| 【発明の名称】 |
印字処理システム |
| 【発明者】 |
【氏名】坂本 宏
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| 【要約】 |
【課題】印字処理に影響せずに音声再生ができる画像形成装置を有する印字処理システムとする。
【解決手段】送信手段4は音声データおよび音声データを再生指令するためのコマンドを送信可能で、かつ受信手段5は音声データおよびコマンドを受信可能とし、画像形成装置1に音声データを記憶する記憶手段9と、音声データに基づき音声を再生する再生手段7とを備え、送信手段4により音声データを印字データに先立って送信して記憶手段9で記憶した後、送信手段4によりコマンドを送信してコマンドに対応する音声データを記憶手段9から取り出して再生手段7で再生する |
【特許請求の範囲】
【請求項1】印字データを送信する送信手段を備えた印字データ作成装置と、前記印字データを受信する受信手段と、前記印字データに基づき用紙上に印字処理する印字手段とを備えた画像形成装置と、を有した印字処理システムにおいて、前記送信手段は音声データおよび該音声データを再生指令するためのコマンドを送信可能で、かつ前記受信手段は前記音声データおよびコマンドを受信可能とし、前記画像形成装置に音声データを記憶する記憶手段と、音声データに基づき音声を再生する再生手段とを備え、前記送信手段により音声データを印字データに先立って送信して前記記憶手段で記憶した後、前記送信手段によりコマンドを送信して該コマンドに対応する音声データを前記記憶手段から取り出して前記再生手段で再生することを特徴とする印字処理システム。 【請求項2】前記コマンドが印字データ中の制御コマンドであることを特徴とする請求項1記載の印字処理システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、パソコン等の印字データ作成装置と、プリンタ、複写機、ファックス等の画像形成装置とをネットワーク等で接続した印字処理システムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、印字データ作成装置と画像形成装置とを接続し、印字データ作成装置から印字データと共に音声情報を画像形成装置に送信するものがあり、画像形成装置で受信した音声情報を逐次音声に変換し、印字中に音声を発生するようなものがあった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の装置では、印字中に音声を発生しようとすれば、印字データの途中に音声情報を挿入しなければならず、音声情報として任意のメロディを挿入する場合に、圧縮技術を用いても音声情報のデータサイズが大きくなり、印字が途中で止まったり、同じメロディが複数回必要な場合に、その必要回数分だけ音声情報を送信する必要があり、印字処理が遅くなってしまうという問題があった。 【0004】そこで、特開平11−208074号公報に示すように、予め音声メモリに音声の母音・子音・アクセント情報等を記録しておき、音声メモリから必要な情報を引き出すための音声情報のみを送信することで印字への影響を軽減させたものがあるが、長いメロディを流したい場合等には音声メモリへの指定事項が増えるために音声情報のデータサイズが大きくなってしまい、また、音声メモリに記録されていないものは再生できないという問題があった。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解決するために、印字データを送信する送信手段を備えた印字データ作成装置と、前記印字データを受信する受信手段と、前記印字データに基づき用紙上に印字処理する印字手段とを備えた画像形成装置と、を有した印字処理システムにおいて、前記送信手段は音声データおよび該音声データを再生指令するためのコマンドを送信可能で、かつ前記受信手段は前記音声データおよびコマンドを受信可能とし、前記画像形成装置に音声データを記憶する記憶手段と、音声データに基づき音声を再生する再生手段とを備え、前記送信手段により音声データを印字データに先立って送信して前記記憶手段で記憶した後、前記送信手段によりコマンドを送信して該コマンドに対応する音声データを前記記憶手段から取り出して前記再生手段で再生する印字処理システムとしたものである。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。図1は、本発明の印字処理システムを示す図であり、画像形成装置である1台のプリンタ1と、印字データ作成装置である4台のパソコン11,12,13,14がネットワークで接続された状態である。 【0007】図2は、本発明に関連するパソコン11とプリンタ1の構成手段を示す図である。パソコン11側の印字データ作成手段1は、従来からあるワープロアプリケーションおよびプリンタドライバよりなる。本発明は、このプリンタドライバに、選曲手段3を設け、音声データベース2からの音楽データも手段手段4で印字データと共にプリンタ1に送信できる構成としている。 【0008】プリンタ1側では、ネットワークインターフェースである受信手段5で印字データおよび音楽データを受信する。制御手段6は、印字データの場合は印字手段8に送信して印字処理させ、音楽データの場合は記憶手段9に送信して記録させ、所定のタイミングで再生手段7で再生させるように制御する。 【0009】そして、本発明では、送信手段4により音声データを印字データに先立って送信して記憶手段9に記憶させておき、その後に印字データ作成手段1で音声データを指定するコマンドを作成し、送信手段4によりコマンドを送信し、制御手段6でコマンドに対応する音声データを記憶手段9から取り出して再生手段7で再生することを特徴としている。 【0010】このような構成により、記憶手段9に記憶されていないメロディでも対応することができるとともに、印字処理中には記憶されているメロディを指定するコマンドだけが送信され音声データ送信されることがないために、印字が途中で止まったり、印字処理速度が遅くなるということがなく、任意のタイミングで音声を再生させることができる。なお、コマンドが印字データ中の制御コマンドであってもよく、特定の制御コマンドにより所定の音声を再生するようにすることができる。 【0011】例えば、印刷が込み合う場合など、プリンタ1に自分の印刷物を取りに行ってもまだ出力されていなかったり、誰の出力かわからない紙が連続して出力されていることがある。本発明の構成によれば、図3に示されるようなパソコン11のプリンタドライバにおいて、メロディ(S)を選択設定することができるので、自分で設定した音楽が流れたらプリントをとりに行くことができるようになる。 【0012】ここで、送信手段4から送信されるデータの種類をブロックに分けたものが図4である。データの先頭は、音声データ「MU1」のデータであり、印字データに先立って送信される。このデータは、プリンタ1で受信されると制御手段6からマクロデータとして記憶手段9に保存される。記憶手段9は、ハードディスクや半導体メモリであればよい。 【0013】次に、印字データが送信されるが、この印字データの中には、音声制御コマンドが適宜挿入されており、例えば「call MU1」というコマンドが制御手段6で検出されると、再生手段7に記憶手段9にある「MU1」の音声データを再生するように命令が発せられる。これによって、再生手段7は、音声データ「MU1」を再生する。印字データの中に、音声制御コマンドが複数回挿入されていれば、そのコマンドを受信、検出する毎に音声データが再生される。また、「call MU1」には、引数をつけることもできて、連続繰り返しや間欠繰り返しなどの高度な制御も可能である。 【0014】なお、音声データとは、そのメロディをたとえば周知の「WAVEフォーマット、AIFFフォーマット、AUフォーマット、MIDIフォーマット、MPEG3フォーマット、RealAudioフォーマット、携帯電話着信メロディフォーマット」等でデータ化したものである。 【0015】また、他の実施例として、(1)金融機関で小切手や有価証券を印刷する際には、「xxを印刷します」というアナウンスを周囲に流し、不正な印刷がされないように注意を促す、(2)ファームウエアのダウンロードでも、「ファームウエアのダウンロードを行います。電源を切らないでください」を流す、(3)チケット印刷機では送信の最後に「ありがとうございました」とか「用紙をおとりください」を流す等が考えられる。また、音声データの再生の他の実施例として、(1)印字が終わるまで繰り返し再生する、(2)繰り返し再生のインターバル時間を設定する、(3)繰り返し回数の設定をする、(4)音量を設定する、(5)音声データをHDDなどの記憶手段に残す、(6)印字データをHDDに残す際に音声データをHDDに残さない、(7)再生機能が無いプリンタには送信しない、(8)いくつかの音声データを印字データの先、中、後を指定して挿入できる、(9)音声データの再生が終わってから印字する、(10)印字が終わったら再生を中断する、(11)印字が終わっても最後まで再生する、等を設定できるようにしてもよい。 【0016】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の印字処理システムによれば、送信手段により音声データを印字データに先立って送信して記憶手段で記憶した後、送信手段によりコマンドを送信してコマンドに対応する音声データを記憶手段から取り出して音声再生手段で再生することにより、必要な音声データを予め1回送るだけで繰り返しの再生が可能で、印字処理に影響せずに音声再生ができる印字処理システムを提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006633 【氏名又は名称】京セラ株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年4月11日(2001.4.11) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−312151(P2002−312151A) |
| 【公開日】 |
平成14年10月25日(2002.10.25) |
| 【出願番号】 |
特願2001−113032(P2001−113032) |
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