| 【発明の名称】 |
情報提供システム |
| 【発明者】 |
【氏名】有賀 俊裕
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| 【要約】 |
【課題】ある場所についての情報を必要とする者が、その場所にいる者を容易に特定し、その者からその場所についての情報を得ることができる情報提供システムを提供する。
【解決手段】前記情報提供システムは、事前に情報提供者に関する情報と位置を記憶し、情報所望者が情報を必要とする場所の周辺にいる情報提供者の一覧を情報所望者に提示する。情報所望者は、この一覧の中から情報提供者を選択し、その者から所望の情報を得る。情報提供者は、情報サービスセンターを介して、情報所望者から、情報提供の対価として情報提供料を受け取る。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 情報提供者が自身の所在位置に関する情報を入力するための第1の端末と、情報所望者が特定の位置に関する情報を得るための第2の端末と、前記第1の端末及び前記第2の端末に接続されたサーバとを含み、前記サーバが、前記情報提供者を識別する情報と前記所在位置を含む情報提供者情報を記憶する情報提供者情報記憶手段と、前記情報所望者の要求に応じて前記情報提供者情報の一覧を前記第2の端末に送信する情報提供者情報送信手段とを有し、前記第2の端末が、前記送信された情報提供者情報の一覧を表示させる情報提供者情報表示手段と、情報所望者が特定の情報提供者を、前記表示された情報提供者情報の一覧の中から選択することを可能とする情報提供者選択手段とを有し、前記サーバが、前記選択された情報提供者情報に対応する情報提供者の前記第1の端末と、前記情報所望者の第2の端末とを接続するよう制御することを特徴とする情報提供システム。 【請求項2】 請求項1に記載の情報提供システムにおいて、前記第1の端末と前記第2の端末とが接続された場合に、前記第1の端末から、前記選択された情報提供者情報に対応する前記所在位置に関する情報が前記第2の端末に提供されることを特徴とする情報提供システム。 【請求項3】 請求項2に記載の情報提供システムにおいて、前記所在位置に関する情報が、前記位置における状況を表現するものであることを特徴とする情報提供システム。 【請求項4】 請求項2に記載の情報提供システムにおいて、前記所在位置に関する情報が、動画、静止画、音声、文字のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする情報提供システム。 【請求項5】 請求項1に記載の情報提供システムにおいて、前記サーバは、前記第1の端末と前記第2の端末とを前記サーバ経由で接続するよう制御することを特徴とする情報提供システム。 【請求項6】 請求項5に記載の情報提供システムにおいて、前記第1の端末が、携帯電話その他の、通信手段を有する携帯型端末であり、前記第1の端末と前記サーバとの接続が、携帯電話網を介して行われることを特徴とする情報提供システム。 【請求項7】 請求項1に記載の情報提供システムにおいて、前記サーバは、前記第1の端末と前記第2の端末を直接接続するよう制御することを特徴とする情報提供システム。 【請求項8】 請求項7に記載の情報提供システムにおいて、前記第1の端末が、携帯電話その他の、通信手段を有する携帯型端末であり、前記第1の端末と前記第2の端末との接続が、携帯電話網を介して行われることを特徴とする情報提供システム。 【請求項9】 請求項6または8のいずれかに記載の情報提供システムにおいて、前記第1の端末が、情報入力可能な携帯端末と、前記携帯端末とは別個の通信手段とを組み合わせたものであることを特徴とする情報提供システム。 【請求項10】 請求項2に記載の情報提供システムが更に課金・支払手段を有し、前記課金・支払手段が、前記第1の端末と前記第2の端末との接続時間、又は前記第1の端末から前記第2の端末への提供情報に応じて、前記情報所望者に課金を行うことを特徴とする情報提供システム。 【請求項11】 請求項10に記載の情報提供システムにおいて、前記情報所望者への課金に基づいて、前記情報所望者より支払われた金額の少なくとも一部を前記情報提供者に支払うことを特徴とする情報提供システム。 【請求項12】 請求項11に記載の情報提供システムにおいて、前記第1の端末が携帯電話又は、携帯電話に接続された端末である場合に、前記課金・支払手段が、前記情報所望者に課される携帯電話網の使用料を含むように情報所望者に課金を行い、前記使用料を対応する携帯電話事業者に支払うことを特徴とする情報提供システム。 【請求項13】 請求項2に記載の情報提供システムにおいて、前記第1の端末からの、前記選択された情報提供者情報に対応する前記所在位置に関する情報が、所定のエリア毎にグループ化されて前記第2の端末に提供されることを特徴とする情報提供システム。 【請求項14】 情報所望者の端末からの要求に応じて、事前に記憶された、情報提供者を識別する情報とその情報提供者の所在位置を含む情報提供者情報の一覧を前記情報所望者の端末に送信するステップと、前記送信された情報提供者情報の一覧を、前記端末において表示させるステップと、前記情報所望者によって選択された情報提供者情報に対応する情報提供者の端末と、前記情報所望者の端末との間を接続するステップとを含むことを特徴とする情報提供方法。 【請求項15】 請求項14に記載の情報提供方法において、前記接続ステップにより、前記情報所望者の端末と前記情報提供者の端末との間が接続された場合に、前記情報提供者の端末から、前記選択された情報提供者情報に対応する前記所在位置に関する情報を前記情報所望者の端末に提供するステップを更に含むことを特徴とする情報提供方法。 【請求項16】 請求項14に記載の情報提供方法において、前記所在位置に関する情報が、前記位置における状況を表現するものであることを特徴とする情報提供方法。 【請求項17】 請求項14に記載の情報提供方法において、前記所在位置に関する情報が、動画、静止画、音声、文字のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする情報提供方法。 【請求項18】 情報提供者の端末と、その端末に接続されるサーバを含む情報提供システムにおいて、情報提供者が自身の所在位置に関する情報を入力する入力手段と、前記サーバに、所定のタイミングで前記情報提供者の識別と前記所在位置を通知する通知手段と、情報所望者の要求に応じて、前記所在位置に関する情報を送信する送信手段とを備えることを特徴とする情報提供者の端末。 【請求項19】 情報所望者の端末と、その端末に接続されるサーバを含む情報提供システムにおいて、情報提供者の識別と情報提供者の所在位置を含む情報提供者情報の一覧を、前記サーバから受信する情報提供者情報受信手段と、受信した情報提供者情報の一覧を表示する情報提供者情報表示手段と、情報所望者が特定の情報提供者を、前記表示された情報提供者情報の一覧の中から選択することを可能とする情報提供者選択手段と、情報所望者の要求に応じて情報提供者の端末から提供された前記所在位置に関する情報を表示する情報表示手段とを備えることを特徴とする情報所望者の端末。 【請求項20】 情報提供者の端末、情報提供者から情報を得る情報所望者の端末、及び両端末を接続するサーバを備える情報提供システムにおいて、情報提供者の識別と前記所在位置を含む情報提供者情報を前記情報提供者の端末から受信し、記憶する情報提供者情報記憶手段と、前記情報所望者の要求に応じて前記情報提供者情報の一覧を前記情報所望者者の端末に送信する情報提供者情報送信手段と、前記情報所望者が選択した情報提供者情報に対応する情報提供者の端末と、前記情報所望者の端末とを接続するよう制御する接続制御手段を備えることを特徴とするサーバ。 【請求項21】 情報提供方法を実現させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記方法を実現させるプログラムは、情報所望者の端末からの要求に応じて、事前に記憶された、情報提供者を識別する情報とその情報提供者の所在位置を含む情報提供者情報の一覧を前記情報所望者の端末に送信するステップと、前記送信された情報提供者情報の一覧を、前記端末において表示させるステップと、前記情報所望者によって選択された情報提供者情報に対応する情報提供者の端末と、前記情報所望者の端末との間を接続するステップとを含むことを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ある場所についての情報を得ようとする情報所望者が、その場所にいて携帯電話等の携帯端末を有する情報提供者から、当該携帯電話等を介して、必要な情報を得ることができる情報提供システムに関する。 【0002】 【従来の技術】近年のインターネットの普及、サーバの高性能化、通信回線の高帯域化等によって、特定の場所や、名所の様子を動画、静止画、又は音声としてWeb上でリアルタイムに提供するサイトが多く登場してきている。例えば、富士山をカメラによって定点撮影し、それを所定の間隔で静止画として提供したり、ある駅の周辺の映像と音声をリアルタイムで提供したりするようなサイトが存在する。 【0003】特に、動画や静止画を提供するサイトは、インターネットに接続されたカメラを用いていることが多く、これは「ライブカメラ」と呼ばれている。また、サイトによっては、インターネット・ユーザがWeb上で、ライブカメラからの映像を見ながら、そのカメラの角度を調整できるものもある。 【0004】こうしてユーザは、これらのサイトを利用して、特定の場所の映像や音声を、所定の範囲内で視聴することができる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したサイトは、ライブカメラによる映像や音声の提供によって視聴者等から対価を受けているわけではない。これらのサイトの一部は、間接的に広告を目的とし、残りは全く営利を目的としないものである。従って、こうした映像等を提供する者は、ライブカメラ、サーバ、及び通信回線等の設置・運用費用を自身で負担することになり、自ずと、カメラの設置場所や設置台数は限られ、そこから得られる情報も限定されたものとなっている。 【0006】 【課題を解決するための手段】従って、本発明は、様々な場所の映像や音声を含む種々の情報を提供するシステムを提供する。 【0007】更に、本発明は、事前に登録された情報提供者が、携帯電話等の携帯端末によって、情報を必要とする者に、対象の場所の状況、映像、音声等を提供し、その提供によって、情報提供者が収入を得る仕組みを提供する。 【0008】本発明の第1の実施態様によれば、情報提供者が自身の所在位置に関する情報を入力するための第1の端末と、情報所望者が特定の位置に関する情報を得るための第2の端末と、前記第1の端末及び前記第2の端末に接続されたサーバとを含む情報提供システムが提供される。ここで、前記サーバは、前記情報提供者を識別する情報と前記所在位置を含む情報提供者情報を記憶する情報提供者情報記憶手段と、前記情報所望者の要求に応じて前記情報提供者情報の一覧を前記第2の端末に送信する情報提供者情報送信手段とを有し、前記第2の端末は、前記送信された情報提供者情報の一覧を表示させる情報提供者情報表示手段と、情報所望者が特定の情報提供者を、前記表示された情報提供者情報の一覧の中から選択することを可能とする情報提供者選択手段とを有しるように構成される。また、前記サーバは、前記選択された情報提供者情報に対応する情報提供者の前記第1の端末と、前記情報所望者の第2の端末とを接続するよう制御を行う。 【0009】これによって、情報所望者は、自分が情報を得ようとする場所に実際に所在する情報提供者を選択して、その情報提供者から情報を得ることができる。 【0010】本発明の第2の実施態様によれば、情報所望者の端末からの要求に応じて、事前に記憶された、情報提供者を識別する情報とその情報提供者の所在位置を含む情報提供者情報の一覧を前記情報所望者の端末に送信するステップと、前記送信された情報提供者情報の一覧を、前記端末において表示させるステップと、前記情報所望者によって選択された情報提供者情報に対応する情報提供者の端末と、前記情報所望者の端末との間を接続するステップを含む情報提供方法が提供される。 【0011】これによって、情報所望者は、自分が情報を得ようとする場所に実際に所在する情報提供者を選択して、その情報提供者から情報を得ることができる。 【0012】本発明の第3の実施態様によれば、情報提供者の端末と、その端末に接続されるサーバを含む情報提供システムにおいて、情報提供者が自身の所在位置に関する情報を入力する入力手段と、前記サーバに、所定のタイミングで前記情報提供者の識別と前記所在位置を通知する通知手段と、情報所望者の要求に応じて、前記所在位置に関する情報を送信する送信手段とを備える情報提供者の端末が提供される。 【0013】これによって、情報所望者は、時々刻々と変化する情報提供者の所在位置の変化を所定のタイミングで把握することができ、情報を得たい情報提供者を指定することによって、所望の位置における情報を得ることができる。 【0014】本発明の第4の実施態様によれば、情報所望者の端末と、その端末に接続されるサーバを含む情報提供システムにおいて、情報提供者の識別と情報提供者の所在位置を含む情報提供者情報の一覧を、前記サーバから受信する情報提供者情報受信手段と、受信した情報提供者情報の一覧を表示する情報提供者情報表示手段と、情報所望者が特定の情報提供者を、前記表示された情報提供者情報の一覧の中から選択することを可能とする情報提供者選択手段と、情報所望者の要求に応じて情報提供者の端末から提供された前記所在位置に関する情報を表示する情報表示手段とを備える情報所望者の端末が提供される。 【0015】これによって、情報所望者は、時々刻々と変化する情報提供者の所在位置の変化を所定のタイミングで把握することができ、情報を得たい情報提供者を指定することによって、所望の位置における情報を得ることができる。 【0016】本発明の第5の実施態様によれば、情報提供者の端末、情報提供者から情報を得る情報所望者の端末、及び両端末を接続するサーバを備える情報提供システムにおいて、情報提供者の識別と前記所在位置を含む情報提供者情報を前記情報提供者の端末から受信し、記憶する情報提供者情報記憶手段と、前記情報所望者の要求に応じて前記情報提供者情報の一覧を前記情報所望者者の端末に送信する情報提供者情報送信手段と、前記情報所望者が選択した情報提供者情報に対応する情報提供者の端末と、前記情報所望者の端末とを接続するよう制御する接続制御手段を備えるサーバを提供する。 【0017】これによって、情報所望者は、自分が情報を得ようとする場所に実際に所在する情報提供者を選択して、その情報提供者から情報を得ることができる。 【0018】本発明の第6の実施態様によれば、情報提供方法を実現させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体が提供される。前記方法を実現させるプログラムは、情報所望者の端末からの要求に応じて、事前に記憶された、情報提供者を識別する情報とその情報提供者の所在位置を含む情報提供者情報の一覧を前記情報所望者の端末に送信するステップと、前記送信された情報提供者情報の一覧を、前記端末において表示させるステップと、前記情報所望者によって選択された情報提供者情報に対応する情報提供者の端末と、前記情報所望者の端末との間を接続するステップとを含む。 【0019】これによって、情報所望者は、自分が情報を得ようとする場所に実際に所在する情報提供者を選択して、その情報提供者から情報を得ることができる。 【0020】 【発明の実施の形態】最初に、本発明の第一の実施形態を図1を用いて説明する。図1の情報提供システム100は、情報所望者110、ユーザ端末120、通信ネットワーク130、情報サービスセンター140、携帯電話網150、携帯電話160、及び情報提供者170から構成される。 【0021】情報所望者110は、情報を必要としている者であり、ユーザ端末120を操作し、ユーザ端末120を通して情報サービスセンター140から情報サービスを受ける。 【0022】ユーザ端末120は、携帯電話やパーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、表示画面、ボタン、マイク、スピーカなどの情報所望者110とのユーザ・インターフェースを有している。また、ユーザ端末120は、通信ネットワーク130を介して情報サービスセンター140と通信し、情報サービスセンター140からの情報を情報所望者110に伝達する通信機能を有する。当該通信機能は、後で、第二の実施形態において説明するように、通信ネットワーク130から、直接携帯電話網150を介して携帯電話160と通信する機能をも備えている。 【0023】通信ネットワーク130は、インターネット、イントラネット、専用回線、公衆電話回線、LAN、WANなどを含む通信回線であり、ユーザ端末120と情報サービスセンター140間におけるデータの送受信に用いられる。 【0024】情報サービスセンター140は、ユーザ端末通信機能141、携帯電話通信機能142、データ交換機能143、及び情報サービス管理機能144を含む。 【0025】ユーザ端末通信機能141は、通信ネットワーク130を介した、情報サービスセンター140とユーザー端末120との通信を実現し、管理する。 【0026】携帯電話通信機能142は、携帯電話網150を介した、情報サービスセンター140と携帯電話160との通信を実現し、管理する。 【0027】データ交換機能143は、主として以下の処理を行う。(1)情報所望者110に情報サービスを利用するためのメニュー画面を作成し、提供する。(2)情報所望者110が必要とする提供情報についての指示を受信し、情報提供者170にその指示を送信する。(3)情報所望者110と情報提供者170との間でデータのやりとりを管理する。 【0028】情報サービス管理機能144は、主として以下の処理を行う。(1)情報サービスセンター140と情報提供者170の間の携帯電話使用料金の課金・支払いを管理する。(2)情報所望者110の情報サービス使用料金の課金・支払いを管理する。(3)情報提供者170へ支払う情報提供料金の課金・支払いを管理する。(4)情報所望者110の氏名、住所、電話番号、情報サービス使用料金等を引き落とす銀行口座などの、情報所望者110に関する各種情報を管理する。(5)情報提供者170の氏名、住所、電話番号、情報提供料金を振り込む銀行口座、現在の場所、情報提供者170が提供可能な情報(動画、静止画、音声、又は文字といった情報の種別)、情報提供者170が提供する情報の信頼性、情報提供者170が提供する情報の提供料金、情報提供者170が情報所望者110に公開するプロフィール情報などの、情報提供者170に関する情報を管理する。(6)情報提供システム全体を管理する。 【0029】次に、携帯電話網150は、情報提供者170が使用する携帯電話160と情報サービスセンター140との間の通信に利用される。 【0030】携帯電話160は、携帯電話網150を介した通信を可能とする無線通信機能を内蔵した携帯電話である。ここでいう携帯電話160は、一般的な音声通話機能を備える携帯電話の他に、CCDあるいはC-MOSイメージセンサなどを用いたカメラやマイクロフォン等を備えた携帯端末や、文字入力機能を備えた携帯端末を含む。 【0031】また、これらの携帯端末は、通話の音声はもちろん、CCDカメラ等で入力された映像データや、マイクロフォン等で入力された音声データを、携帯電話網150を介しての情報サービスセンター140に送信する通信機能を基本的に有している。これらの携帯端末が上記通信機能を備えていない場合であっても、通信機能を備えた携帯端末と接続して利用することによって、上記画像データ等を情報サービスセンター140に送信することができる。 【0032】ここでは、説明の便宜のため、情報提供者170は、携帯性を有する携帯電話160を持って、その情報提供者がいる場所の情報を提供する者であるとして説明するが、情報所望者110が必要とする「場所等に関するデータ」を提供できる限り、こうした携帯電話160からの情報提供に限られるものではない。例えば、自宅の窓から見える景色やその他の状況を、自宅に設置されているパソコンを用いて報告するような場合も含まれる。この場合、図1に示す携帯電話網150には、公衆電話回線やインターネットが含まれる。 【0033】情報提供者170は、その者の周辺の情報を提供する者であり、携帯電話160を介して情報サービスセンター140とデータの送受信を行う。 【0034】次に、図2を参照して、本発明の第一の実施形態の情報提供システム100の動作を説明する。 【0035】図2には、情報所望者110/ユーザ端末120、情報サービスセンター140、及び情報提供者170/携帯電話160の動作がそれぞれ、他の動作と関連づけて示されている。ユーザ端末120の動作は、情報所望者110の操作・指示によって開始され、携帯電話160の動作は、情報提供者170の操作・指示によって開始されるのが普通であるが、前の処理の続きとして自動的に開始され、人間の前記操作等を介さない処理もある。以降の説明では、特に示さない場合は、人間の操作を介さないで自動的に行われるものを示すものとする。 【0036】最初に、情報提供者170の操作あるいは情報サービスセンター140の要求に応じて、又は自動的に、携帯電話160は、情報サービスセンター140に現在の情報提供者170の位置を表す位置情報を通知する(ステップA0)。情報サービスセンター140では、この通知を受け取り、所定の記憶装置に記憶する(ステップA1)。こうした通知は、当該システムに関わる全ての携帯電話160に関して行われる。携帯電話160が自動的に位置情報を通知する場合は、当該通知は、所定のタイミングや時間間隔で、又は所定の距離だけ携帯電話160が移動したような場合に行われる。例えば、携帯電話160は、自動的に1分毎に、前記通知処理を行うよう設定されうる。 【0037】また、これらの通知・記憶処理(ステップA0、A1)は、以降で説明する本発明の第一の実施形態の一連のステップ(A2〜A18)とは独立し、これらのステップの前、又は途中で適宜行われる。そのため、これらの処理は、点線で囲んで分離して表示されている。 【0038】一方、情報所望者110は、ユーザ端末120を操作することにより、情報サービスセンター140に対して、情報サービスメニューの送信依頼を行う(ステップA2)。これに応答して、情報サービスセンター140は、その時点の各携帯電話160の位置情報を元に情報サービスメニューを作成し(ステップA3)、ユーザ端末120に、その作成された情報サービスメニューを送信する(ステップA4)。ステップA3における情報サービスメニューの作成は、前述したような、登録済みの情報提供者170の位置情報から効果的に作成することができる。例えば、登録済みの位置情報が最も多い位置から順にグループ化してメニューを作成することも可能である。また、そのような、登録済みの位置情報とは関係なく、予め設定してある情報を元に前記位置情報をグループ化することもできる。 【0039】ユーザ端末120は、情報サービスセンター140から送信された情報サービスメニューを受信し、それをユーザ端末120の表示画面に表示する(ステップA5)。 【0040】ここで、図4には、ユーザ端末120の表示画面に表示される情報サービスメニューの例が示されている。情報所望者110は、図4の情報サービスメニューの中から、所望する情報の項目に対応するチェック欄をチェックし、右下の実行ボタンを押下する。 【0041】図4の情報サービスメニューは、上部に初詣情報として、3つの選択肢が示され、下部には、情報を地図から指定するために、いくつかの地域が示されている。 【0042】こうしたチェックや、ボタンを押す操作は通常、パーソナルコンピュータに接続されたキーボードやマウスを用いて行われる。上記以外の情報の項目を、スクロールによって表示させることもできるが、この操作は、情報サービスメニューに表示されたスクロールボタンをマウスでクリックしたり、キーボードの矢印キーを押したりすること等によって行われる。 【0043】もちろん、この情報サービスメニューの操作は、携帯電話等の携帯端末においても行うことができる。携帯電話によって操作する場合は、例えば最初に、最上部の「鶴ヶ岡八幡宮」のチェック欄が入力対象となって、そのチェック欄の枠が高輝度表示され、そこで携帯電話の所定のボタンを押すとチェックがされ、下向きの移動ボタンを押せば、最上部のチェック欄はチェックされずに、その次のチェック欄が高輝度表示される。 【0044】こうして、携帯電話で、下向きの移動ボタンを押すことによって、順次、下の項目のチェック欄に高輝度表示が移動し、所望の情報の項目のチェック欄が高輝度表示された時に、前記所定のボタンを押せば、その項目がチェックされたことになる。 【0045】また、下向きの移動ボタンを押し続けることによって、表示されていない他の項目も新たに表示され、これによって、いわゆるスクロールが行われる。また、実行ボタンを押す操作は、例えば、携帯電話の横向きの移動ボタンを押すことにより、実行ボタンの枠が高輝度表示され、そこで携帯電話の所定のボタンを押すことによって行われる。 【0046】再び図2に戻ると、情報所望者110は、上述したように、所望の情報サービスを指定し、即ち、所望の項目のチェック欄にチェックをした後、実行ボタンを押すと(ステップA6)、ユーザ端末120は情報サービスセンター140に情報サービスの指定情報を送信する(ステップA7)。 【0047】次に、情報サービスセンター140は、ユーザ端末120から送信された情報サービスの指定情報を分析し(ステップA8)、情報所望者110に別の情報サービスメニューが必要かどうかを判定し(ステップA9)、必要であれば、図5や図6のような別の情報サービスメニューを再度作成し(ステップA3)、必要でなければ、ユーザ端末120に情報サービス開始判断依頼を送信する(ステップA10)。必要な情報サービスメニューがある限り、ステップA3〜A9の処理が繰り返される。 【0048】ここで、図5は、図4の情報サービスメニューで、「湘南」のチェック欄がチェックされ、実行ボタンが押された場合の、次の情報サービスメニューを示している。図5では、湘南地域における情報提供者170の位置が示されており、ここでは、星型の枠に囲まれた各番号(星番号)に対応して6人の情報提供者170がいることがわかる。各番号の表示位置が、情報提供者170のいる位置に対応している。 【0049】ユーザ端末120の表示画面に、図5の情報サービスメニューが表示されると、図4の情報サービスメニューと同様、情報所望者110によって所望の情報情報提供者170(星番号1〜6のいずれか)が指定され、情報サービスセンター140に送信される(ステップA6、A7)。 【0050】図5の情報サービスメニューにおいて、情報提供者170が指定されると(ここでは、星番号1の情報提供者が指定される)、更に別の情報サービスメニューが必要と判断され(ステップA8)、ステップA3で、図6に示す情報サービスメニューが、ユーザ端末120の表示画面に表示される。 【0051】図6には、情報提供者170の氏名、提供可能な情報の種別、情報提供料金、人気度(情報信頼性)、及びプロフィールが表示されており、更に、情報所望者110の情報提供者170に対するメッセージを入力する通信欄が示されている。 【0052】提供可能な情報の種別は、例えば、画像(動画、静止画)、音声、文字である。画像は、CCDカメラ等で入力した映像を、携帯電話等の通信機能を用いて送信するものである。音声は、携帯電話等で一般的に用いられる通話機能によって伝えられ、人間の通話音声のみならず、波の音や、街の音なども伝えることができる。文字は、携帯電話や携帯端末の数字ボタンやペン等を用いて入力された文字列であり、これらが、携帯電話等の通信機能によって伝えられる。 【0053】人気度は、以前にこの情報提供者から情報を受けた情報所望者の評価をフィードバックしたものである。例えば、情報所望者が、その情報提供者から受けた情報にどれだけ満足したか、又はどれだけ正確だったか等を評価したデータを、情報提供者毎に記憶し、これらを平均した結果を10点満点で、情報信頼性として提示する。これらのデータは、情報サービスセンター140内の記憶装置などに記憶される。 【0054】こうしたフィードバック評価の提示は、ネットワーク上で行われるオークションで、売り手側の信頼性を評価する場合にも用いられている。 【0055】ここで、情報所望者110によって、情報提供者170に対するメッセージが入力されて画面右下の実行ボタンが押されると、その内容が、情報サービスセンター140に送信される(ステップA6、A7)。これは、図5の画面からの入力とは異なり、ステップA9で、別の情報サービスメニューは必要でないと判断され、上述したように、ステップA10で情報サービス開始判断依頼がユーザ端末120に送信される。 【0056】次に、ユーザ端末120は、情報サービスセンター140から送信される情報サービス開始判断依頼を表示する(ステップA11)。図7は、ユーザ端末120の表示画面に表示される情報サービス開始判断依頼の例である。情報所望者110は、図7のような情報サービス開始判断依頼を見て、情報サービスを開始するかどうか選択する(ステップA12)。 【0057】情報所望者110が、図7の情報サービス開始判断依頼の右下にある「NO」ボタンを押せば(ステップA12のNO)情報サービスは終了になり、「YES」ボタンを押せば(ステップA12のYES)ユーザ端末120が、情報サービスセンター140に情報サービス開始依頼を送信(ステップA13)する。また、こうした開始依頼によって、不用意な情報提供者170へのアクセスが防止できるが、操作の簡略化の観点から省略することもできる。 【0058】情報サービスセンター140は、ユーザ端末120から情報サービス開始依頼があると、携帯電話160に提供情報内容指定と情報提供の依頼を行う(ステップA14)。ここで、情報サービスセンター140は、指定された情報提供者170を識別し、アクセスするためのデータ(例えば、携帯電話の電話番号)を事前に記憶しており、提供情報内容には、情報所望者110が図6の情報サービスメニューの通信欄に書き込んだデータ等が含まれる。情報サービスセンター140は、例えば、指定された前記携帯電話の電話番号に電話をかけることによって、提供情報内容指定と情報提供の依頼を携帯電話160に伝達する。 【0059】携帯電話160は、情報サービスセンター140から受信した提供情報内容指定と情報提供の依頼を受信し、情報提供者170に情報サービスセンター140が指定する提供情報内容を伝える。情報提供者170は、これに応答して携帯電話160を使って情報サービスセンター140が指定する提供情報内容に沿った情報の作成を行い(ステップA15)、情報サービスセンター140に、その提供情報の送信を行う(ステップA16)。 【0060】ここで、情報提供者170が提供可能な情報は、図6に示すように、画像(動画、静止画)、音声、文字などによるものである。画像は、携帯電話に接続されたCCDカメラ等を用いて入力されたものや、何らかの方法で携帯電話に取り込まれた画像データ等である。音声は、携帯電話によって、情報提供者170が直接通話することによって、又はマイクロフォン等を介して携帯電話に取り込まれた音声データ等である。文字は、携帯電話の文字キー等を利用して入力された文字や、外部から携帯電話に取り込まれたテキストデータ等を含む。もちろん情報提供者170の中には、必要な上述した装置が不足するために、提供可能な情報が限定される場合もある。例えば、CCDカメラ等の装備が無ければ、情報提供者170は、画像情報を提供することはできない。しかし、このことは、図6に示すような情報サービスメニューにより、情報所望者110が事前に把握することができる。 【0061】情報サービスセンター140は、携帯電話160から、これらの提供情報を受信すると、ユーザ端末120に、その提供情報を送信する(ステップA17)。 【0062】ユーザ端末120は、前記提供情報を情報サービスセンター140から受信すると、提供された情報の種別に応じて提供情報を情報所望者110に伝達する(ステップA18)。例えば、情報サービスセンター140からの提供情報が動画であれば、ユーザ端末120の表示画面に動画が再生され、音声であれば、ユーザ端末120のスピーカから音声が再生される。このためには、受信した提供情報をユーザ端末120が再生、又は取り扱うことができる必要がある。しかし、これらの提供情報を、ユーザ端末120を介してデータとして保存し、他の適当な装置で再生することも可能である。 【0063】この後、情報所望者110は、必要であれば、同様の手順により、再びこの情報提供者170から情報の提供を受けることができる。また、図5に示す情報サービスメニューにおいて、指定を変えれば、他の情報提供者170から情報を得ることもできる。 【0064】またここで、ユーザ端末120と情報サービスセンター140との間のデータの送受信は、TCP/IPをはじめとする各種プロトコルを用いて行うことができる。また、情報サービスセンター140と携帯電話160との間のデータの送受信は、iモードのようなパケット通信や、WAPなどのプロトコルを用いて行うことができる。 【0065】次に、図3を参照して、本発明の第一の実施形態における情報所望者110に関する課金・支払処理を説明する。 【0066】情報サービスセンター140は、情報所望者110に情報サービスを提供した場合(図2のステップA13〜A18)、情報所望者110に対して情報サービス一式の料金請求を行う(ステップB1)。情報サービス一式の料金とは、具体的には、情報サービス料金(当該システムへの手数料的な位置づけ)、情報提供料金(情報提供者170への対価)、及び携帯電話使用料金(情報サービスセンター140から情報提供者170の携帯電話160にかけた電話料金)を含む概念である。 【0067】情報所望者110は、情報サービスセンター140からの情報サービス一式の料金請求(ステップB1)に応じて情報サービスセンター140に情報サービス一式の料金の支払いを行う(ステップB2)。 【0068】情報所望者110への請求は、例えば、事前に情報所望者110の自動引き落とし銀行口座を設定しておき、情報サービスセンター140が、適宜、情報所望者の利用に応じて上記料金を計算し、銀行引き落としのためのレコードを作成し、所定のプロトコルに従って送信することによって行うことができる。 【0069】また、情報サービスセンター140からユーザ端末120に料金請求データを送信し、それによって情報所望者110に指定口座への入金を促すようにすることもできる。更に、請求書を情報所望者110の住所に送付することによって行うこともできる。 【0070】また更に、従来の銀行振込や郵便為替を利用する方法の他に、モンデックスやビットキャッシュといった電子マネーを用いて支払うことも可能である。 【0071】次に、情報サービスセンター140は、情報所望者110の支払いの中から、当該システムの手数料として、情報サービス料金を受け取り(ステップB3)、情報提供者170からの提供情報の対価として、情報提供者170に情報提供料金を支払う(ステップB4)。情報提供料金は、情報提供者170によって受領される(ステップB5)。 【0072】一方、情報サービスセンター140は、情報所望者110の支払いの中から、情報サービスのために携帯電話160と情報サービスセンター140間で使用した携帯電話料金を携帯電話事業社に支払い(ステップB6)、携帯電話事業社がこれを受け取る(ステップB7)。 【0073】また、情報サービスセンター140が負担する携帯電話使用料金を考慮せずに、又は、情報サービス料金に内在させるように情報提供料金体系を組むことも可能である。 【0074】次に、本発明の第一の実施形態を利用して、情報所望者110であるサーファーが、例えば湘南にサーフィンに行くかどうかを決めるために、波の状態を知る手順について説明する。 【0075】サーファーは、情報サービスセンター140から送信された、図4に示す情報サービスメニューから湘南を選び、更に図5に示す情報サービスメニューに表示される星番号で表示された複数の情報提供者170の中から、海の近くにいる情報提供者170を選ぶ。ここで、サーファーは、例えば、図5に示された星番号1を選択したとする。 【0076】そうすると、図6に示された、星番号1の情報提供者に関するデータを見ることができる。ここで星番号1の情報提供者、花子は、画像、音声、及び文字の全てを提供することができ、情報提供料金が1分100円であり、人気度(情報信頼性)は10点満点で9点であることが分かる。従って、サーファーには、この情報提供者はかなり信頼できることがわかる。 【0077】また、プロフィールからは、情報提供者が湘南に住んでおり、サーフィンに通じていることも分かるので、地元特有の情報や、専門的な観点からの波の情報を期待できる。 【0078】サーファーは、図6の最下部に示された通信欄を使って、情報提供者170に提供して欲しい情報を詳しく指定することができる。サーファーは、前記プロフィールから、この通信欄に、サーファー特有の用語を使うことができ、専門的知識を要するレベルの高い質問をすることが可能であると判断できる。 【0079】次に、本発明の第二の実施形態について、図8を参照して説明する。図8のフローチャートは、図2に示す、第一の実施形態におけるフローチャートとほぼ同じであるが、情報所望者110(ユーザ端末120)と情報提供者170(携帯電話160)との情報のやり取りが、情報サービスセンター140を介さずに行われる点で異なる。即ち、図2のステップA0〜A9と、図8のステップC0〜C9は、それぞれ同じものである。従って、ここでは、ステップC10以降の処理について説明することにする。 【0080】第二の実施形態では、ステップC10において、情報サービスセンター140がユーザ端末120に対して、ユーザ端末120から直接携帯電話160にアクセスするためのデータを含んだ情報サービス開始のための情報提供者情報の送信を行う。前述したように、これ以降、情報サービスセンター140は、ユーザ端末120と携帯電話160との間の通信には関与しない。情報提供者情報には、ユーザ端末120のIPアドレス又は電話番号や、携帯電話160の電話番号などが含まれる。 【0081】ステップC11において、ユーザ端末120は、情報サービスセンター140から情報サービス開始のための情報提供者情報を受け取ると、携帯電話160に提供情報内容指定と情報提供の依頼を行う。ここでは、第一の実施形態と異なり、ユーザ端末120に図7に示すような情報サービス開始判断依頼の画面を表示していないが、第一の実施形態と同様に表示させて、情報所望者110にサービス開始の最終判断をさせることもできる。 【0082】上記提供情報内容指定と情報提供の依頼は、例えば、ユーザ端末120から携帯電話160に直接電話をかけることにより行われる。 【0083】次に、携帯電話160は、ユーザ端末120から受信した提供情報内容指定と情報提供の依頼を受け、情報提供者170にユーザ端末120が指定する提供情報内容をユーザ端末120に伝える。すなわち、情報提供者170は、携帯電話160を使ってユーザ端末120が指定する提供情報内容に沿った情報の作成を行い(ステップC12)、ユーザ端末120に、作成した提供情報を送信する(ステップC13)。 【0084】ユーザ端末120は、画像、音声、文字などを用いて携帯電話160からの提供情報を情報所望者110に伝達する(ステップC14)。その後、情報所望者110の必要に応じて、ユーザ端末120と携帯電話160との間で情報のやり取りが繰り返される。 【0085】ここでのやり取りは、ユーザ端末120と携帯電話160が、少なくとも情報サービスセンター140を介さずに、データの交換を行う。例えば、携帯電話160が、前述のように、ユーザ端末120が携帯電話160に電話をかけることによってデータの交換を行うこと(例えば、携帯電話による通話)が最も一般的であるが、iモードのようなパケット通信やWAPのようなプロトコルでインターネット上のサーバに書き込んだ情報を、ユーザ端末120が公衆電話回線、及びインターネットを介してTCP/IPによりアクセスするといった形態も考えられる。 【0086】情報所望者110と情報提供者170との間における情報サービス(ステップC11〜C14)が終了すると、次回の情報サービス時に情報所望者110が情報サービスセンター140を経由することなく情報提供者170にアクセスすることがないように、ユーザ端末120はユーザ端末120内の情報提供者情報の削除を行う(ステップC15)。また、これと同時に、携帯電話160に記憶された履歴情報等のデータも、必要に応じて削除することができる。 【0087】次に、図9を参照して、情報所望者110に関する課金・支払処理を説明する。情報サービスセンター140は、情報所望者110に情報サービスを提供した場合、情報所望者110に対して情報サービス料金と情報提供料金の請求を行う(ステップD1)。 【0088】情報所望者110は、情報サービスセンター140からの情報サービス料金と情報提供料金の料金請求に応じて、情報サービスセンター140に情報サービス料金と情報提供料金の支払いを行う(ステップD2)。 【0089】次に情報サービスセンター140は、その支払いの中から、当該システムの手数料として情報サービス料金を受領し(ステップD3)、情報提供者170からの提供情報の対価として、情報提供者170に情報提供料金の支払いを行う(ステップD4)。情報提供者170は、前記情報提供料金を受領する(ステップD5)。 【0090】以下のステップD6ないしD8は、前述したステップD1ないしD5の処理とは独立して行われうる。図9では、便宜上ステップD5以降にこれらの処理を記載しているが、ステップD5の後で行われる必要はない。 【0091】携帯電話事業者は、情報所望者110(ユーザ端末120)が、携帯電話160との接続に関して携帯電話網を使用しているため、携帯電話使用料を情報所望者110に請求する(ステップD6)。 【0092】情報所望者110は、請求された携帯電話料金を、携帯電話事業社に支払い(ステップD7)、携帯電話事業社は、その料金を受領する(ステップD8)。 【0093】それぞれの課金・支払処理については、図3に示す処理と同様に、多様な形態が考えられる。 【0094】次に別の課金・支払処理の例について、図10を参照して説明する。 【0095】最初に、情報サービスセンター140が情報所望者110に情報サービス一式の料金請求を行い(ステップE1)、情報所望者110が情報サービスセンター140に情報サービス一式の料金の支払いを行う(ステップE2)。その後、情報サービスセンター140は、前記支払いの中から、当該システムの手数料として情報サービス料金を受領し(ステップE3)、残りの料金を携帯電話事業社に情報提供料金及び携帯電話使用料金として支払う(ステップE4)。 【0096】携帯電話事業社は、情報所望者110からの支払いの一部を、情報所望者110(ユーザ端末120)に関する携帯電話使用料金として受領する(ステップE5)。更に、携帯電話事業社は、残りの金額を、情報提供者170が、本発明の情報サービスとは無関係に使用した携帯電話使用料金として受領し、不足分があれば、その不足金額を、情報提供者170に請求する携帯電話使用料金とする(ステップE6)。逆に、上記残りの金額が、情報提供者170の携帯電話使用料金より多い場合には、その差額を、情報提供者170に支払う。 【0097】情報提供者170は、携帯電話事業社から請求された携帯電話使用料金を、携帯電話事業社に支払い(ステップE7)、携帯電話事業社は、これを受け取る(ステップE8)。図10に示した処理は、従来の一般的な支払い方法とは異なるため(むしろ発想は売電のシステムに近いが)、携帯電話事業社と、上記支払い方法を実施する上での同意が必要となる。 【0098】また、この課金・支払処理の変形例として、情報サービスセンター140と携帯電話事業社とが同一の事業社である場合、又は、情報提供者170が情報サービスセンター140の雇用者である場合が考えられる。 【0099】また更なる変形例として、情報提供者170が携帯電話事業社の雇用者である場合、又は、情報サービスセンター140と携帯電話事業社とが同一の事業社であり、情報提供者170がその雇用者である場合等も考えられる。 【0100】また更に、情報提供者170が、情報提供者170が1人あるいは複数人から構成される携帯電話事業者とは異なる、情報提供会社のような別の事業社に属する場合もある。 【0101】次に、ユーザ端末120として使用されるコンピュータの一般的構成について、図11を用いて説明する。ここでは、ユーザ端末120がパーソナル・コンピュータのような据え置き型のコンピュータである場合を例にとって説明するが、前述のように、ユーザ端末120は、こうしたコンピュータに限られるものではなく、携帯端末を含む様々な装置を用いて構成することが可能である。 【0102】図11に示すコンピュータ200は、CPU210、メモリ220、記憶装置230、入力装置240、出力装置250、音声入出力装置260、ネットワーク・インタフェース270、記録媒体駆動装置280、及びバス290を備えている。こうしたコンピュータは、一般的にはパーソナル・コンピュータやワークステーションであるが、その他様々な種類のコンピュータを使用して構成することができる。 【0103】CPU210は、他の構成要素を制御し、情報サービスメニュー送信依頼を情報サービスセンター140に送信する処理や、情報提供者170から受信した提供情報を出力する処理を行うよう制御する。 【0104】メモリ220は、CPU210による処理で必要なデータが一時的に記憶される。また、ユーザ端末120で行われる各処理を行うためのプログラムもロードされる。 【0105】記憶装置230は、ハードディスクなどの外部記憶装置である。 【0106】入力装置240は、ユーザが必要な項目や指示を入力するために用いられる、キーボード、マウス等である。図4、図5、及び図6に示すような情報サービスメニューにおけるチェック、文字入力、実行ボタンの押下等、及び図7に示すような情報サービス開始判断依頼における「YES」や「NO」ボタンの押下は、これらの入力装置によって行われる。 【0107】出力装置250は、一般的には、CRTディスプレイ装置等からなる表示画面であり、前記情報サービスメニューや情報サービス開始判断依頼の画面が表示される。 【0108】音声出力装置260は、音声を出力するための装置であり、代表的にはスピーカである。情報提供者170から提供されたデータが音声を含む場合は、当該スピーカから音声が出力される。 【0109】ネットワーク・インタフェース270は、ネットワークとのインタフェースを有し、通信ネットワーク130や、携帯電話網150を介して、情報サービスセンター140や携帯電話160に接続する。 【0110】記録媒体駆動装置280は、フロッピー(登録商標)・ディスク、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体300からデータを読み込み、必要に応じて、当該コンピュータ200のメモリ220又は記憶装置230に転送する。前記記録媒体内のデータには、前述した、本発明の情報提供システムを実現するプログラムも含まれ得る。 【0111】バス290は、前記各構成要素CPU210ないし記録媒体駆動装置280の間でデータ、コマンド等の情報をやりとりする共通伝送経路である。 【0112】このような構成のコンピュータ200は、情報サービスセンター140にも使用される。この場合、CPU210は、主として、情報サービスセンター140の各機能(141〜144)の実行を制御する。 【0113】記憶装置230には、各情報提供者170の位置情報が記憶され、また、各情報提供者170の評価が逐時蓄積され、人気度が記憶される。 【0114】また、ネットワーク・インタフェース270は、通信ネットワーク130を介して、ユーザ端末120と通信し、携帯電話網150を介して携帯電話160と通信し、必要なデータの送受信を行う。 【0115】他の要素の基本的な動作は、ユーザ端末120に関して説明した通りである。 【0116】最後に、携帯電話160の一般的な構成を、図12を用いて説明する。前述したように、携帯電話160の役割を、据え置き型のパーソナル・コンピュータや、その他の携帯端末等で実現することもできる。 【0117】図12は、一般的な携帯電話の構成を示す機能ブロック図である。携帯電話400は、表示手段410、入力手段420、記憶手段430、データ送受信手段440、及び音声入出力手段450を含んでいる。 【0118】表示手段410は、電話帳編集画面や、通話中の状態、携帯電話に関する種々のステータスを表示する。また、動画や静止画などの画像を受信した場合、これらを表示させることもできる。 【0119】入力手段420は、0から9までの数字ボタン、フックボタン、左右及び上下への移動ボタン等を含んでいる。数字ボタンは、主に電話をかける際に電話番号を入力するために使用される。数字ボタンを組み合わせて使用することにより、漢字を含む文字を入力することもできる。また、移動ボタンは、画面の移動指示や項目のスクロール等の操作に使用される。情報提供者170が文字情報を提供する場合には、この入力手段420が用いられる。 【0120】記憶手段430は、電話帳データ、携帯電話のステータス、音声データ等のデータを記憶するのに用いられる。情報提供者170が画像、音声、文字等の情報を提供する場合、一般的には、これらのデータは、記憶手段430に一旦蓄積され、所定のプロトコルによって、情報サービスセンター140やユーザ端末120に送信される。 【0121】記憶されるデータの形式は、例えば、動画であれば、MPEG2やMPEG4、静止画であれば、JPEGやGIF、音声であれば、MP3やWAV、文字ではASCIIコードやJISコードが用いられるのが一般的である。 【0122】データ送受信手段440は、携帯電話400の記憶手段430に蓄積された、前述の画像等のデータを変調処理した後、携帯電話のアンテナ、携帯電話網150に接続された基地局(BS)を経由して、情報サービスセンター140又はユーザ端末120にそれらを送信する。逆に、携帯電話400宛に送信されたデータは、前述したのと逆の経路で携帯電話に送信され、携帯電話は、データ送受信手段440によってそのデータを受信し、復調処理を施す。ここでいうデータが音声データである場合は、従来の電話機と同様の機能を果たすことになる。 【0123】音声入出力手段450は、通常、音声入力手段としてのマイクと、音声出力手段としてのスピーカを備えている。これらは、主として携帯電話で相手と会話をするような場合に用いられる。また、情報提供者170が自分のいる場所の音を情報所望者110に伝えようとする場合は、前記マイクで、その音を録音し、又はそのまま、情報所望者に送信することができる。 【0124】 【発明の効果】第一の効果は、所望の場所の情報をリアルタイムに得ることができるようになることである。例えば、サーフィンのための海の状態、スキーのリフト待ちの混雑具合、スポーツの経過、アミューズメントスポットの混雑状態、道路の渋滞情報、局地の天気などの狭い地域における情報やリアルタイム性が強い情報等を容易に得ることができる。こうした情報は、マスメディアからは得ることが困難であり、その点においても絶大な効果がある。 【0125】第二の効果は、情報サービスセンターが情報提供者の提供する情報の品質、及び信頼度を管理するので、情報所望者に提供する情報の質を向上させることができることである。 【0126】第三の効果は、携帯電話を所有すれば誰でも情報提供者になることが可能であり、情報源が膨大な数になり、多様な情報を得ることができることである。 【0127】第四の効果は、携帯電話所有者は容易に情報提供者になって収入を得ることができることである。 【0128】第五の効果は、情報提供を積極的に行う情報提供者は、テレビジョン番組におけレポーターと同等の職種となり、雇用を創出することになることである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004237 【氏名又は名称】日本電気株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年10月24日(2000.10.24) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100071272 【弁理士】 【氏名又は名称】後藤 洋介 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−132772(P2002−132772A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−323861(P2000−323861) |
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