| 【発明の名称】 |
受信装置および方法、送信装置および方法、通信システム、並びにプログラム格納媒体 |
| 【発明者】 |
【氏名】松田 晃一
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| 【要約】 |
【課題】迅速に、かつ確実に、電子メールの読み手に所望するアクションを実行させる。
【解決手段】CPU71は、スクリプトに対応するハッシュ値を生成し、電子メールにスクリプトおよびハッシュ値を格納する。CPU71は、電子メールの送信を制御する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 メールを受信する受信装置において、受信した前記メールに添付ファイルとして付加されたスクリプトの記憶を制御する第1の記憶制御手段と、前記メールに含まれる前記スクリプトが、対応する第1のデータに置き換えられた前記メールの記憶を制御する第2の記憶制御手段と、記憶されている前記メールの開封指示に連動して、前記第1のデータを基に、記憶されている前記スクリプトを実行する実行手段と、記憶されている前記メールに含まれる、前記スクリプトに付随する第2のデータまたは各種入力イベントに応じた処理を実行し、その処理結果の出力を制御する出力制御手段とを含むことを特徴とする受信装置。 【請求項2】 前記メールの受信または削除に対応して、前記第1のデータ、および前記スクリプトに関係する第3のデータの記憶を制御する第3の記憶制御手段を更に含み、前記第1の記憶制御手段は、前記第3のデータに基づいて、前記スクリプトの記憶または削除を制御することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。 【請求項3】 前記第3の記憶制御手段は、前記スクリプトのハッシュ値、または前記スクリプトを引用する、記憶している前記メールの数の少なくともいずれか一方を含む前記第3のデータの記憶を制御することを特徴とする請求項2に記載の受信装置。 【請求項4】 前記第2の記憶制御手段は、前記メールに含まれる前記スクリプトが、前記スクリプトが格納されたファイル名である前記第1のデータに置き換えられた前記メールの記憶を制御することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。 【請求項5】 前記出力制御手段は、前記スクリプトの実行に対応して、前記メールに対応する返信の出力を制御することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。 【請求項6】 メールを受信する受信装置の受信方法において、受信した前記メールに添付ファイルとして付加されたスクリプトの記憶を制御する第1の記憶制御ステップと、前記メールに含まれる前記スクリプトが、対応する第1のデータに置き換えられた前記メールの記憶を制御する第2の記憶制御ステップと、記憶されている前記メールの開封指示に連動して、前記第1のデータを基に、記憶されている前記スクリプトを実行する実行ステップと、記憶されている前記メールに含まれる、前記スクリプトに付随する第2のデータまたは各種入力イベントに応じた処理を実行し、その処理結果の出力を制御する出力制御ステップとを含むことを特徴とする受信方法。 【請求項7】 メールを受信する受信処理用のプログラムであって、受信した前記メールに添付ファイルとして付加されたスクリプトの記憶を制御する第1の記憶制御ステップと、前記メールに含まれる前記スクリプトが、対応する第1のデータに置き換えられた前記メールの記憶を制御する第2の記憶制御ステップと、記憶されている前記メールの開封指示に連動して、前記第1のデータを基に、記憶されている前記スクリプトを実行する実行ステップと、記憶されている前記メールに含まれる、前記スクリプトに付随する第2のデータまたは各種入力イベントに応じた処理を実行し、その処理結果の出力を制御する出力制御ステップとを含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが格納されているプログラム格納媒体。 【請求項8】 メールを送信する送信装置において、スクリプトに対応する第1のデータを生成する生成手段と、前記メールに前記スクリプトを、前記第1のデータと共に格納する格納手段と、前記メールの送信を制御する送信制御手段とを含むことを特徴とする送信装置。 【請求項9】 前記生成手段は、前記スクリプトのハッシュ値である前記第1のデータを生成することを特徴とする請求項8に記載の送信装置。 【請求項10】 前記格納手段は、前記メールに前記スクリプトと共に、前記スクリプトの実行に必要な第2のデータを更に格納することを特徴とする請求項8に記載の送信装置。 【請求項11】 メールを送信する送信装置の送信方法において、スクリプトに対応する第1のデータを生成する生成ステップと、前記メールに前記スクリプトを、前記第1のデータと共に格納する格納ステップと、前記メールの送信を制御する送信制御ステップとを含むことを特徴とする送信方法。 【請求項12】 メールを送信する送信処理用のプログラムであって、スクリプトに対応する第1のデータを生成する生成ステップと、前記メールに前記スクリプトを、前記第1のデータと共に格納する格納ステップと、前記メールの送信を制御する送信制御ステップとを含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが格納されているプログラム格納媒体。 【請求項13】 メールを送信する送信装置、および前記メールを受信する受信装置から成る通信システムにおいて、前記送信装置は、スクリプトに対応する第1のデータを生成する生成手段と、前記メールに前記スクリプトを、前記第1のデータと共に格納する格納手段と、前記メールの送信を制御する送信制御手段とを含み、前記受信装置は、前記第1のデータを基に、受信した前記メールに格納された前記スクリプトの記憶を制御する第1の記憶制御手段と、前記メールに含まれる前記スクリプトが、対応する第2のデータに置き換えられた前記メールの記憶を制御する第2の記憶制御手段と、記憶されている前記メールの開封指示に連動して、前記第2のデータを基に、記憶されている前記スクリプトを実行する実行手段と、記憶されている前記メールに含まれる、前記スクリプトに付随する第3のデータまたは各種入力イベントに応じた処理を実行し、その処理結果の出力を制御する出力制御手段とを含むことを特徴とする通信システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、受信装置および方法、送信装置および方法、通信システム、並びにプログラム格納媒体に関し、特に、電子メールを送信または受信する受信装置および方法、送信装置および方法、通信システム、並びにプログラム格納媒体に関する。 【0002】 【従来の技術】ネットワーク等を介して、テキストを基にしたデータを送受信するシステム、いわゆる電子メールシステムが広く利用されている。 【0003】電子メールを受信した受信装置は、受信した電子メールをテキストで表示する。 【0004】電子メールを送り手が、電子メールを読み手に対し、何らかのアクションの実行を希望しているときがある。 【0005】特開2000−47955号公報、および特開平11−65964号公報において、電子メールを受信した相手に何らかの処理またはアクションを実行させるために、アプリケーションプログラムの実行に利用されるデータを電子メールに添付して送受信する発明が開示されている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子メールの送り手の希望したアクションは、必ずしも実行されるとは限らない。 【0007】例えば、電子メールを受信した相手が電子メールを読んで、電子メールの内容を正しく理解して、相手がそのアクションを起こさなければ、送り手の所望するアクションは実行されない。 【0008】同様に、電子メールにデータが添付されている場合、受信側において、添付されているデータに対応するアプリケーションプログラムが実行されていなければ、そのアクションは実行されない。 【0009】例えば、飲み会の出席の確認を電子メールで送信した場合、電子メールの送り手は、電子メールの読み手に、電子メールを読んで、出欠の返事を出すことを期待している。 【0010】しかしながら、従来の技術では、電子メールの送り手が出欠の返事を受け取るためには、読み手が、受信した電子メールの内容を正しく理解し、スケジュールを確認し、返信用の電子メールに出欠を正しく記入して、送り手に返信しなければならない。 【0011】電子メールの送り手が出欠の返事を受け取る保証は何もない。 【0012】このような場合、上記のような返事を返すアプリケーションプログラムを添付し、それを読み手に実行させるという解決方法が考えられる。この場合、読み手は、そのアプリケーションプログラムを起動させなければならない。 【0013】また、電子メールを介して、オセロなどのゲームを行うとき、+または−の記号でオセロ盤を記述し、また、黒丸若しくは白丸の記号でコマを記述して、テキストとして送りあうことでゲームを進めることが可能である。 【0014】しかしながら、新しい手を挿入した場合、使用者は、記号の配置がずれるので、そのずれをいちいち直す必要がある。 【0015】ゲームの画面の内容を、例えば、PowerPoint(商標)(マイクロソフト社のアプリケーションプログラム)などで記述して、生成したファイルを電子メールに添付して送信することも考えられる。この場合には、電子メールの読み手は、対応するアプリケーションプログラムをいちいち起動させなければならず、また、対応するアプリケーションプログラムを所有していなければ、ゲームの画面を見ることができない。 【0016】加えて、オセロのようなゲームの場合、新しく入力した手が、ルール上、正しい場所に打たれたか否かの判定、その新しい手によってコマを裏返す処理を、利用者が実行しなければならず、往々にして、間違いが発生するという問題があった。 【0017】本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、迅速に、かつ確実に、電子メールの読み手に、電子メールの送り手が所望するアクションを実行させることを目的とする。 【0018】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の受信装置は、受信したメールに添付ファイルとして付加されたスクリプトの記憶を制御する第1の記憶制御手段と、メールに含まれるスクリプトが、対応する第1のデータに置き換えられたメールの記憶を制御する第2の記憶制御手段と、記憶されているメールの開封指示に連動して、第1のデータを基に、記憶されているスクリプトを実行する実行手段と、記憶されているメールに含まれる、スクリプトに付随する第2のデータまたは各種入力イベントに応じた処理を実行し、その処理結果の出力を制御する出力制御手段とを含むことを特徴とする。 【0019】メールの受信または削除に対応して、第1のデータ、およびスクリプトに関係する第3のデータの記憶を制御する第3の記憶制御手段を更に含み、第1の記憶制御手段は、第3のデータに基づいて、スクリプトの記憶または削除を制御するようにすることができる。 【0020】第3の記憶制御手段は、スクリプトのハッシュ値、またはスクリプトを引用する、記憶しているメールの数の少なくともいずれか一方を含む第3のデータの記憶を制御するようにすることができる。 【0021】第2の記憶制御手段は、メールに含まれるスクリプトが、スクリプトが格納されたファイル名である第1のデータに置き換えられたメールの記憶を制御するようにすることができる。 【0022】出力制御手段は、スクリプトの実行に対応して、メールに対応する返信の出力を制御するようにすることができる。 【0023】請求項6に記載の受信方法は、受信したメールに添付ファイルとして付加されたスクリプトの記憶を制御する第1の記憶制御ステップと、メールに含まれるスクリプトが、対応する第1のデータに置き換えられたメールの記憶を制御する第2の記憶制御ステップと、記憶されているメールの開封指示に連動して、第1のデータを基に、記憶されているスクリプトを実行する実行ステップと、記憶されているメールに含まれる、スクリプトに付随する第2のデータまたは各種入力イベントに応じた処理を実行し、その処理結果の出力を制御する出力制御ステップとを含むことを特徴とする。 【0024】請求項7に記載のプログラム格納媒体のプログラムは、受信したメールに添付ファイルとして付加されたスクリプトの記憶を制御する第1の記憶制御ステップと、メールに含まれるスクリプトが、対応する第1のデータに置き換えられたメールの記憶を制御する第2の記憶制御ステップと、記憶されているメールの開封指示に連動して、第1のデータを基に、記憶されているスクリプトを実行する実行ステップと、記憶されているメールに含まれる、スクリプトに付随する第2のデータまたは各種入力イベントに応じた処理を実行し、その処理結果の出力を制御する出力制御ステップとを含むことを特徴とする。 【0025】請求項8に記載の送信装置は、スクリプトに対応する第1のデータを生成する生成手段と、メールにスクリプトを、第1のデータと共に格納する格納手段と、メールの送信を制御する送信制御手段とを含むことを特徴とする。 【0026】生成手段は、スクリプトのハッシュ値である第1のデータを生成するようにすることができる。 【0027】格納手段は、メールにスクリプトと共に、スクリプトの実行に必要な第2のデータを更に格納するようにすることができる。 【0028】請求項11に記載の送信方法は、スクリプトに対応する第1のデータを生成する生成ステップと、メールにスクリプトを、第1のデータと共に格納する格納ステップと、メールの送信を制御する送信制御ステップとを含むことを特徴とする。 【0029】請求項12に記載のプログラム格納媒体のプログラムは、スクリプトに対応する第1のデータを生成する生成ステップと、メールにスクリプトを、第1のデータと共に格納する格納ステップと、メールの送信を制御する送信制御ステップとを含むことを特徴とする。 【0030】請求項13に記載の通信システムは、送信装置が、スクリプトに対応する第1のデータを生成する生成手段と、メールにスクリプトを、第1のデータと共に格納する格納手段と、メールの送信を制御する送信制御手段とを含み、受信装置が、第1のデータを基に、受信したメールに格納されたスクリプトの記憶を制御する第1の記憶制御手段と、メールに含まれるスクリプトが、対応する第2のデータに置き換えられたメールの記憶を制御する第2の記憶制御手段と、記憶されているメールの開封指示に連動して、第2のデータを基に、記憶されているスクリプトを実行する実行手段と、記憶されているメールに含まれる、スクリプトに付随する第3のデータまたは各種入力イベントに応じた処理を実行し、その処理結果の出力を制御する出力制御手段とを含むことを特徴とする。 【0031】請求項1に記載の受信装置、請求項6に記載の受信方法、および請求項7に記載のプログラム格納媒体においては、受信したメールに添付ファイルとして付加されたスクリプトの記憶が制御され、メールに含まれるスクリプトが、対応する第1のデータに置き換えられたメールの記憶が制御され、記憶されているメールの開封指示に連動して、第1のデータを基に、記憶されているスクリプトが実行され、記憶されているメールに含まれる、スクリプトに付随する第2のデータまたは各種入力イベントに応じた処理を実行し、その処理結果の出力が制御される。 【0032】請求項8に記載の送信装置、請求項11に記載の送信方法、および請求項12に記載のプログラム格納媒体においては、スクリプトに対応する第1のデータが生成され、メールにスクリプトが、第1のデータと共に格納され、メールの送信が制御される。 【0033】請求項13に記載の通信システムにおいては、スクリプトに対応する第1のデータが生成され、メールにスクリプトが、第1のデータと共に格納され、メールの送信が制御され、第1のデータを基に、受信したメールに格納されたスクリプトの記憶が制御され、メールに含まれるスクリプトが、対応する第2のデータに置き換えられたメールの記憶が制御され、記憶されているメールの開封指示に連動して、第2のデータを基に、記憶されているスクリプトが実行され、記憶されているメールに含まれる、スクリプトに付随する第3のデータまたは各種入力イベントに応じた処理が実行され、その処理結果の出力が制御される。 【0034】 【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るメール送受信システムの一実施の形態を示す図である。PDA(Personal Digital Assistant)1−1は、一般電話回線または携帯電話回線などから成る公衆電話回線網2−1を介して、インターネット接続サービスプロバイダ3−1に接続されている。PDA1−1は、公衆電話回線網2−1を介して、電子メールなどのデータをインターネット接続サービスプロバイダ3−1に送信する。インターネット接続サービスプロバイダ3−1は、公衆電話回線網2−1を介して、PDA1−1から受信したデータをインターネット4に送信すると共に、インターネット4から受信したデータをPDA1−1に送信する。PDA1−1は、公衆電話回線網2−1、およびインターネット接続サービスプロバイダ3−1を介して、インターネット4から送信された電子メールなどのデータを受信する。 【0035】PDA1−2は、一般電話回線または携帯電話回線などの公衆電話回線網2−1を介して、インターネット接続サービスプロバイダ3−1に接続されている。PDA1−2は、公衆電話回線網2−1を介して、電子メールなどのデータをインターネット接続サービスプロバイダ3−1に送信する。インターネット接続サービスプロバイダ3−1は、公衆電話回線網2−1を介して、PDA1−2から受信したデータをインターネット4に送信すると共に、インターネット4から受信したデータをPDA1−2に送信する。PDA1−2は、公衆電話回線網2−1、およびインターネット接続サービスプロバイダ3−1を介して、インターネット4から送信された電子メールなどのデータを受信する。 【0036】PDA1−3は、一般電話回線または携帯電話回線などの公衆電話回線網2−1を介して、インターネット接続サービスプロバイダ3−1に接続されている。PDA1−3は、公衆電話回線網2−1を介して、電子メールなどのデータをインターネット接続サービスプロバイダ3−1に送信する。インターネット接続サービスプロバイダ3−1は、公衆電話回線網2−1を介して、PDA1−3から受信したデータをインターネット4に送信すると共に、インターネット4から受信したデータをPDA1−3に送信する。PDA1−3は、公衆電話回線網2−1、およびインターネット接続サービスプロバイダ3−1を介して、インターネット4から送信された電子メールなどのデータを受信する。 【0037】PDA1−4は、一般電話回線または携帯電話回線などの公衆電話回線網2−2を介して、インターネット接続サービスプロバイダ3−2に接続されている。PDA1−4は、公衆電話回線網2−2を介して、電子メールなどのデータをインターネット接続サービスプロバイダ3−2に送信する。インターネット接続サービスプロバイダ3−2は、公衆電話回線網2−2を介して、PDA1−4から受信したデータをインターネット4に送信すると共に、インターネット4から受信したデータをPDA1−4に送信する。PDA1−4は、公衆電話回線網2−2、およびインターネット接続サービスプロバイダ3−2を介して、インターネット4から送信された電子メールなどのデータを受信する。 【0038】PDA1−5は、一般電話回線または携帯電話回線などの公衆電話回線網2−2を介して、インターネット接続サービスプロバイダ3−2に接続されている。PDA1−5は、公衆電話回線網2−2を介して、電子メールなどのデータをインターネット接続サービスプロバイダ3−2に送信する。インターネット接続サービスプロバイダ3−2は、公衆電話回線網2−2を介して、PDA1−5から受信したデータをインターネット4に送信すると共に、インターネット4から受信したデータをPDA1−5に送信する。PDA1−5は、公衆電話回線網2−2、およびインターネット接続サービスプロバイダ3−2を介して、インターネット4から送信された電子メールなどのデータを受信する。 【0039】PDA1−6は、一般電話回線または携帯電話回線などの公衆電話回線網2−2を介して、インターネット接続サービスプロバイダ3−2に接続されている。PDA1−6は、公衆電話回線網2−2を介して、電子メールなどのデータをインターネット接続サービスプロバイダ3−2に送信する。インターネット接続サービスプロバイダ3−2は、公衆電話回線網2−2を介して、PDA1−6から受信したデータをインターネット4に送信すると共に、インターネット4から受信したデータをPDA1−6に送信する。PDA1−6は、公衆電話回線網2−2、およびインターネット接続サービスプロバイダ3−2を介して、インターネット4から送信された電子メールなどのデータを受信する。 【0040】以下、公衆電話回線網2−1および2−2を個々に区別する必要がないとき、単に、公衆電話回線網2と称する。以下、インターネット接続サービスプロバイダ3−1および3−2を個々に区別する必要がないとき、単に、インターネット接続サービスプロバイダ3と称する。 【0041】図2は、本発明に係るメール送受信システムのより詳細な一実施の形態を示す図である。PDA1−1は、クレードル11−1に装着され、クレードル11−1を介して、パーソナルコンピュータ12−1に接続されている。 【0042】PDA1−1は、クレードル11−1、パーソナルコンピュータ12−1、インターネット4、メールサーバ13−1および13−2、並びにDNS(Domain NameSystem)サーバ14−1および14−2を介して、PDA1−2に電子メールを送信する。PDA1−2は、電子メールを受信した場合、電子メールにスクリプト(例えば、Javaにより記述されているスクリプト)が含まれているとき、スクリプトを抽出して、スクリプトを保存する。PDA1−2は、電子メールに含まれている本文を表示するとき、スクリプトを実行する。 【0043】PDA1−2は、クレードル11−2に装着2され、クレードル11−2を介して、パーソナルコンピュータ12−2に接続されている。 【0044】PDA1−2は、クレードル11−2、パーソナルコンピュータ12−2、インターネット4、メールサーバ13−1および13−2、並びにDNSサーバ14−1および14−2を介して、PDA1−1に電子メールを送信する。PDA1−1は、電子メールを受信した場合、電子メールにスクリプトが含まれているとき、スクリプトを抽出して、スクリプトを保存する。PDA1−1は、電子メールに含まれている本文を表示するとき、スクリプトを実行する。 【0045】クレードル11−1は、USB(Universal Sirial Bus)、またはRS-232-Cなどの規格に基づくシリアル通信により、PDA1−1およびパーソナルコンピュータ12−1と接続される。クレードル11−1は、PDA1−1と接続するための端子、およびパーソナルコンピュータ12−1と接続するためのケーブル等が設けられ、装着されているPDA1−1とパーソナルコンピュータ12−1との電子メールの送受信を実行する。また、クレードル11−1は、装着されているPDA1−1に電源を供給する。 【0046】パーソナルコンピュータ12−1は、クレードル11−1を介して、PDA1−1に接続されるとともに、公衆電話回線網2、およびインターネット接続サービスプロバイダ3などを介して、インターネット4に接続されている。パーソナルコンピュータ12−1は、インターネット4を介して、PDA1−1から供給された電子メールをメールサーバ13−1に送信すると共に、メールサーバ13−1から受信した電子メールをPDA1−1に送信する。 【0047】クレードル11−2は、USB、またはRS-232-Cなどの規格に基づくシリアル通信により、PDA1−2およびパーソナルコンピュータ12−2と接続される。クレードル11−2は、PDA1−2と接続するための端子、およびパーソナルコンピュータ12−2と接続するためのケーブル等が設けられ、装着されているPDA1−2とパーソナルコンピュータ12−2との電子メールの送受信を実行する。また、クレードル11−2は、装着されているPDA1−2に電源を供給する。 【0048】パーソナルコンピュータ12−2は、クレードル11−2を介して、PDA1−2に接続されるとともに、公衆電話回線網2、およびインターネット接続サービスプロバイダ3などを介して、インターネット4に接続されている。パーソナルコンピュータ12−2は、インターネット4を介して、PDA1−2から供給された電子メールをメールサーバ13−2に送信すると共に、メールサーバ13−2から受信した電子メールをPDA1−2に送信する。 【0049】メールサーバ13−1は、インターネット4を介して、PDA1−1または1−2から電子メールを受信し、受信した電子メールのあて先のドメインが自分に対応していないとき、他のメールサーバ、例えば、メールサーバ13−2に電子メールを転送する。メールサーバ13−1は、インターネット4を介して、メールサーバ13−2から転送された電子メールを受信し、受信した電子メールのあて先のドメインが自分に対応していない場合、図示せぬ他のメールサーバに電子メールを転送する。 【0050】メールサーバ13−1は、インターネット4を介して、PDA1−1若しくは1−2、またはメールサーバ13−2から受信した電子メールのあて先のドメインが自分に対応しているとき、受信した電子メールをスプールと称するメールボックスに格納する。 【0051】メールサーバ13−2は、インターネット4を介して、PDA1−1または1−2から電子メールを受信し、受信した電子メールのあて先のドメインが自分に対応していない場合、他のメールサーバ、例えば、メールサーバ13−1に電子メールを転送する。メールサーバ13−2は、インターネット4を介して、メールサーバ13−1から転送された電子メールを受信し、受信した電子メールのあて先のドメインが自分に対応していない場合、他のメールサーバに電子メールを転送する。 【0052】メールサーバ13−2は、インターネット4を介して、PDA1−1若しくは1−2、またはメールサーバ13−1から受信した電子メールのあて先のドメインが自分に対応しているとき、受信した電子メールをスプールと称するメールボックスに格納する。 【0053】DNSサーバ14−1は、PDA1−1若しくは1−2、メールサーバ13−1若しくは13−2からホスト名を受信したとき、受信したホスト名に対応するIP(Internet Protocol)アドレスをホスト名を送信した相手に送信する。 【0054】DNSサーバ14−1は、メールサーバ13−1または13−2からドメイン名を受信したとき、受信したドメイン名に対応するメールサーバ(例えば、メールサーバ13−1または13−2)のホスト名を送信した相手に送信する。 【0055】DNSサーバ14−2は、PDA1−1若しくは1−2、メールサーバ13−1若しくは13−2からホスト名を受信したとき、受信したホスト名に対応するIPアドレスをホスト名を送信した相手に送信する。 【0056】DNSサーバ14−2は、メールサーバ13−1または13−2からドメイン名を受信したとき、受信したドメイン名に対応するメールサーバ(例えば、メールサーバ13−1または13−2)のホスト名を送信した相手に送信する。 【0057】以下、PDA1−1乃至1−6を個々に区別する必要がないとき、単にPDA1と称する。以下、クレードル11−1または11−2を個々に区別する必要がないとき、単にクレードル11と称する。以下、パーソナルコンピュータ12−1または12−2を個々に区別する必要がないとき、単にパーソナルコンピュータ12と称する。 【0058】次に、インターネット4を介した、電子メールの送受信について説明する。 【0059】インターネット4を介して、電子メールを送信または受信する仕組みは、はがきなどの手紙を届ける郵便の仕組みに非常によく似ている。郵便の場合、1.手紙を書く、2.ポストへ投函する、3.郵便局間で転送する、4.郵便受けに配達する、という4つのステップを経て、1通の手紙が相手に届く。 【0060】インターネット4を介した、電子メールの場合、1.メール送受信プログラム上で電子メールを書く、2.メール送受信プログラムの送信ボタンを押す、3.メールサーバ間で転送する、4.メール送受信プログラムの受信ボタンを押す、という4つのステップを経て、電子メールが相手に届く。 【0061】メール送受信プログラムは、電子メールを書いて相手に送る、または相手が送った電子メールを受信するプログラムである。メール送受信プログラムは、メーラとも呼ばれ、ポストと郵便受けとに対応する機能を有する。 【0062】ほとんどのメール送受信プログラムは、電子メールを画面に表示させ、または電子メールを書くためのエディタ機能を有する。使用者は、メール送受信プログラムを操作して、電子メールを送信し、または受信する。 【0063】代表的なメール送受信プログラムとして、米マイクロソフト社のOutlookExpress(商標)、米クアルコム社のEudora Pro(商標)、フリーソフトウェアであるBecky!InternetMailまたはAl-Mail32などがある。 【0064】メールサーバは、いわば郵便局の役割を有する。メールサーバは、メール送受信プログラムが送信した電子メールを受信し、電子メールをメール送受信プログラムに送信する。代表的なメールサーバプログラムとして、米センドメール社のsendmail(商標)などがある。 【0065】メールサーバの主な役割は、3つある。第1は、メール送受信プログラムから受信した電子メールを、適切に、他のメールサーバに送信することである。第2は、他のメールサーバから受信した電子メールをあて先(使用者)別に整理して、管理することである。第3は、管理している電子メールをメール送受信プログラムの要求に応じてメール送受信プログラムに送信することである。 【0066】メール送受信プログラムがメールサーバに電子メールを送信する処理の手続は、メールサーバがメール送受信プログラムに電子メールを送信する処理の手続と異なり、通信の手順が異なる。 【0067】通信の手順は、プロトコルと呼ばれている。メール送受信プログラムがメールサーバに電子メールを送信する処理、およびメールサーバがメールサーバに電子メールを送信する処理としては、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)が広く利用されている。 【0068】メール送受信プログラムがメールサーバから電子メールを受信する処理としては、POP3(Post Office Protocol Version3)が広く利用されている。 【0069】メールサーバにおける、SMTPに対応するポートと、POP3に対応するポートは、それぞれ異なる。メール送受信プログラムは、電子メールを送信するとき、メールサーバと、SMTPに対応するポートを介して、通信し、電子メールを受信するとき、メールサーバと、POP3に対応するポートを介して、通信する。 【0070】郵便の場合、外国から送信した手紙は、通過した国毎に消印を押される。同様に、電子メールも、消印が付されている。 【0071】電子メールを送信すると、メールサーバを通過する度に、電子メール本文の先頭部分には消印情報が次々追記される。先頭に付くことから、この消印情報は、ヘッダと呼ばれる。 【0072】ヘッダは、大きく3つのブロックで構成される。最も下の部分(本文に近い部分)には、メール送受信プログラムが付するブロックが配置され、その上の2つの部分には、メールサーバが付するブロックが配置される。 【0073】ヘッダは、上部ほど、新しい情報を格納する。 【0074】メール送受信プログラムが付するヘッダ情報は、手紙の宛名と同様の情報から構成される。Fromには、送信元のメールアドレスが格納され、Toには、宛先のメールアドレスが格納され、Subjectには、題名が格納される。 【0075】メールサーバが付するブロックのうち、Receivedには、タイムスタンプが格納される。formは、通過したメールサーバの名称を格納する。 【0076】メールサーバは、通過する電子メールに、このReceivedのブロックを付する。従って、Receivedのブロックの記載を下から上に順に確認することにより、電子メールが通過したメールサーバを知ることができる。 【0077】次に、メール送受信プログラムの設定について説明する。電子メールを送信するために正確に設定しなければならない情報は、メール送受信プログラムに対応する電子メールアドレス、およびSMTPに対応するメールサーバのホスト名である。 【0078】メール送受信プログラムに対応する電子メールアドレスは、差出人名に対応する、送信元のアドレスである。メール送受信プログラムに対応する電子メールアドレスが設定されないとき、電子メールを受信した相手が差出人を知ることができず、また、宛て先が不明だったとき、電子メールの差し戻しをすることができなくなる。 【0079】メール送受信プログラムは、メール送受信プログラムに対応する電子メールアドレスを、ヘッダ中のFromの行に挿入する。メール送受信プログラムに対応する電子メールアドレスは、相手が返事を書くときの宛先としても利用される。メール送受信プログラムによっては、返信アドレスの項目を設定することにより、返事の受け取り先を変更することができる。 【0080】SMTPに対応するメールサーバのホスト名には、メール送受信プログラムが電子メールを送信するメールサーバのホスト名が設定される。メール送受信プログラムは、電子メールを送信するとき、SMTPに対応するメールサーバのホスト名を基に、メールサーバに電子メールを送信する。ホスト名は、例えば、mailserver.so-net.ne.jpなどと記述される。 【0081】電子メールアドレスおよびホスト名は、ドメイン名に基づいて、表記される。ドメイン名においては、国名、組織の種類、会社名を「.」が接続されて表記される。ドメイン名において、大きい区分ほど、後ろに配置される。 【0082】電子メールアドレスは、使用者の名前に、区切り文字としての「@」を付して、更に、ドメイン名を接続して、表記される。 【0083】ホスト名は、サーバ名に、区切り文字としての「.」を付して、更に、ドメイン名を接続して、表記される。 【0084】電子メールアドレスまたはホスト名は、上述したように表記されることにより、一意のメールアドレスまたはホスト名とされる。 【0085】電子メールアドレスおよびホスト名には、日本語を使用することはできない。また、ドメイン名には、小文字だけが使われる。大文字のアルファベットを設定しても、自動的に小文字に変換される。 【0086】次に、メール送受信プログラムによるメールサーバへの電子メールの送信について説明する。メール送受信プログラムは、電子メールの送信にあたって、ホスト名に対応するIPアドレスを取得しなければならない。IPアドレスは、例えば、192.168.0.1などのように、数字および「.」の組み合わせで記述される。 【0087】DNSは、ホスト名をIPアドレスに変換するシステムである。インターネット4には、いくつものDNSサーバが設置されている。いずれかの、DNSサーバにホスト名を送信すると、そのDNSサーバは、ホスト名に対応するIPアドレスを返信する。 【0088】例えば、図2のDNSサーバ14−1は、ホスト名Aに対応させて、IPアドレスa.a.a.aを記録している。 【0089】メール送受信プログラムは、メールサーバにアクセスする直前に、DNSサーバからメールサーバのIPアドレスを教えてもらう。 【0090】次に、メール送受信プログラムからメールサーバへの電子メールの送信の手順について説明する。メール送受信プログラムおよびメールサーバは、SMTPの手順に従って、メール送受信プログラムからメールサーバに電子メールを送信する。 【0091】SMTPの手順は、TCP(Transmission Control Protocol)のセットアップ、メールサーバの呼び出し、送信の準備、宛先の通知、本文の送信、終了確認、およびTCPの終了の処理から構成される。メールサーバの呼び出し、送信の準備、宛先の通知、本文の送信、および終了確認の処理は、いずれも、メール送受信プログラムからの要求とメールサーバの返答で構成される。 【0092】SMTPの処理において、メール送受信プログラムおよびメールサーバは、コマンド文および返信コードにより、通信する。例えば、コマンド文”RCPT from:y@so-net.ne.jp”において、RCPTが電子メールの宛先を通知するコマンドであり、その電子メールの宛先がy@so-net.ne.jpである。 【0093】返信コードにおいて、例えば、「はい」が250である。返信コードのいくつかを説明すると、251は、”そのようなユーザは存在しません”を示し、450は、”メールボックスが使用中です”を示し、451は、”エラーが発生し異常終了しました”を示し、452は、”処理に必要なリソースが不足しています”を示し、501は、”コマンドの文法が間違っています”を示し、502は、”コマンドが使えません”を示し、550は、”メールボックスが存在しません”を示す。 【0094】電子メールには、一斉同報機能がある。一生同報機能は、同じ文面の電子メールを何人にも送る機能である。 【0095】例えば、ヘッダのToの行に、複数のメールアドレスを記載すると、メール送受信プログラムは、RCPTコマンドを送信する処理を、メールアドレスに記載された、それぞれアドレスについて繰り返す。 【0096】なお、Cc(カーボンコピー)行またはBcc(ブラインドカーボンコピー)行といった専用のヘッダを利用しても一斉同報をすることができる。 【0097】Cc行またはBcc行を利用して電子メールを送信した場合、電子メールを受信した相手は、ヘッダのTo行に自分のアドレスが記載されていないことから、電子メールのコピーを受信したことを知ることができる。 【0098】Cc行を利用して電子メールを送信した場合、ヘッダには、相手のメールアドレスが格納されている。Bcc行を利用して電子メールを送信した場合、メール送受信プログラムは、RCPTコマンドを送信する処理の後、ヘッダからBcc行を削除して、本文を送信する。Bcc行を利用した電子メールの送信は、相手に同報した宛先をあえて知らせたくないとき、有効である。 【0099】次に、メールサーバが、宛先ちかくのメールサーバを探して転送する処理について説明する。メールサーバからメールサーバに電子メールを転送する処理は、SMTPの手順に従って実行される。 【0100】メールサーバからメールサーバに電子メールを転送する処理において、電子メールを送信するメールサーバは、電子メールの送り先からドメイン名を切り出して、切り出したドメイン名をDNSサーバに送信する。 【0101】DNSサーバは、ドメイン名とメールサーバのホスト名との関係をMXレコードとして記録しているので、ドメイン名に対応するメールサーバのホスト名を、ドメイン名を送信したメールサーバに送信する。 【0102】例えば、図2のDNSサーバ14−2は、ドメイン名B.B.Bに対応させて、ホスト名Bを記録している。 【0103】ホスト名を受信したメールサーバは、そのホスト名をDNSサーバに送信する。 【0104】DNSサーバは、ホスト名とIPアドレスとの関係をAレコードとして記録しているので、ホスト名に対応するIPアドレスを、ホスト名を送信したメールサーバに送信する。 【0105】例えば、図2のDNSサーバ14−2は、ホスト名Bに対応させて、IPアドレスb.b.b.bを記録している。 【0106】IPアドレスを送信したメールサーバは、上述したSMTPの手順に基づき、電子メールを、電子メールの送り先のドメイン名に対応するメールサーバに送信する。 【0107】メールサーバは、メーリングリストを利用して、電子メールを同報することができる。メーリングリストを利用して、電子メールを同報するとき、エイリアス機能が使用される。 【0108】エイリアス機能を利用するメールサーバは、所定のメールアドレス(代表アドレス)に対応して、予め複数のアドレスをグループ化して、記録している。メールサーバは、代表アドレス宛の電子メールを受信すると、代表アドレスに対応して記録されている複数のアドレスの全てに対して、電子メールのコピーを再送信する。メールサーバは、ヘッダを書き換えることなく、登録しているメールアドレスに宛てて次々に電子メールを送信する。 【0109】ドメイン名に対応するメールサーバは、受信した電子メールをスプールと呼ばれるメールボックスに保存する。メールサーバは、使用者ごとに電子メールを管理し、宛先に対応する使用者のメール送受信プログラムの受信ボタンが押されたとき、電子メールを配信する。 【0110】メールサーバが、メール送受信プログラムにSMTPに基づいて電子メールを送信しないのは、メール送受信プログラムを実行している装置が動作していない、またはインターネット4に接続されていない可能性があるためである。 【0111】メールサーバは、メール送受信プログラムにPOP3に基づいて電子メールを送信する。POP3の手順は、TCPのセットアップ、メールサーバの呼び出し、使用者の認証、メールボックスの内容確認、着信数のチェック、本文の受信、削除の依頼、終了確認、およびTCPの終了の処理から構成される。メールサーバの呼び出し、使用者の認証、メールボックスの内容確認、着信数のチェック、本文の受信、削除の依頼、および終了確認の処理は、いずれも、メール送受信プログラムからの要求とメールサーバの返答で構成される。 【0112】POP3におけるコマンド文および返信コードは、SMTPにおけるコマンド文および返信コードと異なる。 【0113】POP3においては、予めメールサーバに登録しているユーザIDおよびパスワードにより使用者を認証しない限り、電子メールの受信の処理は実行されない。 【0114】図3乃至図5は、PDA1の外観を説明する図である。図3は、把持されたときのPDA1の斜視図である。図4は、クレードル11に装着されたPDA1の斜視図である。図5は、PDA1の正面図である。 【0115】PDA1は、片手で把持、および操作が可能な大きさに、その筐体が形成されている。PDA1の上部には、半導体メモリが内蔵されているメモリースティック(商標)31が挿入されるスロットが設けられている。 【0116】PDA1は、PDA1の下面とクレードル11の上面に接するようにクレードルに装着される。PDA1の下面には、クレードル11と接続するためのUSB(UniversalSirial Bus)ポート(図示せず)等が設けられている。 【0117】PDA1には、表示部51、キー52、およびジョグダイヤル53などが設けられている。 【0118】表示部51は、液晶表示装置などの薄型の表示装置で構成され、アイコン、サムネイル、またはテキストなどの画像を表示する。表示部51の上側には、タッチパッドが設けられている。タッチパッドを指またはペンなどで押圧することにより、PDA1に所定のデータまたは動作指示が入力される。 【0119】キー52は、入力キーなどから構成され、表示部51に表示されたアイコンまたはサムネイルの選択などを入力する。 【0120】ジョグダイヤル53は、回転操作または本体側への押圧操作に対応して、表示部51に表示されたアイコンまたはサムネイルの選択などを入力する。 【0121】図6は、PDA1の構成の概略を説明するブロック図である。制御部61は、PDA1全体を制御し、CPU(Central Processing Unit)71、ROM(Read-only Memory)72、およびRAM(Random-Access Memory)73などから構成されている。 【0122】CPU71は、ROM72またはRAM73に格納されているオペレーティングシステム、またはアプリケーションプログラムなどの各種のプログラムを実行する。ROM72は、一般的には、CPU71が使用するプログラムや演算用のパラメータのうちの基本的に固定のデータを格納する。RAM73は、CPU71の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータを格納する。 【0123】インターフェース部62は、キー52またはジョグダイヤル53などから成る入力部64から供給された信号を制御部61に供給すると共に、制御部61から供給されたデータを表示部51に供給する。 【0124】通信部63は、公衆電話回線網2を介して、送信されたデータを受信し、受信したデータを制御部61に供給すると共に、制御部61から供給されたデータを送信する。 【0125】ストレージ65は、半導体メモリまたはハードディスクなどから成り、制御部61から供給されたデータまたはプログラムなどを記憶すると共に、記憶しているデータまたはプログラムなどを制御部61に供給する。 【0126】図7は、PDA1のより具体的な構成の例を説明する図である。CPU71は、発振器81から供給されるクロック信号に同期して、Flash ROM(Read-only Memory)82またはEDO DRAM(Extended Data Out Dynamic Random-Access Memory)83に格納されているオペレーティングシステム、またはアプリケーションプログラムなどの各種のプログラムを実行する。 【0127】Flash ROM82は、ROM72に対応し、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)の一種であるフラッシュメモリで構成され、一般的には、CPU71が使用するプログラムや演算用のパラメータのうちの基本的に固定のデータを格納する。EDO DRAM83は、RAM73に対応し、CPU71の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータを格納する。 【0128】メモリースティックインターフェース84は、PDA1に装着されているメモリースティック31からデータを読み出すとともに、CPU71から供給されたデータをメモリースティック31に書き込む。 【0129】USB(Universal Sirial Bus)インターフェース85は、発振器86から供給されるクロック信号に同期して、接続されているUSB機器であるドライブ101からデータまたはプログラムを入力するとともに、CPU71から供給されたデータをドライブ101に供給する。USBインターフェース85は、発振器86から供給されるクロック信号に同期して、接続されているUSB機器であるクレードル11からデータまたはプログラムを入力するとともに、CPU71から供給されたデータをクレードル11に供給する。 【0130】ドライブ101は、装着されている磁気ディスク121、光ディスク122、光磁気ディスク123、または半導体メモリ124に記録されているデータまたはプログラムを読み出して、そのデータまたはプログラムを、USBインターフェース85を介して、接続されているCPU71またはEDO DRAM83に供給する。また、ドライブ101は、装着されている磁気ディスク121、光ディスク122、光磁気ディスク123、または半導体メモリ124にデータまたはプログラムを記録させる。 【0131】Flash ROM82,EDO DRAM83、メモリースティックインターフェース84、およびUSBインターフェース85は、アドレスバスおよびデータバスを介して、CPU71に接続されている。 【0132】表示部51は、LCDバスを介して、CPU71からデータを受信し、受信したデータに対応する画像または文字などを表示する。タッチパッド制御部87は、表示部51の上側に設けられたタッチパッドが操作されたとき、操作に対応したデータ(例えば、タッチされた座標を示す)を表示部51から受信し、受信したデータに対応する信号をシリアルバスを介してCPU71に供給する。 【0133】EL(Electroluminescence)ドライバ88は、表示部51の液晶表示部の裏側に設けられている電界発光素子を動作させ、表示部51の表示の明るさを制御する。 【0134】赤外線通信部89は、UART(Universal asynchronous receiver-transmitter)を介して、CPU71から受信したデータを赤外線を媒体として、図示せぬ他の機器に送信するとともに、他の機器から送信された赤外線を媒体とするデータを受信して、CPU71に供給する。また、PDA1は、UARTを介して、他の機器と通信することができる。 【0135】音声再生部91は、スピーカ、および音声のデータの復号回路などから構成され、予め記憶している音声のデータ、またはインターネット4を介して受信した音声のデータなどを復号して、再生し、音声を出力する。例えば、音声再生部91は、バッファ90を介して、CPU71から供給された音声のデータを再生して、データに対応する音声を出力する。 【0136】キー52は、入力キーなどで構成され、CPU71に各種の指令を入力するとき、使用者により操作される。 【0137】ジョグダイヤル53は、回転操作または本体側への押圧操作に対応するデータをCPU71に供給する。 【0138】電源回路92は、装着されているバッテリ102または接続されているAC(Alternating current)アダプタ103から供給される電源の電圧を変換して、電源をCPU71乃至音声再生部91のそれぞれに供給する。 【0139】次に、PDA1−1が送信した電子メールがPDA1−2に受信されるまでの手順を図8を参照して説明する。PDA1−1は、クレードル11−1、パーソナルコンピュータ12−1、およびインターネット4を介して、DNSサーバ14−1にメールサーバ13−1のホスト名を送信する。DNSサーバ14−1は、インターネット4を介して、受信したホスト名に対応させてAレコードに格納されているメールサーバ13−1のIPアドレスをPDA1−1に送信する。 【0140】PDA1−1は、DNSサーバ14−1から受信したメールサーバ13−1のIPアドレスを基に、クレードル11−1、パーソナルコンピュータ12−1、およびインターネット4を介して、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)の手順に基づき、電子メールをメールサーバ13−1に送信する。 【0141】メールサーバ13−1は、受信した電子メールのあて先を確認して、電子メールのあて先のドメイン名が自分のドメインに対応しない場合、インターネット4を介して、DNSサーバ14−2にドメイン名を送信する。DNSサーバ14−2は、インターネット4を介して、受信したドメイン名に対応させてMXレコードに格納されているメールサーバ13−2のホスト名をメールサーバ13−1に送信する。 【0142】メールサーバ13−1は、インターネット4を介して、DNSサーバ14−2から受信した電子メールのあて先に対応するメールサーバ13−2のホスト名をDNSサーバ14−2に送信する。DNSサーバ14−2は、インターネット4を介して、受信したホスト名に対応させてAレコードに格納されている、メールサーバ13−2のIPアドレスをメールサーバ13−1に送信する。 【0143】メールサーバ13−1は、インターネット4を介して、受信したIPアドレスを基に、SMTPの手順に基づき、電子メールをメールサーバ13−2に転送する。メールサーバ13−2は、受信した電子メールのあて先を確認して、あて先のドメイン名が自分のドメインに対応する場合、電子メールをスプールと称するメールボックスに格納する。 【0144】PDA1−2は、クレードル11−2、パーソナルコンピュータ12−2、およびインターネット4インターネット4を介して、DNSサーバ14−2にメールサーバ13−2のホスト名を送信する。DNSサーバ14−2は、インターネット4を介して、受信したホスト名に対応する、メールサーバ13−2のIPアドレスをPDA1−2に送信する。 【0145】PDA1−2は、受信したメールサーバ13−2のIPアドレスを基に、クレードル11−2、パーソナルコンピュータ12−2、およびインターネット4を介して、POP3(Post Office Protocol Version3)の手順に基づき、メールサーバ13−2に電子メールを要求する。PDA1−2は、クレードル11−2、パーソナルコンピュータ12−2、およびインターネット4を介して、POP3の手順に基づき、メールサーバ13−2から電子メールを受信する。 【0146】図9は、PDA1の電子メールの送信の処理、および電子メールの受信の処理の概要を説明する図である。PDA1の制御部61は、スクリプトプログラム202にMD(Message Digest)5などのハッシュ関数を適用して、ハッシュ値205を生成する。制御部61は、スクリプトプログラム202に生成したハッシュ値205を挿入して、テキストである本文201、ハッシュ値205が挿入されたスクリプトプログラム202、およびデータ203から成る電子メール204を生成する。PDA1の通信部63は、電子メール204をインターネット4を介して、PDA1−2に送信する。 【0147】図10は、オセロを実行する電子メール204の例を示す図である。図10に示す例において、電子メール204は、本文201およびスクリプト202により構成されている。図10に示す電子メール204に含まれるスクリプト202は、MIME(Multi Purpose Internet Mail Extension)方式により記述されたapplication/x-emmaである。 【0148】図10に示す電子メール204において、”TO:"Someone"<someone@sony.co.jp>”乃至”Othelloの2手目です。”が本文201に対応し、”------=_NextPart_000_0011_01BFA9E7.2EE28580”乃至”----Next_Part(Wed_Apr_19_11:42:48_2000_705)----”がスクリプト202に対応する。 【0149】図10に示す電子メール204において、”<SCRIPT LANGUAGE=emmascript>”に続く"//"は、コメントを表し、"MD5="以降に<SCRIPT></SCRIPT>タグ間のスクリプト202にハッシュ関数を適用したハッシュ値205が格納される。 【0150】PDA1−2のスクリプトキャッシュプログラム206は、受信した電子メール204からスクリプトプログラム202を読み出す。スクリプトキャッシュプログラム206は、スクリプトプログラム202をファイル名208に置き換えて、電子メール207を生成する。 【0151】図11は、スクリプトプログラム202がファイル名208に置き換えられた電子メール207の例を示す図である。電子メール207において、ファイル名は、"//FILE="に続いて、ダブルクオートにより区切られて格納される。例えば、図11の電子メール207において、"//FILE="に続くダブルクオートに区切られた、othello.emmaであるファイル名208が格納されている。 【0152】図12は、電子メール207に格納されているファイル名208とスクリプトプログラム202との関係を示す図である。PDA1は、電子メール207に格納されているファイル名208を参照することにより、読み出されて、ファイル名208に置き換えられたスクリプトプログラム202を特定することができる。 【0153】スクリプトキャッシュプログラム206は、同一のスクリプトプログラム202が格納されている電子メール204−1および電子メール204−2を受信したとき、図13に示すように、本文201−1、およびデータ203−1と共に電子メール204−1に格納されているスクリプトプログラム202をファイル名208−1に置き換えて、電子メール207−1を生成し、本文201−2、およびデータ203−2と共に電子メール204−2に格納されているスクリプトプログラム202をファイル名208−2に置き換えて、電子メール207−2を生成する。ファイル名208−2は、ファイル名208−1と同一のデータを格納している。 【0154】スクリプトキャッシュプログラム206は、ファイル名208−2およびファイル名208−1に格納されているデータに対応する、1つのスクリプトプログラム202をストレージ65に格納する。 【0155】図14は、ストレージ65の構成例を示す図である。電子メール204から読み出されたスクリプトプログラム202は、ファイル211−1乃至211−Nのいずれかに格納される。 【0156】例えば、電子メール207−1のファイル名208−1に格納されているデータは、ファイル211−3を示す。電子メール207−2のファイル名208−2に格納されているデータは、ファイル211−1を示す。電子メール207−3のファイル名208−3に格納されているデータは、ファイル211−Nを示す。電子メール207−4のファイル名208−4に格納されているデータは、ファイル211−2を示す。電子メール207−5のファイル名208−5に格納されているデータは、ファイル211−3を示す。電子メール207−6のファイル名208−6に格納されているデータは、ファイル211−1を示す。 【0157】スクリプト管理テーブル212は、電子メール204のスクリプトプログラム202に挿入されているハッシュ値205に対応させて、ファイル211−1乃至211−Nのいずれかのファイル名および参照カウントを格納している。 【0158】参照カウントは、対応するファイル名のファイル211に格納されているスクリプトプログラム202が利用される電子メール207の数を示す。例えば、参照カウントが1のとき、対応するファイル名のファイル211に格納されているスクリプトプログラム202は、1つの電子メール207から利用される。参照カウントが2のとき、対応するファイル名のファイル211に格納されているスクリプトプログラム202は、2つの電子メール207から利用される。 【0159】例えば、クリプト管理テーブル212は、ハッシュ値aaaに対応して、ファイル211−1に対応するファイル名、および2である参照カウントを格納し、ハッシュ値bbbに対応して、ファイル211−2に対応するファイル名、および1である参照カウントを格納し、ハッシュ値cccに対応して、ファイル211−3に対応するファイル名、および2である参照カウントを格納し、ハッシュ値αααに対応して、ファイル211−Nに対応するファイル名、および1である参照カウントを格納している。 【0160】図15は、電子メールを送信するPDA1が実行するプログラムを説明する図である。オペレーティングシステム(以下、OSと称する)301は、PDA1の基本的な動作を制御するプログラムである。 【0161】ドライバ302−1は、表示部51の表示を制御するプログラムである。ドライバ302−2は、タッチパッド制御部87の動作を制御するプログラムである。ドライバ302−3は、音声再生部91の音声の再生を制御するプログラムである。ドライバ302−4は、ジョグダイヤル53の入力に対応した処理を実行するプログラムである。 【0162】ライブラリ303は、メール送受信プログラム304などのアプリケーションプログラムが利用する複数の処理ルーチンが格納されている。 【0163】メール送受信プログラム304は、クレードル11−1若しくは11−2、パーソナルコンピュータ12−1若しくは12−2、およびインターネット4を介して、電子メール204を送信し、または受信するプログラムである。 【0164】なお、図15に示すプログラムの構成は、従来の電子メールを送受信する機器のプロクラムの構成と同様である。 【0165】図16は、電子メール204を送信するか、または電子メール204を受信するPDA1が実行するプログラムを説明する図である。メール送受信プログラム304は、メールサーバ13−2から電子メール204を受信するとき、例えば、図17に例を示す画像を表示部11に表示させる。スクリプトキャッシュシステム206は、メール送受信プログラム304が電子メール207を表示するとき、電子メール207に対応するスクリプトプログラム202をインタプリタ306に供給する。 【0166】ライブラリ305は、インタプリタ106がスクリプトプログラム202を実行するとき利用されるルーチンを格納する。 【0167】インタプリタ306は、メール送受信プログラム304にプラグインされたプログラムであり、スクリプトキャッシュシステム206から供給されたスクリプトプログラム202を実行する。例えば、インタプリタ306は、スクリプトプログラム202の実行に対応して、ドライバ302−1に、所定の画像を表示部51に表示させ、ドライバ302−3に、所定の音声を音声再生部91に再生させる。 【0168】インタプリタ306は、表示部51または音声再生部91などに対応するドライバ302−1乃至102−4に、表示または音声の再生などを実行させるので、PDA1の機種の違いなどにより、表示部11または音声再生部91が異なるものであったとしても、インタプリタ306による表示または音声の再生は、確実に、かつ正確に実行される。 【0169】また、インタプリタ306は、表示部51または音声再生部91などのデバイスに対応するドライバ302−1乃至102−4に、表示または音声の再生などの処理を実行させるので、スクリプトプログラム202の実行内容に対応して動作させる多種のデバイスがPDA1に組み込まれていても、インタプリタ306によるデバイスの制御は、確実に、かつ正確に実行される。 【0170】なお、メール送受信プログラム304は、表示しようとした電子メール207にスクリプトプログラム202を指定するファイル名208が含まれているとき、インタプリタ306を起動するとともに、ライブラリ305をロードするようにしてもよい。 【0171】また、スクリプトキャッシュシステム206は、メール送受信プログラム304が表示させようとした電子メール207にスクリプトプログラム202を指定するファイル名208が含まれているとき、インタプリタ306を起動するとともに、ライブラリ305をロードするようにしてもよい。 【0172】図18は、インタプリタ306のより詳細な構造を説明する図である。インタプリタ306は、構文解析モジュール321、実行モジュール322、および出力モジュール323から構成される。 【0173】構文解析モジュール321は、例えば、図19に示すように、メール送受信プログラム304が電子メール207を表示しようとするとき、スクリプトキャッシュシステム206からスクリプトプログラム202を受け取り、スクリプトプログラム202を実行モジュール322に供給する。 【0174】図20は、電子メール207がファイル名208を格納している場合のインタプリタ306の処理の流れを説明する図である。構文解析モジュール321は、スクリプトキャッシュシステム206からスクリプトプログラム202を受信したとき、受信したスクリプトプログラム202を実行モジュール322に供給する。 【0175】スクリプトプログラム202の供給を受けた実行モジュール322は、スクリプトプログラム202を実行する。出力モジュール323は、ススクリプトプログラム202の実行の結果に対応して、画像を表示するか、音声を出力するか、または出力データ171を、例えば、EDO DRAM83に記憶させる。 【0176】一方、電子メール207にファイル名208が格納されていないとき、図21に示すように、構文解析モジュール321は、スクリプトキャッシュシステム206からスクリプトプログラム202が供給されないので、スクリプトプログラムが実行されることなく、通常の電子メールの処理が実行される。このとき、メール送受信プログラム304は、電子メール207の本文201に対応するテキストデータ361をドライバ302−1に供給する。ドライバ302−1は、テキストデータ361を基に、電子メール207の本文201に対応するテキストを表示部51に表示させる。 【0177】図22は、スクリプトプログラム202の実行を模式的に示す図である。スクリプトプログラム202の実行は、入力部および実行部に分類される。 【0178】入力部においては、構文解析モジュール321により、スクリプトキャッシュシステム206からスクリプトプログラム202が取得される。 【0179】実行部は、更に、データ入力部、処理実行部、および出力部から構成されている。データ入力部において、実行モジュール322は、例えば、ドライバ302−1に、入力用の画像を表示部51に表示させ、ドライバ302−2に、タッチパッド制御部87からの入力を制御させる。 【0180】データ入力部における、入力は、実行モジュール322が、例えば、タブレット、キー52、ジョグダイヤル53、センサ、メモリースティックインターフェース84、外付けキーボード、モデム、USBインターフェース85、赤外線通信部89、またはドライブ101などに対応するドライバを制御することにより実行される。 【0181】処理実行部において、実行モジュール322は、スクリプトプログラム202の処理ロジックを実行する。 【0182】出力部において、出力モジュール323は、処理実行部における処理に対応して、例えば、ドライバ302−1に、処理の結果の画像を表示部51に表示させ、ドライバ302−3に、処理の結果の音声を音声再生部91に出力させる。 【0183】出力部における、出力は、出力モジュール323が、例えば、表示部51、モデム、音声再生部91、メモリースティックインターフェース84、USBインターフェース85、赤外線通信部89、またはドライブ101などに対応するドライバを制御することにより実行される。 【0184】図12に示すスクリプトプログラム202がインタプリタ306に読み込まれたとき、実行モジュール322は、onload()メソッドを起動して、図23に例を示すように、show()メソッドによりオセロ盤とそのときのコマを表示部51に表示させる。 【0185】図24に例を示すように、使用者が新しい手を入力すると、実行モジュール322は、ontap()メソッドにより、新しい手が入力されたオセロ盤上の座標を取得する。実行モジュール322は、check()メソッドにより、新しい手に対応する座標がオセロのルールに規定される要件を満たしているか否かを判定し、オセロのルールに規定される要件を満たしていないと判定された場合、confirm()メソッドにより、エラーである旨を通知し(表示部51にエラーメッセージを表示する)、ontap()メソッドの実行を繰り返す。 【0186】新しい手がオセロのルールに規定される要件を満たしていると判定された場合、実行モジュール322は、図25に例を示すように、update()メソッドにより、コマの面を更新する。出力モジュール323は、図26に例を示すように、sendmail()メソッドにより、電子メールを相手に送信する処理を実行して、exit()メソッドにより処理は終了する。 【0187】次に、メール送受信プログラム304を実行するPDA1による電子メール204の生成と送信の処理について、図27のフローチャートを参照して説明する。 【0188】ステップS11において、メール送受信プログラム304は、送信する本文201を取得して、電子メール204を生成する。ステップS12において、メール送受信プログラム304は、電子メール204にスクリプトプログラム202を添付する。ステップS13において、メール送受信プログラム304は、電子メール204にデータ203を添付する。 【0189】ステップS14において、メール送受信プログラム304は、キー52の操作に対応した信号などを基に、電子メール204の送信の操作がされたか否かを判定し、電子メール204の送信の操作がされていないと判定された場合、ステップS14に戻り、電子メール204の送信の操作がされるまで、判定の処理を繰り返す。 【0190】ステップS14において、電子メール204の送信の操作がされたと判定された場合、ステップS15に進み、メール送受信プログラム304は、スクリプトプログラム202にMD5などのハッシュ関数を適用して、ハッシュ値205を算出する。ステップS16において、メール送受信プログラム304は、スクリプトプログラム202のハッシュ値205を、スクリプトプログラム202の先頭に挿入する。 【0191】ステップS17において、メール送受信プログラム304は、生成した電子メール204を送信して、処理は終了する。 【0192】このように、メール送受信プログラム304は、本文201、ハッシュ値205が挿入されたスクリプトプログラム202、データ203から成る電子メール204を生成して、送信することができる。 【0193】次に、図28のフローチャートを参照して、図27のステップS17に対応する処理である、メール送受信プログラム304を実行するPDA1による電子メール送信の処理を説明する。ステップS31において、メール送受信プログラム304は、USBインターフェース85に、クレードル11、パーソナルコンピュータ12、およびインターネット4を介して、メールサーバ13−1に対応するホスト名をDNSサーバ14−1に送信させ、DNSサーバ14−1からメールサーバ13−1に対応するIPアドレスを取得する。 【0194】ステップS32乃至ステップS38の処理は、例えば、SMTPの手順に基づいて実行される。 【0195】ステップS32において、メール送受信プログラム304は、USBインターフェース85に、クレードル11、パーソナルコンピュータ12、およびインターネット4を介して、IPアドレスを指定させてメールサーバ13−1と接続させる。ステップS33において、メール送受信プログラム304は、USBインターフェース85に、クレードル11、パーソナルコンピュータ12、およびインターネット4を介して、メールサーバ13−1を呼び出させる(メールサーバ13−1が実行するメールサーバプログラム(例えば、sendmail(商標)など)を呼び出す)。 【0196】ステップS34において、メール送受信プログラム304は、USBインターフェース85に、電子メール204の送信の準備をメールサーバ13−1にさせる(メールサーバ13−1が実行するメールサーバプログラムに、電子メール204を送信する手続きを実行する旨を通知する)。ステップS35において、メール送受信プログラム304は、USBインターフェース85に、送信する電子メール204のあて先(メールアドレス)をメールサーバ13−1に通知する。 【0197】ステップS36において、メール送受信プログラム304は、USBインターフェース85に、電子メール204をメールサーバ13−1に送信させる。ステップS37において、メール送受信プログラム304は、USBインターフェース85に、メールサーバ13−1との処理の終了確認をさせる。 【0198】ステップS38において、メール送受信プログラム304は、USBインターフェース85に、メールサーバ13−1との接続を切断させ、処理は終了する。 【0199】このように、PDA1は、メールサーバ13−1に電子メール204を送信することができる。 【0200】なお、メールサーバ13−1がメールサーバ13−2に電子メール204を転送する処理は、電子メール204のあて先に対応するホスト名の取得の処理を除いて、メール送信の処理と同様なので、その説明は省略する。 【0201】次に、図29のフローチャートを参照して、メール送受信プログラム304を実行するPDA1による電子メール204の受信の処理を説明する。ステップS51において、メール送受信プログラム304は、USBインターフェース85に、クレードル11、パーソナルコンピュータ12、およびインターネット4を介して、メールサーバ13−2に対応するホスト名をDNSサーバ14−2に送信させ、DNSサーバ14−2からメールサーバ13−2に対応するIPアドレスを取得する。 【0202】ステップS52乃至ステップS40の処理は、例えば、POP3の手順に基づいて実行される。 【0203】ステップS52において、メール送受信プログラム304は、USBインターフェース85に、クレードル11、パーソナルコンピュータ12、およびインターネット4を介して、IPアドレスを指定させてメールサーバ13−2と接続させる。ステップS53において、メール送受信プログラム304は、USBインターフェース85に、クレードル11、パーソナルコンピュータ12、およびインターネット4を介して、メールサーバ13−2を呼び出させる。 【0204】ステップS54において、メール送受信プログラム304は、USBインターフェース85に、PDA1の使用者のユーザIDおよびパスワードを、クレードル11、パーソナルコンピュータ12、およびインターネット4を介して、メールサーバ13−2に送信させ、メールサーバ13−2に使用者の認証の処理を実行させる。 【0205】ステップS55において、メール送受信プログラム304は、USBインターフェース85に、メールボックス(PDA1の使用者宛ての電子メール204が格納されている)の内容確認をメールサーバ13−2にさせる。 【0206】ステップS56において、メール送受信プログラム304は、USBインターフェース85に、PDA1の使用者宛の電子メール204の着信数をメールサーバ13−2に送信させ、電子メール204の着信数を受信する。 【0207】ステップS57において、メール送受信プログラム304は、USBインターフェース85に、メールサーバ13−2にPDA1の使用者宛の電子メール204を送信させ、送信された電子メール204を受信させる。ステップS58において、メール送受信プログラム304は、USBインターフェース85に、PDA1の使用者宛の電子メール204の削除をメールサーバ13−2に依頼させる。メールサーバ13−2は、PDA1の使用者宛の電子メール204を削除する。 【0208】ステップS59において、メール送受信プログラム304は、USBインターフェース85に、メールサーバ13−2との処理の終了確認をさせる。 【0209】ステップS60において、メール送受信プログラム304は、USBインターフェース85に、メールサーバ13−2との接続を切断させる。 【0210】ステップS61において、メール送受信プログラム304は、受信した電子メール204の保存の処理をスクリプトキャッシュシステム206に実行させ、処理は終了する。 【0211】このように、PDA1は、メールサーバ13−2から、PDA1の使用者宛の電子メール204を受信して、保存することができる。 【0212】次に、図29のステップS61の処理に対応する、スクリプトキャッシュシステム206が実行する電子メール204の保存の処理を、図30のフローチャートを参照して説明する。 【0213】ステップS71において、スクリプトキャッシュシステム206は、受信した電子メール204のスクリプトプログラム202に挿入されているハッシュ値205を抽出する。ステップS72において、スクリプトキャッシュシステム206は、抽出したハッシュ値205で、スクリプト管理テーブル212を検索する。スクリプトキャッシュシステム206は、ハッシュ値205を利用するので、スクリプト管理テーブル212を高速に検索することができる。 【0214】ステップS73において、スクリプトキャッシュシステム206は、抽出したハッシュ値205がスクリプト管理テーブル212に既に記憶されているか否かを判定し、抽出したハッシュ値205がスクリプト管理テーブル212に記憶されていないと判定された場合、ステップS74に進み、電子メール204に添付されているスクリプトプログラム202を抽出して、抽出したスクリプトプログラム202をファイル211に保存する。 【0215】ステップS75において、スクリプトキャッシュシステム206は、スクリプト管理テーブル212のレコードを生成し、生成したレコードに抽出したハッシュ値205およびファイル211のファイル名を格納する。スクリプトキャッシュシステム206は、生成したレコードの参照カウントを0に設定し、ステップS76に進む。 【0216】ステップS73において、抽出したハッシュ値205がスクリプト管理テーブル212に既に記憶されていると判定された場合、スクリプト管理テーブル212にレコードを生成する処理は必要ないので、ステップS74およびステップS75はスキップされ、手続きは、ステップS76に進む。 【0217】ステップS76において、スクリプトキャッシュシステム206は、電子メール204に添付されているスクリプトプログラム202をファイル名208に置き換えて、電子メール207を生成する。ステップS77において、スクリプトキャッシュシステム206は、生成した電子メール207をストレージ65に保存する。 【0218】ステップS78において、スクリプトキャッシュシステム206は、スクリプト管理テーブル212の対応するレコードの参照カウントを1増やし(インクリメントし)、処理は終了する。 【0219】このように、スクリプトキャッシュシステム206は、受信した電子メール204のスクリプトプログラム202をファイル名208に置き換えて、電子メール207を生成し、生成した電子メール207をスクリプトプログラム202と共に保存することができる。電子メール204のスクリプトプログラム202と同一のスクリプトプログラム202が既に記憶されているとき、スクリプトキャッシュシステム206は、新たにスクリプトプログラム202を記憶させない。従って、同一のスクリプトプログラム202を含む複数の電子メール204を受信しても、PDA1は、より少ない記憶領域で受信した電子メール204に対応する電子メール207を記憶することができる。 【0220】次に、メール送受信プログラム304が受信した電子メールを表示するとき実行される、メール送受信プログラム304およびインタプリタ306を実行するPDA1のスクリプトプログラム202の実行の処理を、図31のフローチャートを参照して説明する。ステップS91において、メール送受信プログラム304は、電子メール207を読み込む。 【0221】ステップS92において、メール送受信プログラム304は、読み込んだ電子メール207にファイル名208が含まれているか否かを判定し、ファイル名208が含まれていると判定された場合、ステップS93に進み、電子メール207に挿入されているファイル名208を抽出する。 【0222】ステップS94において、メール送受信プログラム304は、読み出したファイル名に対応する、スクリプトプログラム202が格納されているファイル211を読み込む。 【0223】ステップS95において、メール送受信プログラム304は、インタプリタ306を起動する。メール送受信プログラム304は、読み込んだスクリプトプログラム202をインタプリタ306に供給する。 【0224】なお、インタプリタ306は、メール送受信プログラム304と共に、予め起動させておくようにしてもよい。 【0225】ステップS96において、インタプリタ306の実行モジュール322は、供給されたスクリプトプログラム202を実行する。 【0226】ステップS97において、インタプリタ306の出力モジュール323は、スクリプトプログラム202の実行の結果に対応して、表示または音声の出力の処理を実行する。ステップS98において、メール送受信プログラム304は、インタプリタ306を終了させ、処理は終了する。 【0227】ステップS92において、ファイル名208が含まれていないと判定された場合、スクリプトプログラム202に対応する処理は必要ないので、ステップS93乃至ステップS98の処理はスキップされ、処理は終了する。 【0228】このように、PDA1は、電子メール207にファイル名208が含まれているとき、インタプリタ306を起動して、ファイル名208に対応するスクリプトプログラム202を実行させる。 【0229】なお、ステップS92の処理は、予め起動しているインタプリタ306の構文解析モジュール321により実行されるようにしてもよい。 【0230】次に、スクリプトの実行のより具体的な例であるオセロの処理を、図32のフローチャートを参照して説明する。ステップS111において、メール送受信プログラム304は、保存している電子メール207を読み込む。 【0231】ステップS112において、メール送受信プログラム304は、インタプリタ306を起動する。インタプリタ306は、読み込んだ電子メール207に対応するスクリプトプログラム202を実行する。ステップS113において、インタプリタ306の出力モジュール323は、表示部51にオセロ盤とコマを表示させる。 【0232】ステップS114において、実行モジュール322は、新たな手が入力されたか否かを判定し、新たな手が入力されていないと判定された場合、新たな手が入力されるまで、ステップS114に戻り判定の処理を繰り返す。 【0233】ステップS114において、新たな手が入力されたと判定された場合、ステップS115に進み、実行モジュール322は、新たな手の座標(オセロ盤上の位置を示す)を読み取る。ステップS116において、実行モジュール322は、新たな手がオセロのルールに規定される要件を満たしているか否かを判定し、新たな手がオセロのルールに規定される要件を満たしていると判定された場合、ステップS117に進み、新たな手に対応するオセロ盤の位置にコマをおく。 【0234】ステップS118において、実行モジュール322は、所定のコマを裏返すなど、コマの面を更新する。ステップS119において、出力モジュール323は、表示部51にオセロ盤とコマを表示させる。 【0235】ステップS120において、出力モジュール323は、USBインターフェース85に、新たな手を示す電子メール204を相手に送信させる。ステップS121において、メール送受信プログラム304は、インタプリタ306を終了させ、処理は終了する。 【0236】ステップS116において、新たな手がオセロのルールに規定される要件を満たしていないと判定された場合、ステップS122に進み、出力モジュール323は、表示部51にエラーの表示をさせて、使用者にエラーを通知し、手続きは、ステップS114に戻り、新たな手の入力から処理を繰り返す。 【0237】このように、PDA1は、電子メール207に対応するスクリプトプログラム202に基づき、オセロの処理を実行する。 【0238】次に、図33のフローチャートを参照して、スクリプトキャッシュシステム206が実行する、電子メール207の削除に対応するスクリプト管理テーブル212の更新の処理を説明する。 【0239】ステップS151において、スクリプトキャッシュシステム206は、削除される電子メール207に挿入されているファイル名208を抽出する。 【0240】ステップS152において、スクリプトキャッシュシステム206は、抽出したファイル名208でスクリプト管理テーブル212を検索する。ステップS153において、スクリプトキャッシュシステム206は、スクリプト管理テーブル212の対応するレコードの参照カウントを1減らす。 【0241】ステップS154において、スクリプトキャッシュシステム206は、スクリプト管理テーブル212の対応するレコードの参照カウントが0か否かを判定し、参照カウントが0であると判定された場合、ステップS155に進み、ファイル名208に対応するファイル211を削除する。 【0242】ステップS156において、スクリプトキャッシュシステム206は、スクリプト管理テーブル212からファイル名208に対応するレコードを削除して、処理は終了する。 【0243】ステップS154において、参照カウントが0でないと判定された場合、ファイル名208に対応する、ファイル211およびスクリプト管理テーブル212のレコードを削除する必要は無いので、ステップS155およびステップS156の処理はスキップされ、処理は終了する。 【0244】このように、電子メール207が削除されるとき、スクリプトキャッシュシステム206は、スクリプト管理テーブル212のレコードを更新すると共に、不要になったスクリプトプログラム202が格納されていファイル211を削除することができる。 【0245】このようにすることで、PDA1は、ストレージ65のメモリ空間をより有効に利用することができる。 【0246】以上のように、PDA1は、使用者が電子メール207を読もうとするとき、電子メール204の送り手が所望するアクションを実行する。PDA1は、使用者が電子メール207を読まないとき、電子メール207に対応するスクリプトプログラム202を実行しないので、スクリプトプログラム202の処理の負荷を最小とすることができる。 【0247】PDA1は、インタプリタ306を実行するだけで、スクリプトプログラム202の記述に対応する種々の処理を実行することができるので、電子メールにデータを添付して送信する場合に比較して、添付されたデータの種類に対応する、多数のアプリケーションプログラムを格納しておく必要がない。 【0248】また、インタプリタ306がスクリプトプログラム202を実行するので、インタープリタ306をセキュアに実装すれば、電子メールに添付された実行プログラムをそのまま実行する場合に比較して、より安全に処理を実行させることができる。 【0249】次に、本発明に係るメール送受信システムの第2の実施の形態について説明する。 【0250】図34は、本発明に係るメール送受信システムの第2の実施の形態を示す図である。公衆電話回線網502には、通信サービスの提供エリアを所望の広さに分割したセルにそれぞれ配置されている、固定無線局である基地局501−1乃至501−4を介して、PDA1−1若しくは1−2、またはカメラ付きデジタル携帯電話機601−1および601−2が接続されている。 【0251】基地局501−1乃至501−4は、移動無線局であるPDA1−1および1−2、並びにカメラ付きデジタル携帯電話機601−1および601−2を、例えば、W-CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)と呼ばれる符号分割多元接続により無線接続し、移動無線局であるPDA1−1および1−2、並びにカメラ付きデジタル携帯電話機601−1および601−2と、2GHzの周波数帯域を利用して最大2Mbpsのデータ転送速度で大容量データを高速にデータ通信できる。 【0252】PDA1−1および1−2、並びにカメラ付きデジタル携帯電話機601−1および601−2は、基地局501−1乃至501−4とW-CDMA方式により大容量データを高速にデータ通信できるので、音声通話に限らず、電子メールの送受信、簡易ホームページの閲覧、画像の送受信等の多種に及ぶデータ通信を実行し得る。 【0253】また、基地局501−1乃至501−4は、有線回線を介して、公衆電話回線網502に接続されている。公衆電話回線網502には、インターネット4、図示せぬ加入者有線端末装置、コンピュータネットワーク、および企業内ネットワーク等が接続されている。 【0254】インターネット接続サービスプロバイダのアクセスサーバ503は、公衆電話回線網502に接続されており、更に、インターネット接続サービスプロバイダが保有するコンテンツサーバ504に接続されている。 【0255】コンテンツサーバ504は、加入者有線端末装置、PDA1−1若しくは1−2、またはカメラ付きデジタル携帯電話機601−1若しくは601−2からの要求に対応して、例えば、簡易ホームページ等のコンテンツを、コンパクトHTML(Hypertext Markup Language)方式のファイルとして提供する。 【0256】インターネット4には、多数のWWW(World Wide Web)サーバ505−1乃至505−Nが接続されている。WWWサーバ505−1乃至505−Nは、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)のプロトコルに従って、加入者有線端末装置、PDA1−1および1−2、並びにカメラ付きデジタル携帯電話機601−1および601−2からアクセスされる。 【0257】因みに、PDA1−1および1−2、並びにカメラ付きデジタル携帯電話機601−1および601−2は、基地局501−1乃至501−4までを2Mbpsの簡易トランスポートプロトコルで通信し、基地局501−1乃至501−4から、インターネット4、およびWWWサーバ505−1乃至505−NまでをTCP/IPで通信する。 【0258】なお、管理制御装置506は、公衆電話回線網502を介して、加入者有線端末装置、PDA1−1および1−2、並びにカメラ付きデジタル携帯電話機601−1および601−2に接続され、加入者有線端末装置、PDA1−1および1−2、並びにカメラ付きデジタル携帯電話機601−1および601−2に対する認証処理または課金処理などを実行する。 【0259】カメラ付きデジタル携帯電話機601−1および601−2は、公衆電話回線網502およびインターネット4を介して、上述した、PDA1と同様の処理で電子メール204を送信するか、または受信する。カメラ付きデジタル携帯電話機601−1および601−2は、受信した電子メール204にスクリプトプログラム202が含まれているとき、スクリプトプログラム202を保存すると共に、スクリプトプログラム202をファイル名208に置き換える。カメラ付きデジタル携帯電話機601−1および601−2は、電子メール207を読もうとするとき、インタプリタ306を起動して、スクリプトプログラム202を実行する。 【0260】以下、カメラ付きデジタル携帯電話機601−1および601−2を個々に区別する必要がないとき、単に、カメラ付きデジタル携帯電話機601と称する。 【0261】次に本発明を適用したカメラ付デジタル携帯電話機601の外観構成について説明する。図35に示すようにカメラ付デジタル携帯電話機601は、表示部602および本体603で構成され、中央のヒンジ部604により折り畳み可能に形成されている。 【0262】表示部602は、上端左部に引出しまたは収納可能な送受信用のアンテナ605を有する。カメラ付デジタル携帯電話機601は、アンテナ605を介して、固定無線局である基地局501−1乃至501−4のいずれかとの間で電波を送受信する。 【0263】また、表示部602は、上端中央部にほぼ180度の角度範囲で回動自在なカメラ部606を有する。カメラ付デジタル携帯電話機601は、カメラ部606のCCDカメラ607によって所望の撮像対象を撮像する。 【0264】カメラ部606が使用者によってほぼ180度回動されて位置決めされた場合、図36に示すように、表示部602は、カメラ部606の背面側中央に設けられたスピーカ608が正面側に位置する状態となる。これにより、カメラ付デジタル携帯電話機601は、通常の音声通話状態に切り換わる。 【0265】さらに、表示部602の正面に液晶ディスプレイ609が設けられている。液晶ディスプレイ609は、電波の受信状態、電池残量、電話帳として登録されている相手先名や電話番号および発信履歴等の他、電子メールの内容、簡易ホームページ、カメラ部606のCCDカメラ607で撮像した画像などを表示する。 【0266】一方、本体603には、その表面に「0」乃至「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終話及び電源キー、クリアキー及び電子メールキー等の操作キー310が設けられている。操作キー610の操作に対応した各種指示が、カメラ付デジタル携帯電話機601に入力される。 【0267】また、本体603の操作キー610の下部にメモボタン611およびマイクロフォン612が設けられている。カメラ付デジタル携帯電話機601は、メモボタン611が操作されたとき、通話中の相手の音声を録音する。カメラ付デジタル携帯電話機601は、マイクロフォン612によって通話時の使用者の音声を集音する。 【0268】さらに、本体603の操作キー610の上部に回動自在なジョグダイヤル613が、本体603の表面から僅かに突出した状態で設けられている。カメラ付デジタル携帯電話機601は、ジョグダイヤル613に対する回動操作に応じて、液晶ディスプレイ609に表示されている電話帳リスト若しくは電子メールのスクロール動作、簡易ホームページのページ捲り動作、または画像の送り動作等の種々の動作を実行する。 【0269】例えば、本体603は、使用者によるジョグダイヤル613の回動操作に応じて液晶ディスプレイ609に表示された電話帳リストの複数の電話番号の中から所望の電話番号を選択し、ジョグダイヤル613が本体603の内部方向に押圧されたとき、選択されている電話番号を確定して、確定した電話番号に対して自動的に発呼処理を行う。 【0270】なお、本体603は、背面側に図示しないバッテリパックが装着されており、終話/電源キーがオン状態になると、バッテリパックから各回路部に対して電力が供給されて動作可能な状態に起動する。 【0271】ところで、本体603の左側面上部に抜差自在なメモリースティック31を装着するためのメモリースティックスロット614が設けられている。カメラ付デジタル携帯電話機601は、メモボタン611が押下されると、通話中の相手の音声を装着されているメモリースティック31に記録する。カメラ付デジタル携帯電話機601は、使用者の操作に応じて、電子メール、簡易ホームページ、CCDカメラ607で撮像した画像を、装着されているメモリースティック31に記録する。 【0272】メモリースティック31は、本願出願人であるソニー株式会社によって開発されたフラッシュメモリカードの一種である。このメモリースティック31は、縦21.5×横50×厚さ2.8[mm] の小型薄型形状のプラスチックケース内に電気的に書換えや消去が可能な不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically Erasable andProgrammable Read Only Memory )の一種であるフラッシュメモリ素子を格納したものであり、10ピン端子を介して画像や音声、音楽等の各種データの書き込み及び読み出しが可能となっている。 【0273】またメモリースティック31は、大容量化等による内蔵フラッシュメモリの仕様変更に対しても、使用する機器で互換性を確保することができる独自のシリアルプロトコルを採用し、最大書込速度1.5[MB/S] 、最大読出速度2.45[MB/S]の高速性能を実現していると共に、誤消去防止スイッチを設けて高い信頼性を確保している。 【0274】従って、カメラ付デジタル携帯電話機601は、このようなメモリースティック31を装着可能に構成されているために、メモリースティック31を介して、他の電子機器との間でデータの共有化を図ることができる。 【0275】図37に示すように、カメラ付デジタル携帯電話機601は、表示部602および本体603の各部を統括的に制御する主制御部651に対して、電源回路部652、操作入力制御部653、画像エンコーダ654、カメラインターフェース部655、LCD(Liquid Crystal Display)制御部656、画像デコーダ657、多重分離部658、記憶再生部663、変復調回路部659、および音声コーデック660がメインバス661を介して互いに接続されると共に、画像エンコーダ654、画像デコーダ657、多重分離部658、変復調回路部659、および音声コーデック660が同期バス662を介して互いに接続されて構成されている。 【0276】電源回路部652は、使用者の操作により終話/電源キーがオン状態にされると、バッテリパックから各部に対して電力を供給することによりカメラ付デジタル携帯電話機601を動作可能な状態に起動する。 【0277】カメラ付デジタル携帯電話機601は、CPU、ROMおよびRAM等でなる主制御部651の制御に基づいて、音声通話モードにおいて、マイクロフォン612で集音した音声信号を音声コーデック660によってデジタル音声データに変換する。カメラ付デジタル携帯電話機601は、デジタル音声データを変復調回路部659でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部664でデジタルアナログ変換処理および周波数変換処理を施した後にアンテナ605を介して送信する。 【0278】また、カメラ付デジタル携帯電話機601は、音声通話モードにおいて、アンテナ605で受信した受信信号を増幅して周波数変換処理およびアナログデジタル変換処理を施し、変復調回路部659でスペクトラム逆拡散処理し、音声コーデック660によってアナログ音声信号に変換する。カメラ付デジタル携帯電話機601は、アナログ音声信号に対応する音声をスピーカ608に出力させる。 【0279】さらに、カメラ付デジタル携帯電話機601は、データ通信モードにおいて、電子メールを送信する場合、操作キー610およびジョグダイヤル613の操作によって入力された電子メールのテキストデータを操作入力制御部653を介して主制御部651に送出する。 【0280】主制御部651は、テキストデータを変復調回路部659でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部664でデジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後にアンテナ605を介して基地局へ送信する。 【0281】これに対してカメラ付デジタル携帯電話機601は、データ通信モードにおいて、電子メールを受信する場合、アンテナ605を介して基地局501から受信した受信信号を変復調回路部659でスペクトラム逆拡散処理して、元のテキストデータを復元した後、LCD制御部656を介して液晶ディスプレイ609に電子メールとして表示する。 【0282】主制御部651は、データ通信モードにおいて、電子メールを送信または受信する場合、メール送受信プログラム604およびインタプリタ606を実行する。 【0283】LCD制御部656は、フレキシブルプリント配線板11と同様に、パネルID設定部を有するフレキシブルプリント配線板を介して、液晶ディスプレイ609に接続されている。 【0284】この後、カメラ付デジタル携帯電話機601は、使用者の操作に応じて受信した電子メールを記憶再生部663を介してメモリースティック31に記録することも可能である。 【0285】カメラ付デジタル携帯電話機601は、データ通信モードにおいて画像データを送信する場合、CCDカメラ607で撮像された画像データをカメラインターフェース部655を介して画像エンコーダ654に供給する。 【0286】因みにカメラ付デジタル携帯電話機601は、画像データを送信しない場合には、CCDカメラ607で撮像した画像データをカメラインターフェース部655およびLCD制御部656を介して液晶ディスプレイ609に直接表示することも可能である。 【0287】画像エンコーダ654は、CCDカメラ607から供給された画像データを、例えば、MPEG(Movig Picture Experts Group )2またはMPEG4等の所定の符号化方式によって圧縮符号化することにより符号化画像データに変換し、これを多重分離部658に送出する。 【0288】このとき同時にカメラ付デジタル携帯電話機601は、CCDカメラ607で撮像中にマイクロフォン612で集音した音声を音声コーデック660を介してデジタルの音声データとして多重分離部658に送出する。 【0289】多重分離部658は、画像エンコーダ654から供給された符号化画像データと音声コーデック660から供給された音声データとを所定の方式で多重化し、その結果得られる多重化データを変復調回路部659でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部664でデジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後にアンテナ605を介して送信する。 【0290】これに対してカメラ付デジタル携帯電話機601は、データ通信モードにおいて、例えば、簡易ホームページ等にリンクされた動画像ファイルのデータを受信する場合、アンテナ605を介して基地局から受信した受信信号を変復調回路部659でスペクトラム逆拡散処理し、その結果得られる多重化データを多重分離部658に送出する。 【0291】多重分離部658は、多重化データを符号化画像データと音声データとに分離し、同期バス662を介して、符号化画像データを画像デコーダ657に供給すると共に、音声データを音声コーデック660に供給する。 【0292】画像デコーダ657は、符号化画像データをMPEG2またはMPEG4等の所定の符号化方式に対応した復号方式でデコードすることにより再生動画像データを生成し、これをLCD制御部656を介して液晶ディスプレイ609に供給する。これにより、カメラ付デジタル携帯電話機601は、例えば、簡易ホームページにリンクされた動画像ファイルに含まれる動画データを表示する。 【0293】このとき同時に音声コーデック660は、音声データをアナログ音声信号に変換した後、これをスピーカ608に供給する。これにより、カメラ付デジタル携帯電話機601は、例えば、簡易ホームページにリンクされた動画像ファイルに含まる音声データを再生する。 【0294】この場合も電子メールの場合と同様に、カメラ付デジタル携帯電話機601は、受信した簡易ホームページ等にリンクされたデータを使用者の操作により記憶再生部663を介してメモリースティック31に記録することが可能である。 【0295】なお、本発明は、PDA1、カメラ付デジタル携帯電話機601に限らず、ノート型のパーソナルコンピュータ、PHS(Personal Handyphone System)の端末装置、またはカーナビゲーションシステムなど電子メールを送信し、または受信する装置全般に適用することができる。 【0296】上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納媒体からインストールされる。 【0297】コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム格納媒体は、図7に示すように、磁気ディスク121(フロッピディスクを含む)、光ディスク122(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク123(MD(Mini-Disc)を含む)、若しくは半導体メモリ124などよりなるパッケージメディア、または、プログラムが一時的若しくは永続的に格納されるFlash ROM82や、ハードディスクなどにより構成される。プログラム格納媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどのインタフェースを介して、公衆電話回線網502、ローカルエリアネットワーク、インターネット4、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。 【0298】なお、本明細書において、プログラム格納媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。 【0299】また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。 【0300】 【発明の効果】請求項1に記載の受信装置、請求項6に記載の受信方法、および請求項7に記載のプログラム格納媒体によれば、受信したメールに添付ファイルとして付加されたスクリプトの記憶が制御され、メールに含まれるスクリプトが、対応する第1のデータに置き換えられたメールの記憶が制御され、記憶されているメールの開封指示に連動して、第1のデータを基に、記憶されているスクリプトが実行され、記憶されているメールに含まれる、スクリプトに付随する第2のデータまたは各種入力イベントに応じた処理を実行し、その処理結果の出力が制御されるようにしたので、迅速に、かつ確実に、電子メールの読み手に、電子メールの送り手が所望するアクションを実行させることができるようになる。 【0301】請求項8に記載の送信装置、請求項11に記載の送信方法、および請求項12に記載のプログラム格納媒体によれば、スクリプトに対応する第1のデータが生成され、メールにスクリプトが、第1のデータと共に格納され、メールの送信が制御されるようにしたので、迅速に、かつ確実に、電子メールの読み手に、電子メールの送り手が所望するアクションを実行させることができるようになる。 【0302】請求項13に記載の通信システムによれば、スクリプトに対応する第1のデータが生成され、メールにスクリプトが、第1のデータと共に格納され、メールの送信が制御され、第1のデータを基に、受信したメールに格納されたスクリプトの記憶が制御され、メールに含まれるスクリプトが、対応する第2のデータに置き換えられたメールの記憶が制御され、記憶されているメールの開封指示に連動して、第2のデータを基に、記憶されているスクリプトが実行され、記憶されているメールに含まれる、スクリプトに付随する第3のデータまたは各種入力イベントに応じた処理が実行され、その処理結果の出力が制御されるようにしたので、迅速に、かつ確実に、電子メールの読み手に、電子メールの送り手が所望するアクションを実行させることができるようになる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002185 【氏名又は名称】ソニー株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年10月20日(2000.10.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082131 【弁理士】 【氏名又は名称】稲本 義雄
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| 【公開番号】 |
特開2002−132680(P2002−132680A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−321285(P2000−321285) |
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