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【発明の名称】 メディアパック、プリンタ、サーバ、メディアパックを用いた印刷システム、印刷方法、及び記憶媒体
【発明者】 【氏名】吉平 和浩

【要約】 【課題】印刷する画像を限定できるメディアパックを提供(販売)すること。

【解決手段】印刷指示に応じて、接続されているメディアパックよりコード情報を読み出し、読み出されたコード情報をサーバに出力し、コード情報に対応する印刷情報をサーバより入力し、入力された印刷情報に基づき画像を印刷することを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 プリンタに着脱自在なメディアパックであって、プリンタに供給される複数のシートと、前記シートに印刷される画像を特定するコード情報を保持する保持手段とを有することを特徴とするメディアパック。
【請求項2】 前記保持手段は、メモリを含むことを特徴とする請求項1記載のメディアパック。
【請求項3】 前記保持手段は、バーコードを含むことを特徴とする請求項1記載のメディアパック。
【請求項4】 前記コード情報は、書籍コードを含むことを特徴とする請求項1に記載のメディアパック。
【請求項5】 前記コード情報は、URLを含むことを特徴とする請求項1に記載のメディアパック。
【請求項6】 前記コード情報は、書籍コード及び書籍名称が対になっている情報であることを特徴とする請求項1に記載のメディアパック。
【請求項7】 前記コード情報は、1つであることを特徴とする請求項1に記載のメディアパック。
【請求項8】 前記コード情報は、複数であることを特徴とする請求項1に記載のメディアパック。
【請求項9】 前記保持手段は、メディアパックのID番号も保持することを特徴とする請求項1に記載のメディアパック。
【請求項10】 前記シートに印刷するための印刷材を有することを特徴とする請求項1記載のメディアパック。
【請求項11】 印刷指示に応じて、接続されているメディアパックよりコード情報を読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段により読み出されたコード情報を上位装置に出力する出力手段と、前記コード情報に対応する印刷情報を上位装置より入力する入力手段と、前記入力手段により入力された印刷情報に基づき画像を印刷する印刷手段とを有することを特徴とするプリンタ。
【請求項12】 前記印刷指示は、プリントボタンによる指示を含むことを特徴とする請求項11記載のプリンタ。
【請求項13】 前記印刷指示は、メディアパックがプリンタに接続された際の指示を含むことを特徴とする請求項11記載のプリンタ。
【請求項14】 前記コード情報は、書籍コードを含むことを特徴とする請求項11に記載のプリンタ。
【請求項15】 前記コード情報は、URLを含むことを特徴とする請求項11に記載のプリンタ。
【請求項16】 前記コード情報は、書籍コード及び書籍名称が対になっている情報を含むことを特徴とする請求項11に記載のプリンタ。
【請求項17】 前記コード情報は、トレーディングカードを特定する情報を含むことを特徴とする請求項11に記載のプリンタ。
【請求項18】 前記コード情報は、複数であり、複数のコード情報から1つのコード情報を選択する選択手段を有することを特徴とする請求項11に記載のプリンタ。
【請求項19】 前記選択手段は、ユーザにより指定されたコード情報を選択することを特徴とする請求項18記載のプリンタ。
【請求項20】 前記選択手段は、複数のコード情報からあらかじめ定められた順番でひとつのコードを選択することを特徴とする請求項18記載のプリンタ。
【請求項21】 メディアパックの接続されたプリンタからメディアパックより読み出されたコード情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力したコード情報に基づき印刷情報を生成する生成手段と、前記生成手段により生成した印刷情報をプリンタに出力する出力手段とを有するサーバ。
【請求項22】 前記コード情報は、書籍コードを含み、前記画像は出版物を含むことを特徴とする請求項21記載のサーバ。
【請求項23】 前記コード情報は、URLを含むことを特徴とする請求項21記載のサーバ。
【請求項24】 前記コード情報は、トレーディングカードを特定する情報を含むことを特徴とする請求項21に記載のサーバ。
【請求項25】 前記コード情報に対応する画像が所定回以上印刷されたか否か判別する判別手段を有し、前記出力手段は、前記判別手段により所定回以上印刷されたと判別されない場合、入力したコード情報に対応する印刷情報を出力することを特徴とする請求項21に記載のサーバ。
【請求項26】 メディアパックのIDを入力する第2入力手段と、前記第2入力手段により入力したメディアパックのIDに基づき所定回以上印刷されたか否か判別する判別手段とを有し、前記出力手段は、前記判別手段により所定回以上印刷されたと判別されない場合、入力したコード情報に対応する印刷情報を出力することを特徴とする請求項21に記載のサーバ。
【請求項27】 プリンタに供給される複数のシートと、前記シートに印刷される画像を特定するコード情報を保持する保持手段とを有するメディアパックと、印刷指示に応じて、接続されているメディアパックよりコード情報を読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段により読み出されたコード情報をサーバに出力する出力手段と、前記コード情報に対応する印刷情報をサーバより入力する入力手段と、前記入力手段により入力された印刷情報に基づき画像を印刷する印刷手段とを有するプリンタと、前記プリンタからコード情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力したコード情報に基づき印刷情報を生成する生成手段と、前記生成手段により生成した印刷情報をプリンタに出力する出力手段とを有するサーバとからなる印刷システム。
【請求項28】 前記コード情報は、書籍コードを含むことを特徴とする請求項27記載の印刷システム。
【請求項29】 前記コード情報は、URLを含むことを特徴とする請求項27記載の印刷システム。
【請求項30】 前記コード情報は、トレーディングカードを特定する情報を含むことを特徴とする請求項27に記載の印刷システム。
【請求項31】 印刷指示に応じて、接続されているメディアパックよりコード情報を読み出す読み出しステップと、前記読み出しステップにより読み出されたコード情報を上位装置に出力する出力ステップと、前記コード情報に対応する印刷情報を上位装置より入力する入力ステップと、前記入力ステップにより入力された印刷情報に基づき画像を印刷する印刷ステップとを有することを特徴とする印刷方法。
【請求項32】 前記印刷指示は、プリントボタンによる指示を含むことを特徴とする請求項31記載の印刷方法。
【請求項33】 前記印刷指示は、メディアパックが印刷方法に接続された際の指示を含むことを特徴とする請求項31記載の印刷方法。
【請求項34】 前記コード情報は、書籍コードを含むことを特徴とする請求項31に記載の印刷方法。
【請求項35】 前記コード情報は、URLを含むことを特徴とする請求項31に記載の印刷方法。
【請求項36】 前記コード情報は、書籍コード及び書籍名称が対になっている情報を含むことを特徴とする請求項31に記載の印刷方法。
【請求項37】 前記コード情報は、トレーディングカードを特定する情報を含むことを特徴とする請求項31に記載の印刷方法。
【請求項38】 前記コード情報は、複数であり、複数のコード情報から1つのコード情報を選択する選択ステップを有することを特徴とする請求項31に記載の印刷方法。
【請求項39】 前記選択ステップは、ユーザにより指定されたコード情報を選択することを特徴とする請求項38記載の印刷方法。
【請求項40】 前記選択ステップは、複数のコード情報からあらかじめ定められた順番でひとつのコードを選択することを特徴とする請求項38記載の印刷方法。
【請求項41】メディアパックの接続されたプリンタからメディアパックより読み出されたコード情報を入力する入力ステップと、前記入力ステップにより入力したコード情報に基づき印刷情報を生成する生成ステップと、前記生成ステップにより生成した印刷情報をプリンタに出力する出力ステップとを有する印刷方法。
【請求項42】 前記コード情報は、書籍コードを含み、前記画像は出版物を含むことを特徴とする請求項41記載の印刷方法。
【請求項43】 前記コード情報は、URLを含むことを特徴とする請求項41記載の印刷方法。
【請求項44】 前記コード情報は、トレーディングカードを特定する情報を含むことを特徴とする請求項41に記載の印刷方法。
【請求項45】 前記コード情報に対応する画像が所定回以上印刷されたか否か判別する判別ステップを有し、前記出力ステップは、前記判別ステップにより所定回以上印刷されたと判別されない場合、入力したコード情報に対応する印刷情報を出力することを特徴とする請求項41に記載の印刷方法。
【請求項46】 メディアパックのIDを入力する第2入力ステップと、前記第2入力ステップにより入力したメディアパックのIDに基づき所定回以上印刷されたか否か判別する判別ステップとを有し、前記出力ステップは、前記判別ステップにより所定回以上印刷されたと判別されない場合、入力したコード情報に対応する印刷情報を出力することを特徴とする請求項41に記載の印刷方法。
【請求項47】 印刷指示に応じて、接続されているメディアパックよりコード情報を読み出す読み出しステップと、前記読み出しステップにより読み出されたコード情報を上位装置に出力する出力ステップと、前記コード情報に対応する印刷情報を上位装置より入力する入力ステップと、前記入力ステップにより入力された印刷情報に基づき画像を印刷する印刷ステップとを有するプログラムを記憶することを特徴とする記憶媒体。
【請求項48】 前記印刷指示は、プリントボタンによる指示を含むことを特徴とする請求項47記載の記憶媒体。
【請求項49】 前記印刷指示は、メディアパックが記憶媒体に接続された際の指示を含むことを特徴とする請求項47記載の記憶媒体。
【請求項50】 前記コード情報は、書籍コードを含むことを特徴とする請求項47に記載の記憶媒体。
【請求項51】 前記コード情報は、URLを含むことを特徴とする請求項47に記載の記憶媒体。
【請求項52】 前記コード情報は、書籍コード及び書籍名称が対になっている情報を含むことを特徴とする請求項47に記載の記憶媒体。
【請求項53】 前記コード情報は、トレーディングカードを特定する情報を含むことを特徴とする請求項47に記載の記憶媒体。
【請求項54】 前記コード情報は、複数であり、複数のコード情報から1つのコード情報を選択する選択ステップを有することを特徴とする請求項47に記載の記憶媒体。
【請求項55】 前記選択ステップは、ユーザにより指定されたコード情報を選択することを特徴とする請求項54記載の記憶媒体。
【請求項56】 前記選択ステップは、複数のコード情報からあらかじめ定められた順番でひとつのコードを選択することを特徴とする請求項54記載の記憶媒体。
【請求項57】 メディアパックの接続されたプリンタからメディアパックより読み出されたコード情報を入力する入力ステップと、前記入力ステップにより入力したコード情報に基づき印刷情報を生成する生成ステップと、前記生成ステップにより生成した印刷情報をプリンタに出力する出力ステップとを有するプログラムを記憶することを特徴とする記憶媒体。
【請求項58】 前記コード情報は、書籍コードを含み、前記画像は出版物を含むことを特徴とする請求項57記載の記憶媒体。
【請求項59】 前記コード情報は、URLを含むことを特徴とする請求項57記載の記憶媒体。
【請求項60】 前記コード情報は、トレーディングカードを特定する情報を含むことを特徴とする請求項57に記載の記憶媒体。
【請求項61】 前記コード情報に対応する画像が所定回以上印刷されたか否か判別する判別ステップを有し、前記出力ステップは、前記判別ステップにより所定回以上印刷されたと判別されない場合、入力したコード情報に対応する印刷情報を出力することを特徴とする請求項57に記載の記憶媒体。
【請求項62】 メディアパックのIDを入力する第2入力ステップと、前記第2入力ステップにより入力したメディアパックのIDに基づき所定回以上印刷されたか否か判別する判別ステップとを有し、前記出力ステップは、前記判別ステップにより所定回以上印刷されたと判別されない場合、入力したコード情報に対応する印刷情報を出力することを特徴とする請求項57に記載の記憶媒体。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のシートを有しプリンタに着脱自在なメディアパック、メディアパックが着脱されるプリンタ、印刷データを生成するサーバ、印刷システム、記憶媒体、記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタよりネットワークを通じてサーバに情報を要求し、その情報をサーバよりプリンタに送信して印刷するシステムがあったが、プリンタ側からは印刷したい情報を特定する情報、例えば情報番号や、情報名称といった何らかのコード情報を入力し、サーバへ通知する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従来例においては、印刷情報を特定するコード情報をいちいち入力する必要があり、ユーザはそのコード情報を記憶したり、何らかの手段により入手しなければ情報を取り出すことができないという課題があった。
【0004】本発明の目的は、前記のような課題を解決するためになされたもので、印刷する画像を限定できるメディアパックを提供(販売)することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明のメディアパックは、プリンタに着脱自在なメディアパックであって、プリンタに供給される複数のシートと、前記シートに印刷される画像を特定するコード情報を保持する保持手段とを有することを特徴とする。
【0006】また、上記目的を達成するために本発明のプリンタは、印刷指示に応じて、接続されているメディアパックよりコード情報を読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段により読み出されたコード情報を上位装置に出力する出力手段と、前記コード情報に対応する印刷情報を上位装置より入力する入力手段と、前記入力手段により入力された印刷情報に基づき画像を印刷する印刷手段とを有することを特徴とする。
【0007】また、上記目的を達成するために本発明のサーバは、メディアパックの接続されたプリンタからメディアパックより読み出されたコード情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力したコード情報に基づき印刷情報を生成する生成手段と、前記生成手段により生成した印刷情報をプリンタに出力する出力手段とを有することを特徴とする。
【0008】また、上記目的を達成するために本発明の印刷システムは、プリンタに供給される複数のシートと、前記シートに印刷される画像を特定するコード情報を保持する保持手段とを有するメディアパックと、印刷指示に応じて、接続されているメディアパックよりコード情報を読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段により読み出されたコード情報をサーバに出力する出力手段と、前記コード情報に対応する印刷情報をサーバより入力する入力手段と、前記入力手段により入力された印刷情報に基づき画像を印刷する印刷手段とを有するプリンタと、前記プリンタからコード情報を入力する入力手段と、前記入力手段により入力したコード情報に基づき印刷情報を生成する生成手段と、前記生成手段により生成した印刷情報をプリンタに出力する出力手段とを有するサーバとからなることを特徴とする。
【0009】また、上記目的を達成するために本発明の印刷方法は、印刷指示に応じて、接続されているメディアパックよりコード情報を読み出す読み出しステップと、前記読み出しステップにより読み出されたコード情報を上位装置に出力する出力ステップと、前記コード情報に対応する印刷情報を上位装置より入力する入力ステップと、前記入力ステップにより入力された印刷情報に基づき画像を印刷する印刷ステップとを有することを特徴とするまた、上記目的を達成するために本発明の印刷方法は、メディアパックの接続されたプリンタからメディアパックより読み出されたコード情報を入力する入力ステップと、前記入力ステップにより入力したコード情報に基づき印刷情報を生成する生成ステップと、前記生成ステップにより生成した印刷情報をプリンタに出力する出力ステップとを有することを特徴とする。
【0010】また、上記目的を達成するために本発明の記憶媒体は、印刷指示に応じて、接続されているメディアパックよりコード情報を読み出す読み出しステップと、前記読み出しステップにより読み出されたコード情報を上位装置に出力する出力ステップと、前記コード情報に対応する印刷情報を上位装置より入力する入力ステップと、前記入力ステップにより入力された印刷情報に基づき画像を印刷する印刷ステップとを有するプログラムを記憶することを特徴とする。
【0011】また、上記目的を達成するために本発明の記憶媒体は、メディアパックの接続されたプリンタからメディアパックより読み出されたコード情報を入力する入力ステップと、前記入力ステップにより入力したコード情報に基づき印刷情報を生成する生成ステップと、前記生成ステップにより生成した印刷情報をプリンタに出力する出力ステップとを有するプログラムを記憶することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形態によるプリンタの外観図である。101はプリンタ本体である。102は、CPU、ROM、RAM等が実装され各種制御を行うためのプリンタコントローラボード(PCB)である。103は、プリントエンジンたとえばインクジェットプリントエンジンから構成されるプリントユニットである。104は、インク106、記録紙等のメディア105を収納するメディアパックであり、プリンタ本体に着脱可能である。インク106、記録紙105がプリンタユニット103に供給され、プリンタユニット103で印刷され、印刷された記録紙は矢印方向に排紙される。
【0013】図2は、本発明の第1の実施の形態によるメディアパックの外観図である。メディアパック104の内部には規定枚数(例えば20枚)の記録紙105が予め装填されており、上記のように印刷を行う際プリンタ本体に装着され、印刷が行われる毎に、記録紙105がメディアパック104からプリンタ本体へ1枚ずつ供給される。さらにメディアパック104にはメモリ203を有し、各種情報を記憶する。このメモリ203は、例えばEEPROMから構成される。また、メディアパック104内の記録紙105がなくなった場合は、新規のメディアパック104を購入して、使用することとなる。
【0014】図3は、本発明の第1の実施の形態によるメディアパックの記憶部の構成図であり、メディアパックのID情報を記憶する領域301と、印刷情報に対するコード情報を記憶する領域302を有する。領域301には、本発明に係わるメディアパックと本発明以外のメディアパックとを識別するID情報が格納されている。領域302には、印刷情報に対するコード情報として、例えば書籍に付与されるISBNコードが1つ格納されている。印刷情報に対するコード情報として、ISBNコードに限定されないことは言うまでもない。たとえば、ホームページ上の有料コンテンツのURL(Uniform Resource Locator)を記憶しておき、料金を前払いして印刷させることができる。
【0015】図4は、本発明の第1の実施の形態によるプリンタ部のブロック図であり、プリンタ本体101にメディアパック104が装着された場合を示す。404は印刷制御部であり、記録紙に情報を印刷する際、メディアパック104から記録紙105を1枚ずつ排出させ、印刷部103へ供給する。印刷部103は供給された記録紙105に情報を印刷するものであり、図示しない印刷ヘッドや記録紙の送りローラー等から構成されるが、一般的なプリンタに装備されるものと同等であるから、詳細な説明は省略する。405は読み出し部であり、図示しない印刷開始ボタン(プリントボタン)が操作されると、メディアパックの記憶部104より印刷情報に対するコード情報を読み出し、送出部406へ供給する。送出部406は供給された各情報を通信部407へ送出する。通信部407は送出された各情報を外部へ送信する。なお、印刷制御部404、読み出し部405、送出部406、通信部407等は、プリンタコントローラボード102に実装されるROMに記憶された各種制御プログラムをCPUによって処理されることにより実現される。無論、専用のハードウエアで構成しても良い。
【0016】また本実施の形態のプリンタには、上記のように図示しないプリントボタンが設けられ、このボタンの指示により印刷が開始されるものとする。次にサーバ501を説明する。通信部506を通じて受信した印刷情報に対するコード情報をコード判別部503により判別し、判別されたコードに従って、ハードディスク等の情報格納部505に格納された印刷情報を情報取り出し部504で取り出し、その後、取り出した印刷情報を通信部506で出力する。またコード判別部は、通信部502により受信したメディアパックID情報を判別し、プリンタに装着されたメディアパックが本発明に係わるメディアパックであるか否か(予めサーバに登録してあるメディアパックであるか否か)を判別し、その結果を通信部506により出力する機能も有する。なお、通信部506、コード判別部503、情報取り出し部504等は、サーバに実装されるROMに記憶された各種制御プログラムをCPUによって処理されることにより実現される。無論、専用のハードウエアで構成しても良い。
【0017】なお、本実施の形態では、プリンタ101とサーバ501とがインターネットを介して接続されているが、プリンタ101にホストコンピュータを接続し、インターネットと接続することもできる。
【0018】次に、上記のプリンタ及びサーバを用いた情報印刷システムについて、フローチャートを使用して詳細に説明する。
【0019】図5は、図4で明示したプリンタ側のフローチャートである。なお、本フローチャートに関わるプログラムはプリンタのメモリに記憶されており、プリンタのCPUによって処理される。
【0020】先ずS601において、プリンタの図示しないプリントボタンが指示されると、S602において、プリンタの読み出し部405はプリンタに装着されたメディアパック104内の記憶部203よりメディアパックID及び印刷情報に対するコード情報を読み出し、プリント開始命令と共に送出部406へ供給し、通信部407を通じてサーバへ送信する。
【0021】S610ではサーバから出力された印刷情報を受信したか否かを判別する。印刷情報を受信したと判別した場合、S611に進み、受信した印刷情報の印刷を行う。印刷情報を受信していないと判別した場合、S612に進み、エラー情報をサーバより受信したか否かを判別し、エラー情報をサーバより受信したと判別した場合、S613に進み、ブザーまたは表示部を使いユーザにエラー報知を行う。エラー情報をサーバより受信していないと判別した場合、S614に進み、所定時間経過しタイムアウトしたか判別する。タイムアウトした場合、S613に進み、タイムアウトしない場合はS610に戻る。
【0022】一方、サーバ側の処理を図6のフローチャートを用いて説明する。なお、フローチャートに関わるプログラムはサーバのメモリに記憶され、サーバのCPUによって処理される。
【0023】まず、S600において、通信部506でそのプリント開始命令、メディアパックID及び印刷コード情報を受信し、S603においてコード判別部505によりメディアパックIDをチェックし、プリント開始命令を送信したプリンタが本発明の第1の実施の形態に係わるプリンタであるか、それ以外のプリンタであるかを判別し、もし本発明の第1の実施の形態におけるプリンタ以外のプリンタである場合は、通信部506において、エラー情報を出力する。
【0024】一方、S603において、本発明の第1の実施の形態におけるプリンタであると判別した場合は、S605において、コード判別部503により印刷コード情報を判別し、その印刷コード情報に対する情報が、情報格納部505に格納されているか否かを判別する。その判別方法としては、例えば送信された印刷コード情報が「ISBNコード」であるか否かを判別する方法が考えられるが、これに限定されないことは言うまでもない。その判別の結果、印刷コード情報に対する情報が、情報格納部505に格納されていない場合は、S606において、通信部506よりエラー情報をプリンタに対して出力する。
【0025】一方、S605において、印刷コード情報に対する情報が、情報格納部505に格納されている場合、S607において、情報取り出し部504により情報格納部505より受信したコード情報に対する印刷情報を取り出し、S608において、通信部506により出力する。
【0026】プリンタ側では、S611において受信した印刷情報に基づく画像を印刷部103により印刷する。その際、印刷制御部404によりメディアパック104内の記録紙105を印刷部へ排出させる。
【0027】以上のように、本発明の第1の実施の形態により、ユーザはプリント開始の指示をするだけで、サーバの情報格納部に格納された情報の印刷を自動的に行うことが可能となる。
【0028】(第2の実施の形態)本発明による第1の実施の形態においては、メディアパック内の記憶部には1つのコード情報が記憶されている場合を説明したが、本実施の形態においては複数のコード情報が記録されている場合について説明する。
【0029】図7は本発明の第2の実施の形態によるメディアパックの記憶部の構成図であり、メディアパックのID情報を記憶する領域701と、印刷情報に対するコード情報を複数記憶する領域702を有する。領域701には、本発明の第1の実施の形態と同様、本発明に係わるメディアパックと本発明以外のメディアパックとを識別するID情報が格納されている。領域702には、印刷情報に対するコード情報として、例えば書籍に付与されるISBNコードが複数の領域にそれぞれ格納されている。印刷情報に対するコード情報として、ISBNコードに限定されないことは言うまでもない。
【0030】図8は本発明の第2の実施の形態によるプリンタ内部のブロック図であり、先に図4で示した本発明の第1の実施の形態によるプリンタ内部のブロック図と同一ブロックには同一の符号を付与した。本実施の形態においてはコード情報判別・選択部801を新たに付け加えたことを特徴とする。コード情報判別・選択部801は、読み出し部405によりメディアパック104内の記憶部203から読み出されたコード情報が複数であるか否かを判別し、その中から1つを選択する部である。
【0031】図9のフローチャートを用いて更に説明する。図9は、本発明の第2の実施の形態による、図8で明示したプリンタと、図5で明示したサーバからなるシステムにおいて、コード情報を判別及び選択するフローチャートである。なお本フローチャートに関わるプログラムはプリンタのメモリに記憶され、プリンタのCPUによって処理される。
【0032】先ずS901において、プリンタの図示しないプリントボタンが指示されると、S902において、プリンタの読み出し部405はプリンタに装着されたメディアパック104内の記憶部203よりメディアパックID及び印刷情報に対するコード情報を読み出す。次にS903において、コード情報判別・選択部801により上記読み出されたコード情報が複数であるか否かを判別する。1つである場合は、S905において、メディアパックIDと共にそのコード情報を送出部406に供給する。
【0033】一方、S903において読み出されたコード情報が複数であると判別されると、その中から1つのコード情報を選択する処理を行う。その選択処理は、例えばプリンタに設けられた図示しない表示部にコード情報を順次表示して、この表示を見ながらプリンタに設けられた図示しないキーを用いてユーザが指定する方法や、自動的に選択する方法等が考えられる。このように1つのコード情報が選択されると、S905において、メディアパックIDと共にコード情報を送出部406に供給する。その後、S906において、コード情報に対する印刷情報をサーバより取得して画像を印刷する処理を行い、処理を終了する。この処理は第1の実施の形態において説明した図6のS600〜S609にあたる処理であるため、詳細な説明は省略する。
【0034】更に、メディアパックに記憶された複数のコード情報に対してそのコードが示す印刷情報の名称等を同時に記憶する例を説明する。図10に示した記憶部は本発明の第2の実施の形態によるメディアパックの記憶部の異なる構成図であり、メディアパックのID情報を記憶する領域1001と、印刷情報に対するコード情報及びその名称を複数記憶する領域1002を有する。この記憶部領域1001には、本発明の第1の実施の形態と同様、本発明に係わるメディアパックと本発明以外のメディアパックとを識別するID情報が格納されている。領域1002には、印刷情報に対するコード情報として、例えば書籍に付与されるISBNコード(ISBN4062−12××)とそのコードが示す書籍の題名(○○○○)が対になって複数の領域にそれぞれ格納されている。印刷情報に対するコード情報がISBNコードであり、名称情報が書籍の題名に限定されないことは言うまでもない。
【0035】記憶部が本構成を有することにより、上記説明した図9のフローチャートのS904において、読み出し部405により読み出された複数のコード情報の中から1つのコード情報を選択する際、例えばプリンタに設けられた図示しない表示部にコード情報と対になった名称を順次表示することにより、ユーザによる選択がより容易となる。
【0036】以上のように、本発明の第2の実施の形態により、図3に示したような1つのコード情報を有するメディアパックのみならず、図7及び図10に示したような複数のコード情報を有するメディアパックにおいても適用可能であり、ユーザはプリント開始の指示を行い、複数のコード情報の中から選択を行うだけで、サーバの情報格納部に格納された情報の印刷を自動的に行うことが可能となる。
【0037】(第3の実施の形態)本発明による第2の実施の形態においては、メディアパック内の記憶部に複数のコード情報が記録されている場合、その中から1つを選択して情報を印刷する実施の形態について説明したが、複数の中から1つを選択することなく、全てのコード情報をサーバに送出して、全てのコード情報に対する情報を連続して印刷することも可能である。
【0038】第2の実施の形態において説明した図8及び新たに提示する図11を用いて、本実施の形態を説明する。図11は、本発明の第3の実施の形態による、印刷処理のフローチャートである。なお、本フローチャートに関わるプログラムはプリンタのメモリに記憶され、プリンタのCPUによって処理される。
【0039】先ずS1101において、プリンタの図示しないプリントボタンが指示されると、S1102において、プリンタの読み出し部405はプリンタに装着されたメディアパック104内の記憶部203よりメディアパックID及び印刷情報に対するコード情報を読み出す。次にS1103において、コード情報判別・選択部801により上記読み出されたコード情報が複数であるか否かを判別する。読み出されたコード情報が複数であると判別されると、S1104において、その中から1つのコード情報を選択して、送出部406へ供給する。この選択処理は、例えば複数のコード情報の中から1番目より順番に選択する方法が考えられる。このようにすることで、あらかじめ定められた頁順で画像を印刷させることができる。また、1つのコード情報が選択された後、S1105において、残りのコード情報を読み出し部405内に格納しておく。その後S1106において、先に供給したコード情報に対する印刷情報をサーバより取得して印刷する処理を行う。この処理は第1の実施の形態において説明した図6のS602〜S609にあたる処理であるため、詳細な説明は省略する。印刷が行われた後、S1107において読み出し部405内にまだコード情報が残っているか否かを判定し、残っている場合はS1102からの処理を繰り返す。もし全てのコード情報に対する処理が終わっている場合は、S1108において、処理を終了する。一方、S1103において、コード情報が1つであると判別された際は、S1106の情報取得・印刷処理が行われ、S1107においては当然のことながら未処理のコード情報は存在しないことより、S1108にいおいて、処理を終了する。
【0040】以上のように、本発明の第3の実施の形態により、図3に示したような1つのコード情報を有するメディアパックのみならず、図7及び図10に示したような複数のコード情報を有するメディアパックにおいても、適用可能であり、ユーザはプリント開始の指示を行うだけで、メディアパックの記憶部に記憶された全てのコード情報に対する情報格納部に格納された情報の印刷を、連続して自動的に行うことが可能となる。
【0041】(第4の実施の形態)本発明による第1の実施の形態においては、プリンタ内に通信部を有し、このプリンタ内の通信部を通して印刷情報に対するコード情報等を送信する実施の形態を示したが、本発明によるプリンタをパソコンに接続し、パソコンが有する通信部(例えばモデム)を通じて、情報を送信するようにしても良い。
【0042】本実施の形態の場合、上記第2の実施の形態に示したように、メディアパックの記憶部内に複数のコード情報が記憶されている場合、読み出し部により読み出したこれら複数のコード情報をパソコンに転送し、パソコンのモニタ上に複数のコード情報及びコード情報に対する名称情報を表示し、パソコンのキーボード・マウス等を使用して、複数のコード情報の中から、1つのコード情報を選択するように構成することもできる。
【0043】更に上記第3の実施の形態に示したように、メディアパックの記憶部に記憶された複数のコード情報に対する情報を連続印刷する場合、読み出し部により読み出したこれら複数のコード情報をパソコンに転送し、パソコンのモニタ上に複数のコード情報及びコード情報に対する名称情報を表示し、パソコンのキーボード・マウス等を使用して、複数のコード情報の中から、連続印刷させたいコード情報を選択するように構成することもできる。
【0044】以上のように、本発明の第4の実施の形態により、パソコンに備わった機能を使用することにより、メディアパックに格納されたコード情報に対する情報の印刷が更に容易となる。
【0045】(第5の実施の形態)本発明による上記各実施の形態においては、サーバはプリンタより情報の印刷要求があった場合、全て情報格納部より情報を取り出してプリンタへ出力していたが、本実施の形態においては、情報の取り出しを制限する場合について説明する。
【0046】図12は本発明の第5の実施の形態によるサーバ内部のブロック図であり、先に図5で示した本発明の第1の実施の形態によるサーバ内部のブロック図と同一ブロックには同一の符号を付与した。本実施の形態においては情報管理部1201を新たに付け加えたことを特徴とする。情報管理部1201は、情報取り出し部504により情報格納部505に格納された情報を取り出した履歴を管理するものであり、その履歴に応じて情報取り出し部504に対して、情報の取り出しを制御するものである。
【0047】上記情報管理部1201の処理について、図13のフローチャートを用いて更に説明する。なお、本フローチャートに関わるプログラムはサーバのメモリに記憶され、サーバのCPUによって処理される。また、本実施の形態においては、1つのコード情報に対応する情報の取り出し回数に制限を設ける必要のある情報の場合、その情報に対する取り出し可能回数が予め設定されており、その取り出し可能回数を越えた情報の取り出しを禁止するものであり、情報管理部1201には、取り出し制限のあるコード情報毎に取り出し可能回数及び過去の取り出し回数が記憶されているものとする。
【0048】図14は情報管理部1201の構成図であり、取り出し制限のある情報に対するコード情報を格納した領域1401、そのコード情報に対する情報の取り出し可能回数を格納した領域1402、及びそのコード情報に対する情報の過去の取り出し合計回数記憶領域1403から構成され、それぞれ対をなして記憶されている。
【0049】図13は、先に図4で明示したプリンタと、上記図12で明示したサーバからなるシステムにおいて、情報の取り出しを制御するフローチャートである。
【0050】先ず、プリンタよりコード情報が送信されることによる情報の取り出し要求があった場合、S1302において、そのコード情報が情報管理部1201に存在するか否かを判定する。もし存在しない場合は、そのコード情報に対する情報には取り出し制限がないために、本処理を終了する。一方、そのコード情報が情報管理部1201に存在する場合は、S1303において、情報管理部1201の領域1402よりそのコード情報に対する情報の取り出し可能回数を、そして領域1403よりそのコード情報に対する情報の過去の取り出し合計回数を読み出し、S1304において、過去の取り出し合計回数が取り出し可能回数を越えていないか否かを判定する。越えていない場合は、S1305において情報取り出し部504によりコード情報に対する印刷情報を取り出しプリンタに出力すると共に、S1306において情報管理部1201の過去の取り出し合計回数を更新し、対応する領域1403を書き換える。一方、S1304において、過去の取り出し合計回数が取り出し可能回数以上である場合は、これ以上の取り出しは不可能であるため、S1307において、情報取り出し部504に対して取り出し不可能を通知し、S1308において処理を終了する。このとき、取り出し不可能の通知を受けた情報取り出し部504は通信部506を通して、プリンタに対してその旨通知する事も可能である。
【0051】以上のように、本発明の第5の実施の形態により、印刷情報に取り出し制限を設け、簡単な構成により、規定数以上を印刷させないことが可能となり、トレーディングカードの場合、例えば1日限定100枚というように情報に制限を設け、印刷情報に希少価値を付与することが可能となる。
【0052】(第6の実施の形態)本発明による第5の実施の形態においては、サーバに格納された情報に対してその情報の取り出し回数(印刷回数)に制限を設けて情報を管理する実施の形態を説明したが、本実施の形態においては、メディアパックに対して情報の取り出しを制限する場合を説明する。つまり1つのメディアパックに対する同じ情報の取得回数を規定するものである。
【0053】サーバ内部のブロック図は第5の実施の形態における図12と同じであるため、詳細な説明は省略する。図15は第6の実施の形態における情報管理部1201の構成図であり、メディアパックのID番号を格納した領域1501、メディアパック毎の情報取り出し可能回数を格納した領域1502から構成され、それぞれ対をなして記憶されている。更に、先に図3で示したメディアパックの記憶部の構成図において、メディアパックID情報の記憶領域301には、メディアパックを各々識別するID番号が記憶されているものとする。
【0054】本実施の形態においては、メディアパックを使用して初めて情報を取り出して印刷する際に、そのメディアパックのID番号を領域1501に登録し、印刷可能回数を例えば10回に初期設定してその回数を領域1502に登録し、次回、同じメディアパックを使用して情報を取り出して印刷する際、領域1502に登録された印刷可能回数を1づつ減じていく処理を行うものとする。
【0055】図16は、先に図4で明示したプリンタと、図12で明示したサーバからなるシステムにおいて、メディアパック毎の情報の取り出しを制御するフローチャートである。なお本フローチャートに関わるプログラムはサーバのメモリに記憶されており、サーバのCPUによって処理される。先ず、S1601において、プリンタよりコード情報及びメディアパックID番号が送信されることによる情報の取り出し要求があった場合、S1602において、そのメディアパックID番号が情報管理部1201に既に存在するか否かを判定し、存在しない場合はそのメディアパックにより初めて情報の印刷が要求されたとして、S1606において、情報管理部1201のメディアパックID番号領域1501にそのメディアパックID番号を登録すると共に、S1607において、印刷可能回数領域1502に例えば「10」と書き込むことにより、印刷可能回数の初期設定を行う。その後、S1604において、情報取り出し部504によりコード情報に対する印刷情報の取り出しを行うと共に、S1605において印刷可能回数から1を減じることによって更新し、情報管理部1201の対応する領域1502を書き換える。
【0056】一方、S1602において、そのメディアパックID番号が情報管理部1201に既に存在する場合、S1603において、そのメディアパックID番号に対応する印刷可能回数を読み出し、それが「0」であるか否かを判定する。もし「0」であれば、これ以上同じ情報を取り出すことは不可能であるため、S1608において、情報取り出し部504に対して取り出し不可能を通知し、S1609において、処理を終了する。このとき、取り出し不可能の通知を受けた情報取り出し部504は通信部506を通して、プリンタに対してその旨通知する事も可能である。
【0057】一方、S1603において、印刷可能回数が「0」でないと判定されると、上起同様にS1604において、情報取り出し部504によりコード情報に対する印刷情報の取り出しプリンタに出力すると共に、S1605において印刷可能回数から1を減じることによって更新し、情報管理部1201の対応する領域1502を書き換える。
【0058】以上のように、本発明の第6の実施の形態により、メディアパック毎に印刷情報の取り出し制限を設け、簡単な構成により、1つのメディアパックに対して規定数以上を印刷させないことが可能となり、情報の多重取得を防止することが可能となる。
【0059】(第7の実施の形態)本発明による上記各実施の形態においては、印刷情報に対するコード情報はプリンタに装着されるメディアパック内の記憶部に記憶される実施の形態を説明したが、本実施の形態においては、メディアパックの外装部分に印刷情報に対するコード情報を記載した用紙を貼り付け、これをプリンタで読み取ることによって、コード情報を取得する実施の形態を説明する。
【0060】図17は本発明の第7の実施の形態における、メディアパックの外観図であり、その外装の一部に印刷情報に対するコード情報としてバーコードが印刷された用紙1701が貼り付けられている。本実施の形態においては、そのコード情報をバーコードとしたが、これに限定されないことは言うまでもない。
【0061】本実施の形態におけるメディアパックを装着するプリンタの構成は、先に説明した図4と同等であるが、図4における読み出し部405は、本実施の形態において読み取り部405読み替えるものとする。メディアパック104がプリンタ401に装着され、その後、図示しないプリントボタンが指示されると、読み取り部405は、メディアパック104の外装の一部に貼り付けられた用紙から印刷情報に対するバーコードを読み取り、送出部406へそのコード情報を送出するものである。このとき、読み取り部405は、読み取ったバーコードを例えば、書籍コードに置き換えて送出するものとする。その後の処理は、図6に記載したフローチャートと同様であるから、詳細な説明は省略する。
【0062】以上のように、本発明の第7の実施の形態により、ユーザはプリント開始の指示をするだけで、サーバの情報格納部に格納された情報の印刷を自動的に行うことが可能となる。
【0063】一方、メディアパックを製造もしくは販売する側においても、メディアパックの外装部分に印刷情報に対するコード情報を記載した用紙を貼り付けるという簡単な構成を取ることができるため、多種多様な情報を印刷するメディアパックの供給が更に容易となり、メディアパックの量産性が更に向上する、(第8の実施の形態)本発明による上記各実施の形態においては、本発明に係わるプリンタとサーバをネットワークで接続し、プリンタよりコード情報をサーバへ送信し、サーバよりそのコード情報に対する印刷情報を出力して、プリンタで印刷する実施の形態を説明したが、本実施の形態においては、1つの装置内に本発明に係わるプリンタに相当するプリンタ部とサーバに相当する情報部を有する実施の形態について説明する。
【0064】図18は、本発明の第8の実施の形態におけるメディアパックを用いた情報印刷システムの外観図であり、本発明に係わるプリンタに相当するプリンタ部1801及び、本発明に係わるサーバに相当する情報部1802から構成される。1803はメディアパックの挿入口であり、1804は情報を印刷した用紙の排紙口である。挿入口1803から本発明に係わるメディアパックを挿入すると、印刷部1801はメディアパックに記憶されたコード情報に基づいて情報部1802より印刷情報を取り出し、それを印刷部1801で印刷して、用紙を排紙口1804へ排紙するものである。以上の処理を行う情報印刷システムの処理フローを図19を用いて説明する。このフローに関わるプログラムは、情報印刷システムのメモリに記憶され、情報印刷システムのCPUによって処理される。フローの起動がメディアパックの挿入で始まる以外は、図5と同様である。
【0065】以上のように、本発明の第8の実施の形態により、例えば本システムに係わる装置を駅前や繁華街等、人の集中するところに設置すると、ユーザはプリンタを持ち歩く必要がなく、メディアパックを挿入するだけで、欲しい情報を簡単に入手することができる。
【0066】(第9の実施の形態)本発明による上記各実施の形態において、メディアパックの記憶手段に記憶されたコード情報をサーバに送出して情報を取得する実施例を説明したが、本実施例においては上記メディアパックの販売価格に、印刷情報に応じた代金を上乗せして販売する点を説明する。
【0067】例えば、メディアパックの記憶手段に記憶されたコード情報が書籍コードである場合、メディアパック自体の販売価格にその書籍の代金を上乗せし、メディアパック販売者はその上乗せした代金をサーバ運営者に支払うことにより、サーバ運営者(もしくは出版社)はその情報(書籍)の提供に対する対価を事前に得ることができる。
【0068】また例えば、メディアパックの記憶手段に記憶されたコード情報がチケットコードである場合、メディアパック自体の販売価格にそのチケット代金を上乗せし、メディアパック販売者はその上乗せした代金をサーバ運営者に支払うことにより、サーバ運営者(もしくはチケット販売業者)はそのチケットの提供に対する対価を事前に得ることができる。
【0069】更に詳しく述べると、チケットコードが映画チケットに対するコードであり、メディアパックに10枚の記録紙が装填されている場合、メディアパックの販売価格として、映画チケット1枚分の値段(例えば1,800円)×10の代金を上乗せする。このとき、多少の割引きを行っても良い。ユーザは例えば映画を見る際にこのメディアパックを使用して映画チケットを印刷し、本メディアパックを回数券のように利用することができる。
【0070】以上のように、本発明の第9の実施例により、サーバ運営者もしくはサーバへの情報提供者にとっては、情報の提供に対する対価を事前に得る(回収する)ことができるという効果がある。
【0071】(その他の実施の形態)本発明の第1の実施の形態においては、プリンタ内に通信部を有し、このプリンタ内の通信部を通して印刷情報に対するコード情報等を送信する実施の形態を示したが、本発明のプリンタから通信部を省き、本発明のプリンタを携帯電話に接続し、携帯電話に対してプリンタの送出部406から情報を送出し、携帯電話を通しで情報を送受信するようにしても良い。
【0072】また、デジタルカメラ等の携帯機器に本発明によるプリンタが接続される形態のほか、デジタルカメラ等の携帯機器と本発明によるプリンタとが一体に形成された形態をとることも可能である。本発明の実施の形態によれば、プリンタで印刷指示を行うだけで、プリンタに装着されたメディアパックに記憶されたコード情報に応じて、サーバより自動的に印刷情報を取り出し印刷することができる。
【0073】また異なる印刷情報に対するコード情報が記憶されたメディアパックを複数そろえ、ユーザは気に入った情報に対するコード情報が記憶されたメディアパックを購入するだけで、各種の印刷情報を簡単に印刷することができる。
【0074】更に、記憶部を書き換えるだけで異なる情報を印刷することができるため、サーバ運営者(例えば出版社)にとっては、1種類のメディアパックを用意するだけで、多種多様な情報(例えば出版物)を発行することができる。その際、メディアパック自体の販売価格に、印刷情報に応じた代金を上乗せして販売することにより、サーバ運営者はその印刷情報の提供に対する対価を事前に得ることができる。
【0075】更に、サーバにおいて情報の取り出し回数(印刷回数)に制限を設けることによって、例えばその情報に希少価値を与えることもできる。
【0076】更に、サーバにおいてメディアパック毎の情報の取り出し回数(印刷回数)に制限を設けることによって、情報の多重取得を防止することができる。一方、ユーザによる記録紙の使用が促進されることにより、記録紙(消耗品)の販売店においても、記録紙(消耗品)の販売が促進され、結果的に売り上げ増につながる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、印刷する画像を限定できるメディアパックを提供(販売)することができる。
【出願人】 【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
【出願日】 平成12年10月26日(2000.10.26)
【代理人】 【識別番号】100090538
【弁理士】
【氏名又は名称】西山 恵三 (外1名)
【公開番号】 特開2002−132606(P2002−132606A)
【公開日】 平成14年5月10日(2002.5.10)
【出願番号】 特願2000−327075(P2000−327075)