| 【発明の名称】 |
音響調整卓 |
| 【発明者】 |
【氏名】関 信之
【氏名】野宮 誠
【氏名】山本 裕
【氏名】田中 明伸
【氏名】松本 賢司
【氏名】出口 高志
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| 【要約】 |
【課題】ロータリーエンコーダの操作方向が容易に判断できる音響調整卓を提供すること。
【解決手段】本発明の音響調整卓は、複数の入力信号のレベル調整をそれぞれ行う複数のエンドレスのロータリーエンコーダ11と、入力信号のレベル調整が行なわれるときその操作方向を示す方向表示部22とを備え、ロータリーエンコーダ11が操作されたとき、その操作方向が方向表示部22に表示されるとともに、入力信号のレベル調整が行なわれて入力信号が混合されることとした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の入力信号のレベル調整をそれぞれ行う複数のロータリーエンコーダと、前記ロータリーエンコーダを操作し、入力信号のレベル調整が行なわれるとき、その操作方向を示す方向表示部と、前記複数のロータリーエンコーダのどのロータリーエンコーダなのかを表示するパラメータ表示と、表示した前記ロータリーエンコーダのデータ値のデータの表示を行う共通表示装置とを備えたことを特徴とする音響調整卓。 【請求項2】 前記方向表示部は、前記入力信号のレベル調整がプラス方向に行なわれるとき点灯し、前記レベル調整がマイナス方向に行なわれるとき消灯する発光素子を有することを特徴とする請求項1に記載の音響調整卓。 【請求項3】 前記方向表示部は、前記入力信号のレベル調整がプラス方向に行なわれるとき点灯する第1の発光素子と、前記レベル調整がマイナス方向に行なわれるとき点灯する第2の発光素子とを有することを特徴とする請求項1に記載の音響調整卓。 【請求項4】 前記発光素子は、前記ロータリーエンコーダの予め定められた下側に設けられることを特徴とする請求項2に記載の音響調整卓。 【請求項5】 前記第1および第2の発光素子は、前記ロータリーエンコーダの予め定められた下側左右にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項3に記載の音響調整卓。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ用などの音響調整卓に関し、特に、入力信号のレベル調整を行うとき、その操作方向が簡潔構造で容易に判断できる音響調整卓に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、音響調整卓には、例えば複数のオーディオ信号を入力して所望の状況に混合し、スピーカなどに出力するものがある。 【0003】この場合、入力される各オーディオ信号のレベルを調整するためにエンドレスのロータリーエンコーダが備えられている。 【0004】図4は、従来の音響調整卓に使用されるロータリーエンコーダ31の正面図を示す。 【0005】図4に示すように、このロータリーエンコーダ31は、エンドレスで指針がないため、ロータリーエンコーダ31の周囲に指針と同じ役割を持つLEDの指針32がロータリーエンコーダ31が取りつけられる操作面に設けているものである。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の音響調整卓には次のような問題があった。 【0007】従来の音響調整卓にはロータリーエンコーダ31が備えられ、ロータリーエンコーダ31の周囲に複数のLEDの指針32が設けられているが、多数の指針32のみならず指針32の駆動回路も必要とし部品などのコストが高いという問題があった。 【0008】さらに、ロータリーエンコーダ31は、プラス方向に向いているのか、マイナス方向に向いているのか一目で判断しにくいという問題もあった。 【0009】ロータリーエンコーダ31の周囲には、前記したLEDの指針32以外に、アナログボリュームに似せた画像を予め設置した液晶表示装置に表示するものや、数値で7セグメントのLEDなどに表示するものもあるが、やはり、上記したことと同様の問題がある。 【0010】本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたもので、入力信号のレベル調整を行うとき、その調整がプラス方向に向いているのか、マイナス方向に向いているのか簡潔構造で容易に判断できる音響調整卓を提供するものである。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明の音響調整卓は、複数の入力信号のレベル調整をそれぞれ行う複数のロータリーエンコーダと、前記ロータリーエンコーダを操作し、入力信号のレベル調整が行なわれるとき、その操作方向を示す方向表示部と、前記複数のロータリーエンコーダのどのロータリーエンコーダなのかを表示するパラメータ表示と、表示した前記ロータリーエンコーダのデータ値のデータの表示を行う共通表示装置とを備えることとした。 【0012】従って、簡潔な方向表示部でレベル調整が行なわれるときその操作方向を示し、レベル調整の方向を容易に判断することができる。 【0013】また、前記方向表示部は、前記入力信号のレベル調整がプラス方向に行なわれるとき点灯し、前記レベル調整がマイナス方向に行なわれるとき消灯する発光素子を有することとした。 【0014】従って、単一の発光素子でレベル調整が行なわれるときその操作方向を示し、レベル調整の方向を容易に判断することができる。 【0015】また、前記方向表示部は、前記入力信号のレベル調整がプラス方向に行なわれるとき点灯する第1の発光素子と、前記レベル調整がマイナス方向に行なわれるとき点灯する第2発光素子とを有することとした。 【0016】従って、一対の発光素子でレベル調整が行なわれるときその操作方向を示し、レベル調整の方向を容易に判断することができる。 【0017】また、前記発光素子は、前記ロータリーエンコーダの予め定められた下側に設けられることとした。 【0018】従って、発光素子の点灯状況を的確に認識でき、レベル調整の方向を容易に判断することができる。 【0019】さらに、前記第1および第2の発光素子は、前記ロータリーエンコーダの予め定められた下側左右にそれぞれ設けられることとした。 【0020】従って、一対の発光素子の点灯状況を的確に認識でき、レベル調整の方向を容易に判断することができる。 【0021】 【発明実施の形態】以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。 【0022】図1は、本発明の実施形態を示し、ロータリーエンコーダ11によりデータを保存し、入力信号の混合処理を行う音響調整卓のブロック図を示す。 【0023】図1に示すように、本発明の音響調整卓は、オーディオ信号のレベル調整用の複数のロータリーエンコーダ11と、ロータリーエンコーダ11の回転に応じ発生するパルス信号を検出する検出手段12と、検出手段12よりのパルス信号のデータをカウントするカウント部13と、検出手段12よりのパルス信号よりロータリーエンコーダ11の方向を判断する方向判断部14と、カウント部13と方向判断部14のデータを入力しデータ部に保存させ、その保存データによりオーディオ信号のレベル調整を行う演算処理部15とで構成されている。 【0024】検出手段12は、ロータリーエンコーダ11−1からロータリーエンコーダ11−Nに応じた複数の検出手段12−1、…12−Nで構成され、カウント部13は、カウント部13−1、…13−Nで構成され、方向判断部14は、方向判断部14−1、…14−Nで構成され、データ保存部16は、データ保存部16−1、…16−Nで構成されている。 【0025】さらに、本発明の音響調整卓は、検出手段12の判断を行う検出判断部17と、データ保存部16に保存するデータの表示指示を行う表示指示部18と、データ保存部16に保存するデータを共通表示する共通データ表示装置21と、ロータリーエンコーダ11の方向を表示する方向表示装置22とが設けられている。 【0026】例えばロータリーエンコーダ11−1が操作されると、検出手段12−1にパルス信号が発生し、パルス信号はカウント部13−1と方向判断部14−1にそれぞれ入力して演算処理部15を介しそのパルス信号のデータはデータ保存部16−1に保存され、同様に、ロータリーエンコーダ11−1以外のロータリーエンコーダ11もデータ保存部16にそのデータが保存される。データ保存部16に保存されたデータにより演算処理部15で複数の入力信号の混合処理が行なわれる。 【0027】また、複数のロータリーエンコーダ11のいずれかが操作されたとき、検出判断部17はその操作されたロータリーエンコーダ11を判断し、そのロータリーエンコーダ11に応じたデータの出力をデータ保存部16に指示すると共に、表示指示部18にもそのデータの表示指示を行う。表示指示部18は、データ保存部16よりのデータにより共通データ表示装置21にそのデータ値の表示と、方向表示装置22にそのデータによるロータリーエンコーダ11の方向表示を行わせる。 【0028】共通データ表示装置21の表示は、どのロータリーエンコーダ11のデータなのかのパラメータ表示をパラメータ表示部21aに行い、データ値の表示をデータ表示部21bに行う。パラメータ表示部21aとデータ表示部21bでは、表示例23に示すような表示が行なわれる。 【0029】方向表示装置22の方向表示は、ロータリーエンコーダ11の操作がプラス方向に行なわれるとき点灯するプラス方向LED表示部22aと、ロータリーエンコーダ11の操作がマイナス方向に行なわれるとき点灯するマイナス方向LED表示部22bとにより行い、方向表示の表示例24に示すような表示を行う。図2は、本発明の音響調整卓のロータリーエンコーダ11と方向表示装置22が配置された正面図を示す。 【0030】図2に示すように、ロータリーエンコーダ11の下側左右に方向表示装置22のプラス方向LED表示部22aとマイナス方向LED表示部22bがそれぞれ配置され、ロータリーエンコーダ11の操作方向に応じてプラス方向LED表示部22aとマイナス方向LED表示部22bが点灯する。 【0031】なお、ロータリーエンコーダ11の操作方向の表示は、図2の実施例に限らず、単独のLED表示部を設け、ロータリーエンコーダ11の操作がプラス方向に行なわれたときは点灯し、ロータリーエンコーダ11の操作がマイナス方向に行なわれたとき消灯するようにすることもできる。 【0032】図3は、本発明の音響調整卓のロータリーエンコーダ11と、方向表示装置22と、共通データ表示装置21が配置された操作盤の正面図を示す。 【0033】図3に示すように、ロータリーエンコーダ11は下側左右に方向表示装置22のプラス方向LED表示部22aとマイナス方向LED表示部22bがそれぞれ配置され、共通データ表示装置21は、パラメータ表示部21aとデータ表示部21bとに、データ保存部16に保存されているデータの表示を行う。 【0034】以上述べたごとく、本発明の音響調整卓は、入力信号のレベル調整を行うとき、そのレベル調整がプラス方向に向いているのか、マイナス方向に向いているのか簡潔構造で容易に判断でき、直感的な情報をローコストで提供することができる。 【0035】また、入力信号のレベル情報を共通データ表示装置21で共通表示することにより、ローコストで的確に表示し入力信号のレベル調整状況を認識することができる。 【0036】 【発明の効果】本発明の音響調整卓は、複数の入力信号のレベル調整をそれぞれ行う複数のエンドレスのロータリーエンコーダと、入力信号のレベル調整が行なわれるときその操作方向を示す方向表示部とを備え、ロータリーエンコーダが操作されたとき、その操作方向が方向表示部に表示されるとともに、入力信号のレベル調整が行なわれて入力信号が混合されることとした。 【0037】従って、簡潔な方向表示部でレベル調整が行なわれるときその操作方向を示し、レベル調整の方向を容易に判断することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年11月14日(2000.11.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100072604 【弁理士】 【氏名又は名称】有我 軍一郎
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| 【公開番号】 |
特開2002−149313(P2002−149313A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月24日(2002.5.24) |
| 【出願番号】 |
特願2000−346882(P2000−346882) |
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