トップ :: G 物理学 :: G06 計算;計数




【発明の名称】 情報端末装置、情報端末装置用サーバ、情報端末装置用配信サービス方法
【発明者】 【氏名】還田 隆

【要約】 【課題】不慣れな人でも容易にファクシミリやメール、翻訳などの処理をすることが出来る環境を提供する【解決手段】インターネットへの接続をする通信手段を内蔵もしくは接続可能なコンピュータ、ゲーム機などの情報端末装置であって、インターネット上のサーバに渡す元データを生成するデータ生成手段と、この元データのサーバへの加工指示データを生成する加工指示生成手段と、加工後のデータの配信に必要な配信情報を生成する配信情報生成手段と、配信後の認証要求を出す認証要求手段と、を備えた情報端末装置

【解決手段】インターネットへの接続をする通信手段を内蔵もしくは接続可能なコンピュータ、ゲーム機などの情報端末装置であって、インターネット上のサーバに渡す元データを生成するデータ生成手段と、この元データのサーバへの加工指示データを生成する加工指示生成手段と、加工後のデータの配信に必要な配信情報を生成する配信情報生成手段と、配信後の認証要求を出す認証要求手段と、を備えた情報端末装置
【特許請求の範囲】
【請求項1】インターネットへの接続をする通信手段を内蔵もしくは接続可能なコンピュータ、ゲーム機などの情報端末装置であって、インターネット上のサーバに渡す元データを生成するデータ生成手段と、この元データのサーバへの加工指示データを生成する加工指示生成手段と、加工後のデータの配信に必要な配信情報を生成する配信情報生成手段と、配信後の認証要求を出す認証要求手段と、を備えた情報端末装置【請求項2】前記情報端末装置は、前記データ生成手段が画像データを取得する画像取得手段を備えた、請求項1の情報端末装置【請求項3】前記情報端末装置は、前記データ生成手段が音声データを取得する音声取得手段を備えた、請求項1の情報端末装置【請求項4】前記情報端末手段は、インターネット上のサーバに送信する画像データを暗号化する暗号化手段を備えた、請求項2と3の情報端末装置【請求項5】前記情報端末手段は、インターネット上のサーバに前記暗号化手段からの暗号化キーもしくは解くための解読キーを送る、請求項4の情報端末装置【請求項6】情報端末装置にインターネット経由で接続する接続手段と、この接続手段からの受信データを、元データ、加工指示データ、配信情報へ分別するデータ分別手段と、加工指示データに基づいて元データを加工する加工手段と、加工後のデータを配信情報に基づいて配信先に配信する配信手段と、配信の認証をする認証発行手段とを備えた、情報端末装置用のサーバ【請求項7】情報端末装置用のサーバは、情報端末装置からの要求信号に応じて認証発行手段の情報を依頼元の情報端末装置に送信することを特徴とする、請求項6の情報端末装置用のサーバ【請求項8】情報端末装置用のサーバは、認証発行手段が依頼元の情報端末装置を呼び出して認証発行を行う、請求項6の情報端末装置用のサーバ【請求項9】インターネットに接続する第1ルータ手段と、この第1ルータ手段からのデータを保持する第1メモリ手段と、この第1メモリ手段に保持したデータに所定の加工を行う加工手段と、加工後のデータを保持する第2メモリ手段と、この第2メモリ手段に保持されたデータを再度インターネットに送出する第2ルータ手段と、配信の認証をする認証発行手段とを備えた、情報端末装置用のサーバ【請求項10】前記サーバは、前記加工手段にファクシミリデータ形式、HTML形式、email形式などに画像データ変換をする画像データ変換手段を備えた、請求項9のサーバ【請求項11】前記第1ルータ手段と第2ルータ手段が共通である、請求項9のサーバ【請求項12】前記サーバは、前記加工手段に音声認識手段と、情報端末装置から受取った音声データを上記音声認識手段によってコマンドに変換するコマンド変換部を備えた、請求項9のサーバ【請求項13】前記サーバは、情報端末装置で暗号化された画像データを暗号化キーもしくは解読キーと共に受取り、この暗号化した画像データを暗号化キーもしくは解読キーに基づいて解読した後に所定の処理を行い、再度暗号化して指定された配信先に送信する、請求項9のサーバ【請求項14】前記サーバは、前記加工手段に文字認識手段を備えて、この文字認識手段で情報端末装置から受取った画像データを文字認識し、文字表記可能な部分の一部もしくは全部を文字情報として指定された配信先に送信する、請求項9のサーバ【請求項15】前記サーバは、前記処理手段に翻訳手段を備え、情報端末装置から受取った音声データを翻訳して他の言語に変換し、指定された配信先に送信する、請求項9のサーバ【請求項16】前記サーバは、前記翻訳手段が双方向に翻訳可能であって、このサーバを利用して互いに異なる母国語を使う複数人による会話が、相互に母国語にて会話可能にせしめる、請求項9サーバ(方法クレーム)【請求項17】インターネット上でデータ加工を施しての宛先へ情報端末装置用配信サービス方法であって、(1)インターネットを利用した情報端末装置から受け入れたデータより元データ、加工指示データ、配信に必要な配信情報の分別を行う分別ステップと、(2)加工指示データに基づいてデータを加工する加工ステップと(3)配信情報に基づいて加工したデータを配信する配信ステップと(4)配信先への完了確認をする完了確認ステップと(5)完了確認を依頼元の情報端末装置に送信する確認渡しのステップと、のステップを備えた情報端末装置用配信サービス方法
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】
【従来の技術】図3は従来の図である。インターネット300の普及に伴って、従来から使用されているファクシミリ320や電話(図略)などの通信が、インターネットを利用する技術と共にインターネット利用に移行してきている。ファクシミリ320も電話も共に、アナログの電話回線301を利用して音域信号(数10から数KHz)としての通信形態を取っている。この方式は既にインフラが整備されているため、その利用は極めて容易であるしかし、会話をする相手やファクシミリを送付する相手の装置に直接アクセスするため、相手が遠方であったり外国であったりする時には、高額な電話料金が必要になる。これを回避する目的で、インターネット利用の電話が普及してきた。インターネット網300はデジタル回線であって、またその接続手順もTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)という一般電話とは異なるものである。
【0002】インターネットは、通常パーソナルコンピュータ321,323につないだモデム、TAなどで接続業者(プロバイダ)へ電話回線で接続する。プロバイダは電話回線から受取った情報から配信先などの情報を切り分け、プロバイダ用のコンピュータシステムに蓄えられた経路情報を利用して、次ぎに繋ぐべきプロバイダを選択しルータ330を用いて接続する。配信を受ける側も同じ様にプロバイダまでの電話回線を経由してインターネットに接続する。プロバイダは各地域にあって、通常のユーザは電話料金を押さえるために、最も近いプロバイダ310を選択する。一般的には、同一エリア内(たとえばユーザと同じ市内の)にあるプロバイダ310へ接続する。
【0003】プロバイダ310は、電話回線網301とインターネット網300とのプロトコル変換は行うが、送信内容の加工は行わない。したがって、この経路で通信を行うときには、各々の端末に必要な処理を行う環境(たとえばコンピュータでのプログラム稼動)は各端末で整えなければならない。インターネット電話として利用する場合では、たとえばマイクロソフト社のNetmeetingと言うアプリケーションを利用することで、比較的安価な機器投資に押さえることが出来る。同じ様に、ファクシミリも音域信号利用であるため、上記のソフトウエアのように配信先URL(Uniform Resource Locator)などの多少の情報をプロバイダに供給することで配信先を決定して送ることが出来る。このような機能をもったインターネットファックス322,324と呼ばれる機器が登場し始めている。
【0004】会社内等でメール利用であればパーソナルコンピュータ323からメールサーバ325経由でインターネット300に送信されるが、インターネットファックス324であればプロトコル変換機能を内蔵しているため、ルータ330経由で配信先のIP(Internet Protocol)アドレスを指定してインターネットファックス322に接続できる【発明が解決しようとする課題】しかし、コンピュータの利用が身近になった最近でも、老人や子供には未だソフトウエアの設定や習熟は難しい点が多く、老人や子供にでも使い易く改善しなければならない。また、外国に出張の父親と、日本に居るその子供とで電話での会話を行おうとする時に、会話に入る前の電話局との会話で英語を使用しなければならないこともある。これは子供には混乱を引き起こす。
【0005】さらに、コンピュータの性能が飛躍的に進歩したとはいえ、高度なデータ加工などにはハードウエアの依存が避けられないため、家庭用コンピュータのみでは困難であるため、個人では導入できない高度処理を達成できるシステムを提供する。さらに、インターネットは安価と言うメリットの反面配信が不明になると言うデメリットも持ち合わせているため、配信先が確かに受取ったと言う認証サービスも提供すると共に、迷子になっても機密保持が可能なように、暗号化した配信を提供する。また、受け取り側での配信レスポンスや目の見えない人への配慮のため(文字情報の読み上げソフトウエアは一般的であるため)画像文字変換の機能が要求されている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために、インターネットへの接続をする通信手段を内蔵もしくは接続可能なコンピュータ、ゲーム機などの情報端末装置であって、インターネット上のサーバに渡す元データを生成するデータ生成手段と、この元データのサーバへの加工指示データを生成する加工指示生成手段と、加工後のデータの配信に必要な配信情報を生成する配信情報生成手段と、配信後の認証要求を出す認証要求手段と、を備えた情報端末装置とした。
【0007】また、インターネットに接続する第1ルータ手段と、この第1ルータ手段からのデータを保持する第1メモリ手段と、この第1メモリ手段に保持したデータに所定の加工を行う加工手段と、加工後のデータを保持する第2メモリ手段と、この第2メモリ手段に保持されたデータを再度インターネットに送出する第2ルータ手段と、配信の認証をする認証発行手段とを備えた、情報端末装置用のサーバとした。
【0008】さらに、インターネット上でデータ加工を施しての宛先へ情報端末装置用配信サービス方法であって、(1)インターネットを利用した情報端末装置から受け入れたデータより元データ、加工指示データ、配信に必要な配信情報の分別を行う分別ステップと、(2)加工指示データに基づいてデータを加工する加工ステップと(3)配信情報に基づいて加工したデータを配信する配信ステップと(4)配信先への完了確認をする完了確認ステップと(5)完了確認を依頼元の情報端末装置に送信する確認渡しのステップと、のステップを備えた情報端末装置用配信サービス方法とした。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本願のシステム説明図である。また、図3は加工を行うサーバにアクセスした時に送り元の端末装置(コンピュータ)102側に表示される画面である。
【0010】(ファクシミリ機能の説明)まずインターネット利用でファクシミリを送信するケースを説明する。発信者が使用する端末装置(コンピュータ)102にはマイクロホン103、スピーカ104、スキャナ105が接続されている。取り込む前に、インターネットで加工配信サービス会社のサーバ10の受付画面400に接続をしておく。
【0011】受付画面400にはメンバー確認用のログオン部440にID(Identification)とパスワードを記入しなければならない。
【0012】サービス接続が成功すると、たとえばJAVA(サンマイクロシステム社)、ActiveX(マイクロソフト社)などで記述されたマイクロプログラムがダウンロードされて、このマイクロプログラムがコンピュータ102の周辺機器操作を支配下におく。マウスなどで指示するのが面倒であれば、画面400の機能チェック420にあるボイスナビをONする。この機能は、コンピュータ102のサウンド機能を制御して、文字の音声読上げやマイクロホン103の音声情報を加工配信サービス会社へ送信する機能を実行する。
【0013】たとえば「スキャナで読み込み」と音声指令をすると、加工配信サービス会社のサーバ10のコマンド変換部21が音声認識エンジン43と共に、コマンドであるか否か、またどのコマンドであるかを識別する。これによって、スキャナ105を起動して読み込むのであると理解して、コンピュータ102で活動しているマイクロプログラムにスキャナ105で読み込ませる。この段階では未だパーソナルコンピュータ102の内部の記憶手段で一時的に保持されている。
【0014】図は省略したが、マイクロプログラムが、一時的に読み込んだ画像を表示していて、OKか再読み込みかを促す。既に述べたようにスピーカ104で音声指示もできる。なお、このボイスナビ程度の音声認識であると、昨今のコンピュータ性能でも実現可能であって、コンピュータ購入時に音声コマンド機能を標準で搭載したものもあるから、コンピュータ102側の環境エリアで可動するものでも良いし、さらに、マイクロプログラムが配信される形ではなく同じ様にコンピュータ102側で稼動するようにしても良い。これらダウンロードの方法はコンピュータ102に比べて小さな能力のデジタル端末機器(例えばデジタル家電等)では有効である。
【0015】読み込んだ画像がOKであると、電話回線101でプロバイダ100を経由しインタネット網からルータ手段20でインターネットでサーバ10にこの画像が送られる。なお、このように一時的に画像記憶を行って操作者の確認を加えるのは、折角送信した画像が不鮮明であるなどで利用できないとなった時にその通信時間を無駄にしないためである。インターネットでサーバ10はこの画像データを一時記憶として第1メモリ30aに記録する。
【0016】以下に述べる各プロセスが必ずしも何時も利用可能ではなく、複数のユーザが同時アクセスしている場合にはタイムシェアされているため、ジョブを待ち行列として受け付けて待たされることもあり得るからである。(慣用技術であるから詳細説明は省く)第1メモリ30aから一時保存した画像データが取り出されると、加工画面400の配信先条件430を参照してファクシミリもしくはPCファクシミリにチェックがあると、フォーマッター22は少なくとも解像度200dpiへの解像度変換と圧縮操作をする、あるいはヘッダーデータとして加入者データベースを参照しながら送信元IDなどの身元情報や日付時間などを付加し、ファクシミリ形式にあわせた加工を行う。
【0017】さらに図は省略したが、規格が新たに登場すれば(たとえばG3ファクシミリの後続としてG4ファクシミリのように)その選択画面を用意して、ユーザの選択にしたがって加工を合わせる。加工が終了すると配信先に送るのだが、配信先条件430でPCファクシミリ指定の場合は、配信先コンピュータ322が接続をしてきた時に必要な準備(加工後のデータと新規ファクシミリであるフラグを第2メモリ30bに記録するなど)をして終了する。なお、配信情報部23は配信先条件430の氏名の形式を調べて、氏名と判断すると加入者データベースをしらべて、あればそのURLを利用する。無ければURLを入力するように促す。
【0018】この段階で課金データベース25に課金情報を書き込む。さらに、経路情報26には各加入者ごとに経路情報を保有可能であって、最短経路が存在すればそれを利用する。サーバ10はファクシミリが届いていることを知らせる電子メールをプロバイダ120に届けておく。配信先のコンピュータ322がプロバイダ120にアクセスしてくると、一般のEmail(電子メール)と同様に上記の電子メールを受信する。そこには加工配信会社のURLがリンクされているので、このクリックだけでマイクロプログラムがダウンロードされ、操作者の手間を掛けることなくファクシミリのダウンロードが出来る。
【0019】ダウンロードが成功裏に完了したか失敗したかに従って認証情報部29に記録される。この後、加入者情報に従って、電子メールで結果を通達する場合には電子メール発行を行う。なお、クリックするためのリンクには単なる受け取りのほか、通常のファクシミリへの転送指示も備えられているので、受け取り者が希望すれば以下に述べる手順で自宅もしくは更に他の人へのファクシミリ送信も指示できる。
【0020】配信先条件430での設定がファクシミリの場合には、サーバ10にあるモデム28が起動される。データを加工し準備する前まではPCファクシミリ指定の場合と同じである。配信先条件430の氏名の欄が氏名であるのを配信情報部23が判断すると加入者データベース24で参照して電話番号を特定する。
【0021】加入者データベース24になければ電話番号を入れるように促す。その後は、通常のファクシミリ送信手順に従った同様な送信でモデム28が電話回線210を経由して目的のファクシミリ5に送り込む。そして、ファクシミリ送信が成功裏に完了したか失敗をしたかに基づいて、認証情報部29に書き込む。
【0022】送信元のコンピュータ102が確認に来ると、この認証情報部29からデータを引き出して送信する。あるいはあらかじめ電子メールをコンピュータ102宛てで発行しておく。なお、送り側受け側が逆であっても、コンピュータ322、それに接続されているディスプレー326、スキャナ325、マイクロホン323、スピーカ324を用いて同様に操作される。
【0023】また、認証の受け渡しが、端末側の要求に基づいてサーバが稼動して保存しているも認証情報を端末に送っても良いし、配信が完了した後に、サーバが端末を呼び出して接続確立した後に認証情報を端末に送っても良い。通常家庭で利用しているコンピュータによるインタネット利用は、ダイアルアップ形が多いので、過程側の端末がプロバイダに接続した時にメール通知を受ける形が一般的であるが、企業などでは常時接続サービスを利用するケースもあるので、後者のサーバ主体の形態も実施される。
【0024】(ホームページメールの説明)ホームページメールとは、HTML(Hyper Text MarkupLanguage)形式で配信する場合である。この形式は、画像データと文字データとを混在して扱えるため、送ろうとするファクシミリに地図のような絵と、ハイパーリンクなどのリンク情報と、文字情報とをHTML作成知識のない人でも先方に送る時に利用できる。配信先条件430でホームページメールを選択していると、処理部40は文字認識エンジン41を起動する。
【0025】この文字認識エンジン41には与えられた画像データをまず文字領域、画像領域に分別する。つぎに、文字領域に対して文字認識処理を行い、その結果を構文解析部44に送る。構文解析部44は内容分析を行って、まずハイパーリンク記述を抽出する。ハイパーリンクはHTML言語ルール上のタグ言語などを書き加え残りの画像やテキストをレイアウトしながらフォーマット記述を書き加える。
【0026】この形式が整った後は、フォーマッター22で第2メモリに各ユーザごとに準備するHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)転送可能なホームページサービス領域に書き込み、準備が出来たことを配信先コンピュータ322へ電子メール送信をする。コンピュータ322の操作者はディスプレー326で内容確認できるからプリンタで印刷しなくとも済み、無駄な紙使用を防ぐことが出来る。そして、全体がイメージではないからデータ量も小さく、受信時間も少なくて済む。
【0027】なお、PCファクシミリの場合でもそうであるが、Q2サービス(NTT社の接続料金等回収サービス)と併用することで配信先の費用負担を無くすることも可能である。
【0028】(Emailサービスの説明)配信先条件がEmail(電子メール)サービスの場合について述べる。
【0029】送信したい文書をこのスキャナ105で画像データとして取り込む。この取り込んだデータを配信する相手が目の見えない人であれば、機能チェック420にある読上げフラグをオンにする。この読上げフラグがオンであると送信する文書データが画像データである場合に、文字認識エンジン42が起動するように処理部40が機能する。受付画面400には機能チェックとしてボイスナビがあるボイスナビは、パーソナルコンピュータ102に接続して音声を取り込むためのマイクロホン103によって画面コントロールが可能である。
【0030】文字認識を開始する前に、領域判別を行う。この文字認識エンジン41に与えられた画像データをまず文字領域、画像領域に分別する。つぎに、文字領域に対して文字認識処理を行い、その結果を構文解析部44に送る。構文解析部44は内容分析を行って、翻訳に掛ける文章として適切な形式や構文に再構築する。同じ国の言葉で送る場合であれば、このままフォーマッター22に送り、電子メール形式に整える。また、上述した領域判別の結果で画像領域(イメージデータ)が抽出された場合には、添付ファイルとして上記の電子メールに添える。フォーマッター22はその後配信先を調べて、その配信先に電子メールを送付する。
【0031】インターネット200を経由してプロバイダ120に準備されたこの電子メールは、コンピュータ322からアクセスを受けると配信を行うと共に、この成功不成功の情報を認証情報部29にストックして、既に述べた方法で送信元コンピュータ102に連絡メールをする。
【0032】(会話を行う場合の説明)インターネット電話は既に実現しているが、現在の方法は音声データを極力圧縮して短時間に送信できる工夫のもとでの相互配信である。したがって、会話を行う相互間には、圧縮伸張の処理のみが存在している。本発明の方法では、加工配信サービス会社のサーバ10にて、音声で話した内容をそのままではなく文字変換して読上げ可能にすることや、他国語に翻訳などして、言語の壁を乗り越えた会話が可能である。加工画面400の配信先条件430で会話にチェックがつけられると、処理部40で音声認識エンジン43が起動される。コマンド変換部21を利用して自分の言語と相手の言語を指定することが可能である。
【0033】たとえば、マイクロホン103とスピーカ104で会話する人をAさんとして日本語を使用する。マイクロホン323とスピーカ324で会話する人をBさんとしてドイツ語を使用する。Bさんはスピーカ324とマイクロホン323を使用する。このばあい、日本語とドイツ語とを指定言語にする。コマンド変換部21には話者特定機能が登載されており、加入者データベース24上に音声ティーチング情報がない場合には、幾つかの決められた言葉を話すことで話者特徴を記録する。
【0034】Aさんがマイクロホン103から日本語で語りかけると、圧縮された音声データは一時的に第1メモリ30aに書き込まれる。このデータを逐次引き出しながら音声認識エンジン43が認識した結果を逐次翻訳エンジン41に送り、翻訳エンジン41のドイツ語部と日本語部とは共同して翻訳を行う。
【0035】翻訳は日本語を中間言語に変換して、中間言語をドイツ語に変換するという方法による。この中間言語は英語などの特定国言語でも良い。速度を向上するために、テキストのままでルータ手段20からプロバイダ120、電話回線121を経てコンピュータ322で音声合成されても良い。また、フォーマッター22で音声合成と圧縮を行ってからコンピュータ322に送られても良い。
【0036】BさんはAさんの問いかけをスピーカ324から聞いて、これに対してドイツ語でマイクロホン323に語り掛ける。上記と同様にして、音声認識エンジン43、翻訳エンジン42、フォーマッター22を使用してルータ20、プロバイダ100、電話回線101を通じてコンピュータ102に送られる。そして、Aさんはスピーカ104から日本語でBさんの話を聞くことが出来る。
【0037】(暗号化部の説明)図1でサーバ10には暗号化キー部50がある。暗号化そのものは、各コンピュータ102,322で行うことが望ましい。しかし、電話回線上は未だ安全であるから、少なくともプロバイダ100と120との間が暗号化されるべきである。また、暗号化するためのキーコードがあらかじめ決められた固定コード(固定された暗号化方法)であると極めて解読され易い。
【0038】その為、毎回生成されるキーで暗号化するが、少しでもリスク回避するために、単純に暗号化キーを配信せず、キーコードはファクシミリなどの電話回線を利用して送ると、極めて高度な機密が保てる。インターネット上でのデータ行方不明を念頭にして機密保持するのであれば、暗号化のキーコードを目的の文書と別配信することでかなり効果が期待できる。
【0039】(サーバの形態変形例)図3では例である。それぞれの端末150と端末151とをプロバイダ100、120を利用して接続する加工配信サービス会社のサーバは既に詳細を述べてきたように幾つかの機能単位で構成されている。全ての機能が同じ家屋内にある必要がないので、分割して運営して形態が考えられる。ここでは翻訳を翻訳会社260に、音声認識、文字認識を認識会社270に受け持たせるとともに、それらの会社との出入り口や、クライアントユーザとの受配信コントロール部分、さらには登録ユーザのデータや課金情報等などを専門に受け持ったコントロール会社250が協力して加工配信サービスを行う。
【0040】このように、機能は分解して稼動させることは可能であって、インターフェース部分でのロスが目立たないうちは、種々の分割形態が考えられる。また、以上の説明で加工の内容を画像のフォーマット変換、音声認識、文字認識、言語の翻訳などに例をとって説明をしたが、これらの例に限定をされるわけではなく、インターネット上のサービス機能であって、配信先を特定してデータ渡しを行う際に必要な加工を行うものであれば、この発明の主旨にたがわない。
【0041】
【出願人】 【識別番号】000231589
【氏名又は名称】ニスカ株式会社
【出願日】 平成12年10月27日(2000.10.27)
【代理人】
【公開番号】 特開2002−132690(P2002−132690A)
【公開日】 平成14年5月10日(2002.5.10)
【出願番号】 特願2000−329063(P2000−329063)