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【発明の名称】 画像入出力装置のドライバ、画像処理資源管理方法及び情報記録媒体
【発明者】 【氏名】箕輪 政寛

【要約】 【課題】使用許諾契約の必要な画像処理ユーティリティを動作させる環境を設定する手段を備えた画像入出力装置のドライバ、画像処理資源管理方法及び情報記録媒体を提供する。

【解決手段】ドライバに組み込み可能な複数個の画像ユーティリティの中から、ユーザによって選択された画像ユーティリティの情報を取り出し(ステップS501)、選択された画像ユーティリティが、他の企業等の団体または個人に著作権等がある画像ユーティリティであるか否かを判定し(ステップS502)、他の企業等の団体または個人に著作権等がある画像ユーティリティである場合(ステップS502;Yes)は、画像ユーティリティの使用許諾を、既に取得しているか否かを判定する(ステップS503)し、使用許諾を取得していない場合(ステップS503;No)は、使用許諾を取得するための使用許諾契約手続き説明等を実行する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 1個または複数個の使用許諾契約の必要な画像処理ユーティリティから選択した、所望の前記画像処理ユーティリティを動作させる環境を設定する画像処理制御手段を備えた画像入出力装置のドライバ。
【請求項2】 前記画像処理制御手段が、所望の前記画像処理ユーティリティを使用するための使用許諾契約手段と、前記使用許諾契約手段によって使用許諾契約をした前記画像処理ユーティリティの資源を入手するための資源入手手段と、を備えた請求項1に記載の画像入出力装置のドライバ。
【請求項3】 前記使用許諾契約手段が、ネットワークを介して前記画像処理ユーティリティを使用するための画像処理ユーティリティ使用許諾許情報を入手する使用許諾情報入手手段を備えた、請求項2に記載の画像入出力装置のドライバ。
【請求項4】 前記使用許諾情報入手手段によって入手した前記画像処理ユーティリティ使用許諾許情報に基づいて、前記資源入手手段が、ネットワークを介して前記画像処理ユーティリティの資源を入手する手段を備えた、請求項3に記載の画像入出力装置のドライバ。
【請求項5】 前記使用許諾情報入手手段によって入手した前記画像処理ユーティリティ使用許諾許情報および前記資源入手手段によって入手した前記画像処理ユーティリティの資源に基づいて、所望の前記画像処理ユーティリティが機能動作することを特徴とする、請求項3に記載の画像入出力装置のドライバ。
【請求項6】 前記資源入手手段が、携帯できる情報記録媒体に予め格納されている前記画像処理ユーティリティの資源を利用する手段を備えた、請求項2に記載の画像入出力装置のドライバ。
【請求項7】 下記の手段を更に備えた、請求項1に記載の画像入出力装置のドライバ。
(a)アプリケーション・プログラムから画像処理対象物の情報を含む画像処理要求を受け付ける画像処理要求受付手段と、(b)前記画像処理要求受付手段によって受け付けた画像処理要求に従って、画像入出力装置の設定情報を選定し表示する設定情報表示制御手段と、(c)前記画像処理対象物を画像処理するための所要の情報の入力を制御する入力制御手段。
【請求項8】 前記入力制御手段によって、1個または複数個の使用許諾契約の必要な前記画像処理ユーティリティから所望の前記画像処理ユーティリティを選択入力することを特徴とする、請求項7に記載の画像入出力装置のドライバ。
【請求項9】 前記画像処理ユーティリティを選択させるための画像処理選択支援手段を、更に備えた請求項1に記載の画像入出力装置のドライバ。
【請求項10】 1個または複数個の使用許諾契約の必要な画像処理ユーティリティから選択した、所望の前記画像処理ユーティリティを動作させる環境を設定する画像処理制御ステップを備えた画像処理資源管理方法。
【請求項11】 前記画像処理制御ステップが、所望の前記画像処理ユーティリティを使用するための使用許諾契約ステップと、前記使用許諾契約ステップによって使用許諾契約をした前記画像処理ユーティリティの資源を入手するための資源入手ステップと、を備えた請求項10に記載の画像処理資源管理方法。
【請求項12】 前記使用許諾契約ステップが、ネットワークを介して前記画像処理ユーティリティを使用するための画像処理ユーティリティ使用許諾許情報を入手する使用許諾情報入手ステップを備えた、請求項11に記載の画像処理資源管理方法。
【請求項13】 前記使用許諾情報入手ステップによって入手した前記画像処理ユーティリティ使用許諾許情報に基づいて、前記資源入手ステップが、ネットワークを介して前記画像処理ユーティリティの資源を入手するステップを備えた、請求項12に記載の画像処理資源管理方法。
【請求項14】 前記使用許諾情報入手ステップによって入手した前記画像処理ユーティリティ使用許諾許情報および前記資源入手ステップによって入手した前記画像処理ユーティリティの資源に基づいて、所望の前記画像処理ユーティリティが機能動作することを特徴とする、請求項12に記載の画像処理資源管理方法。
【請求項15】 前記資源入手ステップが、携帯できる情報記録媒体に予め格納されている前記画像処理ユーティリティの資源を利用するステップを備えた、請求項11に記載の画像処理資源管理方法。
【請求項16】 下記のステップを更に備えた、請求項10に記載の画像処理資源管理方法。
(a)アプリケーション・プログラムから画像処理対象物の情報を含む画像処理要求を受け付ける画像処理要求受付ステップと、(b)前記画像処理要求受付ステップによって受け付けた画像処理要求に従って、画像入出力装置の設定情報を選定し表示する設定情報表示制御ステップと、(c)前記画像処理対象物を画像処理するための所要の情報の入力を制御する入力制御ステップ。
【請求項17】 前記入力制御ステップによって、1個または複数個の使用許諾契約の必要な前記画像処理ユーティリティから所望の前記画像処理ユーティリティを選択入力することを特徴とする、請求項16に記載の画像処理資源管理方法。
【請求項18】 前記画像処理ユーティリティを選択させるための画像処理選択支援ステップを、更に備えた請求項10に記載の画像処理資源管理方法。
【請求項19】 請求項10から18のいずれか1項に記載の画像処理資源管理方法のステップを有するプログラムを記録した情報記録媒体。
【請求項20】 前記情報記録媒体は、コンパクト・ディスク、フロッピー(登録商標)・ディスク、ハード・ディスク、光磁気ディスク、ディジタル・ビデオ・ディスク、もしくは磁気テープであることを特徴とする請求項19のプログラムを記録した情報記録媒体。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像入出力装置のドライバ、画像処理資源管理方法及び情報記録媒体に関する。特に、使用許諾契約の必要な画像処理ユーティリティを動作させる環境を設定する手段を備えた画像入出力装置のドライバ、画像処理資源管理方法及び情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンピュータなどの情報処理装置では、さまざまなアプリケーション・プログラムから共通に使用される資源をオペレーティング・システムが集中して管理制御している。このような資源のそれぞれには、ソフトウェアにより構築されたドライバが対応付けられ、情報処理装置でドライバ用プログラムを作動させることにより、資源を管理するための装置(ドライバ)として動作させることができる。
【0003】例えば、画像入出力装置であるプリンタは、情報処理装置の上で動作するアプリケーション・プログラムがプリンタを使用して印刷を実行させる場合には、以下のような手順をとっている。
【0004】(1)アプリケーション・プログラムがオペレーティング・システムに対して印刷したい印刷対象文書の情報を含む印刷要求を出す。具体的には、印刷対象文書の情報が記憶されたメモリ内のアドレス、その情報の大きさなどのパラメータを指定して、オペレーティング・システムのシステム・コールを呼び出す。
【0005】(2)オペレーティング・システムは、印刷対象文書の情報のパラメータを指定して、プリンタドライバにより提供されるサービス・ルーチンを呼び出す。
【0006】(3)プリンタドライバのサービス・ルーチンは、情報処理装置に接続されたディスプレイなどに現在のプリンタの設定情報を表示し、ユーザに対して確認を求める。設定情報として、用紙の大きさ、方向などが指定できる場合が多い。
【0007】(4)設定が確認されたら、サービス・ルーチンは印刷対象文書の情報とプリンタの設定情報から、そのプリンタ用の印刷指令を生成し、プリンタに対して送信する。
【0008】このように、プリンタの印刷設定やアプリケーション・プログラムからプリンタへ印刷する指令の中継を行う機能を果たすのがプリンタドライバである。
【0009】従って、画像入出力装置のドライバといったときには、当該機能を実現するプログラムによって、当該機能を果たす制御部品として機能するものである。
【0010】画像入出力装置のドライバ用のプログラムをコンピュータなどの情報処理装置に組み込むことによって、当該情報処理装置は装置としての画像入出力装置のドライバとして機能する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】最近、画像入出力装置の画像処理ユーティリティは、プリンタ、スキャナ等の画像入出力装置にハードウエアとして搭載されるのではなく、画像入出力装置のドライバとしてコンピュータに組み込む形によって、メーカからユーザに提供されることが多い。また、画像処理ユーティリティは、著作権等を主張する様々なソフトウエアから構成されている。従って、画像入出力装置を提供するメーカは、画像処理ユーティリティの資源提供者との間において使用許諾の契約をした後、画像処理ユーティリティの資源を入手し、画像入出力装置のドライバに画像処理ユーティリティを搭載する。ここで、画像処理ユーティリティの資源提供者とは、画像処理ユーティリティの著作権等を保有する企業等の団体、または、個人である。また、画像処理ユーティリティの資源とは、画像入出力装置のドライバとしてコンピュータに組み込むことによって画像処理が実行できるソフトウエアである。
【0012】図11は、従来の使用許諾契約手続き処理および資源入手手続き処理を示す図である。
【0013】メーカサイトは、画像入出力装置のドライバに搭載する画像処理ユーティリティの著作権等を有している企業等の団体サイトまたは個人サイトへ、即ち、画像処理ユーティリティの資源提供者サイトへ、画像処理ユーティリティの機能を自社提供の画像入出力装置のドライバに搭載するための画像処理ユーティリティ使用許諾契約の要求を送信する(ステップS1101)。
【0014】資源提供者サイトは、メーカサイトからの画像処理ユーティリティ使用許諾契約要求に対して、使用を許諾するか否かの判定をする(ステップS1111)。ここで、画像処理ユーティリティ使用に係わる料金等の決済処理も実行する。
【0015】資源提供者サイトは、使用を許諾する内容の画像処理ユーティリティ使用許諾契約情報をメーカサイトに送信し(ステップS1112)、更に、画像処理ユーティリティの資源をメーカサイトに送信する(ステップS1113)。
【0016】メーカサイトは、受信した画像処理ユーティリティ使用許諾契約情報に基づいて、受信した画像処理ユーティリティの資源を自社製画像入出力装置のドライバに搭載する(ステップS1102)。
【0017】最後に、メーカサイトは、資源提供者サイトへの画像処理ユーティリティ使用に係わる料金の支払い等を実行し(ステップS1103)、手続きを終了する。
【0018】上述した従来の使用許諾契約手続き処理および資源入手手続き処理におけるメーカサイトと資源提供者サイトとの間の送受信の処理は、ネットワークを介して実行することも、宅配便、郵便等の物流配送を利用するものであっても、手渡しであっても良い。
【0019】図11に示したように、画像入出力装置を提供するメーカは、画像処理ユーティリティの資源提供者と使用許諾の契約をした後、画像処理ユーティリティの資源を入手し、画像入出力装置のドライバに画像処理ユーティリティを搭載する。
【0020】そこで、画像入出力装置を提供するメーカは、様々な画像処理に対応できるように、他の企業等の団体または個人が著作権等を保有する複数個の画像処理ユーティリティを画像入出力装置のドライバに搭載した画像入出力装置をユーザに提供する場合、複数個の画像処理ユーティリティの使用許諾契約による使用権料のために、コストの高い画像入出力装置になってしまう。
【0021】即ち、様々な画像処理に対応できるように、複数個の画像処理ユーティリティを画像入出力装置のドライバに搭載すると、コストの高い画像入出力装置をユーザに提供する結果になってしまうという問題点があった。
【0022】また、コストを下げた画像入出力装置をユーザに提供するためには、画像入出力装置のドライバに搭載する画像処理ユーティリティの種類を抑えた画像入出力装置としなければならないという問題点もあった。
【0023】従って、本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたもので、1個または複数個の使用許諾契約の必要な画像処理ユーティリティから選択した画像処理ユーティリティを動作させる環境を設定する手段を備えた画像入出力装置のドライバ、画像処理資源管理方法及び情報記録媒体を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述した従来の問題点を解決すべく研究を重ねた。その結果、画像入出力装置を提供するメーカと、画像入出力装置のドライバに搭載できる使用許諾契約の必要な画像処理ユーティリティの資源提供者である企業等の団体または個人との間において予め契約を結び、メーカ提供の画像入出力装置のドライバを、画像処理ユーティリティが搭載可能なドライバにすることによって、ユーザが必要な画像処理ユーティリティのみを搭載した画像入出力装置のドライバにすることができることが判明した。
【0025】また、ユーザが必要な画像処理ユーティリティの使用許諾を画像処理ユーティリティの資源提供者から取得し、更に、ユーザが画像処理ユーティリティの使用料を支払うことにより、メーカは画像処理ユーティリティの使用料を含まない、安価な画像入出力装置を作製することができることが判明した。
【0026】上記研究結果に基づき、以下の発明を提供する。
【0027】本発明の、画像入出力装置のドライバの第1の態様は、1個または複数個の使用許諾契約の必要な画像処理ユーティリティから選択した、所望の画像処理ユーティリティを動作させる環境を設定する画像処理制御手段を備えた画像入出力装置のドライバである。
【0028】本発明の、画像入出力装置のドライバの第2の態様は、画像処理制御手段が、所望の画像処理ユーティリティを使用するための使用許諾契約手段と、使用許諾契約手段によって使用許諾契約をした画像処理ユーティリティの資源を入手するための資源入手手段と、を備えた画像入出力装置のドライバである。
【0029】本発明の、画像入出力装置のドライバの第3の態様は、使用許諾契約手段が、ネットワークを介して画像処理ユーティリティを使用するための画像処理ユーティリティ使用許諾許情報を入手する使用許諾情報入手手段を備えた画像入出力装置のドライバである。
【0030】本発明の、画像入出力装置のドライバの第4の態様は、使用許諾情報入手手段によって入手した画像処理ユーティリティ使用許諾許情報に基づいて、資源入手手段が、ネットワークを介して画像処理ユーティリティの資源を入手する手段を備えた画像入出力装置のドライバである。
【0031】本発明の、画像入出力装置のドライバの第5の態様は、使用許諾情報入手手段によって入手した画像処理ユーティリティ使用許諾許情報および資源入手手段によって入手した画像処理ユーティリティの資源に基づいて、所望の画像処理ユーティリティが機能動作する画像入出力装置のドライバである。
【0032】本発明の、画像入出力装置のドライバの第6の態様は、資源入手手段が、携帯できる情報記録媒体に予め格納されている画像処理ユーティリティの資源を利用する手段を備えた画像入出力装置のドライバである。
【0033】本発明の、画像入出力装置のドライバの第7の態様は、下記の手段を更に備えた画像入出力装置のドライバである。
(a)アプリケーション・プログラムから画像処理対象物の情報を含む画像処理要求を受け付ける画像処理要求受付手段と、(b)画像処理要求受付手段によって受け付けた画像処理要求に従って、画像入出力装置の設定情報を選定し表示する設定情報表示制御手段と、(c)画像処理対象物を画像処理するための所要の情報の入力を制御する入力制御手段。
【0034】本発明の、画像入出力装置のドライバの第8の態様は、入力制御手段によって、1個または複数個の使用許諾契約の必要な画像処理ユーティリティから所望の画像処理ユーティリティを選択入力する画像入出力装置のドライバである。
【0035】本発明の、画像入出力装置のドライバの第9の態様は、画像処理ユーティリティを選択させるための画像処理選択支援手段を、更に備えた画像入出力装置のドライバである。
【0036】本発明の、画像処理資源管理方法の第1の態様は、1個または複数個の使用許諾契約の必要な画像処理ユーティリティから選択した、所望の画像処理ユーティリティを動作させる環境を設定する画像処理制御ステップを備えた画像処理資源管理方法である。
【0037】本発明の、画像処理資源管理方法の第2の態様は、画像処理制御ステップが、所望の画像処理ユーティリティを使用するための使用許諾契約ステップと、使用許諾契約ステップによって使用許諾契約をした画像処理ユーティリティの資源を入手するための資源入手ステップと、を備えた画像処理資源管理方法である。
【0038】本発明の、画像処理資源管理方法の第3の態様は、使用許諾契約ステップが、ネットワークを介して画像処理ユーティリティを使用するための画像処理ユーティリティ使用許諾許情報を入手する使用許諾情報入手ステップを備えた画像処理資源管理方法である。
【0039】本発明の、画像処理資源管理方法の第4の態様は、使用許諾情報入手ステップによって入手した画像処理ユーティリティ使用許諾許情報に基づいて、資源入手ステップが、ネットワークを介して画像処理ユーティリティの資源を入手するステップを備えた画像処理資源管理方法である。
【0040】本発明の、画像処理資源管理方法の第5の態様は、使用許諾情報入手ステップによって入手した画像処理ユーティリティ使用許諾許情報および資源入手ステップによって入手した画像処理ユーティリティの資源に基づいて、所望の画像処理ユーティリティが機能動作することを特徴とする画像処理資源管理方法である。
【0041】本発明の、画像処理資源管理方法の第6の態様は、資源入手ステップが、携帯できる情報記録媒体に予め格納されている画像処理ユーティリティの資源を利用するステップを備えた画像処理資源管理方法である。
【0042】本発明の、画像処理資源管理方法の第7の態様は、下記のステップを更に備えた画像処理資源管理方法である。
(a)アプリケーション・プログラムから画像処理対象物の情報を含む画像処理要求を受け付ける画像処理要求受付ステップと、(b)画像処理要求受付ステップによって受け付けた画像処理要求に従って、画像入出力装置の設定情報を選定し表示する設定情報表示制御ステップと、(c)画像処理対象物を画像処理するための所要の情報の入力を制御する入力制御ステップ。
【0043】本発明の、画像処理資源管理方法の第8の態様は、入力制御ステップによって、1個または複数個の使用許諾契約の必要な画像処理ユーティリティから所望の画像処理ユーティリティを選択入力することを特徴とする画像処理資源管理方法である。
【0044】本発明の、画像処理資源管理方法の第9の態様は、画像処理ユーティリティを選択させるための画像処理選択支援ステップを、更に備えた画像処理資源管理方法である。
【0045】本発明の、情報記録媒体の第1の態様は、上述の画像処理資源管理方法のプログラムを記録した情報記録媒体である。
【0046】本発明の、情報記録媒体の第2の態様は、コンパク・トディスク、フロッピー・ディスク、ハード・ディスク、光磁気ディスク、ディジタル・ビデオ・ディスク、もしくは磁気テープであることを特徴とするプログラムを記録した情報記録媒体である。
【0047】
【発明の実施の形態】この発明の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施態様は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものによって置換した実施態様を採用することが可能であるが、これらの実施態様も本発明の範囲に含まれる。
【0048】図1は、画像入出力装置であるプリンタとコンピュータとからなるコンピュータ・システムを示す斜視図である。プリンタの印刷設定やアプリケーションからプリンタへ印刷する指令の中継を行う機能を果たすプリンタドライバを、プリンタとコンピュータとからなるコンピュータ・システムについて説明する。
【0049】コンピュータ・システムは、コンピュータ100と、周辺機器としてプリンタ105を備えている。コンピュータ100は、コンピュータ本体101、ディスプレイ102、キーボード103およびマウス104を備えている。また、コンピュータ本体101には、FD(Floppy Disk)の内容を読み取るFDドライブ、CD−ROM(Compact Disk Read OnlyMemory)の内容を読み取るCD−ROMドライブ等が搭載されている。
【0050】図2は、コンピュータ・システムの概要を示すブロック構成図である。
【0051】図2に示すように、コンピュータ本体101は、CPU(Central Processing Unit;中央処理装置)201に、バスライン212を介して、ROM202、RAM(Random Access Memory)203、マウスコントローラ204、キーボードコントローラ205、FDC206、CD−ROMC207、HDC208、ディスプレイコントローラ209、通信インターフェース210およびI/Oポート211等が接続されている。
【0052】ROM202は、内蔵されている各種プログラム等を記憶する読み取り専用のメモリである。RAM203は、各種データ等を記憶する読み取り・書き込み可能なメモリである。マウスコントローラ204は、マウス104とのデータ等のやり取りを制御するコントローラである。キーボードコントローラ205は、キーボード103からのキー入力を制御するコントローラである。FDC206は、FDドライブを制御するコントローラである。CD−ROMC207は、CD−ROMドライブを制御するコントローラである。HDC208は、HDD(Hard Disk Drive)を制御するコントローラである。ディスプレイコントローラ209は、必要なデータ等を表示するディスプレイ102への信号出力を制御するコントローラである。通信インターフェース210は、画像入出力装置へのデータの入出力を制御するインターフェースである。ここで、図1のコンピュータ・システムにおいては、画像入出力装置としてプリンタ105が接続される。またプリンタの替わりにスキャナ等の画像入出力装置であっても良い。I/Oポート211は、モデムを介してインターネット等のネットワークに接続されている。ユーザサイトは、ネットワークを介して、画像入出力装置を提供するメーカサイトおよび画像入出力装置のドライバに搭載可能な画像処理ユーティリティの資源提供者サイトと接続することができる。
【0053】図3は、画像入出力装置のドライバの機能ブロック図である。以下に各機能についての説明をする。
【0054】図3に示すように、CPU201は、制御手段301、画像処理要求受付手段302、設定情報表示制御手段303、入力制御手段304および画像処理制御手段305を備えている。
【0055】CPU201の画像処理要求受付手段302は、プリンタ、スキャナ等の画像入出力装置に対するアプリケーション・プログラムからの印刷要求、画像読み取り要求等に基づいた画像処理要求を受け付ける。
【0056】CPU201の設定情報表示制御手段303は、画像処理要求受付手段302によって受け付けた要求に対する画像入出力装置の設定情報を、RAM203の設定情報記憶部310に記憶されている画像入出力装置の設定情報に基づいて、ディスプレイ上に表示する。
【0057】CPU201の入力制御手段304は、設定情報表示手段303によって表示された画像入出力装置の設定情報に対して所望の情報を選択したり、または、入力したりする。また、入力された画像入出力装置の設定情報をRAM203の設定情報記憶部310に格納する。画像入出力装置の設定情報である画像処理ユーティリティは、画像処理対象物に基づいて、複数個の画像処理ユーティリティの中から、所望の画像処理ユーティリティを選択することができる。例えば、画像処理対象物が文章のみであるような単純な画像の場合と写真のような複雑な画像の場合とにおいては、所望の画像処理ユーティリティは異なる。
【0058】CPU201の画像処理制御手段305は、入力制御手段304によって選択入力された画像入出力装置の設定情報である画像処理ユーティリティに基づいて、画像処理ユーティリティを使用するための使用許諾契約手続きおよび画像処理ユーティリティの資源を入手するための資源入手手続きを実行し、入手した画像処理ユーティリティ使用許諾情報および画像処理ユーティリティの資源をRAM203の画像処理ユーティリティ情報記憶部311に格納する。更に、入手した画像処理ユーティリティ使用許諾情報および画像処理ユーティリティの資源に基づいて、画像処理ユーティリティの機能動作する環境を設定し、画像処理ユーティリティを実行し、画像処理結果をRAM203の画像処理結果情報記憶部312に格納する。
【0059】CPU201の制御手段301は、画像処理要求受付手段302、設定情報表示制御手段303、入力制御手段304および画像処理制御手段305のそれぞれの手段を相互に関連付けて制御する。
【0060】本発明の画像入出力装置のドライバは、1個または複数個の使用許諾契約の必要な画像処理ユーティリティから選択した、所望の画像処理ユーティリティを動作させる環境を設定する画像処理制御手段を備えている。
【0061】また、本発明の画像入出力装置のドライバは、画像処理制御手段が、所望の画像処理ユーティリティを使用するための使用許諾契約手段と、使用許諾契約手段によって使用許諾契約をした画像処理ユーティリティの資源を入手するための資源入手手段とを備えている。
【0062】また、本発明の画像入出力装置のドライバは、資源入手手段が、携帯できる情報記録媒体に予め格納されている画像処理ユーティリティの資源を利用する手段を備えている。
【0063】また、本発明の画像入出力装置のドライバは、(a)アプリケーション・プログラムから画像処理対象物の情報を含む画像処理要求を受け付ける画像処理要求受付手段と、(b)画像処理要求受付手段によって受け付けた画像処理要求に従って、画像入出力装置の設定情報を選定し表示する設定情報表示制御手段と、(c)画像処理対象物を画像処理するための所要の情報の入力を制御する入力制御手段とを更に備えている。
【0064】また、本発明の画像入出力装置のドライバは、入力制御手段によって、1個または複数個の使用許諾契約の必要な画像処理ユーティリティから所望の画像処理ユーティリティを選択入力することができる。
【0065】また、本発明の画像入出力装置のドライバは、画像処理ユーティリティを選択させるための画像処理選択支援手段を、更に備えている。
【0066】図4、図5、図8、図9および図10を参照して、画像入出力装置のドライバに搭載された画像処理ユーティリティによる画像処理の説明をする。
【0067】図4は、画像入出力装置のドライバに搭載された画像処理ユーティリティによる画像処理のフローチャートを示す図である。
【0068】まず、画像入出力装置のドライバのソフトウェア・プログラムが予めオペレーティング・システムの一部としてRAM203内に登録されると、CPU201は、プリンタ、スキャナ等の画像入出力装置に対するアプリケーション・プログラムからの印刷要求、画像読み取り要求等に基づいて、画像処理要求が発せられるのを待機する(ステップS401)。現在使用されているオペレーティング・システムでは、このような待機状態において他のプログラムにCPU201の制御を移すことによりマルチタスク処理を実現する。ただし、このような制御の移行については図示を省略する。従って、ステップS401の終了は、アプリケーション・プログラムから印刷要求、画像読み取り要求等に基づいた画像処理要求が発せられたことを意味する。
【0069】画像処理要求を受け付けると、CPU201は、RAM203の設定情報記憶部310に記憶されている画像入出力装置の設定情報をディスプレイ102に表示する(ステップS402)。
【0070】さらに、CPU201は、ユーザが入力装置を介して入力した入力操作の種類(例えば、画像処理ユーティリティ選定、使用許諾契約手続き、資源入手手続きど)が何であるかを判定する(ステップS403)。ユーザは、画面に表示された画像入出力装置の設定情報を参照し、必要によりキーボードやマウスなどの入力装置を操作することによって、画像入出力装置の設定情報を変更することができる。
【0071】ユーザが、画像処理ユーティリティ選定を入力した場合(ステップS403;画像処理ユーティリティ選定)、画像処理ユーティリティ選定の情報をRAM203の設定情報記憶部310に格納し(ステップS404)、ステップS402に戻る。入力については、後述の図8において説明する。
【0072】ユーザが、使用許諾契約手続きを入力した場合(ステップS403;使用許諾契約手続き)、使用許諾契約手続きの情報をRAM203の設定情報記憶部310に格納し(ステップS405)、ステップS402に戻る。入力については、後述の図9において説明する。
【0073】ユーザが、資源入手手続きを入力した場合(ステップS403;資源入手手続き)、資源入手手続きの情報をRAM203の設定情報記憶部310に格納し(ステップS406)、ステップS402に戻る。入力については、後述の図10において説明する。
【0074】その他の設定情報の入力があった場合は(ステップS403;その他)、対応する処理を行い(ステップS410)、ステップS402に戻る。
【0075】次に、設定情報の入力を終了するために、OKを入力した場合(ステップS403;OK)、画像入出力装置の設定情報の表示を終了して、次のステップS407に移る。
【0076】ユーザが設定を終了する(ステップS403;OK)と、CPU201は、RAM203の設定情報記憶部310を調べ、画像処理ユーティリティ選定の種類、使用許諾契約手続きの情報および資源入手手続きの情報に基づいて、画像処理ユーティリティの動作環境を設定する(ステップS407)。
【0077】最後に、画像処理ユーティリティによって、画像処理を実行し、画像処理結果をRAM203の画像処理結果情報記憶部312に格納する(ステップS408)。
【0078】更に、ステップS401に戻って、新たな画像処理要求がアプリケーション・プログラムから発せられるまで待機する。
【0079】図8は、図4におけるステップS404の画像処理ユーティリティ選定処理のための画面を示す図である。
【0080】図8に示すように、画像処理ユーティリティであるグレイスケール印刷の処理方法として、A方式、B方式、C方式およびED方式が選択可能である。A方式、B方式およびC方式は、それぞれA社、B社およびC社に著作権等がある画像処理ユーティリティである。ED方式は、著作権等のない自由に使用できる画像処理ユーティリティである。ユーザは、所望の方式を選択入力する。
【0081】選択した方式の資源がドライバに組み込まれていない場合は、使用許諾契約手続き処理のための画面に移る。
【0082】例えば、グレイスケール印刷のA方式を選択する場合は、選択エリア810および選択エリア811aを選択入力する。A方式は、使用許諾契約が成されていない。そこで、指示エリア812aを指示すると、A方式の使用許諾契約手続き処理のための画面に移る。ここで、ユーザが、どの方式を選択して良いか判断できない場合のために、選択支援のための機能を備えていても良い。例えば、ユーザが用途等を入力することにより自動的に方式を選択してくれたり、各方式についての詳細説明を表示したりする等の選択支援機能である。
【0083】図9は、図4におけるステップS405の使用許諾契約手続き処理のための画面を示す図である。
【0084】図9に示すように、既に使用許諾情報を入手している場合は選択エリア901を選択入力し、今から使用許諾情報を入手する場合は選択エリア902を選択入力する。
【0085】今から使用許諾情報を入手する場合を選択すると、ブラウザ機能によりネットワーク上に存在する資源提供者サイトのホームページへ接続される。ユーザは、ホームページに記載されている入手手続きに従って必要情報を入力することによって、ユーザID、パスワード等の使用許諾情報を入手する。
【0086】また、既に使用許諾情報を入手している場合を選択すると、資源入手手続き処理のための画面に移る。
【0087】図10は、図4におけるステップS406の資源入手手続き処理のための画面を示す図である。
【0088】図10に示すように、最新資源を入手する場合は選択エリア1001を選択入力し、付属の資源を利用する場合は選択エリア1002を選択入力する。更に、使用許諾情報であるユーザID、パスワードを入力エリア1011、1012に入力する。
【0089】最新資源を入手する場合を選択すると、ブラウザ機能によりネットワーク上に存在する資源提供者サイトのホームページへ接続される。ユーザサイトは、ホームページに記載されている入手手続きに基づいて必要情報を入力することによって、画像処理ユーティリティの最新資源を入手する。更に、使用許諾情報に基づいて入手した画像処理ユーティリティの最新資源が、ドライバに組み込まれる。
【0090】また、付属の資源を利用する場合を選択すると、FD、CD−ROM等の携帯型情報記録媒体によって、メーカから画像入出力装置購入時に提供される画像処理ユーティリティの資源が、使用許諾情報に基づいてドライバに組み込まれる。
【0091】本発明の画像入出力装置のドライバは、使用許諾情報入手手段によって入手した画像処理ユーティリティ使用許諾許情報および資源入手手段によって入手した画像処理ユーティリティの資源に基づいて、所望の画像処理ユーティリティが機能動作することができる。
【0092】図5は、画像処理ユーティリティの動作環境設定のフローチャートを示す図である。
【0093】まず、ドライバに組み込み可能な複数個の画像ユーティリティの中から、ユーザによって選択された画像ユーティリティの情報をRAM203の設定情報記憶部310から取り出す(ステップS501)。
【0094】次に、選択された画像ユーティリティが、他の企業等の団体または個人に著作権等がある画像ユーティリティであるか否かを判定する(ステップS502)。
【0095】他の企業等の団体または個人に著作権等がない画像ユーティリティ、即ち、自社に著作権等がある画像ユーティリティまたは著作権等のない自由に使用できる画像ユーティリティである場合(ステップS502;No)は、次のステップS504に移る。
【0096】一方、他の企業等の団体または個人に著作権等がある画像ユーティリティである場合(ステップS502;Yes)は、画像ユーティリティの使用許諾を、他の企業等の団体または個人からユーザが、既に取得しているか否かを判定する(ステップS503)。ここで、使用許諾を取得しているか否かをユーザに入力させることも、使用許諾を取得しているか否かの使用許諾取得情報をドライバに格納しておくことにより、自動的に使用許諾を取得しているか否かを判定することも可能である。
【0097】画像ユーティリティの使用許諾を、他の企業等の団体または個人からユーザが、既に取得している場合(ステップS503;Yes)は、次のステップS504に移る。一方、画像ユーティリティの使用許諾を、他の企業等の団体または個人からユーザが、取得していない場合(ステップS503;No)は、画像ユーティリティの使用許諾を取得するための使用許諾契約手続き説明等を実行し(ステップS506)、処理を終了する。尚、使用許諾契約手続き処理についての説明は後述する。
【0098】次に、画像ユーティリティの資源を入手しているか否かを判定する(ステップS504)。ここで、資源を入手しているか否かをユーザに入力させることも、資源を入手しているか否かの資源入手情報をドライバに格納しておくことにより、自動的に資源を入手しているか否かを判定することも可能である。
【0099】画像ユーティリティの資源を入手していない場合(ステップS504;No)は、画像ユーティリティの資源を入手するための資源入手手続き説明等を実行し(ステップS507)、処理を終了する。尚、資源入手手続き処理についての説明は後述する。
【0100】一方、画像ユーティリティの資源を入手している場合(ステップS504;Yes)は、画像ユーティリティの機能が実行できる動作環境を設定し(ステップS505)、処理を終了する。
【0101】本発明の画像入出力装置のドライバは、使用許諾契約手段が、ネットワークを介して画像処理ユーティリティを使用するための画像処理ユーティリティ使用許諾許情報を入手する使用許諾情報入手手段を備えている。
【0102】図6は、使用許諾契約手続き処理を示す図である。
【0103】まず、メーカサイトは、画像入出力装置のドライバに搭載可能な画像処理ユーティリティの著作権等を有している他の企業等団体サイトまたは個人サイトへ、即ち、画像処理ユーティリティの資源提供者サイトへ、メーカ提供の画像入出力装置のドライバに画像処理ユーティリティを搭載可能にするための契約要求を送信する(ステップS621)。ここで、メーカ提供の画像入出力装置のドライバに画像処理ユーティリティを搭載可能にするための契約とは、契約した画像処理ユーティリティを画像入出力装置のドライバに組み込み可能にすることである。また、ユーザサイトと資源提供者サイトとの間の使用許諾の契約条件を、メーカサイトと資源提供者サイトとの間において決定する。但し、画像処理ユーティリティの使用許諾の契約は、画像入出力装置を使用するユーザサイトと資源提供者サイトとの間において実行する。即ち、画像処理ユーティリティを使用する料金の支払い等は、ユーザサイトにおいて実行する。
【0104】資源提供者サイトは、メーカサイトからのドライバ搭載可能契約要求に対して、契約に同意する内容のドライバ搭載可能契約情報をメーカサイトへ送信する(ステップS611)。
【0105】メーカサイトは、メーカ提供の画像入出力装置を使用のユーザサイトへ、メーカ提供の画像入出力装置の販売時または販売後に、ユーザサイトから資源提供者サイトへの画像処理ユーティリティを使用する許諾要求のための情報を送信する(ステップS622)。ここで、メーカサイトは、ユーザサイトから資源提供者サイトへの画像処理ユーティリティを使用する許諾要求のための情報を、メーカ提供の画像入出力装置に付属して提供する場合もある。
【0106】ユーザサイトは、メーカサイトから受信したユーザサイトから資源提供者サイトへの画像処理ユーティリティを使用する許諾要求のための情報に基づいて、ユーザ情報および画像処理ユーティリティ使用許諾要求情報を、資源提供者サイトへ送信する(ステップS601)。
【0107】資源提供者サイトは、ユーザサイトから受信したユーザ情報および画像処理ユーティリティ使用許諾要求情報に基づいて、ユーザ登録をし(ステップS612)、使用許諾するか否かを判定する(ステップS613)。ここで、画像処理ユーティリティ使用に係わる料金等の決済処理も実行する。
【0108】更に、資源提供者サイトは、ユーザID、パスワード等の画像処理ユーティリティ使用許諾情報をユーザサイトに送信する(ステップS614)。
【0109】最後に、ユーザサイトは、資源提供者サイトに、画像処理ユーティリティ使用に係わる料金の支払い等を実行する(ステップS602)。
【0110】上述した使用許諾契約手続き処理における各サイト間の送受信処理は、ネットワークを介して実行することであっても、宅配便、郵便等の物流配送を利用するものであっても、手渡しであっても良い。
【0111】本発明の画像入出力装置のドライバは、使用許諾情報入手手段によって入手した画像処理ユーティリティ使用許諾許情報に基づいて、資源入手手段が、ネットワークを介して画像処理ユーティリティの資源を入手する手段を備えている。
【0112】図7は、資源入手手続き処理を示す図である。
【0113】まず、メーカサイトは、画像入出力装置のドライバに搭載する画像処理ユーティリティの資源を、画像処理ユーティリティの資源提供者サイトに要求する(ステップS721)。
【0114】資源提供者サイトは、画像入出力装置のドライバに搭載可能な画像処理ユーティリティの資源をメーカサイトに送信する(ステップS711)。ここで、送信する資源は、ユーザID、パスワード等の画像処理ユーティリティ使用許諾情報を入力することによって、機能が動作可能となる。即ち、画像処理ユーティリティ使用許諾情報無しでは、画像処理ユーティリティは動作しない。
【0115】メーカサイトは、メーカ提供の画像入出力装置の販売時または販売後に、受信した画像入出力装置のドライバに搭載可能な画像処理ユーティリティの資源をユーザサイトへ送信する(ステップS722)。ここで、受信した画像入出力装置のドライバに搭載可能な画像処理ユーティリティの資源を、メーカ提供の画像入出力装置に付属して提供する場合もある。
【0116】ユーザサイトは、画像入出力装置のドライバに搭載可能な画像処理ユーティリティの最新資源を入手する場合は、資源提供サイトへ、最新資源要求のための情報を送信する(ステップS701)。但し、メーカサイトから提供される付属の画像処理ユーティリティの資源で良い場合は、ステップS701以降の処理は不要である。
【0117】資源提供者サイトは、ユーザサイトからの最新資源要求により、画像処理ユーティリティの使用許諾を確認するために、ユーザサイトへ使用許諾情報送信の要求をする(ステップS712)。
【0118】ユーザサイトは、資源提供者サイトへ、画像処理ユーティリティの使用許諾情報を送信する(ステップS702)。
【0119】資源提供者サイトは、ユーザサイトから受信した画像処理ユーティリティの使用許諾情報に基づいて、最新資源を送信するか否かを判定する(ステップS713)。ここで、最新資源を提供することによる追加料金等の判定も実行される。
【0120】資源提供者サイトは、ユーザサイトへ、画像処理ユーティリティの最新資源を送信する(ステップS714)。また、追加料金等が発生する場合は、料金の請求も行う。
【0121】最後に、ユーザサイトは、画像処理ユーティリティの使用許諾情報と入手した画像処理ユーティリティの資源に基づいて、動作環境の設定手続きをし(ステップS703)、処理を終了する。
【0122】上述した資源入手手続き処理における各サイト間の送信処理は、ネットワークを介して実行することであっても、宅配便、郵便等の物流配送を利用するものであっても、手渡しであっても良い。
【0123】本発明の画像処理資源管理方法は、(a)アプリケーション・プログラムから画像処理対象物の情報を含む画像処理要求を受け付ける画像処理要求受付ステップと、(b)画像処理要求受付ステップによって受け付けた画像処理要求に従って、画像入出力装置の設定情報を選定し表示する設定情報表示制御ステップと、(c)画像処理対象物を画像処理するための所要の情報の入力を制御する入力制御ステップと、1個または複数個の使用許諾契約の必要な画像処理ユーティリティから選択した、所望の画像処理ユーティリティを動作させる環境を設定する画像処理制御ステップを備えている。
【0124】また、本発明の画像処理資源管理方法は、画像処理制御ステップが、所望の画像処理ユーティリティを使用するための使用許諾契約ステップと、使用許諾契約ステップによって使用許諾契約をした画像処理ユーティリティの資源を入手するための資源入手ステップとを備えている。
【0125】また、本発明の画像処理資源管理方法は、使用許諾契約ステップが、ネットワークを介して画像処理ユーティリティを使用するための画像処理ユーティリティ使用許諾許情報を入手する使用許諾情報入手ステップを備えている。
【0126】また、本発明の画像処理資源管理方法は、使用許諾情報入手ステップによって入手した画像処理ユーティリティ使用許諾許情報に基づいて、資源入手ステップが、ネットワークを介して画像処理ユーティリティの資源を入手するステップを備えている。
【0127】また、本発明の画像処理資源管理方法は、使用許諾情報入手ステップによって入手した画像処理ユーティリティ使用許諾許情報および資源入手ステップによって入手した画像処理ユーティリティの資源に基づいて、所望の画像処理ユーティリティが機能動作する。
【0128】また、本発明の画像処理資源管理方法は、資源入手ステップが、携帯できる情報記録媒体に予め格納されている画像処理ユーティリティの資源を利用するステップを備えている。
【0129】また、本発明の画像処理資源管理方法は、入力制御ステップによって、1個または複数個の使用許諾契約の必要な画像処理ユーティリティから所望の画像処理ユーティリティを選択入力する。
【0130】また、本発明の画像処理資源管理方法は、画像処理ユーティリティを選択させるための画像処理選択支援ステップを更に備えている。
【0131】本発明の情報記録媒体は、上述の画像処理資源管理方法のステップを有するプログラムを記録することもできる。
【0132】また、本発明の情報記録媒体は、コンパク・トディスク、フロッピー・ディスク、ハード・ディスク、光磁気ディスク、ディジタル・ビデオ・ディスク、もしくは磁気テープであっても良い。
【0133】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、以下の効果を奏する。
【0134】画像入出力装置を提供するメーカと、画像入出力装置のドライバに搭載できる使用許諾契約の必要な画像処理ユーティリティの資源提供者である企業等の団体または個人との間において、予め契約を結び、メーカ提供の画像入出力装置のドライバを画像処理ユーティリティが搭載可能なドライバにすることによって、ユーザが必要な画像処理ユーティリティのみを搭載した画像入出力装置のドライバを、ユーザに提供することができる。
【0135】また、ユーザが必要な画像処理ユーティリティの使用許諾を画像処理ユーティリティの資源提供者から取得し、更に、画像処理ユーティリティの使用料を支払うことにより、メーカは、画像処理ユーティリティの使用料を含まない、安価な画像入出力装置を、ユーザに提供することができる。
【0136】また、ユーザは、購入した画像入出力装置のドライバに最新の画像処理ユーティリティを搭載することにより、常に最新の画像処理ユーティリティを利用した画像処理を実行することができる。
【出願人】 【識別番号】000002369
【氏名又は名称】セイコーエプソン株式会社
【出願日】 平成12年10月26日(2000.10.26)
【代理人】 【識別番号】100095728
【弁理士】
【氏名又は名称】上柳 雅誉 (外1名)
【公開番号】 特開2002−132696(P2002−132696A)
【公開日】 平成14年5月10日(2002.5.10)
【出願番号】 特願2000−327781(P2000−327781)