調器4、5よりの復調信号をそれぞれデータ処理する信号処理部8、9と、信号処理部8、9より出力される送信信号を変調する変調器6、7と、変調器6、7よりの信号を切り換える送信信号切換部17と、送信信号切換部17よりの変調信号を送信する送信部3と、受信するときには受信部2の側に切り換え、送信するときには送信部3の側に切り換えるアンテナ切換部15と、アンテナ切換部15と受信信号切換部16と送信信号切換部17の切換制御などを行うマイコン11が設けられている。 【0024】外部より信号を受信するときには、アンテナ切換部15は受信部2の側に切り換わっているため、送受信アンテナ1で受信した信号は受信部2に送られ、受信部2で特定の周波数に選択された信号は受信信号切換部16で切り換えられ、復調器4か復調器5に送られる。受信信号切換部16の切り換えは、現在地情報取得部12よりの、例えば、高速道路なのか一般道路のどこなのかの現在地情報を基にマイコン11で制御され切り換えられる。 【0025】受信信号切換部16が復調器4の側に切り換わっているときには、復調器4からは、信号処理部8に復調された信号が送られ、信号処理部8ではその復調信号のデータ処理を行う。この処理データはマイコン11に入力する。 【0026】受信信号切換部16が復調器5の側に切り換わっているときには、復調器5からは、信号処理部9に復調された信号が送られ、信号処理部9ではその復調信号のデータ処理を行う。この処理データはマイコン11に入力する。 【0027】外部に信号を送信するときには、信号処理部8より出力される送信信号が変調器6に送られ変調されるか、または、信号処理部9より出力される送信信号が変調器7に送られ変調される。変調器6よりの変調信号と、変調器7よりの変調信号は、受信信号に応じてマイコン11の制御により送信信号切換部17が切り換えられ、送信部3に送られる。アンテナ切換部15は送信時にはマイコン11の制御により送信部3の側に切り換わっており、送信部3から、変調された送信信号がアンテナ切換部15と送受信アンテナ1を介し送信される。 【0028】信号処理部8、9よりマイコン11に入力した処理データは、操作ボタン214の操作に応して表示部213に表示することができる。 【0029】端末10は、上記したごとく外部と信号の送受信を行うことにより、例えば、高速道路の料金所と情報交換を行い信号処理部8で高速道路の料金決済が行われ、また、例えば、一般道路の駐車場の管理ゲートと情報交換を行い信号処理部9で駐車場の料金決済を行うことができる。 【0030】なお、端末10では、信号処理部8と信号処理部9とを設けた例について述べたが、これに限定されることなく、複数の信号処理部を設け複数の場所の決済を行うことができる。 【0031】以上のように、本発明の第1の実施の形態の情報通信装置は、受信信号の出力先を切り換える受信信号切換部と、信号処理を行って送信信号を出力し、かつ前記受信信号の信号処理を行う信号処理部を複数と、前記複数の信号処理部それぞれの送信信号を切り換えて出力する送信信号切換部と、現在地情報を取得する現在地情報取得部とを備え、前記現在地情報で前記受信信号切換部の出力先および前記送信信号切換部の入力元を、前記複数の信号処理部のうち前記現在地情報に対応した信号処理部に切り換えることとしたため、受信信号および送信信号は現在地情報に応じて切り換えられ、複数の信号処理部でそれぞれデータ処理が行われ、車載する端末も1台で、車両に搭載する際に多くの設置スペースも必要なくなると共に、取付け工数を削減することができる。 【0032】また、送信信号および受信信号の入出力を行う送受信アンテナと、受信時に前記送受信アンテナの接続先を前記受信信号切換部とし、送信時に前記送受信アンテナの接続先を前記送信信号切換部と切り換えるアンテナ切換部を備えることとしたため、アンテナの設置を1個で済むようにすることができる。 【0033】さらに、現在位置を通知するナビゲーション装置から現在位置を取得することとしたため、ナビゲーション装置を搭載している場合には、容易に現在地情報の取得をすることができる。 【0034】図2は、本発明の第2の実施の形態の情報通信装置のブロック図を示す。 【0035】端末110のナビゲーションシステム119と外部I/F118以外の構成は図1と同一のため同一符号を付けその説明は省略する。 【0036】図2に示すように、マイコン11に接続された外部I/F115は、外部のナビゲーションシステム116と通信するためのもので、ナビゲーションシステム116が持っている現在地情報により車両が現在走行中の道路が高速道路なのか一般道のどこの場所なのかの情報をもらい、端末110は、例えば、その情報が高速道路であれば高速道路の料金所と情報交換を行い信号処理部8で高速道路の料金決済が行われ、また、例えば、その情報が一般道路の駐車場の場所であればその駐車場の管理ゲートと情報交換を行い信号処理部9で駐車場の料金決済を行うことができる。 【0037】以上のように、本発明の第2の実施の形態の情報通信装置は、現在地情報を外部のナビゲーション機器と通信により取得することとしたため、通信用I/F回路さえあれば実現できるため低コストで情報通信端末システムを提供することができる。 【0038】なお、以上の説明では、アンテナを送受信兼用アンテナで構成する例に付き説明したが、送受信別々のアンテナで構成する場合についても同様にして実施可能である。 【0039】 【発明の効果】以上のように本発明の情報通信装置は、受信信号の出力先を切り換える受信信号切換部と、信号処理を行って送信信号を出力し、かつ前記受信信号の信号処理を行う信号処理部を複数と、前記複数の信号処理部それぞれの送信信号を切り換えて出力する送信信号切換部と、現在地情報を取得する現在地情報取得部とを備え、前記現在地情報で前記受信信号切換部の出力先および前記送信信号切換部の入力元を、前記複数の信号処理部のうち前記現在地情報に対応した信号処理部に切り換えることとしたため、受信信号と送信信号は現在地情報に応じて自動的に切り換えられ、複数の信号処理部でそれぞれデータ処理が行われ、車載する端末も1台で、車両に搭載する際に多くの設置スペースも必要なくなると共に、取付け工数を削減することができる。さらには、アンテナの設置も1個で済むようにすることもできる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年8月10日(2000.8.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100072604 【弁理士】 【氏名又は名称】有我 軍一郎
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| 【公開番号】 |
特開2002−56419(P2002−56419A) |
| 【公開日】 |
平成14年2月22日(2002.2.22) |
| 【出願番号】 |
特願2000−243100(P2000−243100) |
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