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【発明の名称】 メールによるコンテンツ情報自動公開システム及び方法並びにサーバ装置とプログラム
【発明者】 【氏名】米光 茂

【要約】 【課題】情報公開者が、不特定多数にリアルタイムに情報公開することを可能とした方法、システム並びに装置、プログラムの提供。

【解決手段】ネットワーク100を介して相互に接続される端末10、20、メールサーバ40、WWWサーバ50を備え、端末10,20は、公開情報をメールでメールサーバ40に送信し、WWWサーバ50は、メールサーバ40に送信されたメールを取り込むメール取り込み処理と、取りこんだメールの本文、及び/又は、添付ファイルを、あらかじめ記憶保持している編集情報を参照して、1又は複数種のブラウザ対応のファイル形式に編集し、公開情報フォルダに格納する公開情報編集処理と、を含む。
【特許請求の範囲】
【請求項1】端末から公開情報をメールでメールサーバに送信するステップと、情報提供サーバが前記メールサーバに送信された前記メールを取り込むステップと、前記情報提供サーバが、前記メールの本文、及び/又は、前記メールの添付ファイルを、前記情報提供サーバで保持するファイル形式の編集情報を参照して、1又は複数種のブラウザ対応の形式に編集し、編集結果を公開情報用のフォルダに格納するステップと、を含む、ことを特徴とするコンテンツ情報自動公開方法。
【請求項2】前記情報提供サーバで保持するシステム生成情報にあらかじめ登録されているホスト名、アカウント、及びパスワード情報に従い、前記情報提供サーバの前記メールサーバへの接続及び認証が行われる、ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ情報自動公開方法。
【請求項3】前記情報提供サーバが、前記情報提供サーバで保持するシステム生成情報で規定される受信間隔に従った時間間隔で前記メールサーバへ接続し、前記メールサーバからのメールの取り込みを行う、ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ情報自動公開方法。
【請求項4】前記情報提供サーバが、前記情報提供サーバで保持するイベント情報を参照し、前記イベント情報の設定内容に基づき、前記メールサーバからのメールの取り込み実行の有無、及び、情報の公開の有無を制御する、ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ情報自動公開方法。
【請求項5】前記情報提供サーバが、前記公開情報を音声信号に変換し、該音声信号を電話網を介して、電話機端末に送信するステップをさらに含む、ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ情報自動公開方法。
【請求項6】前記システム生成情報、及び前記イベント情報が、前記端末より前記情報提供サーバに送信され、前記情報提供サーバで維持管理されるものである、ことを特徴とする請求項4記載のコンテンツ情報自動公開方法。
【請求項7】前記メールサーバでは、前記端末から送信された前記メールが、前記アカウント毎に振り分けて蓄積される、ことを特徴とする請求項2記載のコンテンツ情報自動公開方法。
【請求項8】イベントを識別するイベントIDが、前記メールに付加されて、前記メールサーバに送信され、前記情報提供サーバでは、前記メールに付加されたイベントIDと前記情報提供サーバで保持するイベント情報との照合に基づき、前記メールサーバからのメールの取り込み実行の有無、及び、情報の公開の有無が制御される、ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ情報自動公開方法。
【請求項9】(a)情報公開者が送信したメールの取り込みを制御するためのイベント情報、および、情報公開用データの送受信を規定するためのシステム生成情報を、端末より入力し、前記各情報を、前記端末からネットワークを介して、情報提供サーバに送信し、前記情報提供サーバにイベント情報及びシステム生成情報として登録するステップと、(b)前記情報公開者が、公開情報を、端末より、メールサーバにメールで送信するステップと、(c)前記情報提供サーバに登録されている前記システム生成情報のうちメールサーバのサーバ名、アカウント、及びパスワード情報を用いて、前記情報提供サーバが前記メールサーバへ接続するステップと、(d)前記情報提供サーバにおいて、前記メールサーバより取得したメールを、前記情報提供サーバに登録されている前記システム生成情報で規定されている受信メール格納場所に保存するステップと、(e)前記情報提供サーバは、前記メールを取り込んだ後、前記メールサーバへの接続を終了するステップと、(f)前記情報提供サーバは、上記(c)乃至(e)よりなるメール取込処理を、前記情報提供サーバに登録されている前記システム情報で規定されている受信間隔で繰り返し、(g)前記情報提供サーバは、前記情報提供サーバにあらかじめ登録されているイベント情報のアカウントとイベントIDから、情報公開者毎に、イベントIDで規定されるメンテナンス用フォルダに、前記受信メール格納場所に保存されたメールの本文またはメール本文と添付ファイルを格納するステップと、(h)前記情報提供サーバは、前記情報提供サーバにあらかじめ登録されているファイル形式編集情報に規定されるファイル形式の添付ファイルが存在する場合、前記編集情報に従い、前記添付ファイルの内容を編集して、公開用フォルダの配下に、編集済みのファイルを格納するステップと、を含む、ことを特徴とするコンテンツ情報自動公開方法。
【請求項10】(i)前記情報提供サーバにあらかじめ登録されているファイル形式の添付ファイルでない場合、前記情報提供サーバは、前記添付ファイルをそのまま前記公開用フォルダに格納するステップと、(k)前記公開用フォルダにすでに格納されているファイルが存在する場合には、該ファイルを、履歴用のフォルダに移動させるステップと、を含む、ことを特徴とする請求項9記載のコンテンツ情報自動公開方法。
【請求項11】前記イベントIDが、メールに付加されて、前記メールサーバに送信され、前記情報提供サーバでは、前記メールに付加されたイベントIDと前記情報提供サーバで保持するイベント情報の照合に基づき、前記メールサーバからのメールの取り込み実行の有無、及び、情報の公開の有無を制御する、ことを特徴とする請求項9記載のコンテンツ情報自動公開方法。
【請求項12】ネットワークを介して相互に接続される端末、メールサーバ、及び情報提供サーバを備え、前記端末は、公開情報をメールで前記メールサーバに送信し、前記情報提供サーバは、前記メールサーバに送信されたメールを取り込むメール取り込み手段と、取り込んだメールの本文、及び/又は、添付ファイルを、あらかじめ記憶保持している編集情報を参照して、1又は複数種のブラウザ対応のファイル形式に編集し、公開情報フォルダに格納する公開情報編集処理手段と、を具備する、ことを特徴とするコンテンツ情報自動公開システム。
【請求項13】前記情報提供サーバで保持するシステム生成情報に規定されるホスト名、アカウント、パスワード情報に従い、前記情報提供サーバの前記メールサーバへの接続及び認証が行われる、ことを特徴とする請求項12記載のコンテンツ情報自動公開システム。
【請求項14】前記情報提供サーバが、前記情報提供サーバで保持するシステム生成情報の受信間隔に従った時間間隔で前記メールサーバへ接続し、メールの取り込みを行う、ことを特徴とする請求項12記載のコンテンツ情報自動公開システム。
【請求項15】前記情報提供サーバが、前記情報提供サーバで保持するイベント情報を参照し、前記イベント情報の設定内容に基づき、前記メールサーバからのメールの取り込み実行の有無、及び、情報の公開の有無を制御する、ことを特徴とする請求項12記載のコンテンツ情報自動公開システム。
【請求項16】前記情報提供サーバが、前記公開情報を音声信号に変換し該音声信号を電話網を介して電話機端末に送信する手段を具備する、ことを特徴とする請求項12記載のコンテンツ情報自動公開システム。
【請求項17】イベントを識別するイベントIDが、前記メールに付加されて、前記メールサーバに送信され、前記情報提供サーバでは、前記メールに付加されたイベントIDと前記情報提供サーバで保持するイベント情報との照合に基づき、前記メールサーバからのメールの取り込み実行の有無、及び、情報の公開の有無が制御される、ことを特徴とする請求項12記載のコンテンツ情報自動公開システム。
【請求項18】ネットワークを介して相互に接続される端末、メールサーバ、及び情報提供サーバを備え、情報公開者が送信したメールの取り込みを制御するためのイベント情報、および、情報公開用データの送受信を規定するためのシステム生成情報を、端末より入力し、前記情報を、前記端末からネットワークを介して、前記情報提供サーバに送信し、前記情報提供サーバが、前記端末より送信されたシステム生成情報、及びイベント情報を記憶装置に登録する機能と、前記情報提供サーバにあらかじめ登録されているシステム生成情報に従い、メールサーバのホスト名、アカウントとパスワード情報を参照して、前記メールサーバへ接続し、前記メールサーバよりメールを取得し、該メールを前記システム生成情報にあらかじめ指定されている受信メール格納場所に保存し、前記メールサーバからログアウトし接続を終了するメール取り込み機能を備え、前記情報提供サーバの前記メール取り込み機能は、前記システム生成情報に登録されている受信間隔で繰り返し実行され、前記情報提供サーバは、前記受信メール格納場所に保存されたファイルを、前記情報提供サーバにあらかじめ登録されているイベント情報のアカウントとイベントIDから、情報公開者毎のメンテナンス用フォルダを作成し、受信したメールの本文と、当該メールに添付されたファイルを、メンテナンス用フォルダ配下に格納する機能と、前記情報提供サーバに、あらかじめ登録されているファイル形式の添付ファイルが存在する場合、あらかじめ登録されている編集内容に従い、前記添付ファイルの内容を編集し、公開用フォルダを作成し、前記公開用フォルダの配下に、編集済みの添付ファイルを格納する機能と、前記情報提供サーバにあらかじめ登録されているファイル形式の添付ファイルが存在する場合、あらかじめ登録されている編集内容に従い、前記添付ファイルの内容を編集し、公開用フォルダを作成し、前記公開用フォルダの配下に、編集済みの添付ファイルを格納する機能と、前記情報提供サーバにあらかじめ登録されているファイル形式の添付ファイルではない場合、前記情報提供サーバは、前記添付ファイルを前記公開用フォルダに格納し、すでに格納されているファイルが存在する場合には、該ファイルを、履歴用のフォルダに移動させる機能と、を含むことを特徴とするコンテンツ情報自動公開システム。
【請求項19】ネットワークを介して相互に接続される端末、メールサーバに接続される情報提供サーバ装置において、端末からメール送信された公開情報を受け取った前記メールサーバから、メールを取り込むメール取り込み手段と、取り込んだメールの本文、及び/又は、添付ファイルよりなる公開情報を、あらかじめ記憶保持している編集情報を参照して、1又は複数種のブラウザ対応のファイル形式に編集し、公開情報フォルダに格納する公開情報編集処理手段と、を含むことを特徴とする情報提供サーバ装置。
【請求項20】前記情報提供サーバで保持するシステム生成情報に規定されるホスト名、アカウント、パスワード情報に従い、前記情報提供サーバの前記メールサーバへの接続及び認証が行われる、ことを特徴とする請求項19記載の情報提供サーバ装置。
【請求項21】前記情報提供サーバが、前記情報提供サーバで保持するシステム生成情報の受信間隔に従った時間間隔で前記メールサーバへ接続し、メールの取り込みを行う、ことを特徴とする請求項19記載の情報提供サーバ装置。
【請求項22】前記情報提供サーバが、前記情報提供サーバで保持するイベント情報を参照して、前記メールサーバからのメールの取り込み実行の有無、及び、情報の公開の有無を制御する、ことを特徴とする請求項19記載の情報提供サーバ装置。
【請求項23】前記公開情報を音声信号に変換し該音声信号を電話網を介して電話機端末に送信する手段を、含むことを特徴とする請求項19記載の情報提供サーバ装置。
【請求項24】イベントを識別するイベントIDが、前記メールに付加されて、前記メールサーバに送信され、前記情報提供サーバは、前記メールサーバに送信されたメールについて、前記メールに付加されたイベントIDと前記情報提供サーバで保持するイベント情報との照合に基づき、前記メールサーバからのメールの取り込み実行の有無、及び、情報の公開の有無が制御される、ことを特徴とする請求項19記載の情報提供サーバ装置。
【請求項25】ネットワークを介して相互に接続される端末、及びメールサーバに接続される情報提供サーバ装置において、情報公開者が送信したメールの取り込みを制御するためのイベント情報、および、情報公開用データの送受信を規定するためのシステム生成情報を、端末より入力し、前記情報を、前記端末からネットワークを介して、前記情報提供サーバに送信し、前記情報提供サーバ装置が、前記端末より送信されたイベント情報及びシステム生成情報を登録する機能と、前記情報提供サーバ装置にあらかじめ登録されているシステム生成情報に従い、メールサーバのサーバ名、アカウント名とパスワード情報を参照して、前記メールサーバへ接続し、前記メールサーバよりメールを取得し、該メールを前記システム生成情報にあらかじめ指定されている受信メール格納場所に保存し、メールサーバからログアウトし接続を終了するメール取り込み機能を備え、前記情報提供サーバ装置の前記メール取り込み機能は、前記システム生成情報に登録されている受信間隔で繰り返し実行され、前記情報提供サーバ装置は、前記受信メール格納場所に保存されたファイルを、前記情報提供サーバ装置にあらかじめ登録されているイベント情報のアカウントとイベントIDから、情報公開者毎のメンテナンス用フォルダ配下に、受信したメールの本文と、当該メールに添付されたファイルを格納する機能と、前記情報提供サーバ装置にあらかじめ登録されているファイル形式の添付ファイルが存在する場合、あらかじめ登録されている編集内容に従い、前記添付ファイルの内容を編集し、公開用フォルダの配下に、編集済みの添付ファイルを格納する機能と、前記情報提供サーバ装置にあらかじめ登録されているファイル形式の添付ファイルが存在する場合、あらかじめ登録されている編集内容に従い、前記添付ファイルの内容を編集し、公開用フォルダを作成し、前記公開用フォルダの配下に、編集済みの添付ファイルを格納する機能と、前記情報提供サーバ装置にあらかじめ登録されているファイル形式の添付ファイルでない場合、前記情報提供サーバ装置は、前記添付ファイルを前記公開用フォルダに格納し、すでに格納されているファイルが存在する場合には、該ファイルを、履歴用のフォルダに移動させる機能と、を具備する、ことを特徴とする情報提供サーバ装置。
【請求項26】ネットワークを介して相互に接続される端末、メールサーバに接続される情報提供サーバ装置で実行されるプログラムにおいて、端末からメール送信された公開情報を受け取った前記メールサーバから、メールを取り込むメール取り込み処理と、取り込んだメールの本文、及び/又は、添付ファイルよりなる公開情報を、あらかじめ記憶保持している編集情報を参照して、1又は複数種のブラウザ対応のファイル形式に編集し、公開情報フォルダに格納する公開情報編集処理と、を前記情報提供サーバ装置のコンピュータで実行させるプログラム。
【請求項27】ネットワークを介して相互に接続される端末、メールサーバに接続される情報提供サーバ装置で実行されるプログラムにおいて、情報公開者が送信したメールの取り込みを制御するためのイベント情報、および、情報公開用データの送受信を規定するためのシステム生成情報を、端末より入力し、前記情報を、前記端末からネットワークを介して、前記情報提供サーバに送信し、(a)前記情報提供サーバ装置において、前記端末より送信されたイベント情報及びシステム生成情報を登録する処理と、(b)前記情報提供サーバ装置において、前記情報提供サーバ装置にあらかじめ登録されているシステム生成情報に従い、メールサーバのサーバ名、アカウント名とパスワード情報を参照して、前記メールサーバへ接続し、前記メールサーバよりメールを取得し、該メールを前記システム生成情報にあらかじめ指定されている受信メール格納場所に保存し、前記メールサーバへの接続を終了するメール取り込み処理と、を有し、前記情報提供サーバ装置での前記(b)のメール取り込み処理は、前記システム生成情報に登録されている受信間隔で繰り返し実行され、(c)前記情報提供サーバ装置において、前記受信メール格納場所に保存されたファイルを、前記情報提供サーバ装置にあらかじめ登録されているイベント情報のアカウントとイベントIDから、情報公開者毎のメンテナンス用フォルダを作成し、受信したメールの本文と、当該メールに添付されたファイルを、メンテナンス用フォルダ配下に格納する処理と、(d)前記情報提供サーバ装置において、あらかじめ登録されているファイル形式の添付ファイルが存在する場合、あらかじめ登録されている編集内容に従い、前記添付ファイルの内容を編集し、公開用フォルダを作成し、前記公開用フォルダの配下に、編集済みの添付ファイルを格納する処理と、(e)前記情報提供サーバ装置において、あらかじめ登録されているファイル形式の添付ファイルが存在する場合、あらかじめ登録されている編集内容に従い、前記添付ファイルの内容を編集し、公開用フォルダを作成し、前記公開用フォルダの配下に、編集済みの添付ファイルを格納する処理と、(f)前記情報提供サーバ装置において、あらかじめ登録されているファイル形式の添付ファイルでない場合、前記情報提供サーバ装置は、前記添付ファイルを前記公開用フォルダに格納し、すでに格納されているファイルが存在する場合には、該ファイルを、履歴用のフォルダに移動させる処理と、の各処理を、前記情報提供サーバ装置のコンピュータで実行させるプログラム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテンツ情報を公開するシステム及び方法並びにサーバとプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】情報公開者が情報公開用のサイトにおいて情報(コンテンツ情報)を公開する場合、人手作業を介して、公開用サイトの情報をアップデートする必要がある。このため、公開までに時間を要している。
【0003】また、電子メール(単に「メール」という)により、リアルタイムに、情報を発信することはできる。しかしながら、従来の電子メールシステムでは、情報公開者が不特定多数に情報(コンテンツ情報)を発信することは、不可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明が解決しようとする課題は、情報公開者が、不特定多数にリアルタイムに情報公開することを可能とした方法、システム並びに装置、プログラムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するための手段を提供する本発明は、その一つのアスペクト(aspect)において、端末から公開情報をメールでメールサーバに送信するステップと、情報提供サーバが前記メールサーバに送信されたメールを取り込むステップと、前記情報提供サーバが、前記公開情報をなす前記メールの本文、及び/又は、添付ファイルを、前記情報提供サーバで保持する編集情報を参照して、1又は複数種のブラウザ対応のファイル形式に編集し、公開情報用のフォルダに格納するステップと、を含む。
【0006】上記課題を解決するための手段を提供する本発明は、別の一つのアスペクト(aspect)として、ネットワークを介して相互に接続される端末、メールサーバ、情報提供サーバを備え、前記端末は、公開情報をメールで前記メールサーバに送信し、前記情報提供サーバは、前記メールサーバに送信されたされたメールを取り込むメール取り込み機能と、取り込んだメールの本文、及び/又は、添付ファイルを、あらかじめ記憶保持している編集情報を参照して、1又は複数種のブラウザ対応のファイル形式に編集し、公開情報フォルダに格納する公開情報編集処理機能と、を具備する。以下の説明でも明らかとされるように、上記課題は、特許請求の範囲の各請求項の発明によって解決される。
【0007】
【発明の実施の形態】はじめに本発明の概要について説明する。本発明に係る、メールによるコンテンツ情報自動公開システムは、メール送信機能を有するモバイル端末(図1の10)、および、パーソナルコンピュータ(「パソコン」という)(図1の20)より、インターネット、移動体通信網、電話網等よりなるネットワーク(図1の100)を介して、メールサーバ(図1の40)に送信されたメールを、情報提供サーバとして機能するWWW(World Wide Web)サーバ(図1の50)が取得し、当該メール本文および添付された各種形式ファイルを、各種ブラウザ端末(図1の30、60)に適合した形式に編集して、WWWサーバ(図1の50)の公開用フォルダに格納するまでの処理を自動で行うようにしたものである。
【0008】ネットワーク(図1の100)を介してWWWサーバ(図1の50)にアクセスする各種ブラウザ端末(図1の30、60)から、リアルタイムで公開情報を参照できる。
【0009】ネットワークを介して情報公開者は、情報公開用データを送受信するためのシステム生成情報(SG情報)、ファイル形式の編集情報、公開するイベント情報を、あらかじめWWWサーバ(50)に登録しておく。
【0010】WWWサーバ(50)に登録しておくSG情報としては、例えば図3を参照すると、メールサーバに関する情報(サーバ名、アカウント名、パスワード情報)を含む。
【0011】本発明の実施の形態において、ファイル形式の編集情報としては、例えば図4を参照すると、ファイル形式の編集情報は、ファイルの拡張子情報(EXTENSION)(TXT/.JPG/.GIF)、画像サイズ情報が含まれる。
【0012】公開するイベント情報としては、図5を参照すると、公開する情報を分類するための情報を含み、例えば、アカウント、イベントID、イベント名を含み、イベントIDにより、公開情報を分類する。このアカウントは、SG情報のアカウントと同一とされ、メールアドレスに対応する。
【0013】情報公開者は、メール機能を有するモバイル端末(10)や、デジタルカメラあるいはビデオで撮影した写真画像や動画情報を取り込んだパソコン(20)から、あらかじめ登録されているSG情報に従い、SG情報のアカウント(メールアドレス)あてにメール送信を行う。なお、モバイル端末(10)は、例えば、写真や動画の撮影とメール機能を有するモバイル端末、携帯電話機等よりなる。
【0014】WWWサーバ(50)は、WWWサーバ(50)に登録されているSG情報に従い、メールサーバ(40)からメールをWWWサーバ(50)に取り込む。
【0015】WWWサーバ(50)では、メールサーバ(40)から取り込んだメールから、メール本文/添付ファイルを、公開用のフォルダに、該公開情報を参照する各種ブラウザの形式に適合した形式に編集して、格納する。例えば、ブラウザ端末がiモード端末の場合、画像データを、GIF(Graphics Interchange Format)形式に変換し、サイズ調整する編集を行った結果を、公開用フォルダに格納する。すでに、公開用フォルダにデータが存在する場合には、当該データを、履歴用フォルダに移しておく。
【0016】本発明の一実施の形態においては、情報公開者が送信したメールの取り込みを制御するためのイベント情報、および、情報公開用データの送受信を規定するためのシステム生成情報を、端末(例えば図1の20)より入力し、これらの情報を、端末からネットワークを介してWWWサーバ(図1の50)に送信する。
【0017】WWWサーバ(図1、図2の50)は、端末より送信されたシステム生成情報(図2の53)、及びイベント情報(図2の54)を記憶装置に登録する機能と、WWWサーバにあらかじめ登録されているシステム生成情報(図2の53)に従い、メールサーバ(40)のホスト名、アカウントとパスワード情報を参照して、メールサーバ(40)へ接続し、メールサーバよりメールを取得し、該メールをシステム生成情報(図2の53)にあらかじめ指定されている受信メール格納場所に保存し、メールサーバからログアウトし接続を終了するメール取り込み手段(図2の51)を備え、WWWサーバのメール取り込み手段(図2の51)は、システム生成情報に登録されている受信間隔で繰り返し実行される。
【0018】WWWサーバ(図1、図2の50)は、公開情報編集処理手段(図2の52)として、前記受信メール格納場所に保存されたファイルを、WWWサーバにあらかじめ登録されているイベント情報のアカウントとイベントIDから、情報公開者毎のメンテナンス用フォルダ(図2の55)を作成し、受信したメールの本文と、当該メールに添付されたファイルを、メンテナンス用フォルダ(図2の55)配下に格納する機能と、前記WWWサーバに、あらかじめ登録されているファイル形式の添付ファイルが存在する場合、あらかじめ登録されている編集内容に従い、前記添付ファイルの内容を編集し、公開用フォルダ(図2の56)を作成し、前記公開用フォルダの配下に、編集済みの添付ファイルを格納する機能と、前記WWWサーバにあらかじめ登録されているファイル形式の添付ファイルではない場合、前記WWWサーバは、前記添付ファイルを前記公開用フォルダに格納し、すでに格納されているファイルが存在する場合には、該ファイルを、履歴用のフォルダ(図2の57)に移動させる機能と、を含む。
【0019】本発明の実施の形態によれば、情報公開者は、いつでも、どこからでも、公開情報をメール送信するだけで、リアルタイムに、該情報を、他者へ公開することができる。
【0020】本発明の実施の形態において、WWWサーバにおいて、メールで送信された公開情報を受け取った前記メールサーバから、メールを取り込むメール取り込み手段(図2の51参照)と、取り込んだメールの本文、及び/又は、添付ファイルよりなる公開情報を、あらかじめ記憶保持している編集情報を参照して、1又は複数種のブラウザ対応のファイル形式に編集し、公開情報フォルダに格納する公開情報編集処理手段(図2の52参照)は、WWWサーバで実行されるプログラムでその処理が実現される。WWWサーバで実行される該プログラムは、磁気記録媒体、CD−ROM等の光記録媒体に記憶保持され、インターフェース装置(ドライブユニット、コントローラ、I/Oドライバ)を介してサーバ装置の主記憶にロードされて実行される。
【0021】
【実施例】本発明についてさらに詳細に説明すべく、本発明を実施した例について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例のシステム構成を示す図である。図1を参照すると、この実施例に係るシステムは、モバイル端末10と、パーソナルコンピュータ(「パソコン」という)20と、ブラウザ機能を具備した端末(「ブラウザ端末」という)30、メールサーバ40と、WWW(World WideWeb)サーバ50と、電話端末60と、これらを相互接続する、インターネット、移動体電話網(携帯電話システム、あるいはPHS(パーソナルハンディホンシステム)、公衆電話網等のネットワーク100とを含む。
【0022】この実施例では、モバイル端末10は、好ましくは、写真や動画の撮影(蓄積)と、メール機能を備えている。
【0023】パソコン20は、好ましくは、・デジタルカメラ/ビデオから撮影した写真や動画を取り込み蓄積する機能と、・メールサーバ40にメール送信する機能と、・WWWサーバ50に対して情報公開用データを送受信する情報を登録する機能と、・WWWサーバ50から送られる公開情報を表示装置の画面に表示する機能と、を備えている。
【0024】メールサーバ40は、モバイル端末10と、パソコン20からのメールの送受信する機能を備えている。
【0025】WWWサーバ50は、情報公開者のワークステーション・サーバ等のWWWサーバ機能を有する情報処理装置から構成されている。WWWサーバ50は、好ましくは、・モバイル端末10、パソコン20から送信されたメールをメールサーバ40から取り込む機能と、・取り込んだメールをブラウザ端末30の形式に変換してファイルとして格納する機能と、・ファイルを履歴として保存する機能と、・情報公開者がパソコン20から入力したSG(system generation;システム生成)情報を登録する機能と、・公開情報をブラウザ端末30に送信する機能と、・公開情報を音声変換し、図示されない回線接続インタフェースを介して、電話網の電話機60に対して音声信号で再生して送信する機能と、を備えている。
【0026】メールをブラウザ端末30の形式に変換してファイルとして格納する機能は、ファイル形式の編集情報(図4参照)に従い、画像情報の変換を行うほか、例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)ベースのi-mode(登録商標)HTML、XML(eXtended Markup Language)ベースのWML(Wireless MarkupLanguage)/HDML(Handheld Device Markup Language)等、各種ブラウザに対応のマークアップ言語にて、公開情報コンテンツを作成する。
【0027】図3は、パソコン20から送信され、WWWサーバ50に登録されるSG情報の一例を示す図である。図3を参照すると、このSG情報は、メールサーバ情報として、「ホスト名」、「アカウント」(メールアドレス情報)、「パスワード」を有し、さらに、メールサーバへ通信接続用の「ポート番号」、通信制御用の「タイムアウト値」、「受信間隔」、「接続形態」(LAN,ダイヤルアップ)、WWWサーバにおける「受信メール格納場所」、「作業用メッセージ格納場所」、「公開用メッセージ格納場所」、「公開用最新メッセージ格納場所」、「作業用添付ファイル格納場所」、「公開用添付ファイル格納場所」、「公開用最新添付ファイル格納場所」等よりなる。これらの情報は、CHAR型(文字型)である。
【0028】図4は、ファイル形式の編集情報の一例を示す図である。図4を参照すると、ファイル形式の編集情報は、「ファイル拡張子(EXTENSION)」情報(TXT/.JPG/.GIF)、「internet(Web)画像サイズ」(幅(width)、高さ)、「internet(サムネイル(画像情報の縮小版))の画像サイズ」(幅、高さ)、「i-mode(登録商標)画像サイズ」(幅、高さ)が含まれる。これらの情報は、CHAR型(文字型)である。
【0029】図5は、公開するイベント情報の一例を示す図である。図5を参照すると、イベント情報は、「アカウント」(メールアドレス情報)、「イベントID」、「イベント名」、「アップロード可否フラグ」(アップロード許可0、不許可1)ブラウザでの出力の制限に用いられる「メニュー区分」等よりなり、イベントIDにより公開情報を分類する。これらの情報は、CHAR型(文字型)である。
【0030】メールサーバ40で受信したメールをWWWサーバ50で取り込むためにイベント情報が用いられる。イベント情報のアップロード可否フラグは、情報公開者が、イベントに対して、新規の情報を公開しないように設定するためのフラグである。このアップロード可否フラグが「1」の場合、イベント情報に登録されているイベントIDの公開情報がメールがメールサーバ40に到着している場合、WWWサーバ50は、メールサーバ40からメールを取り込む処理を行わない。
【0031】イベント情報のメニュー区分は、イベントに対して情報を公開しないように制御するためのフラグであり、このフラグがオンのとき、ブラウザ端末に、公開情報を送信しないように制御する。メニュー区分がオンのとき、対応するイベントIDの公開情報は、ブラウザ端末に送信されない。
【0032】イベントIDは、例えば送信メールのSubject欄(件名)に設定され、メールサーバ40に到着したメールについて、WWWサーバ50は、メールに付加されているイベントIDを取得し、アカウント、イベントID等から、WWWサーバ50で保持するイベント情報を検索し、該当するイベント情報のアップロード可否フラグの値に応じて、メール取り込み処理の実行の有無を制御する。同一アカウントであっても、メールのSubject欄のイベントIDが異なる場合、対応するイベント情報に登録されているアップロードの可否、メニュー区分に従う制御が行われ、同一アカウントについて、イベントIDごとに、互いに異なった制御を行うことができる。
【0033】図2は、この実施例の動作を説明するための説明図である。図2のほか、図1等、適宜必要な図面を適宜参照して、本実施例の動作について説明する。
【0034】情報公開者は、送信したメールを取り込むための、SG情報(図3参照)、イベント情報(図5参照)を、パソコン20より入力し、WWWサーバ50に送信して、WWWサーバ50において、公開者情報メンテナンス処理手段58が、SG情報を格納するSGファイル53、およびイベント情報を格納するイベントファイル54にそれぞれ登録する(ステップA1)。
【0035】情報公開者は、モバイル端末10またはパソコン20より、公開する情報をメールサーバ40にメール送信する(ステップA2)。メールの宛先は、SG情報のアカウントとされ、メールサーバ40に到着したメールは、アカウント別に、蓄積される。
【0036】WWWサーバ50のメール取込処理手段51は、WWWサーバ50にあらかじめ登録されているSG情報(図3参照)にあらかじめ登録されている接続形態に従い、メールサーバのホスト名(サーバ名)、アカウントとパスワード情報を参照して、メールサーバ40に対して、サーバの接続と認証を行う。すなわち、SG情報で規定されているホスト名に接続し(LANを介して接続、又はダイヤルアップ接続)、ログイン時のユーザ認証が行われる。
【0037】認証が行われた後、WWWサーバ50は、メールサーバ40に蓄積されているメールを取得する。WWWサーバ50は、例えば未読の着信メールをメールサーバ40からダウンロードする。
【0038】WWWサーバ50において、メールサーバ40より取得したメールを、SG情報(図3参照)であらかじめ指定されている受信メール格納場所に保存する。
【0039】メールサーバ40では、WWWサーバ50に取り込まれたメールを削除する。
【0040】メールを取り込んだWWWサーバ50は、メールサーバ40からログアウトし、接続を終了する。
【0041】WWWサーバ50では、メール取込処理手段51によるメール取込処理を、SG情報(図3参照)に登録されている、「受信間隔」で繰り返す。すなわち、WWWサーバ50は、メールサーバ40からメール取込処理を行ったあと、受信間隔が経過した時点で、再び、メールサーバ40に接続し、メール取込処理を行う。
【0042】また、WWWサーバ50のメール取込処理手段51は、受信メール格納場所に保存されたファイルを、WWWサーバ50にあらかじめ登録されているイベント情報(図5参照)のイベントID等から、情報公開者毎のメンテナンス用フォルダ(ユーザID別メンテナンス用フォルダ)55を作成し、受信したメールの本文と、当該メールに添付されたファイルを、メンテナンス用フォルダ55配下に格納する(ステップA3)。例えば、メンテナンス用フォルダ55のフォルダ名は、「イベントID+YYYYMMDDhhmmss」(YYYYMMDDhhmmssは、年、月、日、時間、分、秒のタイムスタンプ情報)とされる。すなわち同一アカウントでも、イベントID別、及びタイムスタンプ情報に従い、フォルダが作成される。
【0043】WWWサーバ50の公開情報編集処理手段52は、SG情報で規定されている添付ファイル格納場所に、あらかじめ登録されているファイル形式の添付ファイルが存在する場合、ファイル形式の編集情報(図4参照)にあらかじめ登録されている編集内容に従い、添付ファイルの内容を編集し、公開用フォルダ56を作成し(フォルダ名が「イベントID+YYYYMMDDhhmmss」で公開用フォルダを作成する)、作成した公開用フォルダの配下に、メッセージファイル56Aと、編集済みの添付ファイル56Bを格納する。
【0044】添付ファイルのファイル形式が、ファイル形式の編集情報(図4参照)にあらかじめ登録されているファイル形式でない場合には、当該添付ファイルを、そのまま、公開用フォルダの配下に格納する(ステップA4)。
【0045】その際、公開用フォルダに、すでに格納されているファイルが存在する場合には、該ファイルを、履歴用のフォルダ57(イベントID別履歴フォルダ群)に移動させる(ステップA5)。
【0046】情報公開者が情報を送信するメールサーバは、それぞれSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバ、受信プロトコルとしては、POP(Post Office Protocol)サーバあるいはIMAP4サーバなど、インターネット上に常時接続され、自ネットワーク内のユーザの電子メールの送信や受信を行なうコンピュータを対象とする。
【0047】情報公開者が情報を送信するメールサーバとして、SG情報に、複数のメールサーバを登録しておき、情報公開者が新たにメールサーバのアカウントを取得することを不要とすることも可能である。
【0048】また情報公開するファイルの形式は、ファイル編集情報として追加登録することで、ブラウザの種類に関係なく、新たなファイル形式で、公開情報を取得することが可能である。
【0049】パソコン等からWWWサーバ50に送信したSG情報、イベント情報は、パソコン等から、WWWサーバ50の公開者情報メンテナンス処理手段58にアクセスすることで、修正、変更等を行うことができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、下記記載の効果を奏する。
【0051】本発明の第1の効果は、情報提供サーバが、メールサーバからメールを取り込み、編集情報を参照して、1又は複数種のブラウザ対応のファイル形式に編集し、公開情報フォルダに格納する処理を行うため、情報公開者が情報を公開するために情報提供サーバへの情報アップデートを、人手を介さずに、自動で且つリアルタイムで行うことが可能とされ、情報公開までの時間を短縮化するとともに、作業負担を特段に低減することができる、ということである。
【0052】本発明の第2の効果は、複数の異なるイベント情報として登録しておくことで、イベント別に情報を公開し、公開用サイトの運営も、作業時間と労力を特段に低減し、効率化を図ることができる、ということである。
【出願人】 【識別番号】000242666
【氏名又は名称】北陸日本電気ソフトウェア株式会社
【出願日】 平成13年4月17日(2001.4.17)
【代理人】 【識別番号】100080816
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 朝道
【公開番号】 特開2002−312287(P2002−312287A)
【公開日】 平成14年10月25日(2002.10.25)
【出願番号】 特願2001−118492(P2001−118492)