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【発明の名称】 ウェブサーバ装置及び記録媒体
【発明者】 【氏名】手島 俊一

【氏名】清水 勲

【要約】 【課題】定型に従って構成されているウェブページを容易に更新することができるウェブサーバ装置、及び記録媒体を提供すること。

【解決手段】ウェブサーバ装置1は、定型に従って情報が記載されている複数の領域を組み合わせてウェブページを構成し、該ウェブページのそれぞれの領域に記載されている文章または図面の更新情報を入力するための入力フォーマットを、それぞれの領域毎にクライアント装置4へ出力し、クライアント装置4では前記入力フォーマットをウェブブラウザに表示して更新情報を入力し、前記ウェブサーバ装置1は入力された更新情報に従ってそれぞれの領域を更新して前記ウェブページを更新する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の領域の組み合わせで構成されたウェブページを管理する手段と、該ウェブページの更新に係る更新情報の入力を受け付けるための入力フォーマットを前記領域毎に出力する手段と、前記入力フォーマットを用いて受け付けた更新情報に従って前記ウェブページを更新する手段とを備えることを特徴とするウェブサーバ装置。
【請求項2】 前記入力フォーマットは、任意のウェブページにリンクを設定するためのフォーマットを備えることを特徴とする請求項1に記載のウェブサーバ装置。
【請求項3】 コンピュータに、複数の領域の組み合わせでウェブページを構成させる過程と、該ウェブページの更新情報の入力を受け付けるための入力フォーマットを前記領域毎に出力させる過程と、前記入力フォーマットを用いて受け付けた更新情報に従って前記ウェブページを更新させる過程とを含むプログラムを記録してあることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェブページを更新する操作を補助する機能を有するウェブサーバ装置、及びコンピュータを該ウェブサーバ装置として実現させるためのコンピュータプログラムを記録してあるコンピュータでの読み取りが可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、企業又は大学などにおいては、従来は掲示板を用いて行われていた内部向け広報活動が、イントラネット上のウェブページを用いて行われている。ウェブページは、ハイパーテキストを記述する言語、例えばHTML(HyperText Markup Language)の形式のファイルとしてウェブサーバ装置に記録されており、ウェブサーバ装置はHTTP(HyperTextTransfer Protocol)と呼ばれる通信プロトコルを用いてウェブページをハイパーテキストとして出力し、通信ネットワークを介して前記ウェブサーバ装置に接続されたクライアント装置が、出力されたウェブページをウェブブラウザのプログラムを用いて閲覧する。図10は、広報を行うウェブページをクライアント装置より閲覧したウェブブラウザの画面を示す模式図である。作業目標又は連絡事項等の情報をウェブページに記載しておき、各所に備えられた複数のクライアント装置より前記情報を常に閲覧することができる。
【0003】ウェブページを広報活動に用いるためには、該ウェブページの内容を定期的に更新する必要がある。従来、ウェブページの内容を更新する際には、ウェブサーバ装置に通信ネットワークを介して接続されたクライアント装置において、前記ウェブサーバ装置に記録されており前記ウェブページの内容が記載されているHTML等の形式のファイルをFTP(File Transfer Protocol)等のファイル転送を行う通信プロトコルを用いてダウンロードし、ダウンロードした前記ファイルの内容を更新し、更新したファイルを同様にアップロードして前記ウェブページの内容を更新する方法が主に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の如き広報活動のためのウェブページには、情報がほぼ定型化されており、また定期的に前記ウェブページの内容を更新する必要があるという特徴がある。前記ウェブページの更新のためには、HTML及びFTP等の知識が必要となり、手軽に情報を更新できないという問題がある。
【0005】本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、定型に従って情報を記載した複数の領域を組み合わせてウェブページを構成し、前記領域に記載した情報の更新に係る更新情報を入力するための入力フォーマットをそれぞれの領域毎にクライアント装置へ出力し、該クライアント装置にてウェブブラウザを用いて前記入力フォーマットに更新情報を入力することで容易に前記ウェブページを更新することができるウェブサーバ装置、及びコンピュータを該ウェブサーバ装置として実現させるためのコンピュータプログラムが記録してあるコンピュータでの読み取りが可能な記録媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るウェブサーバ装置は、複数の領域の組み合わせで構成されたウェブページを管理する手段と、該ウェブページの更新に係る更新情報の入力を受け付けるための入力フォーマットを前記領域毎に出力する手段と、前記入力フォーマットを用いて受け付けた更新情報に従って前記ウェブページを更新する手段とを備えることを特徴とする。
【0007】第2発明に係るウェブサーバ装置は、前記入力フォーマットは、任意のウェブページにリンクを設定するためのフォーマットを備えることを特徴とする。
【0008】第3発明に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータに、複数の領域の組み合わせでウェブページを構成させる過程と、該ウェブページの更新情報の入力を受け付けるための入力フォーマットを前記領域毎に出力させる過程と、前記入力フォーマットを用いて受け付けた更新情報に従って前記ウェブページを更新させる過程とを含むプログラムを記録してあることを特徴とする。
【0009】第1及び第3発明においては、ウェブサーバ装置は、定型に従って情報を記載した複数の領域を組み合わせてウェブページを構成し、前記領域に記載する情報を入力または指定するための入力フォーマットをそれぞれの領域毎に用意しておき、前記ウェブページを更新するときには、更新を行う領域の前記入力フォーマットをクライアント装置へ出力し、該クライアント装置にてウェブブラウザに表示した前記入力フォーマットを用いて入力された更新情報を受け付け、受け付けた更新情報に従って前記領域に記載した情報を更新して前記ウェブページを更新する。これにより、ウェブページの更新の際にHTML及びFTP等の知識を必要とせず、クライアント装置にてウェブブラウザを用いるだけでウェブページの更新が可能となり、更新の作業が簡便化する。
【0010】第2発明においては、前記ウェブページから任意のウェブページへのリンクを設定するためのフォーマットを前記入力フォーマットに備えるため、リンクを含むウェブページの更新が容易となる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るウェブサーバ装置1の構成を示すブロック図である。コンピュータを用いてなるウェブサーバ装置1は、演算を行うCPU11と、CD−ROMドライブなどの外部記憶装置12と、一時的に情報を記憶するRAM14とを備え、本発明に係るCD−ROM等の記録媒体2から本発明に係るプログラム20を外部記憶装置12にて読み取り、RAM14にプログラム20をロードし、CPU11にて実行することで本発明に係るウェブサーバ装置1として機能する。また、ウェブサーバ装置1は、イントラネットである外部の通信ネットワーク3に接続するための通信インターフェイス17と、ハードディスク等を用いてなる内部記憶装置13とを備え、内部記憶装置13に記憶されている文章又は図面等のデータを用いてウェブページを構成し、通信ネットワーク3を介して接続されたクライアント装置4,4…に対して広報活動を行うウェブページを出力する。さらに、ウェブサーバ装置1は、キーボード等の入力装置15と、CRTディスプレイ等の出力装置16とを備え、オペレータの操作を受け付ける。
【0012】図2は、ウェブサーバ装置1が管理している、企業の内部向け広報活動を行うウェブページを、クライアント装置4より閲覧したウェブブラウザ画面を示す模式図である。該ウェブページは、「今月のデータ」及び「お知らせ」と表題が付された複数の領域から構成され、「今月のデータ」の領域には内部記憶装置13に記憶されたデータを用いて作成した売上又は不良率などが図面にて示され、「お知らせ」の領域には複数の連絡事項が夫々一行ずつ示されている。また、「今月のデータ」及び「お知らせ」の表題にはリンクが設定されており、該リンクを指定されることにより、それぞれの領域を更新するための入力フォーマットをクライアント装置4へ出力する構成となっている。
【0013】図3は、ウェブサーバ装置1のCPU11の処理の手順を示したフローチャートである。CPU11は、クライアント装置4、4…からのウェブページの閲覧要求を監視し(S1)、閲覧要求があった場合は、閲覧要求を行ったクライアント装置4へ図2に示す如きウェブページを出力する(S2)。次に、CPU11は、前記クライアント装置4からの前記ウェブページの更新要求を監視し(S3)、更新要求があった場合は、パスワードの入力を受け付けるなどして、前記クライアント装置4が前記ウェブページを更新する権限を有するか否かの判定を行うための認証情報を受け付け(S4)、前記判定を行う(S5)。ステップS5の判定の結果、前記クライアント装置4が前記権限を有していなかった場合は、処理をステップS1に戻す。
【0014】ステップS5の判定の結果、前記クライアント装置4が前記権限を有していた場合は、CPU11は、前記ウェブページを構成する複数の領域の表題それぞれに設定されているリンクを前記クライアント装置4にて指定することによる、前記領域のうち更新を行う領域の指定を受け付ける(S6)。次に、指定を受け付けた領域を更新するための更新情報を入力する入力フォーマットを、ウェブページとして前記クライアント装置4へ出力する(S7)。
【0015】図4は、入力フォーマットを表示した、クライアント装置4におけるウェブブラウザ画面を示す模式図である。図4に示す入力フォーマットは、図2に示すウェブページの「今月のデータ」と表題が付された領域を更新するための入力フォーマットである。該入力フォーマットは、前記領域の表題を記入する表題記入部50と、図面のラベルを記入するラベル記入部51,51…と、表示する図面を指定するデータ名を記入するデータ記入部52,52…とを用いて構成され、夫々の必要事項をブラウザ画面より記入する構成となっている。
【0016】前記クライアント装置4にてウェブブラウザ画面から前記入力フォーマットへ更新情報が記入され、該更新情報は前記クライアント装置4よりウェブサーバ装置1へ入力され、CPU11は、入力された前記領域の更新情報を受け付ける(S8)。図5は、更新情報を記入した入力フォーマットのウェブブラウザ画面を示した模式図である。図4に示す入力フォーマットのデータ記入部52,52…にて新たなデータ名を指定することにより、内部記憶装置13に記憶された前記領域に表示されるべき図面が指定される。
【0017】CPU11は、内部記憶装置13に記憶されている、前記ウェブページの内容を記録しているウェブファイルの前記領域に対応する部分を、受け付けた更新情報に従って更新する(S9)。図6は、更新後の前記ウェブページをクライアント装置4より閲覧したウェブブラウザ画面を示す模式図である。図5にて示した新たな設備稼働率を示すデータを指定することにより、前記領域に設備稼働率を示す新たな図面を表示させる。以上の手順にてCPU11はウェブページを更新し、処理をステップS1へ戻す。
【0018】図7は、入力フォーマットの他の例を表示した、クライアント装置4におけるウェブブラウザ画面を示す模式図である。図7に示す入力フォーマットは、図2に示すウェブページの「お知らせ」と表題が付された領域を更新するための入力フォーマットである。該入力フォーマットは、前記領域の表題を記入する表題記入部50と、連絡事項のテキストを記入するテキスト記入部53,53…と、任意のウェブページへのリンクを設定し、該リンクの部分のテキストを記入するリンク記入部54,54…と、前記ウェブページのURL(Uniform Resource Locator)を記入するURL記入部55,55…とを用いて構成され、夫々の必要事項をブラウザ画面より記入する構成となっている。テキスト記入部53,53…に必要事項を記入することにより、ウェブサーバ装置1にて前記領域に記載された連絡事項が更新される。また、該連絡事項を記入したテキスト記入部53に付属したリンク記入部54及びURL記入部55に必要事項を記入することにより、任意のウェブページへのリンクを設定する構成となっている。
【0019】図8は、更新情報を記入した前記入力フォーマットのウェブブラウザ画面を示した模式図であり、図9は、図2に示すウェブページを更新した後のウェブブラウザ画面を示した模式図である。図8に示す如くウェブブラウザの画面にてテキスト記入部53に記載された連絡事項のテキストを更新し、リンク記入部54及びURL記入部55にリンク部分のテキスト及びリンク先のURLを記入してウェブサーバ装置1へ入力することで、図9に示す如くリンクが設定された連絡事項を表示させることができる。
【0020】以上詳述した如く、本発明に係るウェブサーバ装置1は、定型に従って情報が記載された複数の領域の組み合わせにてウェブページを構成し、該ウェブページの内容を更新する際には、更新する領域毎に入力フォーマットをクライアント装置4へ出力し、クライアント装置4では、前記入力フォーマットをウェブブラウザに表示し、ウェブブラウザの画面上にて更新情報を記入し、ウェブサーバ装置1へ入力し、ウェブサーバ装置1は前記更新指示に従って前記領域を更新し、前記ウェブページの内容を更新する。これにより、クライアント装置4ではウェブブラウザを用意するだけで容易にウェブページを更新することができる。
【0021】本実施の形態においては、内部記憶装置13に記憶されている文章又は図面等のデータを用いてウェブページを構成する形態を示したが、この形態に限るものではなく、ウェブサーバ装置1に通信インターフェイス17を介して接続された他のサーバ装置に保管されているデータを用いてウェブページを構成している形態としてもよい。この場合は、ウェブサーバ装置1が広報ウェブページの更新を受け付けたときには、前記他のサーバ装置に保管されているウェブファイルを更新して前記ウェブページを更新する。
【0022】また、通信ネットワーク3はイントラネットであるとしたが、この形態に限るものではなく、エクストラネット又はインターネットであっても良い。インターネットである場合は、外部向け広報用のウェブページを容易に更新することができる。
【0023】
【発明の効果】第1及び第3発明においては、ウェブサーバ装置が、定型に従って情報が記載された複数の領域を組み合わせてウェブページを構成し、該ウェブページを更新する際には前記領域毎に入力フォーマットをクライアント装置へ出力し、該クライアント装置ではウェブブラウザを用いて前記入力フォーマットに必要事項を記入して前記ウェブサーバ装置へ更新情報を入力し、前記ウェブサーバ装置は入力された更新情報に従って前記領域を更新して前記ウェブページを更新するため、前記ウェブページを更新する際にハイパーテキスト又は通信ネットワーク等に対する知識を必要とせず、クライアント装置ではウェブブラウザを用いるだけで容易に前記ウェブページを更新することができるなど、本発明は優れた効果を奏する。
【0024】第2発明においては、前記入力フォーマットは、任意のウェブサイトを指定してリンクを設定するためのフォーマットを備えるため、簡単に任意のウェブサイトへリンクを設定することができるなど、本発明は優れた効果を奏する。
【出願人】 【識別番号】000006297
【氏名又は名称】村田機械株式会社
【出願日】 平成12年10月26日(2000.10.26)
【代理人】 【識別番号】100078868
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 登夫 (外1名)
【公開番号】 特開2002−132648(P2002−132648A)
【公開日】 平成14年5月10日(2002.5.10)
【出願番号】 特願2000−327749(P2000−327749)