| 【発明の名称】 |
遠隔機器監視システム |
| 【発明者】 |
【氏名】杉下 幸則
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| 【要約】 |
【課題】電子メールによる装置情報の通知機能しか持たない装置であっても、SNMPマネージャによる監視を可能にする手段を提供する。
【解決手段】装置情報をSMTPでしか通知する機能を有していない監視対象装置1からアラーム発生などを通知する電子メールがSMTPにより発信されると、この電子メールを中継サーバ2でSNMPに変換し、SNMPトラップによりSNMPマネージャ3に通知する。したがって、電子メールによる装置情報の通知機能しか持たない装置であっても、SNMPマネージャ3による監視が可能になる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 SNMPにより監視対象装置を監視するSNMPマネージャと、装置情報をSMTPにより通知する機能を有する監視対象装置とを含む遠隔機器監視システムにおいて、該システム内に、前記監視対象装置から通知されるSMTPによる装置情報を受信するSMTP受信手段と、受信したSMTPメッセージをSNMPメッセージに変換するSMTP/SNMP変換手段と、変換されたSNMPメッセージを前記SNMPマネージャに送信するSNMP送信手段とを備えた中継サーバが配置されていることを特徴とする遠隔機器監視システム。 【請求項2】 前記SNMPマネージャは、前記中継サーバから受信したSNMPメッセージの中に欠落したSNMPメッセージを検出したとき、前記中継サーバに対して前記欠落したSNMPメッセージの再送を要求するSNMP送信手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の遠隔機器監視システム。 【請求項3】 前記中継サーバは、受信した前記監視対象装置から通知されるSMTPメッセージによる装置情報を保存する保存手段と、前記SNMPマネージャから送信された前記欠落したSNMPメッセージの再送要求を受信するSNMP受信手段と、前記欠落したSNMPメッセージに対応するSMTPメッセージを前記保存手段から読み出して、前記SMTP/SNMP変換手段及び前記SNMP送信手段を経由して前記SNMPマネージャに送信する手段を備えていることを特徴とする請求項2記載の遠隔機器監視システム。 【請求項4】 前記監視対象装置から通知される各SMTPメッセージには、その送信順番と関連づけされたユニークな数値が付されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遠隔機器監視システム。 【請求項5】 前記SNMPマネージャは、前記中継サーバから受信したSNMPメッセージの欠落を前記ユニークな数値により検出する手段を備え、前記SNMP送信手段は前記欠落したSNMPメッセージに対応する前記ユニークな数値を送信することにより再送要求を行うことを特徴とする請求項2記載の遠隔機器監視システム。 【請求項6】 SNMPにより監視対象装置を監視するSNMPマネージャと、装置情報をSMTPにより通知する機能を有する監視対象装置とを含む遠隔機器監視システム内に配置され、前記監視対象装置から通知されるSMTPによる装置情報を受信するSMTP受信手段と、受信したSMTPメッセージをSNMPメッセージに変換するSMTP/SNMP変換手段と、変換されたSNMPメッセージを前記SNMPマネージャに送信するSNMP送信手段とを備えていることを特徴とする中継サーバ。 【請求項7】 SNMPにより監視対象装置を監視するSNMPマネージャと、装置情報をSMTPにより通知する機能を有する監視対象装置とを含む遠隔機器監視システム内に配置され、前記監視対象装置から通知されるSMTPによる装置情報を受信するSMTP受信手段と、受信した前記監視対象装置から通知されるSMTPメッセージによる装置情報を保存する保存手段と、受信したSMTPメッセージをSNMPメッセージに変換するSMTP/SNMP変換手段と、変換されたSNMPメッセージを前記SNMPマネージャに送信するSNMP送信手段と、前記SNMPマネージャから欠落したSNMPメッセージの再送要求を受信するSNMP受信手段と、前記欠落したSNMPメッセージに対応するSMTPメッセージを前記保存手段から読み出して前記SMTP/SNMP変換手段及び前記SNMP送信手段を経由して前記SNMPマネージャに送信する手段とをを備えていることを特徴とする中継サーバ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は遠隔機器監視システムに関し、特に、電子メールでしか装置の状態を通知できないシステムをSNMP(simple network management protocol)マネージャにより監視する技術に関する。 【0002】 【従来の技術】ネットワークに接続されたルーター、ブリッジ、ハブ、コンピュータなどの構成情報あるいは障害時の情報収集を行う際、マネージャとエージェント間の情報のやり取りにはSNMPが使用される。SNMPのオペレーションは、get(管理情報の収集)、get-next(管理情報の収集)、set(管理情報の設定)、trap(障害の通知)の4種類からなる。 【0003】管理情報は、MIB(management information base)と呼ばれエージェント側に存在する。このMIBの値をマネージャで監視・管理している。 【0004】一方、従来、電子メールでしか装置の状態を通知できないシステムでは、インターネット上で電子メールの転送に利用されているSMTP(simple mail transfer protocol)でしか送信することができないので、SNMP(simple network management protocol)マネージャによる監視ができなかった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】そのため、すでにSNMPにより他の装置の監視を行っている状態のときに、電子メールでしか装置の状態を通知できないシステムの監視・管理を行う場合には、SNMPマネージャのほかに、監視用の電子メールを受信する手段を用意する必要があり、監視システムの構成が複雑となるという問題がある。 【0006】本発明の目的は、電子メールによる装置情報の通知機能しか持たない装置であっても、SNMPマネージャによる監視を可能にする手段を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、SNMPにより監視対象装置を監視する遠隔機器監視システムに、SMTP/SNMP変換手段を有する中継サーバを配置し、アラーム発生状況などの装置情報をSNMPではなくSMTPにより通知する機能を有する装置からの情報を、前記中継サーバを介して受信することにより、SNMPマネージャで管理することを特徴とする。 【0008】本発明によれば、装置情報をSMTPでしか通知する機能を有していない監視対象装置からアラーム発生などを通知する電子メールがSMTPにより発信されると、中継サーバでSNMPに変換され、SNMPトラップによりSNMPマネージャに通知される。したがって、電子メールによる装置情報の通知機能しか持たない装置でも、SNMPマネージャによる監視が可能になる。 【0009】 【発明の実施の形態】図1は、本発明の遠隔機器監視システムの概略構成を示すブロック図である。 【0010】本発明の遠隔機器監視システムは、アラーム発生状況などの装置情報をSMTPにより通知する監視対象装置1と、アラーム発生状況などの装置情報をSNMPにより通知する監視対象装置10と、監視対象装置1からのSMTPをSNMPに変換してSNMPマネージャに転送する中継サーバ2と、SNMPマネージャ3から構成される。監視対象装置10は、装置情報をSNMPにより直接SNMPマネージャ3に通知可能な装置である。 【0011】図2は、本発明の第1の実施形態を示すブロック図である。 【0012】アラーム発生状況などの装置情報をSMTPにより通知する監視対象機器1は、SMTP送信手段11を備えている。また、中継サーバ2は、SMTP受信手段21とSMTP/SNMP変換手段22とSNMP送信手段23とを備えている。また、SNMPマネージャ3はSNMP受信手段31を備えている。 【0013】SMTP送信手段11は、監視対象装置1のアラーム発生状況などの装置状況を電子メールとして中継サーバ2に送信する。中継サーバ2のSMTP受信手段21は、監視対象装置1から送信された電子メールを受信し、SMTP/SNMP変換手段22に送信する。 【0014】SMTP/SNMP変換手段22は、SMTP受信手段21からの電子メールを、Trap−PDUを含むSNMPメッセージに変換し、SNMP送信手段23にSNMPメッセージを渡す。SNMP送信手段23は、SMTP/SNMP変換手段22からのSNMPメッセージをSNMPトラップコマンドとして、SNMPマネージャ3に通知する。 【0015】SNMPマネージャ3のSNMPコマンド受信手段31は、中継サーバ2からのSNMPメッセージを受信し、受信メッセージをSNMPマネージャ3内で処理する。 【0016】次に、図2を参照して本実施形態の全体の動作について詳細に説明する。 【0017】まず、監視対象装置1において、各種アラームの発生や装置設定が変更になった場合に中継サーバ2に電子メールを送信するように設定する。これにより、監視対象装置1においてアラームが発生した場合などに、SMTP送信手段11から中継サーバ2に電子メールが送信される。 【0018】監視対照装置1より送信された電子メールは中継サーバ2のSMTP受信手段21で受信され、SMTP/SNMP変換手段22に渡される。SNMPに変換されたデータはSNMP送信手段23により、SNMPマネージャ3に対しSNMPトラップコマンドとして送信される。 【0019】SNMPマネージャ3のSNMP受信手段31によって受信されたSNMPトラップコマンドは、SNMPマネージャ3内で処理される。 【0020】図3は、本発明の第2の実施形態を示すブロック図である。 【0021】本実施形態における遠隔機器監視システムも、監視対象装置1、中継サーバ2、及びSNMPマネージャ3から構成されており、監視対象装置1がSMTP送信手段11を備えている点では第1の実施形態と同様であるが、本実施の形態では、中継サーバ2はSMTP受信手段21とSMTP/SNMP変換手段22とSNMP送信手段23とSNMP受信手段24と受信電子メール保存手段とを備え、SNMPマネージャ3はSNMP受信手段31とSNMP送信手段32を備えている点で第1の実施形態と相違する。 【0022】本実施の形態においても、監視対象装置1のSMTP送信手段11は、監視対象機器のアラーム発生状況などの装置状況を電子メールとして中継サーバ2に送信する。中継サーバ2のSMTP受信手段21は、監視対象装置1から送信された電子メールを受信してSMTP/SNMP変換手段22に送信する。 【0023】SMTP/SNMP変換手段22は、SMTP受信手段21からの電子メールを、Trap−PDUを含むSNMPメッセージに変換し、SNMP送信手段23にSNMPメッセージを渡す。SNMP送信手段23は、SMTP/SNMP変換手段22からのSNMPメッセージをSNMPトラップコマンドとして、SNMPマネージャ3に通知する。SNMPマネージャ3のSNMPコマンド受信手段31で受信された中継サーバ2からのSNMPメッセージは、SNMPマネージャ3により処理される。 【0024】本実施の形態では、SNMPマネージャ3のSNMP送信手段32から送信されるSNMPコマンドが中継サーバ2のSNMP受信手段24により受信される。また、電子メール保存手段25は、監視対象装置1からの電子メールを保存する。 【0025】次に、図3を参照して本実施形態の全体の動作について詳細に説明する。 【0026】まず、監視対象装置1において、各種アラームの発生や装置設定が変更になった場合に中継サーバ2に電子メールを送信するように設定する。これにより、監視対象装置1においてアラームが発生した場合などに、SMTP送信手段11から中継サーバ2に電子メールが送信される。 【0027】監視対照装置1より送信された電子メールはSMTP受信手段21で受信され、SMTP/SNMP変換手段22に渡されると同時に、電子メール保存手段25で保存される。SNMPに変換されたデータはSNMP送信手段23により、SNMPマネージャ3に対しSNMPトラップコマンドとして送信される。 【0028】SNMPマネージャ3では、SNMP受信手段31によって中継サーバ2からのSNMPトラップコマンドを受信し、SNMPマネージャ内で処理する。 【0029】しかし、SNMPトラップはUDP(user datagram protocol)を使用して送信されるため、SNMPマネージャへの到達を保証されていない。そのため、中継サーバ2とSNMPマネージャ3の間でSNMPトラップが廃棄される可能性があり、その場合は監視対象装置1の状態を把握することができなくなる。 【0030】そこで、本実施の形態では、監視対象装置1から発信される電子メールにユニークな数値を付加する。なお、この数値は送信順位に基づき1づつ増加される。それにより、SNMPマネージャ3ではこの数値を参照することにより全てのSNMPトラップを受信できたか確認できる。 【0031】受信できていないSNMPトラップがあった場合、SNMP送信手段32からSNMPコマンドにより、受信できなかったSNMPトラップの数値を中継サーバ2に送信する。SNMP受信手段24では、受信したSNMPコマンドの数値と合致する電子メールを電子メール保存手段25より読み出し、SMTP/SNMP変換手段22およびSNMP送信手段23を経由しSNMPマネージャに送信する。 【0032】本実施の形態では、SNMPトラップが経路上で紛失しても、SNMPマネージャは紛失したSNMPトラップの再送を要求することができるので、常に監視対象装置1の状態を監視できる。 【0033】 【発明の効果】本発明は、SNMPに対応していない監視対象装置が送信するSMTPを中継サーバによりSNMPに変換しSNMPトラップをSNMPマネージャに送信するので、SNMPに対応していない監視対象装置でもSNMPマネージャにより監視することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000197366 【氏名又は名称】エヌイーシーアクセステクニカ株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年10月25日(2000.10.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100105511 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴木 康夫 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−132599(P2002−132599A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−325391(P2000−325391) |
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