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【発明の名称】 コンピュータ用入力装置
【発明者】 【氏名】新村 紘宇二

【要約】 【課題】マウスとリモコン装置との双方の機能を有するコンピュータ用入力装置を提供する。

【解決手段】本体部100の一端にマウスボタン4,6を設け、中央部から他端に渡る上蓋110を回動自在に取り付け、上蓋110の上面にリモコン用のキーを設けた。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 平面上に載置される匡体部と、前記匡体部の前記平面上における相対的移動距離を検出するセンサと、前記匡体部の上面の一端に設けられたマウスボタンと、前記匡体部の上面の他端から上面中央部に渡って設けられ、少なくとも「0」乃至「9」の数字を表示する数字キーを含む複数のキーから成るキーボードと、前記センサ、前記マウスボタンおよび前記キーボードの操作状態を送信する通信部とを有することを特徴とするコンピュータ用入力装置。
【請求項2】 前記匡体部は、本体部と、該本体部に回動自在に軸支された上蓋とから構成され、前記本体部と前記上蓋との対向部分に設けられたスピーカ32およびマイク34と、前記本体部の底面において前記マウスボタンの下方に設けられたバーコードリーダと、該スピーカ32およびマイク34を介して電話通信を行う電話通信部とを有することを特徴とする請求項1記載のコンピュータ用入力装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピュータ等に対する情報入力に用いて好適なコンピュータ用入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のパーソナルコンピュータの性能向上は著しく、カラオケやライブ等において動画を鑑賞する場合にも充分対応できるようになっている。このようなエンターテイメントのためにパーソナルコンピュータを使用する場合、例えば片手にマイクや飲食物等を持った上で操作したり、ソファに深く腰かけた状態で操作できれば便利である。このため、片手で操作できるようなリモコン装置を備えた様々なパーソナルコンピュータも販売されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のリモコン装置はマウス等とは別体に設けられ、両方を使用するユーザは、両者を持ち替えたりしなければならず不便であった。また、カラオケ等の曲目を指定する場合、バーコードリーダ等も備えた方が便利である。この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、パーソナルコンピュータ等を快適に操作できるコンピュータ用入力装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため本発明にあっては、下記構成を具備することを特徴とする。なお、括弧内は例示である。請求項1記載の構成にあっては、平面上に載置される匡体部(100,110)と、前記匡体部の前記平面上における相対的移動距離を検出するセンサ(20)と、前記匡体部の上面の一端に設けられたマウスボタン(4,6)と、前記匡体部の上面の他端から上面中央部に渡って設けられ、少なくとも「0」乃至「9」の数字を表示する数字キーを含む複数のキーから成るキーボード(18)と、前記センサ、前記マウスボタンおよび前記キーボードの操作状態を送信する通信部(2)とを有することを特徴とする。さらに、請求項2記載の構成にあっては、請求項1記載のコンピュータ用入力装置において、前記匡体部は、本体部(100)と、該本体部に回動自在に軸支された上蓋(110)とから構成され、前記本体部と前記上蓋との対向部分に設けられたスピーカ32およびマイク34と、前記本体部の底面において前記マウスボタンの下方に設けられたバーコードリーダ(22)と、該スピーカ32およびマイク34を介して電話通信を行う電話通信部(24)とを有することを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】1.実施形態の構成次に、本発明の一実施形態のコンピュータ用入力装置のハードウエア構成を図2を参照し説明する。図において10はCPUであり、ROM12に格納された制御プログラムに基づいて、バス16を介して各部を制御するとともに、各部の操作状態等を検出する。8はRAMであり、CPU10のワークメモリとして使用される。4は左マウスボタン、6は右マウスボタンであり、ユーザによってクリック等の操作が可能になっている。2は通信部であり、図示せぬパーソナルコンピュータ等に対して無線信号を送信する。
【0006】18はキーボードであり、「0」〜「9」の数字を表示する数字キー、その他複数のキーから構成されている。20はセンサであり、球状のマウスボール(図示せず)の動きを検出する。22はバーコードリーダであり、ユーザがキーボード18において所定の操作を行うと、その読取り面に対向する位置にあるバーコードを読み取る。24は電話通信部であり、携帯電話またはPHS用の通信機、マイク、スピーカ等から構成されている。26はディスプレイであり、ユーザに各種情報を表示する。
【0007】次に、本実施形態のコンピュータ用入力装置の外観構成を図1を参照し説明する。図において100は略直方体状の本体部であり、その上面の中央部および前方部分を覆うように上蓋110が設けられている。この本体部100および上蓋110により匡体が構成されている。そして、上蓋110は、中央部分が膨らむように湾曲し、蝶番120において回動自在に軸支されている。さらに、匡体の上面後方部分においては上蓋110から本体部100が露出しており、その露出部分に左マウスボタン4および右マウスボタン6が配設されている。
【0008】さらに、上蓋110の上面中央部分には、横長のディスプレイ26が埋設されており、上面中央部分から前方部分にかけて、数字キーおよびその他のコントロールキーが配列され、これによってキーボード18が形成されている。また、本体部100の底面後方部分には、バーコードリーダ22が露出しており、本体部100の後面中央部分には、通信部2が露出している。次に、上蓋110を開いた状態の外観構成を図3を参照し説明する。図において上蓋110の下面前方部分には、スピーカ32が埋設されており、本体部100の上面前方部分にはマイク34が埋設されている。これらスピーカ32およびマイク34は、上記電話通信部24の一部を成すものである。
【0009】2.実施形態の動作2.1.モード設定次に、本実施形態の動作を説明する。まず、本実施形態のコンピュータ用入力装置が休止モードにある時は、ディスプレイ26に「SLEEP」と表示される。この状態においてユーザが右マウスボタン6を所定時間(例えば2秒間)押下し続けると、動作モードが電話器モードに設定される。一方、休止モードにおいてユーザが左マウスボタン4を所定時間(例えば2秒間)押下し続けると、動作モードが入力装置モードに設定される。そして、動作モードが電話器モードまたは入力装置モードである時にユーザがマウスボタン4,6を同時に所定時間押下し続けると、動作モードが休止モードに設定される。
【0010】2.2.入力装置モードにおける動作入力装置モードにおいて、ユーザが平面上に載置された匡体を動かすと、その相対的移動距離がセンサ20によって検出される。同様に、左マウスボタン4または右マウスボタン6の操作状態、キーボード18の操作状態はCPU10によって常時監視され、これらの操作が検出されると、通信部2から対応する無線信号が出力される。さらに、キーボード18またはマウスボタン4,6においてユーザが所定の読取り操作を行うと、バーコードリーダ22の動作が開始され、バーコードが読み取られる。さらに、キーボード18またはマウスボタン4,6においてユーザが所定の送信操作を行うと、先に読み取られたバーコードの内容が通信部2を介して出力される。
【0011】従って、ユーザは、該コンピュータ用入力装置をリモコン装置として用いる場合は、匡体を片手で把持し、把持した手の親指でキーボード18を操作すればよい。また、コンピュータ用入力装置をマウスとして用いる場合には、本体部100をテーブルの上等に載置し、これをテーブル上で滑動させつつ必要に応じてマウスボタン4,6を操作するとよい。さらに、コンピュータ用入力装置をバーコード読取り装置として用いる場合には、本体部100を片手で把持し、バーコードリーダ22を例えばカラオケの曲目リスト上のバーコードに対向させ、しかる後に読取り操作および送信操作を行うとよい。
【0012】2.3.電話器モード電話器モードにおいては、ユーザがキーボード18を操作することにより所望の相手先を発呼し、通話を行うことができる。通話を行う際には、図3に示すように、上蓋110を開き、スピーカ32を耳に近づけ、マイク34を口に近づけて会話するとよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、センサ、マウスボタン、および数字キーを兼ね備えたから、マウスとして、あるいはリモコン装置として、パーソナルコンピュータ等を快適に操作することが可能になる。
【出願人】 【識別番号】500246201
【氏名又は名称】株式会社エイトク
【出願日】 平成12年11月1日(2000.11.1)
【代理人】 【識別番号】100104798
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 智典
【公開番号】 特開2002−140158(P2002−140158A)
【公開日】 平成14年5月17日(2002.5.17)
【出願番号】 特願2000−334422(P2000−334422)