| 【発明の名称】 |
コンテンツ管理方法および管理装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】山田 正紀
【氏名】南 正樹
【氏名】東 正造
【氏名】佐野 睦夫
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| 【要約】 |
【課題】限られた容量の発行IDを有効に利用することにより、コンテンツIDの枯渇を防止する。
【解決手段】ID発行モジュール512は、当該コンテンツの流通を行おうとする流通者がコンテンツの非営利で利用する消費者である場合には予め定められた一定の値を発行IDとして発行し、その流通者がコンテンツを営利目的で利用する著作権利用者である場合には新規の発行IDを発行する。従来では、流通者が著作権利用者、消費者の両方の場合に新規の発行IDを発行していたのに対して、本発明では、流通者が著作権利用者の場合にのみ新規の発行IDを発行し、消費者の場合には、新規の発行IDを生成せず予め指定された一定の発行IDを発行する。従って、発行IDの新規発行が抑止されビット数が限られたコンテンツIDの枯渇が防止され、コンテンツ管理装置の信頼性が向上する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 コンテンツを通信網上に流通させるためのコンテンツ管理方法であって、著作権者からコンテンツの登録が行われた際に、当該コンテンツを特定するための識別子である著作物IDを発行するステップと、当該コンテンツに関する著作権の利用を営利目的により許諾された著作権利用者、当該コンテンツの非営利目的の利用を許諾された消費者のうちの当該コンテンツの流通を行おうとする流通者からの当該コンテンツを利用したい旨の要求を受けた場合には、当該コンテンツの流通条件に関する情報である流通情報を入力するステップと、前記流通情報に含まれる利用目的が非営利目的であることを示す場合、前記流通者は消費者であると判定し、予め定められた一定の値を発行IDとして発行するステップと、前記利用目的が営利目的であることを示す場合、前記流通者は著作権利用者であると判定し、新規に作成した発行IDを発行するステップと、前記著作物IDと前記発行IDとを組み合わせてコンテンツIDとし、該コンテンツIDを当該コンテンツに付加して、前記流通者に送信するステップと、を有するコンテンツ管理方法。 【請求項2】 前記コンテンツIDを当該コンテンツに付加する処理が、前記コンテンツIDを、通常の方法では知覚することはできない情報である電子透かし情報として前記コンテンツデータに埋め込む処理である請求項1記載のコンテンツ管理方法。 【請求項3】 コンテンツにかかる著作権を保護しながら当該コンテンツを通信網上に流通させるためのコンテンツ管理装置であって、著作権者、著作権利用者、消費者によるアクセスがあった場合に、ユーザIDとパスワードの入力を要求し、入力された該パスワードが該ユーザIDに対するパスワードと一致するか否かを確認することにより、アクセスしてきた著作権者、著作権利用者、消費者の本人性を確認するための個人認証モジュールと、著作権者からコンテンツの登録が行われた際に、当該コンテンツを特定するための識別子である著作物IDを発行し、入力された流通情報に含まれる利用目的が非営利目的であることを示す場合、前記流通者は消費者であると判定し、予め定められた一定の値を発行IDとして発行し、前記利用目的が営利目的であることを示す場合、前記流通者は著作権利用者であると判定し、新規に作成した発行IDを発行するID発行モジュールと、当該コンテンツに関する著作権の利用を営利目的により許諾された著作権利用者、当該コンテンツの非営利目的の利用を許諾された消費者のうちの当該コンテンツの流通を行おうとする流通者からの当該コンテンツを利用したい旨の要求を受けた場合には、当該コンテンツの流通条件に関する情報である前記流通情報を入力し、前記著作物IDと前記発行IDとを組み合わせてコンテンツIDとし、該コンテンツIDを当該コンテンツに付加して前記流通者に送信するメインモジュールと、著作物に関する情報を記憶するための著作物情報テーブルと、著作権者に関する情報を記憶するための著作権者情報テーブルと、コンテンツの流通条件に関する情報を記憶するための流通情報テーブルと、著作権利用者が許諾された権利とその利益分配率に関する情報を格納するための権利分配情報テーブルと、を有している属性情報データベースと、前記コンテンツIDとファイル名を対応づけて保存するコンテンツDBテーブルを有しているコンテンツデータベースと、ユーザIDとユーザ情報を格納するユーザDBテーブルを有しているユーザデータベースとを有するコンテンツ管理装置。 【請求項4】 発行された前記コンテンツIDを、通常の方法では知覚することはできない情報である電子透かし情報として当該コンテンツに埋め込む処理を行う電子透かしモジュールをさらに有する請求項3記載のコンテンツ管理装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、映像や音楽等のコンテンツにかかる著作権を保護しながら当該コンテンツをインタネット等の通信網上に流通させるためのコンテンツ管理方法およびコンテンツ管理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年インタネット等の通信網を介して映像や音楽等のコンテンツが流通するようになってきている。しかし、これらのコンテンツは容易にコピーすることができるため、これらのコンテンツにかかる著作権は侵害され易い。このような弊害を防止するため、これらのコンテンツにかかる著作権を保護しながら流通させるために様々なコンテンツ管理方法およびコンテンツ管理装置が考えられている。このような従来のコンテンツ管理装置を用いたシステムを図20に示す。 【0003】図20に示すように、従来のコンテンツ管理装置31は、インタネットに接続されている。また、著作権者端末311、著作権利用者端末312、消費者端末313もインタネットに接続されている。 【0004】コンテンツ管理装置31は、図20のようにインターネット上に存在しTCP/IPのHTTPプロトコルを用いたGUI(Graphical User Interface)によってユーザ入出カを行う。 【0005】ここで、著作権者とは、当該コンテンツに対して著作権を有する者である。また、著作権利用者とは、著作権者との契約行為により当該コンテンツに関する著作権(販売椿、複製権など)の利用を、営利目的により許諾された者である。また、消費者とは、著作権者、あるいは著作権利用者との利用許諾契約締結後に当該コンテンツを購入し、営利目的でなく利用、鑑賞する者である。流通とは、電子モールでのコンテンツ販売、ホームベージ上での掲載など、不特定多数が当該コンテンツを参照可能な状態におく行為をいう。 【0006】この従来のコンテンツ管理装置31を用いたシステムでは、あるコンテンツの著作権を有する著作権者は著作権者端末311を介して当該コンテンツをコンテンツ管理装置31に登録し、著作物IDの発行を要求する。 【0007】コンテンツ管理装置31は、著作物IDを発行する際に、当該コンテンツのタイトル等のコンテンツに関する情報や、著作権者が所有する各権利の明示といった項目からなる著作物ID属性情報を著作物IDをキーとしてデータベース化して保存しておく。 【0008】そして、このコンテンツ管理装置31は、著作権者、著作権利用者、消費者のうちの当該コンテンツの流通を行おうとする者(以下流通者と称する)からコンテンツのダウンロードを要求された際に、そのコンテンツに図21に示すようなコンテンツIDを付加してからその流通者へのダウンロードを行っている。 【0009】また、コンテンツ管理装置31は、発行IDを発行する際に、コンテンツの流通情報、著作権利用に対し支払われる対価に関する項目等からなる発行ID属性情報を、コンテンツIDをキーにデータベース化して保存しておく。 【0010】このコンテンツIDは、図21に示すように、著作物IDおよび発行IDとから構成されている。 【0011】ここで、著作物IDとは、著作権者の発行要求によって新規コンテンツに対して発行され、当該コンテンツを特定するための識別子であり、1つのコンテンツに対して原則として1つの著作物IDが発行される。 【0012】また、発行IDとは、コンテンツを流通者にダウンロードする場合に、後からそのコンテンツの流通経路を特定することができるように、各流通経路毎に異なるように発行される識別子であり、図22のように同一の著作物IDに対して重複しないように発行される。 【0013】この従来のコンテンツ管理装置を用いたシステムでは、著作物IDは著作権者が作成したコンテンツに対して発行され、発行IDは当該コンテンツの流通内容毎、すなわち、著作権者が流通を行おうとする毎、または、著作権者−著作権利用者間、著作権者−消費者間の契約行為により当該コンテンツの流通が可能になる毎に発行される。ただし、著作権利用者−消費者間における、契約行為の管理は著作権利用者に一任され発行IDは発行されない。 【0014】このようなコンテンツIDは、コンテンツデータと容易に分離することができないように、コンテンツデータに対して電子透かし等の埋め込み情報として付加されるため、コンテンツIDの容量には制約がある。例えば発行IDが8ビットに制限されている場合には、256個の発行IDしか発行することができない。そのため、著作権者と消費者の間の売買契約にも各々発行IDを発行していては、8ビット(256個)の発行IDがすぐに無くなる恐れがある。その場合、当該コンテンツの著作物IDを新たに発行しなければならず、1つのコンテンツに対して複数の著作物IDが発行され著作物IDの一意性が保たれなくなる。ここで、電子透かし情報とは、通常の方法では知覚することはできないが、ある特殊な方法によればその内容を読み出すことができる情報である。 【0015】さらに、このように1つのコンテンツに対して複数の著作物IDが発行させるようになると、コンテンツID自体がが枯渇することにもなり、コンテンツ管理装置を用いたシステムの運営にも支障を来たすことになってしまう。 【0016】 【発明が解決しようとする課題】上述した従来のコンテンツ管理装置では、著作権者−著作権利用者、著作権者−消費者間の全ての契約の際に発行IDを発行しているため、容量に制限のある発行IDが無くなり1つのコンテンツに対して複数の著作物IDを発行しなければならなくなりコンテンツID自体の枯渇を招くという問題点があった。 【0017】本発明の目的は、限られた容量の発行IDを有効に利用することにより、コンテンツIDの枯渇を防止することができるコンテンツ管理装置を提供することである。 【0018】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明のコンテンツ管理方法は、コンテンツを通信網上に流通させるためのコンテンツ管理方法であって、著作権者からコンテンツの登録が行われた際に、当該コンテンツを特定するための識別子である著作物IDを発行するステップと、当該コンテンツに関する著作権の利用を営利目的により許諾された著作権利用者、当該コンテンツの非営利目的の利用を許諾された消費者のうちの当該コンテンツの流通を行おうとする流通者からの当該コンテンツを利用したい旨の要求を受けた場合には、当該コンテンツの流通条件に関する情報である流通情報を入力するステップと、前記流通情報に含まれる利用目的が非営利目的であることを示す場合、前記流通者は消費者であると判定し、予め定められた一定の値を発行IDとして発行するステップと、前記利用目的が営利目的であることを示す場合、前記流通者は著作権利用者であると判定し、新規に作成した発行IDを発行するステップと、前記著作物IDと前記発行IDとを組み合わせてコンテンツIDとし、該コンテンツIDを当該コンテンツに付加して、前記流通者に送信するステップとを有する。 【0019】また、本発明のコンテンツ管理方法は、前記コンテンツIDを当該コンテンツに付加する処理が、前記コンテンツIDを、通常の方法では知覚することはできない情報である電子透かし情報として前記コンテンツデータに埋め込む処理とするようにしてもよい。 【0020】また、本発明のコンテンツ管理装置は、コンテンツにかかる著作権を保護しながら当該コンテンツを通信網上に流通させるためのコンテンツ管理装置であって、著作権者、著作権利用者、消費者によるアクセスがあった場合に、ユーザIDとパスワードの入力を要求し、入力された該パスワードが該ユーザIDに対するパスワードと一致するか否かを確認することにより、アクセスしてきた著作権者、著作権利用者、消費者の本人性を確認するための個人認証モジュールと、著作権者からコンテンツの登録が行われた際に、当該コンテンツを特定するための識別子である著作物IDを発行し、入力された流通情報に含まれる利用目的が非営利目的であることを示す場合、前記流通者は消費者であると判定し、予め定められた一定の値を発行IDとして発行し、前記利用目的が営利目的であることを示す場合、前記流通者は著作権利用者であると判定し、新規に作成した発行IDを発行するID発行モジュールと、当該コンテンツに関する著作権の利用を営利目的により許諾された著作権利用者、当該コンテンツの非営利目的の利用を許諾された消費者のうちの当該コンテンツの流通を行おうとする流通者からの当該コンテンツを利用したい旨の要求を受けた場合には、当該コンテンツの流通条件に関する情報である前記流通情報を入力し、前記著作物IDと前記発行IDとを組み合わせてコンテンツIDとし、該コンテンツIDを当該コンテンツに付加して前記流通者に送信するメインモジュールと、著作物に関する情報を記憶するための著作物情報テーブルと、著作権者に関する情報を記憶するための著作権者情報テーブルと、コンテンツの流通条件に関する情報を記憶するための流通情報テーブルと、著作権利用者が許諾された権利とその利益分配率に関する情報を格納するための権利分配情報テーブルと、を有している属性情報データベースと、前記コンテンツIDとファイル名を対応づけて保存するコンテンツDBテーブルを有しているコンテンツデータベースと、ユーザIDとユーザ情報を格納するユーザDBテーブルを有しているユーザデータベースとを有する。 【0021】また、本発明は、発行された前記コンテンツIDを、通常の方法では知覚することができない情報である電子透かし情報として当該コンテンツに埋め込む処理を行う電子透かしモジュールをさらに有するようにしてもよい。 【0022】従来のコンテンツ管理方法では、著作権者−著作権利用者、著作権者−消費者の両方の契約に関して新規の発行IDを発行していたのに対して、本発明のコンテンツ管理方法では、著作権者−著作権利用者の契約に関しては従来と同様に新規の発行IDを発行し、著作権者−消費者間の契約行為に関しては、新規の発行IDを生成せず、予め指定された一定の発行IDを発行するようにしたものである。 【0023】従って、本発明によれば、大多数である著作権者−消費者間の契約行為が発生する度に発行されていた発行IDを同一の発行IDとすることができるので発行IDの新規発行が抑止される。そして、新規発行IDの発行が抑止されることにより、1つのコンテンツに対して複数の著作物IDが発行されることも抑止することができ結果としてビット数が限られたコンテンツIDの枯渇が防止され、コンテンツ管理装置の信頼性が向上する。 【0024】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。 【0025】(第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態のコンテンツ管理装置の構成を示すブロック図である。本実施形態のコンテンツ管理装置10は、図20に示したシステムにおけるコンテンツ管理装置31のかわりに用いられるものであり、図1に示すコンテンツ管理装置10と、図20に示す著作権者端末311と、著作権利用者端末312と、消費者端末313と、インタネットとから本実施形態におけるシステムは構成されている。 【0026】また、図1に示されるように、本実施形態のコンテンツ管理装置10は、メインモジュール511と、ID発行モジュール512と、電子透かしモジュール513と、個人認証モジュール514と、DB(データベース)管理モジュール515と、コンテンツDB151と、属性情報DB152と、ユーザDB153とから構成されている。 【0027】メインモジュール(CGI)511は、GUIを提供すると共に、各モジュールを制御するWWWサーバである。ID発行モジュール512は、著作物ID、発行ID、流通IDを作成している。電子透かしモジュール513は、発行されたコンテンツIDを電子透かしとしてコンテンツに埋め込む処理を行っている。個人認証モジュール514は、アクセスしてくる著作権者、著作権利用者、消費者の本人性を確認するためのモジュールである。DB管理モジュール515は、コンテンツDB151、属性情報DB152、ユーザDB153へのインタフェースを提供する。 【0028】コンテンツDB151は、コンテンツデータを格納するためのデータベースであり、図2に示されるようなコンテンツIDとファイル名を対応づけて保存するコンテンツDBテーブルを有している。 【0029】属性情報DB152は、任意のコンテンツIDに関する情報を格納するためのデータベースであり、図3に示されるような著作物に関する情報を記憶するための著作物情報テーブルと、図4に示されるような著作権者に関する情報を記憶するための著作権者情報テーブルと、図5に示されるようなコンテンツの流通条件に関する情報を記憶するための流通情報テーブルと、図6に示されるような著作権利用者が許諾された権利とその利益分配率に関する情報を格納するための権利分配情報テーブルとを有している。 【0030】ユーザDB153は、コンテンツ管理装置利用者に関する情報を格納するためのDBであり、図7に示されるようなユーザIDとユーザ情報を格納するユーザDBテーブルを有している。 【0031】これらのモジュール511〜515は、ソフトウェアとして1台のサーバマシンにインストールされている。 【0032】次に、本実施形態のコンテンツ管理装置の動作について図面を参照して詳細に説明する。 【0033】■ 先ず、メインモジュール511が行う著作物IDの発行の動作を図8、図9を参照して説明する。図8は、著作物ID発行処理の動作を示すフローチャートであり、図9は著作物ID発行処理の動作を示すシーケンスチャートである。 【0034】今、ある著作権者が自分の作品をデジタル化し、流通させようと考えたとき、著作権者は著作権者端末311上でWWWブラウザを起動し、インターネットプロバイダを経由してインタネットに接続する。インタネット上で、コンテンツ管理装置10のURLを指定しコンテンツ管理装置10が提供するトップページにアクセスする。 【0035】メインモジュール511は、トップページにおいて著作権者に対し、ユーザIDとパスワードの入力画面を表示し入カを要求する。ここで、ユーザDB153にはすでに著作権者が登録されているものとする。 【0036】メインモジュール511は、著作権者が入力したユーザIDとパスワードを個人認証モジュール514を呼び出し確認処理を行う(ステップ801)。正しければ、登録しようとするコンテンツに関する著作物情報(図3に示す項目)と、著作権所有者に関する著作権者情報(図4に示す項目)の入力画面を表示し著作権者に対し各項目の入カを要求する(ステップ803)。 【0037】次に、メインモジュール511は、著作物情報、著作権者情報の入カがあった時、図3、A4に示す項目のうち省略が「不可」となっている項目がすべて入カされているかを確認する(ステップ804)。必須項目がすべて入カされていれば、著作権者に対しコンテンツデータのアップロード画面を表示し、コンテンツ管理装置10ヘのアップロードを要求する。著作権者はFTP(File TransferProtocol)を用いて、コンテンツ管理装置に作成したコンテンツデータをアップロードする(ステップ805)。 【0038】コンテンツデータのアップロードが完了すると、メインモジュール511は、ID発行モジュール512を呼び出し、新規の著作物IDを作成する(ステップ806)。 【0039】メインモジュール511は、著作物IDが作成されたら、DB管理モジュール515を呼び出し、その著作物IDを主キーとして、前述の著作権者が入カした著作物情報、著作権者情報を属性情報DB152に格納する(ステップ807)。同時に、著作物IDを主キーとして著作権者がコンテンツをアップロードしたファイルのファイル名、ディレクトリ名、登録日時をコンテンツDB151に格納する(ステップ808)。 【0040】これらの処理が終了したら、著作権者に処理終了画面を表示し(ステップ809)、同時に電子メールによって発行された著作物IDを通知し(ステップ810)、著作物ID発行処理を終了する。 【0041】次に、図8のフローチャート中のステップ801で行われる個人認証処理を図10を参照して説明する。 【0042】個人認証モジュール514は、メインモジュール511から入カされたユーザIDとパスワードを引数として渡されると処理を開始する(ステップ1001)。個人認証モジュール514はDB管理モジュール515を呼び出し、ユーザDB153内のユーザDBテーブルを当該ユーザIDをキーとして検索する(ステップ1002)。該当するユーザIDのパスワードと入力されたパスワードを比較し(ステップ1003)、完全一致した場合には、”Accept”コードをメインモジュール511に返す処理を行う(ステップ1004)。ユーザIDが存在しない、あるはパスワードが一致しない場合は”Not Accept”のコードをメインモジュールに返し処理を終了する(ステップ1005)。 【0043】次に、図8のフローチャート中のステップ806で行われる新規著作物ID生成処理を図11を参照して説明する。 【0044】ID発行モジュール512は、DB管理モジュール515を呼び出し、既に発行されている著作物IDのうち最大のもの(一番新しいもの)を取得する(ステップ1101)。ID発行モジュール512は、取得した最新の著作物IDに1を足したものを新規著作物IDとし(ステップ1102)、その新規著作物IDてメインモジュール515に返し処理を終了する(ステップ1103)。 【0045】次に、図8のフローチャート中のステップ807で行われる著作権者情報、著作物情報登録処理を図12を参照して説明。 【0046】先ず、DB管理モジュール515は、その著作物IDを主キーとして、前述の著作権者が入カした著作物情報を属性情報DB152に格納する(ステップ1201)。そして、次に、 DB管理モジュール515は、著作物IDを主キーとして、前述の著作権者が入カした著作権者情報を属性情報DB152に格納する(ステップ1202)。 【0047】次に、図8のフローチャート中のステップ808で行われるコンテンツデータ登録処理を図13を参照して説明する。 【0048】先ず、 DB管理モジュール515は、コンテンツデータのファイル名を取得する(ステップ1301)。次に、 DB管理モジュール515は、現在時刻を獲得する(ステップ1302)。そして、最後に、 DB管理モジュール515は、著作物IDを主キーとして著作権者がコンテンツをアップロードしたファイルのファイル名、ディレクトリ名、登録日時をコンテンツDB151に格納する(ステップ1303)。 【0049】■ 次に、メインモジュール511が行う発行IDの発行処理を図12、図13を参照して説明する。図14は、発行ID発行処理の動作を示すフローチャートであり、図15は発行ID発行処理の動作を示すシーケンスチャートである。 【0050】今、上記の■により登録されたコンテンツをインタネット上で流通させようと考える者(流通者)は、著作権者本人以外は、発行ID発行処理の前に著作権者との間で著作権利用許諾契約を予め締結して著作権利用者または消費者となっているものとする。 【0051】流通者が、流通させるコンテンツのコンテンツIDおよびコンテンツデータを取得しようとするとき、流通者は著作権利用者端末312、消費者端末313上でWWWブラウザを起動し、インターネットプロバイダを経由してインタネットに接続する。インタネット上で、コンテンツ管理装置10のURLを指定しコンテンツ管理装置10のトップページにアクセスする。 【0052】メインモジュール511は、トップページにおいて著作権利用者端末312または消費者端末313に対し、ユーザIDとパスワードの入力画面を表示し入力を要求する。ここで、ユーザDB163にはすでに流通者(著作権利用者または消費者)が登録されているものとする。 【0053】流通者が入カしたユーザIDとパスワードを入力し、個人認証モジュール514を呼び出し(ステップ1401)、図8中のステップ801と同様の処理により本人確認処理を行う(ステップ1402)。 【0054】この本人確認処理において、本人であると確認された場合には、流通させようとするコンテンツに関する流通情報(図5に示す項目)と、著作権者に許諾された権利およびその権利利用にかかる利益分配率(ロイヤルティ)に関する権利分配情報(図6に示す項日)の入力画面を表示し流通者に対し各項目の入カを要求する(ステップ1404)。 【0055】流通者により流通情報、権利分配情報の入カがあった時、図5、図6に示す項目のうち省略が「不可」となっている項目がすべて入カされているかを確認する(ステップ1405)。これら必須項目がすべて入カされていれば、メインモジュール511は、ID発行モジュール512を呼び出し、発行IDの作成および流通IDの作成処理を行う(ステップ1406)。 【0056】メインモジュール511は、発行IDおよび、流通IDが作成されたら、DB管理モジュール515を呼び出し、著作物ID、発行ID、および流通IDを主キーとして、前述の流通者が入カした流通情報、権利分配情報を属性情報DB152に格納する(ステップ1407)。 【0057】メインモジュール511は、各情報のDB格納が終了したら、電子透かしモジュール513を呼び出し、コンテンツDB151に格納されているコンテンツデータに、作成されたコンテンツID(著作物ID+発行ID)を電子透かしとして埋め込む(ステップ1408)。 【0058】メインモジュール511は、透かし埋め込み処理が正常終了したら、流通者に対し発行IDの発行処理が終了したことと、コンテンツIDを電子透かしとして埋め込んだコンテンツデータファイルをFTPによりダウンロードするためのURLアドレスを画面表示し処理を終了する(ステップ1410)。 【0059】流通者は、指定されたアドレスからFTPダウンロードし、著作橡者に流通を許諾されたコンテンツデータを獲得する(ステップ1411)。 【0060】次に、図14のフローチャート中のステップ1406で行われる新規発行ID、流通IDの作成処理を図16を参照して説明する。 【0061】ID発行モジュール512は、メインモジュール511から流通者が個人認証時に入カしたユーザID、流通情報入力時に入カした利用目的(図5の項番19)、発行IDを発行する著作物の著作物IDをそれぞれ引数として渡される。 【0062】メインモジュール511は、同時にDB管理モジュール515を呼び出し図4の著作権情報テーブルから引数として渡された著作物IDをキーに当該コンテンツの制作者のユーザID(制作者ID:図4の項番2)を検索する(ステップ1601)。このようにして得られた制作者IDと引数として渡されたユーザIDを比較し、流通者が著作権者と同一人物であるか否かを判定する(ステップ1602)。 【0063】その結果、流通者と著作権者が別の人物であった場合、ID発行モジュール512は引数とし渡された利用目的を獲得し(ステップ1603)、その利用目的から流通者が行おうとする流通が営利日的であるか非営利であるかを判定する(ステップ1604)。 【0064】ステップ1604において、利用目的が非営利であると判定された場合、つまり流通者が消費者であると判定された場合、ID発行モジュール512は作成する発行IDを16進数ff(10進数の255すなわち8ビットの発行IDビットがすべて1:以下0xffと表記する)とする(ステップ1605)。また、メインモジュール511は、DB管理モジュール515を呼び出し、引数として渡された著作物IDと発行ID(0xff)をキーに図5の流通属性テーブルの流通IDを検索し、すでに発行されている流通IDのうち最大のもの(=一番新しいもの)を取得する(ステップ1606)。そして、メインモジュール515は、取得した最新の流通IDに1を足した値を新規流通IDとする(ステップ1607)。 【0065】一方、ステップ1602において、流通者が著作権者と同一人物であると判定された場合、およびステップ1604において流通目的が営利目的であると判定された場合、つまり流通者が著作権利用者であると判定された場合、ID発行モジュール512はDB管理モジュール515を呼び出し、引数として渡された発行IDをキーに図5の流通属性テーブルの発行IDを検索し、既に発行されている発行IDのうち最大のもの(=一番新しいもの、但し0xffを除く)を取得する(ステップ1608)。メインモジュール511は、取得した最新の発行IDに1を足した値を新親発行IDとする(ステップ1609)。また、メインモジュール511は、流通IDを1とする(ステップ1610)。 【0066】そして、メインモジュール511は、このようにして作成された発行IDおよび流通IDをメインモジュールに返し処理を終了する(ステップ1611)。 【0067】次に、図14のフローチャート中のステップ1407で行われる流通情報、権利分配情報の登録処理を図17を参照して説明する。 【0068】先ず、DB管理モジュール515は、著作物ID、発行ID、および流通IDを主キーとして、流通者が入カした流通情報を属性情報DB152に格納する(ステップ1701)。次に、 DB管理モジュール515は、著作物ID、発行ID、および流通IDを主キーとして、流通者が入カした権利分配情報を属性情報DB152に格納する(ステップ1701)。 【0069】次に、図14のフローチャート中のステップ1408で行われる電子透かし埋め込み処理を図18を参照して説明する。 【0070】電子透かしモジュール513は、発行IDを発行する著作物の著作物IDを引数として渡される。まずDB管理モジュールを呼び出し、コンテンツDBテーブルから当該著作物IDのコンテンツデータがどのディレクトリになんというファイル名で保存されているかを取得する(ステップ1801)。 【0071】それらを取得した後に、電子透かしモジュール513は外部モジュールである電子透かし埋め込みライブラリを呼び出す。外部モジュールには、フルパス指定のファイル名と、埋め込むコンテンツIDが引数として渡される。外部モジュールは指定されたファイルを読み込み、それに電子透かしを埋め込んだファイルを作業用ディレクトリに生成する(オリジナルのファイルは残す)(ステップ1802)。 【0072】電子透かしモジュール513は、電子透かし埋め込み処理が正常に終了した場合には正常な旨の終了通知をメインモジュール511に行い(ステップ1803)、作業用ディレクトリに出来た透かし埋め込み済みのファイルをFTPダウンロード用のディレクトリに移動する(ステップ1804)。 【0073】作業用ディレクトリにファイルが出来ていないときは、透かし埋め込み処理が失敗しているので、電子透かしモジュール513は、メインモジュール511に透かし埋め込み失敗のコードを返す(ステップ1803)。それ以外のときは、透かし埋め込み正常終了のコードを返し処理を終了する。 【0074】本実施形態のコンテンツ管理装置10では、著作権者−消費者間のコンテンツ利用許諾契約に関しては、新規の発行IDを生成せず、全て予め指定された値を発行IDとすることにより新規発行IDの発行を抑止する。さらに、新規発行IDの発行が抑止されることで、コンテンツIDのビット割り当てにおいて、著作物IDに割り当てられるビット数を増やすことが可能となり、ビット数が限られたコンテンツIDの枯渇が防止され、コンテンツ管理装置の信頼性が向上する。 【0075】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の実施形態のコンテンツ管理装置について説明する。 【0076】上記第1の実施形態では、著作権利用者および消費者が、著作権者と直接契約を行う場合を用いて説明したが。本実施形態のコンテンツ管理装置を用いたシステムでは、図19に示すように、オンライン契約装置314がさらに設けられていて、著作権利用者および消費者は、オンライン契約装置314を介して権利者との契約を行うようになっている。 【0077】本実施形態のコンテンツ管理装置を用いたシステムでは、オンライン契約装置314が著作権利用者、または消費者の代理としてコンテンツ管理装置10に対して発行IDの発行を要求する。 【0078】そして、発行IDの発行要求を受けたコンテンツ管理装置10は、発行IDの発行要求元がオンライン契約装置314である場合には、当該オンライン契約装置314で行われた契約行為の内容から、コンテンツの流通を行おうとするものが著作権利用者であるか、消費者であるかを判定する。コンテンツの流通を行おうとするものが消費者である場合、予め定められた値を発行IDとして発行し、流通を行おうとするものが著作権者本人あるいは著作権利用者である場合にはその値以外の新規発行IDを発行する。 【0079】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、著作権者−消費者間のコンテンツ利用許諾契約に関しては、新規の発行IDを生成せず、全て予め指定された値を発行IDとすることにより、新規発行IDの発行を抑止することができコンテンツIDの枯渇を防止することができるという効果を得ることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004226 【氏名又は名称】日本電信電話株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年10月24日(2000.10.24) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100088328 【弁理士】 【氏名又は名称】金田 暢之 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−132720(P2002−132720A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−324052(P2000−324052) |
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