| 【発明の名称】 |
発券機 |
| 【発明者】 |
【氏名】君塚 嘉康
【氏名】白鳥 力男
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| 【要約】 |
【課題】簡単な構成でもってマウス台をキーボード台の正面側又は右側面側に付け替えることができる発券機とする。
【解決手段】発券機(10)の前面側に設けられたキーボード台(40)の裏面部に平板状のマウス台(60)が設けられる。このマウス台(60)は、キーボード台(40)の裏面部に設けられたガイド保持機構(70)により該キーボード台(40)の右側面側又は正面側に飛び出すように付け替えられる。付け替えられたマウス台(60)は止めねじ(51)により前記キーボード台(40)に固定される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 入力機器としてのキーボード(30)を載置するキーボード台(40)を前面側に備えた発券機(10)であって、平板状のマウス台(60)と、前記キーボード台(40)の裏面部に設けられ、前記マウス台(60)の実質的に半分が該キーボード台(40)の右側に飛び出すよう又は正面側に飛び出すよう付け替えられるように支持するためのガイド保持機構(70)と、前記マウス台(40)を前記キーボード台(40)に固定するための止めねじ(51)と、を具備していることを特徴とする発券機。 【請求項2】 前記ガイド保持機構(70)は、前記キーボード台(40)の奥側裏面部に取付けられた断面チャネル形状をした第1ガイド部材(71)と、前記キーボード台(40)の手前側裏面部の左半分に取付けられた断面チャネル形状をした第2ガイド部材(74)と、前記キーボード台(40)の手前側コーナー部分の裏面部に取付けられ2つのガイド溝(78,79)を有する第3ガイド部材(77)とから構成されることを特徴とする請求項1に記載の発券機。 【請求項3】 前記マウス台(60)は、その中央部分に中央孔(62)を有することを特徴とする請求項1に記載の発券機。 【請求項4】 前記マウス台(60)が前記キーボード台(40)の裏面に完全に隠れるよう収容される際に前記中央孔(62)と合致して前記止めねじ(51)がねじ込まれる第1固定用ねじ孔(81)と、前記マウス台(60)をキーボード台(40)の右側に一部分を引き出した際に前記中央孔(62)と合致して前記止めねじ(51)がねじ込まれる第2固定用ねじ孔(82)と、前記マウス台(60)がキーボード台(40)の正面に一部分が飛び出す際に前記中央孔(62)と合致して前記止めねじ(51)がねじ込まれる第3固定用ねじ孔(83)とが、前記キーボード台(40)の裏面部に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の発券機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、旅行代理店等に設置され航空券などを発行する発券機に関し、特に入力機器であるマウスを操作するためのマウス台の取付け構造に関する。 【0002】 【従来の技術】この種の発券機は、一般的に、キーボードを操作する際、椅子に座った状態でキー操作できる高さに固定されたキーボード台を備えている。このキーボード台には、右側面側又は正面側のいずれか一方側にのみマウスを操作するためのマウス台が取付けられている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記発券機を扱う旅行代理店などにおいては、該発券機を複数台横方向に並べたり、縦方向に並べて設置していることがある。このような場合、例えば発券機を横方向に並べて設置していると、右側面に取付けられているマウス台がはみ出てしまうため、右側面部分が邪魔となったり、デッドスペース化してしまうという問題点がある。 【0004】本発明は上記点に着目してなされたものであって、簡単な構成でもってマウス台をキーボード台の正面側又は側面側に付け替えることができる発券機を提供することを課題とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため本発明は、入力機器としてのキーボード(30)を載置するキーボード台(40)を前面側に備えた発券機(10)であって、平板状のマウス台(60)と、前記キーボード台(40)の裏面部に設けられ、前記マウス台(60)の実質的に半分が該キーボード台(40)の右側に飛び出すよう又は正面側に飛び出すよう付け替えられるように支持するためのガイド保持機構(70)と、前記マウス台(40)を前記キーボード台(40)に固定するための止めねじ(51)と、を具備している発券機とした。 【0006】前記ガイド保持機構(70)は、前記キーボード台(40)の奥側裏面部に取付けられた断面チャネル形状をした第1ガイド部材(71)と、前記キーボード台(40)の手前側裏面部の左半分に取付けられた断面チャネル形状をした第2ガイド部材(74)と、前記キーボード台(40)の手前側コーナー部分の裏面部に取付けられ2つのガイド溝(78,79)を有する第3ガイド部材(77)とから構成される。 【0007】前記マウス台(60)は、その中央部分に中央孔(62)を有している。 【0008】前記マウス台(60)が前記キーボード台(40)の裏面に完全に隠れるよう収容される際に前記中央孔(62)と合致して前記止めねじ(51)がねじ込まれる第1固定用ねじ孔(81)と、前記マウス台(60)をキーボード台(40)の右側に一部分を引き出した際に前記中央孔(62)と合致して前記止めねじ(51)がねじ込まれる第2固定用ねじ孔(82)と、前記マウス台(60)がキーボード台(40)の正面に一部分が飛び出す際に前記中央孔(62)と合致して前記止めねじ(51)がねじ込まれる第3固定用ねじ孔(83)とが、前記キーボード台(40)の裏面部に形成されている。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した好ましい一実施の形態に基づいて詳細に説明するが、本発明の技術的範囲は、添付図面に示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において種々の変更が可能である。 【0010】図1、図2及び図3に示された発券機10は、一例として大型の券である航空券を発行するための発券機10を示し、該発券機10は、例えば旅行代理店等に設置され、利用者の要求に応じて所望の航空券を発行する。 【0011】発券機10は、発券機本体11と、入力機器としてのキーボード30を載置するためのキーボード台40とを備えている。 【0012】発券機本体11は、天板部12と、左右両側の側板部13,13と、引出し部14とを有する箱形状をした筐体である。該本体11内には図示されていないが制御器本体と、前記航空券を発券する際に印字を行うプリンタ及び磁気情報を航空券に記録する磁気記録装置等を備えた航空券処理部と、該航空券を搬送するためのベルト搬送路からなる搬送機構と、該搬送機構を駆動するためのモータなどが収納されている。これらの機構及び装置は、故障、航空券の券詰まりなどが生じたとき、引出し部14により発券機本体11の外部に引き出されるようになっている。天板部12には、図3に示されるように液晶表示器又はCRTからなるブラウン管表示器などの表示装置16が載置される。 【0013】発券機本体11は、その上部に、発券機10を可動するための電源キースイッチ21と、表示操作部22と、券挿入口23と、券取出し口24と、ジャーナルプリンタユニット25とを備えている。 【0014】表示操作部22は、液晶表示器を用いたタッチパネルであって、キーボード30からキー入力した内容を表示すると共に、画面からタッチ入力できるようになっている。 【0015】券挿入口23は、航空券に所定の磁気内容の記録及び印字を発券機本体20に内蔵されている前記航空券処理部で処理するために航空券を挿入する。航空券の所定の処理を終えたときは券取出し口24から排出される。 【0016】ジャーナルプリンタユニット25は、航空券を発行する際に、該航空券に記録された内容及び発行年月日などの情報が後に判るようにするために目視可能に印字する。このジャーナルプリンタユニット25は、ロール紙と、印字部とを有し、印字されたロール紙をロール状に巻き取って保存する方法と、航空券の発行時に該航空券に関する情報が印字された部分が排出口26から排出され、紙片として保存する方法とがある。該ジャーナルプリンタユニット25は、取っ手27を手前に引くことにより引き出されるようになっている。 【0017】キーボード台40は、内側の両側部に台取付け部材41,41を有している。この台取付け部材41,41は、パイプ状になっており、スライド部材42,42の上端部が挿入されてねじ43,43により固定される。スライド部材42,42は、長尺の板材から構成されている。このスライド部材42,42は、発券機本体11の両側板部13,13の前部側に固着されたブラケット44,44に対して上下にスライド可能に取り付けられる。ブラケット44,44は前記両側板部13,13に複数のねじ45,45により取付けられる。このブラケット44,44は、断面チャネル形状をし、溝部46に前記スライド部材42が上下動できるように嵌装される。このブラケット44,44は、スライド部材42,42に対するガイド部材としての機能を有する。 【0018】キーボード台40を所定高さ位置に固定するには、位置決め手段としての止めねじ47が用いられる。該止めねじ47を弛めることによりキーボード台40はブラケット44に対して上下動可能となり、締め付けることによりキーボード台40は座位操作位置又は立位操作位置に固定される。 【0019】キーボード台40の裏面部には、マウスを操作するためのマウス台引出し機構50が設けられている。このマウス台引出し機構50は、図2、図3及び図4に示されるように平板状のマウス台60と、該マウス台60を引き出すのにガイドしたり、安定した状態でマウス台60を保持するためのガイド保持機構70とを有している。 【0020】マウス台60の中央部には、該マウス台60をキーボード台40に止めねじ51により固定するため、該止めねじ51が挿通される中央孔62が形成されている。 【0021】ガイド保持機構70は、図2及び図4に示すように第1ガイド部材71と、第2ガイド部材74と、第3ガイド部材77とを有している。 【0022】第1ガイド部材71は、図2においてキーボード台40の内側裏面であって、平面から見て右半分となるようビス又は接着剤により固着されている。この第1ガイド部材71は、断面チャネル形状をし、マウス台60がスライドできるように、上片部71aと下片部71bとにより形成される第1ガイド溝72を有している。この上片部71aが前記キーボード台40の裏面側に固着される。 【0023】第2ガイド部材74は、第1ガイド部材71と同様に断面チャネル形状をし、マウス台60がスライドできるように、上片部74aと下片部74bとにより形成される第2ガイド溝75を有している。この第2ガイド部材74は、その第2ガイド溝75が第1ガイド部材71の第1ガイド溝72と対面するよう図2においてキーボード台40の手前側裏面であって、平面から見て左半分となるようビス又は接着剤により固着される。この第2ガイド部材74の一方端部には、マウス台60をキーボード台40の正面に取付ける際にガイド支持する正面ガイド溝76が形成されている。前記上片部74aが前記キーボード台40の裏面側に固着される。 【0024】第3ガイド部材77は、図2においてキーボード台40の略々右コーナーの裏面にビス又は接着剤により取付けられる。この第3ガイド部材77は、第1ガイド部材71の第1ガイド溝72と向き合う第3ガイド溝78と、第2ガイド部材74の正面ガイド溝76と向かい合う正面ガイド溝79とを有している。これら第3ガイド溝78及び正面ガイド溝79は、上片部77aと下片部77bとにより形成される。該上片部77aがキーボード台40の裏面に固着される。 【0025】第1ガイド部材71と、第2及び第3ガイド部材74,77とは、マウス台60の幅(短い辺側)程度に離隔している。第2ガイド部材74と第3ガイド部材77も同様にマウス台60の幅程度に離隔している。 【0026】図2に示すように、キーボード台40の裏面部には、その略々中央部に第1固定用ねじ孔81と、右側部分に第2固定用ねじ孔82と、前方側部分に第3固定用ねじ孔83とが形成されている。 【0027】第1固定用ねじ孔81は、前記マウス台60がキーボード台40の裏面に完全に収納される際に、マウス台60の中央孔62と合致し、止めねじ51をねじ込むことによりマウス台60を収納状態に固定するための孔である。 【0028】第2固定用ねじ孔82は、マウス台60を右側に引き出して使用する際に、マウス台60の中央孔62と合致し、止めねじ51をねじ込むことによりマウス台60を右側位置に固定するための孔である。 【0029】第3固定用ねじ孔83は、マウス台60を正面において使用する際に、マウス台60の中央孔62と合致し、止めねじ51をねじ込むことによりマウス台60を正面位置に固定するための孔である。 【0030】次に、マウス台60の使用の仕方について図2、及び図5〜図9に基づいて説明する。 【0031】先ず、図2は初期状態とする。つまり、前述したようにマウス台60は、キーボード台40の裏面に全体が隠れるように収納される。この際、マウス台60の中央孔62をキーボード台40の第1固定用ねじ孔81に合致させて下から止めねじ51により締め付けてマウス台60をキーボード台40に固定する。該マウス台60は、その長手方向の両辺が第1、第2及び第3ガイド部材71,74,77により動きが規制されているため、止めねじ51を中心として回転することがなく、安定した状態で収容される。 【0032】次に、マウス台60をキーボード台40の右側に引き出して使用するときについて説明する。先ず、止めねじ51を弛めて外す。そして、図5に示すようにマウス台60をキーボード台40の右側に引き出す。マウス台60の中央孔51をキーボード台40の第2固定用ねじ孔82に合致させて下から図8に示すように前記止めねじ51により締め付けてマウス台60をキーボード台40に固定する。該マウス台60の略々左側半分は、その長手方向の両辺が第1、第2及び第3ガイド部材71,74,77により動きが規制されているため、止めねじ51を中心として回転することがなく安定する。このようにキーボード台40から右側に飛び出した状態のマウス台60上でマウスMを操作する。 【0033】キーボード台40の右側が使えないときは、図2に示すマウス台60が収容されている状態からねじ込んである止めねじ51を弛めて外す。そして、マウス台60をキーボード台40の右側に引き出して取り外す。取り外したマウス台60は、図6に示すように該マウス台60の短辺側をキーボード台40の正面に向けて第2ガイド部材74と第3ガイド部材77との間に差し込む。そして、図7に示すようにマウス台60の中央孔62をキーボード台40の第3固定用ねじ孔83に合致させた後、図9に示すように止めねじ51をねじ込んでマウス台60をキーボード台40に固定する。該マウス台60の略々前半分の先端部である短辺部は、第1ガイド部材71により支持され、長手方向の両辺は第2及び第3ガイド部材74,77により支持されているため、止めねじ51を中心として回転することがなく安定する。このようにキーボード台40から正面側に飛び出した状態のマウス台60上でマウスMを操作する。 【0034】このように本実施例のマウス台60は、右側又は正面側に安定した状態でもって付け替えることができる。 【0035】 【発明の効果】以上説明したように本発明の発券機によれば、キーボード台の裏面部に収容されるマウス台を該キーボード台の右側又は正面側に安定した状態で付け替えられるようにしたので、キーボード台の右側の使用が不都合なとき、正面側に簡単付け替えられ、発券機周りのエリアを有効に使用することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004651 【氏名又は名称】日本信号株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年8月8日(2000.8.8) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100067356 【弁理士】 【氏名又は名称】下田 容一郎
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| 【公開番号】 |
特開2002−56413(P2002−56413A) |
| 【公開日】 |
平成14年2月22日(2002.2.22) |
| 【出願番号】 |
特願2000−239997(P2000−239997) |
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