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【発明の名称】 グループウエアシステム
【発明者】 【氏名】増沢 浩一

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】ファイヤーウォールで守られたイントラネット内サーバーによって運営されるグループウエアシステムが複数存在するシステムにおいて、前記イントラネット外部にブラウザ機能付き携帯無線端末のパケット網に接続されたサーバーを設置し、前記イントラネット内サーバーと前記イントラネット外部サーバーとを必要に応じて同期させる同期手段を備えることによってファイヤーウオールに干渉することなく前記ブラウザ機能付き携帯無線端末によって前記複数のグループウエアのそれぞれにおいて管理されている情報にアクセスできることを特徴とするグループウエアシステム。
【請求項2】前記同期は、設定によってhttpプロトコルによる内部から外部への通信を許可されているファイヤーウオールにおいて、1)前記イントラネット内サーバーにおいてデータの書き換えが行われると書き換えに関する情報を前記イントラネット外部サーバーに送出するステップ、2)前記イントラネット外部サーバー内において、データの書き換えを監視する監視手段を設け、データの書き換えを監視し、前記イントラネット内サーバーから前記イントラネット外部サーバーへhttpリクエストを送って書き換えに関する情報を取得するステップからなるステップで行うことを特徴とする特許請求範囲第1項記載のシステム。
【請求項3】前記httpリクエストの送出のタイミングは、一定時間毎、予め用意した同期ボタンをユーザーが押した時、ユーザーがログインした時から選ばれる少なくとも1つを含んでいることを特徴とする特許請求範囲第2項記載のシステム。
【請求項4】前記イントラネット内サーバー内において、データの書き換えを監視する監視手段を設け、前記監視手段によりデータの書き換えを検出することで前記書き換えに関する情報を前記イントラネット外部サーバーに送出することを特徴とする特許請求範囲第2項記載のシステム。
【請求項5】前記書き換えに関する情報はデータの書き換えによって生じた差分であることを特徴とする特許請求範囲第2項記載のシステム。
【請求項6】携帯無線端末の固有ID、パスワード、システム管理者から付与されたIDから選ばれる少なくとも1つによって、携帯無線端末からのアクセスを認証することを特徴とする特許請求範囲第1項記載のシステム。
【請求項7】前記イントラネット外部サーバーに対して新着情報をアップロードすることにより前記グループウエアシステムに属する携帯無線端末ユーザーへの情報配信を行う配信手段を備えたことを特徴とする特許請求範囲第1項記載のシステム。
【請求項8】前記複数グループウエアシステムの少なくとも1つは情報配信サイトのイントラネット内サーバーによって運営されており、配信サイト内の前記サーバーに新着情報をアップロードすることにより前記グループウエアシステムに属する携帯無線端末ユーザーへの情報配信を行うことを特徴とする特許請求範囲第1項記載のシステム。
【請求項9】前記情報もしくは前記新着情報は暗号化されることを特徴とする特許請求範囲第1項記載のシステム。
【請求項10】前記携帯無線端末の位置、予め登録した前記携帯無線端末ユーザーの嗜好、時間から選ばれた少なくとも1つによって前記新着新着情報を選択されることを特徴とする特許請求範囲第7項もしくは第8項記載のシステム。
【請求項11】前記イントラネット外部サーバーにおいて、情報の配信ログをモニターし、そのログに基づいて前記ユーザーに対して課金することを特徴とした特許請求範囲第7項もしくは第8項記載のシステム。
【請求項12】前記課金によって集金したマネーを前記情報配信サイトに分配することを特徴とする特許請求範囲第8項記載のシステム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主としてブラウザ機能を備えた携帯無線端末をシステムに含むグループウエアシステムに関するものであり、特に複数のグループウエアシステムの共有情報に対して外出先から携帯無線端末を用いても安心してアクセスできるセキュリティーの高いグループウエアシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ここ数年オフィスにパソコンが普及し、LANのようなネットワークで接続されるようになり、業務の効率化のためグループウエアと呼ばれるソフトウエアが使われるようになった。グループウエアを導入することによって、スケジュール管理や会議が顔を会わせなくてもできるようになり、オフィスの効率化に貢献している。
【0003】最近、iモードサービス、EZWebサービス、J−スカイサービスのようにブラウザ機能を備えた携帯電話サービスが普及し始めており、このブラウザ機能付き携帯電話により外出先からオフィスのデータにアクセスしたいというニーズが高まっている。また、グループウエアの情報共有機能によって、直接ユーザーの端末に情報を配信しなくても実質的な情報配信をすることも可能であり、この面でのニーズも高い。
【0004】しかしながら、携帯無線端末のブラウザ機能でイントラネット内のネットワークにアクセスできるようにするためには、インターネットに対してイントラネットを解放する必要があり、イントラネット内の情報のセキュリティー問題から二の足を踏んでいるのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】イントラネットのファイヤーウオールに穴を開けることなく、携帯無線端末によってイントラネット内情報にアクセスできるシステムを提供することが本発明が解決しようとする課題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため本発明では、ファイヤーウオールで守られたイントラネット内サーバーによって運営されるグループウエアシステムが複数存在するシステムにおいて、前記イントラネット外部にブラウザ機能付き携帯無線端末のパケット網に接続されたサーバーを設置し、前記イントラネット内サーバーと前記イントラネット外部サーバーとを必要に応じて同期させる同期手段を備えることによってファイヤーウオールに干渉することなく前記ブラウザ機能付き携帯無線端末によって前記複数のグループウエアのそれぞれにおいて管理されている情報にアクセスできることを特徴とするグループウエアシステムを採用した。
【0007】ここでの同期は、設定によってhttpプロトコルによる内部から外部への通信を許可されているファイヤーウオールにおいて、1)前記イントラネット内サーバーにおいてデータの書き換えが行われると書き換えに関する情報を前記イントラネット外部サーバーに送出するステップ、2)前記イントラネット外部サーバー内において、データの書き換えを監視する監視手段を設け、データの書き換えを監視し、前記イントラネット内サーバーから前記イントラネット外部サーバーへhttpリクエストを送って書き換えに関する情報を取得するステップからなるステップで行えばよい。
【0008】またhttpリクエストの送出のタイミングは、一定時間毎、予め用意した同期ボタンをユーザーが押した時、ユーザーがログインした時から選ばれる少なくとも1つを含んでいると外部サーバーの書き換えを同期に伴うシステムの負担を最小限に出来る。
【0009】また、イントラネット内サーバー内において、データの書き換えを監視する監視手段を設け、前記監視手段によりデータの書き換えを検出すると前記書き換えに関する情報を前記イントラネット外部サーバーに送出するとよい。
【0010】書き換えに関する情報はデータの書き換えによって生じた差分であると同期のため送出するデータ量を減らすことが出来る。
【0011】携帯無線端末製造時の固有ID、パスワード、システム管理者から付与されたIDから選ばれる少なくとも1つによって、携帯無線端末からのアクセスを認証すると安全性を確保できて良い。
【0012】イントラネット外部サーバーに対して新着情報をアップロードすることにより前記グループウエアシステムに属する携帯無線端末ユーザーへの情報配信を行う配信手段を備えると情報配信がより簡単になって便利である。
【0013】また、複数グループウエアシステムの少なくとも1つは情報配信サイトのイントラネット内サーバーによって運営されており、配信サイト内の前記サーバーに新着情報をアップロードすることにより前記グループウエアシステムに属する携帯無線端末ユーザーへの情報配信を行うとサーバー同士の同期を用いて安全に情報配信サービスを行うことが出来る。
【0014】上記の情報もしくは新着情報は暗号化されるとよりセキュリティが強化されて良い。また、ユーザーの携帯無線端末の位置、予め登録した前記携帯無線端末ユーザーの嗜好、時間から選ばれた少なくとも1つによって前記新着新着情報を選択されるとよりユーザーフレンドリーな配信サービスとなる。
【0015】前述のイントラネット外部サーバーにおいて、情報の配信ログをモニターし、そのログに基づいて前記ユーザーに対して課金することも有効である。
【0016】この課金によって集金したマネーを情報配信サイトに分配すると課金という手続きの複雑なステップを簡易化できて良い。
【0017】
【発明の実施の形態】
【実施例1】図1は、この実施例1の形態に係るグループウエアシステムを概略的に示す外観図である。グループサイトa101、グループサイトb102、インターネット103、グループウエアサービスプロバイダー104、電話会社のパケット網110、ブラウザ機能付き携帯電話111から構成される。
【0018】グループサイトa101の構成は、イントラ内サーバー105、ファイヤーウオール106、データベースa107であり、グループサイトbも同様の構成である。また、グループウエアサービスプロバイダー104は、インターネットサーバー108、データベースk109から構成される。
【0019】データベースa107とデータベースk109は、後で説明する同期手段によって、格納されたデータ同士を同期させておく。このようにすることでグループサイトa101内はグループウエアシステムで情報が共有化されている。グループサイトbも同様に同期される。例えば、このグループウエアを利用するユーザーが携帯電話110を使ってグループサイトaの共有化された情報にアクセスしたい場合、ファイヤーウオール106があるためグループのイントラネット内のデータベースに直接アクセスできないが、このイントラネット内データベースと同期されたデータベース、すなわち、データベースk109にアクセスすることでイントラネット内のデータベースとアクセスするのと同等情報を得ることが出来る。
【0020】あるいは携帯電話110を使ってデータベースk109にアクセスしたユーザーがデータベースk109内のデータを書き換えた場合、同期手段によってイントラネット内のデータベースa107およびここでは図示されていないグループサイトb内のデータベースが更新されるため外出先でも、イントラネット内の端末を使ってデータを書き換えるのと同じことが出来る。
【0021】次にイントラネット内データベースとイントラネット外部のデータベースの同期について説明する。図2はイントラネット内のデータベースa107がイントラネット内の図示しない端末などによって書き換えられた場合の同期を示した図である。ここでイントラ内サーバー105にデータの書き込みを監視するプログラムを常駐させている。データの書き換えが検出されると、httpプロトコルを介して書き換えによって生じた差分データをインターネットサーバー108に送出する。インターネットサーバー108は、受け取った差分データを使ってデータベースk109を更新する。ここでファイヤーウオールの設定でhttpプロトコルによる通信は許可されている。
【0022】図3はイントラネット外部のデータベースk109が、図示しない携帯電話によって書き換えられた場合の同期を示した図である。今度はイントラネット外部データベースの更新をイントラネット内のデータベースにおいて同期させるステップである。ここでインターネットサーバー108にデータの書き込みを監視するプログラムを常駐させている。定期的にhttpリクエストを送出し、httpプロトコルを介して書き換えによって生じた差分データをイントラネット内サーバー105に送出する。イントラネット内サーバー105は、http応答によって送出された差分データを使ってデータベースa107を更新する。本実施例では定期的にhttpリクエストを送出するとしたが、このリクエストのタイミングはこれに限られるものではなくユーザーのアクセス時、同期ボタンを端末に設定しユーザーが押したタイミングなどでもよい。
【0023】
【実施例2】図4は、この実施例2の形態に係るグループウエアシステムを概略的に示す外観図である。イントラネット401、インターネット402、グループウエアサービスプロバイダー403、電話会社のパケット網410、ブラウザ機能付き携帯電話411から構成される。
【0024】イントラネット401は、さらにコンテンツサーバー404、ファイヤーウオール405、コンテンツデータベース406、個人データベースa407から構成される。また、グループウエアサービスプロバイダー403は、配信サーバー408、個人データベースA409から構成される。
【0025】個人データベースa406と個人データベースA409は、実施例1で説明した同期手段によって、格納されたデータ同士を同期させておく。イントラネット401内はグループウエアシステムで情報が共有化されている。例えば、このグループウエアを利用するユーザーが携帯電話411を使って共有化された情報にアクセスしたい場合、ファイヤーウオール405があるためイントラネット内のデータベースにアクセスできないが、このイントラネット内個人データベースと同期されたデータベース、すなわち、個人データベースA409にアクセスすることでイントラネット内の個人データベースaとアクセスするのと同等情報を得ることが出来る。
【0026】ここでコンテンツDB406に格納されたコンテンツをユーザーに配信する場合、コンテンツサーバー404によりイントラネット内に格納された個人データベースa407に送出すればよい。同期の結果個人データベースA409にも配信されたのと同等の結果となる。ユーザーは携帯電話411を用いてパケット網410を通じてグループウエアサービスプロバイダー403にアクセスし、個人データベースAに格納されたコンテンツを閲覧する。ここでアクセスユーザーの携帯電話の固有IDによってユーザーを特定して、アクセスログを記録しておけば、セキュリティーが確保され、さらにはログに基づく課金を行うことが出来る。
【0027】
【実施例3】図5は、この実施例3の形態に係るグループウエア応用システムを概略的に示す外観図である。勝手サイト1 501、勝手サイト2 502、勝手サイト3503、インターネット504、配信プロバイダー505、電話会社のパケット網511、ブラウザ機能付き携帯電話512から構成される。
【0028】勝手サイト501〜503は、図6で示すように、コンテンツサーバー601、ファイヤーウオール602、コンテンツデータベース603、個人データベース604から構成される。また、グループウエアサービスプロバイダー505は、配信サーバー506、個人データベース1 507、個人データベース2 508、個人データベース3 509、個人配信データベース510から構成される。
【0029】勝手サイト1の個人データベースは個人データベース1 507と、勝手サイト2の個人データベースは個人データベース2 508と、勝手サイト3の個人データベースは個人データベース3 509と実施例1で説明した同期手段によって、格納されたデータ同士を同期させておく。こうすることによって、各勝手サイトは自サイト内のイントラネットに存在する個人データベースに配信したい情報を送出しておけば、同期手段によってインターネット上に存在する配信プロバイダー505に情報を安全に供給できる。
【0030】ここで個人データベース1〜3のデータを個人配信データベース510に格納させて一元管理すれば、ブラウザ機能付き携帯電話512からアクセスするユーザーは、一回のアクセスで3つの勝手サイトの情報をまとめて閲覧することが出来る。ここでアクセスユーザーの携帯電話の固有IDによってユーザーを特定して、アクセスログを記録しておけば、セキュリティーが確保され、さらにはログに基づく課金を行うことが出来る。さらには、集められた情報料をユーザーの利用に基づいて情報供給元である勝手サイトにマネーの分配を行うことが出来る。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように本発明によればイントラネット内のセキュリティーを損なうことなく、携帯無線端末のブラウザ機能を使ってイントラネット内と情報を共有することができ、さらには安全な情報配信を行うことが出来る。
【出願人】 【識別番号】500552951
【氏名又は名称】増沢 浩一
【出願日】 平成12年10月27日(2000.10.27)
【代理人】
【公開番号】 特開2002−132716(P2002−132716A)
【公開日】 平成14年5月10日(2002.5.10)
【出願番号】 特願2000−367799(P2000−367799)