トップ :: G 物理学 :: G06 計算;計数




【発明の名称】 情報処理装置、方法及びシステム、クライアント装置、記憶媒体並びにプログラム
【発明者】 【氏名】鎌田 環己

【氏名】的場 達夫

【氏名】木村 亨

【要約】 【課題】通知の既読状況を各クライアント装置毎に把握でき、各クライアント装置毎の対応を容易にすることができる情報処理装置等を提供する。

【解決手段】サーバシステム101では、通知を作成し、通知確認状態格納装置307に処理状態として未読状態を設定し、通知のコピーを通知スプールに格納しユーザシステム102に通知を送信する。ユーザシステム102では、通知が受信されると通知内容を確認ボタン501と共にCRT406に表示し、ボタン501が押下されると既読通知ファイルを作成してシステム101に送信する。システム101では、ユーザからの既読通知を所定期間受信しない場合は、送信した通知を通知スプールに格納し再送する一方、既読通知を受信した場合は、当該ユーザについて格納装置307の通知処理状態を既読状態に更新する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数のクライアント装置とネットワークを介して接続され、前記ネットワークを通じて前記複数のクライアント装置に対してサービスを行う情報処理装置であって、前記クライアント装置に対して前記サービスに関する所定の通知を送信する通知送信手段と、前記所定の通知を送信したクライアント装置毎に、前記送信した所定の通知の既読状況を管理情報として管理する既読状況管理手段と、前記所定の通知を送信したクライアント装置からの、通知を読んだ旨の既読確認通知を受信する既読確認通知受信手段と、前記既読確認通知受信手段により前記既読確認通知が受信されたか否かを判別する受信判別手段とを備え、前記既読状況管理手段は、前記受信判別手段による判別結果に応じて前記管理情報を更新することを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】 前記既読状況管理手段は、前記既読確認通知受信手段により前記既読確認通知が受信された場合は、前記既読確認通知の送信元のクライアント装置に関する管理情報における既読状況を既読状態に更新することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】 前記通知送信手段は、前記既読確認通知受信手段により前記既読確認通知が受信されない場合は、個別に前記所定の通知の再送信を行うことを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
【請求項4】 前記通知送信手段による前記所定の通知の再送信は、個別に送信するクライアント装置毎に前記所定の通知をスプールすることでなされることを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
【請求項5】 前記受信判別手段による前記既読確認通知が受信されたか否かの判別は、所定時間毎になされることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】 前記サービスは、アプリケーションプログラムに関するサービスであり、前記通知送信手段により前記所定の通知としてアプリケーションプログラムの機能に関する通知が送信された場合は、前記既読確認通知受信手段により前記既読確認通知が受信されるまでの間前記アプリケーションプログラムの前記通知にかかわる機能を制限させるための指定を行う制限機能指定手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】 前記サービスは、アプリケーションプログラムに関するサービスであり、前記通知送信手段により前記所定の通知としてアプリケーションプログラムに関する通知が送信された場合は、前記クライアント装置において前記アプリケーションプログラムによって前記通知が表示されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項8】 前記通知は、前記クライアント装置において確認ボタンと共に画面表示され、前記確認ボタンの押下操作によって、前記既読確認通知が前記クライアント装置から自動的に返信されることを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。
【請求項9】 複数のクライアント装置とネットワークを介して接続され、前記ネットワークを通じて前記複数のクライアント装置に対してサービスを行う情報処理装置における情報処理方法であって、前記クライアント装置に対して前記サービスに関する所定の通知を送信する通知送信工程と、前記所定の通知を送信したクライアント装置毎に、前記送信した所定の通知の既読状況を管理情報として管理する既読状況管理工程と、前記所定の通知を送信したクライアント装置からの、通知を読んだ旨の既読確認通知を受信する既読確認通知受信工程と、前記既読確認通知受信工程により前記既読確認通知が受信されたか否かを判別する受信判別工程とを有し、前記既読状況管理工程は、前記受信判別工程による判別結果に応じて前記管理情報を更新することを特徴とする情報処理方法。
【請求項10】 前記既読状況管理工程は、前記既読確認通知受信工程により前記既読確認通知が受信された場合は、前記既読確認通知の送信元のクライアント装置に関する管理情報における既読状況を既読状態に更新することを特徴とする請求項9記載の情報処理方法。
【請求項11】 前記通知送信工程は、前記既読確認通知受信工程により前記既読確認通知が受信されない場合は、個別に前記所定の通知の再送信を行うことを特徴とする請求項9または10記載の情報処理方法。
【請求項12】 前記通知送信工程による前記所定の通知の再送信は、個別に送信するクライアント装置毎に前記所定の通知をスプールすることでなされることを特徴とする請求項11記載の情報処理方法。
【請求項13】 前記受信判別工程による前記既読確認通知が受信されたか否かの判別は、所定時間毎になされることを特徴とする請求項9〜12のいずれか1項に記載の情報処理方法。
【請求項14】 前記サービスは、アプリケーションプログラムに関するサービスであり、前記通知送信工程により前記所定の通知としてアプリケーションプログラムの機能に関する通知が送信された場合は、前記既読確認通知受信工程により前記既読確認通知が受信されるまでの間前記アプリケーションプログラムの前記通知にかかわる機能を制限させるための指定を行う制限機能指定工程を有することを特徴とする請求項9〜13のいずれか1項に記載の情報処理方法。
【請求項15】 前記サービスは、アプリケーションプログラムに関するサービスであり、前記通知送信工程により前記所定の通知としてアプリケーションプログラムに関する通知が送信された場合は、前記クライアント装置において前記アプリケーションプログラムによって前記通知が表示されることを特徴とする請求項9〜14のいずれか1項に記載の情報処理方法。
【請求項16】 前記通知は、前記クライアント装置において確認ボタンと共に画面表示され、前記確認ボタンの押下操作によって、前記既読確認通知が前記クライアント装置から自動的に返信されることを特徴とする請求項15記載の情報処理方法。
【請求項17】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置と複数のクライアント装置とがネットワークを介して接続されて構成された情報処理システムであって、前記クライアント装置は、前記情報処理装置から所定の通知を受信する通知受信手段と、前記通知受信手段により受信された通知を読んだ旨の既読確認通知を前記サーバ装置に対して返信する既読通知返信手段とを備えたことを特徴とする情報処理システム。
【請求項18】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置とネットワークを介して接続され、前記ネットワークを通じて前記情報処理装置からサービスを受けるクライアント装置であって、前記情報処理装置から所定の通知を受信する通知受信手段と、前記通知受信手段により受信された通知を読んだ旨の既読確認通知を前記情報処理装置に対して返信する既読通知返信手段とを備えたことを特徴とするクライアント装置。
【請求項19】 情報処理装置とネットワークを介して接続され、前記ネットワークを通じて前記情報処理装置からアプリケーションプログラムに関するサービスを受けるクライアント装置であって、前記情報処理装置から所定の通知を受信する通知受信手段と、前記通知受信手段により受信された通知を読んだ旨の既読確認通知を前記情報処理装置に対して返信する既読通知返信手段と、前記情報処理装置から前記所定の通知として前記アプリケーションプログラムの機能に関する通知が送信された場合は、前記既読通知返信手段により前記既読確認通知が返信されるまでの間、前記アプリケーションプログラムの前記通知にかかわる機能を制限する機能制限手段とを備えたことを特徴とするクライアント装置。
【請求項20】 前記情報処理装置から前記所定の通知として前記アプリケーションプログラムに関する通知が送信された場合は、前記アプリケーションプログラムによって前記通知を表示部に表示させる表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項19記載のクライアント装置。
【請求項21】 前記表示制御手段は、前記通知を確認ボタンと共に画面表示させて前記確認ボタンの押下操作を受け付け、前記既読通知返信手段は、前記確認ボタンの押下操作が受け付けられた場合は、前記既読確認通知を自動的に返信することを特徴とする請求項19または20記載のクライアント装置。
【請求項22】 複数のクライアント装置とネットワークを介して接続され、前記ネットワークを通じて前記複数のクライアント装置に対してサービスを行う情報処理装置における情報処理方法をコンピュータに実現させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記情報処理方法は、前記クライアント装置に対して前記サービスに関する所定の通知を送信する通知送信工程と、前記所定の通知を送信したクライアント装置毎に、前記送信した所定の通知の既読状況を管理情報として管理する既読状況管理工程と、前記所定の通知を送信したクライアント装置からの、通知を読んだ旨の既読確認通知を受信する既読確認通知受信工程と、前記既読確認通知受信工程により前記既読確認通知が受信されたか否かを判別する受信判別工程とを有し、前記既読状況管理工程は、前記受信判別工程による判別結果に応じて前記管理情報を更新することを特徴とする記憶媒体。
【請求項23】 複数のクライアント装置とネットワークを介して接続され、前記ネットワークを通じて前記複数のクライアント装置に対してサービスを行う情報処理装置における情報処理方法をコンピュータに実現させるためのプログラムであって、前記情報処理方法は、前記クライアント装置に対して前記サービスに関する所定の通知を送信する通知送信工程と、前記所定の通知を送信したクライアント装置毎に、前記送信した所定の通知の既読状況を管理情報として管理する既読状況管理工程と、前記所定の通知を送信したクライアント装置からの、通知を読んだ旨の既読確認通知を受信する既読確認通知受信工程と、前記既読確認通知受信工程により前記既読確認通知が受信されたか否かを判別する受信判別工程とを有し、前記既読状況管理工程は、前記受信判別工程による判別結果に応じて前記管理情報を更新することを特徴とするプログラム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、インターネット等のネットワークを利用してアプリケーションプログラムの販売やアプリケーションを利用したサービスの提供が行われる情報処理装置、方法及びシステム、クライアント装置、記憶媒体並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サーバ装置等の情報処理装置と複数のクライアント装置とがインターネット等のネットワークを介して接続され、情報処理装置から前記ネットワークを通じてクライアント装置に対してアプリケーションプログラムの販売やアプリケーションを利用したサービスを行うようにした情報処理システムが知られている。
【0003】このシステムでは、例えば、システムの停止等の通知や、提供しているアプリケーションプログラムに関する通知等、ユーザに向けた各種通知を配信する場合は、電子メールやインターネットホームページをユーザ向けに作成することで行うようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の情報処理システムでは、システムの停止等の通知を情報処理装置からクライアント装置側のユーザに向けて送信したとき、通常は、ユーザが通知を読んだことを情報処理装置に通知することはしておらず、ユーザがその通知を読んだかどうかを情報処理装置側が確認することもしていなかったため、ユーザに対する通知をユーザが読んでくれたかどうかを情報処理装置側が知ることができなかった。また、アプリケーションプログラムに関する通知を行った場合、ユーザ側にとっても、通知を確認したことを情報処理装置側に知らせるためには、ユーザから電子メールや電話等の、アプリケーションとは別の手段によって通知を行う必要があった。そのため、情報処理装置側としては、通知を読んだユーザと読んでいないユーザとを区別することができないため、確実に読んでもらいたい重要な通知の場合であっても既読状況に応じた個別の対応をすることができなかった。
【0005】さらに、アプリケーションプログラムの特定の機能に関して、サーバ側としては、クライアント装置において該通知を読んでからアプリケーションの上記特定の機能の実行をしてもらいたい場合がある。この通知を、電子メールやホームページ等によって行う場合であって、通知を表示する機能のあるアプリケーションの場合、従来は、通知または電子メールの内容をユーザに確実に確認させることをしていなかったため、ユーザが情報処理装置からの通知を受信したとしても、ユーザ側でその通知を確認しないまま上記アプリケーンの別処理、例えば、通知にかかわる機能の実行を行うことが可能となっていたという問題があった。
【0006】一方、通知を受信することによって機能制限がされるアプリケーションもあるが、その場合は、アプリケーションの全機能が制限されるものであった。すなわち、ユーザ側のアプリケーションの別処理を禁止させる機能を持っているものについては、従来では、アプリケーションのすべての機能が行えないようになっていた。従って、通知の内容とはまったく関係のない機能についても機能制限がされており、改善の余地があった。
【0007】本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、通知の既読状況を各クライアント装置毎に把握でき、各クライアント装置毎の対応を容易にすることができる情報処理装置、方法及びシステム、クライアント装置、記憶媒体並びにプログラムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明の請求項1の情報処理装置は、複数のクライアント装置とネットワークを介して接続され、前記ネットワークを通じて前記複数のクライアント装置に対してサービスを行う情報処理装置であって、前記クライアント装置に対して前記サービスに関する所定の通知を送信する通知送信手段と、前記所定の通知を送信したクライアント装置毎に、前記送信した所定の通知の既読状況を管理情報として管理する既読状況管理手段と、前記所定の通知を送信したクライアント装置からの、通知を読んだ旨の既読確認通知を受信する既読確認通知受信手段と、前記既読確認通知受信手段により前記既読確認通知が受信されたか否かを判別する受信判別手段とを備え、前記既読状況管理手段は、前記受信判別手段による判別結果に応じて前記管理情報を更新することを特徴とする。
【0009】また、請求項2の情報処理装置は、上記請求項1記載の構成において、前記既読状況管理手段は、前記既読確認通知受信手段により前記既読確認通知が受信された場合は、前記既読確認通知の送信元のクライアント装置に関する管理情報における既読状況を既読状態に更新することを特徴とする。
【0010】また、請求項3の情報処理装置は、上記請求項1または2記載の構成において、前記通知送信手段は、前記既読確認通知受信手段により前記既読確認通知が受信されない場合は、個別に前記所定の通知の再送信を行うことを特徴とする。
【0011】また、請求項4の情報処理装置は、上記請求項3記載の構成において、前記通知送信手段による前記所定の通知の再送信は、個別に送信するクライアント装置毎に前記所定の通知をスプールすることでなされることを特徴とする。
【0012】また、請求項5の情報処理装置は、上記請求項1〜4のいずれか1項に記載の構成において、前記受信判別手段による前記既読確認通知が受信されたか否かの判別は、所定時間毎になされることを特徴とする。
【0013】また、請求項6の情報処理装置は、上記請求項1〜5のいずれか1項に記載の構成において、前記サービスは、アプリケーションプログラムに関するサービスであり、前記通知送信手段により前記所定の通知としてアプリケーションプログラムの機能に関する通知が送信された場合は、前記既読確認通知受信手段により前記既読確認通知が受信されるまでの間前記アプリケーションプログラムの前記通知にかかわる機能を制限させるための指定を行う制限機能指定手段を備えたことを特徴とする。
【0014】また、請求項7の情報処理装置は、上記請求項1〜6のいずれか1項に記載の構成において、前記サービスは、アプリケーションプログラムに関するサービスであり、前記通知送信手段により前記所定の通知としてアプリケーションプログラムに関する通知が送信された場合は、前記クライアント装置において前記アプリケーションプログラムによって前記通知が表示されることを特徴とする。
【0015】また、請求項8の情報処理装置は、上記請求項7記載の構成において、前記通知は、前記クライアント装置において確認ボタンと共に画面表示され、前記確認ボタンの押下操作によって、前記既読確認通知が前記クライアント装置から自動的に返信されることを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するために本発明の請求項9の情報処理方法は、複数のクライアント装置とネットワークを介して接続され、前記ネットワークを通じて前記複数のクライアント装置に対してサービスを行う情報処理装置における情報処理方法であって、前記クライアント装置に対して前記サービスに関する所定の通知を送信する通知送信工程と、前記所定の通知を送信したクライアント装置毎に、前記送信した所定の通知の既読状況を管理情報として管理する既読状況管理工程と、前記所定の通知を送信したクライアント装置からの、通知を読んだ旨の既読確認通知を受信する既読確認通知受信工程と、前記既読確認通知受信工程により前記既読確認通知が受信されたか否かを判別する受信判別工程とを有し、前記既読状況管理工程は、前記受信判別工程による判別結果に応じて前記管理情報を更新することを特徴とする。
【0017】また、請求項10の情報処理方法は、上記請求項9記載の構成において、前記既読状況管理工程は、前記既読確認通知受信工程により前記既読確認通知が受信された場合は、前記既読確認通知の送信元のクライアント装置に関する管理情報における既読状況を既読状態に更新することを特徴とする。
【0018】また、請求項11の情報処理方法は、上記請求項9または10記載の構成において、前記通知送信工程は、前記既読確認通知受信工程により前記既読確認通知が受信されない場合は、個別に前記所定の通知の再送信を行うことを特徴とする。
【0019】また、請求項12の情報処理方法は、上記請求項11記載の構成において、前記通知送信工程による前記所定の通知の再送信は、個別に送信するクライアント装置毎に前記所定の通知をスプールすることでなされることを特徴とする。
【0020】また、請求項13の情報処理方法は、上記請求項9〜12のいずれか1項に記載の構成において、前記受信判別工程による前記既読確認通知が受信されたか否かの判別は、所定時間毎になされることを特徴とする。
【0021】また、請求項14の情報処理方法は、上記請求項9〜13のいずれか1項に記載の構成において、前記サービスは、アプリケーションプログラムに関するサービスであり、前記通知送信工程により前記所定の通知としてアプリケーションプログラムの機能に関する通知が送信された場合は、前記既読確認通知受信工程により前記既読確認通知が受信されるまでの間前記アプリケーションプログラムの前記通知にかかわる機能を制限させるための指定を行う制限機能指定工程を有することを特徴とする。
【0022】また、請求項15の情報処理方法は、上記請求項9〜14のいずれか1項に記載の構成において、前記サービスは、アプリケーションプログラムに関するサービスであり、前記通知送信工程により前記所定の通知としてアプリケーションプログラムに関する通知が送信された場合は、前記クライアント装置において前記アプリケーションプログラムによって前記通知が表示されることを特徴とする。
【0023】また、請求項16の情報処理方法は、上記請求項15記載の構成において、前記通知は、前記クライアント装置において確認ボタンと共に画面表示され、前記確認ボタンの押下操作によって、前記既読確認通知が前記クライアント装置から自動的に返信されることを特徴とする。
【0024】上記目的を達成するために本発明の請求項17の情報処理システムは、請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置と複数のクライアント装置とがネットワークを介して接続されて構成された情報処理システムであって、前記クライアント装置は、前記情報処理装置から所定の通知を受信する通知受信手段と、前記通知受信手段により受信された通知を読んだ旨の既読確認通知を前記サーバ装置に対して返信する既読通知返信手段とを備えたことを特徴とする。
【0025】上記目的を達成するために本発明の請求項18のクライアント装置は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置とネットワークを介して接続され、前記ネットワークを通じて前記情報処理装置からサービスを受けるクライアント装置であって、前記情報処理装置から所定の通知を受信する通知受信手段と、前記通知受信手段により受信された通知を読んだ旨の既読確認通知を前記情報処理装置に対して返信する既読通知返信手段とを備えたことを特徴とする。
【0026】上記目的を達成するために本発明の請求項19のクライアント装置は、情報処理装置とネットワークを介して接続され、前記ネットワークを通じて前記情報処理装置からアプリケーションプログラムに関するサービスを受けるクライアント装置であって、前記情報処理装置から所定の通知を受信する通知受信手段と、前記通知受信手段により受信された通知を読んだ旨の既読確認通知を前記情報処理装置に対して返信する既読通知返信手段と、前記情報処理装置から前記所定の通知として前記アプリケーションプログラムの機能に関する通知が送信された場合は、前記既読通知返信手段により前記既読確認通知が返信されるまでの間、前記アプリケーションプログラムの前記通知にかかわる機能を制限する機能制限手段とを備えたことを特徴とする。
【0027】また、請求項20のクライアント装置は、上記請求項19記載の構成において、前記情報処理装置から前記所定の通知として前記アプリケーションプログラムに関する通知が送信された場合は、前記アプリケーションプログラムによって前記通知を表示部に表示させる表示制御手段を備えたことを特徴とする。
【0028】また、請求項21のクライアント装置は、上記請求項19または20記載の構成において、前記表示制御手段は、前記通知を確認ボタンと共に画面表示させて前記確認ボタンの押下操作を受け付け、前記既読通知返信手段は、前記確認ボタンの押下操作が受け付けられた場合は、前記既読確認通知を自動的に返信することを特徴とする。
【0029】上記目的を達成するために本発明の請求項22の記憶媒体は、複数のクライアント装置とネットワークを介して接続され、前記ネットワークを通じて前記複数のクライアント装置に対してサービスを行う情報処理装置における情報処理方法をコンピュータに実現させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記情報処理方法は、前記クライアント装置に対して前記サービスに関する所定の通知を送信する通知送信工程と、前記所定の通知を送信したクライアント装置毎に、前記送信した所定の通知の既読状況を管理情報として管理する既読状況管理工程と、前記所定の通知を送信したクライアント装置からの、通知を読んだ旨の既読確認通知を受信する既読確認通知受信工程と、前記既読確認通知受信工程により前記既読確認通知が受信されたか否かを判別する受信判別工程とを有し、前記既読状況管理工程は、前記受信判別工程による判別結果に応じて前記管理情報を更新することを特徴とする。
【0030】上記目的を達成するために本発明の請求項23のプログラムは、複数のクライアント装置とネットワークを介して接続され、前記ネットワークを通じて前記複数のクライアント装置に対してサービスを行う情報処理装置における情報処理方法をコンピュータに実現させるためのプログラムであって、前記情報処理方法は、前記クライアント装置に対して前記サービスに関する所定の通知を送信する通知送信工程と、前記所定の通知を送信したクライアント装置毎に、前記送信した所定の通知の既読状況を管理情報として管理する既読状況管理工程と、前記所定の通知を送信したクライアント装置からの、通知を読んだ旨の既読確認通知を受信する既読確認通知受信工程と、前記既読確認通知受信工程により前記既読確認通知が受信されたか否かを判別する受信判別工程とを有し、前記既読状況管理工程は、前記受信判別工程による判別結果に応じて前記管理情報を更新することを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0032】図1は、本発明の一実施の形態に係る情報処理装置を含んだ情報処理システムの全体構成を示す図である。
【0033】本システムは、情報処理装置としてのサーバシステム101(情報処理装置)とクライアント装置としての複数のユーザシステム102(クライアント装置)とがインターネット等のネットワークを介して接続されて構成される。ユーザシステム102は複数存在し、それらをユーザシステム102(1)、102(2)…102(N)と記す。
【0034】サーバシステム101とユーザシステム102との間でのデータの送受信は、常時接続またはユーザシステム側による定期的なダイアルアップ接続によって行われる。サーバシステム101は、ユーザシステム102に対して例えばアプリケーションの販売、またはそのアプリケーションを利用して行うサービスを運用する業者により使用される情報処理装置(コンピュータシステム)である。ユーザシステム102は、後述するようにCPU、ROM、RAM、HDD等を含み、各ユーザシステム毎の操作者により操作される情報処理装置(コンピュータシステム)である。ユーザシステム102(1)、102(2)…102(N)はいずれも同様に構成される。
【0035】本実施の形態において、サーバシステム101を操作するのは、ユーザシステム102に対してユーザシステム102で利用されるアプリケーションプログラムの販売、またはそのアプリケーションを利用してサービスを運用する業者のオペレータである。以下この操作者を単に「サーバオペレータ」と称する。一方、ユーザシステム102を操作するのは、上記アプリケーションプログラムの顧客であり、この操作者を単に「クライアントユーザ」または「ユーザ」と称する。
【0036】図2は、サーバシステム101の内部構成を示すブロック図である。
【0037】201は、サーバシステム101の演算、制御を司る中央演算装置(以下「CPU201」と記す)(受信判別手段、既読状況管理手段の一部)である。202は、ランダムアクセスメモリ(以下「RAM202)と記す)であり、CPU201の主メモリとして、さらには実行プログラムの領域や該プログラムの実行エリア及びデータエリアとして機能する。
【0038】203は、CPU201の動作処理手順を記憶しているリードオンリーメモリ(以下「ROM203」と記す)である。ROM203にはサーバシステム101の機器制御を行うシステムプログラムである基本ソフト(OS)を記録したプログラムROMと、システムを稼動するために必要な情報等が記録されたデータROMとが含まれる。ROM203の代わりに後述のHDD209が用られる場合もある。
【0039】204は、ネットワークインターフェース(以下「NETIF204」と記す)であり、ネットワークを介してサーバシステム101及びユーザシステム102間のデータ転送を行うための制御や接続状況の診断を行う。205は、ビデオRAM(以下「VRAM205」と記す)であり、サーバシステム101の稼動状態を示す画像等、後述するCRT206の画面に表示させるための画像を展開し、その表示の制御を行う。206は、CRT等の表示装置であって、例えばディスプレイ等(以下「CRT206」と記す)である。
【0040】207は、後述する外部入力装置208からの入力信号を制御するためのコントローラ(以下「KBC207」と記す)である。208は、サーバシステム101の利用者がサーバシステム101に対して行う操作を受け付けるための外部入力装置(以下「KB208」と記す)であり、例えばキーボードやマウス等のポインティングデバイスで構成される。209は、ハードディスクドライブ(以下「HDD209」)であり、アプリケーションプログラムや各種データ保存用に用いられる。200は、上述した各ユニット間を接続するための伝送バス(以下「バス200」と記す)(アドレスバス、データバス、入出力バス及び制御バス)である。
【0041】図3は、ユーザシステム102の内部構成を示すブロック図である。
【0042】ユーザシステム102の構成はサーバシステム101と基本的に同様である。すなわち、ユーザシステム102を構成するユニットであるCPU401(機能制限手段、表示制御手段)、RAM402、ROM403、NETIF404、VRAM405、CRT406(表示部)、KBC407、KB408、HDD409及びバス400は、サーバシステム101における上記した各ユニットであるCPU201、RAM202、ROM203、NETIF204、VRAM205、CRT206、KBC207、KB208、HDD209及びバス200とそれぞれ同様に構成される。
【0043】図4は、本情報処理システムにおける機能構成を示すブロック図である。
【0044】同図では、本実施の形態において、サーバシステム101、ユーザシステム102の各情報処理装置内で動作する処理手段群及び情報を格納する格納装置群と、処理手段群及び格納手段群間の制御及び情報の流れの概要と、サーバシステム101とユーザシステム102間の制御及び情報の流れの概要とが示されている。
【0045】サーバシステム101は、ユーザ情報作成処理301、通知作成送信処理302(通知送信手段、制限機能指定手段)、既読通知受信処理303(既読確認通知受信手段)及び通知確認状態更新処理304の各処理手段を備える。これらの機能は、実際にはROM203、HDD210より読み込まれてRAM202に展開されCPU201で使用されるアプリケーションプログラム、またはプログラムの一部として動作するモジュールによって実現される。
【0046】サーバシステム101はまた、ユーザ情報格納装置305、通知本文ファイル格納装置306及び通知確認状態格納装置307(既読状況管理手段の一部)の各格納装置を備える。これらの格納装置の役割は、実際には、サーバシステム101におけるHDD209及びRAM202の少なくとも一方が果たし、ファイルシステムまたはデータベースシステムを用いて所定の情報が格納される。
【0047】サーバシステム101はまた、通信装置308を備える。通信装置308は、サーバシステム101、ユーザシステム102の各処理手段によってネットワークに接続して通信を行うための装置であり、実際にはNETIF204がその役割を果たす。
【0048】ユーザシステム102は、通知受信処理310(通知受信手段)、通知確認処理311、既読通知ファイル作成処理312及び既読通知ファイル送信処理313(既読通知返信手段)の各処理手段を備える。これらの機能は、実際にはROM403、HDD410より読み込まれてRAM402に展開されCPU401で使用されるアプリケーションプログラム、またはプログラムの一部として動作するモジュールによって実現される。
【0049】ユーザシステム102はまた、通知本文ファイル格納装置314及び通知確認状態格納装置315の各格納装置を備える。これらの格納装置の役割は、実際には、ユーザシステム102におけるHDD409及びRAM402の少なくとも一方が果たし、ファイルシステムまたはデータベースシステムを用いて所定の情報が格納される。
【0050】ユーザシステム102はまた、通信装置309を備える。通信装置309は、サーバシステム101、ユーザシステム102の各処理手段によってネットワークに接続して通信を行うための装置であり、実際にはNETIF404がその役割を果たす。
【0051】同図における矢印は、処理手段間の制御や情報の流れのうち主要なものを表す。サーバシステム101及びユーザシステム102間では、NETIF204及びNETIF404を通じてネットワークを介して情報が伝送される。
【0052】サーバシステム101とその中の各処理手段や各格納装置との間では、情報は、利用者がKB208より入力した情報や指示により、KBC207を通じて、必要に応じてRAM202に展開されCPU201へ伝えられる。
【0053】必要な処理手段と格納装置に格納された情報は、ROM203、HDD209、あるいはRAM202に展開されてCPU201へ伝えられ、CPU201で演算した結果は、必要に応じてRAM202、HDD209等が担う格納装置に書き込まれる。それと同時に、CPU201の演算結果は、必要に応じてVRAM205を介してCRT206に画面表示される。CPU201及びHDD209間の伝送は伝送バス200を通じて行われる。
【0054】なお、ユーザシステム102とその中の各処理手段や各格納装置との間の情報のやりとりは、上記のようなサーバシステム101の場合と同様である。
【0055】同図において、ユーザ情報作成処理301は、サーバシステム101内で動作する処理手段の一つである。サーバオペレータは、ユーザ情報作成処理301を介して、ユーザ情報格納装置305を使用する。ユーザ情報作成処理301は、クライアントユーザの個々にユニークなID等、ユーザを識別するための外部情報(ユーザ情報)を作成する処理である。ユーザ情報作成後、ユーザ情報格納装置305にそのユーザ情報が格納される。
【0056】サーバオペレータはまた、全ユーザまたは指定のユーザに対して通知(乃至通知ファイル)(所定の通知)を作成する。通知とは、サーバ側がアプリケーションやサービスのシステムについてユーザ側に通知したい情報の書かれているファイルのことである。通知は、通知作成送信処理302で作成され、作成された通知は通知本文ファイル格納装置306に格納される。通知作成送信処理302はさらに、ユーザ情報格納装置305に格納されているユーザ情報と通知本文ファイル格納装置306に格納されている通知本文ファイルとを関連付けて、通知送信を行う。
【0057】通知作成送信処理302で通知が作成、送信される際、通知確認状態格納装置307の通知確認状態が「未読」に設定される。通知確認状態格納装置307は、各ユーザ毎に、通知の既読状況を格納するものであり、サーバシステム101側がユーザシステム102に送信した通知の確認状態を保持する、ユーザ毎に作成された情報を格納するものである。従って、上記「未読」の設定は、送信対象となった各ユーザ毎に行われる。
【0058】一方、ユーザシステム102側では、ユーザシステム102が通信装置309を用いてサーバシステム101に対して受信処理を行うと、通知受信処理310で、サーバシステム101から上記通知が受信される。通知受信処理310により受信された通知ファイルは、通知本文ファイル格納装置314に格納される。すなわち、通知本文ファイル格納装置314は、サーバシステム101から受信した通知ファイルを格納する機能を有する。
【0059】通知確認状態格納装置315は、サーバシステム101の通知確認情報格納装置307と同様に、通知を確認したかどうかの確認状態を保持するものである。後述するように、確認状態は、通知毎にデータベース化されて格納される。通知受信処理310では、通知が受信されたとき、対応する通知の確認状態を「未読」状態として、通知確認状態格納装置315に格納させる。
【0060】ユーザシステム101は、通知本文ファイル格納装置314に格納されている通知を取得し、その通知ファイルの内容を、アプリケーションプログラムを介してCRT406に表示させる機能を有する。表示は、CPU401による制御に基づきVRAM405を介してなされる。通知確認処理311は、CRT406に通知の内容を表示させてユーザに確認させる処理である。後述するように、通知確認処理311により、アプリケーションプログラムを介してCRT406に表示された通知をユーザが確認すると、ユーザは確認作業をKB408のマウス等の外部入力装置を用いて行う。
【0061】既読通知ファイル作成処理312は、通知確認処理311が行われたとき、アプリケーションプログラムの機能によってサーバシステム101向けの既読通知ファイルを作成する処理である。既読通知ファイルが作成されると、通知確認状態格納装置315に格納されている対応する通知の確認状態を「既読」状態に更新する処理が行われる。さらに、既読通知ファイルが作成されると、既読通知ファイル送信処理313で、作成された既読通知ファイルが通信装置309を介してサーバシステム101に送信される。
【0062】サーバシステム101側に戻って、ユーザシステム102から送信された既読通知ファイルは、サーバシステム101で既読通知受信処理303により受信される。既読通知受信処理が済むと、通知確認状態更新処理304で、通知確認状態の更新処理が行われる。通知確認状態更新処理304では、通知確認状態格納装置307でその既読通知の送信元のユーザの通知確認状態が「既読」に設定される。
【0063】図5は、本実施の形態においてサーバシステム101側で実行される処理のフローチャートを示す図である。
【0064】まず、サーバオペレータの指示に基づき、通知作成送信処理302によりユーザシステム102に対して送信するための通知を作成する(ステップS501)。次に、通知確認状態の登録、すなわち、通知確認状態格納装置307に、新しく作成された通知についての各ユーザ毎の処理状態を登録する(ステップS502)。ここでは、処理状態として、初期値である未読状態に設定される。
【0065】次に、前記ステップS501で作成された通知を、通知本文ファイル格納装置306に保存し(ステップS503)、通知本文ファイル格納装置306に格納された通知のコピーを通知スプールに格納する(ステップS504)。ここで、通知スプールとは、ユーザに送信すべき通知ファイルを一時的にユーザ毎に格納する場所であり、格納された通知は後に送信されることになる。なお、通知スプールには、例えばHDD209が利用される。
【0066】次に、通知作成送信処理302により、上記通知スプールに格納された通知をユーザシステム102に送信する(ステップS505)。次に、ユーザシステム102のユーザがダイアルアップまたは常時接続によって通知の受信処理を行ったか否かを判別し(ステップS506)、その判別の結果、ユーザが通知の受信処理をしない場合は、ユーザによる通知の受信処理があるまで同処理を繰り返し、ユーザが通知の受信処理を行った場合は、ステップS507に進む。
【0067】ステップS507では、既読通知受信処理303によりユーザからの既読通知(後述する図6のステップS608で返信される既読通知ファイル)を受信したか否かを判別する。その判別の結果、ユーザからの既読通知を受信しない場合は、ステップS508に進み、所定期間(例えば、3日)が経過したか否かを判別する。なお、計時は不図示のタイマによってなされる。その判別の結果、所定期間しない場合は、前記ステップS507に戻る一方、所定期間が経過した場合は、前記ステップS504に戻る。これにより、送信した通知が通知スプールに再び格納されるので、既読通知がない限り、通知が所定期間毎に再送される。なお、所定期間はサーバシステム101側で任意に設定、変更が可能である。
【0068】一方、前記ステップS507の判別の結果、ユーザからの既読通知を受信した場合は、通知確認状態更新処理304により、既読通知を解読し、当該ユーザについて、通知確認状態格納装置307の通知処理状態を既読状態に更新する(ステップS509)。これにより、サーバシステム101側で各ユーザ毎の通知の確認状況が把握される。その後、本処理を終了する。
【0069】図6は、本実施の形態においてユーザシステム102側で実行される処理のフローチャートを示す図である。なお、ユーザシステム102では、サーバシステム運用者側が提供しているアプリケーションプログラムがROM403またはHDD409に格納されているものとする。このアプリケーションプログラムを使用することよって、クライアントユーザはサーバシステム側が提供するサービスやお知らせ等のサポートを受けることができる。
【0070】まず、上記アプリケーションプログラムを起動し(ステップS601)、サーバシステム101に接続する(ステップS602)。これにより、ユーザシステム102は、サーバシステム101にアクセスし、受信処理を行うことによって通知を取得することができる。
【0071】次に、通知受信処理310により通知ファイルが受信されたか否かを判別する(ステップS603)。その判別の結果、通知ファイルが1つも受信されない場合は前記ステップS602に戻る一方、通知ファイルが1つでも受信された場合は、ステップS604に進み、受信された通知ファイルを通知本文ファイル格納装置314に格納すると共に、その通知の確認状態を「未読」状態として通知確認状態格納装置315に格納し、さらに、通知確認処理311で、受信した通知を上記アプリケーションプログラムの機能によってCRT406に表示させる。
【0072】通知確認状態格納装置315に格納されるデータを、図7に例示する。
【0073】図7は、通知受信時に通知確認状態格納装置315に格納されるデータの一例を示す図である。
【0074】同図に示すように、通知毎に通知確認状態はデータベース化されている。通知ID601は、各通知に割り振られるユニークなIDである。このIDを基にサーバシステム101側では通知の管理を行える。受信日時602は、サーバシステム101からその通知を受信した日時である。通知確認状態603は、通知の確認状態を示し、通知が確認されていない時は「未読」状態、通知が確認されている時は「既読」状態としてデータが保持される。制限機能604は、サーバシステム101から送信される通知ファイルを確認しない場合に制限されるユーザ側のアプリケーションプログラムの機能を示す。
【0075】制限機能604に設定された機能は、ユーザシステム102側で実行が禁止されるように制御される。なお、既読通知の返信を行わないことによって該アプリケーションの別処理が行えなくなるが、サーバシステム101からの通知ファイルにその制限する機能を指定することによって、その機能だけを使用することができなくさせることもできる。すなわち、サーバシステム101は、制限する機能を通知ファイルの制限機能604に指定することによってその機能を制限することができる。例えば、通知作成送信処理302による通知作成の際に制限機能の指定を行うようにしてもよい。
【0076】機能制限の態様としては、例えば、アプリケーションプログラムのメニューを無効にする等が考えられる。例えば、印刷機能を制限する場合、メニューの「ファイル」−「メニュー」を使用できなくする等である。あるいは、制限された機能を使用しようとすると、エラーメッセージが表示される等の態様も考えられる。なお、機能の制限は、公知の手法で行われるが、例えば、バージョン変更のように、機能制限のためにユーザシステム102側のアプリケーションプログラムを変更するための変更プログラムを配信し、ユーザシステム102側でそれを受信してインストールすることで行うようにしてもよい。
【0077】一方、CRT406に表示させる通知表示画面としては、例として図8に示すような画面が用いられる。
【0078】図8は、ユーザシステム102において表示される通知表示画面の一例を示す図である。
【0079】CRT406において、通知処理画面500が表示される。通知処理画面500は、通知受信処理310により通知ファイルが受信されたとき、通知確認処理311によって表示され、またはアプリケーションプログラムの機能として起動され表示される。通知に書き込まれているデータは、通知本文ファイル格納装置314から取得され、CRT206に表示される。その結果、通知処理画面500には、通知本文の内容と共に、確認ボタン501が表示される。クライアントユーザはこの確認処理をKB408のマウス等の外部入力装置を用いることによって行うことができ、通知内容を確認したら、確認ボタン501を押下する。
【0080】図6に戻り、続くステップS605では、ユーザが通知を確認したか否かを判別する。上記確認ボタン501が押下されると、表示されている通知を確認したことになる。その判別の結果、ユーザが通知を確認していない場合は、前記ステップS604に戻って通知の表示を継続する一方、ユーザが通知を確認した場合は、ステップS606に進み、既読通知ファイル作成処理312により、サーバシステム101に対してその通知が確認されたことを通知するための既読通知ファイルを作成する。その際、通知確認状態格納装置315に格納されている対応する通知の確認状態を「既読」状態に更新する処理も行う。
【0081】次に、他に確認されていない未読の通知があるか否かを判別する(ステップS607)。他に確認されていない未読の通知がある場合というのは、例えば、前記ステップS603で受信した通知が複数ある場合等である。その判別の結果、未読の通知がある場合は前記ステップS604に戻って、未読の通知に関して通知表示による確認処理を同様に行う一方、未読の通知がない場合は、既読通知ファイル送信処理313により、上記作成された既読通知ファイルをサーバシステム101に送信して(ステップS608)、本処理を終了する。サーバシステム101に既読通知ファイルを送信することによって、サーバシステム101側でも各ユーザの通知の確認状態を把握することができる。また、サーバシステム101に既読通知ファイルを送信することによって、ユーザシステム102上のアプリケーションプログラムの機能制限がなくなり、その機能を実行させることができるようになる。
【0082】本実施の形態によれば、サーバシステム101では、通知確認状態格納装置307により各ユーザ毎に通知の既読状況を管理するようにしたので、通知を読んでいないユーザと読んでいるユーザとの区別がつき、各ユーザに対して既読状況に応じた別々のアクションをとることができる。よって、通知の既読状況を各クライアント装置毎に把握でき、各クライアント装置毎の対応を容易にすることができる。
【0083】また、既読通知をサーバシステム101側で確認するようにし、所定期間中に既読通知が送られてこないと、再度同じ通知ファイルをそのユーザに送信するようにしたので、未読の通知の存在を知らせ、通知を読むことを再度促すことができる。しかも、既読通知がない限り、所定時間経過毎に再送信が繰り返されるので、重要な通知等を確実にユーザに読ませることができる。
【0084】また、サーバシステム101側でアプリケーションプログラムの機能制限を指定し、既読通知がない限りユーザシステム102側におけるアプリケーションプログラムの指定された機能のみが制限されるようにしたので、ユーザが確認処理を行わない限り該アプリケーションプログラムの別作業を行うことができない。よって、全機能を殺すことなく、通知が未読のまま通知にかかわる機能の処理がなされることを回避することができる。
【0085】また、ユーザシステム102では、受信した通知が、アプリケーションプログラムの通知表示機能により画面上で表示されるので、通知確認のし忘れや通知に関する作業ミスが少なくなる。しかも、アプリケーションの機能を使用してユーザに通知を確認させ、ユーザが確認操作をするとアプリケーションが既読通知ファイルを自動的に作成し、既読通知が返信されるようにしたので、通知の既読確認を確実に行わせ、既読送信のし忘れを防止することができる。特に、アプリケーションの機能によってサーバシステム101への定期的な接続を行うため、ユーザによる既読通知返信のし忘れ等を一層確実に回避することができる。
【0086】なお、上述した各実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を情報処理システムに供給し、そのシステムのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることはいうまでもない。
【0087】この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、プログラムコードが電送媒体等を介して供給される場合は、プログラムコード自体が本発明を構成することになる。
【0088】プログラムコードを供給するための記憶媒体として、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0089】また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより上述した各実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0090】さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、通知の既読状況を各クライアント装置毎に把握でき、各クライアント装置毎の対応を容易にすることができる。
【出願人】 【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
【出願日】 平成13年4月11日(2001.4.11)
【代理人】 【識別番号】100081880
【弁理士】
【氏名又は名称】渡部 敏彦
【公開番号】 特開2002−312292(P2002−312292A)
【公開日】 平成14年10月25日(2002.10.25)
【出願番号】 特願2001−112416(P2001−112416)