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【発明の名称】 携帯型情報端末装置
【発明者】 【氏名】鈴木 久喜

【要約】 【課題】住所情報の検索に際して、検索時間を短縮することができるようにする。

【解決手段】市町村情報取得手段によって、市町村ファイル9を参照して、例えば任意のキーワード等の、入力された検索情報に関連する市町村情報14を取得した場合には、この市町村情報14に対応づけられた地区ファイル11を参照して、新たに入力された検索情報に関連する地区情報16を地区情報取得手段によって取得し、取得した市町村情報14と地区情報16とを組み合わせた住所情報を表示部に表示するようにした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 所定の情報を表示する表示部と操作者による任意の検索情報の入力を受け付ける操作部とを備えた可搬性を有する携帯型情報端末装置において、市町村名を示す情報である市町村情報を記憶する市町村ファイルを有する第1の記憶装置と、前記市町村情報毎に対応づけられ、対応づけられた前記市町村情報が示す市町村に含まれて当該市町村情報と組み合わされることによって特定される地区名を示す情報である地区情報を記憶する地区ファイルを有する第2の記憶装置と、前記操作部で入力された前記検索情報に基づいて、前記市町村ファイルを参照して、入力された前記検索情報に関連する前記市町村情報を取得する市町村情報取得手段と、前記市町村情報取得手段が前記市町村情報を取得した場合に、前記操作部で新たに入力された前記検索情報に基づいて、前記市町村情報取得手段が取得した前記市町村情報に対応づけられた前記地区ファイルを参照して、前記地区情報を取得する地区情報取得手段と、前記市町村情報取得手段が取得した前記市町村情報と前記地区情報取得手段が取得した前記地区情報とを組み合わせた住所情報を前記表示部に表示させる表示手段と、を設けたことを特徴とする携帯型情報端末装置。
【請求項2】 前記市町村ファイルは、7桁で表わされる郵便番号の上位3桁を示す情報である上位郵便番号情報と前記市町村情報とを対応づけて記憶し、前記地区ファイルは、対応づけられた前記市町村情報に連続する下位4桁の郵便番号を示す情報である下位郵便番号情報と前記地区情報とを対応づけて記憶していることを特徴とする請求項1記載の携帯型情報端末装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型情報端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報を入力するためのキーボードやソフトキーボード等の操作部と、所定の情報を表示する表示部とを備えて、表示部に表示された画面に従って操作部が操作されることによって各種情報の提供や、登録等を行うようにした携帯型情報端末装置がある。
【0003】ここで、ソフトキーボードとは、例えばLCD(Liquid Crystal Display)に表示される画像情報との同期をとることによって所定の情報を入力するタッチパネルや、タッチスクリーン等を意味する。
【0004】操作部にタッチパネル等を使用することにより、手書きにより入力された手書き文字を直接入力することが可能になる。
【0005】従来、携帯型情報端末装置で住所にかかる情報を入力する際には、予め設けられた住所情報を記憶する住所ファイルを入力部で入力された任意のキーワードに基づいて検索し、住所ファイルから該当する住所情報を取得するようにしたものがある。このような情報端末装置では、検索に際して、入力されたキーワードを含む全ての住所情報が取得されるようになっている。
【0006】また別に、従来、携帯型情報端末装置で住所にかかる情報を入力する際には、タッチパネル等を利用して認識した手書き文字を住所情報として取得するようにしたものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したように、入力されたキーワードを含む全ての住所情報が取得されるようになっているため、検索に際しての検索候補数が多くなり、検索に多くの時間を要する。
【0008】また、上述したように、入力されたキーワードを含む全ての住所情報が取得されるようになっているため、入力されたキーワードによっては非常に多くの住所情報が取得されてしまうことが懸念される。
【0009】このために、近年開発が進む可搬性を有するパーソナルコンピュータ等の携帯型情報端末装置では、ディスプレイが小さいために、取得した住所情報を単一の画面に表示することができず、取得した住所情報が複数画面に亘って分割して表示されることがある。
【0010】しかし、取得した住所情報が複数画面に亘って分割表示されることにより、目的とする住所情報を探すために、表示画面を何度も切り替える操作を行わなくてはならず、検索操作が煩雑となる。
【0011】加えて、携帯型情報端末装置では、キーボードやソフトボード等の入力部も小型化されているため、表示画面を何度も切り替える等の頻繁なキー操作が介在することは好ましくない。
【0012】また別に、上述したように、認識した手書き文字を住所情報として取得する場合、一文字ずつ入力しなくてはならず、操作が煩雑である。
【0013】本発明は、住所情報の検索に際して、検索時間を短縮することができる携帯型情報端末装置を得ることを目的とする。
【0014】本発明は、住所情報の検索に際して、操作の容易化を図ることができる携帯型情報端末装置を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の携帯型情報端末装置は、所定の情報を表示する表示部と操作者による検索情報の入力を受け付ける操作部とを備えた可搬性を有する携帯型情報端末装置において、市町村名を示す情報である市町村情報を記憶する市町村ファイルを有する第1の記憶装置と、前記市町村情報毎に対応づけられ、対応づけられた前記市町村情報が示す市町村に含まれて当該市町村情報と組み合わされることによって特定される地区名を示す情報である地区情報を記憶する地区ファイルを有する第2の記憶装置と、前記操作部で入力された前記検索情報に基づいて、前記市町村ファイルを参照して、入力された前記検索情報に関連する前記市町村情報を取得する市町村情報取得手段と、前記市町村情報取得手段が前記市町村情報を取得した場合に、前記操作部で新たに入力された前記検索情報に基づいて、前記市町村情報取得手段が取得した前記市町村情報に対応づけられた前記地区ファイルを参照して、前記地区情報を取得する地区情報取得手段と、前記市町村情報取得手段が取得した前記市町村情報と前記地区情報取得手段が取得した前記地区情報とを組み合わせた住所情報を前記表示部に表示させる表示手段と、を設けた。
【0016】ここで、「市町村情報」には、例えば東京23区等の制令指定特別区や、都道府県の直後に続く「〜郡」等の郡等が含まれているものとする。
【0017】したがって、市町村情報取得手段によって、市町村ファイルが参照されて、例えば任意のキーワード等の、入力された検索情報に関連する市町村情報が取得された場合には、この市町村情報に対応づけられた地区ファイルが参照されて、新たに入力された検索情報に関連する地区情報が地区情報取得手段によって取得され、取得された市町村情報と地区情報とが組み合わされた住所情報が表示部に表示される。ここで、「入力された検索情報に関連する」とは、例えば入力された任意の検索情報が、少なくとも一部に含まれるような市町村情報または地区情報を意味する。これによって、住所検索を段階毎に行うことで各段階における検索候補数を少なくすることが可能になり、検索により取得される情報数が不必要に多くなることを抑制することが可能になる。また、検索の形態を入力された検索情報に関連する市町村情報または地区情報の検索とすることにより、検索情報を完全な形で入力することが困難である場合にも、目的とする市町村情報または地区情報の絞り込みが可能になる。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1記載の住所検索装置において、前記市町村ファイルは、7桁で表わされる郵便番号の上位3桁を示す情報である上位郵便番号情報と前記市町村情報とを対応づけて記憶し、前記地区ファイルは、対応づけられた前記市町村情報に連続する下位4桁の郵便番号を示す情報である下位郵便番号情報と前記地区情報とを対応づけて記憶している。
【0019】したがって、例えば検索情報を郵便番号とすることで、郵便番号に基づいて住所情報を検索することが可能になる。これによって、7桁の郵便番号を入力するだけで、検索情報の入力操作が一度で済むため、住所情報の検索に際しての入力操作の簡略化を図ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図1ないし図10を参照して説明する。本実施の形態は、可搬性を有する携帯型情報端末装置への適用例を示す。
【0021】図1は、本発明の一実施の形態の携帯型情報端末装置を示す平面図である。携帯型情報端末装置1のケーシング2の表面(紙面表)側には、オペレーターに対して所定の情報を表示する表示部としてのLCD(Liquid Crystal Display)5が設けられている。このLCD5の表示面側には、抵抗膜式のタッチパネル6が積層されている。
【0022】このようなLCD5およびタッチパネル6の使用態様としては、例えば後述する住所検索処理でキーワードの入力に使用される情報入力キー18(図6参照)等の各種操作キーの位置を示す画像情報等をLCD5の表示面に表示させ、この画像情報とタッチパネル6の座標との位置関係の同期をとることにより、タッチパネル6およびLCD5を操作部の一部として機能させる。
【0023】また、ケーシング2の表面側には、オペレーターから見て右側に各種情報の入力を受け付ける操作部の一部としてのキー入力部7が設けられている。キー入力部7は、郵便番号等の数字情報を入力するためのテンキーと、各種情報の確定を宣言するための確定キーと、ワイルドカード(アスタリスク)キーとを備えている。ワイルドカードキーが設けられていることにより、検索に使用する検索情報としての郵便番号または住所を完全に入力することが不可能な場合にも、検索を実行することができる。また、キー入力部7は、情報が複数画面に亘って表示された場合に、後述する表示画面17を前頁または次頁へ送るための前頁キーおよび次頁キー(いずれも図示せず)を備えている。
【0024】図2は、携帯型情報端末装置1の制御系を概略的に示すブロック図である。携帯型情報端末装置1は、携帯型情報端末装置1の各部を駆動制御する制御部8を備えている。特に図示しないが、制御部8は、各部を集中的に駆動制御するCPU(Central Processing Unit)に、各種制御プログラム等の固定的データを格納するROM(Read-Only Memory)、可変的なデータを書き換え自在に記憶してCPUのワークエリアとして機能するRAM(Random Access Memory)をバス接続することにより形成されたマイクロコンピュータを主体として構成されている。ROMに格納される各種制御プログラムとしては、例えば、携帯型情報端末装置1の起動プログラムや、後述する住所検索処理で実行する住所検索プログラム等がある。
【0025】制御部8には、市町村ファイル9(図3(a)参照)を記憶する第1の記憶装置としての記憶装置10と、地区ファイル11(図3(b)参照)を記憶する第2の記憶装置としての記憶装置12とが接続されている。
【0026】市町村ファイル9は、図3(a)に示すように、7桁で表わされる郵便番号の上位3桁を示す情報である上位郵便番号情報13と、都道府県を含む市町村名を示す情報である市町村情報14とを、それぞれ対応づけて記憶するファイル構造を備えている。
【0027】地区ファイル11は、図3(b)に示すように、各市町村情報14毎に、当該市町村情報14に連続する下位4桁の郵便番号を示す情報である下位郵便番号情報15と、対応づけられた市町村情報14が示す市町村に含まれて当該市町村情報14と組み合わされることによって特定される地区名を示す情報である地区情報16とを、それぞれ対応づけて記憶するファイル構造を備えている。
【0028】次に、携帯型情報端末装置1が実行する住所検索処理について図4ないし図10を参照して説明する。図4および図5は、携帯型情報端末装置1が実行する住所検索処理を概略的に示すフローチャートである。
【0029】本実施の形態の住所検索処理は、例えば運送業務等において、荷物の配送先である住所情報を管理するようなアプリケーションにリンクしており、荷物の配送先である住所情報を入力する画面または段階になったときに実行される。
【0030】住所検索処理では、まず、住所情報の入力の必要が生じたか否かを判断するまで待機する(S1)。
【0031】ステップS1で、住所入力の必要が生じたと判断した場合には(S1のY)、図6に示すように、LCD5上に既に表示されているアプリケーション画面に重ねて表示画面17aをポップアップ表示する(S2)。
【0032】ここで、図6は、表示画面17aを示す正面図である。表示画面17aには、キーワードによって情報を入力するための情報入力キー18と、郵便番号をキーとした検索を指示するための郵便番号検索指定キー19と、キーワードをキーとした検索を指示するキーワード検索指定キー20との位置を示す情報がそれぞれ表示されている。キーワード検索指定キー20には、市町村レベルでの検索を指示するための市町村検索指定キー20aと、地区レベルでの検索を指示するための地区検索指定キー20bとがある。
【0033】郵便番号検索指定キー19は郵便番号が入力されている場合に有効とされ、市町村検索指定キー20aおよび地区検索指定キー20bは任意のキーワードが入力されている場合に有効とされる。
【0034】また、表示画面17aには、入力された任意の情報を表示するキーワード表示領域21と、選択された住所情報24(図8参照)が順次表示される住所情報表示領域22とが表示されている。
【0035】表示画面17aでは、キーワード表示領域21または住所情報表示領域22のいずれか一方にカーソルPが表示されており、カーソルPが表示されている表示領域には情報を直接入力することができる。
【0036】なお、本実施の形態では、情報入力キー18として平仮名情報が表示されているが、これに限るものではなく、例えば図6に示すように切替キー23を設けて、この切替キー23の操作によりカタカナ情報、アルファベット情報等オペレーターにとって操作し易い入力キーを表示させてもよい。
【0037】LCD5に表示画面17aが表示されている状態では、郵便番号検索指定キー19、市町村検索指定キー20aまたは地区検索指定キー20bのいずれかのキーが操作されたと判断するまで待機する(S3のN,S18のN,S29のN)。
【0038】ステップS3で、郵便番号検索指定キー19が操作されたと判断した場合には(S3のY)、市町村ファイル9を検索し(S4)、入力された郵便番号情報のうちの上位3桁である上位郵便番号情報13に対応する市町村情報14があるか否かを判断する(S5)。ここに、ステップS4,ステップS5において、市町村情報取得手段としての機能が実行される。
【0039】ステップS5で、上位郵便番号情報13に対応する市町村情報14があると判断した場合には(S5のY)、当該市町村情報14に対応づけられた地区ファイル11を検索して(S6)、下位郵便番号情報15に対応する地区情報16があるか否かを判断する(S7)。ここに、ステップS6,ステップS7において、地区情報取得手段としての機能が実行される。
【0040】一方、ステップS5で、上位郵便番号情報13に対応する市町村情報14がないと判断した場合には(S5のN)、図7に示すように、「該当する情報がありません」等の検索が完了しなかったことを案内するメッセージMが表示された表示画面17bをLCD5に表示する(S8)。
【0041】ステップS7で、下位郵便番号情報15に対応する地区情報16があると判断した場合には(S7のY)、ステップS5で検索された市町村情報14とステップS7で検索された地区情報16とを合成して住所情報24とし(S9)、図8に示すように、この住所情報24が住所情報表示領域22に表示された表示画面17cをLCD5に表示する(S10)。ここに、ステップS9,ステップS10において、表示手段としての機能が実行される。
【0042】このように、検索情報を郵便番号とすることで、7桁の郵便番号を入力するだけで、検索情報の入力操作が一度で済むため、住所情報の検索に際しての入力操作の簡略化を図ることができ、より使い易い携帯型情報端末装置を提供することができる。
【0043】本実施の形態では、表示画面17cの住所情報表示領域22に表示された住所情報24の末尾には、情報の入力が可能であることを示すカーソルPが点滅表示されている。これにより、テンキーの操作により番地情報等を入力することが可能である。表示画面17cが表示されている状態で入力された番地情報は、住所情報表示領域22に直接表示される。また、表示画面17cの住所情報表示領域22に住所情報24が表示されている状態で確定キーを操作することにより、表示画面17cの住所情報表示領域22に表示されている情報を確定することが可能である。
【0044】一方、ステップS7で、下位郵便番号情報15に対応する地区情報16がないと判断した場合には(S7のN)、図9に示すように、ステップS5で検索された市町村情報14に対応する全ての地区情報16のそれぞれに、各地区情報16を識別するための識別番号Nを対応づけた表示画面17dをLCD5に表示する(S11)。
【0045】本実施の形態では、表示画面17dが表示されている状態で、テンキーおよび確定キーを操作することにより、表示画面17d中に表示されている各地区情報16から任意の情報を指定することができる。例えば、「0」,「1」のテンキーと確定キーと操作された場合、地区情報「××」が選択される。
【0046】ステップS12では、単一の表示画面17内に表示しきれない場合に、次頁キーまたは前頁キーの操作があったと判断するまで、確定キーの操作を待機し(S12のN)、確定キーの操作があったと判断した場合には(S12のY)、ステップS9へ進む。
【0047】ステップS12では、次頁キーの操作があったと判断した場合に(S13のY)、次頁分の地区情報16をLCD5に表示する(S14)。
【0048】ステップS15では、次頁キーの操作があったと判断した場合に(S15のY)、次頁分の地区情報16をLCD5に表示する(S16)。
【0049】なお、ステップS13からステップS16の処理は、単一の表示画面17内に表示しきれない場合にのみ、実行することが可能である。
【0050】ステップS17では、確定キーが操作されたと判断するまで待機し(S17のN)、確定キーが操作されたと判断した場合には(S17のY)、住所検索処理を終了する。
【0051】ところで、ステップS18で、市町村検索指定キー20aが操作されたと判断した場合には(S18のY)、市町村ファイル9を検索し(S19)、入力されたキーワードに関連する市町村情報14があるか否かを判断する(S20)。ここで、「入力されたキーワードに関連する」とは、市町村ファイル中で、どこかに入力されたキーワードを含む市町村情報を意味する。ここに、ステップS19,ステップS20において、市町村情報取得手段としての機能が実行される。
【0052】ステップS20で、入力されたキーワードを含む市町村情報14があると判断した場合には(S20のY)、図10に示すように、入力されたキーワードに関連する全ての市町村情報14のそれぞれに、各市町村情報14を識別するための識別番号Nを対応づけた表示画面17eをLCD5に表示する(S21)。本実施の形態では、表示画面17eが表示されている状態で、テンキーおよび確定キーを操作することにより、表示画面17e中に表示されている各市町村情報14から任意の情報を指定することができる。
【0053】一方、ステップS20で、入力されたキーワードに関連する市町村情報14がないと判断した場合には(S20のN)、図7に示すように、「該当する情報がありません」等の検索が完了しなかったことを案内する表示画面17bをLCD5に表示する(S22)。
【0054】ステップ23では、ステップS20で検索した市町村情報14が単一の表示画面17内に表示しきれない場合に、次頁キーまたは前頁キーの操作があったと判断するまで、確定キーの操作を待機し(S23のN)、確定キーの操作があったと判断した場合には(S23のY)、図9に示すように、表示画面17dをLCD5に表示する(S24)。
【0055】特に図示しないが、LCD5に表示画面17dが表示されている状態で市町村情報14の確定を行うと、カーソルPがキーワード表示領域21に表示される。これにより、情報入力キー18の操作により新たなキーワードを入力することが可能である。
【0056】なお、ステップS23では、表示画面17eが表示されている状態で次頁キーの操作があったと判断した場合に(S25のY)、次頁分の市町村情報14をLCD5に表示する(S26)。
【0057】また、ステップS23では、表示画面17eが表示されている状態で前頁キーの操作があったと判断した場合に(S27のY)、前頁分の市町村情報14をLCD5に表示する(S28)。
【0058】なお、ステップS25からステップS27の処理は、ステップS20で検索した市町村情報14が単一の表示画面17内に表示しきれない場合にのみ、実行することが可能である。
【0059】ステップS29では、地区検索指定キー20bが操作されたと判断するまで待機し(S29のN)、地区検索指定キー20bが操作されたと判断した場合には(S29のY)、ステップS23で確定された市町村情報14に対応づけられた地区ファイル11を検索し(S30)、入力されたキーワードに関連する地区情報16があるか否かを判断する(S31)。ここに、ステップS30,ステップS31において、地区情報取得手段としての機能が実行される。
【0060】ステップS31で、入力されたキーワードを含む地区情報16があると判断した場合には(S31のY)、図8に示すように、先に表示されている市町村情報14と検索された地区情報16とを組み合わせた住所情報24が住所情報表示領域22に表示された表示画面17cをLCD5に表示させる(S32)。ここに、ステップS32において、表示手段としての機能が実行される。
【0061】一方、ステップS31で、入力されたキーワードを含む地区情報16がないと判断した場合には(S31のN)、住所情報表示領域22に市町村情報14を表示した状態で画面上に「該当する情報がありません」等の検索が完了しなかったことを案内する表示画面17bをLCD5に表示する(S33)(図7参照)。
【0062】ステップ34では、ステップS31で検索した市町村情報14が単一の表示画面17内に表示しきれない場合に、次頁キーまたは前頁キーの操作があったと判断するまで、確定キーの操作を待機し(S34のN)、確定キーの操作があったと判断した場合には(S34のY)、図8に示すように、表示画面17cをLCD5に表示して(S35)、ステップS17に進む。
【0063】なお、ステップS36では、表示画面17cが表示されている状態で次頁キーの操作があったと判断した場合に(S36のY)、次頁分の地区情報16をLCD5に表示する(S37)。
【0064】また、ステップS38では、表示画面17cが表示されている状態で前頁キーの操作があったと判断した場合に(S38のY)、前頁分の地区情報16をLCD5に表示する(S39)。
【0065】なお、ステップS36からステップS39の処理は、ステップS31で検索した地区情報16が単一の表示画面17内に表示しきれない場合にのみ、実行することが可能である。
【0066】ここに、市町村ファイル9を参照して、例えば任意のキーワード等の、入力された検索情報に関連する市町村情報14が取得された場合には、この市町村情報14に対応づけられた地区ファイル11が参照されて、新たに入力された検索情報に関連する地区情報16が取得され、取得された市町村情報14と地区情報16とが組み合わされた住所情報24がLCD5に表示される。
【0067】これによって、住所検索を段階毎に行うことで各段階における検索候補数を少なくして、検索により取得される情報数が不必要に多くなることを抑制することができるので、検索時間を短縮するするとともに、携帯型情報端末装置1が備える表示面積が小さいLCD5にも検索された情報を良好に表示することができる。
【0068】また、検索の形態を、「入力された検索情報に関連する」市町村情報または地区情報の検索とすることにより、検索情報を完全な形で入力することが困難である場合にも、目的とする市町村情報14または地区情報16の絞り込みができるので、検索時間の短縮化を図ることができる。
【0069】また、例えば検索情報を郵便番号とすることで、任意のキーワードの他に、郵便番号に基づいて住所情報24を検索することが可能になるので、郵便番号が完全に判明している場合には検索情報の入力操作が一度で済むため、住所情報の検索に際しての入力操作の簡略化を図ることができ、より使い易い携帯型情報端末装置を提供することができる。
【0070】なお、本実施の形態では、第1の記憶装置である市町村ファイル9を記憶する記憶装置10と、第2の記憶装置である地区ファイル11を記憶する記憶装置12とを異なる記憶装置としたが、これに限るものではなく、単一の記憶装置に市町村ファイル9と地区ファイル11とを記憶させるようにしてもよい。この場合、市町村ファイル9と地区ファイル11とを記憶する単一の記憶装置によって、第1の記憶装置および第2の記憶装置が実現される。
【0071】
【発明の効果】請求項1記載の発明の携帯型情報端末装置によれば、市町村情報取得手段によって、市町村ファイルを参照して、例えば任意のキーワード等の、入力された検索情報に関連する市町村情報を取得した場合には、この市町村情報に対応づけられた地区ファイルを参照して、新たに入力された検索情報に関連する地区情報を地区情報取得手段によって取得し、取得した市町村情報と地区情報とを組み合わせた住所情報を表示部に表示することにより、住所検索を段階毎に行うことで各段階における検索候補数を少なくして、検索により取得される情報数が不必要に多くなることを抑制することが可能になるので、検索時間を短縮することができ、携帯型情報端末装置が備える小型のディスプレイにも良好に情報を表示することができる。また、検索の形態を入力された検索情報に関連する市町村情報または地区情報の検索とすることにより、検索情報を完全な形で入力することが困難である場合にも、目的とする市町村情報または地区情報の絞り込みが可能になるので、検索時間の短縮化を図ることができる。
【0072】請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の住所検索装置において、例えば検索情報を郵便番号とすることで、郵便番号に基づいて住所情報を検索することが可能になるので、7桁の郵便番号を入力するだけで、検索情報の入力操作が一度で済むため、住所情報の検索に際しての入力操作の簡略化を図ることができ、より使い易い携帯型情報端末装置を提供することができる。
【出願人】 【識別番号】000003562
【氏名又は名称】東芝テック株式会社
【出願日】 平成12年10月20日(2000.10.20)
【代理人】 【識別番号】100101177
【弁理士】
【氏名又は名称】柏木 慎史 (外2名)
【公開番号】 特開2002−132784(P2002−132784A)
【公開日】 平成14年5月10日(2002.5.10)
【出願番号】 特願2000−320489(P2000−320489)