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【発明の名称】 メールアドレスの確認方法及びシステム
【発明者】 【氏名】関根 大介

【氏名】井植 敏彰

【氏名】福木 規人

【要約】 【課題】相手方の正当性、意志又は提供情報の真偽等を確認するための相手方メールアドレスを確実に取得する。

【解決手段】ユーザ端末2から送信されてきた情報をユーザ端末2を特定する識別データと対応づけて格納する手段34と、情報を送信してきたユーザ端末2に上記識別データを包含したメールアドレスが付加されたコマンドを送信する手段31とを備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ネットワークを介して接続された不特定多数のユーザ端末のメールアドレスを確認する方法であって、上記ユーザ端末に送信先アドレスが付加されたメーラ立上げ用コマンドを送信することを特徴とするメールアドレスの確認方法。
【請求項2】 請求項1の上記コマンドに付加された送信先アドレスのコメント部分には上記ユーザ端末を特定する情報が付加されていることを特徴とするメールアドレスの確認方法。
【請求項3】 請求項1の上記コマンドに付加された送信先アドレスは上記ユーザ端末毎に異なることを特徴とするメールアドレスの確認方法。
【請求項4】 ネットワークを介して不特定多数のユーザ端末と接続可能なシステムであって、アクセスがあったユーザ端末に送信先アドレスが付加されたメーラ立上げ用コマンドを送信する手段を備えたことを特徴とするメールアドレスの確認システム。
【請求項5】 請求項4の上記コマンドに付加された送信先アドレスのコメント部分には上記ユーザ端末を特定する情報が付加されていることを特徴とするメールアドレスの確認システム。
【請求項6】 請求項4の上記コマンドに付加された送信先アドレスは上記ユーザ端末毎に異なることを特徴とするメールアドレスの確認システム。
【請求項7】 ネットワークを介して不特定多数のユーザ端末と接続可能なシステムであって、上記ユーザ端末から送信されてきた情報を上記ユーザ端末を特定する識別データと対応づけて格納する手段と、上記情報を送信してきたユーザ端末に上記識別データを包含したメール送信先アドレスが付加されたメーラ立上げ用コマンドを送信する手段とを備えたことを特徴とするメールアドレスの確認システム。
【請求項8】 請求項7のメールアドレスのの確認システムであって、更に上記コマンドに応答して上記ユーザ端末から送信されてくるメール中の送信先及び送信元アドレス情報に従って上記送信情報とユーザ端末のメールアドレスとを関連付けることを特徴とするメールアドレスの確認システム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メールアドレスの確認方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネットは、特定グループ間の単なる情報交換の手段として使用されているだけではなく、不特定多数による各種商品売買、アンケート等の情報収集などにも使用されている。
【0003】このような商品売買、情報収集を目的とする場合には、その購入者、情報提供者の正当性、購入者の購入意志又は提供情報の真偽等を確認する必要がある。その確認方法としては、多くの場合メールアドレスを使用することが一般的であり、その具体的な方法としては、(1)複数回(2回以上)のメールアドレスの入力を要求する方法。
【0004】(2)購入者、情報提供者より提供されたメールアドレスに確認メールを発信して、購入者、情報提供者の正当性、購入者の購入意志又は提供情報の真偽等を確認する方法(例えば、特開平10−271158号公報参照)。又は、(3)それらの複合方法。が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記いずれの方法においても、購入者、情報提供者(以下、単にユーザと称す)が自身のメールアドレスを入力する必要がある。一般的に、ユーザは自身のメールアドレスを入力することが少なく、かつ、現在のメールアドレスは「@」以下は契約先のプロバイダにより指定されたものであってユーザ自身とは無関係である(即ち、多くはユーザ自身が覚えづらいものである)ことが多いため、入力間違えを生じ易い。また、現在インターネット端末の主流になりつつある携帯電話等の携帯端末では、キー数等の制限により、文字入力自体が行ないづらいため、更に入力間違いを生じ易くなるという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、その特徴は、ユーザ端末に送信先アドレスが付加されたメーラ立上げ用コマンドを送信することにある。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を例えばアンケート集計システムに適用した際のシステム構成の一例を示す模式図である。
【0008】本実施例では、例えばネットワークの1つであるインターネット1を介して複数のユーザ端末2が管理サイト3に接続される。尚、上記端末2は、パソコン、携帯電話、携帯情報機器(PDA)等である。
【0009】上記管理サイト3は、インターネット1上の各端末2からのアクセスを処理するための主制御回路31を有する。上記主制御回路31は、図示しないものの、通常のコンピュータと同様に主処理部であるCPU(中央処理ユニット)、該CPUの処理を司る制御プログラムが予め格納されたROM(リードオンリメモリ)、上記CPUの上記制御プログラムに基づく処理時のワーキングメモリ等として機能するRAM(ランダムアクセスメモリ)を少なくとも備える。また、上記管理サイト3は、Webサーバ、データベースサーバ及びメールサーバとして機能するための各種データが保持するサーバ機能部32、33及び36を備えている。
【0010】上記Webサーバ機能部32には、後述するユーザ端末2との交信時にユーザ端末2上に表示するアンケート等の各種データが格納されている。また、上記データベースサーバ(以下、DBサーバという)機能部33は、ユーザ端末2から送信されたアンケート回答を図2に示す如く例えば4桁の数値からなるIDに対応づけて夫々管理する管理テーブル34と、収集したアンケート結果を最終的に登録記憶する登録領域35とを少なくとも備える。更に、上記メールサーバ機能部36は、インターネット1を介してユーザ端末2から送信されてきたメールを管理する。
【0011】図3は、本実施例の動作の流れを示す模式図であり、以下では図3に従って本実施例の動作を説明する。
【0012】まず、ユーザ端末2上で起動されたブラウザにより管理サイト3がアクセスされる(S1ステップ)と、管理サイト3はWebサーバ機能32を起動して図4に示す如く、アクセスを行なったユーザ端末2上にアンケート記入画面100を表示する(S2ステップ)。具体的には、この画面100には、アンケート項目101及び回答終了指示欄102が表示される。
【0013】ユーザが上記画面100上のアンケートの記入を終了し、上記回答終了指示欄102をクリックすると、上記記入内容(アンケート回答)がユーザ端末2から管理サイト3に送信される(S3ステップ)。尚、上記アンケートへの記入は、各設問に対して予め準備された回答内容に対応したチェック欄104をチェックすることにより行なえる。例えば、図4に示した第1の設問に対する回答が「B党」である場合には、「B党」とい表示の直前のチャック欄104をクリックすることにより、この欄にチェックマークが表示される。
【0014】ユーザ端末2からアンケート回答が送信されると、管理サイト3は、この回答を一旦上記主制御回路31のRAM(ランダムアクセスメモリ)に保持すると共に、図5に示す如くユーザ端末2に回答確認画面200を表示する(S4ステップ)。
【0015】図5に示した回答確認画面200には、アンケート記入画面100においてユーザが記入したアンケート回答結果201と、確認指示欄202と、上記指示欄のクリックを促すメッセージ203とが表示される。
【0016】上記確認指示欄202がクリックされる(S5ステップ)と、管理サイト3は、上記S3ステップに応答して上記主制御回路31のRAMに保持したアンケート回答を上述のIDの1つに対応づけてDBサーバ機能部33の管理テーブル34の収集データ領域に格納すると共に、図6に示す如くユーザ端末2に御礼終了画面300を表示し、更に、上記ユーザ端末2にメーラの立上げを要求するコマンドを送信する(S6ステップ)。尚、上記確認指示欄202がクリックされることなく、ユーザ端末2のブラウザが終了されると、管理サイト3はこれを検出して上記RAMに保持したアンケート回答を消去する。尚、上記ユーザ端末2のブラウザの終了確認は、例えば管理サイト3側で上記ユーザ端末2のブラウザのセッション状況を監視することにより検出できる。
【0017】上記コマンドは、ユーザ端末2のブラウザに対してメーラ(電子メール送受信用アプリケーションソフト)を立上げ、該コマンドに付加されたメールアドレス(以下、単に付加アドレスと称す。)宛の電子メールの発信準備を指示するコマンドであり、本実施例では、上記付加アドレスとして上記サイト3のメールサーバ36を指定するメールアドレス(本実施例では、例えばwebmaster@opendoor.co.jpとする。)のコメント部分に上記収集データ管理テーブル33の収集データ領域に格納されたアンケート回答に対応づけられた4桁のIDを付加したもの(例:webmaster@opendoor.co.jp<1000>)とする。また、例えばユーザ端末2のブラウザが、マイクロソフト社又はネットスケープ社製ものである場合には、上記コマンドは実質的にはAタグのオプションであり、<A href=“mailto:webmaster@opendoor.co.jp<1000>”>というように表現される。
【0018】図6に示した御礼終了画面300には、アンケートへの協力メッセージ及びメ−ルサイト36へのメール送信依頼メッセージ301及び終了指示欄302が表示される。
【0019】上記終了指示欄302がクリックされると、ユーザ端末2のブラウザは管理サイト3から受取った上記コマンドに従って上記ユーザ端末2内のメーラを立上げ、上記付加アドレスを送信先アドレスとする新規な送信メール入力画面(図示せず)を画面上に表示する。
【0020】このようにして表示された送信メールをユーザが送信指示することにより、送信先アドレスが上記付加アドレス(mailto:webmaster@opendoor.co.jp<1000>)であり、且つ送信元アドレスが上記ユーザ端末2のメールアドレスとして設定されたメール(以下、送信メールという。)が送信される。
【0021】この送信メールの送信先アドレスは、上述した如くメールサーバ36のアドレスであるため、上記インターネット1を介して上記送信メールは上記メールサーバ36に配信される。
【0022】上記送信メールには、ユーザがあえて書込みを行なわない限り、件名等具体的なメール内容は存在しないが、送信元であるユーザ端末2のメールアドレス及び送信先を示す上記付加アドレスが情報として含まれている。従って、メールサーバ36で受信したメール中のこれら両アドレスを検出することにより、管理サイト3は、上記付加アドレスのコメント部分の4桁のIDに対応してDBサーバ33の管理テーブル34に格納されているアンケート回答とその記入者を特定するメールアドレスとを対応づけでき、上記管理テーブル34に格納されているアンケート回答及び上記記入者を特定するメールアドレスを信憑性の高いデータとしてDBサーバ33の登録領域35に格納保存する。尚、このようにアンケート回答が収集データ登録領域35に格納保存されると、管理テーブル34中のアンケート回答は削除される。
【0023】一方、ユーザが上記終了指示欄302をクリックしなかったり、或は上記終了指示欄302をクリックした場合であってもその後に立ち上げられた新規メールの送信操作を行なわなかった場合には、上記送信メールはユーザ端末2から発信されない。管理サイト3は、上述したS6ステップにおける立上げ要求コマンドのユーザ端末2への送出後、メールサーバ36における上記コマンドに付加された付加アドレス宛へのメールの受信を監視し、上記コマンドの送出後一定時間(例えば2日)以内に上記メールを受信できなかった場合、上記S6ステップでユーザ端末2に送信されたコマンド中の付加アドレスのコメント部分に付加されたIDに対応づけられてDBサーバ33の管理テーブル34に格納されているアンケート回答を消去する。即ち、上記消去対象となったアンケート回答及び/又はその記入者は信頼性に疑問があるものとして消去する。
【0024】このように、本実施例によれば、アンケート回答者のメールアドレスの取得時、アンケート回答者によるメールアドレスの入力を不要にして確実にアンケート回答者のメールアドレスを取得できる。これにより、アンケート回答者のの正当性、回答の真偽等の確認をユーザの手を煩わすことなく確実に行なえる。
【0025】尚、本実施例では、アンケート集計システムに本発明を適用した場合について説明したが、このような情報収集システムだけではなく、インターネット上での商品売買等、相手方の正当性、意志又は提供情報の真偽等を確認する際にメールアドレスを利用するシステムに広範囲に利用できる。
【0026】また、本実施例では、ユーザ端末2から送信される宛先のメールアドレスのコメント部分に4桁のIDを付加することにより、いずれの端末から送信されたメールであるかを判定できるようにしたが、このようなID自身を上記メールアドレス中に含めることも可能である(例:ID=1000の場合、1000@opendoor.co.jp)。
【0027】この場合、ユーザ端末2からのアクセスに応答してメールアカウントを自動作成する必要があるが、事前に想定されるメールアドレスを多数準備しておくことでリアルタイムなメールアドレスの生成は回避でき、また未使用のメールアドレス数が減少した場合事前に追加するようにすれば、運用上支障をきたすことはない。
【0028】更に、本実施例では、ユーザ端末2へのコマンドの送信をS6ステップにおけるユーザ端末2への御礼終了画面300の表示時に行なったが、本発明はこの時点に限定されるものではなく、システム上最も好ましい時点で送信すれば良い。。
【0029】更にまた、本実施例では、各種項目選択、指示欄入力をクリック機能を利用して行なうようにしたが、番号入力による選択方式を利用しても良く、この場合携帯電話等のようにキー数が制限される端末においては特に有効となる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、相手方の正当性、意志又は提供情報の真偽等を確認する際にメールアドレスを利用するシステムにおいて、相手方のメールアドレス入力操作を不要とするので、誤入力による相手方の正当性、意志又は提供情報の真偽等の確認の不確実性を排除できる。
【出願人】 【識別番号】500242214
【氏名又は名称】株式会社オープンドア
【識別番号】000001889
【氏名又は名称】三洋電機株式会社
【識別番号】000214892
【氏名又は名称】鳥取三洋電機株式会社
【出願日】 平成12年10月25日(2000.10.25)
【代理人】 【識別番号】100111383
【弁理士】
【氏名又は名称】芝野 正雅
【公開番号】 特開2002−132656(P2002−132656A)
【公開日】 平成14年5月10日(2002.5.10)
【出願番号】 特願2000−325557(P2000−325557)