| 【発明の名称】 |
メモリ障害切り分け方式 |
| 【発明者】 |
【氏名】江見 覚
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| 【要約】 |
【課題】メモリ障害検出時にエラーアドレス、エラーデータ、チェックデータを保持する装置では外付けメモリへの同アドレスへのライトアクセス時の書込データ、チェックデータをオシロスコープ、ロジックアナライザ等の測定器を用いて測定する必要が生じた。
【解決手段】外付けメモリ上の書き込みデータに対してチェックデータを生成するチェックデータ生成回路13と、上位プロセッサが指示したアドレスを保持する指定アドレス保持回路14と、この回路14に格納されたアドレスの外付けメモリのメモリアクセスが発生した時の書込データ、チェックデータを保持するライトデータ保持回路15と、外付けメモリから読出したデータ、チェツクデータを用いて読出データをチェックして読出データの正誤性をチェックする読出データチェック回路16と、この回路16のチェックの結果が誤りになった時のアドレスを保持するエラーアドレス保持回路17と、読出データチェック回路16のチェックの結果が誤りになった時の読出データ及びチェックデータを保持するエラーデータ保持回路17とを設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 G/A、FPGAを有するメモリ制御回路が外付けメモリに対してリード/ライトアクセスするシステムにおいて、前記外付けメモリのインタフェースを制御するメモリ制御手段と、前記外付けメモリ上の書き込みデータに対してパリティビット、ECC等のチェックデータを生成するチェックデータ生成手段と、上位プロセッサが指示したアドレスを保持する指定アドレス保持手段と、該指定アドレス保持手段に格納されているアドレス番地の前記外付けメモリのメモリアクセスが発生した時の書き込みデータ及びチェックデータを保持するライトデータ保持手段と、前記外付けメモリから読み出したデータ及びチェツクデータを用いて該読み出しデータをチェックすることにより該読み出しデータの正誤性をチェックする読み出しデータチェック手段と、該読み出しデータチェック手段によるチェックの結果が誤りになった時のアドレス番地を保持するエラーアドレス保持手段と、前記読み出しデータチェック手段によるチェックの結果が誤りになった時の読み出しデータ及びチェックデータを保持するエラーデータ保持手段と、前記メモリ制御回路と接続された前記上位プロセッサ間で、前記指定アドレス保持手段、ライトデータ保持手段、エラーアドレス保持手段、エラーデータ保持手段内の各データの通信制御を行うプロセッサ応答手段とを具備することを特徴としたメモリ障害切り分け方式。 【請求項2】 前記読み出しデータチェック手段でのチェックの結果が誤りになった時に、エラーアドレス保持手段に誤りになった時のアドレス番地を、前記エラーデータ保持手段に誤りになった時の読み出しデータおよびチェックデータを保持し、前記プロセッサ応答手段はリードデータの障害が発生したことを上位プロセッサへ伝えることを更に特徴とする請求項1に記載のメモリ障害切り分け方式。 【請求項3】 リードデータ障害が発生したことを認識した前記上位プロセッサは、障害発生アドレス番地を前記エラーアドレス保持手段より読み出し、指定アドレス保持手段に設定することを更に特徴とする請求項2に記載のメモリ障害切り分け方式。 【請求項4】 同一アドレス番地でリードデータ障害が発生した時に、該メモリ制御回路の前記ライトデータ保持手段に保持されている書き込みデータ及びチェックデータとエラーデータ保持手段に保持されている読み出しデータ及びチェックデータとを比較することにより、両者のデータが同じであればG/A、FPGAの個別故障として、両者のデータが異なれば前記外付けメモリの個別故障として、故障箇所の検出を行うことを更に特徴とする請求項3に記載のメモリ障害切り分け方式。 【請求項5】 前記指定アドレス保持手段に設定可能なアドレスを複数面設け、該複数面に同様の指定アドレス保持制御を行うことを更に特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のメモリ障害切り分け方式。 【請求項6】 前記読み出しデータの障害発生時のアドレス番地を前記指定アドレス保持手段に自動的に設定する手段を有することを更に特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のメモリ障害切り分け方式。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、メモリ障害切り分け方式に関し、特に、G/A(Gate/Array)、FPGA(Field Programble Gate Array)を有するメモリ制御回路が外付けメモリに対してリード/ライトアクセスする装置において、メモリ障害発生時に、G/A、FPGAの個別故障であるのか、それとも外付けメモリの個別故障であるのかを検出するメモリ障害切り分け方式に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、メモリ障害検出時に、エラーアドレス、エラーデータ及びチェックデータを保持する装置では、結局外付けメモリへの同アドレス番地へのライトアクセス時の書き込みデータ、及びチェックデータをオシロスコープ、ロジックアナライザ等の測定器を用いて測定する必要が生じ、故障箇所切り分けに時間を必要としていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】叙上の如く、メモリ障害検出時に、エラーアドレス、エラーデータ及びチェックデータを保持する装置では、結局外付けメモリへの同アドレス番地へのライトアクセス時の書き込みデータ、及びチェックデータをオシロスコープ、ロジックアナライザ等の測定器を用いて測定する必要が生じ、故障箇所切り分けに時間を必要とする課題があった。 【0004】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされたものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在する上記課題を解決することを可能とした新規なメモリ障害切り分け方式を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明に係るメモリ障害切り分け方式は、G/A、FPGAを有するメモリ制御回路が外付けメモリに対してリード/ライトアクセスするシステムにおいて、前記外付けメモリのインタフェースを制御するメモリ制御手段と、前記外付けメモリ上の書き込みデータに対してパリティビット、ECC等のチェックデータを生成するチェックデータ生成手段と、上位プロセッサが指示したアドレスを保持する指定アドレス保持手段と、該指定アドレス保持手段に格納されているアドレス番地の前記外付けメモリのメモリアクセスが発生した時の書き込みデータ及びチェックデータを保持するライトデータ保持手段と、前記外付けメモリから読み出したデータ及びチェツクデータを用いて該読み出しデータをチェックすることにより該読み出しデータの正誤性をチェックする読み出しデータチェック手段と、該読み出しデータチェック手段によるチェックの結果が誤りになった時のアドレス番地を保持するエラーアドレス保持手段と、前記読み出しデータチェック手段によるチェックの結果が誤りになった時の読み出しデータ及びチェックデータを保持するエラーデータ保持手段と、前記メモリ制御回路と接続された前記上位プロセッサ間で、前記指定アドレス保持手段、ライトデータ保持手段、エラーアドレス保持手段、エラーデータ保持手段内の各データの通信制御を行うプロセッサ応答手段とを具備して構成されている。 【0006】前記読み出しデータチェック手段でのチェックの結果が誤りになった時に、エラーアドレス保持手段に誤りになった時のアドレス番地を、前記エラーデータ保持手段に誤りになった時の読み出しデータおよびチェックデータを保持し、前記プロセッサ応答手段はリードデータの障害が発生したことを上位プロセッサへ伝えることを特徴としている。 【0007】リードデータ障害が発生したことを認識した前記上位プロセッサは、障害発生アドレス番地を前記エラーアドレス保持手段より読み出し、指定アドレス保持手段に設定する。 【0008】同一アドレス番地でリードデータ障害が発生した時に、該メモリ制御回路の前記ライトデータ保持手段に保持されている書き込みデータ及びチェックデータとエラーデータ保持手段に保持されている読み出しデータ及びチェックデータとを比較することにより、両者のデータが同じであればG/A、FPGAの個別故障として、両者のデータが異なれば前記外付けメモリの個別故障として、故障箇所の検出を行う。 【0009】 【発明の実施の形態】次に、本発明をその好ましい一実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。 【0010】図1は本発明による一実施の形態を示すブロック構成図である。 【0011】 【実施の形態の構成】図1を参照するに、本発明による一実施の形態におけるメモリ制御回路1は、プロセッサ応答回路部11、メモリ制御回路部12、チェックデータ生成回路部13、指定アドレス保持回路部14、ライトデータ保持回路部15、読み出しデータチェック回路部16、エラーアドレス保持回路部17、エラーデータ保持回路部18とにより構成されている。 【0012】プロセッサ応答回路部11は、本メモリ制御回路1と接続された上位プロセッサ間で、指定アドレス保持回路部14、ライトデータ保持回路部15、エラーアドレス保持回路部17、エラーデータ保持回路部18内の各データの通信制御を行う回路である。 【0013】メモリ制御回路部12は、外付けメモリとして使用するSRAM、またはDRAM等々のインタフェースを制御する回路である。 【0014】チェックデータ生成回路部13は、外付けメモリ上の書き込みデータに対してパリティビット、またはECC(Eror Correction Code)データ等のチェックデータを生成する回路である。 【0015】指定アドレス保持回路部14は、上位プロセッサが指示したアドレスを保持する回路である。 【0016】ライトデータ保持回路部15は、指定アドレス保持回路部14に格納されているアドレス番地の外付けメモリアクセスが発生した時の書き込みデータ、及びチェックデータを保持する回路である。 【0017】読み出しデータチェック回路部16は、外付けメモリからリードしたデータ、及びチェックデータを用いてチェックすることによりリードデータの正誤性をチェックする回路である。 【0018】エラーアドレス保持回路部17は、読み出しデータチェック回路部16でのチェック結果が誤りになった時のアドレス番地を保持する回路である。 【0019】エラーデータ保持回路部18は、読み出しデータチェック回路部16でのチェック結果が誤りになった時の読み出しデータ、及びチェックデータを保持する回路である。 【0020】 【実施の形態の動作】次に本発明による一実施の形態の動作例について図面を参照して説明する。 【0021】図2は本発明による一実施の形態の処理動作フロー例を示すフローチャートである。 【0022】G/A、FPGAを有するメモリ制御回路が外付けメモリに対してリード/ライトアクセスする装置において、メモリ障害発生時に、G/A、FPGAの個別故障であるのか、それとも外付けメモリの個別故障であるのかを検出する場合の実施例を説明する。 【0023】図1、図2を参照するに、ステップS21において、メモリ制御回路1にアクセス要求入力があったか否かの判断がなされ、その判断の結果、アクセス要求があった場合には、ステップS22においてそのアクセス要求がライトアクセスか否かが判断される。 【0024】ステップS22の判断の結果、ライトアクセスである場合には、ステップS23で指定アドレス保持回路部14に指定アドレスが設定されているか否かが判断される。 【0025】ステップS23の判断の結果、指定アドレス保持回路部14に指定アドレスが設定されている場合には、ステップS24で、ライトデータ保持回路部15にライトデータ、及びチェックデータを保持する。 【0026】ステップS24に続いて、ステップS25において、ライトデータ保持回路部15に格納されているライトデータを外付けメモリの指定されたアドレスに書き込む。 【0027】ステップS22による判断の結果、ライトアクセスでない場合には、ステップS26において外付けメモリのリードデータ、及びチェックデータを読み出す。ここで、読み出されたリードデータがチェックデータに基づいて読み出しデータチェック回路部16によってチェックがなされる。 【0028】続いて、ステップS27において、リードデータに障害が発生したか否かが判断される。 【0029】ステップS27の判断の結果、リードデータに障害が発生している場合には、ステップS28で、障害が発生したリードアドレス番地をエラーアドレス保持回路部17に格納する。 【0030】次いで、ステップS29に進み、障害が発生したリードデータ、及びチェックデータをエラーデータ保持回路部18に格納する。 【0031】続いてステップS30において、プロセッサ応答回路部11に障害が発生したことを通知する。 【0032】メモリ制御回路1は、読み出しデータチェック回路部16でのチェックの結果が誤りになった時に、エラーアドレス保持回路部17に誤りになった時のアドレス番地を、エラーデータ保持回路部18に誤りになった時の読み出しデータ、及びチェツクデータをそれぞれ保持し、プロセッサ応答回路部11はリードデータ障害が発生したことを上位プロセッサへ伝える。 【0033】リードデータ障害が発生したことを認識した上位プロセッサは、障害発生アドレス番地をエラーアドレス保持回路部17より読み出し、指定アドレス保持回路部14に設定する。 【0034】叙上のようにすることで、同一アドレス番地でリードデータ障害が発生した時に、メモリ制御回路1のライトデータ保持回路部15に保持されている書き込みデータ、及びチェックデータとを、エラーデータ保持回路部18に保持されている読み出しデータ、及びチェックデータとを比較することにより、両者のデータが同じであればG/A、FPGAの個別故障、両者のデータが異なれば外付けメモリの個別故障として、故障箇所の検出を容易に行うことができる。 【0035】 【発明の他の実施の形態】次に、本発明による他の実施の形態について説明する。 【0036】本発明による他の実施の形態として、指定アドレス保持回路部14に設定できるアドレスを複数面設けることができる。 【0037】このように、複数のアドレスを設けることにより、同様の制御を行うことで、複数アドレス番地で障害が発生した時により有効な故障箇所の解析に役立つ。 【0038】また更に他の実施の形態として、リードデータ障害発生時のアドレス番地を自動的に指定アドレス保持回路部14に設定するモードを追加することが可能である。 【0039】このような構成にすることによって、上位プロセッサ間制御を省き、メモリ制御回路1を自立で動作させることが可能になる。 【0040】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、メモリ障害検出は、リードデータに対して行われるために、メモリ障害発生時に、G/A、FPGAの個別故障であるのか、それとも外付けメモリの個別故障であるのかを検出するためには、オシロスコープ、ロジックアナライザ等の測定器を用いて、ライトアクセス時の書き込みデータ、及びチェックデータとリードアクセス時の読み出しデータ、及びチェックデータを測定し、両者のデータを比較することにより障害切り分けを実施する必要があるが、本発明に係る方式を用いることで、メモリ制御回路1のライトデータ保持回路部15に保持されている書き込みデータ、及びチェックデータとエラーデータ保持回路部18に保持されている読み出しデータ、及びチェックデータを比較ことにより敏速に障害切り分けが可能となり、故障箇所の解析に役立つ。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004237 【氏名又は名称】日本電気株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年10月30日(2000.10.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076325 【弁理士】 【氏名又は名称】熊谷 雄太郎
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| 【公開番号】 |
特開2002−132590(P2002−132590A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−330769(P2000−330769) |
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