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【発明の名称】 通信網構成管理データ不整合解消方法および通信網構成管理データ不整合解消プログラムを記録した記録媒体
【発明者】 【氏名】松崎 隆一

【氏名】橋本 毅政

【氏名】重定 稔

【要約】 【課題】通信網管理システム側のデータ欠損のみならず、従来対応できなかった各通信装置管理システム側のデータ欠損および通信網管理システム側と各通信装置管理システム側データの同時欠損に対してもデータ不整合を適確に解消し得る通信網構成管理データ不整合解消方法および通信網構成管理データ不整合解消プログラムを記録した記録媒体を提供する。

【解決手段】回線開通指示を復旧指示として通信網管理システムに入力し、そのMIBに回線構成データを生成するとともに、通信装置管理システムにクロスコネクト指示を行い、その成否によってロールバックの有無を判断する回線設定処理において通信装置管理システムからのクロスコネクト応答が二重登録エラーであってもクロスコネクト指示で指定した属性値が登録済みのクロスコネクトと完全に一致している場合には、ロールバックを行わずに処理を続行させ、これにより構成管理データの不整合を解消する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 通信装置を管理する通信装置管理システムと共通管理情報プロトコルにより情報の流通を行い、通信網の構成管理データを管理する通信網管理システムにおいて各通信装置管理システムおよび情報転送網を含む部分の故障を含む要因により発生する各管理システムでの構成管理データの不整合を解消する通信網構成管理データ不整合解消方法であって、回線開通指示を通信網管理システムに入力して、通信網管理システム内の管理情報ベースに回線構成データを生成するとともに、通信装置管理システムにクロスコネクト指示を行い、その成否によってロールバックの有無を判断する回線設定処理において通信装置管理システムからのクロスコネクト応答が二重登録エラーであってもクロスコネクト指示で指定した属性値が登録済みのクロスコネクトと完全に一致している場合には、ロールバックを行わずに処理を続行させ、これにより構成管理データの不整合を解消することを特徴とする通信網構成管理データ不整合解消方法。
【請求項2】 前記クロスコネクト指示の成否判断の結果、ロールバックが行われる場合に、通信装置管理システムからのクロスコネクト応答が二重登録エラーであってもクロスコネクト指示で指定した属性値が登録済みのクロスコネクトと完全に一致していた箇所へは、ロールバックのための操作を実施しないことにより、前記入力した回線開通指示に誤りがあるような場合でも既存回線に影響を与えないことを特徴とする請求項1記載の通信網構成管理データ不整合解消方法。
【請求項3】 通信装置を管理する通信装置管理システムと共通管理情報プロトコルにより情報の流通を行い、通信網の構成管理データを管理する通信網管理システムにおいて各通信装置管理システムおよび情報転送網を含む部分の故障を含む要因により発生する各管理システムでの構成管理データの不整合を解消する通信網構成管理データ不整合解消プログラムを記録した記録媒体であって、回線開通指示を通信網管理システムに入力して、通信網管理システム内の管理情報ベースに回線構成データを生成するとともに、通信装置管理システムにクロスコネクト指示を行い、その成否によってロールバックの有無を判断する回線設定処理において通信装置管理システムからのクロスコネクト応答が二重登録エラーであってもクロスコネクト指示で指定した属性値が登録済みのクロスコネクトと完全に一致している場合には、ロールバックを行わずに処理を続行させ、これにより構成管理データの不整合を解消することを特徴とする通信網構成管理データ不整合解消プログラムを記録した記録媒体。
【請求項4】 前記クロスコネクト指示の成否判断の結果、ロールバックが行われる場合に、通信装置管理システムからのクロスコネクト応答が二重登録エラーであってもクロスコネクト指示で指定した属性値が登録済みのクロスコネクトと完全に一致していた箇所へは、ロールバックのための操作を実施しないことにより、前記入力した回線開通指示に誤りがあるような場合でも既存回線に影響を与えないことを特徴とする請求項3記載の通信網構成管理データ不整合解消プログラムを記録した記録媒体。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信網管理システムにおける通信網構成管理データの不整合を解消する通信網構成管理データ不整合解消方法に関し、更に詳しくは、通信装置を管理する通信装置管理システムと共通管理情報プロトコル(CMIP)により情報流通を行い、通信網の構成管理データを管理する通信網管理システムにおいて各通信装置管理システムおよび情報転送網(DCN)を含む部分の故障などにより発生する各管理システムでの構成管理データの不整合を解消する通信網構成管理データ不整合解消方法および通信網構成管理データ不整合解消プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】通信装置を管理している各通信装置管理システムや情報転送網の故障などにより、通信網管理システムを含む各管理システムにおいて構成管理データの不整合が発生した場合には、従来、各システムがバックアップデータを基に自システムのデータ復旧を図り、データの不整合を解消している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方法では、データ不整合のパターンとして、「通信網管理システム側のデータ欠損」(P1)に起因するデータ不整合に対応できるのみであって、「各通信装置管理システム側のデータ欠損」(P2)や「通信網管理システム側および各通信装置管理システム側データの同時欠損」(P3)といったパターンに起因するデータ不整合には対応することができないという問題がある。
【0004】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、通信網管理システム側のデータ欠損のみならず、従来対応できなかった各通信装置管理システム側のデータ欠損および通信網管理システム側と各通信装置管理システム側データの同時欠損に対してもデータ不整合を適確に解消し得る通信網構成管理データ不整合解消方法および通信網構成管理データ不整合解消プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1記載の本発明は、通信装置を管理する通信装置管理システムと共通管理情報プロトコルにより情報の流通を行い、通信網の構成管理データを管理する通信網管理システムにおいて各通信装置管理システムおよび情報転送網を含む部分の故障を含む要因により発生する各管理システムでの構成管理データの不整合を解消する通信網構成管理データ不整合解消方法であって、回線開通指示を通信網管理システムに入力して、通信網管理システム内の管理情報ベース(MIB)に回線構成データを生成するとともに、通信装置管理システムにクロスコネクト指示を行い、その成否によってロールバックの有無を判断する回線設定処理において通信装置管理システムからのクロスコネクト応答が二重登録エラーであってもクロスコネクト指示で指定した属性値が登録済みのクロスコネクトと完全に一致している場合には、ロールバックを行わずに処理を続行させ、これにより構成管理データの不整合を解消することを要旨とする。
【0006】請求項1記載の本発明にあっては、回線開通指示を通信網管理システムに入力し、そのMIBに回線構成データを生成し、通信装置管理システムにクロスコネクト指示を行い、クロスコネクト応答が二重登録エラーであってもクロスコネクト指示で指定した属性値が登録済みのクロスコネクトと完全に一致している場合には、ロールバックを行わずに処理を続行させ、これにより構成管理データの不整合を解消するため、回線開通指示の影響の及ぶ構成データのうち既に存在する構成データの値およびその間の関係を維持したまま、欠損データの部分だけを埋め合わせでき、上述した「通信網管理システム側のデータ欠損」(P1)に起因するデータ不整合のみならず、「各通信装置管理システム側のデータ欠損」(P2)や「通信網管理システム側および各通信装置管理システム側データの同時欠損」(P3)といったパターンに起因するデータ不整合を解消することができる。
【0007】また、請求項2記載の本発明は、請求項1記載の発明において、前記クロスコネクト指示の成否判断の結果、ロールバックが行われる場合に、通信装置管理システムからのクロスコネクト応答が二重登録エラーであってもクロスコネクト指示で指定した属性値が登録済みのクロスコネクトと完全に一致していた箇所へは、ロールバックのための操作を実施しないことにより、前記入力した回線開通指示に誤りがあるような場合でも既存回線に影響を与えないことを要旨とする。
【0008】請求項2記載の本発明にあっては、クロスコネクト指示の成否判断の結果、ロールバックが行われる場合に、クロスコネクト応答が二重登録エラーであってもクロスコネクト指示で指定した属性値が登録済みのクロスコネクトと完全に一致していた箇所へは、ロールバックのための操作を実施しないため、回線開通指示に誤りや装置故障等があっても、開通指示と関連するMIB内の構成データや通信網内の既存回線に影響が及ぶことを防止することができる。
【0009】更に、請求項3記載の本発明は、通信装置を管理する通信装置管理システムと共通管理情報プロトコルにより情報の流通を行い、通信網の構成管理データを管理する通信網管理システムにおいて各通信装置管理システムおよび情報転送網を含む部分の故障を含む要因により発生する各管理システムでの構成管理データの不整合を解消する通信網構成管理データ不整合解消プログラムを記録した記録媒体であって、回線開通指示を通信網管理システムに入力して、通信網管理システム内の管理情報ベースに回線構成データを生成するとともに、通信装置管理システムにクロスコネクト指示を行い、その成否によってロールバックの有無を判断する回線設定処理において通信装置管理システムからのクロスコネクト応答が二重登録エラーであってもクロスコネクト指示で指定した属性値が登録済みのクロスコネクトと完全に一致している場合には、ロールバックを行わずに処理を続行させ、これにより構成管理データの不整合を解消する通信網構成管理データ不整合解消プログラムを記録媒体に記録することを要旨とする。
【0010】請求項3記載の本発明にあっては、回線開通指示を通信網管理システムに入力し、そのMIBに回線構成データを生成し、通信装置管理システムにクロスコネクト指示を行い、クロスコネクト応答が二重登録エラーであってもクロスコネクト指示で指定した属性値が登録済みのクロスコネクトと完全に一致している場合には、ロールバックを行わずに処理を続行させ、これにより構成管理データの不整合を解消する通信網構成管理データ不整合解消プログラムを記録媒体に記録しているため、該記録媒体を用いて、その流通性を高めることができる。
【0011】請求項4記載の本発明は、請求項3記載の発明において、前記クロスコネクト指示の成否判断の結果、ロールバックが行われる場合に、通信装置管理システムからのクロスコネクト応答が二重登録エラーであってもクロスコネクト指示で指定した属性値が登録済みのクロスコネクトと完全に一致していた箇所へは、ロールバックのための操作を実施しないことにより、前記入力した回線開通指示に誤りがあるような場合でも既存回線に影響を与えない通信網構成管理データ不整合解消プログラムを記録媒体に記録することを要旨とする。
【0012】請求項4記載の本発明にあっては、クロスコネクト指示の成否判断の結果、ロールバックが行われる場合に、クロスコネクト応答が二重登録エラーであってもクロスコネクト指示で指定した属性値が登録済みのクロスコネクトと完全に一致していた箇所へは、ロールバックのための操作を実施しない通信網構成管理データ不整合解消プログラムを記録媒体に記録しているため、該記録媒体を用いて、その流通性を高めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る通信網構成管理データ不整合解消方法が実施されるシステム構成を示す図である。同図において、1は業務端末、2は通信網管理システム、3−1〜3−3は通信装置管理システムであり、本実施形態では装置管理システム3−1と略称する。4−1〜4−5は通信装置であり、各々は情報転送網である通信網20で接続されている。本実施形態では、通信網20をATM方式によるものとするが、本発明はこれに限定されるものでなく、STM方式によるものであってもよいものである。なお、業務端末1と通信網管理システム2との間、および通信網管理システム2と通信管理システム3−1〜3−3との間は、共通管理情報プロトコル(CMIP)により情報の流通を行うものとする。
【0014】図2は、図1に示すシステムの回線構成を示す図である。図3に示す回線構成では、回線の例としてATMのバーチャルパス(以下、VPと略称する)を用いるが、バーチャルチャネル(VC)およびSTMの論理パス、回線であってもよいものである。
【0015】図2において、5−1〜5−4は伝送媒体、6−1〜6−3は通信装置、7−1〜7−4はVPコネクション、8−1〜8−6はVPコネクション終端点(VPCTP)、9−1〜9−3はクロスコネクションである。
【0016】図3は、図2に示した構成のVPが通信網管理システム2および装置管理システム3においてどのようなデータとして管理されるのかを示す管理形態を示す図である。図3において、10は通信網管理システム2の管理情報ベース(以下、MIBと略称する)であり、11はVPの構成データであり、通信網管理システム2のMIB10で管理される。また、12−1〜12−4はVPコネクション7−1〜7−4の構成データであり、同じく通信網管理システム2のMIB10で管理される。VPの構成データ11は、VPの識別情報などの自己属性に加えて、VPコネクション7−1〜7−4の構成データ12−1〜12−4の接続構成を示す情報を関連属性として有する。
【0017】更に、図3において、13−1から13−3は装置管理システム3−1〜3−3の各々のMIBであり、14−1〜14−3はそれぞれ通信装置4−1〜4−3のデータであり、各々MIB13−1〜13−3で管理される。15−1〜15−6はVPCTP8−1〜8−6のデータであり、MIB13−1〜13−3で管理される。16−1〜16−3はそれぞれクロスコネクション9−1〜9−3のデータであり、各々MIB13−1〜13−3で管理される。
【0018】次に、図4に示すシーケンス図および図5、図6を参照して、本実施形態の作用であるデータ欠損に起因するデータ不整合を解消する作用について説明する。
【0019】まず、図4および図5(a)〜(d)を参照して、図3のように管理されるデータのうち、装置管理システム3−1のデータ欠損、すなわち装置管理システム3−1のVPCTP8−1〜8−2のデータ15−1〜15−2およびクロスコネクション9−1のデータ16−1の欠損に起因するデータ不整合を解消する場合の作用について説明する。
【0020】装置管理システム3−1のダウンなどの影響により、図5(a)に示すように、装置管理システム3−1のVPCTP8−1〜8−2のデータ15−1〜15−2およびクロスコネクション9−1のデータ16−1が欠損したとすると、図5(b)に示すように、業務端末1から開通オーダ投入による復旧指示が通信網管理システム2に出力される(図4、図5の処理(1))。通信網管理システム2は、この復旧指示に応答して各装置管理システム3−1〜3−3にクロスコネクト設定指示を図5(b)に示すように出力する(図4、図5の処理(2))。
【0021】この結果、図5(c)に示すように、装置管理システム3−1のMIB13−1にVPCTPデータ15−1〜15−2およびクロスコネクションデータ16−1が生成され、通信網管理システム2には「成功」応答が返送される(図4、図5の処理(3))。
【0022】装置管理システム3−2〜3−3のMIBにはそれぞれVPCTPデータ15−3〜15−4とクロスコネクションデータ16−2およびVPCTPデータ15−5〜15−6とクロスコネクションデータ16−3が存在するので、通信網管理システム2には「二重登録」応答が返送される。そして、最後に、図5(d)に示すように、回線開通処理の結果通知が「成功」となり(図4、図5の処理(4))、データの不整合の解消が完了する。
【0023】ここで、装置管理システムからのクロスコネクト応答が「二重登録エラー」であってもクロスコネクト指示で指定した属性値が登録済みのクロスコネクトと完全に一致している場合には、ロールバックを行わずに処理を続行し、これにより構成管理データ不整合を解消することができる。なお、二重登録エラーとは、管理情報ベースへのデータ登録の際、指定したキー情報と一致する情報が既に存在する場合に戻ってくるエラーである。
【0024】また、クロスコネクト指示の成否判断の結果、通信網管理システム2に返送される応答の一部にエラーが含まれていて、ロールバックが行われる場合に、装置管理システムからのクロスコネクト応答が「二重登録エラー」であってもクロスコネクト指示で指定した属性値が登録済みのクロスコネクトと完全に一致していた箇所へは、ロールバックのための操作を実施しないことにより投入した回線開通オーダに誤りがあるような場合でも既存回線に影響を与えないようになっている。
【0025】次に、図6を参照して、通信網管理システム2のダウンなどの影響でVPデータ11およびVPコネクションデータ12−1〜12−4が欠損するとともに、また装置管理システム3−1のダウンなどの影響でVPCTPデータ15−1〜15−2およびクロスコネクションデータ16−1が欠損しているというように通信網管理システム2および装置管理システム3−1にデータ欠損が同時に発生した場合におけるデータ不整合を解消する作用について説明する。
【0026】図6(a)に示すように、通信網管理システム2のダウンなどの影響でVPデータ11およびVPコネクションデータ12−1〜12−4が欠損するとともに、また装置管理システム3−1のダウンなどの影響で装置管理システム3−1のVPCTPデータ15−1〜15−2およびクロスコネクションデータ16−1が欠損したとすると、図6(b)に示すように、業務端末1から開通オーダ投入による復旧指示が通信網管理システム2に出力される(図4、図6の処理(1))。通信網管理システム2は、この復旧指示に応答して各装置管理システム3−1〜3−3にクロスコネクト設定指示を図6(b)に示すように出力する(図4、図6の処理(2))。
【0027】この結果、図6(c)に示すように、装置管理システム3−1のMIB13−1にVPCTPデータ15−1〜15−2およびクロスコネクションデータ16−1が生成され、通信網管理システム2には「成功」応答が返送される(図4、図6の処理(3))。
【0028】装置管理システム3−2〜3−3のMIBにはそれぞれVPCTPデータ15−3〜15−4とクロスコネクションデータ16−2およびVPCTPデータ15−5〜15−6とクロスコネクションデータ16−3が存在するので、通信網管理システム2には「二重登録」応答が返送される。この結果、図6(d)に示すように、通信網管理システム2のMIB10にはVPデータ11およびVPコネクションデータ12−1〜12−4が生成される。最後に、回線開通処理の結果通知が「成功」となり、データの不整合の解消が完了する。
【0029】なお、上記実施形態の通信網構成管理データ不整合解消方法の処理手順をプログラムとして記録媒体に記録して、この記録媒体をコンピュータシステムに組み込むとともに、該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムにダウンロードまたはインストールし、該プログラムでコンピュータシステムを作動させることにより、通信網構成管理データ不整合解消方法を実施する通信網構成管理データ不整合解消システムとして機能させることができることは勿論であり、このような記録媒体を用いることにより、その流通性を高めることができるものである。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、回線開通指示を通信網管理システムに入力し、そのMIBに回線構成データを生成し、通信装置管理システムにクロスコネクト指示を行い、クロスコネクト応答が二重登録エラーであってもクロスコネクト指示で指定した属性値が登録済みのクロスコネクトと完全に一致している場合には、ロールバックを行わずに処理を続行させ、これにより構成管理データの不整合を解消するので、回線開通指示の影響の及ぶ構成データのうち既に存在する構成データの値およびその間の関係を維持したまま、欠損データの部分だけを埋め合わせでき、上述した「通信網管理システム側のデータ欠損」(P1)に起因するデータ不整合のみならず、「各通信装置管理システム側のデータ欠損」(P2)や「通信網管理システム側および各通信装置管理システム側データの同時欠損」(P3)といったパターンに起因するデータ不整合を解消することができる。
【0031】また、本発明によれば、クロスコネクト指示の成否判断の結果、ロールバックが行われる場合に、クロスコネクト応答が二重登録エラーであってもクロスコネクト指示で指定した属性値が登録済みのクロスコネクトと完全に一致していた箇所へは、ロールバックのための操作を実施しないので、回線開通指示に誤りや装置故障等があっても、開通指示と関連するMIB内の構成データや通信網内の既存回線に影響が及ぶことを防止することができる。
【出願人】 【識別番号】399040405
【氏名又は名称】東日本電信電話株式会社
【識別番号】399041158
【氏名又は名称】西日本電信電話株式会社
【出願日】 平成12年10月20日(2000.10.20)
【代理人】 【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和 (外4名)
【公開番号】 特開2002−132598(P2002−132598A)
【公開日】 平成14年5月10日(2002.5.10)
【出願番号】 特願2000−321588(P2000−321588)