| 【発明の名称】 |
仮名のコード化方法、10個のキーへの音素構成要素コード付与方法、および情報機器 |
| 【発明者】 |
【氏名】余 秀斌
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| 【要約】 |
【課題】携帯型電話機等の情報機器に使用される、仮名を容易に入力することができる仮名のコード化方法、10個のキーへの音素構成要素コード付与方法、および当該10個のキーを有する情報機器を提供する。
【解決手段】仮名を次の第1,第2,第3音素構成要素群A,B,Cの何れか、またはこれらの組み合わせで表現した場合における、当該仮名を、前記構成要素群のコード、または前記構成要素群のコードの組み合わせで定義する。第1の音素構成要素群Aは母音要素で、また第2の音素構成要素群Bは子音要素で更に第3の音素構成要素群Cは濁音、半濁音、促音、空白で構成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 仮名を次の第1音素構成要素群A,第2音素構成要素群B,第3音素構成要素群Cの何れか、またはこれらの組み合わせで表現した場合における、当該仮名を、前記構成要素群のコード、または前記構成要素群のコードの組み合わせで定義することを特徴とする仮名のコード化方法。 第1音素構成要素群A:「ア」段母音(ローマ字表記における「A」)要素;コードA1「イ」段母音(ローマ字表記における「I」)要素;コードA2「ウ」段母音(ローマ字表記における「U」)要素;コードA3「エ」段母音(ローマ字表記における「E」)要素;コードA4「オ」段母音(ローマ字表記における「O」)要素;コードA5拗音「ヤ」(ローマ字表記における「YA」)要素;コードA6拗音「ユ」(ローマ字表記における「YU」)要素;コードA7拗音「ヨ」(ローマ字表記における「YO」)要素;コードA8第2音素構成要素群B:「カ」行子音(ローマ字表記における「K」)要素;コードB1「サ」行子音(ローマ字表記における「S」)要素;コードB2「タ」行子音(ローマ字表記における「T」)要素;コードB3「ナ」行子音(ローマ字表記における「N」)要素;コードB4「ハ」行子音(ローマ字表記における「H」)要素;コードB5「マ」行子音(ローマ字表記における「M」)要素;コードB6「ラ」行子音(ローマ字表記における「R」)要素;コードB7「ワ」行子音(ローマ字表記における「W」)要素;コードB8第3音素構成要素群:『濁音「゛」,「ン」,「ー」』要素;コードC1『半濁音「°」,促音「ッ」,空白「 」』要素;コードC2【請求項2】 前記コードC1またはC2が前記コードA1,A2,A3,A4,A5,A6,A7,A8の前に入力されたとき、または後に入力されたときに、キー入力を「ア」,「イ」,「ウ」,「エ」,「オ」,「ヤ」,「ユ」,「ヨ」に確定することを特徴とする請求項1に記載の仮名のコード化方法。 【請求項3】 前記コードC1の後に、前記コードC1が入力されたときにはキー入力を「ン」に、前記コードC2が入力されたときはキー入力を「 」(スペース)に確定し、前記コードC2の後に、前記コードC1が入力されたときにはキー入力を「ー」に、前記コードC2が入力されたときはキー入力を「ッ」に確定する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の仮名のコード化方法。 【請求項4】 仮名文字が以下の表にしたがってコード化されていることを特徴とする請求項1に記載のコード化方法。 【表1】
【請求項5】 仮名を次の第1音素構成要素群A,第2音素構成要素群B,第3音素構成要素群Cの何れか、またはこれらの組み合わせで表現した場合における、当該仮名を、前記構成要素群のコード、または前記構成要素群のコードの組み合わせで定義し、第1〜第8の8個のキーに、第1音素構成要素群Aの8個の要素、および第2音素構成要素群Bの8個の要素を、それぞれ1個ずつ付与し、残る第9および第10の2個のキーに、第3音素構成要素群の2個要素を付与する、ことを特徴とする10個のキーへの音素構成要素コード付与方法。 第1音素構成要素群A:「ア」段母音(ローマ字表記における「A」)要素;コードA1「イ」段母音(ローマ字表記における「I」)要素;コードA2「ウ」段母音(ローマ字表記における「U」)要素;コードA3「エ」段母音(ローマ字表記における「E」)要素;コードA4「オ」段母音(ローマ字表記における「O」)要素;コードA5拗音「ヤ」(ローマ字表記における「YA」)要素;コードA6拗音「ユ」(ローマ字表記における「YU」)要素;コードA7拗音「ヨ」(ローマ字表記における「YO」)要素;コードA8第2音素構成要素群B:「カ」行子音(ローマ字表記における「K」)要素;コードB1「サ」行子音(ローマ字表記における「S」)要素;コードB2「タ」行子音(ローマ字表記における「T」)要素;コードB3「ナ」行子音(ローマ字表記における「N」)要素;コードB4「ハ」行子音(ローマ字表記における「H」)要素;コードB5「マ」行子音(ローマ字表記における「M」)要素;コードB6「ラ」行子音(ローマ字表記における「R」)要素;コードB7「ワ」行子音(ローマ字表記における「W」)要素;コードB8第3音素構成要素群:『濁音「゛」,「ン」,「ー」』要素;コードC1『半濁音「°」,促音「ッ」,空白「 」』要素;コードC2【請求項6】 前記コードC1またはC2が前記コードA1,A2,A3,A4,A5,A6,A7,A8の前に入力されたとき、または後に入力されたときに、キー入力を「ア」,「イ」,「ウ」,「エ」,「オ」,「ヤ」,「ユ」,「ヨ」に確定することを特徴とする請求項5に記載の音素構成要素コード付与方法。 【請求項7】 前記コードC1の後に、前記コードC1が入力されたときにはキー入力を「ン」に、前記コードC2が入力されたときはキー入力を「 」(スペース)に確定し、前記コードC2の後に、前記コードC1が入力されたときにはキー入力を「ー」に、前記コードC2が入力されたときはキー入力を「ッ」に確定する、ことを特徴とする請求項5または6に記載の音素構成要素コード付与方法。 【請求項8】 仮名文字が以下の表にしたがってコード化されていることを特徴とする請求項5に記載の音素構成要素コード付与方法。 【表2】
【請求項9】 請求項3または4に記載の音素構成要素コード付与方法により前記音素構成要素コードが付与されてなる10個のキーを含む情報機器。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型電話機、PDA等の情報機器に使用される、仮名を容易に入力することができる仮名のコード化方法、10個のキーへの音素構成要素コード付与方法、および当該10個のキーを有する情報機器に関する。 【0002】 【従来の技術】PDAや携帯型電話機等の携帯型の情報機器では、操作パネルの広さが小さいため、配置されるキー数が制限される。たとえば、携帯型電話機の操作パネルには、図1に示すように、「1」〜「9」,「0」からなる10個のキー(一般に「テンキー」と称される)、および濁音・半濁音キーが設けられている。 【0003】この種の情報機器では、仮名表の、同一行に属する仮名が、同一のキーに付与されており、キーを押す回数により入力するべき仮名を選択することができる。たとえば、キー「1」には「ア」行が、キー「2」には「カ」行が、キー「3」には「サ」行が、というように、「元の内容」ひらがな「修正後の内容」仮名が割り当てられている。 【0004】図2に、「か」、「き」、「く」を入力するときの、キー操作例を示す。より具体的には、たとえば、「特許」という漢字文字列を携帯型電話機等のディスプレイに表示するためには、「トッキョ」といった「元の内容」ひらがな「修正後の内容」仮名文字列をまず表示した後、所定の漢字変換キーを操作する必要がある。 【0005】「トッキョ」といった文字をディスプレイに表示するためには、以下の操作が必要となる。 (1)「ト」については、キー「4」(「タ」行キー)を連続して5回押す。すなわち、「タ」(1回目)→「チ」(2回目)→「ツ」(3回目)→「テ」(4回目)→「ト」(5回目)。 (2)つぎの文字「ッ」が、「タ」行キーなので入力位置を右に一文字分ずらす。 (3)「ッ」については、キー「4」(「タ」行キー)を連続して6回押す。すなわち、「タ」(1回目)→「チ」(2回目)→「ツ」(3回目)→「テ」(4回目)→「ト」(5回目)→「ッ」(6回目)。 (4)「キ」については、キー「2」(「カ」行キー)を連続して2回押す。すなわち、「カ」(1回目)→「キ」(2回目)。 (5)「ョ」については、キー「8」(「ヤ」行キー)を連続して6回押す。すなわち、「ヤ」(1回目)→「ユ」(2回目)→「ヨ」(3回目)→「ゃ」(4回目)→「ュ」(5回目)→「ョ」(6回目)。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】「トッキョ」の「元の内容」ひらがな「修正後の内容」仮名文字列の入力には、合計で20回のキー操作が必要となる。このため、電話帳登録や、携帯型電話機を使用した電子メールの文書作成には、膨大な回数のキー操作が必要となる。 【0007】本発明は、仮名を容易に入力することができる仮名のコード化方法、10個のキーへの音素構成要素コード付与方法、および当該10個のキーを有する情報機器を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の仮名のコード化方法は、仮名を次の第1音素構成要素群A,第2音素構成要素群B,第3音素構成要素群Cの何れか、またはこれらの組み合わせで表現した場合における、当該仮名を、前記構成要素群のコード、または前記構成要素群のコードの組み合わせで定義することを特徴とする。 【0009】第1音素構成要素群A:「ア」段母音(ローマ字表記における「A」)要素;コードA1「イ」段母音(ローマ字表記における「I」)要素;コードA2「ウ」段母音(ローマ字表記における「U」)要素;コードA3「エ」段母音(ローマ字表記における「E」)要素;コードA4「オ」段母音(ローマ字表記における「O」)要素;コードA5拗音「ヤ」(ローマ字表記における「YA」)要素;コードA6拗音「ユ」(ローマ字表記における「YU」)要素;コードA7拗音「ヨ」(ローマ字表記における「YO」)要素;コードA8第2音素構成要素群B:「カ」行子音(ローマ字表記における「K」)要素;コードB1「サ」行子音(ローマ字表記における「S」)要素;コードB2「タ」行子音(ローマ字表記における「T」)要素;コードB3「ナ」行子音(ローマ字表記における「N」)要素;コードB4「ハ」行子音(ローマ字表記における「H」)要素;コードB5「マ」行子音(ローマ字表記における「M」)要素;コードB6「ラ」行子音(ローマ字表記における「R」)要素;コードB7「ワ」行子音(ローマ字表記における「W」)要素;コードB8第3音素構成要素群:『濁音「゛」,「ン」,「ー」』要素;コードC1『半濁音「°」,促音「ッ」,空白「 」』要素;コードC2【0010】図3,図4,図5に、第1音素構成要素群A、第2音素構成要素群B、第3音素構成要素群Cの、キーとコードとの対応を示す。 【0011】本発明のコード化方法では、コードC1またはC2がコードA1,A2,A3,A4,A5,A6,A7,A8の前に入力されたとき、または後に入力されたときに、入力を「ア」,「イ」,「ウ」,「エ」,「オ」,「ヤ」,「ユ」,「ヨ」に確定するようにできる。また、コードC1の後に、コードC1が入力されたときにはキー入力を「ン」に、コードC2が入力されたときはキー入力を「 」(スペース)に確定し、コードC2の後に、コードC1が入力されたときにはキー入力を「ー」に、コードC2が入力されたときはキー入力を「ッ」に確定するようにもできる。 【0012】図6に、仮名文字と、コードの組み合わせとの対応例を示す。図6では、コードC1またはC2がコードA1,A2,A3,A4,A5,A6,A7,A8の前に入力されたときに、入力を「ア」,「イ」,「ウ」,「エ」,「オ」,「ヤ」,「ユ」,「ヨ」に確定している。 【0013】第1音素構成要素群Aの8個の要素、および第2音素構成要素群Bの8個の要素同士の組み合わせは、図7に示すように任意である。本発明では、10個のキー(Key0,Key1,Key2,・・・,Key10)に、Ai1・Bj1,Ai2・Bj2,Ai3・Bj3,・・・,Ai8・Bj8、C1,C2が割り振られる。図7では、Ai1,Ai2,・・・,Ai8のそれぞには、A1,A2,・・・,A8の何れかが重複しないように割り振られ、Bj1,Bj2,・・・,Bj8のそれぞには、B1,B2,・・・,B8の何れかが重複しないように割り振られた様子が示されている。一般的なキーレイアウト(図8参照)における各キーへの、図6に示したコード化方法によるコード付与の様子を図9に示す。 【0014】本発明の、10個のキーへの音素構成要素コード付与方法は、仮名を前記した第1音素構成要素群A,第2音素構成要素群B,第3音素構成要素群Cの何れか、またはこれらの組み合わせで表現した場合における、当該仮名を、前記構成要素群のコード、または前記構成要素群のコードの組み合わせで定義し、第1〜第8の8個のキーに、第1音素構成要素群Aの8個の要素、および第2音素構成要素群Bの8個の要素を、それぞれ1個ずつ付与し、残る第9および第10の2個のキーに、第3音素構成要素群の2個要素を付与する、ことを特徴とする。 【0015】本発明の音素構成要素コード付与方法では、コードC1またはC2がコードA1,A2,A3,A4,A5,A6,A7,A8の前に入力されたとき、または後に入力されたときに、入力を「ア」,「イ」,「ウ」,「エ」,「オ」,「ヤ」,「ユ」,「ヨ」に確定するようにできる。また、コードC1の後に、コードC1が入力されたときにはキー入力を「ン」に、コードC2が入力されたときはキー入力を「 」(スペース)に確定し、コードC2の後に、コードC1が入力されたときにはキー入力を「ー」に、コードC2が入力されたときはキー入力を「ッ」に確定するようにもできる。 【0016】本発明の、10個のキーを含む情報機器は、上記した音素構成要素コード付与方法により前記音素構成要素コードが付与されてなることを特徴とする。 【0017】 【発明の実施の形態】本発明の実施形態を以下に説明する。本実施形態では、図8に示す携帯型電話機のキーレイアウトにおける10個のキーに、図9に示すような音素構成要素のコード付与がなされている。 【0018】図9において、「トッキョ」の仮名文字列をディスプレイに表示するためには、以下の操作を行う。 (1)「ト」については、キー「3」(1回目)→キー「5」(2回目)。 (2)「ッ」については、キー「0」(1回目)→キー「0」(2回目)。 (3)「キョ」については、キー「1」(1回目)→「9」(2回目)。 すなわち、総計で6回のキー操作で、「トッキョ」の仮名文字列を表現できるので、従来技術による20回のキー操作と比較して、大幅に操作回数が低減される。 【0019】 【発明の効果】仮名を従来に比べて少ないキー操作回数で入力することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】300006892 【氏名又は名称】余 秀斌
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| 【出願日】 |
平成12年12月21日(2000.12.21) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−215301(P2002−215301A) |
| 【公開日】 |
平成14年8月2日(2002.8.2) |
| 【出願番号】 |
特願2000−389637(P2000−389637) |
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