| 【発明の名称】 |
イベント発生処理システム、イベント発生処理方法およびそれを記録した記録媒体 |
| 【発明者】 |
【氏名】吉田 雄介
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| 【要約】 |
【課題】アプリケーション側での発生イベントに一層の多様性を持たせるとともに、ユーザの趣味または嗜好を反映したイベントを発生させる。
【解決手段】ユーザシステム側に格納されているとともに、ユーザがネットワークを介して行った情報伝達に関する履歴情報の読み出しの可否をユーザに対して問い合わせる(ステップ1)。履歴情報の読み出しの承認が得られた場合、履歴情報を読み出し(ステップ3)、読み出された履歴情報を検索することによって、特定の文字列が抽出された場合、予め設定された文字列とイベントとの対応関係に基づいて、抽出された文字列に対応するイベントを特定する(ステップ6)。そして、特定されたイベントの発生処理を行う(ステップ7)。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】ネットワーク環境を有するイベント発生処理システムにおいて、ユーザがブラウザまたはメーラーを用いて行ったネットワーク上における情報伝達の履歴が履歴情報として格納された記憶装置と、前記記憶装置より読み出された履歴情報を検索することによって、特定の文字列が抽出された場合、予め設定された文字列とイベントとの対応関係に基づいて、抽出された文字列に対応するイベントを特定するイベント判定部と、前記イベント判定部により特定されたイベントの発生処理を行うイベント発生処理部とを有することを特徴とするイベント発生処理システム。 【請求項2】前記イベント判定部において特定されるイベントは、履歴情報から抽出された文字列によって想定されるユーザの趣味または嗜好を反映したイベントであることを特徴とする請求項1に記載されたイベント発生処理システム。 【請求項3】前記履歴情報は、ユーザがホームページにアクセスしたことによって更新されるアクセス履歴情報、またはユーザがメールを送受信したことによって更新されるメール履歴情報の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1または2に記載されたイベント発生処理システム。 【請求項4】イベント発生処理方法において、ユーザシステム側に格納されているとともに、ユーザがネットワークを介して行った情報伝達に関する履歴情報の読み出しを要求する第1のステップと、読み出された履歴情報を検索することによって、特定の文字列が抽出された場合、予め設定された文字列とイベントとの対応関係に基づいて、抽出された文字列に対応するイベントを特定する第2のステップと、特定されたイベントの発生処理を行う第3のステップとを有することを特徴とするイベント発生処理方法。 【請求項5】上記第2のステップにおいて特定されるイベントは、履歴情報から抽出された文字列によって想定されるユーザの趣味または嗜好を反映したイベントであることを特徴とする請求項4に記載されたイベント発生処理方法。 【請求項6】前記履歴情報の読み出しの可否をユーザに対して問い合わせるステップをさらに有し、上記第1のステップは、前記履歴情報の読み出しの承認を得た場合に実行されることを特徴とする請求項4または5の記載されたイベント発生処理方法。 【請求項7】前記履歴情報は、ユーザがホームページにアクセスしたことによって更新されるアクセス履歴情報、またはユーザがメールを送受信したことによって更新されるメール履歴情報の少なくとも一方であることを特徴とする請求項4または5に記載されたイベント発生処理方法。 【請求項8】上記第2のステップにより特定されたイベントのヒット数をカウントするステップをさらに有し、上記第3のステップは、ヒット数が目標ヒット数に到達したイベントの発生処理を行うことを特徴とする請求項4または5に記載されたイベント発生処理方法。 【請求項9】イベント発生処理方法を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、ユーザシステム側に格納されているとともに、ユーザがネットワークを介して行った情報伝達に関する履歴情報の読み出しを要求する第1のステップと、読み出された履歴情報を検索することによって、特定の文字列が抽出された場合、予め設定された文字列とイベントとの対応関係に基づいて、抽出された文字列に対応するイベントを特定する第2のステップと、特定されたイベントの発生処理を行う第3のステップとを有するイベント発生処理方法を実行するための記録媒体。 【請求項10】上記第2のステップにおいて特定されるイベントは、履歴情報から抽出された文字列によって想定されるユーザの趣味または嗜好を反映したイベントであることを特徴とする請求項9に記載された記録媒体。 【請求項11】前記履歴情報の読み出しの可否をユーザに対して問い合わせるステップをさらに有し、上記第1のステップは、前記履歴情報の読み出しの承認を得た場合に実行されることを特徴とする請求項9または10の記載された記録媒体。 【請求項12】前記履歴情報は、ユーザがホームページにアクセスしたことによって更新されるアクセス履歴情報、またはユーザがメールを送受信したことによって更新されるメール履歴情報の少なくとも一方であることを特徴とする請求項9または10に記載された記録媒体。 【請求項13】上記第2のステップにより特定されたイベントのヒット数をカウントするステップをさらに有し、上記第3のステップは、ヒット数が目標ヒット数に到達したイベントの発生処理を行うことを特徴とする請求項9または10に記載された記録媒体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、イベント発生処理システム、イベント発生処理方法およびそれを記録した記録媒体に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、コンピュータ上で実行されるアプリケーションソフトにおいては、様々なイベント発生手法が採られている。例えば、登場キャラクターとの間でコミュニケーションをとり、好感度を上げていく恋愛シミュレーションゲームの場合、プレイヤーは、自己が所望する行動や反応を予め設定された選択肢の中から選択する。これにより、アプリケーション側において、どれを選んだかによって好感度が増減するといった「イベント」が発生する。また、登場キャラクターを育てる育成ゲームの場合、プレイヤーは、キャラクターに対して「エサをやる」または「トレーニングをする」といったアクションを起こす。そして、このアクションに対する結果として、キャラクターの成長や性格等を表すパラメータが変動するといった「イベント」が発生する。このように、「イベント」とは、あるアクション(典型的にはユーザの操作)に起因して発生するアプリケーション側での処理をいう。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、恋愛シミュレーションゲームの場合、選択肢の内容がプレーヤに提示されているので、正しい選択肢の類推に高度な戦略性を組み込むことが困難である。また、キャラクターの反応も画一的であり、プレーヤの趣味または嗜好をゲームに反映しにくいという欠点がある。また、育成ゲームについても同様に、キャラクターの成長に多彩なバリエーションを持たせることには限界があり、プレーヤの趣味または嗜好をキャラクターの成長に反映し難いという欠点がある。その結果、ユーザの飽きを比較的早く招き易く、かつ、ユーザの感情移入を得難いという問題があった。 【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、アプリケーション側での発生イベントに一層の多様性を持たせることにより、ユーザの興味を長期に亘って引き付けることである。 【0005】また、本発明の別の目的は、ユーザの趣味または嗜好を反映したイベントを発生させることにより、ユーザの感情移入を容易に得ることである。 【0006】 【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するために、第1の発明は、ネットワーク環境を有するイベント発生処理システムにおいて、ユーザがブラウザまたはメーラーを用いて行ったネットワーク上における情報伝達の履歴が履歴情報として格納された記憶装置と、記憶装置より読み出された履歴情報を検索することによって、特定の文字列が抽出された場合、予め設定された文字列とイベントとの対応関係に基づいて、抽出された文字列に対応するイベントを特定するイベント判定部と、イベント判定部により特定されたイベントの発生処理を行うイベント発生処理部とを有するイベント発生処理システムを提供する。 【0007】ここで、第1の発明において、イベント判定部において特定されるイベントは、履歴情報から抽出された文字列によって想定されるユーザの趣味または嗜好を反映したイベントであることが好ましい。 【0008】また、第1の発明において、履歴情報としては、ユーザがホームページにアクセスしたことによって更新されるアクセス履歴情報、またはユーザがメールを送受信したことによって更新されるメール履歴情報の少なくとも一方を用いることができる。 【0009】第2の発明は、イベント発生処理方法において、ユーザシステム側に格納されているとともに、ユーザがネットワークを介して行った情報伝達に関する履歴情報の読み出しを要求する第1のステップと、読み出された履歴情報を検索することによって、特定の文字列が抽出された場合、予め設定された文字列とイベントとの対応関係に基づいて、抽出された文字列に対応するイベントを特定する第2のステップと、特定されたイベントの発生処理を行う第3のステップとを有するイベント発生処理方法を提供する。 【0010】また、第3の発明は、イベント発生処理方法を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、ユーザシステム側に格納されているとともに、ユーザがネットワークを介して行った情報伝達に関する履歴情報の読み出しを要求する第1のステップと、読み出された履歴情報を検索することによって、特定の文字列が抽出された場合、予め設定された文字列とイベントとの対応関係に基づいて、抽出された文字列に対応するイベントを特定する第2のステップと、特定されたイベントの発生処理を行う第3のステップとを有するイベント発生処理方法を実行するための記録媒体を提供する。 【0011】ここで、第2または第3の発明において、上記第2のステップにおいて特定されるイベントは、履歴情報から抽出された文字列によって想定されるユーザの趣味または嗜好を反映したイベントであることが好ましい。 【0012】また、第2または第3の発明において、ユーザのプライバシー保護の観点より、履歴情報の読み出しの可否をユーザに対して問い合わせるステップをさらに有することが特に好ましい。上記第1のステップは、履歴情報の読み出しの承認を得た場合に実行される。 【0013】また、第2または第3の発明において、履歴情報としては、ユーザがホームページにアクセスしたことによって更新されるアクセス履歴情報、またはユーザがメールを送受信したことによって更新されるメール履歴情報の少なくとも一方を用いることができる。 【0014】さらに、第2または第3の発明において、上記第2のステップにより特定されたイベントのヒット数をカウントするステップをさらに有することが望ましい。その場合、上記第3のステップは、ヒット数が目標ヒット数に到達したイベントの発生処理を行う。 【0015】 【発明の実施の形態】図1は、本実施形態に係るイベント発生処理システムの概略図である。ユーザシステム1は、インターネット等に接続可能なネットワーク環境を有しており、CPU,RAM,ROMおよび入出力インターフェースを主体に構成されている。このようなユーザシステム1としては、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)や家庭用ゲーム機等が挙げられる。このシステム1は、後述する履歴情報7が格納された記憶装置2を有するとともに、CRTやLCD等の表示装置3,スピーカ4が接続されている。この記憶装置2としては、例えば、磁気ディスク装置(HDD)や電気的に書換可能なROM(EEPROM)が内蔵されたメモリカード等の外部記憶装置、或いはRAM等の内部記憶装置を用いることができる。 【0016】また、このユーザシステム1には、インターネット上のWebコンテンツ(ホームページ)を閲覧するソフトであるブラウザ5と、インターネットを介したメールの送信・受信および管理等を行うソフトであるメーラー6とがインストールされている。ユーザがネットワークを介して情報伝達を行った場合、情報伝達の履歴が履歴情報7として記憶装置2の中に記憶される。この履歴情報7の内容は、ユーザがホームページにアクセスすることにより、或いは、メールを送受信することにより更新される。例えば、ユーザがブラウザ5を用いてあるWebコンテンツを閲覧した場合、履歴情報7の一形態であるアクセス履歴情報7a(「ブックマークファイル」や「お気に入りファイル」等)が更新される。アクセス履歴情報7aは、ネットスケープ社が提供するブラウザ5では、「C:\Program Files\Netscape\Communicator\Users\(<ユーザ名)bookmark.html」(一例)に格納される。また、マイクロソフト社が提供するブラウザ5では、「c:\windows\favorites」(一例)に格納される。通常、アクセス履歴情報7aはHTML形式で記述されており、テキストとして開いた場合には下記のようにURLが直接記述された内容となっている。 (アクセス履歴情報の一例) [InternetShortcut]URL=http://www.microsoft.com/isapi/redir.dll?prd=windows98clcid=0x0411&pver=4.10&ar=Microsoft(&C)【0017】なお、アクセス履歴情報7aは、ユーザがアクセスしたホームページのすべての履歴が記述されている必要はなく、ユーザの指定またはデータ容量との関係で、その一部のみが記述された情報も含む。例えば、アクセスされたホームページの内、ユーザが「ブックマーク」または「お気に入り」として指定したものだけを履歴としている履歴ファイルも、アクセス履歴情報7aに含まれる。 【0018】また、セガ社が販売している家庭用ゲーム機においては、着脱式のメモリカード(記憶装置2)内に、特定のファイル名「PASSPORT.S00」(一例)でアクセス履歴情報7aが格納される。 【0019】ユーザがメーラー6を用いてメールの送信・受信を行った場合、履歴情報7の一形態であるメール履歴情報7bが記憶装置2中に記憶される。メール履歴情報7bは、送受信したメールに関するヘッダ情報(アドレス等)や本文テキスト等が含まれる。なお、本実施形態では、ユーザシステム1にブラウザ5とメーラー6の双方がインストールされている例を示しているが、少なくとも一方がインストールされていればよい。 【0020】一方、ユーザシステム1には、常駐型または非常駐型のアプリケーションプログラム8がインストールされている。実行状態にある本アプリケーション8を機能的に見た場合、このアプリケーション8は、履歴情報読出部9,イベント判定部10およびイベント発生処理部11を有する。履歴情報読出部9は、システム側に対して記憶装置2中に格納された履歴情報7の読み出しを要求し、その履歴情報7を取得する。イベント判定部10は、この履歴情報7を検索して予め設定された特定の文字列(アドレス,URL,キーワード等)を抽出する。そして、特定の文字列として例えば「a1」が抽出された場合、予め設定された文字列とイベントとの対応関係に基づいて、この文字列「a1」に対応付けられたイベント「A」を特定する。イベント発生処理部11は、イベント判定部10により特定されたイベント「A」の発生処理を行う。イベント「A」の発生処理としては、例えば、表示装置2にグラフィック(静止画)やムービー(動画)を表示させたり、スピーカ4から音声や楽曲を鳴らす等が挙げられる。 【0021】図2は、アプリケーション8側におけるイベント発生処理のフローチャートである。アプリケーション8は、以下の一連の処理を立ち上げ時に行ってもよく、プログラム実行中において適宜行ってもよい。まず、ステップ1において、履歴情報7のアクセス可否の問い合わせを表示装置3上に表示し、履歴情報7のアクセスの可否をユーザに問い合わせる。履歴情報7には、ユーザの個人的な情報も多数存在することから、ユーザのプライバシーを尊重する観点上、この問い合わせは重要である。ユーザは、キーボードやマウス、或いはコントローラ等の入力装置を操作して、その可否を入力する。履歴情報7のアクセス承認が得られなかった場合、ステップ2の否定判定に従い、ステップ3以降の手順をスキップして処理を終了する。一方、ユーザからのアクセス承認が得られた場合にはステップ3に進み、記憶装置2中に格納された履歴情報7が読み出される。上述したように、この履歴情報7には、ユーザが頻繁にアクセスするWebサイトのURLやメール内容等が含まれるため、これを解析することによってユーザの趣味または嗜好をある程度把握することができる(例えば、車のサイトにアクセスしているユーザは車好きと推定できる)。 【0022】ステップ4では、読み出された履歴情報7(正確には、ヘッダや本文等の文字情報)を参照して、特定の文字列が検索される。図3は、あるロールプレイングゲームに用いられる検索文字列と発生イベントとの対応関係の一例を示す図である。検索文字列は、この対応関係が記述されたテーブルを参照することにより、或いは、その対応関係をプログラムに直接記述することにより抽出可能である。例えば、履歴情報7の検索によって「ゲーム」という検索文字列がヒットした場合、このユーザはゲームに興味があるとみなして、キャラクターが「ゲーム」の話題を話すという発生イベントが特定される。また、「スポーツ」という検索文字列がヒットした場合、このユーザはスポーツ好きであるとみなして、キャラクターの「体力」ポイントがアップする(発生イベント=パラメータ変更)。履歴情報7の検索によって「学校」という検索文字列がヒットした場合、このユーザは勉強好きであるとみなして、勉強に関する動画が表示される(発生イベント=動画表示)。さらに、ある会社名を示す特定のURL(またはその一部)がヒットした場合、ユーザがその会社製の車に興味があるとみなして、その会社製の車がゲームに登場する。このように、それぞれの発生イベントは、ある検索文字列から想定されるユーザの趣味または嗜好を反映したものとなるように記述されている。 【0023】ステップ5において、検索文字列として予め設定された文字列がヒットしたか否かが判断される。ヒットしなかった場合には、ステップ6以降の手順をスキップして処理を終了する。これに対して、ヒットした場合にはステップ6に進み、ヒットした文字列に対応する発生イベントが特定される。そして、続くステップ7においてそのイベントの発生処理として、例えば、表示装置3への静止画・動画の表示指示、スピーカ4への音声出力指示、キャラクターのパラメータの変更等が行われる。 【0024】このように、本実施形態によれば、ユーザの承認を予め得ることを条件として、アプリケーションから見た外部情報である履歴情報7を利用することにより、アプリケーション側の発生イベントを決定している。そして、この履歴情報7をイベントの判定にフィードバックすることで、発生イベントに一層の多様性を持たせることができる。その結果、ゲーム等のアプリケーションソフトに対するユーザの興味を長期に亘って引き付けることができるため、商品訴求力の向上を図ることができる。 【0025】また、この履歴情報7には、ユーザが気に入っているWebサイトの情報や送受信したメールの本文が記述されている。したがって、ユーザの承認を予め得ることを条件として、履歴情報7を参照することにより、ユーザの趣味または嗜好をある程度把握することができる。そして、個々のユーザの趣味または嗜好に沿ったイベントを発生させることで、ユーザの感情移入を容易に得ることができる。その結果、アプリケーションソフトの商品訴求力を一層向上させることである。 【0026】さらに、このような履歴情報7の読み出しは、ユーザの承認を得た上で行うため、ユーザのプライバシーを不当に侵害することはない。 【0027】なお、上述した実施形態の変形例として、履歴情報77より抽出された文字列に対応するイベントのヒット数をカウントし、予め設定した目標ヒット数に到達した場合に、そのイベントのを発生処理を行うようにしてもよい。これにより、ユーザの趣味や嗜好を一層忠実に反映したイベントの発生が可能となる。例えば、出現し易い検索文字列に対応するイベントに関する目標ヒット数は、比較的大きな値に設定しておくとともに、出現し難い検索文字列に対応するイベントに関する目標ヒット数は、比較的小さな値に設定しておく。これにより、ユーザの趣味または嗜好に反したイベントが偶然発生することを抑制することができる。 【0028】さらに、上述したイベント発生処理方法を実現するコンピュータプログラムを記録した記録媒体を、ユーザシステム1に対して供給してもよい。この場合、このシステム1が、記録媒体に格納されたコンピュータプログラムを読み取り実行することによって、本発明の目的を達成することができる。したがって、記録媒体から読み取られたコンピュータプログラム自体が本発明の新規な機能を実現するため、そのプログラムを記録した記録媒体が本発明を構成する。コンピュータプログラムを記録した記録媒体としては、例えば、CD−ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、メモリカード、光ディスク、DVD−ROM、DVD−RAM等が挙げられる。 【0029】なお、本発明は下記のような適用例を含めて様々な形態に適用することが可能である。 (育成ゲームへの適用例)履歴情報7から抽出された文字列に応じて、キャラクターのパラメータを変動させる。これにより、プレーヤーの普段の行動を直接的にキャラクターに反映することができる(例えば、スポーツ関係の文字列が多く抽出された場合には、「体力」パラメータを増大させる等)。 【0030】(恋愛シミュレージョンゲームへの適用例)履歴情報7から文字列を検索して、その検索結果を選択肢の代用ことにより、キャラクターの属性パラメータを増減する。例えば、登場キャラクターが好む(と設定した)単語が多く抽出された場合には、ユーザに対するキャラクターの好感度を向上させるイベント処理を行う。これにより、個々のプレイヤーの趣味または嗜好を反映した現実感のあるコミュニケーションを登場キャラクターとの間で実現することができる。 【0031】(広告用電子メール配信への適用例)サーバ側では、「車」,「ファッション」,「料理」といったカテゴリに分類した複数パターンの広告用電子メールを用意する。各クライアントでは、ユーザが送受信した履歴情報7中の文字列を検索して、ユーザの趣味または嗜好を把握して、いずれかのカテゴリに分類する(あるカテゴリに属する単語が多く抽出された場合には、そのカテゴリにユーザを分類する)。そして、サーバ側では、どのカテゴリに分類されたかを(ユーザの承認を得た上で)クライアント側から受け取ることで、そのユーザが欲しているカテゴリの広告用電子メールを送信する。 【0032】 【発明の効果】このように、本発明によれば、ユーザがネットワークを介して行った情報伝達の履歴を示す履歴情報より特定の文字列を検索することで、アプリケーション側での発生イベントを決定している。このように、アプリケーション外部の情報を発生イベントの判定材料とすることによって、発生イベントの多様化を図ることができ、ユーザの興味を長期に亘って引き付けることが可能となる。また、文字列と発生イベントとの関係を適切に設定し、それに基づきユーザの趣味または嗜好を推定することで、ユーザの趣味等を反映したイベントの発生が可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】500498132 【氏名又は名称】株式会社サイゴン
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| 【出願日】 |
平成12年10月26日(2000.10.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100101982 【弁理士】 【氏名又は名称】久米川 正光
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| 【公開番号】 |
特開2002−132678(P2002−132678A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−327430(P2000−327430) |
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