| 【発明の名称】 |
携帯電話機及びそれに用いる文字入力方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 |
| 【発明者】 |
【氏名】渋谷 敏之
【氏名】尾崎 和也
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| 【要約】 |
【課題】同一キーに割り当ててある文字を続けて入力する際に、キーの操作回数の削減と文字入力に要する時間の短縮とを図ることが可能な携帯電話機を提供する。
【解決手段】数字キー11は数字入力モード時に「1」〜「0」の数字が割り当てられ、電子メールの送信文書作成や電話帳入力等のひらがな入力モード時に一つの数字キーに複数のひらがなが割り当てられている。「リピート」キー15はひらがな入力モード時に同じ子音の文字を続けて入力する際に用い、押下されると直前の文字の入力とカーソルの1文字右への移動と直前に入力した子音の先頭の文字の表示とが行われる。「リピート」キー15は2回目以降の押下から直前に入力した子音の文字を順番に表示させる機能となる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 キーにそれぞれグループ分けされている複数の文字が割り当てられかつ少なくとも前記キーを用いた電子メールや電話帳に対する文字入力機能を搭載する携帯電話機であって、予め設定された所定キーの押下に応答して同一のキーに割り当てられた文字を連続して入力する際に1回目の押下で直前の文字の入力と表示画面上のカーソルの次入力位置への移動と直前に入力した文字と同一のキーに割り当てられた先頭の文字の表示とを行う手段を有することを特徴とする携帯電話機。 【請求項2】 前記所定キーの押下に応答して2回目以降の押下で同一のキーに割り当てられた文字を順番に表示する手段を含むことを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。 【請求項3】 前記所定キーは、専用に配設されたリピートキーであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の携帯電話機。 【請求項4】 前記キーは、ひらがなとカタカナと英字と記号とのうちの少なくとも一つが割り当てられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の携帯電話機。 【請求項5】 キーにそれぞれグループ分けされている複数の文字が割り当てられかつ少なくとも前記キーを用いた電子メールや電話帳に対する文字入力機能を搭載する携帯電話機の文字入力方法であって、予め設定された所定キーの押下に応答して同一のキーに割り当てられた文字を連続して入力する際に1回目の押下で直前の文字の入力と表示画面上のカーソルの次入力位置への移動と直前に入力した文字と同一のキーに割り当てられた先頭の文字の表示とを行うステップを有することを特徴とする文字入力方法。 【請求項6】 前記所定キーの押下に応答して2回目以降の押下で同一のキーに割り当てられた文字を順番に表示するステップを含むことを特徴とする請求項5記載の文字入力方法。 【請求項7】 前記所定キーは、専用に配設されたリピートキーであることを特徴とする請求項5または請求項6記載の文字入力方法。 【請求項8】 前記キーは、ひらがなとカタカナと英字と記号とのうちの少なくとも一つが割り当てられていることを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか記載の文字入力方法。 【請求項9】 キーにそれぞれグループ分けされている複数の文字が割り当てられかつ少なくとも前記キーを用いた電子メールや電話帳に対する文字入力機能を搭載する携帯電話機の文字入力制御プログラムを記録した記録媒体であって、前記文字入力制御プログラムはコンピュータに、予め設定された所定キーの押下に応答して同一のキーに割り当てられた文字を連続して入力する際に1回目の押下で直前の文字の入力と表示画面上のカーソルの次入力位置への移動と直前に入力した文字と同一のキーに割り当てられた先頭の文字の表示とを行わせることを特徴とする文字入力制御プログラムを記録した記録媒体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機及びそれに用いる文字入力方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体に関し、特に携帯電話機における電子メールや電話帳等の文字入力方法に関する。 【0002】 【従来の技術】携帯電話機における文字入力機能においては、図8に示すように、「1」〜「0」の数字キーや「*」、及び「#」等のキーにグループ分けした複数の文字を割り当てている。 【0003】この文字入力機能では、図9に示すように、数字キーを複数回押下する操作で必要とする文字を選択し、違った数字キーを押下またはカーソルを1文字右(次入力位置)に操作することで入力している。このため、違う子音の文字を入力する場合には違った数字キーを押下するだけで入力することができるが、同じ子音の文字を続けて入力する場合には、必ずカーソルを1文字右に更新するボタンを操作しないと入力することができない。 【0004】従来の文字入力機能の動作について図13〜図15を参照して説明する。例えば、「す」、「し」という順序で入力する場合、ユーザがまず「ひらがな入力」を選択すると、ソフトウェアは文字コードバッファに“0000”を設定して初期化する(図13ステップS31)。この値“0000”には文字や機能が割り当てられていない。 【0005】初期化終了後、ソフトウェアは表示部の入力位置にカーソルを表示し(図13ステップS32)、キーの押下の監視する(図13ステップS33)。例えば、ユーザが「す」を入力するために数字キーの「3」を押下した場合、数字キーであることを認識し(図13ステップS34)、直前に押下された数字キーと同じであるかどうかを判断する(図14ステップS40)。 【0006】直前に押下された数字キーと同じでない場合には、直前に選択されている文字コードバッファの値を文字データメモリにコピーし(図14ステップS46)、入力位置のカーソルを一文字右に更新する(図14ステップS47)。しかしながら、文字コードバッファの値が“0000”の場合には(図14ステップS45)、文字コードバッファの値を文字データメモリにコピーせずに押下されている数字キーに割り当てられている先頭の文字コードを文字コードバッファに設定する(図14ステップS48)。 【0007】この場合には「3」キーに割り当てられている先頭の文字「さ」の文字コードを文字コードバッファに設定し(図14ステップS48)、文字「さ」を表示し(図14ステップS43)、キー押下の監視に戻る(図13ステップS33)。 【0008】ユーザが2度目に「3」キーを押下すると、直前のキーと同じであるため(図14ステップS40)、文字コードバッファの値が押下されている数字キーに割り当てられている最後の文字の文字コードかどうかを判断し(図14ステップS41)、最後の文字であれば文字コードバッファに先頭の文字コードを設定し(図14ステップS44)、最後の文字以外では文字コードバッファの文字コードを更新する(図14ステップS42)。 【0009】この場合には文字コードバッファの値が「3」キーに割り当てられている最後の文字「そ」の文字コードかどうかを判断し(図14ステップS41)、文字コードバッファの値が「さ」の文字コードであるため、文字コードバッファの値を「し」の文字コードに更新し(図14ステップS42)、「し」を表示し(図14ステップS43)、キー押下の監視に戻る(図13ステップS33)。 【0010】ユーザが3度目に「3」キーを押下すると、2度目と同様の手順で、直前のキーと同じであるため(図14ステップS40)、文字コードバッファの値が最後の文字「そ」の文字コードかどうかを判断し(図14ステップS41)、文字コードバッファの値が「し」の文字コードであるため、文字コードバッファの値を「す」の文字コードに更新し(図14ステップS42)、「す」を表示し(図14ステップS43)、キー押下の監視に戻る(図13ステップS33)。 【0011】続けて、「し」を入力する前に、ユーザが数字キーではなく「右」キーを押下すると(図13ステップS35)、文字コードバッファの値を未使用の文字データメモリにコピーし(図16ステップS49)、入力位置のカーソルを一文字右に更新し(図16ステップS50)、キー押下の監視に戻る(図13ステップS33)。そして、数字キーの「3」を押下し、1文字目と同様にして、「さ」を表示させることから始める。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】上述した従来の携帯電話機の文字入力機能では、同じ子音の文字を続けて入力する際に、カーソル位置を1文字右に更新するキー操作を必ず行ってから数字キーを操作しないと、同じ子音の文字を入力することができないという問題がある。 【0013】キー操作の回数を削減する方法としては、文字コード更新の順番をキー操作で正逆切替えられる方法が、特開2000−115323号公報に記載されている。しかしながら、この方法では文字コード更新の順番を切替える度に文字入力以外のキー操作が一回ずつ発生する。 【0014】また、特開2000−112895号公報には、文字コード更新の順番を50音順ではなく、使用頻度の多い順に並べることで、キー操作を削減するという方法が開示されている。しかしながら、この方法では使用頻度の低い文字を入力する際に、キー操作が増えてしまうため、文字列によっては逆効果となる場合がある。 【0015】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、同一キーに割り当ててある文字を続けて入力する際に、キーの操作回数の削減と文字入力に要する時間の短縮とを図ることができる携帯電話機及びそれに用いる文字入力方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。 【0016】 【課題を解決するための手段】本発明による携帯電話機は、キーにそれぞれグループ分けされている複数の文字が割り当てられかつ少なくとも前記キーを用いた電子メールや電話帳に対する文字入力機能を搭載する携帯電話機であって、予め設定された所定キーの押下に応答して同一のキーに割り当てられた文字を連続して入力する際に1回目の押下で直前の文字の入力と表示画面上のカーソルの次入力位置への移動と直前に入力した文字と同一のキーに割り当てられた先頭の文字の表示とを行う手段を備えている。 【0017】本発明による携帯電話機の文字入力方法は、キーにそれぞれグループ分けされている複数の文字が割り当てられかつ少なくとも前記キーを用いた電子メールや電話帳に対する文字入力機能を搭載する携帯電話機の文字入力方法であって、予め設定された所定キーの押下に応答して同一のキーに割り当てられた文字を連続して入力する際に1回目の押下で直前の文字の入力と表示画面上のカーソルの次入力位置への移動と直前に入力した文字と同一のキーに割り当てられた先頭の文字の表示とを行うステップを備えている。 【0018】本発明による携帯電話機の文字入力制御プログラムを記録した記録媒体は、キーにそれぞれグループ分けされている複数の文字が割り当てられかつ少なくとも前記キーを用いた電子メールや電話帳に対する文字入力機能を搭載する携帯電話機の文字入力制御プログラムを記録した記録媒体であって、前記文字入力制御プログラムはコンピュータに、予め設定された所定キーの押下に応答して同一のキーに割り当てられた文字を連続して入力する際に1回目の押下で直前の文字の入力と表示画面上のカーソルの次入力位置への移動と直前に入力した文字と同一のキーに割り当てられた先頭の文字の表示とを行わせている。 【0019】すなわち、本発明の携帯電話機は、電子メール送受信機能や電話帳機能等の文字入力機能を搭載した携帯電話機において、同一キーに割り当ててある文字を続けて入力する場合にキーの操作回数を削減し、操作性を向上させるものである。 【0020】従来の文字入力機能を搭載している携帯電話機では、例えば、図8に示すように、一つの数字キーに複数の文字を割り当て、図9に示すように、一つの数字キーを押下する度に割り当てられている文字が順番に表示されている。 【0021】表示されている文字を入力するためには直前に押下した数字キーとは別の数字キーを押下するか、「右」キーを押下してカーソルを1文字右に移動させる操作が必要である。 【0022】この操作を具体例で説明すると、図10に示すように、ひらがなの「す」を入力する場合、数字キーの「3」を3回押下することで「す」が表示され、「す」を入力するためには「3」以外の数字キーまたは「右」キーを押下する。 【0023】しかしながら、この方法では違う子音の文字を続けて入力する場合、別の数字キーを押下するだけで直前の文字の入力とカーソルの1文字右への移動と数字キーに割り当てられている先頭の文字の表示とが可能であるが、同じ子音の文字を続けて入力する場合には一旦「右」キーを押下して直前の文字の入力とカーソルの1文字右への移動する操作とを行った後でなければ、数字キーを押下して数字キーに割り当てられている先頭の文字を表示することができない。 【0024】この操作を具体例で説明すると、図11に示すように、「す」、「し」と続けて入力する場合、「3」キーを3回押下して「す」を表示させ、一旦「右」キーを押下して直前の文字の入力とカーソルを1文字右へ移動する操作とを行った後、「3」キーを2回押下すると「し」が表示される。 【0025】このため、同じ子音の文字を続けて入力する場合には数字キーを操作する以外に、「右」キーを押下する操作が加わり、違う子音の文字を続けて入力する場合に比べて入力操作の手順が1回分増えるという問題がある。 【0026】これに対して、本発明の携帯電話機では1回目の押下で直前の文字の入力と、カーソルの1文字右への移動と、直前に入力した文字と同じ子音の先頭の文字の表示とを行う機能と、2回目以降の押下で同じ子音の文字を順番に表示する機能とを持った「リピート」キーを装備することで、「右」キーを押下する操作を行わずに同じ子音の文字を続けて入力することが可能となるので、従来の技術よりも少ないキー操作で同じ子音の文字を続けて入力することが可能となる。 【0027】この操作を具体例で説明すると、図12に示すように、「す」、「し」と続けて入力する場合には、「3」キーを3回押下することで「す」が表示され、「リピート」キーを1回押下することで先に表示されている「す」の入力とカーソルの1文字右移動と「3」キーに割り当てられている先頭の文字「さ」の表示とが行われる。 【0028】続けて、「リピート」キーを1回押下することで「し」が表示され、続いて「リピート」キー以外の数字キーのどれか一つを押下することで、2文字目の「し」の入力とカーソルの1文字右移動と押下した数字キーに割り当てられている先頭の文字の表示とが可能となる。 【0029】上記のように、本発明のキー操作は文字入力のみの回数となり、使用頻度でキーの操作回数が増減することはなくかつ従来の技術よりもキーの操作回数が少なくなるため、操作性が向上する。 【0030】 【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による携帯電話機の外観図である。図1において、携帯電話機1には数字キー11と、マルチファンクションキー12と、入力モードキー13と、電子メールキー14と、「リピート」キー15と、リダイヤルキー16と、発信キー17と、終話キー18と、表示部19とが配設されている。 【0031】数字キー11は数字入力モード時に「1」〜「0」の数字が割り当てられているが、電子メールの送信文書作成や電話帳入力等のひらがな入力モード時に、図8に示すように、一つの数字キーに複数のひらがなが割り当てられており、一つの数字キーは押下される度に割り当てられているひらがなを順番に表示する。 【0032】マルチファンクションキー12は上下左右に倒すだけでなく、垂直にも押下することができ、5種類の機能を持つ。入力モードキー13は「数字入力」、「ひらがな入力」等を切替えるために用いる。電子メールキー14は「電話モード」、「電子メールモード」を切替えるために用いる。 【0033】「リピート」キー15はひらがな入力モード時に同じ子音の文字を続けて入力する際に用い、押下すると直前の文字の入力とカーソルの1文字右への移動と直前に入力した子音の先頭の文字の表示とを行うことができる。「リピート」キー15は2回目以降の押下から直前に入力した子音の文字を順番に表示させる機能となる。 【0034】数字キー11、マルチファンクションキー12、入力モードキー13、電子メールキー14、「リピート」キー15、リダイヤルキー16、発信キー17、終話キー18各々はその機能がソフトウェア的に割り当てられており、ソフトウェアを変更することで機能の変更が可能である。 【0035】表示部109はLCD(Liquid Crystal Display)等の文字表示が可能なデバイスが用いられており、入力されている文字や電話帳の内容、及び電子メール文書等のユーザに対して必要な情報を表示する。 【0036】図2は図1の携帯電話機1の内部構成を示すブロック図である。図2において、携帯電話機1はCPU(中央処理装置)21と、RAM(ランダムアクセスメモリ)22と、ROM(リードオンリメモリ)23と、無線部回路24と、CPU周辺回路25とから構成されている。 【0037】ROM23にはソフトウェアが格納されており、CPU21はROM23からソフトウェアを読出して実行し、無線部回路24とCPU周辺回路25とを制御する。RAM22はCPU21が作業領域として使用する読み書き可能なメモリであり、文字コードバッファ及び文字データメモリもRAM22の中に割り当てられている。 【0038】無線部回路24はその内部構成を図示していないが、無線送受信回路とベースバンド用エンコード/デコード回路とから構成されている。CPU周辺回路25もその内部構成を図示していないが、各キースイッチ回路、表示部回路、タイマ回路、アドレスデコーダ回路、音声回路で構成されている。 【0039】図3は図2のRAM22の構成例を示す図である。図3において、文字コードバッファ22aはRAM22のアドレス「Y」〜「Y+1」の連続したエリアにマッピングされ、文字データメモリ22bはアドレス「X」〜「X+N−1」の連続したエリアにマッピングされている。 【0040】文字コードバッファ22a及び文字データメモリ22bはCPU21から読み書きが可能で、文字コードバッファ22aはユーザが数字キーまたはリピートキーを操作して文字を選択している間、選択されている文字コードがCPU21によって書込まれるエリアであり、文字データメモリ22bはユーザが数字キーまたはリピートキーを操作して文字を入力した後に、CPU21によって文字コードバッファ22aの値がコピーされるエリアである。文字データメモリ22bに書込まれている文字データはユーザの操作によって電話帳や電子メールの送信文書として登録される。 【0041】図4〜図7は本発明の一実施例による携帯電話機1における文字入力処理を示すフローチャートである。これら図1〜図7を参照して本発明の一実施例による携帯電話機1における文字入力処理について説明する。尚、図4〜図7に示す処理動作はROM23に格納されたプログラムをCPU21が実行することで実現され、このプログラムを記録する媒体はROM23以外のIC(集積回路)メモリ等であってもよい。 【0042】例えば、「す」、「し」と続けて同じ子音の文字を入力する場合、ユーザが「ひらがな入力」を選択すると、CPU21は文字コードバッファ22aの文字コードバッファ#1及び文字コードバッファ#2の値を“0000”に初期化する(図4ステップS1)。ここで、値“0000”には文字や機能が割り当てられていない。 【0043】初期化終了後、CPU21は表示部19の入力位置にカーソルを表示し(図4ステップS2)、キーの押下を監視する(図4ステップS3)。ユーザが「す」を入力するために数字キーの「3」を押下すると、CPU21は数字キー11の押下を認識し(図4ステップS4)、直前に押下された数字キー11と同じであるかどうかを判断する(図5ステップS10)。 【0044】直前に押下された数字キー11と同じではなく、直前に「リピート」キー15の押下がない場合には(図6ステップS16)、直前に選択されている文字コードバッファ#1の値を未使用の文字データメモリ22bにコピーし(図6ステップS18)、表示部19の入力位置のカーソルを一文字右(次入力位置)に更新する(図6ステップS19)。 【0045】しかしながら、直前に「リピート」キー15が押下されている場合には(図6ステップS16)、文字コードバッファ#2の値を未使用の文字データメモリ22bにコピーし(図6ステップS17)、表示部19の入力位置のカーソルを一文字右に更新する(図6ステップS19)。 【0046】また、文字コードバッファ#1の値が“0000”の場合には(図6ステップS15)、文字コードバッファ#1または文字コードバッファ#2の値を文字データメモリ22bにコピーせず、押下されている数字キーに割り当てられている先頭の文字の文字コードを文字コードバッファ#1及び文字コードバッファ#2に設定する(図6ステップS20)。 【0047】この場合には「3」キーに割り当てられている先頭の文字「さ」の文字コードを文字コードバッファ#1及び文字コードバッファ#2に設定し(図6ステップS20)、文字「さ」を表示し(図5ステップS13)、キー押下の監視に戻る(図4ステップS3)。 【0048】ユーザが2度目に「3」キーを押下すると、数字キー11の押下を認識し(図4ステップS4)、直前に押下されたキーと同じであるため(図5ステップS10)、文字コードバッファ#1の値が押下された数字キー11に割り当てられている最後の文字の文字コードかどうかを判断し(図5ステップS11)、最後の文字である場合には文字コードバッファ#1に最初の文字の文字コードを設定し(図5ステップS14)、最後の文字以外では文字コードバッファ#1の文字コードを更新する(図5ステップS12)。 【0049】この場合には文字コードバッファ#1の値が「3」キーに割り当てられている最後の文字「そ」の文字コードかどうかを判断し(図5ステップS11)、文字コードバッファ#1の値が「さ」の文字コードであるため、文字コードバッファ#1の値を「し」の文字コードに更新し(図5ステップS12)、「し」を表示し(図5ステップS13)、キー押下の監視に戻る(図4ステップS3)。 【0050】ユーザが3度目に「3」キーを押下すると、2回目の処理と同様にして、数字キー11の押下を認識し(図4ステップS4)、直前に押下されたキーと同じであるため(図5ステップS10)、文字コードバッファ#1の値が最後の文字「そ」の文字コードかどうかを判断し(図5ステップS11)、文字コードバッファ#1の値が「し」の文字コードであるため、文字コードバッファ#1の値を「す」の文字コードに更新し(図5ステップS12)、「す」を表示し(図5ステップS13)、キー押下の監視に戻る(図4ステップS3)。 【0051】次に、ユーザは「す」と同じ子音である「し」を入力するために「3」キーではなく、「リピート」キー15を押下する。CPU21は「リピート」キー15の押下を認識し(図4ステップS5)、「リピート」キー15が最初の押下の場合には(図7ステップS21)、直前の文字コードバッファ#1の値を未使用の文字データメモリ22bにコピーし(図7ステップS27)、表示部19の入力位置のカーソルを一文字右に更新する(図7ステップS28)。 【0052】但し、文字コードバッファ#2の値が“0000”の場合には(図7ステップS26)、直前の数字キー11の押下が無くて「リピート」キー15が押下されているため、文字コードバッファ#1の値の文字データメモリ22bへのコピーと入力位置のカーソルを一文字右への更新とを行わず、音声回路(図示せず)から警告音を鳴らし(図7ステップS29)、キー押下の監視に戻る(図4ステップS3)。 【0053】この場合には文字コードバッファ#1の値「す」の文字コードを未使用の文字データメモリ22bにコピーし(図7ステップS27)、カーソルを一文字右に更新し(図7ステップS28)、文字コードバッファ#2に設定されている「さ」を表示し(図7ステップS24)、キー押下の監視に戻る(図4ステップS3)。 【0054】ユーザが2度目に「リピート」キー15を押下すると、「リピート」キー15の押下を認識し(図4ステップS5)、「リピート」キー15が最初の押下ではないため(図7ステップS21)、文字コードバッファ#2の値が「3」キーに割り当てられている最後の文字「そ」の文字コードかどうかを判断し(図7ステップS22)、文字コードバッファ#2の値が「さ」の文字コードであるため、文字コードバッファ#2の値を「し」の文字コードに更新し(図7ステップS23)、「し」を表示し(図7ステップS24)、キー押下の監視に戻る(図4ステップS3)。 【0055】次に、ユーザは「す」、「し」に続く文字を入力するために「リピート」キー15以外の数字キー、例えば「や」を入力するため「8」キーを押下したとする。この場合、「3」キーの場合と同様に、CPU21は数字キー11であることを認識し(図4ステップS4)、直前に押下された数字キー11と違い(図5ステップS10)、文字コードバッファ#1の値が“0000”ではなく(図6ステップS15)、直前に押下されたのが「リピート」キー15であるため(図6ステップS16)、文字コードバッファ#2の値を未使用の文字データメモリ22bに記憶する(図6ステップS17)。 【0056】その後に、CPU21は表示部19の入力位置のカーソルの位置を1文字右に更新し(図6ステップS19)、文字コードバッファ#1及び文字コードバッファ#2に「8」キーに割り当てられている先頭の文字「や」の文字コードを設定し(図6ステップS20)、文字「や」を表示して(図5ステップS13)、キー押下の監視に戻る(図4ステップS3)。「や」が表示された時点で先に入力されている「す」に続いて「し」も入力されている。 【0057】このように、同じ子音の文字を続けて入力する際に、ユーザ自身がカーソルを1文字右に更新する必要がないので、電子メール送信文書の作成時等において全体的にキーの操作回数を減らすことができ、文字入力に要する時間を短縮することができる。 【0058】尚、カタカナ入力、英数入力の場合も、上記のひらがな入力の場合と同様に、一つの数字キー11に複数の文字を割り当てており、カタカナ入力時にはひらがな入力時と同様に、同じ子音の文字を入力する際に、「リピート」キー15が有効である。また、英数入力の場合にも一つの数字キーに割り当てられているアルファベットを続けて入力する際に、「リピート」キー15が有効である。 【0059】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、キーにそれぞれグループ分けされている複数の文字が割り当てられかつ少なくともキーを用いた電子メールや電話帳に対する文字入力機能を搭載する携帯電話機において、予め設定された所定キーの押下に応答して同一のキーに割り当てられた文字を連続して入力する際に1回目の押下で直前の文字の入力と表示画面上のカーソルの次入力位置への移動と直前に入力した文字と同一のキーに割り当てられた先頭の文字の表示とを行うことによって、同一キーに割り当ててある文字を続けて入力する際に、キーの操作回数の削減と文字入力に要する時間の短縮とを図ることができるという効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004237 【氏名又は名称】日本電気株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年11月15日(2000.11.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100088812 【弁理士】 【氏名又は名称】▲柳▼川 信
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| 【公開番号】 |
特開2002−149314(P2002−149314A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月24日(2002.5.24) |
| 【出願番号】 |
特願2000−347390(P2000−347390) |
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