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【発明の名称】 画像通信装置および画像通信システム
【発明者】 【氏名】柿井 弘

【要約】 【課題】画像を直接相手に転送しないことにより、受信側から都合のよい端末で引き取ってもらう、画像通信装置を得る。

【解決手段】インターネット経由で画像を転送する画像通信装置であり、例えば、パソコン1とWebサーバ付き画像転送装置2とが、所定の通信回線で接続されて構成される。送信側が、送信端末をWebサーバとし、所定の画像を送信端末内に保存し、送信先には電子メールのかたちでURLとパスワードを送信し、受信側が、URLにアクセスし、画像をjpg(joint photographic expertsgroup)、gif(GIF)などの形式にし、HTMLのIMG SRCで自動的に指定することにより、ブラウザを利用して画像を表示可能とする。特に最近では、電子メールの転送先が画像を表示できない携帯電話であったりする場合も多く、そのような時も受信側の都合に合わせて、画像を処理できる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 インターネット経由で画像を転送する画像通信装置において、送信側が、送信端末をWebサーバとし、所定の画像を前記送信端末内に保存し、送信先には電子メールのかたちでURLとパスワードを送信し、受信側が、前記URLにアクセスし、前記画像をjpg、gif(GIF)などの形式にし、HTMLのIMG SRCで自動的に指定することにより、ブラウザを利用して前記画像を表示可能としたことを特徴とする画像通信装置。
【請求項2】 インターネット経由で画像を転送する画像通信装置において、送信側が、送信端末をWebサーバとし、所定の画像を前記送信端末内に保存し、送信先には電子メールのかたちでURLとパスワードを送信し、受信側が、前記URLにアクセスし、前記画像をpdfの形式で保存し、ブラウザを利用してアクセスし、pdfが表示できるためのプラグインソフトを有し、前記画像を表示可能としたことを特徴とする画像通信装置。
【請求項3】 インターネット経由で画像を転送する画像通信装置において、送信側が、所定の画像を送信端末内に保存し、送信先には電子メールのかたちでftpサーバアドレスとパスワードを送信し、受信側が、前記ftpサーバにアクセスして前記画像を引き取り、pdfの形式で保存し、前記pdfが表示できるためのソフトを有し、前記画像を表示可能としたことを特徴とする画像通信装置。
【請求項4】 インターネット経由で画像を転送する画像通信システムにおいて、送信端末をWebサーバとし、所定の画像を送信端末内に保存し、送信先には電子メールのかたちでURLとパスワードを送信する送信装置と、前記URLにアクセスし、前記画像をjpg、gif(GIF)などの形式にし、HTMLのIMG SRCで自動的に指定することにより、ブラウザを利用して前記画像を表示可能とした受信装置とを有することを特徴とする画像通信システム。
【請求項5】 インターネット経由で画像を転送する画像通信システムにおいて、送信端末をWebサーバとし、所定の画像を送信端末内に保存し、送信先には電子メールのかたちでURLとパスワードを送信した送信装置と、前記URLにアクセスし、前記画像をpdfの形式で保存し、ブラウザを利用してアクセスし、pdfが表示できるためのプラグインソフトを有し、前記画像を表示可能とした受信装置とを有することを特徴とする画像通信システム。
【請求項6】 インターネット経由で画像を転送する画像通信システムにおいて、所定の画像を送信端末内に保存し、送信先には電子メールのかたちでftpサーバアドレスとパスワードを送信する送信装置と、前記ftpサーバにアクセスして前記画像を引き取り、pdfの形式で保存し、前記pdfが表示できるためのソフトを有し、前記画像を表示可能とした受信装置とを有することを特徴とする画像通信システム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像通信装置および画像通信システムに関し、例えば、インターネット・ファックス装置として適用される画像通信装置および画像通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像通信装置および画像通信システムは一般に、インターネットを介しての画像通信装置および画像通信システムとして構成される。
【0003】本発明と技術分野が類似する先願発明例1として、特開平11−331473号公報の「インターネット・ファクシミリ」がある。本先願発明例1では、インターネット経由でファックス画像を受信した場合、送信側に受信確認の通知をする方法を開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技術において上記公開公報が示すように、インターネット・ファックスでは電子メールの形で画像が転送されるため、通信としては正常に転送できても、受信側で画像を展開できないなどの問題点があった。
【0005】上記の通り、インターネット・ファックスでは、電子メールのかたちで画像が送られるため、直接受信側の機種との通信は行われない。そのため、受信側の端末がどのような機種で、どのような表示能力、あるいは印字能力があるものかを送信側でリアルタイムに判断することはできないという問題点を伴う。
【0006】本発明は、画像を直接相手に転送しないことにより、受信側から都合のよい端末で引き取ってもらう、画像通信装置および画像通信システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明は、インターネット経由で画像を転送する画像通信装置であり、送信側が、送信端末をWebサーバとし、所定の画像を送信端末内に保存し、送信先には電子メールのかたちでURLとパスワードを送信し、受信側が、URL(User Requirement Language )にアクセスし、画像をjpg(joint photographic experts group)、gif(GIF)などの形式にし、HTMLのIMG SRCで自動的に指定することにより、ブラウザを利用して画像を表示可能としたことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の画像通信装置は、インターネット経由で画像を転送する画像通信装置であり、送信側が、送信端末をWebサーバとし、所定の画像を送信端末内に保存し、送信先には電子メールのかたちでURLとパスワードを送信し、受信側が、URLにアクセスし、画像をpdfの形式で保存し、ブラウザを利用してアクセスし、pdfが表示できるためのプラグインソフトを有し、画像を表示可能としたことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明の画像通信装置は、インターネット経由で画像を転送する画像通信装置であり、送信側が、所定の画像を送信端末内に保存し、送信先には電子メールのかたちでftp(file transfer progra)サーバアドレスとパスワードを送信し、受信側が、ftpサーバにアクセスして画像を引き取り、pdf(portable document format)の形式で保存し、pdfが表示できるためのソフトを有し、画像を表示可能としたことを特徴とする。
【0010】請求項4記載の画像通信システムは、インターネット経由で画像を転送する画像通信システムであり、送信端末をWebサーバとし、所定の画像を送信端末内に保存し、送信先には電子メールのかたちでURLとパスワードを送信する送信装置と、URLにアクセスし、画像をjpg(joint photographic experts group)、gif(GIF)などの形式にし、HTMLのIMG SRCで自動的に指定することにより、ブラウザを利用して画像を表示可能とした受信装置とを有することを特徴とする。
【0011】請求項5記載の画像通信システムは、インターネット経由で画像を転送する画像通信システムであり、送信端末をWebサーバとし、所定の画像を送信端末内に保存し、送信先には電子メールのかたちでURLとパスワードを送信した送信装置と、URLにアクセスし、画像をpdfの形式で保存し、ブラウザを利用してアクセスし、pdfが表示できるためのプラグインソフトを有し、画像を表示可能とした受信装置とを有することを特徴とする。
【0012】請求項6記載の画像通信システムは、インターネット経由で画像を転送する画像通信システムであり、所定の画像を送信端末内に保存し、送信先には電子メールのかたちでftpサーバアドレスとパスワードを送信する送信装置と、ftpサーバにアクセスして画像を引き取り、pdfの形式で保存し、pdfが表示できるためのソフトを有し、画像を表示可能とした受信装置とを有することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明による画像通信装置および画像通信システムの実施の形態を詳細に説明する。図1を参照すると本発明の画像通信装置および画像通信システムの一実施形態が示されている。
【0014】図1は、本発明による画像通信装置および画像通信システムの実施の形態を示す概念図である。本実施形態に適用される画像通信装置および画像通信システムは、パソコン(パーソナルコンピュータ)1とWebサーバ付き画像転送装置2とが、所定の通信回線で接続されて構成される。
【0015】一般的なインターネット・ファックスでは、画像をMIME(Multipurpose Internet Mail Extention)形式に変換して、受信メールアドレスへ電子メールのかたちで送信する。受信端末は、同様なインターネット・ファックスであったり、あるいは、パソコンであったりする。パソコンの場合は、受信したデータを展開/表示する機能がなければならない。
【0016】(実施例1)実施例1の画像通信システムは、インターネット経由で画像を転送する。この転送する画像は、送信端末内に保存し、送信先には電子メールのかたちで、URLとパスワードとを送信する。受信側でそのURLにアクセスすることにより画像を表示する方式である。
【0017】画像は、jpg(joint photographic experts group)、gif(GIF)などの形式にし、HTMLのIMG SRCで自動的に指定することにより、受信側はブラウザを利用して表示できる。また、送信端末はWebサーバでもある。
【0018】上記の実施例1は、画像は転送しないで、画像の保存してあるところを知らせる方式である。この方法であれば、受信端末はテキスト文書が受信できればよい。例えば、電子メールの転送先がテキストのみ表示できる携帯端末であってもよい。受信を確認したら、ブラウザが動作する端末で表示することが可能である。要するに、これまでのインターネット・ファックスがプッシュ(Push)型の画像転送だったのに対して、プル(Pull)型の画像転送にしたものである。
【0019】(実施例2)実施例2の画像通信システムは、インターネット経由で画像を転送する。この画像は、送信端末内に保存し、送信先には電子メールのかたちで、URLとパスワードを送信し、受信側でそのURLにアクセスすることにより画像を表示する方式である。
【0020】画像は、pdfの形式で保存し、受信側はブラウザを利用してアクセスすることになるが、pdfが表示できるためのプラグインソフトが受信側には必要である。送信端末はWebサーバでもある。
【0021】実施例2は、上記実施例1のシステムにおいて、画像の保存形式をpdf(portable document format)にしたものである。pdfにするメリットは2つある。1つは、ページの概念があるため、1ファイルに全情報が入っていることであり、もう一つは、pdfの形式であれば、印刷が簡単だからである。ただし、受信端末にはpdfが表示/印刷できるプラグインソフトが必要である。
【0022】(実施例3)実施例3の画像通信システムは、インターネット経由で画像を転送する。この画像は、送信端末内に保存し、送信先には電子メールのかたちで、ftpサーバアドレスとパスワードを送信し、受信側でそのftpサーバにアクセスすることにより画像を引き取る。画像は、pdfの形式で保存する。受信側は、pdfが表示できるためのソフトが必要である。
【0023】実施例3は、実施例2に近いシステムであるが、ftp(file transfer protocol)によるファイル転送さえできればよく、送信側でWebサーバを立てる必要はないので装置の負荷が軽くなる。
【0024】また、受信側でもftpで画像を引き取れればよく、ブラウザなどは必要なく、pdfが処理できる(表示/印刷など)ソフトがあれば十分である。
【0025】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明の画像通信装置および画像通信システムは、所定の画像を送信端末内に保存し、送信先には電子メールのかたちでURLとパスワードを送信し、URLにアクセスし、画像をjpg(joint photographic experts group)、gif(GIF)などの形式にし、HTMLのIMGSRCで自動的に指定することにより、ブラウザを利用して画像を表示可能としている。
【0026】上記の構成において、第一段階として、受信側はテキストの電子メールの処理ができればよい。第二段階である画像の表示/印刷などは別の端末でもかまわない。特に最近では、電子メールの転送先が画像を表示できない携帯電話だったりする場合も多く、そのような時も受信側の都合に会わせて、画像を処理できるので、その効果は大きい。
【出願人】 【識別番号】000006747
【氏名又は名称】株式会社リコー
【出願日】 平成12年10月26日(2000.10.26)
【代理人】
【公開番号】 特開2002−132682(P2002−132682A)
【公開日】 平成14年5月10日(2002.5.10)
【出願番号】 特願2000−327444(P2000−327444)