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【発明の名称】 クライアント端末、分散情報源管理サーバ及び動的文書生成システム
【発明者】 【氏名】下島 崇

【氏名】伊藤 正雄

【氏名】▲鶴▼林 健

【氏名】鈴木 浩之

【要約】 【課題】複数の情報源が存在する分散情報源環境において、各情報源のデータを利用して任意のレイアウトで動的に文書を生成することを目的とする。

【解決手段】クライアント端末101から、分散情報源管理サーバ102に対して動的文書生成用コンテンツ取得要求を送信し、分散情報源管理サーバ102の要求解析手段110が要求を解析し、複数存在する情報源それぞれにどのような検索条件を割り当てればよいかを判断し、検索依頼手段111が解析した検索要求を実際に各情報源に対して振り分けて検索依頼を行いコンテンツを取得し、クライアント端末101の文書生成手段107が前記取得したコンテンツとレイアウト情報格納手段106に格納されたレイアウト情報に基づき文書生成を行う。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数のデータベースからなる分散情報源と、この分散情報源を管理する分散情報源管理サーバと、この分散情報源管理サーバに対し動的文書生成のためのコンテンツを要求しその結果を受け取り動的に文書生成する処理を行なうクライアント端末からなる動的文書生成システムにおいて、動的に文書を生成するためのコンテンツ取得要求を前記分散情報源管理サーバに対して行なう要求送信手段と、動的に文書を生成するためのコンテンツを分散情報源管理サーバから受け取るコンテンツ受信手段と、動的文書生成に用いるレイアウト情報を格納したレイアウト情報格納手段と、前記コンテンツ受信手段が受信したコンテンツと前記レイアウト情報格納手段に格納されているレイアウト情報とを用いて新たに文書を生成する文書生成手段と、前記文書生成手段で生成した文書を出力する文書出力手段とを備えたクライアント端末。
【請求項2】 複数のデータベースからなる分散情報源と、この分散情報源を管理する分散情報源管理サーバと、この分散情報源管理サーバに対し動的文書生成のためのコンテンツを要求しその結果を受け取り動的に文書生成する処理を行なうクライアント端末からなる動的文書生成システムにおいて、前記クライアント端末からの動的文書生成用コンテンツの要求を受け付ける要求入力手段と、前記要求入力手段が受け付けた要求を解析し、前記分散情報源に存在する複数のデータベースにそれぞれどのような検索条件を割当てれば良いか判断する要求解析手段と、前記要求解析手段で解析した検索要求を実際に各データベースに対して振り分け検索依頼を行なって検索結果を取得する検索依頼手段と、前記検索依頼手段が取得した検索結果を、動的文書生成のためのコンテンツとしてクライアント端末に提示するコンテンツ提示手段とを備えた分散情報源管理サーバ。
【請求項3】 過去に実際に適用されたレイアウト情報の履歴を予め定められた件数だけ格納しておくレイアウト適用履歴格納手段と、前記レイアウト適用履歴格納手段に格納されたレイアウト適用履歴に基づき適用するレイアウトを決定するレイアウト自動選択手段とをさらに備えた請求項1に記載のクライアント端末。
【請求項4】 前記レイアウト自動選択手段が、文書生成に用いるコンテンツの情報源群と一致する情報源群を持つレイアウト情報を前記レイアウト情報格納手段から抽出し、前記レイアウト適用履歴格納手段を参照して、抽出したレイアウト情報のうち最近適用したレイアウト情報を今回の文書生成に適用するレイアウトとして選択することを特徴とする請求項3に記載のクライアント端末。
【請求項5】 前記レイアウト自動選択手段が、文書生成に用いるコンテンツの情報源群と一致する情報源群を持つレイアウト情報を前記レイアウト情報格納手段から抽出し、前記レイアウト適用履歴格納手段を参照して、抽出したレイアウト情報を最近適用した順にソートし、前記ソート済みレイアウト情報をユーザに提示して選択を促し、ユーザが前記ソート済みレイアウト情報の中から選択したレイアウト情報を、今回の文書生成に適用するレイアウトとして選択することを特徴とする請求項3に記載のクライアント端末。
【請求項6】 前記コンテンツ受信手段の受信したコンテンツを格納するコンテンツ格納手段を備えた請求項1に記載のクライアント端末。
【請求項7】 前記文書生成手段が、前記コンテンツ格納手段に格納されているコンテンツと、前記レイアウト情報格納手段に格納されているレイアウト情報とを用いて新たに文書を生成することを特徴とする請求項6に記載のクライアント端末。
【請求項8】 前記コンテンツ格納手段が、前記コンテンツ受信手段の受信したコンテンツのうち、ユーザによって選択されたコンテンツのみを格納することを特徴とする請求項6に記載のクライアント端末。
【請求項9】 分散情報源のデータの更新調査依頼を分散情報源管理サーバに対して送信する更新履歴調査送信手段と、前記更新履歴調査の結果を分散情報源管理サーバから受け取る更新履歴調査結果受信手段とを備えた請求項6記載のクライアント端末。
【請求項10】 分散情報源の各データベースからの更新に関する連絡を取得する更新連絡取得手段と、前記更新連絡取得手段が取得した更新に関する情報を更新履歴として格納する更新履歴格納手段と、クライアント端末からの更新履歴調査依頼を受け取る更新履歴調査入力手段と、前記更新履歴調査入力手段が取得した更新履歴調査依頼に従って、更新履歴を解析し更新履歴調査を行なう更新履歴解析手段と、前記更新履歴解析手段の調査結果をクライアント端末へ送信する更新履歴調査結果送信手段とを備えた請求項2記載の分散情報源管理サーバ。
【請求項11】 データベースで更新処理が発生した場合にその旨を分散情報源から前記情報源管理サーバへ各データベースごとに更新の連絡をする請求項10記載の分散情報源管理サーバ。
【請求項12】 複数のデータベースからなる分散情報源と、この分散情報源を管理する分散情報源管理サーバと、この分散情報源管理サーバに対し動的文書生成のためのコンテンツを要求しその結果を受け取り動的に文書生成する処理を行なうクライアント端末と、このクライアント端末で行っていた文書生成処理の代行を行う文書管理サーバからなる動的文書生成システムにおいて、クライアント端末が、ユーザの持つレイアウト情報や生成した文書の登録依頼を、文書管理サーバに対して行なう登録依頼手段と、文書管理サーバに保管されている文書、または文書管理サーバにて新たに生成された文書の取得依頼や受信を行なう文書取得手段とを少なくとも備え、文書管理サーバが、前記クライアント端末からのレイアウト情報または動的生成した文書の登録依頼を受け、登録処理を行なう登録手段と、前記登録手段が受けた登録依頼の文書を格納する文書格納手段と、クライアント端末から文書の取得依頼を受け、文書を送信する文書送信手段と、動的に文書を生成するためのコンテンツを分散情報源管理サーバから受け取るコンテンツ受信手段と、動的文書生成に用いるレイアウト情報を格納したレイアウト情報格納手段と、前記コンテンツ受信手段が受信したコンテンツと、前記レイアウト情報格納手段に格納されているレイアウト情報とを用いて新たに文書を生成する文書生成手段とを備えた動的文書生成システム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の情報源が存在する分散情報源環境において、各情報源のデータを利用して任意のレイアウトで動的に文書を生成するクライアント端末、分散情報源管理サーバ及び動的文書生成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークシステムの発展に伴い、WWW(World Wide Web)ページ、リレーショナルデータベース、テキストデータベースなどの分散情報源の統合利用が求められている。例えば、個別に管理されている既存の、環境情報システム、地図情報システム、宿泊施設情報システムなどに含まれる情報源を統合利用して、お勧め旅行案内を提示するといったような、新たな情報(文書)を生成するシステムが望まれる。この場合、個別に存在する複数の情報源から得た情報を利用する際に、ユーザが望むレイアウトで配置し新しい文書として生成する技術が求められる。
【0003】従来のユーザ別文書(ページ)生成方法としては、特開2000−123023号公報(以下、公知例と呼ぶ)に記載された発明が知られている。
【0004】以下、公知例の概要について説明する。その個人別ページ生成方法の概要図は図18に示すとおりである。公知例では、サーバコンピュータ1800がユーザからページ要求を受け取ると、当該ユーザの識別情報と当該個人別ページを生成するためのレイアウト1810とページ生成用データ1811を用いて、ページ生成処理部1802にて当該個人別ページを生成し、WWWサーバ1801に渡し、ネットワーク1820を介してWWWブラウザ1831よりクライアントコンピュータ1830へ提示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の方法では、レイアウト1810をサーバコンピュータ1800で管理してページ生成処理を行なっているため、ユーザの望むレイアウト構造にならない、更にシステムを利用するユーザ数の増加に伴いサーバ側で管理するレイアウトの数の肥大化、またサーバ側での文書生成処理負荷の増大という課題を有していた。
【0006】本発明は上記従来技術の課題を解決するものであり、ユーザが望むレイアウトでの文書生成を容易に行なうこと、またサーバ側で大量のレイアウトを管理する必要をなくすこと、更にサーバ側での負荷軽減を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明では動的文書生成における第一の方法として、クライアント端末、分散情報源管理サーバ、分散情報源からなる動的文書生成システムにおいて、前記クライアント端末に、動的文書生成に用いるレイアウト情報を格納したレイアウト情報格納手段と、新たに文書を生成する文書生成手段を備え、更に前記分散情報源管理サーバに、クライアント端末からの動的文書生成用コンテンツの要求を解析し、複数存在する情報源それぞれにどのような検索条件を割当てれば良いか判断する要求解析手段と、前記要求解析手段で解析した検索要求を、実際に各情報源に対して振り分け検索依頼を行ない、検索結果を取得する検索依頼手段を備える。これにより、複数の情報源のデータを統合利用してユーザ毎にユーザが望むレイアウトで新しい文書を動的に生成すること、およびサーバ側で大量のレイアウト管理を不要とすること、およびサーバ側での負荷軽減を実現する。
【0008】動的文書生成における第二の方法として、過去に実際に適用されたレイアウト情報の履歴を、予め定められた件数だけ格納しておくレイアウト適用履歴格納手段と、コンテンツやレイアウト適用履歴に基づいて適用するレイアウトを自動で選択、もしくはユーザへのレイアウト候補を提示するレイアウト自動選択手段をクライアント端末に新たに備える。これによりユーザが毎回レイアウト情報を選択する手間を省くためのレイアウト情報選択支援を実現する。
【0009】動的文書生成における第三の方法として、クライアント端末にコンテンツ受信手段が受信したコンテンツを格納しておくコンテンツ格納手段を新たに備え、かつ前記コンテンツ格納手段に格納されたコンテンツを再利用して新たな動的文書生成を行なうことを特徴とする。これにより分散情報源管理サーバにアクセスすることなく動的文書生成を行なうため、ネットワーク負荷の軽減、更に動的文書生成所要時間の短縮を実現する。
【0010】動的文書生成における第四の方法として、クライアント端末に更新履歴を利用した調査依頼を分散情報源管理サーバに対して送信する更新履歴調査送信手段と、更新履歴を利用した調査の結果を受信する更新履歴調査結果受信手段を新たに備え、かつ分散情報源管理サーバに、分散情報源の各データベースからの更新に関する連絡を取得する更新連絡取得手段と、更新履歴を格納しておく更新履歴格納手段と、クライアント端末からの更新履歴調査依頼を受け取る更新履歴調査入力手段と、コンテンツの情報源が更新されていないか更新履歴を解析する更新履歴解析手段と、調査結果をクライアント端末へ送信する更新履歴調査結果送信手段を備え、かつ分散情報源に、各データベースで更新処理(追加・変更・削除)が発生した場合に、その旨を分散情報源管理サーバへ連絡する更新連絡手段を備える。これにより、動的文書生成に再利用するコンテンツに対応するデータが更新されているかどうかの調査を行なう際に、分散情報源管理サーバ内の更新履歴格納手段を用いて調査を行ない、分散情報源を通した処理を行なわないため、高速かつデータベースに負荷をかけない更新履歴調査を実現する。
【0011】動的文書生成における第五の方法として、文書管理サーバを新たに備え、かつ前記文書管理サーバが動的に作成した文書やユーザの持つ任意のレイアウト情報を格納しておくこと、更に前記文書管理サーバにおいても動的文書生成処理を行なうことを特徴とする。これにより、他のユーザと動的文書およびレイアウト情報の共有、更にクライアント端末側での負荷軽減を実現する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
【0013】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における動的文書生成システムの構成図である。図1に示す動的文書生成システムは、クライアント端末101、分散情報源管理サーバ102、分散情報源103からなる。
【0014】クライアント端末101は、分散情報源管理サーバ102に対し動的文書生成のためのコンテンツを要求し、その結果を受け取り動的に文書生成する処理を行なう。以下、クライアント端末101の各構成要素について説明する。104は動的に文書を生成するためのコンテンツ取得要求を分散情報源管理サーバ102に対して行なう要求送信手段、105は動的に文書生成するためのコンテンツを分散情報源管理サーバ102から受け取るコンテンツ受信手段、106は動的文書生成に用いるレイアウト情報を格納したレイアウト情報格納手段、107はコンテンツ受信手段105が受信したコンテンツと、レイアウト情報格納手段106に格納されているレイアウト情報とを用いて新たに文書生成する文書生成手段、108は文書生成手段107で生成した文書をディスプレイやプリンタなどに出力する文書出力手段である。
【0015】分散情報源管理サーバ102は、実際に分散情報源を用いてコンテンツの検索・収集を行なう。
【0016】以下、分散情報源管理サーバの各構成要素について説明する。
【0017】109はクライアント端末からの動的文書生成用コンテンツの要求を受け付ける要求入力手段、110は要求入力手段109が受け付けた要求を解析し、複数存在する情報源それぞれにどのような検索条件を割当てれば良いか判断する要求解析手段、111は要求解析手段110で解析した検索要求を、実際に各情報源に対して振り分けて検索依頼を行ない、検索結果を取得する検索依頼手段、112は検索依頼手段111が取得した検索結果を、動的文書生成のためのコンテンツとしてクライアント端末に提示するコンテンツ提示手段である。
【0018】分散情報源103は、それぞれ異なる分散した(1個またはそれ以上の)データベース113の集まりを指す。各データベースは検索依頼手段111からの検索依頼を受けて検索処理を行なう。
【0019】次に本実施の形態における動的文書生成処理を、具体的な例を用いて説明する。
【0020】本実施の形態における分散情報源103には、図2に示す3種のデータベースが含まれるものとして説明を行なう。210は各地区毎の環境情報を格納したデータベースで、決められた期間までの天気予報、降水確率、交通量(予想)に関する情報がリレーショナルデータベースに格納されている。220は宿泊施設ごとの詳細情報で、テキスト形式で格納されている。230は地図データベースで、各地区毎の地図画像が格納されている。
【0021】ここでユーザが、「7/10にA市に旅行に行くので、当日の現地の環境(天気など)と宿泊するX旅館の詳細、およびA市の地図を一つにまとめた文書が欲しい」という要求を持っていたとする。
【0022】図3は本実施の形態における分散情報源管理サーバ102および分散情報源103での処理フローを示す図である。
【0023】まず分散情報源管理サーバの要求入力手段109がクライアント端末101の要求送信手段104から前記要求内容を取得する(ステップ301)。
【0024】次に要求解析手段110で、前記要求を解析し、分散情報源103のどのデータベースに対してどのような検索、もしくは実体取得をさせるか判断する(ステップ302)。ここでの例の場合、まず「当日の現地の環境」を求めるために、環境データベース210に対して「7/10のA市の環境」を検索させる必要がある。次に「Z旅館の詳細」を求めるためには、宿泊施設データベース220から「Z旅館の詳細」を取得する必要がある。更に地図データベース230から「A市の地図」を取得する必要がある。
【0025】次に、要求解析手段110における解析結果に基づき、検索依頼手段111が分散情報源の各データベース113に対して検索(実体取得)依頼を行なう(ステップ303)。依頼された各データベースはそれぞれ検索(実体取得)処理を行い(ステップ304)、結果を検索依頼手段に返す(ステップ305)。ここでの例の場合、環境データベース210からはレコード211が結果として検索依頼手段111に返る。宿泊施設データベース220からは、文書221が検索依頼手段111に返る。地図データベース230からは地図データ231が検索依頼手段111に返る。
【0026】次にコンテンツ提示手段112が、検索依頼手段111が分散情報源113から得た結果をクライアント端末101に対して提示する(ステップ306)。次に図4は本実施の形態におけるクライアント端末101での動的文書生成処理フローを示す図である。
【0027】まずコンテンツ受信手段105がコンテンツ提示手段112の提示した結果を動的文書生成用コンテンツとして受け取る(ステップ401)。
【0028】次に文書生成手段107にて新たに生成する文書に適用するレイアウト情報をレイアウト情報格納手段106から選択し、取得する(ステップ402)。本実施の形態では、ステップ402でのレイアウト情報の選択は、ユーザからの入力によって行なうものとする。更に取得したレイアウト情報と、コンテンツ受信手段105が受け取った動的文書生成用コンテンツとに基づき、文書生成を処理行なう(ステップ403)。最後に文書出力手段108にて、生成した文書をディスプレイやプリンタなどに出力する(ステップ404)。
【0029】なお、ここでレイアウト情報はレイアウト情報格納手段106にあらかじめ格納されているものとして説明したが、ステップ402でユーザが新たにレイアウト情報を入力し、このレイアウト情報を用いて文書生成を行なっても構わない。
【0030】図5は本実施の形態におけるクライアント端末101での動的文書生成処理の具体例を示す図である。501がステップ401でコンテンツ受信手段105が受け取った動的文書生成用コンテンツであり、502がステップ402でレイアウト情報格納手段106から取得したレイアウト情報であるとする。この時、ステップ403にて生成される文書は503のようになる。
【0031】以上のように本実施の形態では、クライアント端末101が、動的に文書を生成するためのコンテンツ取得要求を分散情報源管理サーバ102に対して行なう要求送信手段104と、動的に文書を生成するためのコンテンツを分散情報源管理サーバ102から受け取るコンテンツ受信手段105と、動的文書生成に用いるレイアウト情報を格納したレイアウト情報格納手段106と、コンテンツ受信手段105が受信したコンテンツと、レイアウト情報格納手段106に格納されているレイアウト情報とを用いて新たに文書を生成する文書生成手段107と、文書生成手段107で生成した文書を出力する文書出力手段108とを備え、分散情報源管理サーバ102が、クライアント端末101からの動的文書生成用コンテンツの要求を受け付ける要求入力手段109と、前記要求入力手段109が受け付けた要求を解析し、複数存在する情報源それぞれにどのような検索条件を割当てれば良いか判断する要求解析手段110と、前記要求解析手段110で解析した検索要求を、実際に各情報源に対して振り分け検索依頼を行ない、検索結果を取得する検索依頼手段111と、前記検索依頼手段111が取得した検索結果を、動的文書生成のためのコンテンツとしてクライアント端末101に提示するコンテンツ提示手段112とを備えることにより、複数の情報源のデータを統合利用して、ユーザ毎にユーザが望むレイアウトで新しい文書を動的に生成することが可能となる。また、サーバ側で大量のレイアウト管理を不要とすること、およびサーバ側での負荷軽減が可能となる。
【0032】更に、クライアント端末101にレイアウト情報格納手段106を保持し、クライアント側で動的文書の生成を行なうため、分散情報源管理サーバ102を利用するクライアント端末の数もしくはユーザの数が多くなった場合でも、分散情報源管理サーバ102で大量のレイアウト情報を保持する必要がなくなる。
【0033】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形態2について説明する。図6は実施の形態2における動的文書生成システムの構成図である。実施の形態1の構成図である図1と異なるのは、クライアント端末101にレイアウト適用履歴格納手段601とレイアウト自動選択手段602を新たに備えているところである。
【0034】レイアウト適用履歴格納手段601は、クライアント端末101における文書生成処理において過去に実際に適用されたレイアウト情報の履歴を、予め定められた件数だけ格納しておく。
【0035】レイアウト自動選択手段602は、文書生成手段107での文書生成処理において、ユーザからの適用レイアウトの指定がない場合に、コンテンツやレイアウト適用履歴に基づいて適用するレイアウトを自動で選択、もしくはユーザにレイアウト情報の候補を提示し、レイアウト情報選択支援を行なう。
【0036】実施の形態2における目的は、クライアント端末101における動的文書生成処理において、ユーザが毎回レイアウト情報を選択する手間を省くために、レイアウトを適用するコンテンツの情報源の組み合わせや、レイアウト適用履歴を利用して、適用するレイアウト情報の選択処理を自動化、もしくはユーザにレイアウト情報の候補を提示し、レイアウト情報選択支援を行なうことである。
【0037】実施の形態2における動的文書生成処理のうち、分散情報源管理サーバ102および分散情報源103での処理は実施の形態1における処理(図3)と同様であるため説明を省略する。
【0038】次に図7は、動的文書生成処理における適用レイアウト情報の選択処理自動化、もしくはユーザにレイアウト情報の候補を提示する場合の、クライアント端末101での処理フローを示す図である。
【0039】まず、実施の形態1と同様にコンテンツ受信手段105が前記コンテンツ提示手段112の提示した結果を動的文書生成用コンテンツとして受け取る(ステップ401)。
【0040】次に受け取ったコンテンツのもととなる情報源の組み合わせと一致する情報源で構成されるレイアウト情報が存在するかどうか、レイアウト自動選択手段602がレイアウト詳細情報を調べる(ステップ701)。図8はレイアウト情報格納手段106に格納されているレイアウト詳細情報、およびレイアウト情報の一例である。なお、ここでは説明のためレイアウト詳細情報1110において情報源群を例えば「環境データベース」というように情報源の名前で示しているが、これは分散情報源103の各データベースに識別子を割当て、情報源群としてこのデータベース識別子を格納しておいても構わない。また図8は、分散情報源103には図2の環境データベース、宿泊施設データベース、地図データベースのほかに、社員データベース、特許出願データベース、給与データベースが存在するものとして書かれている。
【0041】ステップ701で該当するレイアウト情報が存在しない場合はステップ709へ進み、ユーザに適用するレイアウト情報の選択、または新たなレイアウト情報の入力を促し、以降ユーザにより明示的に指定されたレイアウトを適用して文書生成(ステップ403)および出力(ステップ404)を行なう。一方、ステップ701で該当するレイアウト情報が存在する場合はステップ702へ進み、前記該当するレイアウト情報のレイアウト番号群を取得する。
【0042】ステップ702以降は、標準設定として、適用するレイアウト情報の選択処理を自動化するか、またはユーザにレイアウト情報の候補を提示するかによって処理が異なる。
【0043】まず選択処理自動化を行なう場合、レイアウト適用履歴格納手段601を参照して、予め定められた件数の履歴中にステップ702で取得したレイアウト番号群のどれか1つ以上が存在するかどうか調べる(ステップ704)。図9はレイアウト適用履歴格納手段601に格納されているレイアウト適用履歴の一例である。レイアウト適用履歴901は最近10回の動的文書生成において適用したレイアウト情報のレイアウト番号を記録した例である。前記レイアウト適用履歴は、動的文書生成処理が行なわれるたびに更新される。なお、前記レイアウト適用履歴は、クライアント端末101ごとに1つ作成しても構わないし、クライアント端末101を利用するユーザごとに作成しても構わない。また、前記レイアウト適用履歴の件数は、何件に設定しても構わない。ステップ704で、レイアウト適用履歴中にステップ702で取得したレイアウト番号群のどれか1つ以上が存在する場合は、存在するレイアウト番号群のうち最も近い過去に適用したレイアウトを選択し(ステップ706)、前記選択したレイアウトを適用して文書生成(ステップ403)および出力(ステップ404)を行なう。一方、ステップ704で、レイアウト適用履歴中にステップ702で取得したレイアウト番号群のどれも存在しない場合、適用するレイアウトの選択を自動化できないため、取得したレイアウト番号群に対応するレイアウト情報をユーザに提示し、適用するレイアウトの選択を促し(ステップ705)、ユーザによって選択されたレイアウトを適用して文書生成(ステップ403)および出力(ステップ404)を行なう。
【0044】次に、あらかじめユーザにレイアウト情報の候補を提示する設定の場合、レイアウト適用履歴格納手段601を参照し、ステップ702で取得したレイアウト番号群を、最近適用したレイアウト順にソートを行なう(ステップ707)。ここでレイアウト適用履歴中に存在しないレイアウト番号はソートの下位に配置するものとする。次にソートした順に、レイアウト情報群それぞれに対応するレイアウト情報を候補としてユーザに提示し、適用するレイアウトを選択させ(ステップ708)、ユーザによって選択されたレイアウトを適用して文書生成(ステップ403)および出力(ステップ404)を行なう。
【0045】なお、ここではステップ701にてコンテンツのもととなる情報源の組み合わせと一致する情報源で構成されるレイアウト情報を抽出したが、これはコンテンツのもととなる情報源群を全て含み、かつ他の情報源も含む構成となっているレイアウト情報を抽出しても構わない。
【0046】以下、実施の形態2におけるクライアント端末101での処理を図8、図9の具体例を用いて説明する。
【0047】ステップ401にて取得したコンテンツが図5の501である場合、その情報源は"環境データベース"、"宿泊施設データベース"、"地図データベース"の3種である。この時、図8のレイアウト詳細情報801より前記3種の情報源から構成されるレイアウトはレイアウト番号"1"、"2"、"3"の3つが該当する(ステップ701、702)。適用レイアウト選択自動化する場合、ステップ704より図9のレイアウト適用履歴901を参照し、レイアウト番号"1"、"2"、"3"のうち最も近い過去に適用されたレイアウト番号は"2"であることがわかる。よってレイアウト番号2のレイアウト情報に基づき、文書生成(ステップ403)および出力(ステップ404)を行なう。一方、適用レイアウト候補をユーザに提示し選択を促す場合は、レイアウト番号"1"、"2"、"3"の3つをレイアウト適用履歴901の履歴順でソートすると(ステップ707)、"2(履歴順=1)"、"3(履歴順=4)"、"1(履歴順=5)"となる。この順でユーザにレイアウト情報を提示する(ステップ708)。図10はユーザにレイアウト候補を提示する画面の一例を示す図である。提示した3つのレイアウト候補からユーザが選択したレイアウトで文書生成(ステップ403)および出力(ステップ404)を行なう。
【0048】以上のように本実施の形態では、クライアント端末101に過去に実際に適用されたレイアウト情報の履歴を、予め定められた件数だけ格納しておくレイアウト適用履歴格納手段601と、コンテンツやレイアウト適用履歴に基づいて適用するレイアウトを自動で選択、もしくはユーザへのレイアウト候補を提示するレイアウト自動選択手段602を新たに備えることにより、クライアント端末101における動的文書生成処理において、ユーザが毎回レイアウト情報を選択する手間を省くために、適用するレイアウト情報の選択処理を自動化、もしくはユーザにレイアウト情報の候補を提示し、レイアウト情報選択の支援をすることが可能となる。
【0049】(実施の形態3)以下、本発明の実施の形態3について説明する。図11は実施の形態3における動的文書生成システムの構成図である。実施の形態1の構成図である図1と異なるのは、クライアント端末101にコンテンツ格納手段1101を新たに備えているところである。
【0050】コンテンツ格納手段1101は、コンテンツ受信手段105が受信したコンテンツを格納しておく。
【0051】実施の形態3における目的は、動的文書生成に利用したコンテンツを、コンテンツ格納手段1101に格納しておき、のちに同コンテンツを再利用して、分散情報源管理サーバ102にアクセスすることなく、前回とは別、もしくは同一なレイアウト情報を用いて新たな文書生成を可能とすることである。
【0052】実施の形態3における、分散情報源管理サーバ102を利用した動的文書生成処理は、以下の1点を除いて実施の形態1における処理と同様である。実施の形態3では、実施の形態1におけるステップ401でコンテンツ受信手段105にて分散情報源管理サーバ102から動的文書生成用コンテンツを取得した後に、前記動的文書生成用コンテンツをコンテンツ格納手段1101に格納する。
【0053】次に実施の形態3における分散情報源管理サーバ102を利用しない動的文書生成処理について説明する。図12は、実施の形態3における分散情報源管理サーバ102を利用しない動的文書生成処理フローを示す図である。
【0054】まず、文書生成手段107にて、コンテンツ格納手段1101から動的文書生成に利用するコンテンツをユーザが選択し、取得する(ステップ1201)。以下ステップ402からステップ404までの処理は実施の形態1における処理と同様であるため説明を省略する。
【0055】図13は実施の形態3における分散情報源管理サーバ102を利用しない動的文書生成処理の具体例の図である。501は実施の形態1での具体例で利用したものと同様なコンテンツで、ステップ1201にて文書生成手段107がコンテンツ格納手段1101からユーザの選択に従い取得したものとする。1301がステップ402でレイアウト情報格納手段106から取得したレイアウト情報であり、実施の形態1での具体例で利用したレイアウト情報502とは異なるレイアウトが選択されたものとする。この時、ステップ403にて生成される文書が1302である。
【0056】以上のように本実施の形態では、クライアント端末101にコンテンツ受信手段105が受信したコンテンツを格納しておくコンテンツ格納手段1101を新たに備えることにより、同コンテンツを再利用して、分散情報源管理サーバ102にアクセスすることなく、前回とは別、もしくは同一なレイアウト情報を用いて新たな動的文書生成を行なうことが可能となる。
【0057】また、分散情報源管理サーバ102にアクセスすることなく動的文書生成を行なうため、ネットワーク負荷を軽減すること、更には動的文書生成に要する時間を短縮することが可能となる。
【0058】なお、本実施の形態では、コンテンツ受信手段105が受信したコンテンツを全てコンテンツ格納手段1101に格納するものとして説明したが、受信したコンテンツをコンテンツ格納手段1101に格納しておくか否かをユーザが選択し、選択されたコンテンツのみを格納しても構わない。
【0059】また、本実施の形態では、文書生成手段107にて実施の形態1と同様にユーザが適用するレイアウトを選択したが、これは図11の構成にレイアウト適用履歴格納手段601とレイアウト自動選択手段602を追加し、実施の形態2と同様にレイアウト適用自動化およびレイアウト情報選択支援を行なっても構わない。
【0060】(実施の形態4)以下、本発明の実施の形態4について説明する。図14は実施の形態4における動的文書生成システムの構成図である。実施の形態3の構成図である図11と異なるのは、クライアント端末101に更新履歴調査送信手段1401と更新履歴調査結果受信手段1402を新たに備え、更に分散情報源管理サーバ102に更新連絡取得手段1403と、更新履歴格納手段1404と、更新履歴調査入力手段1405と、更新履歴解析手段1406と更新履歴調査結果送信手段1407を新たに備え、更に分散情報源103の各データベース113ごとに更新連絡手段1408を新たに備えているところである。
【0061】更新履歴調査送信手段1401は、分散情報源のデータが更新されることにより、コンテンツ格納手段1101に格納されたコンテンツが古い、もしくは正しくなくなっていないかどうか、分散情報源の更新履歴を利用した調査依頼を分散情報源管理サーバ102に対して送信する。
【0062】更新履歴調査結果受信手段1402は、分散情報源管理サーバ102で行なった分散情報源の更新履歴を利用した調査の結果を受信する。
【0063】更新連絡取得手段1403は、分散情報源103の各データベースからの更新に関する連絡を取得する。
【0064】更新履歴格納手段1404は、分散情報源103の各データベースにおける更新履歴を格納しておく。
【0065】更新履歴調査入力手段1405は、クライアント端末101からの更新履歴調査依頼を受け取る。
【0066】更新履歴解析手段1406は前記更新履歴調査入力手段1405が取得した更新履歴調査依頼に従って、更新履歴を解析し更新履歴調査を行なう。
【0067】更新履歴調査結果送信手段1407は、前記更新履歴解析手段1406の調査結果をクライアント端末101へ送信する。
【0068】更新連絡手段1408は、各データベースで更新処理(追加・変更・削除)が発生した場合に、その旨を分散情報源管理サーバ102へ連絡する。
【0069】実施の形態3のように、一度動的文書生成に利用したコンテンツを、コンテンツ格納手段1101に格納しておき、のちに同コンテンツを再利用して、前回とは別、もしくは同一なレイアウト情報を用いて新たな文書生成を行なう場合、同コンテンツは取得要求から時間が経過しているため、再利用する時点で分散情報源103の対応するデータが更新されている恐れがある。そこで実施の形態4における目的は、再利用するコンテンツに対応するデータが更新されているかどうかの調査を高速に、またデータベースに負荷をかけずに行なうことである。
【0070】次に実施の形態4における分散情報源更新連絡処理の流れについて説明する。各データベース113においてデータ更新処理が発生した際に、対応する更新連絡手段1408は分散情報源管理サーバ102の更新連絡取得手段1403に更新処理の発生した日時を連絡する。この取得した更新履歴を更新履歴格納手段1404へ格納していく。図15は更新履歴の例を示す図である。この例では、情報源の種類ごとに更新が発生した日時を記録している。
【0071】図16は実施の形態4におけるコンテンツの更新履歴調査処理フローを示す図である。まず更新履歴調査送信手段1401が再利用するコンテンツの情報源種類とその取得日時をもとに更新履歴調査依頼を分散情報源管理サーバ102に対して送信する(ステップ1601)。なお、実施の形態4では、動的文書生成用コンテンツをコンテンツ格納手段1101に格納する際に、その取得日時も格納されているものとする。
【0072】次に更新履歴調査入力手段1405が前記更新履歴調査依頼を受け取り(ステップ1602)、更に更新履歴解析手段1406が更新履歴格納手段1404に格納された更新履歴を参照してコンテンツの各情報源がその取得日時以降に更新処理が発生しているかどうか解析を行なう(ステップ1603)。
【0073】次にステップ1604にて、コンテンツ取得日時以降に更新されている情報源が存在しない場合、更新履歴調査結果送信手段1407がその旨を更新履歴調査結果としてクライアント端末101へ送信し(ステップ1608)、更新履歴調査結果受信手段1402が前記更新履歴調査結果を受信する。
【0074】一方、ステップ1604にてコンテンツ取得日時以降に更新されている情報源が存在する場合は、標準設定として、更新処理のあった情報源から取得したコンテンツを再取得するか、またはユーザに更新履歴調査結果のみを返すかによって処理が異なる。コンテンツ再取得を行なう場合は、図3の302から306の処理を行なうことによりユーザに最新のコンテンツを提示する(ステップ1606)。その後、更新履歴調査結果送信手段1407がコンテンツの情報源が更新されていた旨を更新履歴調査結果としてクライアント端末101へ送信し(ステップ1607)、更新履歴調査結果受信手段1402が前記更新履歴調査結果を受信する。また、ユーザに更新履歴調査結果のみを返す場合は、ステップ1606の処理を行なわないことを除いて、前記コンテンツの再取得を行なう場合と同様の処理を行なう。
【0075】コンテンツの更新履歴調査を行なった後に、クライアント端末101にて動的文書生成を行なう処理は、実施の形態3と同様であるため説明を省略する。
【0076】以上のように本実施の形態では、更新履歴を利用した調査依頼を分散情報源管理サーバ102に対して送信する更新履歴調査送信手段1401と、更新履歴を利用した調査の結果を受信する更新履歴調査結果受信手段1402と、分散情報源103の各データベースからの更新に関する連絡を取得する更新連絡取得手段1403と、更新履歴を格納しておく更新履歴格納手段1404と、クライアント端末101からの更新履歴調査依頼を受け取る更新履歴調査入力手段1405と、コンテンツの情報源が更新されていないか更新履歴を解析する更新履歴解析手段1406と、調査結果をクライアント端末101へ送信する更新履歴調査結果送信手段1407と、各データベースで更新処理(追加・変更・削除)が発生した場合に、その旨を分散情報源管理サーバ102へ連絡する更新連絡手段1408を新たに備えることにより、動的文書生成に再利用するコンテンツに対応するデータが更新されているかどうかの調査を行なう際に、分散情報源管理サーバ102内の更新履歴格納手段を用いて調査を行ない、分散情報源103を通した処理を行なわないため、高速かつデータベースに負荷をかけない更新履歴調査を行なうことが可能となる。
【0077】なお、図14に示す本実施の形態の構成に、前記レイアウト適用履歴格納手段601と前記レイアウト自動選択手段602を新たに備えた構成を取り、クライアント端末での動的文書生成処理において実施の形態2と同様にレイアウト適用自動化を行なっても構わない。
【0078】また、本実施の形態における説明では更新履歴に更新日時を格納しておき、履歴調査処理の際に更新日時のみを参照して判断していたが、例えばリレーショナルデータベースの場合には更新履歴に更新の発生したテーブル名とレコード番号とカラム名を記述しておくことにより、コンテンツに対応するデータベースに更新があっても、コンテンツそのもののデータが更新されていなければ再検索(実体取得)を行なわないという方法でも構わない。
【0079】(実施の形態5)以下、本発明の実施の形態5について説明する。図17は実施の形態5における動的文書生成システムの構成図である。実施の形態1の構成図である図1と異なるのは、文書管理サーバ1701を新たに備え、更にクライアント端末101に登録依頼手段1708と文書取得手段1709とを新たに備えているところである。また、前記文書管理サーバ1701は、登録手段1702、文書格納手段1703、文書送信手段1704、コンテンツ受信手段1705レイアウト情報格納手段1706、文書生成手段1707からなる。
【0080】以下、新たに加えられた構成要素について説明する。
【0081】文書管理サーバ1701は、実施の形態1から4においてクライアント端末101で行なっていた文書生成処理の代行、および各ユーザの持つレイアウト情報や動的に生成した文書を保管し、他ユーザとの共有を可能とする。登録手段1702は、クライアント端末101からのレイアウト情報または動的生成した文書の登録依頼を受け、登録処理を行なう。文書格納手段1703は前記登録手段1702が受けた登録依頼の文書を格納する。文書送信手段1704はクライアント端末101から文書格納手段1703に格納されている文書の取得依頼を受け、文書を送信する。コンテンツ受信手段1705、レイアウト情報格納手段1706、文書生成手段1707の役割は、それぞれコンテンツ受信手段705、レイアウト情報格納手段706、文書生成手段707と同様である。
【0082】クライアント端末101の登録依頼手段1708は、ユーザの持つレイアウト情報や動的に生成した文書の文書管理サーバ1701への登録依頼を行なう。文書取得手段1709は文書管理サーバ1701に保管されている文書、または文書管理サーバ1701にて新たに生成された文書の取得依頼や受信を行なう。
【0083】実施の形態5における目的は、動的に生成した文書を文書管理サーバで管理し、他のユーザと共有すること、またレイアウト情報を文書管理サーバにおいても管理し、このレイアウト情報を用いて文書管理サーバ内でも文書生成処理実行を可能とすることである。
【0084】次に実施の形態5における、文書管理サーバで動的文書生成を行なう場合の処理について説明する。まず分散情報源管理サーバ102および分散情報源103における処理は、図3のステップ305までは実施の形態1と同様であるため説明を省略する。ステップ305の後、コンテンツ提示手段112は文書管理サーバに対して動的文書生成用コンテンツの提示を行ない、コンテンツ受信手段1705が該コンテンツを受信する。次にレイアウト情報格納手段1706に格納されたレイアウト情報を用いて文書生成手段1707が文書生成処理を行なう。この時適用するレイアウト情報は、要求送信手段104を通してコンテンツ取得要求を行なう際にユーザが指定するものとする。なおこのレイアウト情報格納手段1705に格納されているレイアウト情報は、各ユーザが共有の為に登録依頼手段1708を通して登録したレイアウト情報と、予めシステムの規定レイアウト情報として登録されていたレイアウト情報からなるものとする。生成された文書は文書送信手段1704を通してクライアント端末101の文書取得手段1709へ送られ、文書出力手段108にて出力される。
【0085】次に、実施の形態5における、文書管理サーバへの文書登録処理について説明する。まず文書管理サーバへの文書登録処理は、クライアント端末101の登録依頼手段1708が生成した動的文書の登録依頼を文書管理サーバに対して行なう。この時、登録する文書がクライアント端末101で生成した文書である場合は文書生成手段107から、文書管理サーバ1701で生成した文書である場合は、これを取得した文書取得手段1709から登録対象文書を取得する。次に文書管理サーバでは、前記登録依頼手段1708からの登録依頼を受け、登録手段1702が文書格納手段1703への登録処理を行ない終了する。
【0086】以上のように本実施の形態では、文書管理サーバ1701を新たに備え、前記文書管理サーバ1701に動的に作成した文書を格納しておくことで、他のユーザと動的文書の共有を行なうことが可能となる。更に文書管理サーバ1701においても動的文書生成処理を行なうことを可能とすることにより、クライアント端末101側での負荷を軽減される。また各ユーザの持つ任意のレイアウト情報を文書管理サーバ1701に登録することにより、レイアウト情報の共有も可能となる。
【0087】なお、実施の形態5では、実施の形態1から4までのように、クライアント端末101で動的文書生成処理を行なうことも可能である。
【0088】更に実施の形態5の説明では、実施の形態1の構成に文書管理サーバ1701を新たに備え、更にクライアント端末101内に登録依頼手段1708と文書取得手段1709とを新たに備えた構成として説明したが、同様に実施の形態2から4の構成に文書管理サーバ1701を新たに備え、更にクライアント端末101内に登録依頼手段1708と文書取得手段1709とを新たに備えた構成を取ることも可能である。
【0089】更に前記実施の形態1の構成に、文書管理サーバ1701が加わり、かつクライアント端末101が要求送信手段104、文書出力手段108、登録依頼手段1708、および文書取得手段1709のみからなる構成を取ることにより、クライアント端末101では動的文書生成を行なわず、文書管理サーバ1701側でのみ動的文書生成処理を行なう形態を取ることも可能である。
【0090】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば複数の情報源のデータを用いて新しく文書を生成する動的文書生成システムにおいて、クライアント側で文書生成処理を行なうことにより、複数の情報源のデータを統合利用してユーザ毎にユーザが望むレイアウトで新しい文書を動的に生成すること、更にサーバ側での大量のレイアウト管理を不要とすること、およびサーバ側での負荷軽減を実現するという効果を有する。
【0091】また、過去に適用されたレイアウト情報の履歴を保持しておくことにより、適用するレイアウト情報の選択処理の自動化、もしくはレイアウト情報選択の支援が可能という効果を有する。
【0092】また、クライアント端末で文書生成に用いたコンテンツを保管しておくことにより、分散情報源管理サーバにアクセスすることなく、前記コンテンツを再利用して新たな動的文書生成を行なうことが可能という効果を有する。
【0093】また、分散情報源管理サーバに各分散情報源の更新履歴を格納しておくことにより、前記再利用に用いるコンテンツに対応するデータの更新の有無を調べる際に、高速かつデータベースに負荷をかけない更新履歴調査を行なうことが可能という効果を有する。
【0094】また、文書管理サーバを新たに備え、前記文書管理サーバが動的文書生成処理の代行を行なうことにより、クライアント端末での負荷が軽減されるという効果を有する。更に前記文書管理サーバに動的に生成した文書やレイアウト情報を登録することにより、他ユーザとの共有利用が可能という効果を有する。
【出願人】 【識別番号】000005821
【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
【出願日】 平成12年10月25日(2000.10.25)
【代理人】 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【公開番号】 特開2002−132752(P2002−132752A)
【公開日】 平成14年5月10日(2002.5.10)
【出願番号】 特願2000−325287(P2000−325287)