| 【発明の名称】 |
データ通信方法、データ通信サーバ、および、データ共有プログラム |
| 【発明者】 |
【氏名】鈴木 貴路
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| 【要約】 |
【課題】クライアントマシンのハードディスクなどに記憶された画像データを、JavaAppletを利用したチャットシステムにおいて利用する。
【解決手段】クライアントマシンのブラウザ上には、JavaAppletとして作成されたチャットプログラムであるチャットクライアントがダウンロードされている。クライアントマシンのブラウザからウェブサーバに画像データがアップロードされ、これが外部記憶装置24に記憶されると、チャットサーバがこれを検出する。チャットプログラムは、チャット中のチャットクライアントに画像データの到着を通知する。各チャットクライアントは、これに応答して、ウェブサーバに対して画像データのダウンロードを要求する。これにより、各チャットクライアントに画像データが伝達され、クライアントマシンの表示装置に、対応する画像を表示できる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 インターネットを介して、チャットプログラムによってチャット用サーバにアクセスし、チャット用サーバを介して他のユーザ端末との間で、リアルタイム通信を実行するデータ通信方法であって、前記ユーザ端末において、画像を描画するためのホワイトボードを設けるステップと、前記ホワイトボードに描かれた画像の変化分を検出するステップと、前記変化分をチャット用サーバに伝達するステップとを備え、前記チャット用サーバにおいて、前記変化分を、他のユーザ端末に転送するステップを備え、各ユーザ端末におけるホワイトボードに共通する画像が描かれ、当該画像が、各ユーザ端末の表示装置の画面上に表示されることを特徴とするデータ通信方法。 【請求項2】 前記ホワイトボード中の画像が、背景画像と背景画像上に描画される描画像とを含み、前記ユーザ端末において、さらに、記憶装置に記憶された画像データを選択するステップと、前記選択された画像データを、背景画像を示す背景データとして、インターネットを介して、前記背景データを収容することができる背景画像記憶装置に記憶させるために送信するステップとを備え、前記背景画像記憶装置において、前記背景データを収容するステップを備え、前記チャット用サーバにおいて、前記背景画像記憶装置に収容された背景データを監視して、新規な背景データの存否を検出するステップと、新規な背景データが検出された場合に、前記ユーザ端末および当該ユーザ端末とリアルタイムでデータ通信中の他のユーザ端末に、新規な背景データの存在を通知するステップとを備え、前記ユーザ端末および前記他のユーザ端末において、インターネットを介して、前記背景画像記憶装置に収容された背景データを取得するステップと、前記取得した背景データを用いて、前記ホワイトボード中の背景画像を更新するステップとを備えたことを特徴とする請求項1に記載のデータ通信方法。 【請求項3】 前記背景データを送信するステップが、前記背景画像記憶装置と接続されたウェブサーバに向けて送信するように構成され、前記ウェブサーバが、前記背景データを、前記背景画像記憶装置に記憶するように構成されたことを特徴とする請求項2に記載のデータ通信方法。 【請求項4】 前記背景データを取得するステップが、前記背景画像記憶装置と接続されたウェブサーバに対して、背景データの送信を要求するステップと、当該要求に応答してウェブサーバから送信された背景データを受理するステップとを有することを特徴とする請求項2または3に記載のデータ通信方法。 【請求項5】 前記ユーザ端末において、チャットを実行するためにJavaAppletとして作成されたチャットプログラムを要求するステップを備え、前記ユーザ端末において、前記背景データの送信がブラウザにより実行され、前記ホワイトボードの設置、背景データの送信要求、背景データの取得および背景画像の更新が、前記チャットプログラムにより実行されることを特徴とする請求項2ないし4の何れか一項に記載のデータ通信方法。 【請求項6】 インターネットを介して、ユーザ端末の表示装置に表示されるデータを、他のユーザ端末と、略リアルタイムに共有するデータ通信方法であって、あるユーザ端末において、前記記憶装置に記憶されたデータを選択するステップと、前記記憶装置にアクセスして、当該データを読みだし、インターネットを介して、当該データを収容することができる外部の記憶装置に記憶させるために送信するステップとを備え、前記外部の記憶装置において、前記背景データを収容するステップを備え、前記外部の記憶装置と接続されたサーバにおいて、前記外部の記憶装置に収容されたデータを監視して、新規なデータの存否を検出するステップと、新規なデータが検出された場合に、前記ユーザ端末および当該ユーザ端末とリアルタイムのデータ通信中の他のユーザ端末に、新規なデータの存在を通知するステップとを備え、前記ユーザ端末および前記他のユーザ端末において、インターネットを介して、前記外部の画像記憶装置に収容されたデータを取得するステップと、前記取得したデータに基づき、表示装置に表示された画像を更新するステップとを備えたことを特徴とするデータ通信方法。 【請求項7】 前記ユーザ端末において、ブラウザ上で、画像を共有するための処理を実行するためにJavaAppletとして作成されたチャットプログラムを要求するステップを備え、前記ユーザ端末において、前記データの送信がブラウザにより実行され、前記データの送信要求、データの取得および画像の更新が、前記チャットプログラムにより実行されることを特徴とする請求項6に記載のデータ通信方法。 【請求項8】 記憶装置と接続されるとともに、インターネットを介してユーザ端末と接続されたデータ通信サーバであって、前記ユーザ端末からのデータを受理して、前記記憶装置に記憶するデータ受信処理手段と、前記記憶装置を監視し、新規なデータの存否を検出する記憶装置監視手段と、前記新規なデータの存在の確認に応答して、前記ユーザ段末と、前記ユーザ端末とデータを共有すべき他のユーザ端末に対して、新規なデータの到着を通知するデータ到着通知手段と、前記ユーザ端末および前記他のユーザ端末の何れかからのデータ送信要求に応答して、前記記憶装置に記憶されたデータを読みだし、読み出されたデータを送信するデータ送信処理手段とを備えたことを特徴とするデータ通信サーバ。 【請求項9】 前記データ通信サーバが、ユーザ端末間のチャットを実現するためにユーザ間のデータ通信を仲介し、前記データが、前記チャットに関連して共有すべき背景画像を表す背景画像データであることを特徴とする請求項8に記載のデータ通信サーバ。 【請求項10】 前記データ受信処理手段および前記データ送信処理手段が、ウェブサーバに設けられ、かつ、前記記憶装置監視手段および前記データ到着通知手段が、チャットを制御するチャット用サーバに設けられたことを特徴とする請求項9に記載のデータ通信サーバ。 【請求項11】 ユーザ端末間におけるデータの共有を実現するための処理を実行するためにJavaAppletとして作成されたデータ共有プログラムであって、ユーザ端末から、別途インターネットを介してサーバに送信されたデータの到着を、通知により認識するステップと、前記サーバに対して、前記データの送信を要求するステップと、前記送信されたデータを受理して、当該データに関連する画像をブラウザに表示させるステップとを備えたことを特徴とするデータ共有プログラム。 【請求項12】 前記データが画像データであり、さらに、受理した画像データを保持するためのホワイトボードを設けるステップを有することを特徴とする請求項11に記載のデータ共有プログラム。 【請求項13】 ユーザ端末においてJavaAppletとして作成されたプログラムを作動させて生成されたデータを、当該ユーザ端末に記憶させるデータ記憶方法であって、前記ユーザ端末において、前記データを、インターネットを介してサーバに伝達するステップと、前記サーバにおいて、受理したデータを外部の記憶装置に記憶するステップと、前記データを記憶したことを前記ユーザ端末のプログラムに通知するステップと、前記ユーザ端末において、前記プログラムが、通知の受理に応答して、ブラウザに対して、前記データの取得を依頼するステップと、当該依頼に応答して、前記ブラウザが、インターネットを介して、前記外部の記憶装置に収容されたデータを取得するステップと、前記取得されたデータを、ユーザ端末に接続された記憶装置に記憶するステップとを備えたことを特徴とするデータ記憶方法。 【請求項14】 前記ユーザ端末におけるプログラムがチャットプログラムであり、前記データが画像データであり、前記データをサーバに伝達するステップが、チャットを制御するチャット用サーバに画像データを伝達するように構成され、かつ、前記ブラウザがデータを取得するステップが、前記外部の記憶装置と接続されたウェブサーバに対して画像データの送信を依頼するステップと、前記ウェブサーバにより読み出されて送信された画像データを受理するステップとを有することを特徴とする請求項13に記載のデータ記憶方法。 【請求項15】 ユーザ端末においてJavaAppletとして作成されたプログラムを作動させて生成されたデータを、他のユーザ端末に記憶させるデータ記憶方法であって、前記ユーザ端末において、前記データを、送信先を示す情報とともに、インターネットを介してサーバに伝達するステップと、前記サーバにおいて、受理したデータを外部の記憶装置に記憶するステップと、前記データを記憶したことを、前記送信先のユーザ端末のプログラムに通知するステップと、前記送信先のユーザ端末において、前記プログラムが、通知の受理に応答して、ブラウザに対して、前記データの取得を依頼するステップと、当該依頼に応答して、前記ブラウザが、インターネットを介して、前記外部の記憶装置に収容されたデータを取得するステップと、前記取得されたデータを、送信先のユーザ端末に接続された記憶装置に記憶するステップとを備えたことを特徴とするデータ記憶方法。 【請求項16】 JavaAppletとして作成されブラウザ上で作動し、自己が生成したデータを、端末中に記憶させるデータ生成/記憶プログラムであって、作成されたデータを、インターネットを介してサーバに伝達するステップと、サーバから当該データを外部の記憶装置に記憶したことを示す通知を受理するステップと、当該受理に応答して、前記ブラウザに対して、データの取得を依頼するステップとを備え、当該ブラウザが前記外部の記憶装置に記憶されたデータをダウンロードし、これを端末に接続された記憶装置に記憶することにより、データの記憶が実現されることを特徴とするデータ生成/記憶プログラム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを利用したデータ通信方法に関し、特に、いわゆるチャットなど端末間のリアルタイムなデータ通信に関する。 【従来の技術】近年、インターネットが普及し、多くのユーザが多種多様のサイトを訪れて、コンテンツの閲覧をするようになっている。また、電子掲示板(BBS)やチャットルームなどを利用して、ユーザ間で相互に文字によるコミュニケーションが可能となっている。 【0002】特に、チャットは、参加者がリアルタイムにコミュニケーションを図ることができるため、多くのユーザが利用している。近年、JavaApplet(ジャヴァ・アプレット)を利用して、クライアントにチャットプログラムをダウンロードすることにより、サーバの負担を軽減した方式も実用化されている。これにより、多人数がアクセスした場合のレスポンスの悪化やサーバダウンなどを回避することが可能となっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】JavaAppletは、ウェブページに埋め込まれ、クライアントにデ運ロードされて、クライアントのブラウザ上で作動する。このため、セキュリティ面に配慮して数多くの制限を持っている。制限の中の一つに、JavaAppletは、クライアントの資源にアクセスすることは許されないということがある。ここでは、クライアントのハードディスクにデータを書き込むことも許されないばかりでなく、ハードディスクのデータを読み出すことも認められていない。このため、クライアントのハードディスク上にあるデータをJavaAppletのデータとして読み込み、利用することができなくなっている。したがって、JavaAppletを利用したチャットシステムにおいても、クライアントのハードディスクに保存された画像データなどを利用することができないという問題点があった。 【0004】本発明は、クライアントマシンのハードディスクなどの記憶装置に記憶された画像データ等を、JavaAppletを利用したチャットシステムにおいても利用することが可能なデータ通信システムを提供することを目的とする。また、本発明は、チャットなどのリアルタイムデータ通信で、文字などのテイストだけでなく、線画等を含む画像を利用可能にすることを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の目的は、インターネットを介して、チャットプログラムによってチャット用サーバにアクセスし、チャット用サーバを介して他のユーザ端末との間で、リアルタイム通信を実行するデータ通信方法であって、前記ユーザ端末において、画像を描画するためのホワイトボードを設けるステップと、前記ホワイトボードに描かれた画像の変化分を検出するステップと、前記変化分をチャット用サーバに伝達するステップとを備え、前記チャット用サーバにおいて、前記変化分を、他のユーザ端末に転送するステップを備え、各ユーザ端末におけるホワイトボードに共通する画像が描かれ、当該画像が、各ユーザ端末の表示装置の画面上に表示されることを特徴とするデータ通信方法により達成される。 【0006】本発明によれば、ユーザ端末においてホワイトボードを設け、当該ホワイトボードに描画された画像の変化分を見出し、当該変化分をチャット用サーバに伝達し、チャット用サーバから他のユーザ端末に伝達されるように構成されている。したがって、あるユーザによる描画が、略リアルタイムに他のユーザに伝達することが可能となる。なお、本明細書において、描画された画像は、たとえば、線画、ペイントなどにて所定の領域に色彩等が付されたものなど、ユーザがマウスなどを利用して描いた任意のものを利用することができる。 【0007】本発明の好ましい実施態様においては、前記ホワイトボード中の画像が、背景画像と背景画像上に描画される描画像とを含み、前記ユーザ端末において、さらに、記憶装置に記憶された画像データを選択するステップと、前記選択された画像データを、背景画像を示す背景データとして、インターネットを介して、前記背景データを収容することができる背景画像記憶装置に記憶させるために送信するステップとを備え、前記背景画像記憶装置において、前記背景データを収容するステップを備え、前記チャット用サーバにおいて、前記背景画像記憶装置に収容された背景データを監視して、新規な背景データの存否を検出するステップと、新規な背景データが検出された場合に、前記ユーザ端末および当該ユーザ端末とリアルタイムでデータ通信中の他のユーザ端末に、新規な背景データの存在を通知するステップとを備え、前記ユーザ端末および前記他のユーザ端末において、インターネットを介して、前記背景画像記憶装置に収容された背景データを取得するステップと、前記取得した背景データを用いて、前記ホワイトボード中の背景画像を更新するステップとを備えている。 【0008】上記実施態様によれば、通信中の他の端末だけでなく、ユーザ端末自体の更新に関しても、いったん、インターネットを介して接続された、外部の背景画像記憶装置に送信して、当該記憶装置中に保存し、インターネットを介して、新規な背景データの到着を示す通知に応答して、背景データの送信を要求し、インターネットを介して取得している。したがって、ユーザ端末において、背景データを記憶したユーザ端末装置を直接アクセスすることなく、背景画像の更新を実現することができる。たとえば、後述するように、チャットプログラムが、ブラウザ上のJavaAppletとして存在する場合にも、当該チャットプログラムが、ユーザ端末の記憶装置への直接アクセスをすることなく、間接的に、記憶装置の背景画像を取得して、これを更新することが可能となる。 【0009】本発明のさらに好ましい実施態様においては、前記背景データを送信するステップが、前記背景画像記憶装置と接続されたウェブサーバに向けて送信するように構成され、前記ウェブサーバが、前記背景データを、前記背景画像記憶装置に記憶するように構成されている。 【0010】また、本発明の好ましい実施態様においては、前記背景データを取得するステップが、前記背景画像記憶装置と接続されたウェブサーバに対して、背景データの送信を要求するステップと、当該要求に応答してウェブサーバから送信された背景データを受理するステップとを有する。 【0011】本発明は、特に、ユーザ端末において、チャットを実行するためにJavaAppletとして作成されたチャットプログラムを要求するステップを備え、前記ユーザ端末において、前記背景データの送信がブラウザにより実行され、前記ホワイトボードの設置、背景データの送信要求、背景データの取得および背景画像の更新が、前記チャットプログラムにより実行されるような構成をとっている場合に有用である。 【0012】また、本発明の目的は、インターネットを介して、ユーザ端末の表示装置に表示された画像を構成するデータを、他のユーザ端末と略リアルタイムに共有するデータ通信方法であって、あるユーザ端末において、前記記憶装置に記憶されたデータを選択するステップと、前記記憶装置にアクセスして、当該データを読みだし、インターネットを介して、当該データを収容することができる外部の記憶装置に記憶させるために送信するステップとを備え、前記外部の記憶装置において、前記背景データを収容するステップを備え、前記外部の記憶装置と接続されたサーバにおいて、前記外部の記憶装置に収容されたデータを監視して、新規なデータの存否を検出するステップと、新規なデータが検出された場合に、前記ユーザ端末および当該ユーザ端末とリアルタイムのデータ通信中の他のユーザ端末に、新規なデータの存在を通知するステップとを備え、前記ユーザ端末および前記他のユーザ端末において、インターネットを介して、前記外部の画像記憶装置に収容されたデータを取得するステップと、前記取得したデータに基づき、表示装置に表示された画像を更新するステップとを備えたことを特徴とするデータ通信方法によっても達成される。上記データは、画像データやテキストデータを含む。好ましい実施態様においては、前記ユーザ端末において、ブラウザ上で、画像を共有するための処理を実行するためにJavaAppletとして作成されたチャットプログラムを要求するステップを備え、前記ユーザ端末において、前記データの送信がブラウザにより実行され、前記データの送信要求、データの取得および画像の更新が、前記チャットプログラムにより実行される。 【0013】また、本発明の目的は、記憶装置と接続されるとともに、インターネットを介してユーザ端末と接続されたデータ通信サーバであって、前記ユーザ端末からのデータを受理して、前記記憶装置に記憶するデータ受信処理手段と、前記記憶装置を監視し、新規なデータの存否を検出する記憶装置監視手段と、前記新規なデータの存在の確認に応答して、前記ユーザ段末と、前記ユーザ端末とデータを共有すべき他のユーザ端末に対して、新規なデータの到着を通知するデータ到着通知手段と、前記ユーザ端末および前記他のユーザ端末の何れかからのデータ送信要求に応答して、前記記憶装置に記憶されたデータを読みだし、読み出されたデータを送信するデータ送信処理手段とを備えたことを特徴とするデータ通信サーバによっても達成される。 【0014】好ましい実施態様においては、前記データ通信サーバが、ユーザ端末間のチャットを実現するためにユーザ間のデータ通信を仲介し、前記データが、前記チャットに関連して共有すべき背景画像を表す背景画像データである。より好ましくは、前記データ受信処理手段および前記データ送信処理手段は、ウェブサーバに設けられ、かつ、前記記憶装置監視手段および前記データ到着通知手段は、チャットを制御するチャット用サーバに設けられている。 【0015】さらに、本発明の目的は、ユーザ端末間におけるデータの共有を実現するための処理を実行するためにJavaAppletとして作成されたデータ共有プログラムであって、ユーザ端末から、別途インターネットを介してサーバに送信されたデータの到着を、通知により認識するステップと、前記サーバに対して、前記データの送信を要求するステップと、前記送信されたデータを受理して、当該データに関連する画像をブラウザに表示させるステップとを備えたことを特徴とするデータ共有プログラムによっても達成される。好ましい実施態様においては、前記データが画像データであり、さらに、受理した画像データを保持するためのホワイトボードを設けるステップを有している。 【0016】また、本発明の別の実施態様において、ユーザ端末においてJavaAppletとして作成されたプログラムを作動させて生成されたデータを、当該ユーザ端末に記憶させるデータ記憶方法は、前記ユーザ端末において、前記データを、インターネットを介してサーバに伝達するステップと、前記サーバにおいて、受理したデータを外部の記憶装置に記憶するステップと、 前記データを記憶したことを前記ユーザ端末のプログラムに通知するステップと、前記ユーザ端末において、前記プログラムが、通知の受理に応答して、ブラウザに対して、前記データの取得を依頼するステップと、当該依頼に応答して、前記ブラウザが、インターネットを介して、前記外部の記憶装置に収容されたデータを取得するステップと、前記取得されたデータを、ユーザ端末に接続された記憶装置に記憶するステップとを備えている。好ましい実施態様においては、ユーザ端末におけるプログラムがチャットプログラムであり、前記データが画像データであり、データをサーバに伝達するステップが、チャットを制御するチャット用サーバに画像データを伝達するように構成され、かつ、ブラウザがデータを取得するステップが、前記外部の記憶装置と接続されたウェブサーバに対して画像データの送信を依頼するステップと、前記ウェブサーバにより読み出されて送信された画像データを受理するステップとを有する。 【0017】また、本発明のさらに別の実施態様においては、ユーザ端末においてJavaAppletとして作成されたプログラムを作動させて生成されたデータを、他のユーザ端末に記憶させるデータ記憶方法は、前記ユーザ端末において、前記データを、送信先を示す情報とともに、インターネットを介してサーバに伝達するステップと、前記サーバにおいて、受理したデータを外部の記憶装置に記憶するステップと、前記データを記憶したことを、前記送信先のユーザ端末のプログラムに通知するステップと、前記送信先のユーザ端末において、前記プログラムが、通知の受理に応答して、ブラウザに対して、前記データの取得を依頼するステップと、当該依頼に応答して、前記ブラウザが、インターネットを介して、前記外部の記憶装置に収容されたデータを取得するステップと、前記取得されたデータを、送信先のユーザ端末に接続された記憶装置に記憶するステップとを備えている。 【0018】また、JavaAppletとして作成されブラウザ上で作動し、自己が生成したデータを、端末中に記憶させるデータ生成/記憶プログラムは、作成されたデータを、インターネットを介してサーバに伝達するステップと、サーバから当該データを外部の記憶装置に記憶したことを示す通知を受理するステップと、当該受理に応答して、前記ブラウザに対して、データの取得を依頼するステップとを備え、当該ブラウザが前記外部の記憶装置に記憶されたデータをダウンロードし、これを端末に接続された記憶装置に記憶することにより、データの記憶が実現される。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態につき説明を加える。図1は、本発明の実施の形態にかかるデータ通信システムの全体構成を示すブロックダイヤグラムである。図1に示すように、この実施の形態にかかるデータ通信システムは、チャットルームを設けユーザ間のリアルタイム通信を実現する通信管理サーバ12を有している。この通信管理サーバ12は、インターネット14に接続されている。 【0020】インターネット14には、上記通信管理サーバ12のほか、ユーザが操作する、多数のクライアントマシン16−1、16−2、・・・が接続されている。通信管理サーバ12は、インターネット14を介してウェブコンテンツを配信するウェブサーバ20と、ユーザによるチャットを管理するチャットサーバ22と、ユーザから送信された画像データを記憶する背景画像DB24とを有している。これらウェブサーバ20、チャットサーバ22および背景画像DB24は、LAN26などの通信回線を介して相互に接続されている。本実施の形態において、各クライアントマシン16はブラウザを搭載し、当該ブラウザによりインターネットを介して送信されたコンテンツ等を閲覧できるようになっている。 【0021】図2は、本実施の形態にかかるチャットサーバ22の構成をより詳細に示すブロックダイヤグラムである。図2に示すように、チャットサーバ22は、インターネット14を介した外部との通信や、LAN26を介した他のサーバ等との通信を制御する通信インタフェース(I/F)30と、チャットにおいて受信したデータ等を解析するデータ受信/解析部32と、受信したデータのうち、文字データに関する処理を実行する文字データ処理部34と、受信したデータのうち、画像を形成する描画を示す描画データに関する処理を実行する描画データ処理部36と、文字データや描画データを必要に応じて、クライアントコンピュータに送信するための処理を実行するデータ送信処理部38と、チャットにて通信されたテキストを履歴として蓄積する履歴データベース(DB)40と、背景画像DB24に記憶されたデータを参照して、チャット中に変化した背景画像が存在するかどうかを判断する背景画像監視部42とを有している。 【0022】図3は、本実施の形態にかかるウェブサーバ20の構成をより詳細に示すブロックダイヤグラムである。図3に示すように、ウェブサーバ20は、インターネット14を介した通信や、LAN26を介した他のサーバ等との通信を制御する通信I/F50と、チャットに参加するユーザを管理するユーザ管理部52と、ユーザのEメールアドレス等を記憶するユーザデータベース(DB)54と、クライアントマシン16から送信された背景画像を受理して、背景画像DB24に記憶する背景画像処理部56と、背景画像DB24から背景画像データを読み出して、これを他のクライアントマシン等に送信するための処理を実行する背景画像送信部58と、クライアントマシン16からのコマンドを受理して必要な処理を実行するウェブコマンド解析/コンテンツ処理部60とを有している。 【0023】このように構成されたシステムにおいて、通信管理サーバ12により、複数のクライアントマシン16−1、16−2、・・・の間で、文字によるチャットおよび描画のリアルタイム表示による描画チャットが可能となっている。この描画チャットにおいては、後に詳述するように、あるユーザが背景画像上にマウス等を操作して描いた線画が、チャット中の他のユーザのクライアントマシンにも、リアルタイムで反映されるように構成されている。 【0024】図4は、このチャットの通信手順の概略を示す図である。図4に示すように、チャット中には、各クライアントマシン16のブラウザ60において動作する、JavaAppletとして作成されたチャットクライアント62によりチャットサーバ22との間で、データ送受信がなされる。たとえば、クライアントマシン16−2において、ユーザがキーボード等を利用して文章を書き込むと、チャットクライアント62−2は、これをテキストデータとしてチャットサーバ22に送信する(ステップ401)。チャットサーバ22は、これに応答して、チャットに参加している他のユーザのクライアントマシン(図4においては、クライアントマシン16−1)に対して、テキストデータをプッシュ送信する(ステップ402)。クライアントマシン16−1のチャットクライアント62−1は、これを受理して、ブラウザ上に表示させるべく動作する。これにより、あるユーザが記入したテキストを、他のユーザのクライアントマシンの表示装置の画面上に表示することができる。 【0025】また、クライアントマシン16−2において、ユーザがマウス等を操作して、表示装置の画面中に設けられた、画像用のウィンドウ中に線画を記入すると、当該線画に対応する描画データが、チャットクライアント62−2から茶とサーバに伝達される(ステップ411)。チャットサーバ22は、これに応答して、チャットに参加している他のユーザのクライアントマシン(図5においては、クライアントマシン16−1)に対して、描画データをプッシュ送信する(ステップ412)。クライアントマシン16−1のチャットクライアント62−1は、これを受理して、この描画データを反映した画像を表示すべく動作する。これにより、描画についても、テキストによるチャットと略同様に、他のユーザのクライアントマシンの表示装置の画面上に表示することができる。 【0026】画像データの共有および描画データのリアルタイム表示(描画チャット)につき、より詳細に説明を加える。図5(a)に示すように、チャットクライアント62は、チャット中の他のユーザと略同一の画像を保持してこれを、表示装置の画面上に表示するためのホワイトボード70を有している。ホワイトボードには、背景画像70Bと、背景上に描かれた線画(たとえば、符号70L参照)とが含まれる。ユーザは、マウス等を利用して所望のような線画を描画できるほか、背景画像自体を所望のものに変更することが可能である。 【0027】また、チャットクライアント62は、ユーザがマウスを操作することにより作られる線画を検出し、或いは、他のユーザが作成し、チャットクライアントを介して送信された描画データに基づきホワイトボードに線画を描く描画データ管理部72と、背景画像を表すデータ(背景データ)を更新するための処理を実行する背景データ受信処理部74と、他のユーザによる背景画像の変更を検出する背景データ更新検出部76とを有している。また、本実施の形態にかかるブラウザ60は、ユーザが更新を希望した背景画像に対応する背景画像データを送信するための処理を実行する背景データ送信処理部78と、データ送受信を制御するデータ送受信処理部80とを有している。ブラウザ60中の背景データ処理部78やデータ送受信部80は、一般のブラウザの機能により実現することが可能である。 【0028】この実施の形態では、図5(b)に示すように、一方のユーザがマウスを移動してホワイトボード70−1aに描かれた線画の変化が、チャット中の他のユーザのクライアントマシン中の、ホワイトボード70−1bに反映されるようになっている。たとえば、一方のユーザがマウスを移動して描画することにより、ホワイトボード70−1bに示すように線画が変化すると、これに応じて、一方のユーザ側の描画データ管理部72は、ホワイトボード70−1a中の線画からの変化分を、たとえば、ベクトルにて表された描画データとして表す。この描画データが、他方のユーザの側に伝達されると、他のユーザ側の描画データ管理部が作動して、変化分を検出することにより、ホワイトボードを更新する(符号70−2b)。 【0029】次に、クライアントマシン、ウェブサーバおよびチャットサーバ間におけるデータ通信につきより詳細に説明を加える。図6は、ユーザのクライアントマシンが、通信管理サーバ12にアクセスして、チャットに参加するまでの手順を示すフローチャートである。なお、チャットに参加するのに先立って、ユーザは、通信管理サーバ12に対して、ユーザのハンドルネームおよびパスワードを登録しておく。これは、ウェブサーバ20のユーザ管理部52により実行される。上記ユーザにより登録された情報は、ユーザDB54に記憶される。ユーザの情報は、誰がチャットに参加しているかを特定するために利用される。 【0030】図6に示すように、クライアントマシン16とウェブサーバ20とが接続されると(ステップ601)、ウェブサーバ20のウェブコマンド解析/コンテンツ処理部60が起動して、所定のウェブページをクライアントマシンに送信する。クライアントマシンは、当該ウェブページをダウンロードする(ステップ602)。ウェブページにはJavaAppletが埋め込まれているため、これが検出されると(ステップ603)、クライアントマシン16からAppletの送信が要求され(ステップ604)、これに応じて、ウェブサーバ20からAppletが送信される。Appletがダウンロードされると(ステップ605)、クライアントマシンにおいて、JavaVMが起動され(ステップ606)、Appletが実行される(ステップ607)。この時点で、クライアントコンピュータ16のブラウザ60においてチャットクライアント62が生成される。Appletが実行されるとクライアントマシン16とチャットサーバ22との間のデータ通信が開始される(ステップ608参照)。 【0031】テキストによるチャットにおいて、一方のクライアントマシン16−1におけるテキストの入力があると、これがクライアントマシン16−1のチャットクライアント62−1からインターネット14を介してチャットサーバ22に伝達される。チャットサーバ22のデータ受信/解析部32は、テキストデータであることを判断して文字データ処理部34を起動する。文字データ処理部34は、テキストデータを、履歴DB40の所定の領域に記憶する。その一方、文字データ処理部34は、データ送信処理部38に、チャット中の他のユーザに対してテキストデータを送信するように依頼する。データ送信処理部38は、チャットに参加している他のユーザ(データの送信先)を特定して、これを通信I/F30を介して、チャットに参加しているユーザのクライアントマシン(たとえば、16−2)にプッシュ送信する。他のクライアントマシン16−2において、テキストデータが受理されると、当該データが示す文字列を表示装置の画面上に表示するような処理が実行される。このような手順を繰り返すことによりテキストによるチャットが実現される。 【0032】図7は、描画チャットにおけるクライアントマシンおよびチャットサーバ間のデータ通信等を示すフローチャートである。たとえば、クライアントマシン16−1のユーザが、マウスを用いて線画を描くと(ステップ701)、チャットクライアント62−1の描画データ管理部72が、線画の変化を検出して(ステップ702)、その変化分を示す描画データを作成する(ステップ703)。この描画データは、チャットクライアント62−1のデータ送受信処理部78、および、インターネット14を介してチャットサーバ22に伝達される(ステップ704)。 【0033】チャットサーバ22のデータ受信/解析部32は、受信したデータが描画データであることを検出して、これを描画データ処理部36に受け渡す。描画データ処理部36は、これに応答して、データ送信処理部に、描画データを、チャット中の他のユーザに対して送信するように依頼する。データ送信処理部38は、チャットに参加している他のユーザ(データの送信先)を特定して、これを通信I/F30を介して、チャットに参加しているユーザのクライアントマシン(たとえば、16−2)にプッシュ送信する(ステップ706、707参照)。たとえば、他のクライアントマシン16−2においては、描画データを受信すると、描画データ管理部72が、線画の変化分を特定し(ステップ708)、ホワイトボード70中の線画を更新する(ステップ709)。このような手順を繰り返すことにより、図5(b)に示したように、チャット中のクライアントマシン間で、ほぼリアルタイムに、同一のホワイトボードを保持することが可能となる。 【0034】次に、本実施の形態にかかるホワイトボード中の背景画像の更新処理につき説明を加える。先に説明したように、本実施の形態においては、チャットクライアントがJavaAppletにて構成されているため、クライアントマシンのハードディスクに記憶された画像データを、チャットにて利用しているホワイトボードの背景にしようと考えても、チャットクライアントの動作によって、画像データをハードディスクから読み出すことはできない。このため、本実施の形態においては、図8および図9に示す処理手順により、背景画像を変更しようとしたユーザ本人の側、および、チャットに参加中の他のユーザの側の双方に対する背景画像の更新を実現している。 【0035】図9に示すように、クライアントマシン16−1を操作しているユーザがホワイトボード中の背景画像を変更したい場合に、所定のコマンドを入力し、かつ、ファイルを指定すると、送信すべき背景画像を表す背景データが、ブラウザ60−1の背景データ送信処理部78が、背景データを受理し(ステップ801)、この背景データが、ウェブサーバ20に対して送信される(ステップ802)。 【0036】図10(a)は、クライアントマシン16−1の表示装置の画面上に表示された画像例を示す図である。図10(a)において、符号1001に示すものが、ホワイトボード上の画像に対応する。ここで、ユーザがマウス等を操作して、「背景の変更」ボタン1002をオンすると、図10(b)に示すようなファイル指定画像が表示される。ユーザがマウス等を操作して、ウィンドウ1003に表示されたファイル名を参照して所望のファイルを選択し、かつ、「選択」ボタン1004をオンすると、これに応答して、先に述べた背景データ送信処理部78が動作することになる。 【0037】ウェブサーバ20においては、背景画像受理部56が、送られてきた背景データを背景画像DB24の所定の領域に保存する(ステップ803)。その一方、チャットサーバ22においては、背景画像監視部42が、定期的に、背景画像DB24を参照し、背景画像の変更、つまり、新たな背景データの保存がなされているかどうかを監視している(ステップ804)。背景画像監視部42が、背景画像が変更されたことが検出されると(ステップ805でイエス(Yes))、データ送信部38は、背景データの送信元であるクライアントマシン16−1、および、チャット中の、他のクライアントマシンのチャットクライアント62に対して、背景画像が更新されたことを通知する(ステップ806、807参照)。 【0038】図10において、チャットクライアント62の背景データ更新検出部76が、上記通知を受理すると、これに応答して、背景データ受信処理部74が、ウェブサーバ20に対して背景データの送信を要求する(ステップ901)。ウェブサーバ20の背景画像送信部58は、上記送信要求に応答して、背景画像DB24から対応する背景データを読みだし(ステップ902)、これを、送信要求の送信元であるクライアントマシン(たとえば、16−1)に向けて送信する(ステップ903)。 【0039】クライアントマシン16のチャットクライアント62において、背景データ受信処理部74が背景データを受理すると、ホワイトボード70の背景画像を更新する処理を実行する(ステップ904)。このようにして、たとえば、図10(a)に示したような背景を含むような画像が、図10(c)に示す背景を含むような画像(符号1005参照)に変更される。 【0040】背景画像の画像データを送信したクライアントマシン(たとえば、16−1)以外の、チャット中の他のクライアントマシン(たとえば、16−2)においても、図9に示す処理が実行されて、背景画像の更新が実現されることも理解できるであろう。このように、本実施の形態によれば、いったんブラウザにより、背景画像がウェブサーバに送信されて、ウェブサーバから背景画像DB中に記憶され、更新を検出したチャットサーバが、チャットクライアントに対して、背景画像が更新されたことを通知し、チャットクライアントがこれに応答して、ウェブサーバに対して、背景画像を取得するようになっている。したがって、JavaAppletにより構成されるチャットクライアントは、ウェブサーバから背景画像のダウンロードを行うため、クライアントマシンのハードディスクのアクセスを行うことなく、背景画像の更新が可能となる。 【0041】本実施の形態においては、さらに、ユーザがマウス等を利用してホワイトボード中に描画した線画を、背景画像とともに、あるいは、線画のみを、自己のハードディスク等の記憶装置に記憶させることも可能である。この処理につき図11および図12を参照して説明を加える。図11に示すように、クライアントマシン16のチャットクライアント62を利用し、ユーザがマウス等を操作してホワイトボード70に線画を描画して(ステップ1101)、たとえば、画像のハードディスクへの保存ボタン(図示せず)をオンすると、背景画像および描画された画像からなる画像データが圧縮される(ステップ1102)。ここで、描画された線画のデータのみを選択し、当該線画を示す画像データが圧縮されても良い。これらの処理はチャットクライアント62が作動することにより実現される。 【0042】次いで、圧縮された画像データは、インターネット14を介してチャットサーバ22に伝達される(ステップ1103)。チャットサーバ22は、画像データを復元し(ステップ1104)、これを「JPEG」などの所定のフォーマットに変換する(ステップ1105)。チャットサーバ22は、所定のフォーマットの画像データを背景画像DBに保存する(ステップ1106)とともに、画像ファイルの出力が完了した通知を、画像をダウンロードするためのURLとともにクライアントマシン16のチャットクライアント62に送信する(ステップ1107)。 【0043】チャットクライアント62は、ブラウザ60に対して、URLを通知して、ウェブサーバ20にアクセスして画像を取得することを要求する(ステップ1108)。図12に示すように、ブラウザ60は、これに応答して、URLにしたがって、ウェブサーバ20にアクセスする(ステップ1201)。ウェブサーバ20は、これに応答して、背景画像DB24から所定の画像データを読みだし、これを、クアイアントマシン16のブラウザ60に送信する(ステップ1203)。このようにして、クライアントマシン16の表示装置の画面上に、画像を表示することができる。ユーザはキーボードやマウスを操作して、画像をクライアントマシン16のハードディスクなどの記憶装置に記憶することができる(ステップ1205)。 【0044】このように、本実施の形態によれば、JavaAplletを利用したチャットクライアントにおいて描画した画像を、自己のハードディスク、フロッピーディスク、或いは、MOなどの記憶装置ないし記録媒体に記憶して保存することが可能となる。 【0045】また、この機能を利用すると、JavaAppletを利用してブラウザ上で作動するアプリケーションプログラムを利用している場合に、そこで作成された画像などのデータを、自己のクライアントマシン或いは他のクライアントマシンの記憶装置に記憶させることも可能となる。図13は、そのような状態を示すフローチャートである。図13に示すように、あるクライアントマシン(たとえば、16−1)において、JavaAppletとして作成されたアプリケーションプログラムを利用して画像データが生成され、これに圧縮処理が施されると(ステップ1301)、送信先の指定(ステップ1302)の後に、圧縮された画像データおよび送信先を示す情報(送信先情報)がチャットサーバ22に伝達される(ステップ1303)。なお、ここで便宜上チャットサーバ22を利用しているが、背景画像DB24と接続可能な他のサーバを利用しても良い。また、背景画像DB24の代わりに他のDBを利用しても良いことは言うまでもない。 【0046】チャットサーバ24は、画像データの復元、「JPEG」などのフォーマットへの変換を実行して(ステップ1304、1305)、これを背景画像DB24に保存する(ステップ1306)。その後に、チャットサーバ22は、送信先のクライアントマシン(たとえば、16−2)に対して、画像ファイルの到着を示す通知を、画像をダウンロードするためのURLとともに送信先のクライアントマシン16−2のJavaAppletとして作成されてブラウザ上で作動しているアプリケーションに送信する(ステップ1307)。 【0047】上記アプリケーションは、ブラウザに対して画像取得を指示し(ステップ1308)、ブラウザは、これに応答して、URLにしたがってウェブサーバ20にアクセスして、画像データのダウンロードを求める(ステップ1309)。 【0048】ウェブサーバ20は、背景画像DB24から指定された画像データを読みだし(ステップ1310)、これを他のクライアントマシン16−2のブラウザに送信する(ステップ1311)。これにより、画像データが他のクライアントマシンに表示される(ステップ1312)。その後、他のクライアントマシン16−2においては、画像データをハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、MOなどの記憶装置ないし記録媒体に記憶することが可能となる。 【0049】本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。たとえば、前記背景画像の更新は、背景画像の消去に置き換えることもできる。すなわち、クライアントマシンからウェブサーバへの背景データの代わりに、白色を示すデータ或いは背景の消去を示すコマンドを送信し、これに応答した動作がなされれば良い。 【0050】また、前記実施の形態においては、JavaAppletがウェブサーバ20からクライアントマシン16に伝達されているが、これに限定されるものではなく、チャットサーバ22或いはさらに他のサーバ(図示せず)からダウンロードできるように構成しても良い。 【0051】さらに、送信される画像データは、背景画像を表すものに限定されず、クライアントマシンのハードディスクなどに記憶された任意のデータを、チャットで利用するために本発明を適用することができる。また、クライアントマシンに接続された記憶装置は、ハードディスクに限定されず、フロッピーディスク、MOなどの光ディスク、CD−ROMなど任意のものを利用できることは明らかである。 【0052】また、前記実施の形態においては、ホワイトボードに線画を描画し、この描画データを他のユーザ端末におも伝達しているが、描画されるものは線画に限らず、スプレーやペイントブラシを利用した画像であっても良いことはいうまでもない。なお、本明細書において、一つの手段の機能が、二つ以上の物理的手段により実現されても、若しくは、二つ以上の手段の機能が、一つの物理的手段により実現されてもよい。 【0053】 【発明の効果】本発明によれば、クライアントマシンのハードディスクなどの記憶装置に記憶された画像データ等を、JavaAppletを利用したチャットシステムにおいても利用することが可能なデータ通信システムを提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500405358 【氏名又は名称】鈴木 貴路
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| 【出願日】 |
平成12年10月26日(2000.10.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100103632 【弁理士】 【氏名又は名称】窪田 英一郎 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−132693(P2002−132693A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−327473(P2000−327473) |
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