| 【発明の名称】 |
関連文書管理システム |
| 【発明者】 |
【氏名】吉田 拓也
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| 【要約】 |
【課題】登録済み文書の作成の流れ等を、容易に把握可能とした関連文書管理システムを提供する。
【解決手段】文書毎に履歴データを有する履歴文書を格納する履歴文書格納手段(文書データベース20)と、ユーザが指定した履歴文書間の履歴データを時系列順に解析する時系列順解析手段(履歴・関連文書解析部12)と、該時系列順解析手段が時系列順に解析した履歴文書を、カレンダ上に時系列順に結合表示する時系列順結合表示手段(表示処理部13)とを備えた。このようにすれば、200X年Y月のカレンダにおいて、文書の履歴を矢印で表示することができるので、文書作成の流れ(変更の時期)を視覚的に容易にユーザが把握できるようになる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 文書毎に履歴データを有する履歴文書を格納する履歴文書格納手段と、ユーザが指定した履歴文書間の履歴データを時系列順に解析する時系列順解析手段と、該時系列順解析手段が時系列順に解析した履歴文書を、カレンダ上に時系列順に結合表示する時系列順結合表示手段とを備えたことを特徴とする関連文書管理システム。 【請求項2】 請求項1記載の関連文書管理システムを、複数のユーザが共有する文書に、複数のユーザがアクセス可能なシステムに適用した場合において、前記共有文書を更新したユーザを記憶する更新ユーザ記憶手段と、前記時系列順結合表示手段が結合表示した結合関係を、更新したユーザ毎に区分して結合表示する区分結合表示手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の関連文書管理システム。 【請求項3】 前記時系列順結合表示手段が結合表示した履歴文書を選択することにより、時系列順に結合表示された履歴文書間の相違箇所を解析する相違箇所解析手段と、該相違箇所解析手段が解析した結果を表示する相違箇所表示手段とを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の関連文書管理システム。 【請求項4】 文書毎に文書間の関連付けデータを有する関連付け文書を記憶する関連付け文書記憶手段と、ユーザが指定した関連付け文書間の関連付けデータを、関連項目に応じて解析する関連項目解析手段と、該関連項目解析手段が関連項目に応じて解析した関連付け文書を、カレンダ上に関連項目に応じて時系列順に結合表示する時系列順結合表示手段とを備えたことを特徴とする関連文書管理システム。 【請求項5】 請求項4記載の関連文書管理システムを、複数のユーザが共有する文書に、複数のユーザがアクセス可能なシステムに適用した場合において、前記共有文書を更新したユーザを記憶する更新ユーザ記憶手段と、前記時系列順結合表示手段が結合表示した結合関係を、更新したユーザ毎に区分して結合表示する区分結合表示手段とを備えたことを特徴とする請求項4記載の関連文書管理システム。 【請求項6】 前記時系列順結合表示手段が結合表示した関連付け文書を選択することにより、関連付けて時系列順に結合表示された関連付け文書間の相違箇所を解析する相違箇所解析手段と、該相違箇所解析手段が解析した結果を表示する相違箇所表示手段とを備えたことを特徴とする請求項4または請求項5記載の関連文書管理システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、関連文書表示システムに関し、特に登録済み文書の作成の流れを容易に把握可能とし、また文書間の関連付けを容易に参照・把握可能とし、また共有文書について、誰が変更したのか、どのような変更を加えたのかを容易に把握できるようにした文書管理システムに関する。 【0002】 【従来の技術】図13(A)は従来例としての、例えばパソコンにおける日本語ワープロの文書入出力システムBNのブロック図である。文書入出力システムBNは、文書を格納するファイルシステム(図示省略)を備えた文書管理システム101と、キーボード等からなる入力部102と、ディスプレイ等からなる表示部103とを備えてなる。 【0003】従来、この文書入出力システムBNにおいて、ファイルシステムに格納された文書の履歴(履歴文書(旧版文書))を参照する場合には、入力部102から文書(Document)を選択し、ファイルシステムから読み出し、図13(B)に示すように、履歴のリストを表示部103に表示し、リストから文書を選択して旧版の内容を確認したり、バージョンを指定して旧版文書を呼び出し、その内容を参照したりしていた。また、前記文書入出力システムBNの機能に加えて、ファイルシステムに登録されている文書を、図14に示すように、登録された日付毎に、日単位,週単位,月単位のカレンダ上に表示する、カレンダ表示形式を持つ文書入出力システムも存在している。 【0004】ところで、ファイルシステムに格納された文書には、「履歴文書(旧版文書)」という概念と、「関連文書」という概念があり、更に「関連文書」の一つに「親子関係」の文書がある。「履歴文書(旧版文書)」とは、新しい文書A1(更新版)の元となった文書A0をいう。つまり、文書管理システムに保存されていた文書A0の内容を更新して保存すると、更新した文書A1には旧版文書(文書A0)が生成されることになる。 【0005】「関連文書」とは、文書の内容は異なるが、ある文書Xに対して関係がありそうな文書Yをユーザが明示的に関連付けた文書、または、文書Aに対して内容を追加または変更し、別の文書Bとして保存管理するとき、文書Bは文書Aとは独立して管理され、文書Aと文書Bの間には「親」と「子」の関連ができ、文書Bは文書Aの関連文書(文書Aは文書Bの関連文書)となる。このように複数の文書の間で、関係付けられた文書を関連文書という。なお、ユーザが2つの文書A,B間を明示的に関連付けたとき、文書Aから見て文書Bは関連文書となり、逆に、文書Bから見て文書Aは関連文書となる(双方向の関係)。また、関連文書の内容に関しては、内容的に同じような文書を関連付けるのが大半と考えられるが、関連付けを決定するのはユーザなので、どのような文書を関連付けるかは限定しない。 【0006】「親子関係」とは、文書Aに文書Bをユーザが関連付けたとき(文書Bを文書Aの関連文書としたとき)、文書Aは文書Bの「親」となり、文書Bは文書Aの「子」となる。なお、親子関係の関連文書は、必ずしも双方向の関係になるとは限らない。即ち、ユーザは文書Aから見て文書Bを「子」であると関連付けた場合に、ユーザは文書Bから見て文書Aを「親」であると関連付けなくともよい。 【0007】関連文書および親子関係の一例としては、次の場合が考えられる。ユーザが保存管理されている文書Aの内容を一部変更したり、追加したりし、別文書Bとして保存管理する。このとき、別文書として保存するので、文書Bから見て文書Aは、前記履歴文書(旧版文書)とはならない。このような場合にユーザは、文書Aと文書Bの関連を忘れない様に、文書Aを文書Bの「親」として関連付ける。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の文書入出力システムBNでは、文書の履歴文書(旧版文書)がどのような流れで作成されてきたかを把握するためには、例えば文書の日付を時系列的に一々確認する必要があり、文書の作成の流れを容易に理解することが出来なかった。即ち、従来の一般的な文書管理システムでは、普段の表示では現在(最新版)の文書だけが表示されていた。履歴文書(旧版文書)を参照する場合は、表示されている文書を選択し、「旧版文書を表示」というような指示をメニューから行う必要があった。 【0009】また、その指示をしたときは旧版文書のリストが表示され、旧版文書の中身を参照したい場合には、ユーザはリストの中から1つの旧版文書を選択し、表示指示を行う必要があった。リスト表示されている旧版文書を全て参照したい場合には、一々リストから文書を選択し表示させるという操作を行う必要があった。そのような作業を行って旧版文書を1つ1つ確認しても、文書作成の全体の流れ(いつ作成して、どういう更新を今までしてきたか)を理解するのは困難であった。 【0010】また、文書間の関連付け(関連文書)を参照・把握するには、例えば一つずつ文書を開いて、文書間の関連付けを確認する必要があり、容易に参照・把握が出来なかった。 【0011】更に、文書入出力システムBNを複数のユーザが共有し、登録された共有文書を更新可能なシステムがあるが、誰が変更したのか、どのような変更を加えたのかを把握するには、例えば一々文書を開いて確認する必要があり、変更内容を容易に把握することが出来なかった。即ち、既存のシステム(リコーのLIFISAなど)では、関連文書をユーザが明示的に指定することができた。しかし、関連付けられた文書を見る場合、ある一つの文書を選択し「関連文書を表示」というような指示をすることで、その文書に関連する文書は表示されるが、その文書に対して直接関連する文書だけが表示されていた。ここで表示された関連先の文書が、どの文書に関連しているかを参照・確認したい場合、関連先の文書を選択し直し、その文書に対して「関連文書を表示」という指示を再度行なう必要があった。このように、関連先の文書が他の文書に関連付けられていても、それを容易に把握することができなかった。 【0012】そこで本発明の課題は、登録済み文書の作成の流れを容易に把握可能とした関連文書管理システムを提供することである。また、別の課題は、文書間の関連付けを容易に参照・把握できるようにした関連文書管理システムを提供することである。さらに別の課題は、共有文書について、誰が変更したのか、どのような変更を加えたのかを容易に把握できるようにした文書管理システムを提供することである。 【0013】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために請求項1の発明は、文書毎に履歴データを有する履歴文書を格納する履歴文書格納手段と、ユーザが指定した履歴文書間の履歴データを時系列順に解析する時系列順解析手段と、該時系列順解析手段が時系列順に解析した履歴文書を、カレンダ上に時系列順に結合表示する時系列順結合表示手段とを備えたことを特徴とする。 【0014】このようにすれば、例えば図4に示すように、200X年Y月のカレンダにおいて、文書の履歴を矢印で表示することができるので、履歴リストやバージョン指定から一つずつ履歴文書を参照する手間が省け、文書作成の流れ(変更の時期)を視覚的に容易にユーザが把握できるようになる。また、履歴文書をカレンダ上に表示し、文書間をライン(矢印)で結ぶことで、文書の作成過程がより明確になる。 【0015】また、請求項2では、請求項1記載の関連文書管理システムを、複数のユーザが共有する文書に、複数のユーザがアクセス可能なシステムに適用した場合において、前記共有文書を更新したユーザを記憶する更新ユーザ記憶手段と、前記時系列順結合表示手段が結合表示した結合関係を、更新したユーザ毎に区分して結合表示する区分結合表示手段とを備えたことを特徴とする。 【0016】このようにすれば、例えば図10に示すように、複数のユーザがアクセス可能な共有文書の履歴(旧版文書)を、カレンダ形式の表示方法で表示し、旧版文書間を過去から順番にラインで結んで表示する。このライン(矢印)を変更したユーザによって異なる色または形のライン(矢印)にすることで、ユーザは何の操作をすることもなく、誰が変更を加えたのか容易に理解,把握することができる。 【0017】また、請求項3では、前記時系列順結合表示手段が結合表示した履歴文書を選択することにより、時系列順に結合表示された履歴文書間の相違箇所を解析する相違箇所解析手段と、該相違箇所解析手段が解析した結果を表示する相違箇所表示手段とを備えたことを特徴とする。このようにすれば、例えば図12に示すように、ライン(矢印)を選択しそこで発生した変更点を確認できる(差分を参照できる)ようにすることで、旧版文書ごとに画面を切り替えたり、2つの旧版文書を選択して変更点を参照するという手間を省くことができ、変更点の確認作業が容易に行えるようになる。 【0018】また、請求項4では、文書毎に文書間の関連付けデータを有する関連付け文書を記憶する関連付け文書記憶手段と、ユーザが指定した関連付け文書間の関連付けデータを関連項目に応じて解析する関連項目解析手段と、該関連項目解析手段が関連項目に応じて解析した関連付け文書を、カレンダ上に関連項目に応じて時系列順に結合表示する時系列順結合表示手段とを備えたことを特徴とする。 【0019】このようにすれば、例えば図8に示すように、任意文書の関連付けられた文書(関連文書)を、関連文書が登録されているディレクトリに関係なく、カレンダ形式の表示画面に表示し、関連文書間をライン(矢印)で結ぶことで、関連文書を一つずつ参照する手間を省きユーザが容易に参照できるようになり、また文書間の関連を容易に把握、理解することができるようになる。 【0020】また、請求項5の発明は、請求項4記載の関連文書管理システムを、複数のユーザが共有する文書にアクセス可能なシステムに適用した場合において、前記共有文書を更新したユーザを記憶する更新ユーザ記憶手段と、前記時系列順結合表示手段が結合表示した結合関係を、更新したユーザ毎に区分して結合表示する区分結合表示手段とを備えたことを特徴とする。このようにすれば、前記請求項2で説明済みと同様の作用・効果を、複数のユーザが享受することができる。 【0021】また、請求項6の発明は、前記時系列順結合表示手段が結合表示した関連付け文書を選択することにより、関連付けて時系列順に結合表示された関連付け文書間の相違箇所を解析する相違箇所解析手段と、該相違箇所解析手段が解析した結果を表示する相違箇所表示手段とを備えたことを特徴とする。このようにすれば、前記請求項3で説明済みと同様の作用・効果を、複数のユーザが享受することができる。 【0022】 【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。 [I]システム構成先ず、以下に説明する各実施の形態に適用する、文書管理システムの構成を説明する。図1は本実施の形態の文書管理システムKSの全体の概略構成を示す図、図2は前記文書管理システムKSの詳細構成および情報,命令等の流れを示すシステム構成図である。なお、既に説明した部分には同一符号を付し、重複記載を省略する。 【0023】図1に示すように、文書管理システムKSは、従来方式の文書入出力システムBNと、新規に追加したカレンダ表示・入力処理部10とを備えてなる。カレンダ表示・入力処理部10は、文書入出力システムBNに登録された文書の、次に説明する履歴情報,関連文書情報,ユーザ情報等の入出力・解析処理・表示処理を行う。 【0024】図2に示すように、文書管理システムKSは、図1で図示を省略した「履歴文書格納手段,関連付け文書格納手段,更新ユーザ記憶手段」である文書データベース20を備えている。即ち、文書管理システムKSは従来例を構成する文書管理システム101,入力部102,表示部103に加えて、カレンダ表示・入力処理部10と文書データベース20を備えてなる。文書データベース20には、文書情報,履歴情報,関連情報,ユーザ情報,更新ユーザ等を登録済みである。 【0025】カレンダ表示・入力処理部10は、入力部102を介したユーザ指示による表示命令を処理する機能を有し、文書管理システム101に文書情報要求を行う入力処理部11と、「時系列順解析手段,相違箇所解析手段,関連項目解析手段」である履歴・関連文書解析部12と、「時系列順結合表示手段,区分結合表示手段,相違箇所表示手段,時系列順結合表示手段,区分結合表示手段,相違箇所表示手段」である表示処理部13とを備える。 【0026】文書管理システム101は、入力処理部11からの文書情報要求に従い文書データベース20を参照すると共に、登録済みの文書情報,履歴情報,関連情報,ユーザ情報等を履歴・関連文書解析部12に送る。履歴・関連文書解析部12は、文書データベース20を参照し、登録済みの文書データを読み出し、次に説明する各種解析を行う。表示処理部13は履歴・関連文書解析部12の解析結果の表示処理を行い、表示部103に次に説明するカレンダ画面を送出する。 【0027】[II]各実施の形態の説明(1) 第1の実施の形態本実施の形態の動作を、図1〜図6を参照しつつ説明する。図3は本実施の形態のフローチャート、図4〜図6は本実施の形態の表示例を示す図である。 【0028】図3に示すように、ユーザは、入力部102(図2)により入力処理文書11を介して単数または複数の文書を指定し、「履歴文書表示」を指定する(ステップS1)。文書管理システム101は指定された文書の履歴を文書データベース20から取得し、履歴情報をカレンダ表示・入力部10に渡す(ステップS2)。 【0029】カレンダ表示・入力処理部10では、履歴情報を元に文書データベース20からリンクされた旧版文書の登録日,表紙の縮小画像(サムネール画像)を取得し(ステップS3a)、履歴・関連文書解析部12がカレンダ表示に登録日順に並べる(ステップS3b)。また、取得した旧版文書に付加されている履歴のリンク情報を参照し、その文書から派生した文書の情報を取得し、表示処理部13が旧版文書と同様にカレンダ表示に配置する。表示処理部13は配置した文書のサムネール間を順番に結ぶライン(矢印)を配置し(ステップS3c)、履歴カレンダ表示(図4〜図6)として表示部103に表示する(ステップS4)。 【0030】月表示の場合を例として説明すると、図4に示すように、変更が加えられ保存された日にちにサムネールを配置する。このケースで、その日の内に複数回の変更がある場合は、文書画像を重ねたサムネールを表示する(図4の符号A参照)。なお、表示方法もユーザにより指定可能であり、ユーザが参照したい範囲を指定(日単位,週単位,月単位,年単位,年表形式)することで、カレンダ表示・入力処理部10により表示形式を変更し、表示部103に表示する。 【0031】図5が「年表示」の場合であり、このようにすれば、1年間の文書履歴が一目で把握できる。また、図6が「日表示」の場合であり、このようにすれば、1日における文書履歴を一目で把握できる。さらには、年表形式(複数年に渡っての表示)であれば、複数年に渡る文書履歴を一目で把握できる(図示省略)。本実施の形態によれば、履歴文書をカレンダ上に更新された日付順に時系列に並べることで、文書作成の流れを容易に把握することができる。 【0032】(2) 第2の実施の形態本実施の形態は、ユーザから「関連文書」(先に定義済み)のカレンダ表示が指示された場合である。 【0033】図7は本実施の形態のフローチャート、図8は本実施の形態の表示例を示す図である。図7に示すように、ユーザは、入力部102(図2)により単数または複数の文書を指定し、「関連表示表示」を指定すると(ステップS11)、指定された関連文書情報を取得し、関連文書情報をカレンダ表示・入力部10に渡す(ステップS12)。カレンダ表示・入力処理部10では、関連文書情報を元にリンクされた関連文書の登録日,表紙の縮小画像(サムネール画像)を取得し(ステップS13a)、その関連文書情報を取得し(ステップS13b)、カレンダ表示に登録日順に並べて配置する(ステップS13c)。 【0034】そして、図8に示すように、関連付けに「親子関係」(先に定義済み)がある場合は、関連付けを結びつけて表示するために親から子への矢印(例えば11月で1日と11月3日)表示し、親子関係が無い関連付けの場合はライン(例えば11月1日と11月16日のように、矢の無い単なる線)で、ユーザが選択した文書に関連する文書の関連付けを表示する(ステップS13d、ステップS14)。本実施の形態によれば、履歴文書とは別に「関連文書」用のモードを儲け、ユーザが文書を選択し「関連文書を表示」という指示をすると、選択した文書に直接関連する文書はもちろん、その関連先の文書もカンレンダ表示上に表示し、関連をリンクすることで、文書間の関連をユーザが容易に理解、把握、確認することができる。 【0035】(3) 第3の実施の形態本実施の形態は、前記第1の実施の形態において、同一文書を複数ユーザが使用可能であり、同一文書に対して複数ユーザが変更・修正を加えることが可能なシステムの場合である。具体的なステムとしては、例えばLAN(Local AreaNetwork)に文書ファイルを接続しておき、複数ユーザのパソコンを該LANに接続した場合が該当する。 【0036】図9は本実施の形態のフローチャート、図10は本実施の形態の表示例を示す図である。文書管理システムKS(図2)は、履歴情報と共に文書を実際に変更した変更ユーザも記憶している。履歴文書のサムネールをカレンダ表示に配置し、履歴文書のサムネール間を順番に変更ユーザごとに(色や形により)識別された矢印で結ぶ(図10)。また、履歴文書のサムネール間を結んだライン(矢印)をユーザが選択した場合、結ばれている2つの文書間での変更点(差分)を画面に表示する(図12)。 【0037】図9,図10に示すように、ユーザは、入力部102(図2)により単数または複数の文書を指定し、「履歴文書表示」を指定し、更に変更ユーザ情報を要求する(ステップS21)。指定された複数文書の履歴,変更ユーザ情報を取得した後、履歴・関連文書解析部12において解析し、解析結果の履歴情報,変更ユーザ情報をカレンダ表示・入力部10に渡す(ステップS22)。 【0038】カレンダ表示・入力処理部10では、履歴情報を元にリンクされた旧版文書の登録日,表紙の縮小画像(サムネール画像)を取得し(ステップS23a)、カレンダ表示に登録日順に配置し、(ステップS23b)。また、取得した旧版文書に付加されている履歴のリンク情報を参照し、その文書から派生した文書の情報を取得し、旧版文書と同様にカレンダ表示に配置する。履歴文書のサムネール間を順番に変更ユーザごとに(色や形(実線,点線,破線等)により)識別された矢印で結び(ステップS24d)、履歴カレンダ表示として表示部103に表示する(ステップS24)。 【0039】また、図11,図12に示すように、履歴文書のサムネール間を結んだライン(矢印)をユーザが選択した場合には(ステップS31)、結ばれている2つの文書間での変更点(差分)を画面に表示する(ステップS24)。このようにすれば、2つの文書の変更箇所を、一目で把握することが可能となる。 【0040】なお、前記第3の実施の形態では、2つの文書間での変更点(差分)を画面に表示する場合を説明したが、この2つの文書間の変更点を画面表示する機能を、前記第1および第2の実施の形態にも適用可能であることは勿論である。また、前記実施の形態ではパソコンの場合を説明したが、パソコン以外に例えば日本語,英語等のワードプロッセサや携帯電話機等の表示装置を持つ機器に対して、本発明を適用可能であるのは勿論である。 【0041】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以下の効果を発揮することができる。請求項1によれば、指定された文書の履歴文書(旧版文書)を、時間の経過を容易に把握できるカレンダ上に、文書を保存されているディレクトリ(階層)とは関係なく表示し、参照できるようにする(上記の方式を併せ持つシステムを提供する)ことで、履歴リストやバージョン指定から一つずつ履歴文書を参照する手間が省け、文書作成の流れ(変更の時期)を視覚的に容易にユーザが把握できるようになる。 【0042】また、履歴文書をカレンダ上に表示し、文書間をライン(矢印)で結ぶことで、文書の作成過程がより明確になる。また、カレンダ表示の種類を日単位、週間単位、月単位に加え、年単位の表示形式や単位の無い年表形式での表示手段を持つことで、ユーザが適切な表示形式を選択することで、文書の変更履歴を画面の切り替え無しに一目で把握できるようになる。 【0043】請求項2によれば、複数のユーザがアクセス可能な共有文書の履歴(旧版文書)を、請求項1の方法と同様にカレンダ形式の表示方法で表示し、旧版文書間を過去から順番にラインで結んで表示する。このライン(矢印)を変更したユーザによって異なる色または形のライン(矢印)にすることで、ユーザは何の操作をすることもなく、誰が変更を加えたのか容易に理解、把握することができる。 【0044】請求項3によれば、ライン(矢印)を選択しそこで発生した変更点を確認できる(差分を参照できる)ようにすることで、旧版文書ごとに画面を切り替えたり、2つの旧版文書を選択して変更点を参照するという手間を省くことができ、変更点の確認作業が容易に行えるようになる。請求項4によれば、任意文書の関連付けられた文書(関連文書)を、関連文書が登録されているディレクトリに関係なく、カレンダ形式の表示画面に表示し、関連文書間をライン(矢印)で結ぶことで、関連文書を一つずつ参照する手間を省きユーザが容易に参照できるようになり、また文書間の関連を容易に把握、理解することができるようになる。 【0045】請求項5によれば、複数のユーザがアクセス可能な共有文書の関連付けを、請求項4の方法と同様にカレンダ形式の表示方法で表示し、関連付け文書間を過去から順番にラインで結んで表示する。このライン(矢印)を変更したユーザによって異なる色または形のライン(矢印)にすることで、ユーザは何の操作をすることもなく、誰が変更を加えたのか容易に理解、把握することができる。請求項6によれば、ライン(矢印)を選択しそこで発生した変更点を確認できる(差分を参照できる)ようにすることで、関連付け文書ごとに画面を切り替えたり、2つの関連付け文書を選択して変更点を参照するという手間を省くことができ、変更点の確認作業が容易に行えるようになる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006747 【氏名又は名称】株式会社リコー
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| 【出願日】 |
平成13年4月12日(2001.4.12) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−312352(P2002−312352A) |
| 【公開日】 |
平成14年10月25日(2002.10.25) |
| 【出願番号】 |
特願2001−113852(P2001−113852) |
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