| 【発明の名称】 |
電子機器における情報表示方法およびその装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】根目沢 礼和
【氏名】中山 裕之
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| 【要約】 |
【課題】電子機器の起動時やアプリケーションソフト立ち上げ時における過渡時間のように、普段使用されずに放置されている時間および画面を利用して、広告や連絡などの所望情報を表示させる。
【解決手段】電子機器の起動時におけるオペレーティングシステムの起動完了までの過渡時間,アプリケーションソフト立ち上げ時における待ち時間、あるいは電子機器の作業中断時に、電子機器の表示画面に所望情報を表示させる技術が採用される。電子機器は、パーソナルコンピュータやテレビジョン受像機などであり、情報は、必要に応じて通信ネットワークへの接続時または放送受信時に更新される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電子機器(3A〜3N)の作動時に発生した空白時間の少なくとも一部に割り込ませて、所望情報の伝達を行うことを特徴とする電子機器の情報表示方法。 【請求項2】 所望情報の割り込み表示を、BIOSの表示後からオペレーティングシステムの起動完了までの間に行うことを特徴とする請求項1記載の電子機器の表示方法。 【請求項3】 電子機器(3A〜3N)におけるアプリケーションソフトを立ち上げる際の過渡時間の少なくとも一部に割り込ませて所望情報の表示を行うことを特徴とする電子機器の情報表示方法。 【請求項4】 電子機器(3A〜3N)における操作中断間の少なくとも一部に割り込ませて所望情報の表示を行うことを特徴とする電子機器の情報表示方法。 【請求項5】 電子機器(3A〜3N)の作業終了時における画面非表示状態までの過渡時間の少なくとも一部に割り込ませて所望情報の表示を行うことを特徴とする電子機器の情報表示方法。 【請求項6】 電子機器(3A〜3N)が、パーソナルコンピュータ、テレビジョン受像機、その他の電子情報受信端末の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1、2,3、4、または5記載の電子機器の表示方法。 【請求項7】 安定な画面が表示されるまでの時間が、電子機器(3A〜3N)における操作中断時間、アプリケーションソフトの起動時の過渡現象、通信情報の切り替え時間、電子機器におけるスイッチ投入に基づく過渡時間の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1、2,3、4、5または6記載の電子機器の表示方法。 【請求項8】 所望情報が、広告や情報提供を目的とする文字情報、画像情報、音声情報の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1、2,3、4、5、6または7記載の電子機器の表示方法。 【請求項9】 所望情報を、通信ネットワーク(2)への接続時または放送受信時に、情報を取り込んで更新することを特徴とする請求項1、2,3、4、5、6、7または8記載の電子機器の表示方法。 【請求項10】 情報伝達に使用される時間が、検索作業、印刷作業、インターネット表示切替、通信接続、作業中断により生じる待ち時間の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1、2,3、4、5、6、7、8または9記載の電子機器の表示方法。 【請求項11】 電子機器(3A〜3N)の表示手段(35)に所望情報を表示させる装置であって、電子機器の起動時,作動中,操作中断時または作業待機時に生じる空白時間の少なくとも一部に割り込ませて表示手段に所望情報を表示させるメッセージ選択手段(34)を具備することを特徴とする電子機器の情報表示装置。 【請求項12】 所望情報を記憶させておく蓄積手段(33)と、該蓄積手段に接続され複数の情報を引き出して表示させるメッセージ選択手段(34)とを具備することを特徴とする請求項11記載の電子機器の情報表示装置。 【請求項13】 蓄積手段(33)が、通信ネットワーク(2)への接続時に所望情報を取り込む送信要求手段に接続されることを特徴とする請求項12記載の電子機器の情報表示装置。 【請求項14】 送配信すべきメッセージを蓄積するメッセージ蓄積手段(11)および該メッセージを送配信する送配信手段(12,12A,12B)を有するサーバ(1A〜1M)と、該サーバに対して通信ネットワーク(2)を経由して接続され作動時に発生した空白時間の少なくとも一部に割り込ませて所望情報の表示を行うクライアント(1A〜1N)とにより構成される電子機器の情報表示装置。 【請求項15】 サーバ(1A〜1M)に、クライアント(1A〜1N)に送配信するメッセージを選択するメッセージ選択手段(13)が配されることを特徴とする請求項14記載の電子機器の情報表示装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の情報表示方法およびその装置に係り、特に、電子機器の起動および作動時の空白時間を利用して所望情報を表示させる好適技術に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータにおける大容量情報能力や電子情報の記憶容量の増大などの急激な進歩は、目覚しいものがある。 【0003】パーソナルコンピュータなどの進歩に伴って、インターネットなどの通信ネットワークを利用した電子取引も急激に発展し、パーソナルコンピュータに対する特定のインターネット接続プロバイダの組み込みも行われるようになり、プロバイダのホームページ(ウエブページなどの別名あり)に、バナー広告を埋め込む方法や、ディスプレー画面上にメッセージ表示のためのスペースを設けて、そこに広告メッセージを挿入する方法などがあり、有料広告を掲載することもあいまって、特定のインターネット接続プロバイダ経由でインターネット接続をすることを前提として、パーソナルコンピュータの低下価格化や無料化が図られている。 【0004】また、テレビジョンなどの家電機器に、インターネット接続機能を付加して、家庭内からの双方向情報交換や、電子商取引を可能にする機運が高まっている。 【0005】かかるパーソナルコンピュータ(以下パソコンと称す)やテレビジョンに、広告などのメッセージを表示させる技術としては、例えば、技術例1:特開平11−328531号公報「コマーシャル機能付加アダプタ」 技術例2:特開平11−212999号公報「情報表示システム」 技術例3:特開平11−154159号公報「インターネット広告システム」 技術例4:特開平11−017633号公報「広告情報放送方法、広告情報放送システムおよび受信装置」 技術例5:特開平10−187817号公報「インターネット上の情報交換方法」 などが提案されている。これら技術例1〜5は、インターネット上のホームページに広告を掲載して、コマーシャル情報の表示や伝達を行うようにしており、いずれも電子機器(パーソナルコンピュータ,テレビジョン受像機,ゲーム機)の画面表示機能を使用して、ユーザ(利用者)の受信状態に関係なく強制的にコマーシャル情報を表示するか、あるいはユーザが使用していない状態の電子機器の表示画面にコマーシャル情報を表示させることを前提にしている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば電子機器がパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称す)である場合には、その使用中にコマーシャル情報が流されると、作業が中断させられてしまう事態を招き易く好ましくない。また、電子機器が使用されていない状態でコマーシャル情報などを流した場合には、ほとんど視聴覚の対象とならないため、広告効果が期待できなくなるという課題が残されている。 【0007】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、以下の目的を達成するものである。 (1)電子機器の使用者に対する広告や連絡などの所望の情報表示効果を高めること。 (2)広告などの情報の伝達に際して、電子機器使用者の視聴や各種作業などへの影響を最小限にすること。 (3)情報表示範囲を拡大すること。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明では、電子機器におけるディスプレーや音声発生手段などの表示手段に、所望情報を表示させるために、電子機器の起動時の過渡時間,電子機器の待機時間や作業中断時間を利用して、所望情報を表示させる技術が採用される。電子機器の起動時には、安定な画面が表示されるまでの過渡時間が存在するため、その過渡時間の少なくとも一部を利用して、そこに割り込ませることにより、電子機器に所望情報の表示を行う技術が採用される。情報の表示には、画面を利用した文字情報,画像情報の表示と、スピーカなどの音声発生手段を利用した音楽,言語,警報などの音声情報の表示とが含まれる。電子機器の起動時における所望情報の割り込み表示は、BIOSの表示後からオペレーティングシステムの起動完了までの間に行う技術が採用される。電子機器におけるアプリケーションソフトを立ち上げる際の過渡時間を利用して、その少なくとも一部に割り込ませて所望情報の表示を行う技術,電子機器における操作中断間の少なくとも一部に割り込ませて所望情報の表示を行う技術,電子機器の運転終了時における画面非表示状態までの過渡時間の少なくとも一部に割り込ませて所望情報の表示を行う技術も採用される。適用される電子機器(クライアント)は、パーソナルコンピュータ,テレビジョン受像機,通信カラオケ設備、ゲーム機、カーナビ装置、時計、街頭,劇場交通機関などの各種スクリーンなどで、通信ネットワークに接続可能なものが含まれる。電子機器において、表示手段により表示される所望情報は、電子機器の固定メッセージ発生手段に、予め組み込んでおいた固定的な情報と、電子機器における送信要求手段やサーバの更新要求により通信ネットワークを介して取り込まれて蓄積される情報とがあり、メッセージ選択手段により適宜切り替えられるものが含まれる。サーバには、メッセージ蓄積手段,送配信手段,メッセージ選択手段,メッセージ更新手段が配されるとともに、メッセージ提供企業やメッセージ製作企業が通信ネットワークを経由して必要に応じて接続され、サーバ自身の制作したメッセージ,メッセージ提供企業やメッセージ製作企業が制作した更新用のメッセージなどが蓄積される。サーバは、これらのメッセージを、メッセージ提供企業やクライアントの供給に応じて、通信ネットワークを経由してクライアントに送信する。通信ネットワークは、インターネットの他、有線,無線またはこれらを併用したアナログあるいはデジタルの地上波や空中波などの情報伝送網が採用される。したがって、本発明にあっては、電子機器の情報表示技術に加えて、通信ネットワークを経由して接続されるサーバやメッセージ提供企業やメッセージ製作企業の情報伝送技術も包含する総合的な設備に対しても適用される。サーバとクライアントとのメッセージ処理にあっては、以下に説明する技術も採用される。 「期間を限定した広告メッセージの再生について」懸賞の募集や期間を限定して実施するセールスプロモーション、定期的に新しい内容に差し替えていくシリーズ広告などを、あらかじめ定めた日までに限って再生する。具体的には、以下のような形態で実施する技術が含まれる。サーバにメッセージとそのメッセージの再生を認める期間を登録しておく。そして、クライアントからのメッセージのリストの送信要求があった場合、サーバがクライアントに対して送信するメッセージのリストに、このメッセージを加える。クライアントが、このメッセージが蓄積されていないことを確認し、サーバに対してメッセージの送信要求を送信した場合、サーバはクライアントにそのメッセージを送信する。メッセージを蓄積しているクライアントは、システムの起動時あるいは処理待ち状態の発生時に、蓄積されているメッセージに設定されている期間が終了していないことを確認の上、メッセージを再生する。 「回数を限定した広告メッセージの再生について」広告スポンサーと各クライアントにおける再生回数を取り決めておき、取り決めた回数だけ広告メッセージを再生する。具体的には以下のような形態で実施する技術も採用される。サーバにメッセージとそのメッセージを再生する回数を登録しておく。そして、クライアントからのメッセージのリストの送信要求があった場合、サーバがクライアントに対して送信するメッセージのリストに、このメッセージを加える。このメッセージが蓄積されていないことを、クライアントが確認し、サーバに対してメッセージの送信要求を送信した場合、サーバはクライアントにそのメッセージを送信する。メッセージを蓄積しているクライアントは、システムの起動時あるいは処理待ち状態の発生時に、蓄積されているメッセージに設定されている再生回数を達成していないことを確認の上、メッセージを再生する。再生終了後は、そのクライアントにおいてそのメッセージが再生された回数を記録しておく。なお、より確実に設定された回数の再生を行いたい場合、クライアントは蓄積されているメッセージのうち、設定されている再生回数とそのクライアントにおいて再生された回数の差分を比較し、その差分が大きいメッセージを優先的に再生する。 「対象者を限定した広告メッセージの再生について」特定の性・年代層や特定地域の居住者、あるいは特定の所得層など、対象となる利用者が使用しているクライアントに広告メッセージの配布し、そのクライアントでメッセージを再生する。具体的には以下のような形態で実施する技術が含まれる。サーバに、周知・告知したいメッセージと、そのメッセージの内容を周知・告知したい対象者の属性(居住地域や所属組織など)とに関する情報を登録しておく。そして、クライアントからのメッセージのリストの送信要求があった場合、クライアント(利用者)のユーザプロファイルの一部として登録されている居住地や所属組織などが、周知・告知の対象になっているか否かを確認する。利用者が周知・告知の対象であれば、サーバがクライアントに対して送信するメッセージのリストに周知・告知したいメッセージを加える。このメッセージが蓄積されていないことをクライアントが確認し、サーバに対してメッセージの送信要求を送信した場合、サーバはクライアントにそのメッセージを送信する。メッセージを蓄積しているクライアントは、システムの起動時あるいは処理待ち状態の発生時に、そのメッセージを再生する。 「対象者を限定した周知・告知または広告メッセージの再生について」利用者のうち特定の対象者に対して、一定の期間または回数だけメッセージの再生を行い、必要な情報の伝達を行うことを可能にする。ここでのメッセージとして、催しや会議の開催案内、情報システム利用者に対するメンテナンス予定の周知、アンケートやキャンペーンへの参加呼びかけなどが含まれる。具体的には、以下のような形態で実施する技術が含まれる。サーバに、周知・告知したいメッセージと、そのメッセージの内容を周知・告知したい対象者の属性(居住地域や所属組織など)に関する情報および告知・周知の期間または回数とを登録しておく。そして、クライアントからのメッセージのリストの送信要求があった場合、そのクライアント(利用者)のユーザプロファイルの一部として登録されている居住地や所属組織などが周知・告知の対象になっているか否かを確認する。利用者が周知・告知の対象であれば、サーバがクライアントに対して送信するメッセージのリストに周知・告知したいメッセージを加える。クライアントが、上記メッセージが蓄積されていないことを確認し、サーバに対してメッセージの送信要求を送信した場合、サーバはクライアントにそのメッセージを送信する。メッセージを蓄積しているクライアントは、システムの起動時あるいは処理待ち状態の発生時に、蓄積されているメッセージに設定されている周知・告知の期間が終了していないこと、および設定されている周知・告知の回数を達成していないことを確認の上、メッセージを再生する。なお、より確実に設定された回数の再生を行いたい場合、クライアントは蓄積されているメッセージのうち、設定されている再生回数とそのクライアントにおいて再生された回数の差分を比較し、その差分が大きいメッセージを優先的に再生する。 「メッセージの取得・蓄積について」クライアントは、通信ネットワークに接続した直後に、サーバに対して通信ネットワークを通じてメッセージの送信要求を送出する機能、メッセージの送信要求を送出した後に、サーバから送出されるメッセージを通信ネットワーク経由で受信できる状態を維持する機能を具備するものが望ましい。 「メッセージの再生について(クライアントの電源投入時における再生)」クライアントは、電源が投入された直後に、メッセージを再生するソフトウェアの起動と、記憶媒体に蓄積されているメッセージの再生とを始める機能を具備するものが望ましい。クライアントの電源投入後の起動処理が終了したならば、またはあらかじめ指定した再生時間が終了したならば、メッセージの再生を終了する。ここで言う「電源投入後の起動処理」とは、コンピュータにおけるシステム・コンフィギュレーションチェック、オペレーティングシステムの起動、その他、電源投入の後に自動的に起動されるよう設定されているソフトウェアの起動のことを意味している。 「メッセージの再生について(処理待ち状態における再生)」クライアントは、ファイルの読み出しおよび書き込み、アプリケーション・ソフトウェアの起動などにおいて生じる処理待ち状態の発生/解除を検知できる状態、および蓄積しメッセージを再生できる状態を維持する機能を具備するものが望ましい。クライアントにおいて処理待ち状態の発生を検知した場合、クライアントは蓄積しているメッセージを再生し、クライアントが具備する画像表示装置または音声再生装置またはその両方を介してクライアントのユーザに対して送出する。クライアントの処理待ち状態の解除を検知した場合、もしくはメッセージの再生開始時点から予め指定されている時間が経過した場合、前項のメッセージの再生を終了する。メッセージの再生終了後であっても、処理待ち状態の発生/解除を検知できる状態や、コマーシャル・メッセージを再生できる状態を維持する。 「メッセージの再生(データ受信終了待ち状態における再生)」クライアントは、通信ネットワークを通じて任意のサーバにデータの送信要求を送信した際に、蓄積しているメッセージの再生を開始する機能、送信を要求したデータの受信の完了を検知できる状態を維持する機能を具備するものが望ましい。クライアントには、送信を要求したデータの受信が完了した場合、またはメッセージの再生開始からあらかじめ指定した時間が経過した場合に、メッセージの再生を終了する機能が付加される。待ち時間には、検索作業中,印刷作業中,インターネット表示切替中,通信接続中,作業中断中や、ダイヤルをしてからのキーワード入力,検索時間,ページ切り替え時間,サーバーとのアクセス時間などの待ち時間や時間的空白なども含まれる。クライアントにあっては、空白時間の中で、人為的に情報表示時間を設定することや、特定の広告などの情報表示時間の表示時間比率を大きく設定することを可能にする機能も付加される。電子機器がパーソナルコンピュータである場合、具備している乱数発生機能を利用して、情報を不確定的(ランダム)に表示させる技術や、省電力モード時に情報を表示させる技術も利用される。 【0009】 【発明の実施の形態】図1は、パソコンおよびインターネットを利用した、本発明における電子機器の情報表示装置の第1実施形態を示している。図中、符号1A〜1Mはサーバ、2は通信ネットワーク、3A〜3Nはクライアントを示している。 【0010】前記サーバ1A〜1Mは、各種電子情報を、通信ネットワーク2を経由してクライアント3A〜3Nに伝送する発信源となり得るもので、インターネット上のプロバイダ、テレビジョン放送局などを包含し、広告などの電子情報を発信する。 【0011】前記通信ネットワーク2は、インターネット,ローカルエリアネットワークの他、有線,無線またはこれらを併用したアナログあるいはデジタルの地上波や空中波などの情報伝送網が採用される。 【0012】前記クライアント3A〜3Nは、図1ではパーソナルコンピュータのイメージであるが、その他に、通信ネットワーク2に接続可能な電子機器として、テレビジョン受像機、携帯電話、通信カラオケ設備、ゲーム機、カーナビ装置、時計、街頭,劇場交通機関などの各種スクリーンが適用される。 【0013】前記サーバ1A〜1Mについて、技術の詳細を説明すると、通信ネットワーク2に接続され、静止または動画などの画像,文字,音声または以上の組み合わせからなるメッセージを蓄積し、通信ネットワークを通じて蓄積しているメッセージを配信するコンピュータなどの情報発信源となり得る機能を有しているものを対象としている。 【0014】該サーバ1A〜1Mには、図1において、サーバ1Mで代表して示すように、メッセージ蓄積手段11,送配信手段12,メッセージ選択手段13およびメッセージ更新手段14が配され、さらに通信ネットワーク2を経由して、メッセージ提供企業15およびメッセージ製作企業16が接続される。 【0015】これらにおいて、メッセージ蓄積手段11には、後述するように、サーバ1A〜1Mやメッセージ提供企業15が希望するメッセージ、あるいはクライアント3A〜3Nが選択したメッセージを所望期間および所望量蓄積しておく機能を有するものが適用され、送配信手段12には、クライアント3A〜3Nから送配信されてくるメッセージの送配信要求を受信できる状態を維持する機能が配されるとともに、メッセージ蓄積手段11に蓄積しておいたメッセージを通信ネットワーク2経由で送配信する機能を有するものが適用され、メッセージ選択手段13には、サーバ1A〜1Mやメッセージ提供企業15の配信希望や、クライアント3A〜3Nの要求に応じて、メッセージ蓄積手段11から選択して取り出す機能を有するものが適用される。 【0016】前記メッセージ提供企業15は、パソコンなどの電子機器組立企業,OS作成企業,ソフトウエア作成企業などを包含し、必ずしも企業(法人)のみを意図するものではなく、広告,意見,情報などのメッセージを提供する者が所有している通信ネットワーク2に接続される電子機器を含んでいる。 【0017】前記メッセージ製作企業16は、サーバ1A〜1Mあるいはメッセージ提供企業15の要請により、前記メッセージを作成して、サーバ1A〜1Mに供給する能力を有しているものを意味し、メッセージ提供企業15自体がメッセージを作成して提供するメッセージ製作企業16となる場合も含まれる。 【0018】前記クライアント3A〜3Nについて、技術の詳細を説明すると、通信ネットワーク2に接続され、画像または文字を表示する機能と、音声を発生する機能のいずれかまたは両方を備えた電子機器であり、かつ、以下に説明する作動をするソフトウェアを備えたものを対象としている。 【0019】該クライアント3A〜3Nには、図1において、クライアント3Nで代表して示すように、固定メッセージ発生手段31,送信要求手段32,蓄積手段33およびメッセージ選択手段34が配され、電子機器の起動時や作動時に、メッセージの表示,受信,蓄積や選択などが実行される。 【0020】これらにおいて、固定メッセージ発生手段31には、後述するように、クライアント3A〜3NのROM(読み出し専用メモリ)などに、予め決められた固定的なメッセージを蓄積しておいて、電子機器の起動時やアプリケーションソフト立ち上げ時における過渡時間のように、普段使用されずに放置されている時間および画面を利用して、広告や連絡などの所望情報を表示させるものである。 【0021】前記送信要求手段32には、クライアント3A〜3Nに蓄積されているメッセージのみに依存せず、または併用して、通信ネットワーク2を経由して、サーバ1A〜1Mに蓄積されているメッセージを引き出して取り込む機能を有するものが適用される。 【0022】前記蓄積手段33は、サーバ1A〜1Mから送配信された受信メッセージなどのメッセージその他の情報を蓄積しておくいわゆる電子記憶媒体であり、ハードディスクなどの磁気記憶装置、フラッシュメモリなどの電子的な記憶装置が適用される。 【0023】前記メッセージ選択手段34は、サーバ1A〜1Mの要求に応じて、メッセージを適宜選択する機能を有するものであり、予め最新のメッセージを指定する機能,乱数機能などを利用してランダム的に選択する機能や、目的に対応してメッセージを指定する機能などが付加される。 【0024】図2は、本発明における電子機器の情報表示方法の第1実施形態を示しており、クライアント(電子機器)3A〜3Nがパソコン(パーソナルコンピュータ)である場合に、該パソコンを利用して所望情報を表示する技術を採用している。ここでは、パソコン起動時に発生する空白時間を利用して、所望情報を表示するようにしている。以下、フローチャートに基づいて説明する。 【0025】「S1」:パソコンの電源スイッチを投入すると、【0026】「S2」:パソコンに予め組み込まれているBIOS(基本入出力システム)が起動し、RAMチェック,スカジーなどの周辺機器のチェック、ハードディスクのチェックなどが行われる。 【0027】「S3」:BIOSの作動後、OS(オペレーティングシステム)が起動する。該OSの起動時間は、パソコンの場合、デスクトップなどにアイコン表示がなされて操作可能な状態となるまでに、数10秒程度に及ぶ空白時間が発生する。 【0028】「S4」:パソコンにおいて、OSの起動が終了したかの検出を実行し、「Yes」である場合にはS8に移行する。 【0029】「S5」:S4において「No」である場合には、所望情報、つまりメッセージが選択されているか否かの検出を実行し、「Yes」である場合には、S6に移行する。 【0030】「S6」:選択メッセージの表示を実行し、S4において、OSの起動が終了した場合には表示が中断される。 【0031】「S7」:S5において、「No」である場合には、パソコンに予め組み込まれている固定メッセージの表示を実行する。 【0032】「S8」:S4において、OS起動終了となった場合には、空白時間がなくなったとみなして所望情報(メッセージ)の表示を終了し、S9に移行する。 【0033】「S9」:メッセージ表示終了とともに、パソコンが使用モードに移行し、パソコンにおける通常の作業が可能な状態となる。パソコン使用モード中にあって、メッセージの選択操作をする場合には、S10に移行する。 【0034】「S10」:メッセージ選択手段34により、メッセージを選択するか否かを指定し、「No」である場合には、S14に移行する。 【0035】「S11」:S10において、「Yes」である場合には、新しいメッセージを取り込むか否かを決定する。「No」である場合には、S15に移行する。 【0036】「S12」:S11において、「Yes」である場合には、通信ネットワークに接続し、【0037】「S13」:サーバに接続することにより、蓄積されている新しいメッセージがクライアントにダウンロードされ、以下、S16に移行する。 【0038】「S14」:S10において、「No」である場合には、クライアントに取り込まれていたメッセージ表示が継続され、以下、S16に移行する。 【0039】「S15」:において、「No」である場合には、蓄積手段33に保存しておいた蓄積メッセージからメッセージが選択され、S16に移行する。 【0040】「S16」:パソコンにおいて、メッセージのランダム選択を実行するか否かを決定することも可能であり、「Yes」である場合には、S17に移行し、「No」である場合には、S18に移行する。 【0041】「S17」:ランダムメッセージモード設定では、ランダムに、つまり不特定メッセージの表示モードに設定され、【0042】「S18」:固定メッセージモード設定では、特定の決められたメッセージの表示モードに設定され、【0043】「S19」:これら一連のメッセージの選択などが必要に応じてなされる。 【0044】図3は、本発明における電子機器の情報表示方法の第2実施形態を示している。ここでは、パソコンのソフトウエア起動時に発生する空白時間を利用して、所望情報を表示するようにしている。以下、フローチャートに基づいて説明する。 【0045】「S21」:パソコン使用モード、すなわちパソコン作業をしている使用状態において、【0046】「S22」:何らかのソフトウエアを起動させた場合には、ソフトウエアが完全に使用可能な状態になるまでの空白時間(待機時間)が発生する。該空白時間には、例えば砂時計を利用するなどにより表示される待機時間が含まれる。 【0047】「S23」:上記空白時間が発生した場合には、ソフトウエアが完全に使用可能な状態となったか否かの判別がなされ、「Yes」である場合には、S26に移行し、「No」である場合には、S24に移行する。 【0048】「S24」:S23において、「No」である場合には、所望情報を表示する設定となっているか否かの判別がなされ、「No」である場合には、S26に移行する。 【0049】「S25」:S24において、「Yes」である場合には、選択されているメッセージ表示が実行される。S23において、ソフトウエアが完全に起動するまで継続される。 【0050】「S26」:S23において、「Yes」である場合や、S24において、「No」である場合には、所望情報を表示させることなく、ソフトウエア作動モードとなり、ソフトウエアの起動完了により使用可能な状態となる。 【0051】図4は、本発明における電子機器の情報表示方法の第3実施形態を示している。ここでは、サーバから所望情報を取得して、電子機器に保存するようにしている。以下、フローチャートに基づいて説明する。 【0052】「S31」:図1に示した通信ネットワークを利用して、サーバに接続し、メッセージリストを取得する。 【0053】「S32」:上記リスト中に、未取得メッセージがあるか否かを判別し、「Yes」である場合には、S33に移行し、「No」である場合には、S37に移行する。 【0054】「S33」:未取得メッセージがある場合には、サーバに対して未取得メッセージ分の送信を要求し、ダウンロードを開始する。 【0055】「S34」:メッセージの容量の大小によりダウンロード時間が掛かる場合が発生する。この待ち時間(空白時間)を利用して、他のメッセージを表示させることも可能である。 【0056】「S35」:新たなメッセージの受信完了後、【0057】「S36」:新たなメッセージは、図1に示した蓄積手段33に記憶される。 【0058】「S37」:以下、記憶された蓄積メッセージは、電子機器の起動やソフトウエアの起動時に発生する空白時間を利用して、表示されることになる。 【0059】図5は、本発明における電子機器の情報表示装置の第2実施形態を示している。 【0060】該第2実施形態では、主としてサーバ1A〜1Mに、所望メッセージの送配信を円滑に行うための機能が配される。 【0061】即ち、サーバ1A〜1Mには、図1に示したメッセージ蓄積手段11,メッセージ選択手段13,メッセージ更新手段14に加えて、送配信手段12Aに対してメッセージ選択手段13およびクライアント識別手段17が接続され、メッセージ蓄積手段11,送配信手段12Bおよびクライアント識別手段17に対してメッセージリスト作成手段18が介在状態に配された構成が採用されている。 【0062】サーバ1A〜1Mにおいては、予めクライアント3A〜3Nまたはユーザ(ここでは複数人にメッセージを伝送する場合を対象としている)に送信して表示させたい所望メッセージの内容や範囲などの更新情報をメッセージ更新手段14で作成して、メッセージ蓄積手段11に伝送するとともに、メッセージ蓄積手段11に蓄積してある情報の一部をメッセージ選択手段13やメッセージリスト作成手段18に伝送しておく。 【0063】これらのサーバ1A〜1Mについて、以下、補足説明する。 【0064】前記メッセージ蓄積手段11にあっては、クライアント3A〜3Nにおいて再生されることを意図した文字,画像,動画音声またはこれらの組み合わせからなるメッセージや、そのメッセージの想定視聴対象・視聴期間・再生回数に関する情報が蓄積される。メッセージなどを蓄積する媒体には、磁気ディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、光学ディスク、半導体メモリなどが使用される。なお、蓄積するメッセージにはユニークなメッセージIDを付与する。また、想定視聴対象は、クライアント3A〜3Nのハードウェア/ソフトウェアの仕様(モデムの通信速度、ディスプレイの解像度、再生可能なファイル形式など)やクライアントの利用者の性・年代、職業、居住地などの条件の一部またはすべてを特定することによって指定される。 【0065】前記送配信手段12である送信要求受信手段12Aおよび送信手段12Bにあては、クライアント3A〜3Nと通信ネットワーク2を介して接続され、クライアント3A〜3Nからのメッセージリスト送信要求およびメッセージ送信要求を受信するとともに、メッセージリストおよびメッセージがクライアント3A〜3Nに送信される。なお、クライアント3A〜3Nに送信するメッセージリストには、メッセージIDが含まれているものとする。またクライアント3A〜3Nに送信するメッセージには視聴期間・再生回数に関する情報が必要に応じて付与されているものとする。 【0066】前記メッセージ選択手段13にあっては、クライアント3A〜3Nからメッセージ送信要求があった場合、指定されたメッセージIDを持つメッセージが、メッセージ蓄積手段11に蓄積されているものの中から選択される。 【0067】前記メッセージ更新手段14にあっては、メッセージ蓄積手段11に蓄積されているメッセージの想定視聴対象や視聴期間・再生回数を変更したり、削除したり、あるいはメッセージ蓄積手段11に新たなメッセージが蓄積される。 【0068】前記クライアント識別手段17にあっては、クライアント3A〜3N、またはクライアント3A〜3Nの利用者の属性(クライアントのハードウェア/ソフトウェア仕様、利用者の性・年齢、職業、居住地など)に関する情報を登録し、クライアント3A〜3Nから受信したメッセージリスト送信要求に含まれるクライアントIDまたはユーザIDをもとに、登録している当該クライアント3A〜3Nまたは当該クライアント3A〜3Nの利用者の属性に関する情報が呼び出される。 【0069】メッセージリスト作成手段18にあっては、メッセージ蓄積手段11によって蓄積されているメッセージのうち、想定視聴対象がクライアント識別手段17によって呼び出されたクライアント3A〜3Nまたはクライアント3A〜3Nの利用者の属性と合致するものを選び出し、選び出されたメッセージのリストが作成される。 【0070】図6は、本発明における電子機器の情報表示方法の第4実施形態を示している。ここでは、クライアントからメッセージの送信要求があった場合に、通信の処理を行うようにしている。以下、フローチャートに基づいて説明する。 【0071】「S41」:クライアントからメッセージリストを要求する受信があると、【0072】「S42」:サーバにあっては、ユーザプロファイルの検索を実行し、【0073】「S43」:ユーザプロファイルに基づいて、クライアントに送信を希望するメッセージ検索条件を決定して、【0074】「S44」: 対応するメッセージを検索し、【0075】「S45」:適合するメッセージについて、そのメッセージリストを作成して、クライアントに送信する。 【0076】「S46」:クライアントにあっては、メッセージリストを照合して、リストの全部または一部を指定する。クライアントがリストをチェックしている時間(予め設定した範囲内の所要時間)だけ待機を続行する。 【0077】「S47」:クライアントからメッセージの送信要求があったか否かをチェックし、「Yes」である場合には、S48に移行する。 【0078】「S48」:クライアントのメッセージ送信要求を受けて、クライアントの所望するメッセージが送信される。 【0079】「S49」:クライアントは、前述した図4のS35以下のステップに基づいて受信し保存することになる。 【0080】 【発明の効果】本発明に係わる電子機器の情報表示方法およびその装置によれば、以下の効果を奏する。 (1) 電子機器の使用者に対して、その起動や使用時に発生する空白時間を利用して、希望する広告や連絡などの所望情報を伝達することが可能になり、情報表示効果を高めることができる。 (2) 空白時間を利用するため、広告などの情報の伝達に際して、電子機器使用者の視聴や各種作業などへの影響を最小限にすることができる。 (3) ハードおよびソフト使用両方の空白時間を利用することにより、電子機器における情報表示時間や情報表示範囲を拡大することができる。 (4) 通信ネットワークの利用者がメッセージに高い注意を払うことが可能になり、組織・団体などにおける周知・告知のための配信媒体、あるいは商業広告の配信媒体としての利用に適したものとすることができる。 (5) 商業広告の配信媒体として利用した場合、低廉もしくは無料の通信ネットワークサービスにより多くの広告視聴者を確保し、同時に広告主を募って広告配信サービスからの収入を得て、採算性を向上させることができる。 (6) 利用者の本来の利用目的を妨げないタイミングでメッセージの視聴が行われるため、音声や動画などを取り入れたメッセージの配信に対する利用者の抵抗が少なくなり、より多彩な表現手法を用いることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】398042864 【氏名又は名称】根目沢 礼和 【識別番号】300047301 【氏名又は名称】中山 裕之
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| 【出願日】 |
平成12年10月30日(2000.10.30) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2002−132631(P2002−132631A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−329880(P2000−329880) |
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