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【発明の名称】 情報配信支援システム及び情報配信支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
【発明者】 【氏名】下田 澄代

【要約】 【課題】個人情報を保護可能にして、広告情報およびマーケットリサーチ情報の効果的な配信を支援する。

【解決手段】ネットワーク3上に設置された管理サーバ1,2,5から情報端末4に情報を送信するシステム。管理サーバ1,2,5は、ドメイン部分が共通でアカウント部分が各会員に割り当てて設定された登録メールアドレスを、会員登録時に入手した複数の属性に亘る各会員に関する情報と関連付けて記憶する会員情報記憶部11と、会員に提示する情報の種類と各会員情報とから情報配信対象となる会員を選択する選択部53と、選択された会員の登録メールアドレスか元々のメールアドレスにネットワーク3を介して情報を配信する転送指示部54と、配信情報に対し、情報端末4からの応答情報を受信する応答受信部と、受信した応答内容を集計、分析する集計分析部57とを備えた。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ネットワーク上に設置された管理サーバから、通信機能及びモニタを備えた情報端末に情報を送信する情報配信支援システムにおいて、前記管理サーバは、ドメイン部分が共通で、アカウント部分が各会員に割り当てて設定された登録メールアドレスを、会員登録時に入手した複数の属性に亘る各会員に関する、元々のメールアドレスを含む情報と関連付けて記憶する会員情報記憶部と、会員に提示する情報の種類と各会員情報とから情報配信対象となる会員を選択する選択手段と、選択された会員の登録メールアドレス及び元々のメールアドレスの少なくとも一方にネットワークを介して所定の情報を配信可能にする配信手段と、配信された情報に対し、情報端末からの応答情報を受信する応答受信手段と、受信した応答内容を集計、分析する集計分析手段とを備えたことを特徴とする情報配信支援システム。
【請求項2】 前記会員情報には、名前、生年月日又は年齢、性別、住所、趣味又は嗜好情報の属性を含む請求項1記載の情報配信支援システム。
【請求項3】 前記属性に応じて会員情報を分別する分別手段を有し、前記会員情報記憶部は前記分別手段により分別された会員情報を属性毎に記憶するものである請求項1又は2記載の情報配信支援システム。
【請求項4】 前記選択手段は、前記会員情報の属性に応じて情報配信対象となる会員を選択する請求項1〜3のいずれかに記載の情報配信支援システム。
【請求項5】 前記配信手段は、前記所定の情報としてマーケットリサーチ情報及び広告情報の少なくとも一方を配信するものである請求項1〜4のいずれかに記載の情報配信支援システム。
【請求項6】 前記配信手段は、広告情報が掲載されているURLアドレス情報の広告ガイド画面であってURLアドレスへのジャンプ指示画像を含む画面の配信を行うもので、前記受信手段は、前記モニタに提示されるジャンプ指示画像に対する指示操作を応答情報として受け取ると共にリンクされているURLアドレスに接続する処理を行うもので、前記集計分析手段は、応答情報から応答した会員数を集計するものである請求項1〜5のいずれかに記載の情報配信支援システム。
【請求項7】 アンケート依頼を含むマーケットリサーチ情報が配信されたときにおいて、前記応答受信手段は、前記アンケートに対する回答結果の受信を前記応答情報とする請求項1〜5のいずれかに記載の情報配信支援システム。
【請求項8】 前記会員情報に、会員がWEB管理を行う掲示板のホームページアドレスが含まれる場合、前記配信手段は、該掲示板に前記所定の情報を配信するものである請求項1〜7のいずれかに記載の情報配信支援システム。
【請求項9】 前記会員情報には、会員の転送先メールアドレス情報を含む請求項1〜8のいずれかに記載の情報配信支援システム。
【請求項10】 登録された会員の登録メールアドレスに非会員からのメールが届いたことを受けて、該登録メールアドレスを該当する会員の転送先メールアドレスに変換するアドレス変換手段と、変換された転送先メールアドレスに前記届いたメールを転送する第1のメール転送手段とを備えた請求項9記載の情報配信支援システム。
【請求項11】 非会員のメールアドレス情報を含む会員からのメールが届いたことを受けて、該非会員のメールアドレスに適合するメール送信フォームに変換するフォーム変換手段と、変換された前記非会員のメールアドレスに前記会員からのメールを転送する第2のメール転送手段を備えた請求項1〜10のいずれかに記載の情報配信支援システム。
【請求項12】 前記会員情報には、会員の転送先URL情報を含む請求項1〜11のいずれかに記載の情報配信支援システム。
【請求項13】 前記管理サーバ上に設定された会員のURLに非会員からのアクセスがあると、この会員のURLを会員の転送先URLに変換するURL変換手段と、変換された転送先URLに前記アクセスを転送するURL転送手段とを備えた請求項12記載の情報配信支援システム。
【請求項14】 会員からの応答に伴うパケット料金を各会員毎に計算する計算手段と、計算結果を出力する出力手段とを備えた請求項1〜13のいずれかに記載の情報配信支援システム。
【請求項15】 前記情報端末は、メール送受信機能を備えたパーソナルコンピュータ、携帯通信端末、メール送受信機能を備えた各種モバイル機器、メール送受信機能を備えたゲーム機、及びデジタル情報処理を行う家庭用電化製品に応用されているコミュニケーションツールの少なくとも1つである請求項1〜14のいずれかに記載の情報配信支援システム。
【請求項16】 ネットワーク上に設置された管理サーバと通信機能を備えた情報端末との間で情報の送受信を行うための情報配信支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、ドメイン部分が共通で、アカウント部分が各会員に割り当てて設定された登録メールアドレスを、会員登録時に入手した各会員に関する、元々のメールアドレスを含む情報と関連付けて記憶させ、会員に提示する情報の種類と各会員情報とから情報配信対象となる会員を選択し、選択された会員の登録メールアドレス及び元々のメールアドレスの少なくとも一方にネットワークを介して所定の情報を配信し、配信された情報に対し、応答した会員からの応答情報を受信し、受信した応答内容を集計、解析する情報配信支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項17】 前記所定の情報としてマーケティングリサーチ情報及び広告情報の少なくとも一方を配信する請求項16記載の情報配信支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項18】 前記所定の情報の配信時点から所定期間だけ前記応答情報を受け付ける請求項16又は17に記載の情報配信支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項19】 前記会員情報には会員の転送先メールアドレス情報を含み、登録された会員の登録メールアドレスに非会員からのメールが届くと、この登録メールアドレスを該当する会員の転送先メールアドレスに変換し、変換された転送先メールアドレスに、前記届いたメールを転送する請求項16〜18のいずれかに記載の情報配信支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項20】 非会員のメールアドレス情報を含む会員からのメールが届くと、このメールアドレスを前記非会員の情報端末の機種に合ったメール送信フォームに変換し、変換された前記非会員のメールアドレスに前記会員からのメールを転送する請求項16〜19のいずれかに記載の情報配信支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項21】 前記会員情報には、会員の転送先URL情報を含み、管理サーバ上に設定された会員のURLに非会員からのアクセスがあると、この会員のURLを会員の転送先URLに変換し、変換された転送先URLに前記アクセスを転送する請求項16〜20のいずれかに記載の情報配信支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項22】 会員の応答に伴うパケット料金を各会員毎に計算し、計算結果を出力する請求項16〜21のいずれかに記載の情報配信支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等のネットワークに接続して設置された管理サーバと、通信機能及びモニタを備えた情報端末との間でマーケットリサーチ(主にアンケート依頼)や広告(イベント案内など含む)等の情報の効果的配信を行うための情報配信支援技術に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、マーケティングリサーチの手法はメーカー白身や広告代理店、マーケティング会社による手作業でのアンケート回収や電話調査が主流である。
【0003】一方、近年ではインターネットの普及に伴い企業によるインターネット広告が増加してきている。企業によるインターネット広告の導入は、多くの場合、自社のホームページによるもので、企業イメージやPRなど全般的な広報活動が中心であったが、今日ではインターネットの普及に合わせて積極的な販促活動の一環として取り入れられてきている。
【0004】ところで、インターネットの利用を希望する者はメールアドレスの付与を受ける必要がある。このメールアドレスは、ユーザがプロバイダ等に申請することによって、「tatoeba0123@○○○.ne.jp」等の形式で与えられる。「○○○」にあたる部分をドメインといい、「tatoeba」にあたる部分をアカウント(ユーザID)という。ドメイン部分には、各種の企業名、団体名、ブランド名または商標名等が採用されるのが一般的である。また、携帯電話機におけるメールアドレスは、例えば「09012340987@×××.ne.jp」のように電話番号そのものが表記されるようになっている。
【0005】ところで、個人ユーザは職場、学校及びプロバイダで取得したアカウントを有することが一般的であり、従って職場、学校を移動し、またプロバイダを変更する際には、メールアドレスやURLの変更が伴うこととなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】今日における人手によるマーケティングリサーチ手法は、手間も時間もかかり、かつ1件当たりのサンプルコストが高いため、充分なサンプル数を集めることが難しく、また時間も要すために消費者ニーズに迅速に対応することは容易ではない。一方、企業における製品・商品・サービスの開発は、最近の消費者のニーズの多様化及び変化性を考慮すれば容易に把握し難い状況にあり、消費者の動向を分析することの重要性が一層高くなっている。一方で、一般消費者の中には、企業等からの情報提示を求め、またユーザとしての要求、意見を伝えたいと思いながらも、街角において善意で何かのアンケートに回答した結果、後日、数限りないDM(ダイレクトメール)に悩まされ、また何か不要のものを押し売りされることを想像し、プライバシーを明かしてまで企業の広告やマーケティング調査に付き合ってはいられないという考えを持つ者も少なくなく、これがより正確な消費者動向の把握を阻む理由となっている。
【0007】また、インターネット上のホームページを広告等に利用する場合、テレビの視聴率に相当するホームページへのアクセス件数が消費者動向を探る上での1つの目安になるが、そのページ広告を載せているサイトから、リンクされている実際の広告先のサイトにまでどれだけの入場者が見込めるか必ずしも定かではない。
【0008】ところで、最近、インターネット上でも個人のサイトからサイトヘ移る動向を監視(ユーザ動向でアクセス解析)して、個人の求めるもの、趣味、嗜好を推測して情報を提供していくという広告配信方法が問題視されている。この方法はアクセス解析を元にユーザにとって必要と思われる広告、情報を勝手にユーザに配信するもので、個々のユーザに的を絞った広告配信方法は確かに威力はあるとしても、ユーザがどんな理由であれ、嫌気をさして閲覧を拒むこととなれば、優れた広告配信システムであったとしても、その威力を喪失させかねない。
【0009】また、ユーザからのアクセスを待つ方法の場合、多数のサイトのどこに広告を掲載させることが注目という点で有効か、また限られたバナーという範囲において、いかに広告に注目させた上で広告主のリンクサイトまで実際に入場させることが可能がなど問題が少なくない。
【0010】さらに、社会人の場合に勤務先の移動等に伴ってメールアドレスを変更する必要があり、特に学生の場合に学校から許可等されているメールアドレスを卒業時に戻す必要があるなど、今まで慣れ親しんできたメールアドレスを変更せざるを得ないという問題に直面する。ネットビジネスにおけるプロバイダのサービス競争の激しい昨今、ユーザにとってより良い条件のプロパイダヘの移行を考えた際に、プロバイダの配信するメールアドレス、URLをその度に変更しなければならないという不都合は大きなネックとなる。一方、メール機能を持つ携帯電話機のメールアドレスは、電話番号そのものが表記されるというプライバシー上の不満を持つ人も多い。そして、かかる携帯電話機等によるメールアドレスの場合にも変更の問題が生じる。例えば機種を変更するときには、電話番号の変更を強いられ、従って全く別のメールアドレスに変更せざるを得ない。
【0011】かかる状況下において、ユーザがメール送信を行う場合、それぞれのプロバイダはメール送信者アドレスをチェックして、プロバイダが発行した以外のメールアドレスでは、メールを送信できないような措置を取っているプロバイダのメールサーバや、ユーザがプロバイダで発行したもの以外のメールアドレスに変更してメールを送信しようとするとエラーとなるメールサーバが一般的である。
【0012】さらに、ユーザーの環境移動に伴うURLの変更は、メールの場合とは異なり、ホームページの入場者は一方的に入場する場合が一般的であることから、そのホームページの管理人から入場者予定の全員にURL変更を報知するのは容易ではない。
【0013】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、個人情報を保護可能にして、広告情報およびマーケットリサーチ情報の効果的な配信を支援する情報配信支援システム及び情報配信支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、ネットワーク上に設置された管理サーバから、通信機能及びモニタを備えた情報端末に情報を送信する情報配信支援システムにおいて、前記管理サーバは、ドメイン部分が共通で、アカウント部分が各会員に割り当てて設定された登録メールアドレスを、会員登録時に入手した複数の属性に亘る各会員に関する、元々のメールアドレスを含む情報と関連付けて記憶する会員情報記憶部と、会員に提示する情報の種類と各会員情報とから情報配信対象となる会員を選択する選択手段と、選択された会員の登録メールアドレス及び元々のメールアドレスの少なくとも一方にネットワークを介して所定の情報を配信可能にする配信手段と、配信された情報に対し、情報端末からの応答情報を受信する応答受信手段と、受信した応答内容を集計、分析する集計分析手段とを備えたことを特徴とする情報配信支援システムである。
【0015】請求項16記載の発明は、ネットワーク上に設置された管理サーバと通信機能を備えた情報端末との間で情報の送受信を行うための情報配信支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、ドメイン部分が共通で、アカウント部分が各会員に割り当てて設定された登録メールアドレスを、会員登録時に入手した各会員に関する、元々のメールアドレスを含む情報と関連付けて記憶させ、会員に提示する情報の種類と各会員情報とから情報配信対象となる会員を選択し、選択された会員の登録メールアドレス及び元々のメールアドレスの少なくとも一方にネットワークを介して所定の情報を配信し、配信された情報に対し、応答した会員からの応答情報を受信し、受信した応答内容を集計、解析する情報配信支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0016】これらの構成によれば、ネットワーク上に設置された管理サーバと通信機能を備えた情報端末との間で情報の送受信を行われるようになっている。入会希望者は、登録を受けることで、ドメイン部分が共通で、アカウント部分が各会員に割り当てて設定された登録メールアドレスを付与され、この登録メールアドレスが、会員登録時に入手した各会員に関する情報と関連付けて記憶される。依頼主から広告情報やマーケットリサーチ情報等の配信を依頼されると、この配信情報の種類と各会員情報とから情報配信対象となる会員が選択される。選択された会員の元々のメールアドレスにネットワークを介して所定の情報が配信される。この配信された情報に対し、応答した会員からの応答情報が受信されると、受信した応答内容に対して集計、解析処理が行われる。
【0017】請求項2記載の発明は、前記会員情報には、名前、生年月日又は年齢、性別、住所、趣味又は嗜好情報の属性を含む請求項1記載の情報配信支援システムである。この構成によれば、種々の観点から属性が入力されるので、広告情報やマーケットリサーチ情報等を的確かつ効果的な配信先に配信することが可能となり、初期の目的に適合した応答内容を得ることが可能となる。
【0018】請求項3記載の発明は、前記属性に応じて会員情報を分別する分別手段を有し、前記会員情報記憶部は前記分別手段により分別された会員情報を属性毎に記憶するものである請求項1又は2記載の情報配信支援システムである。この構成によれば、分別手段により自動的に会員が共通する属性毎にグループ化される。
【0019】請求項4記載の発明は、前記選択手段は、前記会員情報の属性に応じて情報配信対象となる会員を選択する請求項1〜3のいずれかに記載の情報配信支援システムである。この構成によれば、広告情報やマーケットリサーチ情報等を的確かつ効果的な配信先に配信することが可能となり、初期の目的に適合した応答内容を得ることが可能となる。
【0020】請求項5記載の発明は、前記配信手段は、前記所定の情報としてマーケットリサーチ情報及び広告情報の少なくとも一方を配信するものである請求項1〜4のいずれかに記載の情報配信支援システムである。
【0021】請求項17記載の発明は、前記所定の情報としてマーケティングリサーチ情報及び広告情報の少なくとも一方を配信する請求項16記載の情報配信支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0022】これらの構成によれば、マーケットリサーチ情報及び広告情報の一方、または双方がインターネットなどを利用して時間的にも、効率的にも効果的に行われることとなる。
【0023】請求項6記載の発明は、前記配信手段は、広告情報が掲載されているURLアドレス情報の広告ガイド画面であってURLアドレスへのジャンプ指示画像を含む画面の配信を行うもので、前記受信手段は、前記モニタに提示されるジャンプ指示画像に対する指示操作を応答情報として受け取ると共にリンクされているURLアドレスに接続する処理を行うもので、前記集計分析手段は、応答情報から応答した会員数を集計するものである請求項1〜5のいずれかに記載の情報配信支援システムである。この構成によれば、モニタに提示されるジャンプ指示画像に対する指示操作を応答情報として受け取ると共にリンクされているURLアドレスに接続する処理を行うので非常に効率的となる。
【0024】請求項7記載の発明は、アンケート依頼を含むマーケットリサーチ情報が配信されたときにおいて、前記応答受信手段は、前記アンケートに対する回答結果の受信を前記応答情報とする請求項1〜5のいずれかに記載の情報配信支援システムである。この構成によれば、アンケートに対する回答結果の受信を前記応答情報とすることにより、余分な応答情報の受信を監視する必要がなくなる。
【0025】請求項8記載の発明は、前記会員情報に、会員がWEB管理を行う掲示板のホームページアドレスが含まれる場合、前記配信手段は、該掲示板に前記所定の情報を配信するものである請求項1〜7のいずれかに記載の情報配信支援システムである。この構成によれば、本システムがより広範囲に適用される。
【0026】請求項9記載の発明は、前記会員情報には、会員の転送先メールアドレス情報を含む請求項1〜8のいずれかに記載の情報配信支援システムである。この構成によれば、会員の転送先メールアドレス情報を含むことで、種々のサービスを提供することが可能となる。
【0027】請求項10記載の発明は、登録された会員の登録メールアドレスに非会員からのメールが届いたことを受けて、該登録メールアドレスを該当する会員の転送先メールアドレスに変換するアドレス変換手段と、変換された転送先メールアドレスに前記届いたメールを転送する第1のメール転送手段とを備えた請求項9記載の情報配信支援システムである。
【0028】請求項19記載の発明は、前記会員情報には会員の転送先メールアドレス情報を含み、登録された会員の登録メールアドレスに非会員からのメールが届くと、この登録メールアドレスを該当する会員の転送先メールアドレスに変換し、変換された転送先メールアドレスに、前記届いたメールを転送する請求項16〜18のいずれかに記載の情報配信支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0029】また、請求項11記載の発明は、非会員のメールアドレス情報を含む会員からのメールが届いたことを受けて、該非会員のメールアドレスに適合するメール送信フォームに変換するフォーム変換手段と、変換された前記非会員のメールアドレスに前記会員からのメールを転送する第2のメール転送手段を備えた請求項1〜10のいずれかに記載の情報配信支援システムである。
【0030】また、請求項20記載の発明は、非会員のメールアドレス情報を含む会員からのメールが届くと、このメールアドレスを前記非会員の情報端末の機種に合ったメール送信フォームに変換し、変換された前記非会員のメールアドレスに前記会員からのメールを転送する請求項16〜19のいずれかに記載の情報配信支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0031】これらの構成によれば、異種のプロバイダ間でのメール交換が可能となる。
【0032】請求項12記載の発明は、前記会員情報に、会員の転送先URL情報を含む請求項1〜11のいずれかに記載の情報配信支援システムである。この構成によれば、転送先URL情報を含むことで、種々のサービスを提供することが可能となる。
【0033】請求項13記載の発明は、前記管理サーバ上に設定された会員のURLに非会員からのアクセスがあると、この会員のURLを会員の転送先URLに変換するURL変換手段と、変換された転送先URLに前記アクセスを転送するURL転送手段とを備えた請求項12記載の情報配信支援システムである。
【0034】請求項21記載の発明は、前記会員情報には、会員の転送先URL情報を含み、管理サーバ上に設定された会員のURLに非会員からのアクセスがあると、この会員のURLを会員の転送先URLに変換し、変換された転送先URLに前記アクセスを転送する請求項16〜20のいずれかに記載の情報配信支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0035】これらの構成によれば、この構成によれば、異種のプロバイダ間であっても自己の掲示板を非会員にも閲覧可能にすることが可能となる。
【0036】請求項14記載の発明は、会員からの応答に伴うパケット料金を各会員毎に計算する計算手段と、計算結果を出力する出力手段とを備えた請求項1〜13のいずれかに記載の情報配信支援システムである。
【0037】請求項22記載の発明は、会員の応答に伴うパケット料金を各会員毎に計算し、計算結果を出力する請求項16〜21のいずれかに記載の情報配信支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0038】この構成によれば、会員が応答のために行った送信料金が会員毎に計算され、出力されるので、該料金の負担額が明示される。
【0039】請求項15記載の発明は、前記情報端末は、メール送受信機能を備えたパーソナルコンピュータ、携帯通信端末、メール送受信機能を備えた各種モバイル機器、メール送受信機能を備えたゲーム機、及びデジタル情報処理を行う家庭用電化製品に応用されているコミュニケーションツールの少なくとも1つである請求項1〜14のいずれかに記載の情報配信支援システムである。この構成によれば、種々の情報端末が適用可能となり、広範囲での適用が誘導される。
【0040】請求項18記載の発明は、前記所定の情報の配信時点から所定期間だけ前記応答情報を受け付ける請求項16又は17に記載の情報配信支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。この構成によれば、応答結果を時間管理の下で、効率的に取得することが可能となる。
【0041】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る情報配信支援システムの基本構成図である。図において、データベースサーバ1は登録会員の情報等を記憶するものである。WEBサーバ2はネットワーク例えばインターネット3上に所定のアドレスを有して設置され、広告(イベント等も含む)やマーケットリサーチ(主にアンケート等)のための情報の一時的な記憶部を有するとともに、全会員に、あるいは後述するように共通する属性を有するものとして選択された所定の会員に対して、広告(イベント)やアンケートのための情報の配信を行うと共に、アンケートの場合には、配信先の会員からの応答情報(回答情報)の受信を受け付けるものである。情報端末4はそれぞれ会員が所有する機器であって、インターネット3に接続可能な通信機能を備えたものである。情報端末4としてはメール送受信機能を備えたパーソナルコンピュータ、携帯電話機を代表とする携帯通信端末、メール送受信機能を備えた各種モバイル機器、メール送受信機能を備えたゲーム機、及びデジタル情報処理を行う家庭用電化製品に応用されているコミュニケーションツール等が適用可能である。
【0042】サーバコンピュータ5はデータベースサーバ1と同様であって本システムを管理、運営する側乃至は管理下に設置され、データベースサーバ1、WEBサーバ2との間で後述するような必要な情報の授受を行う。本実施形態では、データベースサーバ1、WEBサーバ2及びサーバコンピュータ5で管理サーバを構成するが、別の態様として、データベースサーバ1やWEBサーバ2にサーバコンピュータ5の機能を振り分けたものでもよい。
【0043】一般ユーザ(個人や企業)は本システムに加入することで会員として登録される。登録を希望する一般ユーザはインターネットや郵送、電話、ファクシミリ等を利用して申し込む。この際、会員情報の登録処理が行われ、会員としてのメールアドレスの提供を受けると共に、このメールアドレス(以下、登録メールアドレスという)と対応付けて会員情報がデータベースサーバ1内の会員記憶部11に格納される。この時の登録メールアドレスは、本システムを運営する上で好ましいドメインネームが付されたもので、各会員には、それぞれ異なるアカウント名がいわばユーザIDとして付されたものである。新たに付与される登録メールアドレスはWEBサーバ2上にも置かれ、これにより後述するように非会員との間でも、この新たに付与された登録メールアドレスで、WEBサーバ2を経由する形で異種フォームのプロバイダ間でもメールの送信、受信等を可能にするようにWEBサーバ2にさらに機能が付加されている。
【0044】会員情報としては、名前(企業の場合その名称)、生年月日(企業の場合、創業年月日)か年齢、性別、現住所(企業の場合、営業所在地)、電話番号、今該ユーザが興味を持っている事柄、趣味や嗜好等の各種属性の他、必要に応じて、メールアドレス(以下、元々のメールアドレスという)、ホームページアドレス(ユーザの掲示板)、さらには後述する転送サービスのための転送先メールアドレス、転送URLアドレスが含まれる。従って、これらの会員情報は信頼度の高い会員用データベースを構築することとなる。サーバコンピュータ5は会員情報をその属性に従って、すなわち共通する属性を有する者同士のグループ化を行うための分別部51を備える。
【0045】分別部51は、例えば生年月日であれば年別に、性別は男女別に、現住所は県別にあるいは関東、東海、関西地方というように地方別に、また興味、趣味、嗜好等としては、例えば、興味は英会話とか宇宙…とか、趣味は読書とか映画鑑賞…とか、嗜好は喫煙派、禁煙派とか、好きな酒の種類(日本酒、洋酒、ワイン等)であってもよい。また、特技を含めてもよく、例えば得意なスポーツとか、好きなプロ野球球団やサッカーチームである。分別部51は、予め準備されている属性毎に、それらに属する会員を振り分けてグループ化し(場合によっては、複数のグループに属する可能性もある)、会員記憶部11に記憶するようにしており、新たな会員に対しても同様にして振り分け処理を実行するようにしている。
【0046】なお、ユーザが自己のコンピュータ等からインターネットを経由して会員登録を行うときのために、WEBサーバ2はアクセスしてきたユーザに対して入会のための必要事項を入力する項目が表示された、予め記憶しているガイド画面を読み出し、送信して提示する機能部を有する。ユーザは入会画面の各項目に入力をして返送する。また、WEBサーバ2は、返送されてきた入会手続のメールに対して、未使用のアカウント部分を付した登録メールアドレスを設定するメールアドレス設定機能部、及び設定された登録メールアドレスを当該ユーザのコンピュータ等の入会アクセス時の元々のメールアドレスに返送する(付与する)機能部を有する。なお、入会手続に対して入会希望者が希望するアカウント名が未使用か否かをチェックし、未使用であれば入会希望者が希望した名前がアカウント部とされ、そうでないときはその旨を通知するなどして別の名前を設定するようにしている。なお、メールアドレス設定機能分はサーバコンピュータ5が備える機能(メールアドレス作成部52)としてもよい。この場合、WEBサーバ2はサーバコンピュータ5に入会情報(会員情報等)を送信し、サーバコンピュータ5は登録メールアドレスを作成し、この登録メールアドレスをWEBサーバ2に送信するようにし、WEBサーバ2は受信した登録メールアドレスを記憶し、管理すると共に、入会手続をしてきた新会員に送信するようにすればよい。なお、詳細は図2において説明する。
【0047】また、サーバコンピュータ5はマーケットリサーチ情報、広告情報などを配信する対象を選択する選択部53を備える。情報の配信対象の選択は情報配信の毎に、広告やアンケート調査の依頼主からの要求を受けて人手で指定する方式とすることも可能である。一方、配信する情報の属性が判っているときなどには、配信情報の属性をサーバコンピュータ5から入力することで、選択部53により会員記憶部11の属性毎のリストから対象となる属性の会員を抽出することを自動的に行わせるようにしている。例えば、プロ野球のある球団に関するイベント案内(広告に含まれる)の場合、この球団が好きな会員にのみ、あるいは嫌いな球団として記載していない消極的賛成会員も含めて配信すればよい(いずれにするかは、イベント内容により決めればよい)。選択部53の機能として、積極的会員のみとするか、消極的賛成会員まで含めるかは予め固定する方式の他、必要に応じて選択し得るようにしておくことが好ましい。これらは単に検索論理式の組み方で決めることができる。
【0048】サーバコンピュータ5は、情報配信対象となる会員が抽出されたことを受けて、データベースサーバ1に対して、抽出会員の元々のメールアドレス情報を会員記憶部11の該当グループ部分から読み出してWEBサーバ2に転送する指示を与える転送指示部54を有する。情報の配信先は、会員の元々のメールアドレスに限らず、登録メールアドレスに対して行うようにしてもよい。また、サーバコンピュータ5は広告、アンケート調査の依頼主からの情報から、配信可能な電子情報を作成し、乃至は予め配信可能に作成された形式で依頼を受けた場合には、配信情報として入力設定する配信情報作成部55、配信情報をWEBサーバ2にアップロードするアップロード処理部56を備える。
【0049】WEBサーバ2は、データベースサーバ1から受信した配信先となる会員の元々のメールアドレス等に、サーバコンピュータ5からアップロードされた配信情報の配信処理を実行する。配信情報は、例えばアンケート調査等の場合、各質問項目等に応えるための入力欄(あるいは多肢選択形式)が含まれていることが好ましい。また、広告宣伝等の場合でも、閲覧したことを確認するための所定の内容を例えばボタン等を利用して提示し、このボタンへの例えばクリック操作を要求するようにしている。
【0050】WEBサーバ2は配信された情報、例えばアンケート調査等の場合、アンケートに応えるべく、会員の情報端末4からの応答情報を受信する応答受信部21を有する。応答受信部21は情報配信から所定期間だけ応答(アンケートに対する回答)を受け付けるように、内蔵タイマ等を利用した時間監視機能部により管理されている。受付期間は固定としてもよいが、アンケートの内容等によって適宜設定(すなわち受付期間設定機能部により適宜設定)するようにしてもよい。受付期間までの情報は一括で、あるいは逐次サーバコンピュータ5又はデータベースサーバ1に転送される。サーバコンピュータ5は転送されてきた回答情報に含まれる会員の元々のメールアドレスから、後述するようにして会員を特定する機能部を有し、特定された会員からの応答情報に対し、まず応答数を集計し、さらに応答情報を集計して、内容の分析を行う集計分析部57を有する。集計された結果は依頼主に提示あるいは提出(報告)するために、メール送信可能な場合には依頼主にメールで送信される。あるいは直接プリントアウトして提出する態様では、プリンタを介してハードコピーの形態とすればよい。報告される内容には、情報配信の対象として指定された属性(登録メールアドレスのアカウント部分)を含める一方、回答してきた会員情報は含めないようにし、これによって会員のプライバシーを可及的に保護するようにしている。
【0051】WEBサーバ2からの情報の配信は、直接情報を配信する方式でもよいが、本実施形態では、以下の方式が採用される。すなわち、WEBサーバ2は、広告情報を閲覧可能に記憶するURL情報の配信を行う。WEBサーバ2とこの広告URLとは予めリンク関係にされているものである。この場合、会員の情報端末4には、広告をガイドするような記載が含まれと共に、応答要求情報をボタンとして表示するようにしている。このボタンは、指定、例えばクリックを受け付けるものである。WEBサーバ2は、会員によって前記ボタンへのクリック操作が行われたことが確認部21により確認されたことを受けて、当該会員の情報端末4にURLアドレスのサイトへのジャンプ(接続)を行わせるジャンプ処理部22を備える。従って、このクリック操作によって広告を掲載したサイトを閲覧したことが確認できることとなる。サーバコンピュータ5はクリック操作した情報端末4の特定処理を実行する応答会員特定部58を有する。応答会員の特定は、応答してきた情報端末4の元々のメールアドレスと本システムにより付与した登録メールアドレスとを照合することにより可能である。サーバコンピュータ5の集計分析部57は応答会員特定部58で特定された情報から、応答数を集計する。必要に応じて、さらに配信数と応答数とを分析、例えば比率の算出等を行って、その結果を依頼主に報告する。更には、分析は、さらに性別とか年齢別とか等の集計テーブル的なものを含めてもよい。
【0052】なお、この方式は配信情報がアンケート調査の依頼を目的とする場合には、アンケート結果が返信されたこと自体が応答したこと意味するから、応答要求情報としてのクリック操作の監視は特に必要ではないが、アンケートを掲載したサイトを閲覧したか否かを分析する一次アクセスと、実際にアンケートに応えたか否かを分析する二次アクセスとの相関等を分析するためには有用である。アンケート情報に応答(回答)した結果は、閲覧した会員の情報端末4からWEBサーバ2に送信され、データベースサーバ1に転送された後、あるいは直接サーバコンピュータ5に転送された後、集計分析部57で集計、分析されてアンケート結果が作成される。アンケート結果は前述したと同様に、メールであるいはハードコピーでアンケート依頼主に報告される。アンケート結果は、周知のように質問等に対する回答YES、NO等の各数とか比率であってもよい。
【0053】また、広告情報の配信の場合と同様に、アンケート内容を直接選択した会員の情報端末4に配信する態様としてもよいことはいうまでもない。また、WEBサーバ2は、会員がWEB管理を行う掲示板を持っている場合、この掲示板のアドレス(会員情報として、このホームページアドレスが登録されていることが条件)に情報配信を行うようにしてもよい。このように、最大限時間の短縮を可能とするインターネットメールという手段を使うことにより、依頼主にとってローコストで的確、タイムリーな満足度の高い広告、マーケティング調査結果を得ることが可能となる。
【0054】図2は、本システムにおける会員管理のための処理手順を示す図である。図2において、ブラウザ31はインターネット3上の閲覧ツールのひとつである。会員(入会するまでは入会希望者)は入会を希望すると、登録処理■に移行し、ステップST1で、ドメインの選択が指示される。すなわち、本システムが1つのドメインネームのみならず、複数(aドメイン、bドメイン、…yドメイン、xドメイン、…)を有している態様では、入会希望者は所望するドメインネームを選択することが許される。ドメインネームの選択が終了すると、次に、希望するアカウント名の入力を受け付ける(ST2)。ここで、入力されたアカウント名が未使用のものか否か、すなわち空きか否かの確認が行われる(ST3)。空きでなければ別の名前を入力させ、空きであればそのまま受け付ける。
【0055】次いで、会員情報等の各種属性の入力を受け付ける(ST4)。入力後、内容の確認が行われ(ST5)、続いて、必要な情報、例えば新たな登録メールアドレス等を付してメール送出のための処理が行われ(ST6)、この後、登録確認メールが入会会員の情報端末4に送信される(ST7)。
【0056】会員において、登録内容の修正、変更要求■が発生すると、先ず、会員か否かの認証処理が行われる(ST11)。次いで、会員情報の修正、変更内容の入力を受け付ける(ST12)。入力後、修正、変更内容の確認が行われ(ST13)、続いて、必要な情報、例えば修正、変更された情報を付してメール送出のための処理が行われ(ST14)、この後、変更確認メールが会員の情報端末4に送信される(ST15)。
【0057】また、会員において、登録内容の抹消要求■が発生すると、先ず、会員か否かの認証処理が行われる(ST21)。次いで、会員情報の抹消内容の入力を受け付ける(ST22)。入力後、抹消内容の確認が行われ(ST23)、続いて、必要な情報、例えば抹消内容の情報を付してメール送出のための処理が行われ(ST24)、この後、抹消確認メールが会員の情報端末4に送信される(ST25)。
【0058】次に、電子メール転送、URL転送サービスについて説明する。
【0059】WEBサーバ2は会員から非会員への電子メールやURLへの転送サービスを行うための機能を備える。これは、会員が非会員へメール送信を行う場合に、プロバイダによりメール送信者のアドレスがチェックされ、プロバイダが発行した以外のメールアドレスであればメール送信ができないような措置を取っているプロバイダのメールサーバや、プロバイダで発行したもの以外のメールアドレスに変更してメールを送信しようとするとエラーとなるメールサーバが一般的であり、本転送サービスシステムは、このような問題を克服するためのものである。
【0060】図3は、会員からの電子メールの転送サービス処理を実行するための機能ブロック図である。図3において、WEBサーバ2は、ブラウザ31を介して会員からのアクセスがあると、先ず会員か否かの認証チェックを行う会員認証部201と、会員であると判断したときに、メール内容の入力を受け付けるページを提示するメール入力部202と、入力されたメール内容を、送信先である非会員の相手のメールアドレスに送信する送信部203とを備える。
【0061】会員認証部201は、アクセス元の元々のメールアドレスを会員記憶部11内の登録会員情報と照合する等して会員か否かをチェックするものである。メール入力部202は、先に入力された送信先となる相手のメールアドレスから、対応するメール作成フォームを提示し、これに入力を受け付けるようにしているものである。送信内容にはメール文書等の他、送信元である会員の登録メールアドレスが送信先に提示可能なものとして含まれる。会員の元々のメールアドレスを付記することも可能である。
【0062】図4は、非会員からの会員への電子メールの転送サービス処理を実行するための機能ブロック図である。図4において、非会員から会員の登録メールアドレスに電子メールの受信を受けて、会員記憶部11から、対応する会員の元々のメールアドレス情報を抽出する会員情報抽出部204と、登録メールアドレスから抽出したメールアドレスへの変換を行うメール転送先アドレス変換部205と、変換されたメールアドレスに前記非会員からのメール内容を添付して出力するメール送出部206とを備える。送出されたメールは、当該会員が契約しているプロバイダ等のメールサーバ6を経由して会員の情報端末4に送信される。このように図3、図4によれば、互いに異なるプロバイダ間であってもメール交換が可能となる。
【0063】図5は、非会員からの会員のURLへのアクセスに対する転送サービス処理を実行するための機能ブロック図である。図5において、非会員からサーバ上の登録されている会員URLへのアクセスを受けて、会員記憶部11から、対応する会員の元々のURLアドレス情報を抽出する会員情報抽出部204と、登録URLアドレスから抽出したURLアドレスへの変換を行うURL転送先アドレス変換部207と、変換されたURLアドレスに前記非会員からのアクセスに接続させる転送処理部208とを備える。会員のURLへのアクセスを、当該会員の登録するURLのWEBサイトに接続される構成としたので、互いに異なるプロバイダ間であっても会員外から会員のURLアドレスのサイトを閲覧することができる。
【0064】そして、表向きのメールアドレス、URLを変更することなく同一のメールアドレス、URLを継続使用することが可能であるため、会員、また会員外の者はメール送信相手に、メールアドレス変更、WEBマスタの検索エンジン、個人のサイト訪問者へURLの変更の通知をする必要がなく、その手間が省ける。このように、会員、非会員がメールアドレスおよびURLを取得した環境を移動する度に、メールアドレスおよびURLの変更を余儀なくされることのない効果的な対応が可能となる。また、サーバ上に得たメールアドレスに変更するべき事情が発生した時でも、単にアカウント部の変更ですむという利点がある。
【0065】なお、本システムは、依頼主からのマーケティング調査及び情報、広告配信依頼を受けたとき、会員の登録時の記載事項により、依頼主にとって効果的と思われる会員にターゲットを絞り、マーケティング調査、広告配信を実行することを通じて、依頼主から収益を得る。
【0066】転送メールアドレス、転送URLサービスを無料で提供することで、従来のメールアドレス、URLに不満を持っていたユーザに大きな満足感を与え、特にメールを仲間とのコミュニケーションツールとして携帯端末でネット参加している、これからインターネットの中心ユーザーとなろうであろう若年層へのアピール度は高く、強いてはそれがIT関連全体の大きな発展を促すサービスとなり得る。
【0067】以上のとおり、本発明は、登録会員の属性から、先に広告受信、マーケティング調査を受けてもらうターゲットのしぼり込みを行う。次に、それらの会員に、依頼主からの情報、広告を配信する。これはメールまたはユーザー管理のWEB上にある掲示板等で行うことができる。次の段階として、メールまたは掲示板に提示したURLで、本システムに用意された第一アクセスポイントに一旦入場してもらう。このURLの表示する第一アクセスポイントは広告表示されている場合と、単なる通過点となる場合とが考えられる。会員は、この第一アクセスポイントはあくまでWEBサーバ2で管理するサイトである。その後、リンクされている依頼主のポータルサイトヘの移行ももちろん可能であり、登録会員は依頼主側のアンケートの回答等を求められた際にも、予めユーザー毎に用意したID(アカウント部)のみ、あるいは所要のプライバシー保護が図れると考えられる範囲の内容を記入することにより、登録会員は必要以上のプライバシーを依頼主に知られる心配はない。
【0068】また、登録会員のメール、または登録会員が管理するWEB上の掲示板を利用した効果的な広告配信を行うために、それら(メールおよびWEB上の掲示板)を広告配信媒体とした場合、次のように実行していく。第一段階としては、メールまたは掲示板における広告メッセージおよび次のステップヘのURLの配信である。第二段階としては、URLの提示した第一アクセスポイントヘの移動である。そして第三段階としては、依頼主側の市場調査、消費者二一ズ調査事項等に対し、会員から回答を取得する。最終的にそれを元に詳細な分析結果を得る。
【0069】上記の段階をさらに詳しく述べると、まず最初の段階として、メールまたは掲示板において広告メッセージと共に、ひとつのURLを配信する。これは本WEBサーバ2上にある第一アクセスポイントにあたるサイトのURLである。この第一アクセスポイントには実際の依頼主の広告サイトにする態様でも、さらに先にある依頼主のポータルサイトにリンクさせるためのものでもよい。会員には第一アクセスポイントの画面を表示させずに、直接依頼主のポータルサイトヘの誘導も可能である。アクセスポイントにすべて情報広告を載せた場合は従来からある依頼主のサイトでは、何も手を加える必要はない。WEBサーバ2上にある、第一アクセスポイントを通過させるということは、登録会員にメールまたは掲示板において提示するURLで、WEBサーバ2上にあるアクセスポイントに入場するということである。これは、本システムが、各登録会員ひとりひとりに予め与えておいたID(アカウント名)を付加したURLであり、個々の会員全てに違うIDを持つのであるから、URLも全て違っているのはいうまでもない。このURLは、該URLを用いることによって各登録会員が入場した際、誰が入場したか認識機能の役割を持たせておくためのものであるが、本システムで用意したURLを使用することにより、第一アクセスポイントにおいてそれをブラウザに記録させることで、第一アクセスポイントにおいてのみ、入場会員のアクセス状況の分析が可能となる。
【0070】本発明は、個人のネット上の動向において、個人の知り得ぬところで、その動向「どのサイトからの移動だから、このユーザーはこういう人物であろう」と勝手に推察される結果、不快な思いをするという問題に対して、一旦、本システムをアクセスポイントにして入場することにより、個人の動向は一旦そこでうち切られ、第一アクセスポイントを本システムが管理する依頼主のポータルサイトに置くことで、登録ユーザーは安心してURLの誘導に従うことができ、次の依頼主の広告サイトヘ移動を行うことにも積極的になれるのである。
【0071】また、携帯電話機の利用者を広告配信媒体として考えた場合、受信側に文字数に応じたパケット料金がかかるという料金体制は会員に無料で行い、依頼主が負担することとしている。そのため、本システムは、応答情報から各会員が送信した際の料金を個別に計算し、その計算結果を依頼主に提示等する目的で出力するようにしている。従って、会員はパケット料金の負担を負うことなく依頼主からの情報、広告を受け取ることができ、かつ応答することが容易となる。
【0072】なお、本システムにおいては、所定の情報の配信を含む構成として説明したが、登録会員に対する図3〜図5に示す電子メールやURL転送サービスは独自に実施可能である。
【0073】
【発明の効果】請求項1、16記載の発明によれば、個人情報を保護可能にして、広告情報およびマーケットリサーチ情報の効果的な配信を支援することができる。
【0074】請求項2記載の発明によれば、広告情報やマーケットリサーチ情報等を的確かつ効果的な配信先に配信することが可能となり、初期の目的に適合した応答内容を得ることができる。
【0075】請求項3記載の発明によれば、分別手段により会員を共通する属性毎に自動的にグループ化できる。
【0076】請求項4記載の発明によれば、広告情報やマーケットリサーチ情報等を的確かつ効果的な配信先に配信することが可能となり、初期の目的に適合した応答内容を得ることができる。
【0077】請求項5、17記載の発明によれば、マーケットリサーチ情報及び広告情報の一方、または双方をインターネットなどを利用して時間的にも、効率的にも効果的に配信できる。
【0078】請求項6記載の発明によれば、モニタに提示されるジャンプ指示画像に対する指示操作を応答情報として受け取ると共にリンクされているURLアドレスに接続する処理を行うので非常に効率的で、操作性の高い処理が実現できる。
【0079】請求項7記載の発明によれば、アンケートに対する回答結果の受信を前記応答情報とすることにより、余分な応答情報の受信を監視する必要がなくなる。
【0080】請求項8記載の発明によれば、本システムをより広範囲で適用することができる。
【0081】請求項9記載の発明によれば、会員の転送先メールアドレス情報を含むことで、種々のサービスを提供することが可能となる。
【0082】請求項10、11、19、20記載の発明によれば、異種のプロバイダ間でのメール交換が可能となる。
【0083】請求項12、21記載の発明によれば、転送先URL情報を含むことで、種々のサービスを提供することが可能となる。
【0084】請求項13記載の発明によれば、異種のプロバイダ間であっても自己の掲示板を非会員にも閲覧可能にすることが可能となる。
【0085】請求項14、22記載の発明によれば、会員が応答のために行った送信料金が会員毎に計算され、出力されるので、該料金の負担額が明示できる。
【0086】請求項15記載の発明によれば、種々の情報端末が適用可能となり、広範囲での適用が誘導される。
【0087】請求項18記載の発明によれば、応答結果を時間管理の下で、効率的に取得することが可能となる。
【出願人】 【識別番号】500492174
【氏名又は名称】株式会社ビットスタイルドットコム
【識別番号】500492185
【氏名又は名称】下田 澄代
【出願日】 平成12年10月23日(2000.10.23)
【代理人】 【識別番号】100109472
【弁理士】
【氏名又は名称】森本 直之 (外3名)
【公開番号】 特開2002−132660(P2002−132660A)
【公開日】 平成14年5月10日(2002.5.10)
【出願番号】 特願2000−323096(P2000−323096)