| 【発明の名称】 |
科学情報問答システム及びそれに用いられるホストコンピュータ並びに質問側コンピュータ |
| 【発明者】 |
【氏名】水戸 康敬
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| 【要約】 |
【課題】科学分野における質問情報についての回答情報を質問情報提示側の機密保持を考慮しつつ効率よく取得する。
【解決手段】この発明のシステムは、質問側コンピュータ1から公開・非公開指定付きで質問情報をホストコンピュータ3に供給する。ホストコンピュータ3は、公開指定付き質問情報を質問側・回答側の両コンピュータ1,2の広い範囲に与え、非公開指定付き質問情報を他者の質問側コンピュータ1には与えず、質問情報を入力した質問側コンピュータ1,回答側コンピュータ2だけの狭い範囲に与える。また回答検索情報を質問側コンピュータ1からホストコンピュータ3に送れば、回答側コンピュータ2から供給された回答情報が通信回線4を介して受け取れるので、質問情報提示側の機密保持を考慮しながら、質問情報に対する回答情報を効率よく取得することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 科学分野に関する情報である科学情報についての質問情報を公開・非公開の区別を付けて供給するとともに、質問情報および回答情報を閲覧する質問側コンピュータと、質問情報および回答情報を閲覧するとともに、回答情報を供給する回答側コンピュータと、質問情報及び回答情報を蓄積するホストコンピュータとが通信回線を介して相互に接続されている科学情報問答システムであって、質問側コンピュータは、(a)公開・非公開の区別を付けた質問情報、質問情報を検索する質問検索情報、および回答情報を検索する回答検索情報を入力するとともに、質問情報および回答情報を表示する第1の表示入力手段を備え、回答側コンピュータは、(b)回答情報、回答検索情報、および質問検索情報を入力するとともに、質問情報および回答情報を表示する第2の表示入力手段を備え、ホストコンピュータは、(c)質問情報および回答情報の公開・非公開の区別を識別する公開非公開識別手段と、(d)質問側コンピュータから供給される質問情報および回答側コンピュータから供給される回答情報を蓄積する情報蓄積手段と、(e)蓄積された回答情報の中から回答検索情報に基づき回答情報を検索し、蓄積された質問情報の中から質問検索情報に基づき質問情報を検索する情報検索手段とを備えており、(1)質問側コンピュータは、第1の表示入力手段によって入力した質問情報、質問検索情報、および回答検索情報を通信回線を介してホストコンピュータに与え、(2)回答側コンピュータは、第2の表示入力手段によって入力した回答情報、回答検索情報、および質問検索情報を通信回線を介してホストコンピュータに与え、(3)ホストコンピュータは、通信回線を介して、公開指定付きの質問情報を質問側・回答側コンピュータに与え、非公開指定付きの質問情報を他者の質問側コンピュータに与えず、質問情報を入力した質問側コンピュータ・回答側コンピュータのみに与えるとともに、回答検索情報に基づき検索された回答情報を、回答検索情報を入力した質問側・回答側コンピュータへ与え、(4)公開指定付きの回答情報を質問側・回答側コンピュータに与え、非公開指定付きの回答情報を他者の質問側・回答側コンピュータに与えず、質問情報を入力した質問側コンピュータおよび回答情報を入力した回答側コンピュータのみに与えるとともに、質問検索情報に基づき検索された質問情報を、質問側・回答側コンピュータへ与え、さらに、(5)回答側コンピュータは、与えられた質問情報および回答情報を表示して閲覧に供し、(6)質問側コンピュータは、与えられた質問情報および回答情報を表示して閲覧に供することを特徴とする科学情報問答システム。 【請求項2】 請求項1に記載の科学情報問答システムにおいて、質問情報および回答情報は、科学分野で用いられるソフトウエアに関する情報であるソフトウエア情報についてのそれぞれの情報であることを特徴とする科学情報問答システム。 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の科学情報問答システムにおいて、ホストコンピュータの情報蓄積手段には、公開指定付き質問情報・回答情報を蓄積する公開情報蓄積エリアと、非公開指定付き質問情報・回答情報を蓄積する非公開情報蓄積エリアとが設けられていて、公開非公開識別手段による質問情報・回答情報の公開・非公開の識別結果に応じて質問情報・回答情報が公開・非公開の各情報蓄積エリアに振り分けられて蓄積されるとともに、各情報蓄積エリアでは、質問者別に質問情報が区分けされて蓄積されて、回答情報は回答対象の質問情報が蓄積されている情報蓄積エリアに回答対象の質問情報と対応付けて蓄積されることを特徴とする科学情報問答システム。 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載の科学情報問答システムに用いられるホストコンピュータであって、(c)質問情報および回答情報の公開・非公開の区別を識別する公開非公開識別手段と、(d)質問側コンピュータから供給される質問情報および回答側コンピュータから供給される回答情報を蓄積する情報蓄積手段と、(e)蓄積された回答情報の中から回答検索情報に基づき回答情報を検索し、蓄積された質問情報の中から質問検索情報に基づき質問情報を検索する情報検索手段とを備えていることを特徴とするホストコンピュータ。 【請求項5】 請求項1から請求項3のいずれかに記載の科学情報問答システムに用いられる質問側コンピュータであって、(a)公開・非公開の区別を付けた質問情報、質問情報を検索する質問検索情報、および回答情報を検索する回答検索情報を入力するとともに、質問情報および回答情報を表示する第1の表示入力手段を備えていることを特徴とする質問側コンピュータ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、通信回線を利用して科学分野に関する情報である科学情報についての質問情報の提示と提示された質問情報に対する回答情報の提供とをおこなう科学情報問答システム及びそれに用いられるホストコンピュータ並びに質問側コンピュータに係り、特に、質問情報提示側の機密保持を考慮しつつ回答情報を効率よく取得する技術に関する。 【0002】 【従来の技術】科学分野は、生物学、化学、物理学、医学等のように様々な分野からなり、その範囲は広域にわたっており、科学分野に携わっている多くの人達(企業の開発要員や研究機関の担当部員、あるいは科学に興味を持つ個人など)は科学分野に関する情報(以下、適宜「科学情報」とする)、例えば科学系・技術系ソフトウエア、学会・展示会、広告、装置・機械類等といった情報を閲覧するために、コンピュータシステム、例えばインターネットを用いて検索を行っている。 【0003】具体的には、インターネット上では、科学分野に携わる研究機関や企業などが、科学情報を掲載したホームページを開設しており、情報を求める者は、公衆電話回線などの通信回線によりホームページに直接アクセスして目的にあった情報を取得したり、あるいは、検索エンジン(例えばYahoo,Excite,goo等) やメールマガジン(例えばまぐまぐ等)などのツールを利用して、目的にあった情報を取得したりしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来のコンピュータシステムの場合、目的にあった情報を効率よく取得することは難しい。コンピュータ技術の進展によって情報が氾濫しており、また科学分野が広範囲にわたるので、閲覧対象の情報が数千件〜数万件にものぼることさえある。従って、上記情報が必要なものか否かを順番にチェックするのは大変な手間がかかる。 【0005】一方で、情報を求める情報収集者が、科学分野を掲載したある特定の場所(例えば、インターネットではホームページ等)にアクセスして、科学分野を掲載した人あるいは会社などに上記情報に関する質問をして、回答を直接得て上記情報を閲覧する方法もある。しかし、上記情報に適合した場所を特定するのは難しく、目的にあった情報を効率よく取得するのは難しい。また、特にインターネットの場合には質問情報を提示する側にとっては機密保持に対して無防備になってしまうという別の問題を生じる。 【0006】この発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、科学情報についての質問情報を提示する側の機密保持を考慮しつつ提示した質問情報に対する回答情報を効率よく取得することを課題とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を解決するため、次のような構成をとる。即ち、請求項1に記載の発明に係る科学情報問答システムは、科学分野に関する情報である科学情報についての質問情報を公開・非公開の区別を付けて供給するとともに、質問情報および回答情報を閲覧する質問側コンピュータと、質問情報および回答情報を閲覧するとともに、回答情報を供給する回答側コンピュータと、質問情報及び回答情報を蓄積するホストコンピュータとが通信回線を介して相互に接続されている科学情報問答システムであって、質問側コンピュータは、(a)公開・非公開の区別を付けた質問情報、質問情報を検索する質問検索情報、および回答情報を検索する回答検索情報を入力するとともに、質問情報および回答情報を表示する第1の表示入力手段を備え、回答側コンピュータは、(b)回答情報、回答検索情報、および質問検索情報を入力するとともに、質問情報および回答情報を表示する第2の表示入力手段を備え、ホストコンピュータは、(c)質問情報および回答情報の公開・非公開の区別を識別する公開非公開識別手段と、(d)質問側コンピュータから供給される質問情報および回答側コンピュータから供給される回答情報を蓄積する情報蓄積手段と、(e)蓄積された回答情報の中から回答検索情報に基づき回答情報を検索し、蓄積された質問情報の中から質問検索情報に基づき質問情報を検索する情報検索手段とを備えており、(1)質問側コンピュータは、第1の表示入力手段によって入力した質問情報、質問検索情報、および回答検索情報を通信回線を介してホストコンピュータに与え、(2)回答側コンピュータは、第2の表示入力手段によって入力した回答情報、回答検索情報、および質問検索情報を通信回線を介してホストコンピュータに与え、(3)ホストコンピュータは、通信回線を介して、公開指定付きの質問情報を質問側・回答側コンピュータに与え、非公開指定付きの質問情報を他者の質問側コンピュータに与えず、質問情報を入力した質問側コンピュータ・回答側コンピュータのみに与えるとともに、回答検索情報に基づき検索された回答情報を、回答検索情報を入力した質問側・回答側コンピュータへ与え、(4)公開指定付きの回答情報を質問側・回答側コンピュータに与え、非公開指定付きの回答情報を他者の質問側・回答側コンピュータに与えず、質問情報を入力した質問側コンピュータおよび回答情報を入力した回答側コンピュータのみに与えるとともに、質問検索情報に基づき検索された質問情報を、質問側・回答側コンピュータへ与え、さらに、(5)回答側コンピュータは、与えられた質問情報および回答情報を表示して閲覧に供し、(6)質問側コンピュータは、与えられた質問情報および回答情報を表示して閲覧に供することを特徴とする。 【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の科学情報問答システムにおいて、質問情報および回答情報は、科学分野で用いられるソフトウエアに関する情報であるソフトウエア情報についてのそれぞれの情報であることを特徴とする。 【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の科学情報問答システムにおいて、ホストコンピュータの情報蓄積手段には、公開指定付き質問情報・回答情報を蓄積する公開情報蓄積エリアと、非公開指定付き質問情報・回答情報を蓄積する非公開情報蓄積エリアとが設けられていて、公開非公開識別手段による質問情報・回答情報の公開・非公開の識別結果に応じて質問情報・回答情報が公開・非公開の各情報蓄積エリアに振り分けられて蓄積されるとともに、各情報蓄積エリアでは、質問者別に質問情報が区分けされて蓄積されて、回答情報は回答対象の質問情報が蓄積されている情報蓄積エリアに回答対象の質問情報と対応付けて蓄積されることを特徴とする。 【0010】請求項4に記載の発明に係るホストコンピュータは、請求項1から請求項3のいずれかに記載の科学情報問答システムに用いられるホストコンピュータであって、(c)質問情報および回答情報の公開・非公開の区別を識別する公開非公開識別手段と、(d)質問側コンピュータから供給される質問情報および回答側コンピュータから供給される回答情報を蓄積する情報蓄積手段と、(e)蓄積された回答情報の中から回答検索情報に基づき回答情報を検索し、蓄積された質問情報の中から質問検索情報に基づき質問情報を検索する情報検索手段とを備えていることを特徴とする。 【0011】請求項5に記載の発明に係る質問側コンピュータは、請求項1から請求項3のいずれかに記載の科学情報問答システムに用いられる質問側コンピュータであって、(a)公開・非公開の区別を付けた質問情報、質問情報を検索する質問検索情報、および回答情報を検索する回答検索情報を入力するとともに、質問情報および回答情報を表示する第1の表示入力手段を備えていることを特徴とする。 【0012】 【作用】請求項1に記載の発明の作用について説明する。質問側コンピュータの第1の表示入力手段によって入力された公開・非公開の指定付き質問情報は通信回線を介して質問側コンピュータからホストコンピュータに与えられる。ホストコンピュータに与えられた質問情報は、公開非公開識別手段によって公開・非公開の区別が識別されるとともに情報蓄積手段によって蓄積される。そして、ホストコンピュータの情報蓄積手段に蓄積された質問情報のうち、公開指定付けの質問情報については回答側・質問側の両側のコンピュータに与えられ、非公開指定付きの質問情報については他者の質問側コンピュータに与えられず、質問情報を入力した質問側コンピュータ・回答側コンピュータのみに与えられる。 【0013】回答側コンピュータでは、第2の表示入力手段によって入力された質問検索情報と、ホストコンピュータ側の情報検索手段とに基づいて質問情報が表示閲覧されて、第2の表示入力手段によって入力された回答情報は通信回線を介して回答側コンピュータからホストコンピュータに与えられる。ホストコンピュータに与えられた回答情報は情報蓄積手段によって蓄積される。 【0014】そして、質問側コンピュータの第1の表示入力手段によって入力された回答検索情報が通信回線を介して質問側コンピュータからホストコンピュータに与えられると、ホストコンピュータの情報検索手段は与えられた回答検索情報に基づいて該当する回答情報を検索する。こうして検索された回答情報は、通信回線を介してホストコンピュータから質問側コンピュータに速やかに与えられる。質問側コンピュータの第1の表示入力手段は、与えられた回答情報を表示して閲覧に供する。このようにして、質問情報に対する回答情報が取得されるのである。 【0015】このように、請求項1の発明の場合、質問情報が科学情報についての質問情報に絞られていて、質問側コンピュータから質問情報を入力するとともに回答検索情報を入力することで回答情報が与えられるので、回答情報を効率よく取得することができる。さらに、質問情報入力の際に機密保持対象でない質問情報については公開指定付きとして質問側・回答側の両コンピュータの広い範囲に与え、機密保持対象である質問情報については非公開指定付きとして質問側・回答側コンピュータだけの狭い範囲に与えることができるので、質問情報を提示する側の機密保持を考慮することができる。 【0016】請求項2の発明の場合、質問情報および回答情報がソフトウエア情報についてのそれぞれの情報であるので、質問側では必要なソフトウエア情報を機密を保ちながら効率よく取得することが可能となる。 【0017】請求項3の発明の場合、ホストコンピュータでは、質問側コンピュータから入力される質問情報が公開・非公開別および質問者別に区分けされて蓄積される上に、回答情報が回答対象の質問情報と対応付けて蓄積される。従って、蓄積された質問情報を公開・非公開別あるいは質問者別に検索したり、質問情報についての回答情報を検索したりすることが非常に容易となる。 【0018】請求項4の発明の場合、ホストコンピュータは、機密保持対象でない公開指定付き質問情報については回答側・質問側の両側のコンピュータに与え、機密保持対象である非公開指定付き質問情報については他者の質問側コンピュータへは与えず、質問情報を入力した質問側コンピュータ・回答側コンピュータのみに与える。そして、質問側コンピュータからの回答検索情報に該当する回答情報を検索して質問情報を入力した質問側コンピュータに与える。その結果、質問情報を提示する側の機密保持を考慮しながら質問情報に対する回答情報を効率よく質問側コンピュータに取得させることを可能とする。 【0019】請求項5の発明の質問側コンピュータでは、質問情報に公開・非公開の区別を付けて機密保持を考慮しつつ、ホストコンピュータに質問情報を供給するとともに回答検索情報をホストコンピュータに供給して該当する回答情報を効率よく検索取得して閲覧することを可能とする。 【0020】 【発明の実施の形態】以下、この発明に係る科学情報問答システムの実施例を図面を参照しながら詳しく説明する。図1は、請求項1〜3の発明の実施例の科学情報問答システム(以後、適宜「実施例システム」と略記)の要部構成を示すブロック図である。また、実施例システムは請求項4の発明のホストコンピュータの実施例および請求項5の発明の質問側コンピュータの実施例を用いて構築されているシステムでもある。 【0021】実施例システムは、図1に示すように、科学分野に関するテーマについての質問情報を公開・非公開の区別を付けて供給するとともに、質問情報および回答情報を閲覧するよう構成されている質問側コンピュータ1と、質問情報および回答情報を閲覧するとともに、回答情報を供給するよう構成されている回答側コンピュータ2と、質問情報及び回答情報を蓄積するよう構成されているホストコンピュータ3とが、ケーブルや信号ラインあるいはインタフェースなどに代表される通信回線4を介して相互に接続されて構築されている。 【0022】なお、実施例システムが、例えばインターネットを利用して構築されている場合には、電話回線が通信回線4の機能を果たすことになるが、もちろん、この発明のシステムの場合、インターネットを利用しないで、例えばローカルネットワークを利用して構築されているようであってもよい。 【0023】また、実施例システムでは、混同を避けるために質問側コンピュータ1と回答側コンピュータ2とを明確に区別しているが、両コンピュータ1,2は同じ構成を備えたコンピュータで構築されている。従って、質問情報をホストコンピュータ3に供給する場合は、質問側コンピュータであって、回答情報をホストコンピュータ3に供給する場合は、回答側コンピュータであり、用途に応じて変わる構成となっている。もちろん、質問側と回答側のコンピュータがそれぞれ異なるコンピュータで構築されているようであってもよい。 【0024】この実施例システムでの問答の対象となる情報としては、科学分野で用いられるソフトウエアに関する情報であるソフトウエア情報、学会に関する情報、展示会に関する情報、広告に関する情報、装置・機械類に関する情報など科学分野に関係する様々な情報が挙げられるが、以下では、ソフトウエア情報について重点的に説明することとする。 【0025】質問側コンピュータ1及び回答側コンピュータ2は、両コンピュータの操作・制御をそれぞれ統括するコントロール部5と、モニタに映し出す画面表示部6と、キーボード(操作卓)7やマウス(ポインティングデバイス)8等の入力装置とをそれぞれ備えている。質問側コンピュータ1の画面表示部6には公開・非公開の区別を付けた質問情報、質問情報を検索する質問検索情報、および回答情報を検索する回答検索情報を入力するとともに、回答情報、回答検索情報、および質問検索情報を表示する各種の情報画面(第1の表示入力手段)が映し出される。回答側コンピュータ2の画面表示部6には、回答情報を入力すると共に質問情報を表示する各種の情報画面(第2の表示入力手段)が映し出される。 【0026】システムがインターネットを利用して構築される場合は、ブラウザが情報画面の機能を果たすことになる。ホストコンピュータ3に接続するとき、ブラウザが起動して後述する初期画面P1にアクセスして、通信回線4を介して、初期画面P1が画面表示部6に映し出される。 【0027】また、ホストコンピュータ3の方は、図1に示すように、ホストコンピュータ3の操作・制御を統括するコントロール部9と、質問側コンピュータ1あるいは回答側コンピュータ2から送られる種々の情報に対して必要な識別処理を行う識別処理部10と、質問側コンピュータ1あるいは回答側コンピュータ2から送られる種々の情報を蓄積する情報メモリ部11と、質問側コンピュータ1あるいは回答側コンピュータ2から送られてくる種々の検索情報に基づいて検索処理を行う情報検索部12とを備えている。識別処理部10は、本発明における公開非公開識別手段に相当し、情報検索部12は、本発明における情報検索手段に相当する。 【0028】情報メモリ部11は、図1に示すように、質問側および回答側の識別情報を記憶する識別用データメモリ11aと、公開用に区別された各種の情報を記憶する公開ページメモリ11bと、非公開用に区別された各種の情報を記憶する非公開ページメモリ11cと、ソフトウエア情報を記憶するソフトウエア情報メモリ11dとを備えている。公開ページメモリ11bおよび非公開ページメモリ11cは、本発明における情報蓄積手段に相当し、公開ページメモリ11bは本発明における公開情報蓄積エリアに相当し、非公開ページメモリ11cは本発明における非公開情報蓄積エリアに相当する。 【0029】続いて、実施例システムの構成を具体的に用いられる情報画面に従って詳しく説明する。質問側コンピュータ1をホストコンピュータ3に接続してシステムを起動すると、図2に示すように、初期画面P1が画面表示部6に表示される。実施例システムへのアクセス(利用)がユーザ(質問者)としてのユーザログインであるのかベンダー(回答者)としてのベンダーログインであるのかを初期画面P1の上で選択する。初期画面P1の中のユーザログインボタンP1aとベンダーログインボタンP1bの2つのボタンのうちユーザログインボタンP1aの方をマウス8でクリックしてユーザログインを選択すると、ホストコンピュータ3はホストコンピュータ3に接続されているコンピュータを質問側コンピュータ1として認識する。もちろん、ベンダーログインボタンP1bをクリックしてベンダーログインを選択すると、ホストコンピュータ3はホストコンピュータ3に接続されているコンピュータを回答側コンピュータ2として認識する。 【0030】初期画面P1でユーザログインボタンP1aをクリックすると、図3に示すように、パスワード等入力用画面P2が画面表示部6に表示される。登録済のユーザは自己のハンドル名及びパスワードをパスワード等入力用画面P2の中のパスワード入力欄P2aとハンドル名入力欄P2bにキーボード7で手入力し、さらに送信ボタンP2mをクリックする。そうすると、ホストコンピュータ3の質問識別部10aによって、質問側コンピュータ1から入力されたパスワードとハンドル名が、情報メモリ部11内の識別用データメモリ11aに既に記憶されているものと一致するか否かがチェックされ、一致していると識別されると、図4に示すように、ユーザページメニュー画面P3が表示される。ユーザーは、ユーザページメニュー画面P3の上で適当なメニューを選択することができる。ここで、本実施例でのハンドル名とはユーザーが任意に決めることができる(英字,数字などの)文字列であり、例えばユーザの呼び名(ニックネーム)をハンドル名とすることもできる。また、パスワードもユーザーが任意に決めた文字列で構成される。 【0031】もちろん,入力されたパスワードとハンドル名とが識別用データメモリ11aに既に記憶されているものと一致しなければ、エラー表示が行われ、それ以上先へ進めないことは言うまでもない。 【0032】なお、ユーザ(質問側)が会員として未登録である場合は、会員登録の手続きを先に行う。即ち、パスワード等入力用画面P2の上の新規登録ボタンP2cをマウス8でクリックする。そうすると、図5に示すように、会員登録用画面P4が画面表示部6に表示されるので、画面の中の入力欄に、ユーザーの名前,パスワード,所属,ハンドルネームやメールアドレス等の識別用データを手入力する。入力された識別用データはホストコンピータ3に供給されて情報メモリ部11の中の識別用データメモリ11aへ記憶される。 【0033】また、ベンダー(回答側)の会員の登録の場合も、ユーザ会員登録の場合と同様にして行われ、入力された識別用データは、やはり識別用データメモリ11aに記憶される。 【0034】ユーザが質問情報を質問側コンピュータ1からホストコンピュータ3へ供給する時は、ユーザページメニュー画面P3の質問情報入力ボタンP3aをクリックして質問情報の入力メニューを選択してクリックする。そうすると、図6に示すように、質問情報入力用画面P5が画面表示部6に表示される。ユーザは、質問表題欄P5a,質問内容欄P5bに表題・内容を手入力するとともに、見積価格回答要否欄P5c,納期回答要否欄P5d,並びに質問情報の公開・非公開指定欄P5eの中の該当ボタンをクリックする。また質問表題や質問内容の翻訳を望む場合、翻訳ボタンP5f,P5gをクリックしておくと、ホストコンピュータ3に設けられた翻訳部(図示省略)で自動的に翻訳してもらえる構成となっている。こうして完成した質問情報は、送信ボタンP5mをクリックすることにより通信回線4を介してホストコンピュータ3へ供給する。なお、質問情報としては、例えば必要としている科学・技術系ソフトウエアを求める情報が挙げられる。 【0035】ホストコンピュータ3の側では、質問識別部10aが質問情報の公開・非公開指定欄P5eをチェックして情報の公開・非公開を識別し、公開指定付き質問情報であると識別したものは公開ページメモリ11bへ書き込み(記憶し)、非公開指定付き質問情報であると識別したものは非公開ページメモリ11cへ書き込む。この場合、図7に示すように、質問情報は、公開ページメモリ11bでも、また非公開ページメモリ11cでも、ユーザ毎に階層化さたユーザ別メモリの該当する処に記憶される。 【0036】公開ページメモリ11bに記憶された質問情報は、ベンダーだけでなく他のユーザも自由にアクセスして閲覧することができる。しかし、非公開ページメモリ11cに記憶された質問情報は、他のユーザは一切アクセスすることができず、質問情報を入力したユーザおよびベンダー(全てのベンダー)のみがアクセスして閲覧することができるだけである。実施例システムの場合は、アクセス中の者がベンダーかユーザかを質問識別部10aが識別し、他のユーザである場合は非公開ページメモリ11cの中の他のユーザの質問情報にはアクセスすることを阻止する構成となっている。 【0037】また、ユーザがユーザページメニュー画面P3で回答情報検索ボタンP3bをクリックすると、アクセス中のユーザの質問情報に対する(後述するようにベンダーから供給される)回答情報の検索を行うことができて、質問情報検索ボタンP3cをクリックすると、アクセス中のユーザの質問情報の検索を行うことができる。また公開ページボタンP3dをクリックすると、公開ページメモリに記憶されている質問情報や回答情報の検索を行うことができる。もちろん、非公開ページメモリに記憶されている質問情報や回答情報でも、それらが、ユーザ自身が質問した質問情報や、それに対応する回答情報であるならば、検索を行うことができる。 【0038】回答情報の検索の場合は、図8に示すように、回答情報検索用画面P6が画面表示部6に表示されるので、質問表題入力欄P6a,質問内容入力欄P6b,回答内容入力欄P6c並びに検索論理(AND又はOR)選択欄P6dなどに必要事項を手入力あるいは選択してクリックを行い、回答検索情報を完成する。そして、検索ボタンP6mをクリックすると、回答検索情報が通信回線4を介してホストコンピュータ3へ供給される構成となっている。 【0039】質問情報の検索の場合は、図9に示すように、質問情報検索用画面P7が画面表示部6に表示されるので、質問表題入力欄P7a,質問内容入力欄P7b,並びに検索論理(AND又はOR)入力欄P7c等に必要事項を手入力し質問検索情報を完成し、さらに検索ボタンP7mをクリックすると、質問検索情報が通信回線4を介してホストコンピュータ3へ供給される構成となっている。 【0040】なお、回答情報検索用画面P6や質問情報検索用画面P7の各欄を空欄のままで検索ボタンP6m,P7mをクリックすると、全ての回答情報あるいは質問情報を一覧する検索情報がホストコンピュータ3へ供給される構成ともなっている。 【0041】また、実施例システムの場合、各入力欄への入力ワードを適当に選ぶことによって、回答情報や質問情報を絞り込んで閲覧するキーワード検索が出来るよう構成されてもいる。 【0042】回答検索情報や質問検索情報を受け取ったホストコンピュータ3の側では、回答情報検索部12aが回答検索情報に基づき非公開ページメモリ11cから該当する回答情報を検索し読み出して通信回線4から送出し、また質問情報検索部12bが質問検索情報に基づき非公開ページメモリ11cから該当する質問情報を検索し読み出して通信回線4から送出するよう構成されている。質問側コンピュータ1の側では、与えられた回答情報や質問情報を画面表示部6に表示して閲覧に供する。 【0043】また、公開ページメモリに記憶されている質問情報や回答情報の検索も、上記と同様にして行うことができる。さらに、回答側コンピュータ2からの質問情報の検索や回答情報の検索も、上述の質問側コンピュータ1からの質問情報や回答情報の検索と同様の仕方で行われる。 【0044】即ち、ベンダーは、公開ページメモリ11bまたは非公開ページメモリ11cに記憶された質問情報を検索して閲覧する場合は、回答側コンピュータ2からホストコンピュータ3へ質問検索情報を供給して必要な質問情報を通信回線4を介して読み出し、図10に示すように画面表示部6に検索質問情報閲覧画面P8を表示して閲覧する。検索質問情報閲覧画面P8で回答可能な質問情報を見つけると、ベンダーは回答情報を作成してホストコンピュータ3へ供給することができる。この時、ベンダーは公開ページの質問情報も非公開ページの質問情報も全て閲覧することができる。ただ、検索質問情報閲覧画面P8ではハンドル名しか明かされないので、ベンダーが質問情報を閲覧する段階ではユーザの素性情報、即ち識別情報がベンダー側に知られることはない。 【0045】そして、ベンダーが供給する回答情報を作成する場合は、検索質問情報閲覧画面P8の回答ボタンP8mをクリックし、図11に示すように、回答側コンピュータ2の画面表示部6に回答情報入力用画面P9を表示して回答内容欄P9a,見積回答欄P9b,納期回答欄P9cなどに必要な事項を手入力する。実施例システムの場合、回答内容として、リンクを貼ったり、絵や動画を貼りつけたりすることもできる。回答情報の翻訳が必要な場合、翻訳ボタンP9dをクリックしておけば、質問情報の時と同様にホストコンピュータ3の翻訳部(図示省略)で自動的に翻訳(英訳)される。図12に完成した具体的な回答情報入力用画面P10の一例を示す。送信ボタンP9mをクリックすると、回答情報入力用画面P10が回答情報として回答側コンピュータ2から通信回線4を介してホストコンピュータ3へ供給される。回答情報としては、例えばユーザが求めている科学・技術系ソフトウエアの具体的な製品を紹介する情報が挙げられる。 【0046】回答側コンピュータ2から供給された回答情報を受け取ったホストコンピュータ3では、回答識別部10bが回答対象の質問情報が公開・非公開であるかを識別し、公開であると識別した場合は回答情報を公開ページメモリ11bに書き込み、非公開と識別した場合は回答情報を非公開ページメモリ11cに書き込む。公開ページメモリ11bや非公開ページメモリ11cでは、図7に示すように、各ユーザ別メモリの中にベンダー毎に階層化されたベンダー別メモリの該当する処に記憶される構成となっている。 【0047】他方、ユーザは、公開ページメモリ11bまたは非公開ページメモリ11cに記憶された回答情報を質問側コンピュータ1から検索するとともに、検索した回答情報を画面表示部6に表示して閲覧することができる。もちろん、非公開ページメモリ11cに記憶された回答情報については回答識別部10bによる識別処理によってユーザは自らの質問に対応する回答情報しか検索することができない構成となっている。即ち、図8に示すように、質問側コンピュータ1の画面表示部6に回答情報検索用画面P6を表示して必要事項を記入して回答検索情報を完成させてホストコンピュータ3へ供給する。公開ページメモリ11bに記憶された回答情報の場合は、他のユーザの質問情報についての回答情報も全て検索対象となり、自由に閲覧することが可能である。ホストコンピュータ3は、検索結果として、例えば、図13に示すような回答検索結果表示画面P11を質問側コンピュータ1に通信回線4を介して送出する。 【0048】ユーザは質問側コンピュータ1の画面表示部6に回答検索結果表示画面P11を表示して閲覧し、回答情報として適当なものがあれば、適当な回答情報を提供したベンダーに連絡メールを送る。回答検索結果表示画面P11の回答情報をクリックすると、画面表示部6に回答情報の詳細が表示され、その中にはベンダーの連絡先も載っているので、ユーザは連絡メールをベンダーへ発信することができる。連絡メールは、実施例システムを利用して送ってもよいし、実施例システムとは切り離しEメールを使って連絡メールを送ってもよい。 【0049】連絡メールを送った段階でユーザの素性情報である識別情報がベンダーに送られる。以後は実施例システムから離れてユーザとベンダーの間で事が進められる。つまり、実施例システムの場合、非公開ページを利用すれば、連絡メールを送るまでは、ユーザの素性情報が外部に漏れる心配が全くない状態で必要な回答情報を得ることができる。 【0050】さらに、実施例システムの場合、図1に示すように、情報メモリ部11にソフトウエア情報メモリ11dが設けられ、ここに科学分野で用いられるソフトウエア情報が記憶されている。このソフトウエア情報は回答側コンピュータ2によってベンダーが提供可能なものとしてホストコンピュータ3へ送り込みソフトウエア情報メモリ11dに記憶されている。ソフトウエア情報メモリ11dではソフトウエア情報が分野別,カテゴリ別,製品別に階層化されて記憶されており、質問側コンピュータ1からアクセスして自由に読み出すことができるよう構成されている。もし回答情報の中に挙げられたソフトウエア情報がソフトウエア情報メモリ11dに記憶されているものであれば、ソフトウエア情報メモリ11dから該当するソフトウエア情報を読み出して閲覧しソフトウエア情報の内容を十分に知ることができる。 【0051】続いて、以上のような構成を有する実施例システムにより行われる典型的な科学情報問答の状況を、質問情報入力プロセス、回答情報入力プロセス、回答情報検索プロセスの順序で、図面を参照しながら説明する。図14は質問情報入力プロセスの進行状況を示すフローチャートである。 【0052】〔ステップS1〕ユーザが質問側コンピュータ1をホストコンピュータ3へ接続してシステムを起動し、質問側コンピュータ1の画面表示部6に初期画面P1を表示する。 【0053】〔ステップS2〕初期画面P1の上でユーザログインを選択して、画面表示部6にパスワード等入力用画面P2を表示する。 【0054】〔ステップS3〕ユーザが既に会員であれば、パスワード等入力用画面P2の上でユーザのハンドル名およびパスワードを入力し、画面表示部6にユーザページメニュー画面P3を表示する。もしユーザが未だ会員登録をしていなければ、ステップ4に進む。 【0055】〔ステップS4〕会員登録用画面P4を画面表示部6に表示してユーザとして会員の登録を済ませてからステップ3へ戻る。 【0056】〔ステップS5〕ユーザページメニュー画面P3の上で質問情報の入力メニューを選択して、質問情報入力用画面P5を画面表示部6に表示する。 【0057】〔ステップS6〕質問情報入力用画面P5の上で公開・非公開を区別する指定を含む入力操作を行って質問情報QAを完成させ、通信回線4を介してホストコンピュータ3へ質問情報QAを供給する。質問情報QAの場合、非公開が指定されたものとする。 【0058】〔ステップS7〕ホストコンピュータ3では、供給された質問情報QAの公開・非公開やユーザなどを識別してから、質問情報QAを非公開ページメモリ11cのユーザ別メモリの該当する処へ書き込む。これで質問側コンピュータ1による質問情報の入力が完了することになる。 【0059】次に回答情報入力プロセスを説明する。図15は回答情報入力プロセスの進行状況を示すフローチャートである。 【0060】〔ステップSA〕ベンダーは、回答側コンピュータ2をホストコンピュータ3に接続し、ユーザログインの場合と同様にして、ベンダーログインを行ってから質問情報検索用画面P7を回答側コンピュータ2の画面表示部6に表示する。 【0061】〔ステップSB〕質問情報検索用画面P7の上で非公開ページメモリ11cに対する検索のための必要事項を手入力して質問検索情報を完成させてから、通信回線4を介してホストコンピュータ3へ質問検索情報を供給する。ここでは質問検索情報は質問情報QAを検索対象に含むものとする。 【0062】〔ステップSC〕ホストコンピュータ3では、質問検索情報を供給したコンピュータが回答側コンピュータ2(ベンダー側)であることを識別する。そして、質問情報QAが記憶されている非公開ページメモリ11cに対して質問検索情報に基づいて質問情報の検索を行う。検索された質問情報(質問情報QAを含む)を読み出してから通信回線4を介して回答側コンピュータ2へ検索した質問情報を与える。 【0063】〔ステップSD〕回答側コンピュータ2の画面表示部6に検索された質問情報を表示して閲覧する。 【0064】〔ステップSE〕ベンダーは画面表示部6で回答可能な質問情報QAを見つけた場合、回答情報を作成するべく回答情報入力用画面P9を画面表示部6に表示する。もし回答可能な質問情報が見つからなかったら、回答情報入力プロセスを打ち切って終了する。 【0065】〔ステップSF〕回答情報入力用画面P9の上でベンダーが必要事項を入力して質問情報QAについての回答情報QBを完成させてからホストコンピュータ3へ通信回線4を介して回答情報QBを供給する。 【0066】〔ステップSG〕ホストコンピュータ3では、供給された回答情報QBに係る質問情報QAの公開・非公開や質問情報QAのユーザ及びベンダーなどを識別してから、非公開ページメモリ11cの質問情報QAが記憶されているユーザ別メモリの中のベンダー別メモリの該当する処に回答情報QBを書き込む。 【0067】続いて、回答情報検索プロセスを説明する。図16は回答情報検索プロセスの進行状況を示すフローチャートである。 〔ステップSa〕ユーザは、質問側コンピュータ1をホストコンピュータ3へ接続し、質問情報入力の場合と同様にしてユーザログインして、ユーザページメニュー画面P3を画面表示部6に表示する。 【0068】〔ステップSb〕ユーザページメニュー画面P3の上で回答情報の検索メニューを選択し、回答情報検索用画面P6を画面表示部6に表示する。 【0069】〔ステップSc〕回答情報検索用画面P6に必要な事項を入力し回答検索情報を完成してから、通信回線を介してホストコンピュータ3へ回答検索情報を供給する。 【0070】〔ステップSd〕ホストコンピュータ3は、回答検索情報を供給したユーザが質問情報QAを供給したユーザと一致しているかを判定する。もし一致している場合には、検索処理を実行し質問情報QAに対応する回答情報QBを非公開ページメモリ11cから読み出して通信回線4を介して質問側コンピュータ1へ送出する。 【0071】〔ステップSe〕質問側コンピュータ1の画面表示部6にホストコンピュータ3から送られて来た回答情報QBを示す回答検索結果表示画面P11を表示して閲覧する。 【0072】〔ステップSf〕ユーザは、回答情報QBを閲覧して適当と判断すると連絡メールをベンダーに送り、回答情報QBが適当でなければ連絡メールを送ることなく回答情報検索プロセスを終了する。 【0073】以上に詳述したように、実施例の科学情報問答システムによれば、問答対象の質問情報QAが科学分野に関するテーマについての質問情報に絞られていて、質問側コンピュータ1から質問情報を入力するとともに回答検索情報を入力することで回答情報QBが与えられる構成となっているので、回答情報を効率よく取得することができる。さらに、質問情報入力の際に機密保持対象でない質問情報については公開指定付きとして質問側・回答側の両コンピュータ1,2に与え、機密保持対象である質問情報については非公開指定付きとして回答側コンピュータ2にだけ与える構成となっているので、質問情報を提示する側の機密保持を考慮することができる。 【0074】また、実施例システムにおいては、質問情報QAが公開・非公開別および質問者別に区分けされて公開ページメモリ11bおよび非公開ページメモリ11cに蓄積される上に、回答情報QBが回答対象の質問情報と対応付けて公開ページメモリ11bまたは非公開ページメモリ11cに蓄積される構成となっているので、蓄積された質問情報を公開・非公開別あるいは質問者別に検索したり、質問情報についての回答情報を検索したりすることが非常に容易である。 【0075】この発明は、上記実施の形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。 (1)上記実施例の場合、実施例システムにおいては、質問情報が該当するユーザ別メモリにユーザ毎に階層化されており、質問情報に対応する回答情報が該当するベンダー別メモリにベンダー毎にさらに階層化されている構成であったが、例えば回答情報をベンダー毎に階層化してからユーザ毎に階層化してもよい。 【0076】(2)上記実施例の場合、質問情報や回答情報がユーザやベンダー毎に階層化されて記憶される構成であったが、例えば質問情報や回答情報が分野別,カテゴリー別,製品別に階層化されて記憶される構成を組み合わせてもよく、質問情報や回答情報を蓄積する手法については特に限定されない。 【0077】 【発明の効果】以上に詳述したように、請求項1の発明に係る科学情報問答システムによれば、問答対象の質問情報が科学分野に関するテーマについての質問情報に絞られていて、質問側コンピュータから質問情報を入力するとともに回答検索情報を入力することで回答情報が与えられる構成となっているので、回答情報を効率よく取得することができる。質問情報入力の際に機密保持対象でない質問情報については公開指定付きとして回答側・質問側の両コンピュータの広い範囲に与え、機密保持対象である質問情報については非公開指定付きとして回答側コンピュータだけの狭い範囲に与える構成となっているので、質問情報を提示する側の機密保持を考慮することができる。 【0078】また、請求項2の発明に係る科学情報問答システムによれば、質問情報および回答情報がソフトウエア情報についてのそれぞれの情報であるので、質問側では必要なソフトウエア情報を機密を保ちながら効率よく取得することができる。 【0079】また、請求項3の発明に係る科学情報問答システムによれば、質問側コンピュータから入力される質問情報が公開・非公開別および質問者別に区分けされて蓄積されて、回答情報が回答対象の質問情報と対応付けて蓄積される構成となっているので、蓄積された質問情報を公開・非公開別あるいは質問者別に検索したり、質問情報についての回答情報を検索したりすることが非常に容易となる。 【0080】さらに、請求項4の発明に係るホストコンピュータによれば、機密保持対象でない公開指定付き質問情報については回答側・質問側の両側のコンピュータに与え、機密保持対象である非公開指定付き質問情報については他者の質問側コンピュータへは与えず、質問情報を入力した質問側コンピュータ・回答側のコンピュータのみに与える。そして、質問側コンピュータからの回答検索情報に該当する回答情報を検索して検索要請元の質問側コンピュータに与える。その結果、質問情報を提示する側の機密保持を考慮しながら質問情報に対する回答情報を効率よく質問側コンピュータに取得させることを可能とする。 【0081】さらに、請求項5の発明に係る質問側コンピュータによれば、質問情報に公開・非公開の区別を付けて機密保持を考慮しつつ、ホストコンピュータに質問情報を供給するとともに回答検索情報をホストコンピュータに供給して該当する回答情報を効率よく検索取得して閲覧することを可能とする。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001993 【氏名又は名称】株式会社島津製作所
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| 【出願日】 |
平成12年10月19日(2000.10.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100093056 【弁理士】 【氏名又は名称】杉谷 勉
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| 【公開番号】 |
特開2002−132655(P2002−132655A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−319671(P2000−319671) |
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