| 【発明の名称】 |
画面記録再生装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】平野 寿一
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| 【要約】 |
【課題】ウインドウの位置や大きさが変化しても記録範囲を再設定する面倒な操作を行うことなく、余分な情報を除いた情報を記録し再生することができる画面記録再生装置を提供すること。
【解決手段】画面情報を記録する際に存在しているウインドウ情報を画面情報と共に記録する手段と、ウインドウ情報の変化に応じて記録領域を自動変更する手段と、記録したウインドウ情報と画面情報の中から、アプリケーションが表示した一連の領域を画面情報として取り出し、再生用の画面情報を作成する手段とを備えることを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 動作中のアプリケーションが表示画面に表示する情報を画面情報として記録しておき、その記録した画面情報を再生する画面記録再生装置において、画面情報を記録する際に存在しているウインドウ情報を画面情報と共に記録する手段と、ウインドウ情報の変化に応じて記録領域を自動変更する手段と、記録したウインドウ情報と画面情報の中から、アプリケーションが表示した一連の領域を画面情報として取り出し、再生用の画面情報を作成する手段とを備えることを特徴とする画面記録再生装置。 【請求項2】 指定された記録対象アプリケーションプログラムが出力する全ての画面情報を自動記録する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画面記録再生装置。 【請求項3】 記録対象として指定されたウインドウと、そのウインドウが関連する別のウインドウについて全ての画面情報を自動記録する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画面記録再生装置。 【請求項4】 利用者による操作が行われたウインドウとそのウインドウが関連する別のウインドウについて全ての画面情報を自動記録する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画面記録再生装置。 【請求項5】 各種のアプリケーションが出力する複数の情報が記録された画面情報の中から、特定のアプリケーションが出力した画面情報と必要な画面情報を自動的に抽出する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画面記録再生装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、各種の機能を持つアプリケーションが動作するコンピュータシステムにおいて、動作中のアプリケーションがディスプレイ表示画面に表示する情報を画面情報として記録しておき、その記録した画面情報を再生する画面記録再生装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】各種のアプリケーションが動作するコンピュータシステムにおいて、例えば各アプリケーションの機能のデモンストレーションを行う場合、注目するアプリケーションが出力する画面情報を全て見せるのでは時間がかかり、効率的でない。そこで、注目するアプリケーションが出力する画面情報を記録しておき、その記録した画面情報のうち特徴的なものだけを再生する画面記録再生装置が用いられる。このような画面記録再生装置では、従来においては、記録開始時に表示画面上のどの範囲を記録するかを指定し、指定された固定範囲に表示される情報のみを記録する。この場合、アプリケーションが表示画面に表示する情報が、記録範囲からはみ出している場合には、はみ出した部分は記録されない。このような事態を防ぐには、予め表示領域全体を記録範囲に指定しておくか、記録範囲をはみ出した時点で画面記録を終了し、また再度記録範囲を設定して、新しく記録を開始する必要がある。記録した画面情報は、記録した単位ごとに再生できるが、一連の画面情報を複数回のタイミングで分割して記録した場合には、任意の順番で画面情報を繋げて1本の再生用の画面情報として結合し、再生することもできる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、アプリケーションは、表示画面上の一定範囲の領域(ウインドウ)内に必要な情報を表示する。このウインドウの大きさや位置は、随時変更可能であり、他のアプリケーションの作成するウインドウとの兼ね合いやアプリケーション自身の事情により、アプリケーション実行中に刻々と変化することがある。また、1つのアプリケーションで複数のウインドウを利用して情報の表示を行う場合も考えられる。 【0004】このようなアプリケーションの情報表示態様に対し、従来技術を用いて記録が必要な全情報を記録するためには、2つの方法が考えられる。1つは、表示画面の全領域を記録対象範囲として指定しておき、全ての情報を記録する方法。この方法では、記録したい情報が漏れてしまうことはないが、アプリケーションが情報を表示するウインドウは、ディスプレイ装置上の一部の範囲であり、記録した情報の中には多くの不要な情報が含まれるという問題が発生する。これらの不要な情報により、画面情報を再生可能な状態として保存した際のファイルサイズの増加を招き、結果的にファイルの配布や保管作業に支障をきたす可能性がある。この場合、表示された全ての情報の中から必要な情報だけを取り出して再生ファイルとして作成することも可能だが、そのためには一連の画面情報の中からを必要な情報を指定して切り出すという編集作業が、余分な作業として発生してしまうという問題がある。 【0005】もう1つは、余分な情報を記録しないようにアプリケーションが情報を表示するウインドウの大きさや位置に合わせて、記録する領域を設定する方法である。この方法でも、余分な情報は最小に抑えることが可能だが、アプリケーションのウインドウが変化する毎に、記録を中断して記録範囲を手動で再設定しなければならず、記録作業自体に大変な手間がかかるという問題がある。また、記録したい情報が連続したリアルタイム性の必要な情報の場合には、いちいち記録作業を中断させることはできないため、記録作業の中断が頻繁に発生し、実用的ではない。 【0006】本発明の目的は、ウインドウの位置や大きさが変化しても記録範囲を再設定する面倒な操作を行うことなく、余分な情報を除いた情報を記録し再生することができる画面記録再生装置を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明は、画面情報を記録する際に存在しているウインドウ情報を画面情報と共に記録する手段と、ウインドウ情報の変化に応じて記録領域を自動変更する手段と、記録したウインドウ情報と画面情報の中から、アプリケーションが表示した一連の領域を画面情報として取り出し、再生用の画面情報を作成する手段とを備えることを特徴とする。また、指定された記録対象アプリケーションプログラムが出力する全ての画面情報を自動記録する手段を備えることを特徴とする。また、記録対象として指定されたウインドウと、そのウインドウが関連する別のウインドウについて全ての画面情報を自動記録する手段を備えることを特徴とする。また、利用者による操作が行われたウインドウとそのウインドウが関連する別のウインドウについて全ての画面情報を自動記録する手段を備えることを特徴とする。また、各種のアプリケーションが出力する複数の情報が記録された画面情報の中から、特定のアプリケーションが出力した画面情報と必要な画面情報を自動的に抽出する手段を備えることを特徴とする。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明を適用した画面記録再生装置の実施形態を示すブロック図である。本実施形態の画面記録再生装置101は、利用者からの入力操作を受けて記録対象となる画面情報を生成する対象アプリケーション109を備えるシステム環境において、画面情報を表示するディスプレイ装置111及び画面情報のディスプレイ装置111での出力範囲を管理する管理するOS画面出力制御部110、各アプリケーションの生成する画面情報を記録する画面情報記録部104とを備える。さらに、画面情報の記録先となる画面情報ファイル105、各アプリケーションの画面情報の管理単位であるウインドウ情報を記録するウインドウ情報記録部102とウインドウ情報の記録先となるウインドウ情報テーブル103、及び記録した情報から必要な画面情報だけを取り出す作業を行う画面情報編集部106と、取り出された必要な画面情報だけで構成される再生用画面情報のファイル107、及び記録された画面情報をディスプレイ装置111に出力する画面情報再生部108で構成される。 【0009】図2は、本実施形態における処理遷移の概要を示したフローチャートである。最初に、利用者がディスプレイ装置111の出力領域全体、もしくは記録したい画面情報を出力するアプリケーションの記録対象ウインドウを指定する(ステップ201)。次に、利用者が記録開始を命令すると、ウインドウ情報記録部102は指定された記録対象範囲内に含まれるウインドウ情報もしくは記録対象として指定されたアプリケーションの持つウインドウ情報を記録する(ステップ202)。記録動作中は、ウインドウ情報記録部102が記録対象となるウインドウの変更(あるいは変化)に関する情報をウインドウ情報テーブル103に記録し、さらにウインドウ情報記録部102が記録対象ウインドウの位置とサイズから計算した記録範囲内に含まれる画面情報を画面情報ファイル105に記録する(ステップ203)。必要な画面情報を記録し終えると、利用者は記録の終了を命令する(ステップ204)。記録終了後、画面情報編集部106にて、画面情報ファイル105に記録済の多くの画像情報の中から、ウインドウ情報テーブル103内のウインドウ情報を利用して必要な画面情報だけを集めた再生用画面情報を作成する(ステップ205)。再生用画面情報ファイル107と画面情報再生部108によって、利用者が希望する任意のタイミング、任意の場所でいつでも記録した画面情報をディスプレイ装置111に出力できる(ステップ206)。 【0010】以下、図2で説明したそれぞれの処理について以下で詳細に説明する。まず、ステップ201における記録対象ウインドウ指定の動作について、図3を用いて説明する。図3は、記録の開始時に利用者によって行われる記録対象の指定操作を示したフローチャートである。まず、記録する範囲を特定しない場合は、全ウインドウの記録を指定する(ステップ301)。この場合、記録中はディスプレイ装置111上の全ての領域の画面情報とウインドウ情報の記録を行う。一部のウインドウのみを記録する場合は、記録操作中に操作対象となったウインドウのみを記録するように指定するか(ステップ302)、既存のウインドウの中から記録対象とするウインドウを直接指定する(ステップ303)。この場合は、必要な画面情報しか記録しないため、全ウインドウを記録するときに比べ少ない保存領域で済む。記録開始時に記録対象アプリケーションがまだ実行されていない場合は、記録対象画面を表示するアプリケーションを指定する(ステップ304)。この場合、記録開始後に対象アプリケーションを実行することで、対象アプリケーションの開始時点から全ての画面情報とウインドウ情報を記録することができる。 【0011】次にステップ202における記録開始の動作について、図4を用いて説明する。図4は、記録開始直後の動作を示したフローチャートである。図3にて利用者が指定した記録対象ウインドウの種類に応じて情報を記録する。初期ウインドウ情報記録のステップ401では、全画面記録が指定されている場合は、この時点で存在している全てのウインドウ情報を記録対象属性で記録する。特定の記録対象ウインドウの記録が指示されている場合は、指定された記録対象ウインドウとそのウインドウと親子関係を持つウインドウの情報を記録対象属性で記録し、それ以外の全てのウインドウについては記録対象外という属性で記録する。次に、記録対象アプリケーションが指示されている場合は、図3のステップ304で指定されたアプリケーションを実行し、そのアプリケーションを認識するためのコンピュータ内の情報であるプロセス番号を記憶する(ステップ402)。 【0012】次にステップ203における記録中の動作について、図5〜図7を用いて説明する。図5及び図6は、ウインドウ情報記録部102の動作を示したフローチャートである。最初にウインドウ情報テーブル103に記録されていない未確認の新規ウインドウが存在するか確認する(ステップ501)。新規のウインドウが存在する場合は、その新規ウインドウが記録対象か記録対象外かを評価する(ステップ502〜506)。全ウインドウの記録が指定されている場合(ステップ502)、もしくは、新規ウインドウが指定済みの既存記録対象ウインドウに一致するか、またはその関連ウインドウに一致する場合(ステップ503)、記録対象属性でウインドウ情報を記録する(ステップ505)。また、一致しない場合であっても、未確認のウインドウが記録対象プログラムと関連するウインドウであれば(ステップ504)、記録対象属性でウインドウ情報を記録する(ステップ505)。しかし、一致もせず関連もしないウインドウであれば、新規ウインドウ情報を記録対象外のウインドウ属性でウインドウ情報テーブル103に記録する(ステップ506)。 【0013】次に、操作を行ったウインドウを記録するように指示されている場合は(ステップ507)、現在操作中のウインドウがウインドウ情報テーブル103内で記録対象属性になっているかを確認し(ステップ508)、記録対象外で記録されている場合は記録対象属性に変更する(ステップ509)。この時点でウインドウ情報テーブル103内には、記録対象となるウインドウは全て記録対象属性として記憶されている。操作を行ったウインドウを記録するように指示されている場合は、位置やサイズが変更になったウインドウが存在するかを確認する(ステップ510)。存在する場合は、変更になったウインドウが記録対象属性のウインドウであるかを判定し(ステップ511)、記録対象属性のウインドウである場合には、新しい位置やサイズを変更になった時刻とともにウインドウ情報テーブル103に記録する(ステップ512)。記録対象となる全てのウインドウの情報を更新したら、全ての記録対象ウインドウを含むディスプレイ装置111上での最小の画面領域を計算し、画面領域の位置やサイズを画面情報記録部104に報告する(ステップ513)。 【0014】図7は画面情報記録部104の動作を示したフローチャートである。画面情報記録部104では、ウインドウ情報記録部102から受け取った最新の記録対象画面領域内の画面情報を、時刻情報と一緒に画面情報ファイル105に記録する(ステップ701)。 【0015】図8は、ウインドウ情報テーブル103の詳細を示す図である。記録動作中に存在したウインドウに関する情報は、全てウインドウ情報テーブル103に記録される。1つのウインドウ情報は、ウインドウを区別する為のウインドウ名802、同じくウインドウを区別する為にシステムが管理するウィンドウハンドル803、記録対象なのかを判別した結果である記録属性804、記録対象ウインドウについてはウインドウ毎の位置・サイズ情報をその変更時刻と一緒に記録した詳細情報806から構成される。図4のステップ401における初期ウインドウ情報記録処理では、その時点で存在する全てのウインドウについて、記録対象かを判別し、ウインドウ情報テーブル103に記録する。記録対象ウインドウの場合は、詳細情報としてその時のウインドウ位置808、サイズ809を時刻807と一緒に記録する。同様に記録中新規ウインドウが作成された場合も、ウインドウ情報テーブル103へそのウインドウの持つ情報とともに記録される。操作対象ウインドウを記録するよう指示されている場合は、操作の直前までは、そのウインドウは記録対象外としてウインドウ情報テーブル103に記録されているかもしれないため、これを確認して、記録属性804を更新する。記録動作中に記録対象ウインドウの位置やサイズが更新された場合は、詳細情報810のみを追加記録する。 【0016】図9は、画面情報105Aの詳細を示す図である。記録した時刻902とその時の記録範囲903、記録範囲内の詳細画面情報904とで構成され、記録終了が命令されるまでの間、一定間隔ごとに記録されつづける。図2のステップ204における記録終了の処理では、利用者の記録終了命令に従って、ウインドウ情報テーブル103と画面情報ファイル105への記録が終了する。 【0017】次に図2の画面情報編集処理(ステップ205)の動作について、図10〜図16を用いて説明する。図10は、画面情報編集部106の動作を示したフローチャートである。ここでは、記録済の画面情報105Aから必要な画面情報を取り出し、再生用画面情報107Aを作成する。最初に記録済の情報のウインドウ単位の確認作業を行う(ステップ1001)。ここでは、ウインドウ情報テーブル103から記録したウインドウに関する情報を取り出し、記録済のウインドウ情報の一覧を図11に示すようなウインドウ選択画面に表示する。確認したいウインドウを選択すると、例えば図12に示すようにウインドウ名=AAAを選択すると、そこで記録した内容が、時刻と位置、サイズ情報を元に画面情報ファイル105から取り出され、図13に示すようにして画面に表示される。 【0018】記録済の画面上の内容が確認できたならば、必要画面情報を選択する(ステップ1002)。ここでは、図14に示すようなウインドウ選択画面から、必要とする各ウインドウ、もしくは各ウインドウ内の記録要素を選択できる(1401、1402)。続くステップ1003の再生用画面情報の作成処理では、指定された内容に応じて、時刻と位置、サイズ情報を元に画面情報ファイル105から画面情報105Aを取り出し、再生用画面情報107を作成する。 【0019】ここでは、指定された要素の中から記録時刻が古いものから順に再生用画面情報ファイル107への取り出しを行う。例として図14の2つの要素(1401、1402)が指定された場合の動作を説明する。最初に、2つの要素1401,1402のうち、時刻が古いウインドウAAAの情報を先に取り出す(図15)。ウインドウAAAは、図14に符号1403で示す「時刻90」まで位置やサイズが変化しないため、このままウインドウBBBが表示される「時刻30」までの間、位置(200,200)、サイズ(400,200)の画面情報を取り出しつづける。次に「時刻30」の時点からは、ウインドウBBBとウインドウAAAの両方の画面情報を取り出す(図16)。この時点で取り出すべき要素を全て含む範囲を位置とサイズから計算し、画面情報ファイル105から画面情報105Aの取り出しを行う。ウインドウ情報BBBに関する情報は図14の符号1404で示す「時刻50」までの間取り出しを行い、ウインドウAAAについては「時刻90」まで取り出しを行う。 【0020】このように、本実施形態によれば、画面記録時にウインドウ情報も記録する、もしくは、記録中にウインドウ情報を利用して記録範囲を自動的に変更することにより、利用者が記録した画像情報の中から本当に必要な画面情報を、記録したウインドウ情報を利用して簡単に取り出し、複雑な画面情報の編集作業をしなくても最適化された再生用画面情報を作成できる。 【0021】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ウインドウの位置や大きさが変化しても記録範囲を再設定する面倒な操作を行うことなく、余分な情報を除いた情報を記録し再生することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000233055 【氏名又は名称】日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年4月18日(2001.4.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100088720 【弁理士】 【氏名又は名称】小川 眞一
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| 【公開番号】 |
特開2002−312154(P2002−312154A) |
| 【公開日】 |
平成14年10月25日(2002.10.25) |
| 【出願番号】 |
特願2001−119977(P2001−119977) |
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