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【発明の名称】 情報配信システム、情報配信装置、情報配信方法および記録媒体
【発明者】 【氏名】宮田 浩伸

【要約】 【課題】配信時間が到来して電子メールにて情報配信が行われたことを分かるようにする。

【解決手段】情報配信装置300は、情報配信先の携帯端末装置群の電話番号情報群を含む情報を発信用サーバー装置500に送信し、配信時刻が到来した配信情報を電子メールにしてメールサーバー装置400に送信する。そして、発信用サーバー装置500が、受信した電話番号情報群で示される夫々の電話番号のダイヤル動作を行うので、ダイヤル動作の対象となった携帯端末装置100から呼出信号が発せられ、携帯端末装置100の使用者はこれを把握して電子メールでの情報配信が行われたことが分かる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 情報配信を行う情報配信システムであって、情報配信先の携帯端末装置群の電話番号情報群を含む情報を発信用サーバー装置に送信し、配信時刻が到来した配信情報を電子メールにしてメールサーバー装置に送信する情報配信装置と、受信した電話番号情報群で示される夫々の電話番号のダイヤル動作を行う発信用サーバー装置と、受信した電子メールを蓄積し、携帯端末装置からの電子メールアクセス指示に応答して蓄積しておいた電子メールを配信するメールサーバー装置と、配信された電子メールを受信する携帯端末装置と、を備えたことを特徴とする情報配信システム。
【請求項2】 請求項1に記載の情報配信システムにおいて、前記情報配信装置は、情報配信先の携帯端末装置群の電話番号情報群を発信用サーバー装置に送信するに際して、現時点と将来の配信時刻との時間差が所定時間内の電話番号情報群のみを発信用サーバー装置に送信する手段を備えたことを特徴とする情報配信システム。
【請求項3】 請求項1および2の内のいずれか一項に記載の情報配信システムにおいて、前記情報配信装置は、電話番号情報群の夫々と、その電話番号の携帯端末装置宛ての電子メールの配信時刻とを関連付けて記述したリストを発信用サーバー装置に送信する手段を備え、前記発信用サーバー装置は、このリストの配信時刻で示される時刻が到来した電話番号のダイヤル動作を順次行う手段を備えた、ことを特徴とする情報配信システム。
【請求項4】 請求項1および2の内のいずれか一項に記載の情報配信システムにおいて、前記情報配信装置は、電話番号情報群の夫々と、その電話番号の携帯端末装置宛ての電子メールの配信時刻とを関連付けて記述したリストを発信用サーバー装置に送信する手段を備え、前記発信用サーバー装置は、このリストの配信時刻で示される時刻の所定時間前の時刻が到来した電話番号のダイヤル動作を順次行う手段を備えた、ことを特徴とする情報配信システム。
【請求項5】 請求項1、2、3および4の内のいずれか一項に記載の情報配信システムにおいて、前記携帯端末装置は、特定のボタンのボタン操作が行われると前記メールサーバー装置に対して電子メールアクセス指示を送信する送信手段と、これに応答して前記メールサーバー装置から配信された電子メールを受信する受信手段と、受信した電子メールで指定されている情報を再生する再生手段と、を備えたことを特徴とする、情報配信システム。
【請求項6】 請求項1、2、3、4および5の内のいずれか一項に記載の情報配信システムにおいて、前記情報配信装置が電子メールにて配信する配信情報は、少なくとも動画像情報を含み、前記携帯端末装置の再生手段は、動画像を再生してその表示部に表示させる手段であることを特徴とする、情報配信システム。
【請求項7】 情報配信を行う情報配信装置であって、情報配信先の携帯端末装置群の電話番号情報群を含む情報を発信用サーバー装置に送信する手段と、配信時刻が到来した配信情報を電子メールにしてメールサーバー装置に送信する手段と、を備えたことを特徴とする情報配信装置。
【請求項8】 請求項7に記載の情報配信装置において、情報配信先の携帯端末装置群の電話番号情報群を発信用サーバー装置に送信するに際して、現時点と将来の配信時刻との時間差が所定時間内の電話番号情報群のみを発信用サーバー装置に送信する手段を備えたことを特徴とする情報配信装置。
【請求項9】 請求項7および8の内のいずれか一項に記載の情報配信システムにおいて、電話番号情報群の夫々と、その電話番号の携帯端末装置宛ての電子メールの配信時刻とを関連付けて記述したリストを発信用サーバー装置に送信する手段を備えたことを特徴とする情報配信装置。
【請求項10】 情報配信を行う情報配信方法であって、情報配信装置は、情報配信先の携帯端末装置群の電話番号情報群を含む情報を発信用サーバー装置に送信し、配信時刻が到来した配信情報を電子メールにしてメールサーバー装置に送信し、発信用サーバー装置は、受信した電話番号情報群で示される夫々の電話番号のダイヤル動作を行い、メールサーバー装置は、受信した電子メールを蓄積し、携帯端末装置からの電子メールアクセス指示に応答して蓄積しておいた電子メールを配信し、携帯端末装置は、配信された電子メールを受信する、ことを特徴とする情報配信方法。
【請求項11】 情報配信を行う情報配信装置を動作させるための動作プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、情報配信先の携帯端末装置群の電話番号情報群を含む情報を発信用サーバー装置に送信する処理と、配信時刻が到来した配信情報を電子メールにしてメールサーバー装置に送信する処理と、を含む処理を実行させるための動作プログラムを記録した記録媒体。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報配信を行う情報配信システム、情報配信装置、情報配信方法およびそのための動作プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】配信時刻が到来した配信情報を携帯端末装置に電子メールで配信するに際しては、情報配信用装置が、直接、その携帯端末装置に電子メールを配信するのではなく、例えば、他のメールサーバー装置のメールボックスにその電子メールを蓄積させておき、ついで、ユーザが携帯端末装置を操作してメールボックスのアクセスを行うと、これに応答してメールサーバー装置が電子メールを配信するようにされていた。
【発明が解決しようとする課題】したがって、電子メールでの情報配信を受ける場合には、ユーザ操作によるメールボックスアクセス操作が必要となる。このため、例えばモーニングコール用の情報配信を行う際には、従来のシステムでは対応することができなかった。
【0003】本発明は、かかる従来の課題を解決するためになされたもので、配信時間が到来して電子メールにて情報配信が行われたことを分かるようにした情報配信システム、情報配信装置、情報配信方法およびそのための動作プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明は、情報配信を行う情報配信システムであって、情報配信先の携帯端末装置群の電話番号情報群を含む情報を発信用サーバー装置に送信し、配信時刻が到来した配信情報を電子メールにしてメールサーバー装置に送信する情報配信装置と、受信した電話番号情報群で示される夫々の電話番号のダイヤル動作を行う発信用サーバー装置と、受信した電子メールを蓄積し、携帯端末装置からの電子メールアクセス指示に応答して蓄積しておいた電子メールを配信するメールサーバー装置と、配信された電子メールを受信する携帯端末装置と、を備えたことを特徴とするようにした。
【0004】この発明においては、情報配信装置は、情報配信先の携帯端末装置群の電話番号情報群を含む情報を発信用サーバー装置に送信し、配信時刻が到来した配信情報を電子メールにしてメールサーバー装置に送信する。そして、発信用サーバー装置が、受信した電話番号情報群で示される夫々の電話番号のダイヤル動作を行うので、ダイヤル動作の対象となった携帯端末装置から呼出信号が発せられ、携帯端末装置使用者はこれを把握して電子メールでの情報配信が行われたことが分かる。そして、携帯端末装置から電子メールアクセス指示を送信して、メールサーバー装置がこれに応答し蓄積しておいた電子メールを配信したものを携帯端末装置で受信するようにすれば、配信された電子メールを速やかに受信することができる。
【0005】また、情報配信装置に、情報配信先の携帯端末装置群の電話番号情報群を発信用サーバー装置に送信するに際して、現時点と将来の配信時刻との時間差が所定時間内の電話番号情報群のみを発信用サーバー装置に送信する手段を備えるようにしても良い。
【0006】更に、情報配信装置が、電話番号情報群の夫々と、その電話番号の携帯端末装置宛ての電子メールの配信時刻とを関連付けて記述したリストを発信用サーバー装置に送信する手段を備え、また、発信用サーバー装置が、このリストの配信時刻で示される時刻が到来した電話番号のダイヤル動作を順次行う手段を備えるようにすることができる。
【0007】また、情報配信装置が、電話番号情報群の夫々と、その電話番号の携帯端末装置宛ての電子メールの配信時刻とを関連付けて記述したリストを発信用サーバー装置に送信する手段を備え、また、発信用サーバー装置が、このリストの配信時刻で示される時刻の所定時間前の時刻が到来した電話番号のダイヤル動作を順次行う手段を備えるようにしても良い。
【0008】そして、携帯端末装置が、特定のボタンのボタン操作が行われると前記メールサーバー装置に対して電子メールアクセス指示を送信する送信手段と、これに応答して前記メールサーバー装置から配信された電子メールを受信する受信手段と、受信した電子メールで指定されている情報を再生する再生手段と、を備えるようにすることもできる。また、情報配信装置が電子メールにて配信する配信情報は、少なくとも動画像情報を含むようにして、携帯端末装置の再生手段が、動画像を再生してその表示部に表示させるようにすることも好ましい。
【0009】また、本発明は、情報配信を行う情報配信装置であって、情報配信先の携帯端末装置群の電話番号情報群を含む情報を発信用サーバー装置に送信する手段と、配信時刻が到来した配信情報を電子メールにしてメールサーバー装置に送信する手段と、を備えたことを特徴とする情報配信装置を提供する。
【0010】さらに、この情報配信装置において、情報配信先の携帯端末装置群の電話番号情報群を発信用サーバー装置に送信するに際して、現時点と将来の配信時刻との時間差が所定時間内の電話番号情報群のみを発信用サーバー装置に送信する手段を備えたり、あるいは、電話番号情報群の夫々と、その電話番号の携帯端末装置宛ての電子メールの配信時刻とを関連付けて記述したリストを発信用サーバー装置に送信する手段を備えたりすることができる。
【0011】また、本発明のよれば、情報配信を行う情報配信方法であって、情報配信装置は、情報配信先の携帯端末装置群の電話番号情報群を含む情報を発信用サーバー装置に送信し、配信時刻が到来した配信情報を電子メールにしてメールサーバー装置に送信し、発信用サーバー装置は、受信した電話番号情報群で示される夫々の電話番号のダイヤル動作を行い、メールサーバー装置は、受信した電子メールを蓄積し、携帯端末装置からの電子メールアクセス指示に応答して蓄積しておいた電子メールを配信し、携帯端末装置は、配信された電子メールを受信する、ことを特徴とする情報配信方法も提供される。
【0012】そして、本発明は、情報配信を行う情報配信装置を動作させるための動作プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、情報配信先の携帯端末装置群の電話番号情報群を含む情報を発信用サーバー装置に送信する処理と、配信時刻が到来した配信情報を電子メールにしてメールサーバー装置に送信する処理と、を含む処理を実行させるための動作プログラムを記録した記録媒体も提供する。
【0013】このような記録媒体としては、ROM、半導体IC等の半導体記録媒体、DVDROM、CDROM等の光記録媒体、フレキシブルディスク等の磁気記録媒体、MO等の光磁気記録媒体等のデジタルコンテンツの記録、読み出しが可能な記録媒体が挙げられる【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。なお、本発明の実施形態の説明においては特にモーニングコールシステムに本発明を適用した場合を想定して以下に説明をする。
【0014】(構成)図1は、本発明の実施の形態の情報配信システム1のブロック構成図である。この情報配信システム1は、携帯端末装置100と、メールサーバー装置400と、交換機250と、発信用サーバー装置500と、情報配信装置300とを有している。携帯端末装置100と、メールサーバー装置400と、交換機250とは所要の情報を通信可能に通信網200で接続されていて、交換機250と発信用サーバ500とは図示しない通信網等で接続されている。
【0015】また、情報配信装置300と、メールサーバー装置400とは所要の情報を通信可能に通信網201で接続されており、更に、情報配信装置300と発信用サーバー装置500とは専用線202によって所要の情報を通信可能に接続されている。また、メールサーバー装置400と発信用サーバー装置500とを同一の通信業者に設置しても良いし、別々の業者に接続しても良い。
【0016】なお、携帯端末装置100は、当然に複数台使用可能であるが、説明の容易化のため1台として説明する。また、ここでは特に携帯電話を例にとり説明するが必ずしも携帯電話である必要はなく、モバイル機能を有する小型情報処理端末等にしても良い。さらに、通信網200、201は、例えばインターネット網で構成しても良いし、必要とあらば専用線等を用いて実現され、各通信網の接続態様も図1に示されるものには限られ無い。
【0017】図2は、情報配信装置300のブロック構成図である。この情報配信装置300は、動作プログラムに従った動作を行うCPU等で実現される処理部310と、マウス等の入力デバイスで実現できる入力部320と、CRT等の表示デバイスで実現できる出力部330と、HD等で実現できる記憶部340とを備えている。この記憶部340には、テーブル群350が格納されており、このテーブル群350を構成するテーブルの参照、更新等は、処理部310によって行われるようになっている。また、処理部310は、カレンダ機能付きの時計機能311を有して常時現在の日時を把握可能に構成されている。
【0018】図6は、テーブル群350を構成するテーブルの説明図である。図6に示す情報配信用テーブル351は、会員の識別子である会員IDと、そのメールアドレスと、その使用する携帯電話番号と、情報の配信時刻と、配信情報とが関連付けて記憶されている。図5に示す一例では会員ID「00000001」の会員に配信時刻「AM(午前)10時1分」に配信情報を配信するように設定されている。この配信情報は、動画像情報g1および音声情報b1である。同様に会員ID「00000002」、「00000003」に対する配信時刻は、「AM10時2分」、「AM10時6分」に設定されている。なお、この配信情報を会員の起床を促すような音声情報や動画像情報とすれば、モーニングコールシステム用の情報配信が行われる。
【0019】図3は、メールサーバー装置400のブロック構成図である。このメールサーバー400は、動作プログラムに従った動作を行うCPU等で実現される処理部410と、メール用テーブル421を格納したメールボックス420(HD等で実現される)とを備えている。このメール用テーブル421の参照、更新等は、処理部410によって行われるようになっている。
【0020】図7は、メール用テーブル421の説明図である。このメール用テーブル421は、送信先メールアドレスとそのアドレスに電子メールにて配信されてきた配信情報を格納情報として関連付けて記憶可能となっていて、処理部420は、送信されてきた電子メールを受信し、そのメールアドレスとその受信メールで配信された配信情報とを関連付けて順次蓄積していくようにされている。図7に示す一例では、情報配信装置300から、送信先メールアドレスaとして動画像g1、音声情報b1が電子メールにて送信されてきて、処理部410がこれをメール用テーブル421に蓄積した状態を示している。
【0021】図4は、発信用サーバー装置500のブロック構成図である。この発信用サーバー装置500は、動作プログラムに従った動作を行うCPU等で実現される制御部510と、後に説明するリストを格納するリスト格納エリア521が形成された記憶部520(HD等で実現される)とを備えている。また、制御部510は、カレンダ機能付きの時計機能311を有して常時現在の日時を把握可能に構成されている。
【0022】次に、図4のブロック構成図を参照して、携帯端末装置100の構成を説明する。この携帯端末装置100は、動作プログラムに従った動作を行うCPU等で実現される処理部110と、操作ボタン等の入力デバイスで実現できる操作部120と、カラー液晶ディスプレイ等の表示デバイスで実現できる表示部130と、各種の情報を不揮発的に記憶する記憶部140と、音声出力を行う音声出力部150と、使用者を撮影するための撮像部160と、マイクロフォン170とを備えていて、操作部120のボタン操作によって所要の操作を行えるように構成されている。
【0023】なお、撮像部160は例えば小型CCDカメラで実現でき、また、音声出力部150はスピーカーによって実現できるので、図5に示す携帯端末装置100は携帯電話の他に小型で可搬性のある情報処理装置として実現可能である。
【0024】また、この携帯端末装置100は、携帯電話や可搬型でモバイル機能を有する小型情報処理装置等によって実現可能であり、携帯型の端末装置を用いて、モーニングコール機能を実現することができることになる。なお、携帯端末装置100を携帯電話とすることによって、図1の構成において厳密に記載すると、基地局等の中継装置が必要となるが、本発明の主要部の理解の容易化のために敢えて基地局等の中継装置を図示せずに説明する。
【0025】(動作)
(動作例1)次に、図8、図10に示すフローチャート等を参照して動作例1を説明する。先ずステップS800において、情報配信装置300の処理部310は、記憶部340に記憶する情報配信用テーブル351から、電話番号と配信時刻とを関連付けたリストを作成して、これを発信用サーバー装置500に送信する。
【0026】図9は、このリストの例であり、図6の情報配信用テーブル351から、電話番号と配信時刻の情報をコピーしてこれらを関連付けて作成したものであることが分かる。発信用サーバー装置500は、このリストを受信するとリスト格納エリア521に受信したリスト(図9参照)を格納する。
【0027】次に、ステップS810において、処理部310は、情報配信用テーブル351の配信時刻の欄の記憶内容と、時計311で示される時刻とを参照して、配信時刻が到来したものがあるか否かを判定する。
【0028】配信時刻が到来したものが無い場合(No)にはステップS810にてウエイト状態となり、一方、配信時刻が到来したものがある場合(Yes)にはステップS820に移行する。
【0029】そして、ステップS820において、処理部310は、その配信時刻が到来した配信情報を電子メールとして生成し、これを対応するメールアドレスを送信先アドレスとして送信する。図5に示す例では、時刻が午前10時1分となった場合に、配信情報である動画像a1、音声情報b1とを電子メールとしてメールアドレスaに送信する。
【0030】すると、送信された電子メールはメールサーバー装置400の処理部410に受信されて、これを図7に示すようにしてメール用テーブル431に格納する。このようにして、処理部310は、リスト送信後、配信時刻が到来した配信情報を次々と配信先携帯端末装置100に電子メールにて配信する。
【0031】一方、発信用サーバー装置500の制御部510は、図10に示すうように動作する。ここでは図9に示すリストがリスト格納エリア521に格納されているものとして、先ず図10(a)の動作パターンを説明する。制御部510は、ステップS1000において、リストで示される配信時刻と時計511で把握される現在時刻とを比較しながら、配信時刻が到来したものがあるか否かを判定する。
【0032】配信時刻が到来したものが無い場合(No)にはステップS1000にてウエイト状態となり、一方、配信時刻が到来したものがある場合(Yes)にはステップS1010に移行する。
【0033】そして、ステップS1010において、配信時刻が到来した電話番号のダイアル動作を行って交換機250を制御する。これにより、この電話番号の携帯端末装置100には呼出信号が送信される。このようにして、制御部310は、リストを参照して配信時刻が到来した電話番号のダイアル動作を次々行っていく。
【0034】次に、図10(b)の動作パターンを説明する。制御部510は、ステップS1001において、リストで示される配信時刻と時計511で把握される現在時刻とを比較しながら、配信時刻の30秒前のものがあるか否かを判定する。
【0035】無い場合(No)にはステップS1001にてウエイト状態となり、一方、ある場合(Yes)にはステップS1011に移行する。
【0036】そして、ステップS1011において、配信時刻の30秒前のものの電話番号のダイアル動作を行って交換機250を制御する。これにより、この電話番号の携帯端末装置100には呼出信号が送信される。このようにして、制御部310は、リストを参照して配信時刻の所定時間前例えば30秒前のものの電話番号のダイアル動作を次々行っていく。したがって、図9に示す一例では、現在時刻が午前10時0分30秒以降になった場合に、制御部510は電話番号bのダイアル動作を行い、現在時刻が午前10時1分30秒以降になった場合に、制御部510は電話番号dのダイアル動作を行い、…というようにダイアル動作を行う。
【0037】さて、呼出信号が携帯端末装置100の音声出力部150から発せられると、会員は電子メールが配信されたことを把握するので、例えば操作部120の着信ボタンを操作する等して呼出信号を止める。次いで、操作部120を順次操作してメール受信操作を行う。
【0038】すると、携帯端末装置100の処理部110は、自身のメールアドレス等を含むメールアクセス信号をメールサーバ装置400に送信する。これに応答して、メールサーバー装置400の処理部410は、メール用テーブル421において、受信したメールアドレスに対応する格納情報を携帯端末装置100に送信する。
【0039】これを受信した処理部110は、受信した電子メールの動画像情報を表示部130に表示させると共に、受信した電子メールの音声情報を音声出力部150から出力させる。例えば、動画像情報、音声情報が夫々g1、b1である場合には、表示部130には動画像g1が表示されると共に、音声出力部150からは音声情報b1が出力される。この音声情報や動画像情報が会員の起床を促す情報であれば、このような情報配信によってモーニングコール機能が実現されることになる。
【0040】したがって、この動作例1によれば、情報配信装置300は、情報配信先の携帯端末装置群の電話番号情報群を含む情報を発信用サーバー装置500に送信し、配信時刻が到来した配信情報を電子メールにしてメールサーバー装置400に送信する。そして、発信用サーバー装置500が、受信した電話番号情報群で示される夫々の電話番号のダイヤル動作を行うので、ダイヤル動作の対象となった携帯端末装置100から呼出信号が発せられ、携帯端末装置100の使用者はこれを把握して電子メールでの情報配信が行われたことが分かる。
【0041】そして、携帯端末装置100から電子メールアクセス指示を送信して、メールサーバー装置400がこれに応答し蓄積しておいた電子メールを配信したものを携帯端末装置100で受信するようにすれば、配信された電子メールを速やかに受信することができる。
【0042】更に、情報配信装置300が、電話番号情報群の夫々と、その電話番号の携帯端末装置100宛ての電子メールの配信時刻とを関連付けて記述したリスト(図9)を発信用サーバー装置500に送信し、発信用サーバー装置500が、このリストの配信時刻で示される時刻が到来した電話番号のダイヤル動作を順次行うので、自動的に配信時刻に所望の携帯端末装置100に呼出信号を送信することができる。
【0043】また、情報配信装置300が、電話番号情報群の夫々と、その電話番号の携帯端末装置宛ての電子メールの配信時刻とを関連付けて記述したリスト(図9)を発信用サーバー装置500に送信し、発信用サーバー装置500が、このリストの配信時刻で示される時刻の所定時間前例えば30秒前の時刻が到来した電話番号のダイヤル動作を順次行うようにすれば、情報配信前に呼出信号を所望の携帯端末装置100に送信することができる。
【0044】(動作例2)この動作例では、総ての電話番号と配信時刻を事前にリスト送信するのではなく、配信時刻が迫ってきたもののみをリスト送信する点に特徴がある。図11、図10に示すフローチャート等を参照して動作例2を説明する。先ずステップS1100において、情報配信装置300の処理部310は、記憶部340に記憶する情報配信用テーブル351から、現時刻と配信時刻との時間差が所定時間内例えば5分内の、電話番号と配信時刻とを関連付けたリストを作成して、これを発信用サーバー装置500に送信する(ステップS1102)。
【0045】図12は、現時刻を午前10時0分に想定した場合のリストの例である。図6の情報配信用テーブル351から、現時刻と配信時刻との時間差が5分以内の電話番号と配信時刻の情報をコピーしてこれらを関連付けて作成したものであることが分かる。したがって、図9ではリストに記述されていた「電話番号f、配信時刻午前10時6分」はこのリストでは記述されていない。そして、発信用サーバー装置500は、このリストを受信するとリスト格納エリア521に受信したリスト(図12参照)を格納する。
【0046】次に、ステップS1104において、処理部310は、情報配信用テーブル351の配信時刻の欄の記憶内容と、時計311で示される時刻とを参照して、配信時刻が到来したものがあるか否かを判定し、配信時刻が到来したものが無い場合(No)にはステップS1104にてウエイト状態となり、一方、配信時刻が到来したものがある場合(Yes)にはステップS1106に移行する。
【0047】そして、ステップS1106において、処理部310は、その配信時刻が到来した配信情報を電子メールとして生成し、これを対応するメールアドレスを送信先アドレスとして送信する。図5に示す例では、時刻が午前10時1分となった場合に、配信情報である動画像a1、音声情報b1とを電子メールとしてメールアドレスaに送信する。
【0048】すると、送信された電子メールはメールサーバー装置400の処理部410に受信されて、これを図7に示すようにしてメール用テーブル431に格納する。このようにして、処理部310は、リスト送信後、配信時刻が到来した配信情報を次々と配信先携帯端末装置100に電子メールにて配信する。
【0049】一方、発信用サーバー装置500の制御部510は、動作例1と同様に、図10に示すように動作する。ここでは図12に示すリストがリスト格納エリア521に格納されているものとして、先ず図10(a)の動作パターンを説明する。制御部510は、ステップS1000において、リストで示される配信時刻と時計511で把握される現在時刻とを比較しながら、配信時刻が到来したものがあるか否かを判定する。
【0050】配信時刻が到来したものが無い場合(No)にはステップS1000にてウエイト状態となり、一方、配信時刻が到来したものがある場合(Yes)にはステップS1010に移行する。
【0051】そして、ステップS1010において、配信時刻が到来した電話番号のダイアル動作を行って交換機250を制御する。これにより、この電話番号の携帯端末装置100には呼出信号が送信される。このようにして、制御部310は、リストを参照して配信時刻が到来した電話番号のダイアル動作を次々行っていく。
【0052】次に、図10(b)の動作パターンを説明する。制御部510は、ステップS1001において、リストで示される配信時刻と時計511で把握される現在時刻とを比較しながら、配信時刻の30秒前のものがあるか否かを判定する。
【0053】無い場合(No)にはステップS1001にてウエイト状態となり、一方、ある場合(Yes)にはステップS1011に移行する。
【0054】そして、ステップS1011において、配信時刻の30秒前のものの電話番号のダイアル動作を行って交換機250を制御する。これにより、この電話番号の携帯端末装置100には呼出信号が送信される。このようにして、制御部310は、リストを参照して配信時刻の所定時間前例えば30秒前のものの電話番号のダイアル動作を次々行っていく。したがって、図12に示す例では、現在時刻が午前10時0分30秒以降になった場合に、制御部510は電話番号bのダイアル動作を行い、現在時刻が午前10時1分30秒以降になった場合に、制御部510は電話番号dのダイアル動作を行ってダイアル動作を終了する。
【0055】さて、呼出信号が携帯端末装置100の音声出力部150から発せられると、会員は電子メールが配信されたことを把握するので、例えば操作部120の着信ボタンを操作する等して呼出信号を止める。次いで、操作部120を順次操作してメール受信操作を行う。
【0056】すると、携帯端末装置100の処理部110は、自身のメールアドレス等を含むメールアクセス信号をメールサーバ装置400に送信する。これに応答して、メールサーバー装置400の処理部410は、メール用テーブル421において、受信したメールアドレスに対応する格納情報を携帯端末装置100に送信する。
【0057】これを受信した処理部110は、受信した電子メールの動画像情報を表示部130に表示させると共に、受信した電子メールの音声情報を音声出力部150から出力させる。例えば、動画像情報、音声情報が夫々g1、b1である場合には、表示部130には動画像g1が表示されると共に、音声出力部150からは音声情報b1が出力される。この音声情報や動画像情報が会員の起床を促す情報であれば、このような情報配信によってモーニングコール機能が実現されることになる。
【0058】したがって、この動作例2によれば、情報配信装置300は、情報配信先の携帯端末装置群の電話番号情報群を発信用サーバー装置500に送信するに際して、現時点と将来の配信時刻との時間差が所定時間内例えば5分以内の電話番号情報群のみを発信用サーバー装置500に送信するので、リストの情報量を抑制しながらリスト送信を行える。
【0059】また、この動作例2にあっても、情報配信装置300が、電話番号情報群の夫々と、その電話番号の携帯端末装置100宛ての電子メールの配信時刻とを関連付けて記述したリスト(図12)を発信用サーバー装置500に送信し、発信用サーバー装置500が、このリストの配信時刻で示される時刻が到来した電話番号のダイヤル動作を順次行うので、動作例1と同様に自動的に配信時刻に所望の携帯端末装置100に呼出信号を送信することができる。
【0060】また、この動作例2にあっても、情報配信装置300が、電話番号情報群の夫々と、その電話番号の携帯端末装置宛ての電子メールの配信時刻とを関連付けて記述したリスト(図12)を発信用サーバー装置500に送信し、発信用サーバー装置500が、このリストの配信時刻で示される時刻の所定時間前例えば30秒前の時刻が到来した電話番号のダイヤル動作を順次行うようにすれば、動作例1と同様に情報配信前に呼出信号を所望の携帯端末装置100に送信することができる。
【0061】(動作例3)この動作例3は、携帯端末装置100側の操作性を改良した点に特徴がある。図13は、この動作例3の携帯端末装置100のブロック構成図である。この携帯端末装置100は、図5に示すものに対して専用ボタン121を設けている。
【0062】今、携帯端末装置100から呼出信号が発生されているとすると、着信ボタンを押してこれを停止させ、専用ボタン121を押す。すると、携帯端末装置100の処理部110は、図14のステップS1400で専用ボタン121が押されたと判断され(Yes)ステップS1402に移行する。なお、専用ボタン121が押されない場合(No)にはステップS1400にてウエイト状態となる。
【0063】次いで、処理部110は、自動的に、自身のメールアドレス等を含むメールアクセス信号をメールサーバ装置400に送信する(ステップS1402)。これに応答して、メールサーバー装置400の処理部410は、メール用テーブル421において、受信したメールアドレスに対応する格納情報を携帯端末装置100に送信する。
【0064】そして、処理部110は、自動的に電子メールを受信し(ステップS1404)、次いでステップS1406において、自動的に受信した電子メールの動画像情報を表示部130に表示させると共に、受信した電子メールの音声情報を音声出力部150から出力させる。例えば、動画像情報、音声情報が夫々g1、b1である場合には、表示部130には動画像g1が表示されると共に、音声出力部150からは音声情報b1が出力される。この音声情報や動画像情報が会員の起床を促す情報であれば、専用ボタン121を押すだけでこのような情報配信が行われてモーニングコール機能が実現される。
【0065】したがって、この動作例3によれば、携帯端末装置100は、特定のボタンである専用ボタン121のボタン操作が行われるとメールサーバー装置400に対して電子メールアクセス指示を送信し、これに応答してメールサーバー装置400から配信された電子メールを受信し、受信した電子メールで指定されている情報を再生するので、専用ボタン121を押すだけで配信された情報を獲得することができ利便性が増す。特に、携帯端末装置100が、動画像を再生してその表示部130に表示させるようにすれば、専用ボタン121の簡単なボタン操作のみで動画像再生表示が行える。
【0066】なお、操作部120に専用ボタン121を設ける他に、既存のボタンを複数組合わせたものを同時に押すことによって、図14にて説明したような一連の操作を行うようにしても良い。例えば、着信ボタンと数字1と数字9の3つのボタンを同時に押す等が挙げれる。また、所定期間例えば3秒以内に或るボタンを所定回数例えば5回以上押すことによって、図14にて説明したような一連の操作を行うようにしても良い。
【0067】図15は、図1に示す各装置の主要部のハードウエア構成図である。図15に示す構成では、CPU1500と、動作プログラム1512を記録した記録媒体としてのHD1510と、操作ボタンまたはマウス1520と、液晶ディスプレイまたはCRT1530とを有し、これらが相互に所要の情報を通信可能にバス1540で接続されている。そして、CPU1500が、動作プログラム1512を実行することによって、以上説明してきたような各種の動作が実現できる。
【0068】以上、本発明の実施の形態について説明したきたが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、本発明の実施の形態に対して種々の変形や変更を施すことができる。例えば、配信情報を動画像情報および音声情報の内のいずれか一方にすること、配信情報を動画像情報および音声情報以外の情報例えば静止画像とすること、配信情報をモーニングコール用以外の情報とすること、通信網200、201に金融機関用のサーバ装置を接続して、会員の口座から料金を自動引き落しとすること等の種々の変形や変更が挙げられる。
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれば、配信時間が到来して電子メールにて情報配信が行われたことを分かるようにすることができるという効果が得られる。
【出願人】 【識別番号】300037519
【氏名又は名称】株式会社宮文館
【出願日】 平成12年10月24日(2000.10.24)
【代理人】 【識別番号】100105810
【弁理士】
【氏名又は名称】根本 宏
【公開番号】 特開2002−132671(P2002−132671A)
【公開日】 平成14年5月10日(2002.5.10)
【出願番号】 特願2000−323471(P2000−323471)