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【発明の名称】 チャットシステム、それに用いる端末およびサーバ、ならびにチャット方法
【発明者】 【氏名】宇治 孝子

【要約】 【課題】リアルタイムに所望の相手方とチャットすることができる、チャットシステム、それに用いる端末およびサーバ、ならびにチャット方法を提供する。

【解決手段】携帯電話14aからサーバ12に対してチャットしたい相手方の携帯電話番号を通知してチャット要求すれば、サーバ12はそれに応じてチャットしたい相手方の携帯電話14b、14cにチャット依頼を送信する。チャット依頼を受信した相手方は都合に応じて応答する。相手方から要求許可があれば、サーバ12から、要求側に要求許可を送信し参加者全員に参加者リストを送信し、チャットモードが確立する。参加者からのメッセージをサーバ12が受信するとサーバ12はそのメッセージを参加者全員に送信し、各参加者の携帯電話の表示部46にメッセージ内容を表示する。相手方は、途中からチャットに参加することができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 サーバに接続される複数の端末を用いてチャットするチャットシステムであって、前記各端末は、チャット要求する場合にはチャットしたい相手方の電話番号を前記サーバに通知する手段、前記サーバからチャット依頼を受信した場合には前記サーバに対して応答する手段、前記サーバから参加者リストを受け取る手段、参加者がメッセージを入力する手段、前記入力したメッセージを前記サーバに送信する手段、前記サーバからメッセージを受信する手段、および前記受信したメッセージを表示する手段を備え、前記サーバは、チャット要求を受信する手段、前記チャット要求に応じてチャットしたい相手方全員にチャット依頼を送信する手段、要求許可があったとき参加者の全員に参加者リストを送信する手段、参加者からのメッセージを受信する手段、および前記受信したメッセージを参加者全員に送信する手段を備える、チャットシステム。
【請求項2】 前記端末は、チャットに途中参加するための手段をさらに含み、前記サーバは、途中参加者からの要求許可を受信すると参加者全員に前記途中参加者を通知する手段をさらに含む、請求項1に記載のチャットシステム。
【請求項3】 チャットするためにサーバに接続される端末であって、チャット要求する場合にはチャットしたい相手方の電話番号を前記サーバに通知する手段、前記サーバからチャット依頼を受信した場合には前記サーバに対して応答する手段、前記サーバから参加者リストを受け取る手段、参加者がメッセージを入力する手段、前記入力したメッセージを前記サーバに送信する手段、前記サーバからメッセージを受信する手段、および前記受信したメッセージを表示する手段を備える、端末。
【請求項4】 チャットに途中参加するための手段をさらに含む、請求項3に記載の端末。
【請求項5】 携帯電話に用いられる、請求項3または4に記載の端末。
【請求項6】 チャットするために用いられるサーバであって、チャット要求を受信する手段、前記チャット要求に応じてチャットしたい相手方全員にチャット依頼を送信する手段、要求許可があったとき参加者の全員に参加者リストを送信する手段、参加者からのメッセージを受信する手段、および前記受信したメッセージを参加者全員に送信する手段を備える、サーバ。
【請求項7】 途中参加者からの要求許可を受信すると参加者全員に前記途中参加者を通知する手段をさらに含む、請求項6に記載のサーバ。
【請求項8】 サーバを介してチャットするチャット方法であって、チャット要求する場合にはチャットしたい相手方の電話番号を前記サーバに通知するステップ、前記サーバが前記チャット要求に応じてチャットしたい相手方全員にチャット依頼を送信するステップ、前記サーバからのチャット依頼を受信した相手方が前記サーバに対して応答するステップ、前記相手方からの応答に応じて前記サーバが要求側に結果を送信するステップ、要求許可があったとき前記サーバが参加者の全員に参加者リストを送信するステップ、および参加者が入力したメッセージを前記サーバに送信するステップ、前記サーバが前記受信したメッセージを参加者全員に送信するステップ、および参加者が受信した前記サーバからのメッセージを表示するステップを備える、チャット方法。
【請求項9】 チャットに途中参加する場合、前記サーバは参加者全員に途中参加者を通知するステップをさらに含む、請求項8に記載のチャット方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はチャットシステム、それに用いる端末およびサーバ、ならびにチャット方法に関し、より特定的には、サーバに接続される複数の端末を用いてチャットすることができる、チャットシステム、それに用いる端末およびサーバ、ならびにチャット方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネットやパソコン通信などの通信網を利用してユーザに提供される通信サービスの一例として、チャットが広く普及している。チャットは、通信サービス上で文字によるメッセージをやりとりし、会話(おしゃべり)できるサービスである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のチャットでは、ユーザがチャットルームにアクセスし入室することによってすでに入室している参加者とチャットするものであった。したがってユーザが特定の相手方とチャットしたいときには予め相手方にチャットルームに入室する時間を伝えておき、チャットしようとする各ユーザがその時間に入室しなければならなかった。したがって、ユーザが急にチャットしたくなった場合であっても相手方となるユーザがチャットルームに入室しなければリアルタイムにチャットすることはできず、不便であった。それゆえに、この発明の主たる目的は、リアルタイムに所望の相手方とチャットすることができる、チャットシステム、それに用いる端末およびサーバ、ならびにチャット方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するために、請求項1に記載のチャットシステムは、サーバに接続される複数の端末を用いてチャットするチャットシステムであって、各端末は、チャット要求する場合にはチャットしたい相手方の電話番号をサーバに通知する手段、サーバからチャット依頼を受信した場合にはサーバに対して応答する手段、サーバから参加者リストを受け取る手段、参加者がメッセージを入力する手段、入力したメッセージをサーバに送信する手段、サーバからメッセージを受信する手段、および受信したメッセージを表示する手段を備え、サーバは、チャット要求を受信する手段、チャット要求に応じてチャットしたい相手方全員にチャット依頼を送信する手段、要求許可があったとき参加者の全員に参加者リストを送信する手段、参加者からのメッセージを受信する手段、および受信したメッセージを参加者全員に送信する手段を備える。請求項2に記載のチャットシステムは、請求項1に記載のチャットシステムにおいて、端末は、チャットに途中参加するための手段をさらに含み、サーバは、途中参加者からの要求許可を受信すると参加者全員に途中参加者を通知する手段をさらに含むものである。
【0005】請求項3に記載の端末は、チャットするためにサーバに接続される端末であって、チャット要求する場合にはチャットしたい相手方の電話番号をサーバに通知する手段、サーバからチャット依頼を受信した場合にはサーバに対して応答する手段、サーバから参加者リストを受け取る手段、参加者がメッセージを入力する手段、入力したメッセージをサーバに送信する手段、サーバからメッセージを受信する手段、および受信したメッセージを表示する手段を備える。請求項4に記載の端末は、請求項3に記載の端末において、チャットに途中参加するための手段をさらに含むものである。請求項5に記載の端末は、請求項3または4に記載の端末において、携帯電話に用いられるものである。
【0006】請求項6に記載のサーバは、チャットするために用いられるサーバであって、チャット要求を受信する手段、チャット要求に応じてチャットしたい相手方全員にチャット依頼を送信する手段、要求許可があったとき参加者の全員に参加者リストを送信する手段、参加者からのメッセージを受信する手段、および受信したメッセージを参加者全員に送信する手段を備える。請求項7に記載のサーバは、請求項6に記載のサーバにおいて、途中参加者からの要求許可を受信すると参加者全員に途中参加者を通知する手段をさらに含むものである。
【0007】請求項8に記載のチャット方法は、サーバを介してチャットするチャット方法であって、チャット要求する場合にはチャットしたい相手方の電話番号をサーバに通知するステップ、サーバがチャット要求に応じてチャットしたい相手方全員にチャット依頼を送信するステップ、サーバからのチャット依頼を受信した相手方がサーバに対して応答するステップ、相手方からの応答に応じてサーバが要求側に結果を送信するステップ、要求許可があったときサーバが参加者の全員に参加者リストを送信するステップ、および参加者が入力したメッセージをサーバに送信するステップ、サーバが受信したメッセージを参加者全員に送信するステップ、および参加者が受信したサーバからのメッセージを表示するステップを備える。請求項9に記載のチャット方法は、請求項8に記載のチャット方法において、チャットに途中参加する場合、サーバは参加者全員に途中参加者を通知するステップをさらに含むものである。
【0008】請求項1に記載のチャットシステムでは、サーバに対してチャットしたい相手方の電話番号を通知してチャット要求すれば、サーバはそれに応じて所望の相手方にチャット依頼を送信する。チャット依頼を受信した相手方は都合に応じて応答する。都合がよければ要求許可、都合が悪ければ保留あるいは要求拒否を出力する。相手方から要求許可があれば、サーバから要求側に要求許可が送信され、サーバから参加者全員に参加者リストが送信されチャットモードが確立する。そして、参加者からのメッセージをサーバが受信するとサーバはそのメッセージを参加者全員に送信し、各参加者の端末にはメッセージ内容が表示される。このように、チャット要求があればサーバはチャットしたい相手方にリアルタイムにチャット依頼を送信し、都合がよければ所望の相手方とリアルタイムにチャットを行うことができる。このようなチャットシステムには、請求項3に記載の端末、請求項6に記載のサーバが適する。請求項8に記載のチャット方法についても同様である。
【0009】請求項2に記載のチャットシステムでは、相手方が、チャット依頼を受けたときには都合が悪くてもその後都合がよくなれば途中からチャットに参加することができるので、都合に合わせてチャットすることができ、自由度および利便性を向上できる。このチャットシステムには請求項4に記載の端末、請求項7に記載のサーバが適する。請求項9に記載のチャット方法についても同様である。請求項5に記載のように端末として携帯電話を用いることによって、要求側からのチャット要求および相手方からの応答をより確実にリアルタイムに行え、さらに利便性を向上できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。図1を参照して、この発明の一実施形態のチャットシステム10はサーバ12を含み、サーバ12には端末として複数(この実施形態では3つ)の携帯電話14a〜14cが通信網15を介して接続される。サーバ12はチャットシステム10を管理し、図2に示すように、データの表示・記憶等を制御するための制御部16を含む。制御部16には、チャットの利用に供されるメッセージボード48(後述)を管理するためのメッセージボード管理構造体18が含まれる。また、制御部16には、実行プログラムを記憶するROM20、メッセージボード管理構造体18のIDであるメッセージボードIDやチャットの参加者リストを記憶するRAM22が接続される。メッセージボードIDによってパケットの行き先が決定される。さらに、制御部16には、無線データの送受信を制御する通信制御部24を介して無線データを送受信する送受信部26が接続され、送受信部26にはアンテナ28が接続される。
【0011】図3および図4を参照して、携帯電話14a〜14cは筐体30を含む。筐体30内には、図2に示すサーバ12と同様の制御部32、ROM34、RAM36、通信制御部38および送受信部40が含まれ、送受信部40にはアンテナ42が接続される。ただし、制御部32にはメッセージボード管理構造体18は含まれない。さらに、制御部32にはデータを入力するためのキー入力部44およびデータを表示するためのLCDなどからなる表示部46が接続される。キー入力部44および表示部46は筐体30の表面に設けられる。図4に示すように、キー入力部44は、数字、かな、アルファベットや、*、#を入力するための基本キー44a、チャット依頼を拒否するための拒否キー44b、チャット要求するまたはチャット依頼に対して要求許可を出力するためのチャットキー44c、チャットを保留するための保留キー44d、チャットの切断要求のための終了キー44eを含み、さらに、電話帳を表示するための電話帳キー44f、ソフトキーとして機能するカーソルキー44gおよびメニューキー44hを含む。表示部46には図11に示すようなメッセージボード48等が表示される。
【0012】このようなチャットシステム10の主な動作を図5を参照して説明する。以下、要求側ユーザを要求A、応答側ユーザを応答B、Cとする。要求Aからサーバ12に対してチャットしたい相手方(ここでは、応答B、C)の電話番号が通知されてチャット要求されれば、それに応じてサーバ12から応答B、Cにチャット依頼が送信される。チャット依頼を受信した応答B、Cは都合に応じてサーバ12にチャット応答する。その応答に応じてサーバ12から要求Aにチャット結果が送信される。このとき、応答B、Cのうち少なくともいずれか一方から要求許可の応答があれば、サーバ12から要求Aに要求許可を示すチャット結果が送信され、サーバ12から参加者全員に参加者リストが送信されチャットモードが確立する。
【0013】そして、参加者からのメッセージをサーバ12が受信すると、そのメッセージがサーバ12から参加者全員に一斉に送信され、各参加者の携帯電話にはメッセージ内容が表示される。このようにチャットモードに参加したグループの間で文字メッセージによるリアルタイムコミュニケーションが行える。チャットから抜けたいときにはサーバ12に切断要求が出力される。すると、サーバ12は切断要求に応じて切断通知すなわち切断要求者の不参加を参加者に通知する。このようなチャットシステム10には、図6に示すようなフォーマットのパケットが用いられる。
【0014】さらに図7〜図10を参照して、チャットシステム10の携帯電話14aを用いる要求A、携帯電話14b、14cをそれぞれ用いる応答B、C、およびサーバ12の各動作を詳しく説明する。最初に図7を参照して、要求Aの動作について説明する。まず、要求Aからサーバ12にチャット要求が通知される(ステップS1)。このとき、基本キー44a等によって相手方の携帯電話番号を入力または選択しチャットキー44cを押すことによって相手方の携帯電話番号のリストが送信される。そして、サーバ12から要求許可を受信したか否かが判断され(ステップS3)、要求許可ではなく要求拒否を受信すれば不許可エラーとなる(ステップS5)。
【0015】一方、サーバ12から要求許可を受信すれば、参加者リストとメッセージボードIDとを受け取り(ステップS7)、途中参加者の通知を受信したか否かが判断される(ステップS9)。途中参加者の通知を受信すれば途中参加者が要求Aの携帯電話14aの表示部46に表示され(ステップS11)、ステップS13に進む。一方、途中参加者の通知を受信しなければ直接、ステップS13に進む。ステップS13において、ユーザすなわち要求Aがメッセージを入力したか否かが判断される。基本キー44a等を用いてメッセージを入力すればそのメッセージがサーバ12に送信され(ステップS15)、ステップS9に戻る。
【0016】要求Aがメッセージを入力しなければサーバ12からメッセージを受信したか否かが判断される(ステップS17)。サーバ12からメッセージを受信すればその内容が表示部46に表示され(ステップS19)、ステップS9に戻る。サーバ12からメッセージを受信しなければ切断要求を通知するか否かが判断される(ステップS21)。終了キー44eを押して切断要求を通知すれば切断要求が行われ(ステップS23)、終了する。切断要求を通知しなければ切断通知すなわち切断要求者の不参加通知を受信したか否かが判断される(ステップS25)。不参加通知を受信すれば切断要求者が要求Aの携帯電話14aの表示部46に表示され(ステップS27)、ステップS9に戻る。不参加通知を受信しなければ直接、ステップS9に戻る。
【0017】ついで、図8を参照して、応答B、Cの動作について説明する。ここでは便宜上、応答Bについて説明するが、応答Cについても同様に動作するのでその重複する説明は省略する。まず、応答Bがサーバ12からチャット依頼を受信したか否かが判断される(ステップS51)。チャット依頼を受信するまで待機し、チャット依頼を受信すれば、ユーザすなわち応答Bは要求許可・要求拒否・保留のいずれを選択したか否かが判断される(ステップS53)。拒否キー44bを押して要求拒否を選択すれば、要求拒否の通知がサーバ12に送信される(ステップS55)。保留キー44dを押して要求保留を選択すれば、ステップS57においてユーザが許可するまで待機し、ユーザがチャットキー44cを押して要求許可すればステップS59に進む。また、ステップS53において要求許可を選択するとステップS59に進む。すると、ステップS59において要求許可のチャット応答がサーバ12に送信される。
【0018】その後、応答Bが参加者リストとメッセージボードIDとを受け取り(ステップS61)、途中参加者の通知を受信したか否かが判断される(ステップS63)。途中参加者の通知を受信すれば途中参加者が応答Bの携帯電話14bの表示部46に表示され(ステップS65)、ステップS67に進む。一方、途中参加者の通知を受信しなければ直接、ステップS67に進む。ステップS67において、ユーザすなわち応答Bがメッセージを入力したか否かが判断される。メッセージを入力すればそのメッセージがサーバ12に送信され(ステップS69)、ステップS63に戻る。
【0019】応答Bがメッセージを入力しなければサーバ12からメッセージを受信したか否かが判断される(ステップS71)。サーバ12からメッセージを受信すればその内容が表示部46に表示され(ステップS73)、ステップS63に戻る。サーバ12からメッセージを受信しなければ切断要求を通知するか否かが判断される(ステップS75)。切断要求を通知すれば切断要求が行われ(ステップS77)、終了する。切断要求を通知しなければ切断要求者の不参加通知を受信したか否かが判断される(ステップS79)。不参加通知を受信すれば切断要求者が応答Bの携帯電話14bの表示部46に表示され(ステップS81)、ステップS63に戻る。不参加通知を受信しなければ直接、ステップS63に戻る。
【0020】ついで、図9および図10を参照してサーバ12側の動作を説明する。まず、要求側のユーザ(要求A)からのチャット要求を受信する(ステップS101)。このとき、相手方の携帯電話番号のリストを受け取る。すると、空いているメッセージボード管理構造体18があるか否かが判断され(ステップS103)、なければ要求Aにビジー通知が送信される(ステップS105)。メッセージボード管理構造体18が空いていれば、相手方の携帯電話番号のリスト内の全員(ここでは、応答B、C)にチャット依頼が送信され(ステップS107)、所定時間経過するまで応答を待つ(ステップS109)。所定時間経過しタイムアウトになれば要求Aに要求拒否の通知が送信される(ステップS111)。一方、所定時間内においてリスト内の誰かが要求を許可すると(ステップS113がYES)、要求Aに要求許可の通知が送信され(ステップS115)、参加者リストがメッセージボード管理構造体18に登録され(ステップS117)、参加者全員に参加者リストとメッセージボードIDとが送信される(ステップS119)。そして、途中参加者から要求許可を受信したか否かが判断される(図10のステップS121)。途中参加者から要求許可を受信すると、途中参加者がメッセージボード管理構造体18に登録されて参加者リストに追加され(ステップS123)、参加者全員に途中参加者が通知され(ステップS125)、ステップS121に戻る。
【0021】ステップS121において、途中参加者からの要求許可を受信しないときには、メッセージを受信したか否かが判断される(ステップS127)。メッセージを受信すれば、参加者全員にメッセージが送信され(ステップS129)、ステップS121に戻る。一方、メッセージを受信しなければ、切断要求を受信したか否かが判断される(ステップS131)。切断要求を受信しなければステップS121に戻り、切断要求を受信すれば、切断要求者がメッセージボード管理構造体18から外され(ステップS133)、メッセージボード管理構造体18の参加者リストが空であるか否かが判断される(ステップS135)。参加者リストが空でなければ、参加者リスト内の全員に切断要求者の不参加が通知され(ステップS137)、ステップS121に戻る。一方、メッセージボード管理構造体18の参加者リストが空になれば、チャットが切断され、メッセージボード管理構造体18が解放され(ステップS139)、終了する。
【0022】図11を参照して、さらに具体的に説明する。たとえば、要求Aから応答B、Cに対してチャット要求を行えば、応答B、Cのメッセージボード48には「Aからチャット要求あり!!」と表示される。その後チャットが確立し、たとえば応答Bから「こんにちは。。。」、応答Cから「元気?」というメッセージが送信されると、そのメッセージが各ユーザのメッセージボード48に表示される。その後たとえば要求Aが「今度どこかへ行こうよ」というメッセージを入力するとそのメッセージは応答B、Cに同報通信され応答B、Cのメッセージボード48に表示される。このようにしてチャットすることができる。
【0023】ついで、チャットシステム10の課金システムについて説明する。まず、(課金単位)としてはつぎのようなものがある。
■パケット量:お互いに送信したパケットの個数を基に課金する。
■通信時間:接続から切断までの通信時間を基に課金する。
■メッセージボード使用の度の定額料金:メッセージボードを使用する度に一定額のメッセージボード使用料を徴収する。
■月額定額料金:回数、時間にかかわらず月単位で定額料金が決められており、毎月徴収する。また、(負担の方法)としてはつぎのようなものがある。
■参加者全員で平等負担する。
■要求者が全額負担する。
■発信したパケット量に応じて負担する。
■数1によって負担率を決定する。この場合はメッセージ(情報)を多く出す参加者ほど安くなる。
【0024】
【数1】

【0025】上述した(課金単位)の■〜■と(負担の方法)の■〜■との任意の組み合わせによって、課金システムを決定できる。チャットシステム10によれば、ユーザIDとして携帯電話番号を用いるので、メールアドレス等のIDを別途設定する必要はなく、チャット要求を簡単にできる。そして、あるユーザからチャット要求があればサーバ12はリアルタイムに相手方となるユーザにチャット依頼を送信し、都合がよければ所望の複数の相手方とリアルタイムにあらゆる話題についてチャットを行うことができる。また、要求側ユーザがチャット相手を指定しそれ以外の人は参加不可能というように、要求側ユーザに参加者の選択権があり、プライバシーを保護することができる。
【0026】さらに、相手方となるユーザが、チャット依頼を受けたときには都合が悪ければ「保留」にしておくことによって、その後都合がよくなれば途中からチャットに参加することができるので、各ユーザの都合に合わせてチャットすることができ、自由度および利便性を向上できる。また、端末として携帯電話14a〜14cを用いることによって、要求側のユーザからのチャット要求および相手方のユーザからの応答をより確実にリアルタイムに行え、さらに利便性を向上できる。さらに、携帯電話14a〜14cでチャットするという新しいコミュニケーションの可能性を拡げることができる。なお、上述のチャットシステム10の動作をソフトキーによって操作してもよい。すなわち、メニューキー44hでチャット機能を呼び出して表示部46にチャット用の手順を表示させ、カーソルキー44g等を指示に従って操作して、チャットシステム10を動作させてもよい。また、この発明の端末としては、携帯電話だけではなく、PHSや任意の携帯情報端末、固定電話をも適用できる。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、チャット要求があればサーバはチャットしたい相手方にリアルタイムにチャット依頼を送信し、都合がよければ所望の相手方とリアルタイムにチャットを行うことができる。
【出願人】 【識別番号】000001889
【氏名又は名称】三洋電機株式会社
【出願日】 平成12年10月30日(2000.10.30)
【代理人】 【識別番号】100101351
【弁理士】
【氏名又は名称】辰巳 忠宏
【公開番号】 特開2002−132694(P2002−132694A)
【公開日】 平成14年5月10日(2002.5.10)
【出願番号】 特願2000−329963(P2000−329963)