| 【発明の名称】 |
電子メール転送装置及び電子メール装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】奥村 晃弘
【氏名】濱口 佳孝
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| 【要約】 |
【課題】電子メールの本文の最初の部分しか表示できない場合であっても重要文を表示できる装置を実現する。
【解決手段】電子メール記憶部103は受信部104で受信した電子メールを記憶する。要約処理部101は、電子メール記憶部103に記憶されている電子メールの本文から重要文を抽出する。要約結果追加部102は、要約処理部101で抽出した重要文を電子メールの本文の最初に追加する。送信部105は、この電子メールを送信する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電子メールの本文から重要文を抽出する要約処理部と、前記要約処理部で抽出した重要文を前記電子メールの本文に追加する要約結果追加部と、前記要約結果追加部で処理した前記電子メールを送信する送信部とを備えたことを特徴とする電子メール転送装置。 【請求項2】 請求項1に記載の電子メール転送装置において、本文の最初に重要文を追加する要約結果追加部を備えたことを特徴とする電子メール転送装置。 【請求項3】 電子メールの本文から重要文の位置情報を抽出する要約処理部と、前記要約処理部で抽出した重要文の位置情報を示す要約情報フィールドを作成し、これを前記電子メールのヘッダに追加する要約位置追加部と、前記要約位置追加部で処理した前記電子メールを送信する送信部とを備えたことを特徴とする電子メール転送装置。 【請求項4】 電子メールの本文から重要文の位置情報を抽出する要約処理部と、前記要約処理部で抽出した重要文の位置情報を前記電子メールの本文に追加する要約位置追加部と、前記要約位置追加部で処理した前記電子メールを送信する送信部とを備えたことを特徴とする電子メール転送装置。 【請求項5】 電子メールの本文から重要文を抽出する要約処理部と、前記要約処理部で抽出した重要文を前記電子メールのサブジェクトとするサブジェクト変更部と、前記サブジェクト変更部でサブジェクトを変更した前記電子メールを送信する送信部とを備えたことを特徴とする電子メール転送装置。 【請求項6】 請求項5に記載の電子メール転送装置において、電子メールのサブジェクトが、返信メールを示す文字列に続いて記号または空白で始まる場合にのみ要約処理部で抽出した重要文を前記電子メールのサブジェクトとするサブジェクト変更部を備えたことを特徴とする電子メール転送装置。 【請求項7】 電子メールの本文から重要文の位置情報を抽出する要約処理部と、前記要約処理部で抽出した重要文の位置情報から要約情報フィールドを作成し、前記電子メールのヘッダに追加する要約位置追加部と、前記要約位置追加部で要約情報フィールドが追加された電子メールを保存する電子メール保管部と、利用者から前記電子メール保管部の電子メールに対して表示要求があった場合、当該電子メールの要約情報フィールドを解釈し、前記電子メールの重要文の範囲を得る要約位置解釈部と、前記要約位置解釈部で得られた重要文の範囲を本文中で強調表示させるよう指示を行う処理部とを備えたことを特徴とする電子メール装置。 【請求項8】 電子メールの本文から重要文の位置情報を抽出する要約処理部と、前記要約処理部で抽出した重要文の位置情報から要約情報フィールドを作成し、前記電子メールのヘッダに追加する要約位置追加部と、前記要約位置追加部で要約情報フィールドが追加された電子メールを保存する電子メール保管部と、利用者から前記電子メール保管部に保存されている電子メールに対して一覧表示要求があった場合、当該電子メールの要約情報フィールドを解釈し、前記電子メールの重要文の範囲を得る要約位置解釈部と、前記要約位置解釈部で得られた重要文の範囲を一覧表示させるよう指示を行う処理部とを備えたことを特徴とする電子メール装置。 【請求項9】 請求項3、4のいずれかに記載の電子メール転送装置または請求項7、8のいずれかに記載の電子メール装置において、重要文の位置情報は電子メール本文内での重要文の開始位置であることを特徴とする電子メール転送装置または電子メール装置。 【請求項10】 請求項3、4のいずれかに記載の電子メール転送装置または請求項7、8のいずれかに記載の電子メール装置において、重要文の位置情報は電子メール本文内での重要文の開始位置と終了位置であることを特徴とする電子メール転送装置または電子メール装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールの本文から重要文を抽出して、この重要文の情報を電子メールに付加するようにした電子メール転送装置及び電子メール装置に関する。 【0002】 【従来の技術】電子メールの送受信および管理を行うメーラーには、電子メール本文を表示する機能と共に、保管する電子メールの一覧を表示する機能が通常装備されている。利用者は保管されている電子メールの概略を電子メール一覧により把握し、見る必要のある電子メールを指定して電子メール本文を見ることができる。電子メール一覧では、通常、送信者やサブジェクトといったヘッダ部の情報の一部を表示することが多い。例えば、Microsoft社製のメーラーOutlookでは、ヘッダ部以外に電子メール本文の最初の数行を表示することができる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のメーラーでは、電子メールの一覧は個々の電子メールの情報として、送信日時、送付者名、サブジェクト、添付ファイルの有無などの表示を行っている。しかし、それらの情報のみでは送付された電子メールの内容までの確認を行うのは困難が伴う。また、内容をある程度理解できる場合においても、返信等には元の電子メールのサブジェクトに「Re:」を付属するだけで済ます習慣があるため、サブジェクトの情報からは返信の内容をとらえることが困難であり、また、その返信の内容にも元の電子メールの情報が「>」等の記号を付与することによって参照されており、その部分が多い場合に内容の確認が困難になるといった問題点があった。 【0004】また、内容の一部を表示する機能を実現したメーラーとしては、例えば、Microsoft社製のメーラーOutlookでは、電子メール本文の最初の数行を取り出して一覧表示のときに表示することができる。これは、ヘッダ部だけではわからない情報をある程度補うことを目的としているが、電子メールの最初の数行に本題があるとは限らないため、必ずしも有効に機能しているとはいえなかった。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を解決するため次の構成を採用する。 〈構成1〉電子メールの本文から重要文を抽出する要約処理部と、要約処理部で抽出した重要文を電子メールの本文に追加する要約結果追加部と、要約結果追加部で処理した電子メールを送信する送信部とを備えたことを特徴とする電子メール転送装置。 【0006】〈構成2〉構成1に記載の電子メール転送装置において、本文の最初に重要文を追加する要約結果追加部を備えたことを特徴とする電子メール転送装置。 【0007】〈構成3〉電子メールの本文から重要文の位置情報を抽出する要約処理部と、要約処理部で抽出した重要文の位置情報を示す要約情報フィールドを作成し、これを電子メールのヘッダに追加する要約位置追加部と、要約位置追加部で処理した電子メールを送信する送信部とを備えたことを特徴とする電子メール転送装置。 【0008】〈構成4〉電子メールの本文から重要文の位置情報を抽出する要約処理部と、要約処理部で抽出した重要文の位置情報を電子メールの本文に追加する要約位置追加部と、要約位置追加部で処理した電子メールを送信する送信部とを備えたことを特徴とする電子メール転送装置。 【0009】〈構成5〉電子メールの本文から重要文を抽出する要約処理部と、要約処理部で抽出した重要文を電子メールのサブジェクトとするサブジェクト変更部と、サブジェクト変更部でサブジェクトを変更した電子メールを送信する送信部とを備えたことを特徴とする電子メール転送装置。 【0010】〈構成6〉構成5に記載の電子メール転送装置において、電子メールのサブジェクトが、返信メールを示す文字列に続いて記号または空白で始まる場合にのみ要約処理部で抽出した重要文を電子メールのサブジェクトとするサブジェクト変更部を備えたことを特徴とする電子メール転送装置。 【0011】〈構成7〉電子メールの本文から重要文の位置情報を抽出する要約処理部と、要約処理部で抽出した重要文の位置情報から要約情報フィールドを作成し、電子メールのヘッダに追加する要約位置追加部と、要約位置追加部で要約情報フィールドが追加された電子メールを保存する電子メール保管部と、利用者から電子メール保管部の電子メールに対して表示要求があった場合、電子メールの要約情報フィールドを解釈し、電子メールの重要文の範囲を得る要約位置解釈部と、要約位置解釈部で得られた重要文の範囲を本文中で強調表示させるよう指示を行う処理部とを備えたことを特徴とする電子メール装置。 【0012】〈構成8〉電子メールの本文から重要文の位置情報を抽出する要約処理部と、要約処理部で抽出した重要文の位置情報から要約情報フィールドを作成し、電子メールのヘッダに追加する要約位置追加部と、要約位置追加部で要約情報フィールドが追加された電子メールを保存する電子メール保管部と、利用者から電子メール保管部に保存されている電子メールに対して一覧表示要求があった場合、電子メールの要約情報フィールドを解釈し、電子メールの重要文の範囲を得る要約位置解釈部と、要約位置解釈部で得られた重要文の範囲を一覧表示させるよう指示を行う処理部とを備えたことを特徴とする電子メール装置。 【0013】〈構成9〉構成3、4のいずれかに記載の電子メール転送装置または構成7、8のいずれかに記載の電子メール装置において、重要文の位置情報は電子メール本文内での重要文の開始位置であることを特徴とする電子メール転送装置または電子メール装置。 【0014】〈構成10〉構成3、4のいずれかに記載の電子メール転送装置または構成7、8のいずれかに記載の電子メール装置において、重要文の位置情報は電子メール本文内での重要文の開始位置と終了位置であることを特徴とする電子メール転送装置または電子メール装置。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体例を用いて詳細に説明する。 【0016】《具体例1》 〈構成〉図1は、本発明の電子メール転送装置の具体例1を示す構成図である。図の装置は、要約処理部101、要約結果追加部102、電子メール記憶部103、受信部104、送信部105からなる。要約処理部101は、電子メール本文から重要な文を抽出する機能部である。要約結果追加部102は、要約処理部101が抽出した文を本文の最初に追加する機能部である。電子メール記憶部103は、処理対象の電子メールを一時的に記憶する記憶部である。受信部104は、電子メールの受信を行う機能部である。送信部105は、要約結果追加部102で処理した電子メールの送信を行う機能部である。 【0017】尚、上記要約処理部101、要約結果追加部102は、それぞれの処理に対応した機能のソフトウェアと、このソフトウェアを実行するためのプロセッサやメモリ等のハードウェアとから実現されている。また、電子メール記憶部103は、半導体メモリ等の記憶装置上に実現されている。 【0018】〈動作〉先ず、受信部104は処理対象の電子メールを受信し、電子メール記憶部103に送る。次に、要約処理部101は電子メール記憶部103に記憶された電子メール本文を要約し、要約結果を要約結果追加部102に送る。ここで、要約の方法は様々な方法が考えられるが、ここでは以下の手順に従って処理するものとする。 1.処理対象となる電子メールをパラグラフに分割する。例えば、電子メール本文中の空行を区切り記号とすることで分割することができる。 2.文字を含む行が2行以上あり、かつ、引用行を含まないパラグラフのうち本文の最初に最も近いものを探索する。引用行とは行頭が「>」で始まる行と定義する。 3.上記2項の処理で探索されたパラグラフを要約として出力する。 【0019】要約結果追加部102は、要約処理部101から受け取った要約を電子メール記憶部103が記憶する電子メールの本文の最初に追加し、送信部105に送る。送信部105は受け取った電子メールを送信する。 【0020】図2は、受信した電子メールの説明図である。図3は、処理後の電子メールの説明図である。図示のように、文字を含む行が2行以上あり(これにより、最初の行の“営業の山田です”が除かれる)、かつ、本文中から引用部分(行頭に“>>>”“>>”“>”がある行)を除いた状態で最初に存在するパラグラフ“△△は来週の月曜日に行います。問題がある場合は連絡下さい。”が要約として抽出され。これが本文の最初に追加されている。 【0021】〈効果〉以上のように、具体例1によれば次のような効果が得られる。 ●本文の最初に要約を付加するようにしたので、本文全体を読む前に概要を把握することができる。 ●本文の最初に要約を付加するようにしたので、従来技術で説明したような、一覧表示において本文の最初に数行を表示できるようなメーラーであれば、一覧表示で要約を見ることができる。 ●携帯電話のように受信文字数に制限がある端末に送信する場合などに、電子メールの内容が途中で切れてしまっても、最初に要約が付加してあるので、概要を把握することができる。 ●電子メールの転送中に要約処理を実行するので、要約処理を集中管理することができる。 ●電子メールの転送中に要約処理を実行するので、受信端末に要約のための負担をかけずに済む。このため、携帯端末などの比較的処理能力の低い端末であっても問題なく利用することができる。 【0022】《具体例2》具体例2は、具体例1における、要約文の追加に代えて重要部分の開始位置と終了位置を追加するようにしたものである。 【0023】〈構成〉図4は、具体例2の構成図である。図の装置は、要約処理部101、電子メール記憶部103、受信部104、送信部105、要約位置追加部201からなる。ここで、要約位置追加部201以外の構成は具体例1と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。要約位置追加部201は、要約処理部101にて抽出した重要文の本文中の位置情報から要約情報フィールドを作成し、これを電子メールのヘッダに追加する機能を有している。尚、この要約位置追加部201は、その処理に対応した機能のソフトウェアと、このソフトウェアを実行するためのプロセッサやメモリ等のハードウェアとから実現されている。 【0024】〈動作〉先ず、受信部104は処理対象の電子メールを受信し、電子メール記憶部103へ送る。次に、要約処理部101は電子メール記憶部103に記憶された電子メールの本文を要約し、要約結果の本文中の開始位置と終了位置を要約位置追加部201に送る。尚、要約方法については、具体例1と同様とする。 【0025】要約位置追加部201は、要約処理部101から受け取った位置情報から新しくフィールドを作成し、それを電子メール記憶部103が記憶する電子メールのヘッダに追加し、送信部105に送る。例えば、本文の170バイト目から230バイト目までが重要文(=要約)と判定された場合、この位置情報の1行を電子メールヘッダに追加する。 【0026】図5は、ヘッダへ追加する位置情報の説明図である。図示例では、“X-Abstract”が要約位置を表すフィールド名である。尚、これは一例としての名称であり、後述するメーラーが参照するフィールド名であればどのような名称であってもよい。送信部105は、ヘッダ部に要約位置を表すフィールドが追加された電子メールを受け取ると、そのヘッダの情報に基づき電子メールを送信する。 【0027】一方、このような電子メールを受信するためのメーラーは、受信するヘッダ部で、“X-Abstract”が存在した場合は、そのフィールドの情報に基づいて本文中の重要文の範囲を認識する機能を有している。従って、この電子メールを受信したメーラーは、“X-Abstract”フィールドを参照することにより、電子メールの重要部分を知ることができる。従って、電子メールの一覧表示の際に重要部分を表示することや、電子メールの本文を表示する際に重要部分の文字の色、フォント、文字の大きさなどを変えて重要部分を強調することができるようになる。 【0028】図6は、具体例2の処理後の電子メールの説明図である。図示の電子メールは、図2の電子メールを処理したものである。ヘッダ部に重要部分の位置情報を示す“X-Abstract: 170-230”が追加されている。また、このメールを受信したメーラーは、本文中の170バイト目から230バイト目に存在する“△△は来週の月曜日に行います。問題がある場合は連絡下さい。”の部分に対して、文字の色、フォント、文字の大きさなどを変えて重要部分を強調する。 【0029】〈効果〉以上のように具体例2によれば、転送するメールのヘッダに、本文の重要部分の位置情報を付加するようにしたので、次のような効果がある。 ●一覧表示で重要部分が表示されれば、表示量が少なくても内容の把握がし易い。 ●重要部分が強調表示されていると、重要部分を見落とすことがなくなる。 【0030】《具体例3》具体例3は、具体例1および具体例2における要約文および要約文の位置の追加に代えて、要約結果をサブジェクトとして本来のサブジェクトと入れ替えるようにしたものである。 【0031】〈構成〉図7は、具体例3の構成図である。図示の装置は、要約処理部101、電子メール記憶部103、受信部104、送信部105、サブジェクト変更部301からなる。ここで、サブジェクト変更部301以外の構成は具体例1、2と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。サブジェクト変更部301は、対象電子メールのヘッダ部内のサブジェクトフィールドの値を、要約処理部101にて抽出した重要文に変更する機能を有している。また、このサブジェクト変更部301は、その処理に対応した機能のソフトウェアと、このソフトウェアを実行するためのプロセッサやメモリ等のハードウェアとから実現されている。 【0032】〈動作〉先ず、受信部104は処理対象の電子メールを受信し、電子メール記憶部103へ送る。次に、要約処理部101は電子メール記憶部103に記憶された電子メールの本文を要約し、要約結果をサブジェクト変更部301に送る。尚、要約方法については、具体例1、2と同様とする。 【0033】サブジェクト変更部301は、要約処理部101から受け取った要約結果の最初の一文をサブジェクトとして、本来のサブジェクトと入れ替えて送信部105に送る。例えば、本文の“△△は来週の月曜日に行います。問題がある場合は連絡下さい。”が重要文(=要約)と判定された場合、最初の一文である“△△は来週の月曜日に行います。”をサブジェクトとする。尚、文の認識は、“。”や“?”“!”あるいは空白といった情報に基づいて行う。 【0034】図8は、具体例3の処理後の電子メールの説明図である。図示の電子メールは、図2の電子メールを処理したものである。ヘッダ部内のサブジェクトフィールドが、重要文を示す“△△は来週の月曜日に行います。”に変更されている。尚、図示例では分かり易く説明するため、サブジェクトに日本語をそのまま表示したが、実際に利用するには日本語をMIMEエンコードする必要がある場合もある。 【0035】〈効果〉以上のように具体例3によれば、ヘッダ部内のサブジェクトを本来のサブジェクトに代えて重要文にするようにしたので次のような効果がある。 ●返信や、返信の繰り返しによりサブジェクトが適切でなくなるといった問題をなくすことができる。 ●従来のメーラーがそのまま使用できる。 【0036】《具体例4》具体例4は、一般の電子メール装置に具体例2の機能を追加するようにしたものである。 【0037】〈構成〉図9は、具体例4の構成図である。図示の装置は、要約処理部101、電子メール記憶部103、受信部104、送信部105、要約位置追加部201、要約位置解釈部401、処理部402、電子メール保管部403、IF部404からなる。ここで、要約位置解釈部401、処理部402、電子メール保管部403、IF部404以外の構成は具体例2と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。 【0038】要約位置解釈部401は、フィールドの内容を解釈し要約結果による重要部分の範囲を得る機能部である。処理部402は、電子メールに関する様々な処理を司る機能部であり、例えば、IF部404から入力された電子メールの送信の司令に従って指示された電子メールを送信部105に送ったり、電子メールの表示の司令が与えられた時に電子メール保管部403から電子メールを読み出してIF部404に表示指示を出したりすることができる。電子メール保管部403は、届いた電子メールや書きかけの電子メールなどの保管を行う機能部である。IF部404は、装置のユーザインタフェースを提供するものである。尚、要約位置解釈部401、処理部402は、それぞれの処理に対応した機能のソフトウェアと、このソフトウェアを実行するためのプロセッサやメモリ等のハードウェアとから実現されている。電子メール保管部403は、ハードディスク装置等の記憶装置上に実現されている。 【0039】〈動作〉本具体例は、全体として電子メールの読み書きを行う電子メール装置として動作する。一般の電子メール装置との違いは、「電子メールの受信時」、「電子メール本文の表示」、「電子メールの一覧表示」の動作だけであるため、これらの動作についてのみ説明し、それ以外の動作の説明は省略する。 【0040】1.受信時の動作先ず、受信部104は処理対象の電子メールを受信し、電子メール記憶部103へ送る。次に、要約処理部101は電子メール記憶部103に記憶された電子メールの本文を要約し、要約結果の本文中での開始位置と終了位置を要約位置追加部201に送る。要約方法については、具体例1〜3と同様である。要約位置追加部201は要約処理部101から受け取った位置情報から新しくフィールドを作成し、それを電子メール記憶部103が記憶する電子メールのヘッダに追加し、処理部402に送る。処理部402は、電子メール保管部403にてこの電子メールを保管する。 【0041】2.電子メール本文の表示処理部402はIF部404から電子メールの表示の指示を受けると、電子メール保管部403から指定された電子メールを取り出し、要約位置解釈部401に送る。要約位置解釈部401は受信時に追加したフィールドを参照して重要文の範囲を得る。要約位置解釈部401は、電子メールをIF部404に渡して表示を要求すると共に、重要文の範囲を強調表示するように要求する。 【0042】3.電子メールの一覧表示従来技術で説明したように、電子メール本文の最初の数行を表示するものが既に存在する。本具体例では、本文の最初の数行に代えて上記の「2.電子メール本文の表示」と同様の方法で得た重要文を表示する。 【0043】〈効果〉以上のように具体例4によれば、受信した電子メールから重要文の位置情報を抽出し、これをヘッダに追加し、表示する場合にこの重要文の位置情報に基づいて重要文を強調表示したり一覧表示するようにしたので、次のような効果がある。 ●受信時に要約処理を実行しておくので、「電子メール本文の表示」や「電子メールの一覧表示」に要約処理を実行する場合と違い利用者に要約処理の待ち時間がない。 ●受信後に要約処理を実行するので、電子メールを受信した環境(例えば、端末の種類等)に応じた要約処理を実行することが可能となる。 【0044】《利用形態》 ・具体例1において、要約文を本文の最初に追加するとしているが、追加位置は本文の最初に限られるものではない。本文の任意の位置に追加してもよいし、ヘッダ部分に追加してもよい。但し、ヘッダ部分に追加する場合は具体例2と同様フィールド名を新しく設定しフィールドボディに要約文を入れる。 ・具体例2において、要約位置をヘッダに追加するよう構成しているが、本文に追加するようにしてもよい。 ・具体例2において、要約結果の本文中での開始位置と終了位置を送るよう構成しているが、開始位置のみであってもよい。 ・具体例3において、要約結果の最初の一文をサブジェクトとするよう構成しているが、これに限られるものではない。要約結果の一部あるいは全部をサブジェクトとして利用するよう構成してもよい。 ・具体例3において、常にサブジェクトを入れ替えるとしているが、本来のサブジェクトが「Re」に続いて記号または空白で始まる場合にのみ入れ替えるようにしてもよい。即ち、本来のサブジェクトが「Re」で始まる場合であっても例えば「Rental…」といったように、別の意味である場合は入れ替えないようにする。 ・具体例3において、返信メールを示す文字列として「Re」の場合を説明したが、これに限定されるものではなく、どのようなものであっても適用可能である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000295 【氏名又は名称】沖電気工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年10月20日(2000.10.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100082050 【弁理士】 【氏名又は名称】佐藤 幸男
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| 【公開番号】 |
特開2002−132677(P2002−132677A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−320133(P2000−320133) |
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