| 【発明の名称】 |
電子メール配信システム |
| 【発明者】 |
【氏名】前澤 秀和
【氏名】松本 光正
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| 【要約】 |
【課題】設定された配信条件に従って、電子メールを自動的に繰り返し配信することが可能な電子メール配信システムを提供する。
【解決手段】電子メール配信システム2は、繰り返し配信条件を設定する配信条件設定部2aと、繰り返しは威信条件に従って電子メールを自動的に配信する電子メール配信部2bと、配信する電子メールを記憶する電子メール記憶部2cと、配信先のメールアドレスを記憶するメールアドレス記憶部2dと、設定された外的要因を監視する外的要因監視部2eとから構成した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電子メールを所定の配信先に配信する電子メール配信システムであって、繰り返し配信条件に従って、電子メールの配信を自動的に繰り返し行うようにしたことを特徴とする電子メール配信システム。 【請求項2】 前記繰り返し配信条件を設定可能な繰り返し配信条件設定手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の電子メール配信システム。 【請求項3】 前記繰り返し配信条件設定手段は、前記繰り返し配信条件として、配信の開始時期を設定可能となっていることを特徴とする請求項2記載の電子メール配信システム。 【請求項4】 前記繰り返し配信条件設定手段は、前記繰り返し配信条件として、配信の終了時期を設定可能となっていることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の電子メール配信システム。 【請求項5】 前記繰り返し配信条件設定手段は、前記繰り返し配信条件として、配信の間隔を設定可能となっていることを特徴とする請求項2及至請求項4のいずれかに記載の電子メール配信システム。 【請求項6】 前記繰り返し配信条件設定手段は、前記繰り返し配信条件として、配信を行う年、月、日、時、分、秒の少なくとも一つを設定可能となっていることを特徴とする請求項2及至請求項5のいずれかに記載の電子メール配信システム。 【請求項7】 前記繰り返し配信条件設定手段は、前記年、月、日、時、分、秒の各項目のうち、値が指定された項目についてはその値を設定し、値が指定されなかった項目については、それが年、月、日の場合は設定時の年、月、日を設定し、それが時、分、秒の場合には0を設定するようになっていることを特徴とする請求項6記載の電子メール配信システム。 【請求項8】 前記繰り返し配信条件設定手段は、前記年、月、日、時、分、秒のうち少なくとも一つの項目についてワイルドカード指定が可能となっており、前記ワイルドカード指定がされた場合には、該ワイルドカード指定がされていない項目のみに基づいて電子メールの配信を自動的に繰り返し行うようになっていることを特徴とする請求項6又は請求項7記載の電子メール配信システム。 【請求項9】 前記繰り返し配信条件設定手段は、前記繰り返し配信条件として、配信の回数を設定可能となっていることを特徴とする請求項2及至請求項5のいずれかに記載の電子メール配信システム。 【請求項10】 配信料金設定手段を備え、前記繰り返し配信条件設定手段は、前記配信料金設定手段によって配信料金が設定されている場合は、その金額に応じて前記配信回数を設定するようになっていることを特徴とする請求項9記載の電子メール配信システム。 【請求項11】 重点配信期間設定手段を備え、前記繰り返し配信条件設定手段は、前記重点配信期間設定手段によって重点的な配信期間が設定されている場合には、その重点的な配信期間についてはそれ以外の配信期間に比べて配信間隔が短くなるように前記繰り返し配信条件を設定するようになっていることを特徴とする請求項2及至請求項10のいずれかに記載の電子メール配信システム。 【請求項12】 前記配信先のアドレスを記憶するアドレス記憶手段と、配信する電子メールを記憶する電子メール記憶手段と、を備え、配信実行時に前記アドレス記憶手段に記憶されているアドレスに対して前記電子メール記憶手段に記憶されている電子メールを配信するようになっていることを特徴とする請求項1及至請求項11のいずれかに記載の電子メール配信システム。 【請求項13】 前記繰り返し配信条件設定手段は、一つの条件項目に対して複数の設定ができるようになっていることを特徴とする請求項2及至請求項12のいずれかに記載の電子メール配信システム。 【請求項14】 前記配信先に関連する外的要因を監視する外的要因監視手段を備え、前記繰り返し配信条件設定手段は、前記外的要因の変動に基づいて、前記繰り返し配信条件を自動的に設定変更するようになっていることを特徴とする請求項2及至請求項13のいずれかに記載の電子メール配信システム。 【請求項15】 前記外的要因監視手段は、前記外的要因として、天候、気温、株価のうち少なくとも一つを監視するようになっていることを特徴とする請求項14記載の電子メール配信システム。 【請求項16】 前記外的要因に対する条件を設定可能な外的要因条件設定手段を備え、前記繰り返し配信条件設定手段は、前記外的要因監視手段によって監視された前記外的要因及び前記外的要因条件設定手段によって設定された前記外的要因の条件に基づいて、前記繰り返し配信条件を自動的に設定変更するようになっていることを特徴とする請求項14又は請求項15記載の電子メール配信システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電子メール配信システムに係り、特に、繰り返し配信条件に従って、自動的に電子メールを繰り返し配信する電子メール配信システムに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、電子メールを所望の配信間隔で繰り返し配信する場合に、例えば、電子メールの配信に対して日付や時刻などを指定できる特開平10−303972の公報例のメール蓄積配信システムを利用した場合を説明する。このシステムは、作成する電子メールに配信希望の日付や時刻などを指定することにより、このシステムを構成するメール蓄積配信サーバが、その指定内容に従ってメールを指定日の指定時刻に配信するものである。従って、上記した条件の配信を行わせたい場合は、所望の配信間隔だけ配信指定時間をずらして指定したメールを、繰り返したい数だけ用意することで実現することになる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来例では、繰り返すメール数が多くなると、メール作成作業に非常に手間がかかる上に、特に、同一内容の電子メールを繰り返し配信する場合に、サーバ側にある電子メールを蓄積する記憶装置には、配信条件の部分のみを変更した同一内容のメールが何通も蓄積されることになり、装置の蓄積容量を非効率に消費することにもなる。 【0004】そこで、本発明は、このような従来の技術の有する未解決の課題に着目してなされたものであって、設定された配信条件に従って、電子メールを自動的に繰り返し配信することが可能な電子メール配信システムを提供することを目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明に係る請求項1記載の電子メール配信システムは、電子メールを所定の配信先に配信する電子メール配信システムであって、繰り返し配信条件に従って、電子メールの配信を自動的に繰り返し行うようにした。 【0006】このような構成であれば、繰り返し配信条件に従って、電子メール配信システムが電子メールの配信を自動的に繰り返し行うので、例えば、企業などが、このメール配信システムを広告メールの繰り返し配信に利用した場合に、広告メールを自動的に繰り返し配信するので、配信回数分の配信作業をする必要がなく手間を省くことが可能である。 【0007】また、請求項2に係る発明は、請求項1記載の電子メール配信システムにおいて、前記繰り返し配信条件を設定可能な繰り返し配信条件設定手段を備えた。 【0008】このような構成であれば、繰り返し配信条件設定手段によって所望の繰り返し配信条件の設定が可能となるので、システム提供者は、利用者にとって、便利で、且つ利用者のニーズに答えられる電子メールの繰り返し配信サービスを提供することが可能となる。 【0009】また、請求項3に係る発明は、請求項2記載の電子メール配信システムにおいて、前記繰り返し配信条件設定手段は、前記繰り返し配信条件として、配信の開始時期を設定可能となっている。 【0010】つまり、繰り返し配信条件として、配信の開始時期を設定可能としているので、利用者は、例えば、クリスマスイヴである12月24日など、所望の開始時期を設定することができるので、イベント情報などを配信する際に役立つ。 【0011】また、請求項4に係る発明は、請求項2又は請求項3記載の電子メール配信システムにおいて、前記繰り返し配信条件設定手段は、前記繰り返し配信条件として、配信の終了時期を設定可能となっている。 【0012】つまり、繰り返し配信条件として、配信の終了時期を設定可能としているので、利用者は、例えば、ゴールデンウィーク前や夏休みなどの初日を配信開始時期にして、終了日を配信終了時期として設定することで、所望の配信期間を設定することができるので、イベント情報や広告メールなどを配信する際に高い効果を期待できる。 【0013】また、請求項5に係る発明は、請求項2及至請求項4のいずれかに記載の電子メール配信システムにおいて、前記繰り返し配信条件設定手段は、前記繰り返し配信条件として、配信の間隔を設定可能となっている。 【0014】つまり、繰り返し配信条件として、配信の間隔を設定可能としているので、利用者は、例えば、1時間おきに内容の違う電子メールを配信するなど、所望の配信間隔で電子メールを配信するように設定することができるので、広告メールやテスト問題の配信などに利用が可能である。 【0015】また、請求項6に係る発明は、請求項2及至請求項4のいずれかに記載の電子メール配信システムにおいて、前記繰り返し配信条件設定手段は、前記繰り返し配信条件として、配信を行う年、月、日、時、分、秒の少なくとも一つを設定可能となっている。 【0016】つまり、繰り返し配信条件として設定可能な、配信開始時期及び配信間隔に対して、年、月、日、時、分、秒の設定が可能となるので、正確な時間に電子メールを配信したい場合や、正確な配信間隔で配信したい場合などに秒単位までの設定が可能となる。 【0017】また、請求項7に係る発明は、請求項6記載の電子メール配信システムにおいて、前記繰り返し配信条件設定手段は、前記年、月、日、時、分、秒の各項目のうち、値が指定された項目についてはその値を設定し、値が指定されなかった項目については、それが年、月、日の場合は設定時の年、月、日を設定し、それが時、分、秒の場合には0を設定するようになっている。 【0018】つまり、配信開始時期及び配信間隔を設定する際に、年、月、日、時、分、秒の各項目のうち値を省略した項目に対して、年、月、日の場合は、設定した時の年、月、日が自動的に設定され、時、分、秒の場合は0が自動的に設定されるもので、例えば、設定した日の正午から1時間おきに電子メールを繰り返し配信する場合は、年、月、日の設定を省略することが可能となるので、設定者にとって便利である。 【0019】また、請求項8に係る発明は、請求項6又は請求項7記載の電子メール配信システムにおいて、前記繰り返し配信条件設定手段は、前記年、月、日、時、分、秒のうち少なくとも一つの項目についてワイルドカード指定が可能となっており、前記ワイルドカード指定がされた場合には、該ワイルドカード指定がされていない項目のみに基づいて電子メールの配信を自動的に繰り返し行うようになっている。 【0020】つまり、配信開始時期及び配信間隔の設定において、年、月、日、時、分、秒の各項目の設定にワイルドカードを指定することを可能としたもので、ワイルドカードを指定した項目は年であれば毎年、時であれば毎時間となるので、ワイルドカードを指定していない項目に基づいて繰り返し配信を行うことになる。例えば、配信開始時期として、年、月、日にはワイルドカードを指定し、時、分、秒には12時30分40秒と設定した場合は、毎年、毎月、毎日、12時30分40秒になると電子メールの配信を開始することになる。 【0021】また、請求項9に係る発明は、請求項2及至請求項5のいずれかに記載の電子メール配信システムにおいて、前記繰り返し配信条件設定手段は、前記繰り返し配信条件として、配信の回数を設定可能となっている。 【0022】つまり、繰り返し配信条件として、配信回数の設定を可能としたもので、利用者は、例えば、設定開始時期及び配信の間隔を設定した後に、所望の配信回数を設定することで、所望の配信開始時期及び配信間隔で所望の配信回数の電子メールの繰り返し配信が可能となる。 【0023】また、請求項10に係る発明は、請求項9記載の電子メール配信システムにおいて、所望の配信料金を設定可能な配信料金設定手段を備え、前記繰り返し配信条件設定手段は、前記配信料金設定手段によって配信料金が設定されている場合は、その金額に応じて前記配信回数を設定するようになっている。 【0024】このような構成であれば、配信料金設定手段によって配信料金を設定すると、繰り返し配信条件設定手段は、予め設定された1回の配信にかかる料金単価に基づいて、配信回数を自動的に設定する。すなわち、企業がこの電子メール配信システムを利用して広告メールを配信する場合に、広告用に割り当てられた予算に応じた金額で設定を行うことができるので、企業側としては使い勝手が良い場合がある。 【0025】また、請求項11に係る発明は、請求項2及至請求項10のいずれかに記載の電子メール配信システムにおいて、重点配信期間設定手段を備え、前記繰り返し配信条件設定手段は、前記重点配信期間設定手段によって重点的な配信期間が設定されている場合には、その重点的な配信期間についてはそれ以外の配信期間に比べて配信間隔が短くなるように前記繰り返し配信条件を設定するようになっている。 【0026】このような構成であれば、重点配信期間設定手段によって重点的に配信して欲しい期間を設定することが可能なので、例えば、旅行会社が旅行プランの広告メールを配信するために、このシステムを利用した場合に、ゴールデンウィーク前などの旅行シーズン前を重点配信期間として設定してやることにより、他の通常の期間に比べその期間には、短い間隔で広告メールを配信することができるので、宣伝効果を高めることが可能となる。 【0027】また、請求項12に係る発明は、請求項1及至請求項11のいずれかに記載の電子メール配信システムにおいて、前記配信先のアドレスを記憶するアドレス記憶手段と、配信する電子メールを記憶する電子メール記憶手段と、を備え、配信実行時に前記アドレス記憶手段に記憶されているアドレスに対して前記電子メール記憶手段に記憶されている電子メールを配信するようになっている。 【0028】このような構成であれば、アドレス記憶手段に配信先のアドレスが記憶されていて、配信する電子メールが電子メール記憶手段に記憶されていて、繰り返し配信手段の設定内容に従って、アドレス記憶手段に記憶された配信先アドレスに電子メール記憶手段に記憶された電子メールが繰り返し配信されることになる。例えば、配信間隔を1時間と設定して、1時間おきにアドレス記憶手段に記憶されたアドレスを別のものに変更するようにすることで、同じ内容のメールを1時間おきに異なる配信先へと配信することが可能となる。 【0029】また、請求項13に係る発明は、請求項2及至請求項12のいずれかに記載の電子メール配信システムにおいて、前記繰り返し配信条件設定手段は、一つの条件項目に対して複数の設定ができるようになっている。 【0030】つまり、配信開始時期、配信の間隔及び配信の回数という項目に対してそれぞれ複数の設定が可能となっていて、例えば、配信したい電子メールに対して、2000年の5月、2001年の2月、2005年の6月といったように、配信開始時期を複数設定することが可能で、また、この電子メール配信システムにおいて配信の間隔又は配信の回数の項目が設定可能な場合に、これら複数の配信開始時期の一つ一つに対して、更に複数の配信間隔又は配信回数を設定できる。すなわち配信開始時期が2001年の2月に対して、配信間隔を2001年の2月〜3月までは1日おき、2001年の3月〜4月までは2日おきといったように複数設定した配信開始時期に対して、対応する設定項目を複数設定することが可能である。この場合、繰り返し配信条件の設定作業を、一度にまとめて行うことが可能となるので設定作業が楽になる。 【0031】また、請求項14に係る発明は、請求項2及至請求項13のいずれかに記載の電子メール配信システムにおいて、前記配信先に関連する外的要因を監視する外的要因監視手段を備え、前記繰り返し配信条件設定手段は、前記外的要因を利用するか否かを設定可能とし、前記外的要因を利用すると設定した場合には、前記外的要因の変動に基づいて前記繰り返し配信条件を、自動的に設定変更するようになっている。 【0032】このような構成であれば、前記繰り返し配信条件設定手段によって外的要因を利用すると設定した場合に、外的要因監視手段によって配信先に関連した外的要因を監視して、外的要因に変動が生じたときに、その変動の内容に応じて電子メールの配信の間隔や配信回数などの繰り返し配信条件の設定を自動的に変更する。例えば、外的要因の変動が配信先の取引などに影響を与えるものであった場合は、外的要因監視手段によってその外的要因を逐一監視して、大きな変動が生じると、繰り返し配信条件設定手段がその変動内容に応じて繰り返し配信条件を自動的に変更し、例えば、その変動が生じた直後に30分おきに1回であった配信を10分おきに1回に変更するといったことを行う。従って、この電子メール配信システムによって、配信先の要求に応じた電子メールの繰り返し配信が可能となる。 【0033】また、請求項15に係る発明は、請求項14記載の電子メール配信システムにおいて、前記外的要因監視手段は、前記外的要因として、天候、温度、株価のうち少なくとも一つを監視するようになっている。 【0034】つまり、外的要因監視手段が、外的要因として「株価」、「天候」、「気温」のうち少なくとも一つを監視するもので、例えば、外的要因が「株価」である場合は、株所有者を配信先に指定し、「株価」に大きな変動があったときに繰り返し配信条件を変更して、株所有者の要求するメール配信を行うことが可能となる。 【0035】また、請求項16に係る発明は、請求項14又は請求項15記載の電子メール配信システムにおいて、前記外的要因に対する条件を設定可能な外的要因条件設定手段を備え、前記繰り返し配信条件設定手段は、前記外的要因監視手段によって監視された前記外的要因及び前記外的要因条件設定手段によって設定された前記外的要因の条件に基づいて、前記繰り返し配信条件を自動的に設定変更するようになっている。 【0036】つまり、外的要因監視手段が監視する配信先に関連する外的要因の状態及び外的要因条件設定手段によって設定された外的要因の条件に基づいて、電子メールの配信の間隔や配信回数などの繰り返し配信条件の設定を自動的に変更する。この電子メール配信サービスにおいて、例えば、監視される外的要因の変動に対して、「株価が2000円以上」といった閾値や、「雨」、「晴れ」といった状態などを外的要因の条件として設定し、これらの条件と、監視された外的要因とを比較して、条件を満たしている場合に繰り返し配信条件の設定を適切なものに変更するといったことが可能となる。 【0037】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1ないし図5は、本発明に係る電子メール配信システムの実施の形態を示す図である。 【0038】まず、本発明に係る電子メール配信システムの構成を図1を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る電子メール配信システムを利用した電子メール繰り返し配信サービスの構成を示すブロック図である。 【0039】電子メール繰り返し配信サービス1は、電子メール配信システム2と、後述する外的要因監視部2eによって監視される外的要因3と、携帯機器所持者グルーピングシステム4と、当該グルーピングシステム4が管理する地域A及び地域Bとから構成されている。 【0040】電子メール配信システム2は、配信条件設定部2aと、電子メール配信部2bと、電子メール記憶部2cと、メールアドレス記憶部2dと、外的要因監視部2eとから構成されている。 【0041】配信条件設定部2aは、WWW(World Wide Web)サーバ上に、専用のホームページとしてCGI(Common Gateway Interface)プログラムによって作成されていて、パーソナルコンピュータなどのインターネットに接続可能な機器によってインターネットに接続し、汎用のブラウザソフトなどによってそのURL(Uniform Resource Locators)にアクセスすることによって、このホームページを利用することができる。また、配信条件の設定は、同機器に備わっているキーボードなどの文字入力装置又はマウスなどのポインティングデバイスによって、必要な数値や条件を打ちこんだり選択することによって行う。本実施の形態では、システム提供者の方で配信条件を設定するか、あるいは、依頼者が直接配信条件を設定する2つの設定方法を備えている。また、配信条件には、配信の開始時期、配信の間隔、配信の回数、配信料金、重点配信期間、外的要因条件、メール内容及び配信先の設定項目がある。 【0042】そして、配信条件として設定可能な上記設定項目について、本実施の形態では、配信の開始時期は、電子メールの繰り返し配信を行う開始時期を設定する項目であり、配信の終了時期は、配信の終了を設定する項目であり、配信の間隔は、繰り返し配信する際の配信の間隔を設定する項目である。 【0043】また、配信回数は、後述する電子メール内容で設定された内容のメールを繰り返し何回配信するかを設定する項目で、配信料金は、配信回数を設定する代わりに所望の金額を設定することで、予め設定されている一回の配信にかかる料金から、設定された金額に応じた配信回数を自動的に算出して設定するもので、配信回数及び配信料金は、どちらか一方を設定すると、他方は自動的に設定されることとし、そして、重点配信期間は、開始及び終了の時期をそれぞれ設定することで、その期間に配信するメールの配信間隔を、設定値である他の期間に比べて短くするといった設定をする項目である。 【0044】また、外的要因条件は、外的要因を利用するか否か、外的要因の内容、外的要因の変動によって変更する配信条件の項目と変更内容及び変更をするか否かの判断条件を設定するものであり、メール内容は、配信したいメールの内容を書込むための設定項目で、配信条件の設定者が依頼者の場合に設定される項目である。更に、配信先は、メールアドレスを直接設定するか、あるいは、後述する携帯機器所持者グルーピングシステム4によってグループ分けされた、所定の地域内の人間、さらにその地域内の所定の条件を有する人間といった、地域や特定の条件を有したグループによる配信先の設定が可能である。 【0045】電子メール配信部2bは、図示しないが、配信条件設定部2aで設定登録された情報を記憶する配信条件記憶装置と、設定された配信条件に基づいて、電子メールの繰り返し配信を自動で行う制御をするプログラムを記憶したROMと、プログラムで使用する情報を読み出すためのRAMと、プログラムを実行するためのCPU(中央処理装置)と、各装置間のデータの送受信を行うためのI/F(インターフェース)とを有し、CPUがプログラムを実行することによって、配信条件記憶装置に記憶された配信条件を読み出して、後述する外的要因監視部2eからの情報や、携帯機器所持者グルーピングシステム4によってメールアドレス記憶部2dに設定された配信先アドレスをそれぞれ配信条件記憶装置に読み出して、配信条件を満たす電子メールの配信をするための配信設定ファイルを作成し、この配信設定ファイルに従って、後述する電子メール記憶部2cから電子メールのコピーを取得して、且つ設定された配信先に配信を行う。 【0046】電子メール記憶部2cは、依頼者によって設定された配信条件の設定項目である電子メール内容に基づいて作成されたメールを記憶しておくもので、配信設定ファイルに設定された配信開始時期などに従って電子メール配信部2bから要求されたメールのコピーを、同配信部2bに伝送する。 【0047】メールアドレス記憶部2dは、設定されたメールアドレス、又は、後述する携帯機器所持者グルーピングシステム4によって決定した配信先メールアドレスを記憶するもので、電子メール記憶部2cと同様に、電子メール配信部2bからの要求に応じて、記憶されたメールアドレスを同配信部2bに伝送する。 【0048】外的要因監視部2eは、外的要因3の状態を逐一監視して、配信条件の設定で外的要因の利用が設定されている場合に、電子メール配信部2bに外的要因のデータを伝送する。本実施の形態では、外的要因3は、第1の外的要因と、第2の外的要因の2つの外的要因を監視可能とする。 【0049】携帯機器所持者グルーピングシステム4は、グルーピングデータベース4aと、携帯機器所持者管理装置4bとから構成されていて、グルーピングデータベース4aは、携帯機器所持者管理装置4bによって管理された地域内に存在する、電子メールを受信可能な携帯機器の所持者で、且つシステム提供者が個人情報を有する登録メンバの位置情報を取得して、この位置情報と登録メンバの個人情報とを関連付けて記憶したもので、電子メール配信部2bからの要求に応じて、配信条件に設定された配信先の条件に合致したグループのメールアドレスを、メールアドレス記憶部2dに、要求時の配信条件と対応付けて記憶する。従って、電子メール配信部2bは、登録された配信条件に対応したメールアドレスを、メールアドレス記憶部2eから取得することが可能である。 【0050】図2及び図3は、電子メール繰り返し配信サービス1における本発明に係る電子メール配信システム2の処理を示すフローチャートであり、以下、図2及び図3のフローチャートに基づいて各処理の流れを説明する。 【0051】図2は、配信する電子メールに対して設定する配信条件の設定手順の一例を示すフローチャートである。以下、図2に基づいて設定手順を説明する。 【0052】設定者は、DOS/Vマシンにより汎用のブラウザソフトによって、WWWサーバ上の配信条件設定用のホームページに接続すると、図2に示すように、まずステップS200に移行して、外的要因を利用した配信サービスを利用するか否かを設定して、利用する場合(Yes)はステップS202に移行し、利用しない場合(No)はステップS204に移行する。 【0053】ステップS202に移行した場合は、外的要因の内容、外的要因の変動によって変更する配信条件の項目、その変更内容及び変更をするか否かの判断条件を設定してステップS204に移行する。本実施の形態では、変更する配信条件を配信間隔のみとして固定し、その配信間隔を設定する。また、変更の条件としては、監視された外的要因の変動が「株価」のように数値的な変動をする場合は、所定の閾値を設け、その値を越える変動があったときに、その変動値が閾値を下回るまで配信間隔を設定された間隔にし、「天候」などのように状態が変動する場合には、「雨」などの状態を条件として設定し、監視される外的要因がその状態になったときに、その状態が変わるまで配信間隔を設定された間隔にする。 【0054】ステップS204に移行した場合は、ここでは、配信開始時期及び配信終了時期の設定を行うが、本実施の形態では、年、月、日、時、分、秒の各項目の設定が可能であり、また、設定値を省略したり、設定値にワイルドカードを設定するとその項目は図4に示す対応表に従った数値が自動的に設定される。また、外的要因を利用する場合も開始時期の設定をする。但し、配信終了時期の設定に関しては、複数の配信開始時期が設定された場合に有効で、特にワイルドカードによって、毎年、毎月などと設定した場合に、この期間の全てに一定の配信間隔及び配信回数を設定したいときに、配信終了時期を設定することで、例えば、2005年を配信終了時期にすれば、2000年〜2005年まで、同じ設定内容で配信が繰り返されることになり、年及び月毎にそれぞれ設定する手間が省ける。逆に、それぞれ個別に配信間隔及び配信回数を設定した場合は、配信終了時期の設定をする必要がないので、この項目は、設定するか否かを選択できるようにしても良い。そして、配信開始時期及び配信終了時期の設定が終了すると、ステップS206に移行する。 【0055】ステップS206に移行すると、所望の配信間隔を設定してステップS208に移行する。ここで、配信開始時期が複数設定されていて、且つ配信終了時期が設定されていない場合は、配信開始時期が設定された数だけ配信間隔を設定する必要がある。 【0056】ステップS208では、配信回数又は配信料金のいずれかを設定してステップS210に移行する。ここで、配信開始時期及び配信間隔が複数設定されていて、且つ配信終了時期が設定されていない場合は、配信回数又は配信料金もその数だけ設定する必要がある。なお、配信料金は合計金額も表示されるようになっている。 【0057】ステップS210では、配信先の設定を行うことになる。本実施の形態では、配信先はメールアドレスを直接指定するか、選択可能な地域の設定及び選択した地域内にいる配信先対象者の条件を設定する。ここで、地域のみの設定をして、配信先対象者の条件を省略することも可能である。配信先の設定を終了するとステップS212に移行する。なお、本実施の形態において、配信先に関しては、配信開始時期などの設定項目が複数設定されていて、且つ配信終了時期が設定されていない場合に、全て同じ配信先に配信する。 【0058】ステップS212では、重点配信期間の設定を行うこととなるが、本実施の形態では、外的要因を利用する場合は、この設定項目は設定不要とする。よって、外的要因を利用せず、しかも、重点配信期間を設定したい場合は、同期間の開始時期及び終了時期を設定しステップS214に移行する。 【0059】ステップS214に移行すると、配信するメールの内容を記入することになるが、本実施の形態では、記入した文章をそのまま、メールとして配信するほかに、専用のソフトなどを用いて、既に作成されたメールをアップロードすることも可能とし、また、広告メールなどの場合、サービス提供者に対して、広告内容を箇条書きなどで提示することによって、サービス提供者の方で、広告メールを作成するサービスも設定可能とする。メール内容の設定が終了するとステップS216に移行する。 【0060】ステップS216に移行すると、設定画面上にある設定終了ボタンを押して、設定内容確認画面に移行し、設定内容を確認してから配信条件登録ボタンを押して、配信条件を登録することによって配信条件の設定を終了する。なお、登録された配信条件は電子メール配信部2bに伝送される。 【0061】図3は、電子メール配信システム2の配信処理を示すフローチャートである。以下、図3に基づいて動作フローを説明する。 【0062】まず、図3に示すように、ステップS300に移行して、登録された配信条件を読み出してステップS302に移行する。 【0063】ステップS302に移行すると、電子メール配信部2bは、読み出した配信条件から、設定した各項目の設定値をファイルの所定位置に書込むことで配信設定ファイルを作成し、ステップS304に移行する。本実施の形態では、配信設定ファイルの設定に従って、CPUが自動配信制御プログラムを実行することで自動繰り返し配信を行うこととする。従って、配信設定ファイルには、次に配信するメールの配信時間、現在の残りの配信回数などが1回配信するたびに書きかえられることになる。 【0064】ステップS304に移行すると、配信設定ファイルに設定された電子メールを、電子メール記憶部2cから読み出してステップS306に移行する。 【0065】ステップS306に移行すると、作成された配信設定ファイルから、外的要因を利用するか否かを判定して、利用する場合(Yes)はステップS314に移行し、利用しない場合(No)はステップS308に移行する。 【0066】ステップS308に移行した場合は、配信先に地域が設定されているか否かを判定して、地域が設定されている場合(Yes)はステップS310に移行し、設定されていない場合(No)はステップS312に移行する。 【0067】ステップS310に移行した場合は、携帯機器所持者グルーピングシステム4を利用してアドレスを設定することになる。この場合は、電子メール配信部2bが配信設定ファイルを携帯機器所持者管理装置4bに伝送し、同装置4bは設定された配信時間の少し前(例えば1分前)になると、その時に設定地域内にいる配信先対象者のメールアドレスをグルーピングデータベース4aから取得して、メールアドレス記憶部2dに伝送する。そして、電子メール配信部2bは、メールアドレス記憶部2dからメールアドレスを取得してステップS312に移行する。 【0068】ステップS312に移行した場合は、電子メール配信部2bによって、配信設定ファイルに従って、設定された配信時期に、電子メールを自動的に配信してステップS314に移行する。このとき、配信設定ファイルの残りの配信回数が1回減じた数値に書きかえられ、また、次の配信時間が現在時刻及び設定された配信間隔から算出され、書きかえられる。 【0069】ステップS314に移行すると、配信設定ファイルから、設定された配信が全て終了したか否かを判定して、配信が全て終了されたと判定された場合(Yes)は、ステップS316に移行して、終了されていないと判定された場合(No)はステップS308に移行する。つまり、設定された配信が全て終了するまで、ステップS308〜ステップS314の処理を繰り返し行うことになる。 【0070】配信が全て終了して、ステップS316に移行した場合は、配信設定ファイルに配信済み情報を書き込み、処理を終了する。 【0071】一方、外的要因を利用してステップS318に移行した場合は、電子メール配信部2bが、外的要因監視手段2eから設定した内容の外的要因のデータを取得して、そのデータが設定した条件を満たしているか否かを判定し、満たしていると判定された場合(Yes)はステップS320に移行し、満たしていないと判定された場合(No)はステップS322に移行する。 【0072】ステップS320に移行した場合は、外的要因が設定した条件を満たしているので、配信間隔を設定された値に変更してステップS322に移行する。つまり、1時間後に配信予定であった場合に、条件を満足した時点で、次に配信するメールの配信間隔を設定した配信間隔(例えば30分)に変更する。ここで、本実施の形態では、前の配信が終了した時間を基準として設定された配信間隔に変更する。 【0073】ステップS322に移行すると、配信先に地域が設定されているか否かを判定して、地域が設定されている場合(Yes)はステップS324に移行し、設定されていない場合(No)はステップS326に移行する。 【0074】ステップS324に移行した場合は、ステップS310の処理と同様に携帯機器所持者グルーピングシステム4を利用してメールアドレスを設定し、ステップS326に移行する。 【0075】ステップS326に移行した場合は、設定された配信間隔となる時間で、電子メールを配信してステップS328に移行する。 【0076】ステップS328に移行すると、配信設定ファイル内容を確認し、設定された配信が全て終了したか否かを判定して、配信が全て終了されたと判定された場合(Yes)は、ステップS330に移行し、終了されていないと判定された場合(No)はステップS318に移行する。つまり、設定された配信が全て終了するまで、ステップS318〜ステップS328の処理を繰り返し行う。 【0077】配信が全て終了して、ステップS330に移行した場合は、配信設定ファイルに配信済み情報を書き込み、処理を終了する。 【0078】次に、本実施の形態の実際の動作を図5の表に示した2つの設定例に基づいて説明する。ここで、配信期間の設定省略及びワイルドカードの設定に関しては、図4に示した対応表に従って配信条件設定部2aが数値を自動的に設定し、外的要因としては、図1に示すように第1の外的要因3a及び第2の外的要因3bのそれぞれを「株価」、「天候」とする。また、携帯機器所持者グルーピングシステム4の管理する、地域として地域A及び地域Bのそれぞれを「渋谷区」、「千代田区」とする。そして、設定地域内の配信先対象者の条件として「年齢」、「株所有者」を設定可能とする。 【0079】まず、図5の設定例1の場合、電子メール繰り返し配信サービスを提供するサービス提供者に配信設定の全てを委任するので、依頼を受けたサービス提供者が、配信条件設定部2aによって配信条件の設定を行う。始めに、外的要因を利用するか否かを設定するが、設定例1では外的要因を利用しないので、外的要因を利用するチェック欄をチェックせずに次の設定項目(ステップS204)へと移行する(ステップS200)。 【0080】ステップS204では、配信開始時期及び配信終了時期の設定を行う。配信開始時期に関して、設定例1では、年としては設定日と同じ年なので省略(2000年が自動的に設定)し、月に対しては毎月なのでワイルドカードを(図4参照)、日に対しては1日を、時間に対しては12:00:00(0の部分は省略可)をそれぞれ設定する。ここで、配信開始月は設定時の配信可能な月からとなり、且つ、設定にワイルドカードを用いているので、毎月となるので配信開始時期が複数設定されたことと同じになる。従って、これら全てに配信間隔及び配信回数を設定せず、一定の条件で配信をさせたい場合は、配信終了時期の設定が必要になる。よって、設定例1では配信間隔及び配信時期を複数の配信開始時期に対して全て同様のものを用いるので、配信終了時期として2005年の12月1日、12:00:00を設定する。本実施の形態では、配信終了時期の配信を最後とするので、設定例1の場合は、配信終了時期に1時間おきに12回の配信を行って配信終了となる。配信開始時期及び配信終了時期の設定が終了すると、ステップS206に移行して配信間隔の設定を行う。ここで、配信終了時期が設定されているので、配信間隔は2時間とだけ設定するが、各月毎に設定することも可能である。 【0081】配信間隔の設定が終了すると、次は、配信回数、または配信料金の設定となるが、設定例1では配信料金の設定がされていないので、配信回数を6回と設定する(ステップS208)。ここで、配信回数を設定すると、例えば、本実施の形態において配信料金を1回の配信に対して500円と設定すると、合計の配信料金は、複数の設定に対する1日あたりの配信回数が6回であるので、合計で360回配信することになり、料金の180000円が料金設定欄に自動的に表示される。但し、サービス提供者側に設定を委任した場合は、依頼者が自分で設定する場合と差別化を図るため、例えば、配信料金とは別に手数料がかかるようにする。 【0082】そして、ステップS210に移行して配信先を設定することになるが、配信先の地域として「渋谷区」を、配信先対象者の条件として「年齢が20歳」をそれぞれ設定する。 【0083】更に、ステップS212に移行して、重点配信期間の設定を行う。設定例1では、重点配信期間として10月〜12月を設定する。つまり、重点配信期間の開始時期を10月1日、また、終了時期を12月1日と設定してやることでこの期間の配信間隔を短くすることができる。本実施の形態では、設定された期間の配信間隔を半分の1時間にすることにする。但し、重点配信期間を利用した場合はその期間の配信回数が2倍になるので、その分の料金が加算される。重点期間の設定が終了するとステップS214に移行する。 【0084】ステップS214に移行すると、メール内容の設定をするが、設定例1の場合は、「結婚についての意識調査」として、依頼者側で用意したものを使用する。この場合は、サービス提供者側で決定した対応するメール番号などを設定する。 【0085】以上、設定例1の配信条件の設定は全て行われたので、終了ボタンを押し、内容確認画面に進み、表示された設定内容に誤りが無いことを目視で確認してから配信条件登録ボタンを押して、配信条件の設定を登録して終了する(ステップS214)。 【0086】次に、自動繰り返し配信の処理に移行する。まず、ステップS300に移行して、電子メール配信部2bを構成する記憶装置から配信条件をRAMに読み出し、読み出した配信条件の内容から配信設定ファイルを作成すると(ステップS302)、配信する電子メールを、電子メール記憶部2cからRAMに読み出して配信開始時期に配信ができるように配信設定を行う(ステップS304)。 【0087】また、ステップS306で、外的要因が利用されていないことを確認すると、ステップS308に移行して、配信先に「渋谷区」が設定されていることから、地域が設定されていることを確認して、ステップS310に移行する。 【0088】ステップS310に移行すると、例えば、3月5日に配信条件が設定登録されたとして、配信開始時期は配信可能な2000年、4月1日、12:00:00となり、その時間の少し前に、携帯機器所持者グルーピングシステム4によってメールアドレス記憶部2dに伝送された、「渋谷区にいる20代」の設定条件に合致し、且つシステム提供者が個人情報を有する登録メンバのメールアドレスを取得して、配信設定ファイルにそのメールアドレスを配信先として書き込み、ステップS312に移行して、設定された配信時間に「結婚についての意識調査」のアンケートメールを配信して設定ファイル内の残りの配信回数及び次の配信予定時間を書きかえる。 【0089】そして、1回の配信が終了する毎に、配信設定ファイルの内容を確認して、配信が全て終了したか否かを調べ(ステップS314)、終了していない場合はステップS308に戻り、設定された配信回数の配信が全て終了するまでステップS308〜ステップS314の処理を繰り返し行う。設定例1では、2005年の12月1日、12:00:00から1時間おきに、合計12回の配信が終了することにより、この設定内容を満たした繰り返し配信を完了したことになる。 【0090】更に、図5の設定例2の内容の電子メールの繰り返し配信の依頼があった場合を説明すると、この場合は、配信条件の設定をWWWサーバ上の専用ホームページにアクセスして依頼者自身が設定を行ので、まず、外的要因を利用するか否かの設定をすることになるが、設定例2では、外的要因を利用する設定を行う(ステップS200)。そして、ステップS202に移行して、外的要因を利用する際の設定を行う。ここでは、外的要因の内容として「株価」、判定条件として「株価が2000円以上」及び配信間隔として「1分おき」をそれぞれ設定する。また、本実施の形態において、判定条件に関しては、監視する外的要因が「株価」であるので閾値(値段)を設定したが、「天候」を選んだ場合は「晴れ」、「曇り」などの状態を選択することになる。そして、閾値も「2000円以上」と設定されているが、「2000円以下」や「2000円未満」などの設定も可能である。 【0091】次に、ステップS204に移行して、配信開始時期及び配信終了時期の設定となるが、ここでは、2000年の毎月、毎日、10:00:00と設定するので、年は省略し、月及び日をワイルドカード指定にし、時刻のみ10:00:00と設定する。また、配信終了時期として、2010年の12月1日、12:00:00と設定する。このように設定すると、配信の終了は、この配信終了時期に、設定された回数の配信が終了したときとなる。そして、配信開始時期及び配信終了時期の設定を終了すると、ステップS206で、配信間隔を「10分」と設定し、ステップ208で、配信回数を「90回」と設定する。ここで、配信料金は、外的要因を利用しているので、別料金がかかることになる。 【0092】ステップS210に移行すると、配信先の地域として「千代田区」を、外的要因に「株価」を選択したので、その地域のメンバの条件として「株所有者」をそれぞれ設定する。 【0093】また、重点配信期間は設定しない(ステップS212)ので、ステップS214に移行するが、本実施の形態では、メール内容は、外的要因に「株価」を選択した時点で「株価情報」が配信されることになる。そして、ステップS216に移行して、配信条件を登録して設定を終了する。 【0094】以上、設定例2の配信条件の設定が全て終了したので、自動繰り返し配信の処理に移行する。まず、設定例1と同様に、ステップS300〜ステップS304の処理で、配信設定ファイルの作成及び配信メールの準備を行う。この場合、外的要因が設定されているので、関連する設定内容が配信設定ファイルに書き込まれる。よって、設定例2では外的要因が利用されている(ステップS306)ので、ステップS318に移行する。 【0095】ステップS318では、外的要因監視部2eから取得した「株価」のデータが、設定した「株価が2000円以上」という条件を満たしているか否かを判定する。ここでは、株価が1800円だったことにして、条件を満たしていないのでステップS322に移行する。 【0096】ステップS322に移行した場合は、設定例1と同様に、配信先に地域が設定されているか否かを判定して、この場合は、地域が「千代田区」と設定されているので、ステップS324に移行し、携帯機器所持者グルーピングシステム4を利用してアドレスを設定することになる。従って、電子メール配信部2bが、配信設定ファイルを携帯機器所持者管理装置4bに伝送し、同装置4bは、設定された配信時間の少し前になると、その時間に「千代田区にいる株所有者」で、且つシステム提供者にメンバ登録されているメンバのメールアドレスを、グルーピングデータベース4aから取得して、メールアドレス記憶部2dに伝送する。そして、電子メール配信部2bは、メールアドレス記憶部2dから、配信先のメールアドレスを取得して配信設定ファイルに書き込み、ステップS326に移行する。 【0097】ステップS326では、設定された配信時間にそのときの「株価情報」のメールを配信して、設定ファイル内の残りの配信回数及び次の配信予定時間を書きかえる。そして、ステップS328に移行して、配信設定ファイルの内容を確認して、配信が全て終了している場合は、配信設定ファイルに配信済み情報を書き込んで処理を完了し、配信が全て終了していない場合は、ステップS318に移行する。つまり、配信が全て終了するまでステップS318〜ステップS328の処理を繰り返すことになる。 【0098】一方、ステップS318で、株価のデータが2000円になったときは、設定した「株価が2000円以上」という条件を満たすことになるので、ステップS320に移行する。 【0099】ステップS320に移行すると、外的要因の設定において、設定した条件を満たした場合の配信間隔を次に配信するメールに適用する。但し、その際に配信間隔は「1分おき」と設定されているので、前のメールが配信された直後の時間から1分後となるように配信設定ファイルの設定を書きかえる。この場合は、「2000円を越えた」株価情報を、短い配信間隔(1分おき)で配信することになる。前のメールが配信されてから1分を越えた判定に対しては、条件を満たした時点で直ちに配信するようにする。従って、以降の配信間隔は、この配信時点を基準として設定値が適用される。 【0100】そして、条件を満たさなかった場合と同様のステップS322〜ステップS328の処理を行い、株価情報のメールを配信し、配信終了の判定を行う。ここで、配信間隔は、「株価が2000円以上」という条件を満たさなくなった時点で、変更前の間隔(10分おき)に戻す。 【0101】配信が終了して、ステップS330に移行すると、配信設定ファイルに配信済み情報を書き込んで処理を完了する。 【0102】以上より、本発明に係る電子メール配信システム2は、一度の配信条件の設定で、所望の配信条件(配信開始時期、配信終了時期、配信間隔及び配信回数、配信先、メール内容、)を満す電子メールの繰り返し自動配信が可能であるため、例えば、1時間おきに、電子メールを10回配信するような場合に、時間だけを変更した電子メールを何通も作成するような手間が省け、また、同一内容のメールはそのコピーを使用するので電子メール記憶部2cの容量も節約することが可能となる。 【0103】また、配信回数の設定において、配信回数を直接設定せずに、料金設定をすることが可能であるため、宣伝費の予算分の広告メールを配信したい場合は、料金設定欄にその予算額を設定することにより、その料金に見合った回数の電子メールを配信するので、いちいち計算しなくても配信回数が料金から知ることが可能で、且つ設定が容易になるのに加え、例えば、広告メールを配信依頼する企業側としては宣伝内容及び宣伝効果と予算との関係が理解しやすいといった効果を期待できる。 【0104】また、配信条件の設定において、設定の省略及びワイルドカードの指定をした場合には、図4の対応表に示すように、自動的に特定の数値を設定するようにしたので、設定内容によっては複数の期間を一度の設定で指定可能となるので、配信期間の設定が簡易に行えるようになる。 【0105】また、配信先として、メールアドレスを直接設定する以外にも、渋谷区などの広範囲の設定や、その範囲内にいる配信先対象者の条件をそれぞれ設定可能としたので、例えば、企業側としては、設定内容によって不特定多数の人の中の、広告内容に興味を持ってくれそうな人に対して広告メールを配信することが可能となり、その結果、広告効果を高めると共に、意味のある広告メール配信が可能となる。 【0106】また、外的要因を利用したサービスも設定されているので、「株価」などの外的要因の変動に応じて、株価情報を電子メールとして配信することが可能となるので、特定の条件を設定した配信先に対して、より宣伝効果の高い広告メールを配信することが可能となる。 【0107】ここで、請求項2及至請求項11及び請求項13、14、16に記載の繰り返し配信条件設定手段は、配信条件設定部2aの動作処理における図2のステップS204〜S216の配信条件の設定処理に対応し、請求項16に記載の外的要因条件設定手段は、配信条件設定部2aにおける図2のステップS200〜S202の設定処理に対応する。また、請求項12に記載の電子メール記憶手段は電子メール記憶部2cに対応し、請求項12に記載のメールアドレス記憶手段は、メールアドレス記憶部2dに対応し、請求項14及至請求項16に記載の外的要因監視手段は、外的要因監視部2eに対応する。 【0108】なお、上記実施の形態では、設定値の省略及びワイルドカードの設定に対して、図4の対応表に従って設定値を自動的に設定するようにしているが、これに限らず、別の対応値を設定しても良く、また、この機能を利用するか否かを選択可能としても良い。 【0109】また、上記実施の形態では、配信先の設定において地域を設定した場合に、携帯機器所持者を対象として配信先メールアドレスが決定されているが、これに限らず、設定した地域内に住んでいる人が所持する電子メールを受信可能な固定端末も対象として配信先のメールアドレスを決定しても良いし、または、固定端末だけを対象としても良い。これにより、更に多くの対象者に、広告メールなどを配信することが可能となる。 【0110】また、上記実施の形態では、配信先の地域として「渋谷区」、「千代田区」のみが設定可能となっているが、これに限らず、他の「東京23区」、「市町村」、「県」、「国」などを設定可能としたり、また、特徴のある銅像や建物を中心に範囲を設定可能としても良い。このような設定を可能とすることで、イベントの情報や、広告メールなどの効果を高めることが可能となる。 【0111】また、上記実施の形態では、外的要因として「株価」、「天候」の2つが設定されているが、これに限らず、「気温」、「水量」など本発明の主旨を逸脱しない範囲で所望の外的要因を設定して良い。 【0112】また、上記実施の形態では、外的要因を利用した場合に、設定した条件を満たしたときに、配信間隔及びメールの内容を変更するようにしているが、これに限らず、配信先を変更したり、配信先の条件を変更するなど、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、変更する設定内容に他の項目を加えて構わない。 【0113】また、上記実施の形態では、配信終了時期及び配信間隔の両方を設定可能としているが、配信開始時期、配信終了時期及び配信回数が設定された場合に、自動的に配信間隔を計算して設定するようにしても良い。 【0114】また、上記実施の形態において、配信料金として1回の配信につき500円と料金を設定しているが、これに限らず、配信先の数や、配信間隔の短さに応じて1回の配信に対する料金を変更するようにしたり、また、サービス提供者に所定の料金を払い、且つ提示した条件の繰り返し配信を全て任せて、配信するごとに支払われた料金を減じていき、料金が残り少なくなったら継続するか否かを選択できるようなサービスを提供するようにしても良い。 【0115】また、上記実施の形態において、配信先の条件として、年齢、株所有者の2つを設定可能としているが、これに限らず、性別、趣味、年収、出身地、職種などサービス提供者側が個人情報として管理可能で、且つ本発明の主旨を逸脱しない範囲であるならば、他の条件も設定可能として良い。 【0116】 【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求項1記載の電子メール配信システムによれば、設定された繰り返し配信条件に従って、電子メールを自動的に繰り返し配信するので、メールを繰り返し配信する際に、従来なら配信回数分必要な配信設定を、1度の設定で行うことができるので、配信回数が特に多いときには、大幅に設定の手間を省くことが可能となる。 【0117】また、請求項2〜4に記載の電子メール配信システムによれば、請求項1の前記効果に加え、配信条件を設定する手段を備え、所望の開始時期及び所望の終了時期の設定を可能としたので、夏休みやゴールデンウィークの2週間前といった配信期間の設定が簡易に設定でき、その期間にイベント参加者募集のメールや広告メールを繰り返し配信することができるので、これらのメールの効果を高めることが可能となる。 【0118】また、請求項5に記載の電子メール配信システムによれば、請求項2及至請求項4の前記効果に加え、配信の間隔を設定可能としたので、利用者は所望の時間間隔でメールを配信するようにできるので、テスト問題などをメールで配信するなどの応用が可能となる。 【0119】また、請求項6〜8に記載の電子メール配信システムによれば、請求項2及至請求項4の前記効果に加え、年、月、日、時、分、秒の各項目の設定ができるので、細かい配信開始時期、配信終了時期及び配信間隔の設定が可能となる。また、年、月、日、時、分、秒のうち設定を省略した項目には、所定の値が自動的に設定されるので、例えば、設定時と同じ年に配信開始時期や配信終了時期などを設定する場合に、年の設定を省略することで、設定時の年か自動的に設定されるので、繰り返し配信条件の設定がやりやすくなる。そして、年、月、日、時、分、秒の設定にワイルドカードを指定した場合に、その項目を網羅する特定の設定値が自動的に設定されるので、例えば、毎年、毎月などを設定する場合に、その項目にワイルドカードを指定することにより、各年月毎に設定をするのと同様の設定が可能となる。 【0120】また、請求項9に記載の電子メール配信システムによれば、請求項2及至請求項5の前記効果に加えて、繰り返し配信条件として配信回数を設定可能としているので、利用者は、所望の配信回数だけ繰り返し配信させる設定が可能となるので、使い勝手が良くなる。 【0121】また、請求項10に記載の電子メール配信システムによれば、請求項9の前記効果に加え、配信料金設定手段によって、配信回数の代わりに、料金を直接設定可能としたので、例えば、企業などが、広告用にこのシステムを利用するときは、広告用に割り振られた予算分を設定するといったことが可能となり、また、予算に対する広告効果などが把握しやすくなる。 【0122】また、請求項11に記載の電子メール配信システムによれば、請求項2及至請求項10の前記効果に加え、重点配信期間の設定が可能となったで、開始時期及び終了時期の設定によって夏休みを期間設定した場合に、そのうちの一定期間を重点配信期間として設定して、その期間の電子メールの配信間隔を短くして配信密度を上げることで、配信するメールが、例えば広告メールであればその広告効果を高めることにつながる可能性がある。 【0123】また、請求項12に記載の電子メール配信システムによれば、請求項1及至請求項11の前記効果に加え、電子メール記憶手段、メールアドレス記憶手段を備え、メール配信時にはメールアドレス記憶手段に記憶されたアドレスに、電子メール記憶手段に記憶されたメールを配信するので、リアルタイムに変化する配信先のメールアドレスの設定や、時間毎に変化するメールの内容の設定などを用意に行うことが可能となる。 【0124】また、請求項13に記載の電子メール配信システムによれば、請求項2及至請求項12の前記効果に加え、配信開始時期、配信終了時期、配信間隔、配信回数及び配信料金といった設定項目に対して、それぞれの項目を複数設定することが可能となるので、例えば、2000年の3月〜5月、2001年の3月〜5月といった配信開始時期及び配信終了時期が2つある場合にも一度の設定で登録することが可能となる。つまり、たくさんの条件設定が必要な場合の繰り返し配信条件の設定作業を、まとめて行うことが可能となるので設定作業が楽になる。 【0125】また、請求項14〜16に記載の電子メール配信システムによれば、請求項2及至請求項11の前記効果に加え、外的要因を考慮して、配信条件を適宜変更することが可能となるので、例えば、外的要因が「株価」であるときは、株価がある値段以上になったときに「株価の情報メール」を配信する間隔を短くしたり、外的要因が「天候」であれば、雲の動きを監視して、雨が降りそうな状態になったときに「天気情報メール」を配信するようにできる。つまり、配信先の要求に答えたメール配信が可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002369 【氏名又は名称】セイコーエプソン株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年10月18日(2000.10.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100095728 【弁理士】 【氏名又は名称】上柳 雅誉 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−132668(P2002−132668A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−318545(P2000−318545) |
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