| 【発明の名称】 |
メモリ制御装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】平松 達夫
【氏名】斎藤 覚
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、CPUから与えられるデータをメモリへ書き込む際、バッファ内のバンクの切換動作に時間的な制限を与えることで、その処理速度を向上させたメモリ制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】バッファ2内でデータが書き込まれているバンクがメモリフルの状態になったとき、又は、このバンクにデータが書き込まれてから所定時間が経過するまでにデータの入力がないとき、バッファ制御部3が、この書き込み用のバンクを読み出し可能とするとともに、次のバンクを書き込み用のバンクとする。又、バッファ2内でデータが読み出されているバンクに格納されているデータが全て読み出されたとき、バッファ制御部3が、この読み出し用のバンクを書き込み可能とするとともに、次のバンクを読み出し用のバンクとする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 データ格納用メモリへのデータの書き込み及び読み出しを制御するメモリ制御装置において、前記データ格納用メモリへ書き込まれるデータを一時格納する複数のバンクが設けられたバッファと、前記バッファにデータが与えられると時間の計測を開始するタイマと、前記バッファ内の各バンクに格納されたデータを読み出して前記メモリへの書き込みを行うとともに、前記メモリからのデータの読み出しを行うメモリ制御部と、前記バッファ内の各バンクの動作状態を、書き込みが行われる書き込み状態及び読み出しが行われる読み出し状態の2つの状態間で切り換えるバッファ制御部と、を有し、前記バッファ内の1つのバンクにデータが格納された後、前記タイマが所定時間が経過したことを検知し、該所定時間が経過する間、該バンクに対してデータの書き込みがなかったとき、前記バッファ制御部が、該データが格納されたバンクが読み出し可能であると判断するとともに、入力されるデータを他の異なるバンクに書き込むように前記バッファを制御することを特徴とするメモリ制御装置。 【請求項2】 更に、前記バッファ内の1つのバンクにデータが入力される度に計数を行い、該バンクに格納されたデータ量を検出する第1カウンタを有し、前記バッファ内の1つのバンクがデータで一杯の状態になったことを前記第1カウンタが検知したとき、又は、前記バッファ内の1つのバンクにデータが格納された後、前記タイマが所定時間が経過したことを検知し、該所定時間が経過する間、該バンクに対してデータの書き込みがなかったとき、前記バッファ制御部が、該バンクが読み出し可能であると判断するとともに、入力されるデータを他の異なるバンクに書き込むように前記バッファを制御することを特徴とする請求項1に記載のメモリ制御装置。 【請求項3】 更に、前記バッファ内の1つのバンクからデータが出力される度に計数を行い、該バンクから読み出されたデータ量を検出する第2カウンタを有し、前記第1カウンタで計数されて得た前記バッファ内のデータの読み出しが行われるバンクのデータ量と、該データが読み出されるバンクから読み出されたデータ量とが等しくなったことを前記第2カウンタが検知したとき、前記バッファ制御部が、該データが読み出されるバンクが書き込み可能であると判断するとともに、他の異なるバンクからデータを読み出すように前記バッファを制御することを特徴とする請求項2に記載のメモリ制御装置。 【請求項4】 データ格納用メモリへのデータの書き込み及び読み出しを制御するメモリ制御装置において、前記データ格納用メモリへ書き込まれるデータを一時格納する2つのバンクが設けられたバッファと、前記バッファにデータが与えられると時間の計測を開始するタイマと、前記バッファ内の各バンクに格納されたデータを読み出して前記メモリへの書き込みを行うとともに、前記メモリからのデータの読み出しを行うメモリ制御部と、前記バッファ内の一方のバンクにデータが書き込まれるとき、他方のバンクよりデータが読み出されるように、前記バッファ内の2つのバンクの動作状態を、書き込みが行われる書き込み状態及び読み出しが行われる読み出し状態の2つの状態間で交互に切り換えるバッファ制御部と、を有し、前記バッファ内の一方のバンクにデータが格納された後、前記タイマが所定時間が経過したことを検知し、該所定時間が経過する間、該一方のバンクに対してデータの書き込みがなかったとき、前記バッファ制御部が、該一方のバンクからデータが読み出されるように前記2つのバンクの動作を切り換えることを特徴とするメモリ制御装置。 【請求項5】 更に、前記バッファ内の一方のバンクにデータが入力される度に計数を行い、該一方のバンクに格納されたデータ量を検出する第1カウンタを有し、前記バッファ内の一方のバンクがデータで一杯の状態になったことを前記第1カウンタが検知したとき、又は、該一方のバンクにデータが格納された後、前記タイマが所定時間が経過したことを検知し、該所定時間が経過する間、該一方のバンクに対してデータの書き込みがなかったとき、前記バッファ制御部が、該一方のバンクからデータが読み出されるように前記2つのバンクの動作を切り換えることを特徴とする請求項4に記載のメモリ制御装置。 【請求項6】 更に、前記バッファ内の一方のバンクからデータが出力される度に計数を行い、該一方のバンクから読み出されたデータ量を検出する第2カウンタを有し、前記第1カウンタで計数されて得た前記バッファ内の一方のバンクに格納されたデータ量と、該一方のバンクから読み出されたデータ量とが等しくなったことを前記第2カウンタが検知したとき、前記バッファ制御部が、該一方のバンクにデータが書き込まれるように前記2つのバンクの動作を切り換えることを特徴とする請求項5に記載のメモリ制御装置。 【請求項7】 前記バッファに、データとともに該データが格納される前記メモリのアドレスが与えられ、前記バッファ内に、前記データ及び前記アドレスが一時的に格納されることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のメモリ制御装置。 【請求項8】 データ格納用メモリへのデータの書き込み及び読み出しを制御するとともに、データが入力される入力側のバス幅がnビット、前記メモリとデータのやりとりを行う前記メモリ側のバス幅がk×nビットとなるメモリ制御装置において、データと該データが格納される前記メモリのアドレスとで構成されるnビットの第1信号が与えられ、該第1信号が一時的に格納された後、複数の前記第1信号を組み合わせて第2信号を構成し、該第2信号を出力するバス幅切換部と、前記バス幅切換部より出力される前記第2信号によって、前記第2信号内の複数のデータを前記メモリへ書き込むとともに、前記メモリからのデータの読み出しを行うメモリ制御部と、前記バス幅切換部に与えられる前記第1信号を構成する前記アドレスの所定部分より、前記第1信号が前記第2信号の最後尾に構成される信号であることを検出するアドレス位置検出部と、前記バス幅切換部に与えられる前記第1信号を構成する前記アドレスが連続したアドレスであるか否かを検出する連続性検出部と、前記バス幅切換部に前記第1信号が与えられると時間の計測を開始する第1タイマと、を有し、前記アドレス位置検出部が前記第2信号の最後尾に構成される第1信号を検出したとき、又は、前記連続性検出部が前記バス幅切換部に連続して与えられる複数の前記第1信号を構成する前記アドレスが不連続であることを検出したとき、又は、前記第1タイマが所定時間が経過したことを検知し、該所定時間が経過する間、前記バス幅切換部に前記第1信号が与えられなかったとき、前記バス幅切換部より前記メモリ制御部に前記第2信号が出力されることを特徴とするメモリ制御装置。 【請求項9】 前記第1信号を一時格納する複数のバンクが設けられるとともに、格納された前記第1信号を前記バス幅切換部に送出するバッファと、前記バッファにデータが与えられると時間の計測を開始する第2タイマと、前記バッファ内の各バンクの動作状態を、書き込みが行われる書き込み状態及び読み出しが行われる読み出し状態の2つの状態間で切り換えるバッファ制御部と、を有し、前記バッファ内の1つのバンクに前記第1信号が格納された後、前記第2タイマが所定時間が経過したことを検知し、該所定時間が経過する間、該バンクに対して第1信号の書き込みがなかったとき、前記バッファ制御部が、該バンクが読み出し可能であると判断するとともに、入力される前記第1信号を他の異なるバンクに書き込むように前記バッファを制御することを特徴とする請求項8に記載のメモリ制御装置。 【請求項10】 更に、前記バッファ内の1つのバンクにデータが入力される度に計数を行い、該バンクに格納されたデータ量を検出する第1カウンタを有し、前記バッファ内の1つのバンクが前記第1信号で一杯の状態になったことを前記第1カウンタが検知したとき、又は、前記バッファ内の1つのバンクに前記第1信号が格納された後、前記タイマが所定時間が経過したことを検知し、該所定時間が経過する間、該バンクに対して前記第1信号の書き込みがなかったとき、前記バッファ制御部が、該バンクが読み出し可能であると判断するとともに、入力されるデータを他の異なるバンクに書き込むように前記バッファを制御することを特徴とする請求項9に記載のメモリ制御装置。 【請求項11】 更に、前記バッファ内の1つのバンクから前記第1信号が出力される度に計数を行い、該バンクから読み出されたデータ量を検出する第2カウンタを有し、前記第1カウンタで計数されて得た前記バッファ内の前記第1信号が読み出されるバンクのデータ量と、該バンクから読み出されたデータ量とが等しくなったことを前記第2カウンタが検知したとき、前記バッファ制御部が、該バンクが書き込み可能であると判断するとともに、他の異なるバンクから前記第1信号を読み出すように前記バッファを制御することを特徴とする請求項10に記載のメモリ制御装置。 【請求項12】 前記第1信号を一時格納する2つのバンクが設けられたバッファと、前記バッファに前記第1信号が与えられると時間の計測を開始する第2タイマと、前記バッファ内の一方のバンクに前記第1信号が書き込まれるとき、他方のバンクより前記第1信号が読み出されるように、前記バッファ内の2つのバンクの動作状態を、書き込みが行われる書き込み状態及び読み出しが行われる読み出し状態の2つの状態間で交互に切り換えるバッファ制御部と、を有し、前記バッファ内の一方のバンクに前記第1信号が格納された後、前記第2タイマが所定時間が経過したことを検知し、該所定時間が経過する間、該一方のバンクに対して前記第1信号の書き込みがなかったとき、前記バッファ制御部が、該一方のバンクから前記第1信号が読み出されるように前記2つのバンクの動作を切り換えることを特徴とする請求項8に記載のメモリ制御装置。 【請求項13】 更に、前記バッファ内の一方のバンクに前記第1信号が入力される度に計数を行い、該一方のバンクに格納されたデータ量を検出する第1カウンタを有し、前記バッファ内の一方のバンクが前記第1信号で一杯の状態になったことを前記第1カウンタが検知したとき、又は、該一方のバンクに前記第1信号が格納された後、前記第2タイマが所定時間が経過したことを検知し、該所定時間が経過する間、該一方のバンクに対して前記第1信号の書き込みがなかったとき、前記バッファ制御部が、該一方のバンクから前記第1信号が読み出されるように前記2つのバンクの動作を切り換えることを特徴とする請求項12に記載のメモリ制御装置。 【請求項14】 更に、前記バッファ内の一方のバンクから前記第1信号が出力される度に計数を行い、該一方のバンクから読み出されたデータ量を検出する第2カウンタを有し、前記第1カウンタで計数されて得た前記バッファ内の一方のバンクに格納されたデータ量と、該一方のバンクから読み出されたデータ量とが等しくなったことを前記第2カウンタが検知したとき、前記バッファ制御部が、該一方のバンクに前記第1信号が書き込まれるように前記2つのバンクの動作を切り換えることを特徴とする請求項13に記載のメモリ制御装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、CPU(Central Processing Unit)で処理されたデータを、メモリに書き込むとともに、メモリに格納されたデータを読み出すためのメモリ制御装置に関するもので、特に、グラフィックデータのメモリへの書き込み及び読み出しを行うためのメモリ制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、例えば、CPUで処理されたグラフィックデータをSDRAMなどのメモリに書き込む際、CPUでの処理速度とメモリでの処理速度が異なるため、この書き込み動作をスムーズに行うよう、CPUより送出されるデータが、メモリに格納されるアドレスとともに、一旦格納されるバッファがメモリ制御装置内に設けられる。このようなバッファに使用される方式として、複数のバンクによって構成されるバンク方式が一般に使用される。 【0003】このバンク方式は、複数のバンクのうちの1つをメモリへのデータが読み出されるバンク、又、残りのバンクのうちの1つをCPUからのデータが書き込まれるバンクというように、書き込みを行うためのバンクと読み出しを行うためのバンクとを別のバンクとする方式である。このようなバンク方式が用いられることによって、データが書き込まれるバンクとデータが読み出されるバンクが絶えず異なるバンクとされるため、バッファ内における書き込みアドレスと読み出しアドレスの重なりによるデータの衝突をなくすことができる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来においては、データの書き込まれるバンクがメモリフルの状態になって初めて、読み出し側にメモリフルの状態を知らせ、書き込み用のバンクが読み出し用のバンクに、読み出し用のバンクが書き込み用のバンクに、それぞれ交代するため、メモリフルの状態になるまでバンク内のデータが読み出されない。よって、CPUから書き込まれるデータのデータ量が少ない場合、バンクがメモリフルの状態にならないため、CPUよりデータが書き込まれるバンクのデータの読み出しが行われるまでに時間がかかり、その処理速度が遅くなるという問題があった。 【0005】又、CPUと接続されるバスのバス幅とメモリに接続されるバスのバス幅が異なり、例えば、CPUと接続されるバスのバス幅を32ビット幅とするとともにメモリに接続されるバスのバス幅を64ビット幅としたとき、メモリ制御装置に、CPUから送出されるデータが2個毎にまとめてメモリに書き込まれる方式が一般に用いられる。しかしながら、従来は、単純に、書き込まれたデータがそのまま2個毎に読み出されるのみであるので、読み出されたデータをマッピングする必要があり、メモリへのアクセス回数が増え、結果として処理速度が遅くなる。 【0006】このような問題を鑑みて、本発明は、CPUから与えられるデータをメモリへ書き込む際、バッファ内のバンクの切換動作に時間的な制限を与えることで、その処理速度を向上させたメモリ制御装置を提供することを目的とする。又、本発明は、CPUから与えられるデータをメモリへ書き込む際、CPUから与えられるデータをメモリで処理される信号単位毎にメモリに書き込むことで、メモリへのアクセス回数を低減させたメモリ制御装置を提供することを別の目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、請求項1に記載のメモリ制御装置は、データ格納用メモリへのデータの書き込み及び読み出しを制御するメモリ制御装置において、前記データ格納用メモリへ書き込まれるデータを一時格納する複数のバンクが設けられたバッファと、前記バッファにデータが与えられると時間の計測を開始するタイマと、前記バッファ内の各バンクに格納されたデータを読み出して前記メモリへの書き込みを行うとともに、前記メモリからのデータの読み出しを行うメモリ制御部と、前記バッファ内の各バンクの動作状態を、書き込みが行われる書き込み状態及び読み出しが行われる読み出し状態の2つの状態間で切り換えるバッファ制御部と、を有し、前記バッファ内の1つのバンクにデータが格納された後、前記タイマが所定時間が経過したことを検知し、該所定時間が経過する間、該バンクに対してデータの書き込みがなかったとき、前記バッファ制御部が、該データが格納されたバンクが読み出し可能であると判断するとともに、入力されるデータを他の異なるバンクに書き込むように前記バッファを制御することを特徴とする。 【0008】このようなメモリ制御装置によると、バッファ内の1つのバンクにデータが書き込まれる際、このバンクにデータが書き込まれてから所定時間の間、データの入力がないことを検出したとき、このバンクがバッファ制御部によって読み出し可能とされる。よって、バンクがデータに一杯の状態(メモリフルの状態)になるまで、バンクからデータが読み出されないということを避けることができ、その処理速度を改善することができる。 【0009】又、請求項2に記載するように、前記バッファ内の1つのバンクにデータが入力される度に計数を行い、該バンクに格納されたデータ量を検出する第1カウンタを設けることで、前記バッファ内の1つのバンクがデータで一杯の状態になったことを前記第1カウンタが検知したとき、又は、前記バッファ内の1つのバンクにデータが格納された後、前記タイマが所定時間が経過したことを検知し、該所定時間が経過する間、該バンクに対してデータの書き込みがなかったとき、前記バッファ制御部が、該バンクが読み出し可能であると判断するとともに、入力されるデータを他の異なるバンクに書き込むように前記バッファを制御することができる。 【0010】更に、請求項3に記載するように、前記バッファ内の1つのバンクからデータが出力される度に計数を行い、該バンクから読み出されたデータ量を検出する第2カウンタを設け、前記第1カウンタで計数されて得た前記バッファ内のデータの読み出しが行われるバンクのデータ量と、該データが読み出されるバンクから読み出されたデータ量との比較を前記第2カウンタが行うことで、前記第1カウンタで計数されて得た前記バッファ内のデータの読み出しが行われるバンクのデータ量と、該データが読み出されるバンクから読み出されたデータ量とが等しくなったことを前記第2カウンタが検知したとき、前記バッファ制御部が、該データが読み出されるバンクが書き込み可能であると判断するとともに、他の異なるバンクからデータを読み出すように前記バッファを制御することができる。 【0011】又、請求項4に記載のメモリ制御装置は、データ格納用メモリへのデータの書き込み及び読み出しを制御するメモリ制御装置において、前記データ格納用メモリへ書き込まれるデータを一時格納する2つのバンクが設けられたバッファと、前記バッファにデータが与えられると時間の計測を開始するタイマと、前記バッファ内の各バンクに格納されたデータを読み出して前記メモリへの書き込みを行うとともに、前記メモリからのデータの読み出しを行うメモリ制御部と、前記バッファ内の一方のバンクにデータが書き込まれるとき、他方のバンクよりデータが読み出されるように、前記バッファ内の2つのバンクの動作状態を、書き込みが行われる書き込み状態及び読み出しが行われる読み出し状態の2つの状態間で交互に切り換えるバッファ制御部と、を有し、前記バッファ内の一方のバンクにデータが格納された後、前記タイマが所定時間が経過したことを検知し、該所定時間が経過する間、該一方のバンクに対してデータの書き込みがなかったとき、前記バッファ制御部が、該一方のバンクからデータが読み出されるように前記2つのバンクの動作を切り換えることを特徴とする。 【0012】このようなメモリ制御装置によると、一方のバンクにデータが書き込まれる際、このバンクにデータが書き込まれてから所定時間の間、データの入力がないことを検出したとき、このバンクがバッファ制御部によってデータの読み出しが行われるとともに、他方のバンクにデータが書き込まれるようにバッファ内の各バンクの動作状態が切り換えられる。よって、バンクがデータに一杯の状態(メモリフルの状態)になるまで、バンクからデータが読み出されないということを避けることができ、その処理速度を改善することができる。 【0013】又、請求項5に記載するように、前記バッファ内の一方のバンクにデータが入力される度に計数を行い、該一方のバンクに格納されたデータ量を検出する第1カウンタを設けることで、前記バッファ内の一方のバンクがデータで一杯の状態になったことを前記第1カウンタが検知したとき、又は、該一方のバンクにデータが格納された後、前記タイマが所定時間が経過したことを検知し、該所定時間が経過する間、該一方のバンクに対してデータの書き込みがなかったとき、前記バッファ制御部が、該一方のバンクからデータが読み出されるように前記2つのバンクの動作を切り換えることができる。 【0014】更に、請求項6に記載するように、前記バッファ内の一方のバンクからデータが出力される度に計数を行い、該一方のバンクから読み出されたデータ量を検出する第2カウンタを設け、前記第1カウンタで計数されて得た前記バッファ内の一方のバンクに格納されたデータ量と、該一方のバンクから読み出されたデータ量との比較を前記第2カウンタで行うことで、前記第1カウンタで計数されて得た前記バッファ内の一方のバンクに格納されたデータ量と、該一方のバンクから読み出されたデータ量とが等しくなったことを前記第2カウンタが検知したとき、前記バッファ制御部が、該一方のバンクにデータが書き込まれるように前記2つのバンクの動作を切り換えることができる。 【0015】請求項7に記載のメモリ制御装置は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載のメモリ制御装置。において、前記バッファに、データとともに該データが格納される前記メモリのアドレスが与えられ、前記バッファ内に、前記データ及び前記アドレスが一時的に格納されることを特徴とする【0016】請求項8に記載のメモリ制御装置は、データ格納用メモリへのデータの書き込み及び読み出しを制御するとともに、データが入力される入力側のバス幅がnビット、前記メモリとデータのやりとりを行う前記メモリ側のバス幅がk×nビットとなるメモリ制御装置において、データと該データが格納される前記メモリのアドレスとで構成されるnビットの第1信号が与えられ、該第1信号が一時的に格納された後、複数の前記第1信号を組み合わせて第2信号を構成し、該第2信号を出力するバス幅切換部と、前記バス幅切換部より出力される前記第2信号によって、前記第2信号内の複数のデータを前記メモリへ書き込むとともに、前記メモリからのデータの読み出しを行うメモリ制御部と、前記バス幅切換部に与えられる前記第1信号を構成する前記アドレスの所定部分より、前記第1信号が前記第2信号の最後尾に構成される信号であることを検出するアドレス位置検出部と、前記バス幅切換部に与えられる前記第1信号を構成する前記アドレスが連続したアドレスであるか否かを検出する連続性検出部と、前記バス幅切換部に前記第1信号が与えられると時間の計測を開始する第1タイマと、を有し、前記アドレス位置検出部が前記第2信号の最後尾に構成される第1信号を検出したとき、又は、前記連続性検出部が前記バス幅切換部に与えられる前記第1信号を構成する前記アドレスが不連続であることを検出したとき、又は、前記第1タイマが所定時間が経過したことを検知し、該所定時間が経過する間、前記バス幅切換部に前記第1信号が与えられなかったとき、前記バス幅切換部より前記メモリ制御部に前記第2信号が出力されることを特徴とする。 【0017】今、第1信号が32ビットの信号で、第2信号が128ビットの信号であるとし、前記第1信号を構成するアドレスの下位4ビットが必ず、“0000”、“0100”、“1000”、“1100”のいずれかによって表され、“0000”、“0100”、“1000”、“1100”の順に第1信号が配置されて第2信号が構成されるものとする。このとき、上記のメモリ制御装置は、アドレスの下位4ビットが“1100”となる第1信号が与えられたとき、アドレス位置検出部が第1信号が第2信号の最後尾に構成される信号であることを検出する。又、入力される第1信号の下位4ビットが、“0000”、“0100”、“1000”、“1100”の順でないとき、前記連続性検出部が入力される第1信号が不連続であることを検出する。 【0018】又、このようなメモリ制御装置において、請求項9〜請求項14に記載するように、請求項1〜請求項6に記載するメモリ制御装置の構成を組み合わせたメモリ制御装置としても構わない。 【0019】 【発明の実施の形態】<第1の実施形態>本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態のメモリ制御装置の内部構成を示すブロック図である。図3及び図4は、図1のメモリ制御装置の動作を示すフローチャートである。 【0020】図1のメモリ制御装置1は、CPU6で処理されたデータとこのデータが格納されるメモリ7のアドレスとが一時的に格納されるバッファ2と、バッファ2の制御を行うバッファ制御部3と、バッファ制御部3より与えられる信号をトリガとして時間の計測を行うタイマ4と、バッファ2に格納されたデータを読み出すとともにメモリ7への書き込み及び読み出しを行うメモリ制御部5とを有する。 【0021】このメモリ制御装置1において、図2のように、バッファ2は、バンク2−1〜2−nで構成され、又、バンク2−1〜2−nはそれぞれ書き込み動作及び読み出し動作が、バッファ制御部3より与えられる制御信号によって切り換えられる。又、カウンタ31は、バッファ制御部3にバッファ2内のバンク2−1〜2−nのそれぞれがメモリフルになったことを示すとともにバンク2−1〜2−n内に格納されたデータ量を表す信号を与える。それに対して、カウンタ32は、バッファ2内のバンク2−1〜2−nのそれぞれに格納されたデータが全て読み出されたことを示す信号をバッファ制御部3に与える。又、バッファ制御部3よりバンク2−1〜2−n内に格納されたデータ量を表す信号が、カウンタ32に与えられる。 【0022】又、タイマ4によって計数されることにより一定時間が経過したことが検出され、この検出結果を表す信号がバッファ制御部3に与えられる。それに対して、タイマ4は、バンク2−1〜2−nのいずれかが書き込み動作を行うように切り換えられたとき、計数するようにバッファ制御部3によって制御される。更に、メモリ制御部5は、バッファ2より読み出したデータを同じくデータとともにバッファ2より読み出したアドレスに基づいてメモリ7へ書き込むとともに、メモリ7から読み出したデータをメモリ制御装置1の外部に出力する。又、メモリ制御部5がメモリ7からの読み出し動作を行っている際、バッファ2からのデータの送出を禁止するための信号が、バッファ制御部3に与えられる。 【0023】このような構成のメモリ制御装置1の動作について、図3及び図4のフローチャートを参照して説明する。まず、バッファ2への書き込み動作について説明する。図3のフローチャートのように、まず、CPU6からのデータがバッファ2内のバンク2−1への書き込まれるようにバッファ制御部3によって初期化される(STEP1)。このように初期化されると、CPU6からデータの書き込みがあるか否かが判断される(STEP2)。 【0024】このとき、CPU6からデータが送出されると(Yes)、このデータがバンク2−1に書き込まれる(STEP3)。逆に、CPU6からデータが送出されていないとき(No)、再び、STEP2に移行して、CPU6からのデータの書き込みがあるか否かが判断される。尚、上述したように、CPU6からはデータのみでなく、このデータをメモリ7内に格納するためのアドレスも送出され、バッファ2に書き込まれる。 【0025】STEP3に移行して、データがバンク2−1に格納されると、格納されたことを示す信号がカウンタ31に送出されて、カウンタ31が1つ計数を行う(STEP4)。そして、カウンタ31では、その計数値よりバンク2−1がメモリフルの状態になったか否かが判断される(STEP5)。このとき、バンク2−1がメモリフルの状態である場合(Yes)、メモリフルであることを示すとともにバンク2−1内のデータ量(CPU6がバンク2−1にデータを与える回数、即ち、カウンタ31による計数値に相当)を示す信号がバッファ制御部3に送出される(STEP6)。そして、バッファ制御部3によって、CPU6からのデータを書き込むためのバンクが、バンク2−1からバンク2−2に切り換えられる(STEP7)。 【0026】逆に、STEP5において、バンク2−1がメモリフルの状態でない場合(No)、バッファ制御部3よりタイマ4に信号が与えられて、タイマ4が時間を計測する(STEP8)。そして、タイマ4の計測結果より所定時間が経過したか否かが検出される(STEP9)。このとき、所定時間が経過した場合(Yes)、タイマ4がバッファ制御部3によって初期化された後(STEP10)、メモリフルであることを示すとともにバンク2−1内のデータ量を示す信号がバッファ制御部3に送出される(STEP6)。その後、CPU6からのデータを書き込むためのバンクが、バンク2−1からバンク2−2に切り換えられる(STEP7)。 【0027】逆に、STEP9で、所定時間が経過していない場合(No)、STEP2と同様、CPU6からのデータの書き込みがあるか否かが判断される(STEP11)。CPU6からのデータの書き込みがない場合(No)、再び、STEP8に移行してタイマ4が計数動作を行うことで時間を計測した後、STEP9において、所定時間が経過したか否かが判断される。逆に、STEP11でデータの書き込みがあった場合(Yes)、タイマを初期化した後(STEP13)、STEP3に移行して、再び、バンク2−1にデータが書き込まれた後、STEP4以降の動作が行われる。 【0028】又、STEP7でバンク2−2に書き込み用のバンクが切り換えられるとき、カウンタ31がバッファ制御部3によって初期化された後(STEP12)、再び、STEP2以降の動作が行われる。即ち、バンク2−1で行われた上述の動作が、バンク2−2について行われる。そして、このとき、STEP5又はSTEP10よりSTEP6に移行して、メモリフルであることを示すとともにバンク2−2内のデータ量を示す信号がバッファ制御部3に送出されると(STEP6)、バッファ制御部3によって、CPU6からのデータを書き込むためのバンクが、バンク2−2からバンク2−3に切り換えられる(STEP7)。その後、カウンタ31が初期化された後(STEP12)、次は、 バンク2−3について上述の動作が行われる。 【0029】即ち、STEP2以降の動作がバンク2−kについて行われ、STEP7に移行したとき、書き込み用のバンクとしてバンク2−k+1に切り換えられ、カウンタ31が初期化された後(STEP12)、バンク2−k+1についてSTEP2以降の動作が行われる。そして、バンク2−nまで、上述した動作が行われて、STEP7に移行したとき、書き込み用のバンクとしてバンク2−1に切り換えられ、再び、上述した動作を繰り返す。 【0030】次に、バッファ2への読み出し動作について説明する。まず、図4のように、カウンタ31よりバッファ制御部3にバンク2−1がメモリフルの状態であることを表す信号が与えられたか否かが確認される(STEP21)。このとき、カウンタ31より信号が与えられている場合(Yes)、バンク2−1内のデータ量を表す信号がカウンタ32に与えられた後(STEP22)、メモリ制御部5がバッファ2からの読み出し可能な状態か否かが判断される(STEP23)。又、STEP21でバンク2−1がメモリフルの状態であることを示す信号が確認されないとき(No)、再び、STEP21に移行し、バンク2−1がメモリフルの状態であることを示す信号がカウンタ31より送出されたか確認される。 【0031】バンク2−1がメモリフルの状態であることで、STEP23に移行し、バッファ制御部3にメモリ制御部5より与えられる信号より、メモリ制御部5がバッファ2からの読み出し可能な状態であることが確認されると(Yes)、バンク2−1内に格納されているデータ及びこのデータがメモリ7に格納されるアドレスが読み出される(STEP24)。 【0032】このとき読み出されるデータは、例えば、CPU6からバンク2−1に対して32ビット(4バイト)毎にデータが書き込まれるとき、メモリ制御部5によって32ビット(4バイト)毎に読み出される。即ち、STEP24では、32ビットのデータとこのデータが格納されるアドレスが読み出される。又、STEP23で、バッファ2からの読み出しが禁止されているときは、再び、STEP23に移行して、メモリ制御部5がバッファ2からの読み出し可能な状態であるか否かが確認される。 【0033】STEP24でデータが読み出されると、カウンタ32が1つ計数を行う(STEP25)。そして、カウンタ32の計数値がバンク2−1内に格納されたデータ量と等しくなったか否かがバッファ制御部3によって判断される(STEP26)。このとき、カウンタ32の計数値がバンク2−1のデータ量と等しくなると(Yes)、バンク2−1内のデータが全て読み出されたことを示す信号がバッファ制御部3に送出されて、バッファ制御部3によって、CPU6からのデータを読み出すためのバンクが、バンク2−1からバンク2−2に切り換えられる(STEP27)。逆に、カウンタ32の計数値がバンク2−1のデータ量と等しくないとき(No)、再び、STEP23以降の動作が行われ、STEP26でカウンタ32の計数値がバンク2−1内のデータ量と等しくなったか否かがバッファ制御部3によって判断される。 【0034】STEP27で、バンク2−2に切り換えられると、カウンタ32がバッファ制御部3によって初期化された後(STEP28)、再び、STEP21以降の動作が行われる。即ち、バンク2−1で行われた上述の動作が、バンク2−2について行われる。そして、このとき、STEP26よりSTEP27に移行して、バンク2−2内の全てのデータが読み出されたことを示す信号がバッファ制御部3に送出されると、バッファ制御部3によって、CPU6からのデータを読み出すためのバンクが、バンク2−2からバンク2−3に切り換えられる(STEP27)。その後、カウンタ32が初期化された後(STEP28)、次は、バンク2−3について上述の動作が行われる。 【0035】即ち、STEP21以降の動作がバンク2−kについて行われ、STEP27に移行したとき、読み出し用のバンクとしてバンク2−k+1に切り換えられ、カウンタ32が初期化された後(STEP28)、バンク2−k+1についてSTEP21以降の動作が行われる。そして、バンク2−nまで、上述した動作が行われて、STEP27に移行したとき、読み出し用のバンクとしてバンク2−1に切り換えられ、再び、上述した動作を繰り返す。 【0036】本実施形態のメモリ制御装置1は、この図3及び図4のフローチャートにおける動作を、並列して行う。そのため、バンク内の全ての領域にデータが格納されてメモリフルの状態になったバンク、又は、データが書き込まれてから所定時間経過したバンクから順に読み出し用のバンクに切り換えることができる。よって、従来のように、バンクがメモリフルの状態になるまで、読み出し処理が行われないということがなくなり、処理速度が改善される。 【0037】<第2の実施形態>本発明の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。図5は、本実施形態のメモリ制御装置の内部構成を示すブロック図である。図6は、図5のメモリ制御装置の動作を示すフローチャートである。尚、図5のメモリ制御装置において、図1のメモリ制御装置と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。 【0038】本実施形態のメモリ制御装置1は、図5のように、バッファ2に2つのバンク2a,2bが設けられたメモリ制御装置であり、その他の構成については第1の実施形態(図1)のメモリ制御装置と同様の構成である。尚、本実施形態において、バッファ2内のバンク2a,2bは十分に大きいメモリ領域を有するため、メモリ制御部5によってバッファ2からのデータの読み出しが禁止されても、十分にバンク2a,2b内にCPU6からのデータが格納できる。よって、以下の説明では、メモリ制御部5によってバッファ2からのデータの読み出しが禁止されることを考慮せずに説明するが、メモリ制御部5によってバッファ2からのデータの読み出しが禁止されるようにしても十分に動作をすることができる。 【0039】このようなメモリ制御装置1において、カウンタ31が、CPU6よりバッファ2にデータが書き込まれるたびに計数を行う。そして、書き込み用のバンクがメモリフルの状態になったとき、バッファ制御部3に対してメモリフルの状態であることを示す信号を送出する。又、バッファ2内のバンク2a,2bがバッファ制御部3によってその動作状態が切り換えられたとき、書き込み用のバンク内に書き込まれたデータ量を示す信号をバッファ制御部3に送出する。 【0040】一方、カウンタ32が、メモリ制御部5によってバッファ2よりデータが読み出されるたびに計数を行う。このカウンタ32には、バッファ制御部3より、データが読み出されようとするバンクに格納されているデータのデータ量を示す信号が与えられる。そして、バンクに格納されているデータ量と計数結果とを比較することで、読み出し用のバンク内に格納されたデータが全て読み出されたか否かを確認し、データが全て読み出された状態になったとき、バッファ制御部3に対してデータが全て読み出された状態であることを示す信号を送出する。 【0041】以下に、図5のメモリ制御装置1の動作について、図6のフローチャートを参照して説明する。まず、バンク制御部3によってバッファ2が制御され、バンク2aを書き込み用のバンクとするとともに、バンク2bを読み出し用のバンクとする(STEP41)。その後、バッファ2に対してCPU6からデータの書き込みがあるか否かが判断される(STEP42)。 【0042】このとき、CPU6からデータが送出されると(Yes)、このデータがバンク2aに書き込まれるとともに、カウンタ31が1つ計数する。その後、バッファ制御部3は、カウンタ31よりバンク2aがメモリフルの状態となったことを示す信号が送出されたか否かが確認される(STEP43)。一方、STEP42でCPU6からのデータの送出がない場合は(No)、再びSTEP42で、CPU6からのデータの書き込みがあるか否かが確認される。 【0043】STEP43でカウンタ31よりバンク2aがメモリフルの状態となったことを示す信号が送出されたとき(Yes)、バンク2aを読み出し用のバンクとするとともにバンク2bを書き込み用のバンクとするように、バッファ制御部3がバンク2a,2bの切換制御を行う(STEP44)。その後、バッファ制御部3がカウンタ31,32を初期化して(STEP50)、STEP42に移行する。このようにSTEP42に移行すると、バンク2aを読み出し用のバンクとするとともにバンク2bを書き込み用のバンクとして、STEP42以降の動作が行われる。 【0044】一方、STEP43でカウンタ31からの信号が検出されなかったとき、バッファ制御部3はタイマ4が動作開始するように制御する(STEP45)。その後、タイマ4よりバッファ制御部3に対して、所定時間が経過したことを示す信号が送出されたか否かが判断される(STEP46)。このとき、所定時間が経過し、タイマ4よりバッファ制御部3に信号が送出されると(Yes)、バッファ制御部3はタイマ4を初期化した後(STEP48)、バンク2aを読み出し用のバンクとするとともにバンク2bを書き込み用のバンクとするように、バッファ制御部3がバンク2a,2bの切換制御を行う(STEP44)。その後、バッファ制御部3がカウンタ31,32を初期化して(STEP50)、STEP42に移行する。 【0045】又、STEP46で所定時間が経過していないためタイマ4からの信号が検出されないとき(No)、カウンタ32よりバンク2b内のデータが全て読み出されたことを示す信号がバッファ制御部3に送出されたか否かが確認される(STEP47)。このとき、カウンタ32よりバッファ制御部3に信号が与えられた場合(Yes)、タイマ4を初期化した後(STEP48)、バンク2a,2bの切換制御を行う(STEP44)。その後、カウンタ31,32を初期化して(STEP50)、STEP42に移行する。 【0046】一方、STEP47において、バッファ制御部3がカウンタ32からの信号が検出されなかった場合(No)、STEP42と同様、CPU6からのデータの書き込みがあるか否かが判断される(STEP49)。CPU6からのデータの書き込みがない場合(No)、再び、STEP46に移行して、所定時間が経過したか否かが判断される。逆に、STEP49でデータの書き込みがあった場合(Yes)、タイマ4を初期化した後(STEP51)、STEP43以降の動作が行われる。 【0047】STEP44でバンク2a,2bの動作がバッファ制御部3によって切り換えられると、この切り換えられた状態で、上述した制御動作が行われる。そして、STEP43,46,47のそれぞれにおいてYesとなったときに、バンク2a,2bの動作がバッファ制御部3によって切り換えられる。このように、バンク2a,2bの動作の切換制御が繰り返し行われる。 【0048】このように動作させることによって、読み出し用のバンク内のデータが全て読み出されたとき、書き込み用のバンクがメモリフルの状態になったとき、又、書き込み用のバンクにデータが書き込まれてから一定時間が経過したとき、2つのバンクの動作を切り換えることができる。よって、従来のように、書き込み用のバンクがメモリフルの状態になるまで、この書き込み用のバンクの読み出し処理が行われないということがなくなり、処理速度が改善される。 【0049】<第3の実施形態>本発明の第3の実施形態について、図面を参照して説明する。図7は、本実施形態のメモリ制御装置の内部構成を示すブロック図である。図8は、図7のメモリ制御装置の動作を示すフローチャートである。尚、図7のメモリ制御装置において、図1のメモリ制御装置と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。 【0050】図8のメモリ制御装置1aは、CPU6で処理されたデータとこのデータが格納されるメモリ7のアドレスとが一時的に格納されるとともにメモリ7で処理される信号単位毎にデータを送出するバス幅変換部10と、CPU6からデータとともに送出されるアドレスの連続性を検出する連続性検出部11と、CPU6から送出されるデータのアドレス位置を検出するアドレス位置検出部12と、時間を計測するタイマ13と、バス幅切換部10に格納されたデータを読み出すとともにメモリ7への書き込み及び読み出しを行うメモリ制御部5とを有する。 【0051】このメモリ制御装置1aにおいて、例えば、CPU6からの入力のバス幅が32ビット(4バイト)であるとともに、メモリ7への出力のバス幅が128ビット(16バイト)であるとする。即ち、CPU6から送出されるデータの4倍のデータがメモリ7で処理される。このとき、CPU6から送出されるデータとそのデータが格納されるメモリ7のアドレスとによって、32ビットの信号が構成されてメモリ制御装置1aに送出される。又、メモリ制御装置1aは、このような32ビットの信号を4つ以内の連続した信号毎に組み合わせて、メモリ7に送出する。 【0052】又、CPU6より送出される32ビットの信号内に含まれるアドレスにおいて、その下位4ビットの値が、“0000”、“0100”、“1000”、“1100”のいずれかとされ、図9のように、この下位4ビットの値によって4つの32ビットの信号の組み合わせる位置が決定される。即ち、下位4ビットが“0000”となる32ビットの信号の後に下位4ビットが“0100”となる32ビットの信号が、下位4ビットが“0100”となる32ビットの信号の後に下位4ビットが“1000”となる32ビットの信号が、下位4ビットが“1000”となる32ビットの信号の後に下位4ビットが“1100”となる32ビットの信号が、それぞれ配置されるように組み合わされた後、128ビットの信号としてメモリ制御部5に出力される。 【0053】このようにCPU6から32ビットの信号が入力されるとともに、メモリ7に128ビットの信号が出力されるとき、バス幅切換部10では、4つ以下の32ビットの信号を組み合わせてメモリ制御部5に出力するため、CPU6から与えられる32ビットの信号を一時的に格納する。又、連続性検出部11は、CPU6から与えられる32ビットの信号の下位4ビットと、この信号の前にCPU6から送出されてバス幅切換部10に格納された32ビットの信号の下位4ビットを比較して、連続性を調べる。尚、下位4ビットが“0000”、“0100”、“1000”、“1100”となる32ビットの信号の順にCPU6から信号が送出されるとき、連続性があるものとする。 【0054】又、アドレス位置検出部12は、32ビットの信号の下位4ビットを“1100”と比較し、下位4ビットが“1100”となる32ビットの信号がCPU6より送出されたことを検出する。更に、タイマ13は、バス幅切換部10に32ビットの信号が格納されてからCPU6より次の信号の入力がなかった場合、時間計測を開始する。このように、それぞれのブロックが動作するとき、連続性検出部11は不連続であることを検出したとき、アドレス位置検出部12は下位4ビットが“1100”となる32ビットの信号を検出したとき、そして、タイマ13が所定時間経過したことを検出したとき、それぞれ、バス幅切換部10に制御信号を与えて、メモリ制御部5に信号を送出させる。 【0055】このような構成のメモリ制御装置1aの動作について、図8のフローチャートを参照して説明する。まず、CPU6から32ビットの信号がメモリ制御装置1aに送出されたか否かが判断される(STEP61)。そして、CPU6から信号が送出されると(Yes)、この信号がバス幅切換部10に格納される(STEP62)。このとき、128ビットの信号に組み合わせて出力するとき、図9のような順に並んだ信号が出力されるように、入力される32ビットの信号のアドレスに含まれる下位4ビットの値によって、信号が格納される領域が決定される。逆に、CPU6から信号が送出されないときは(No)、再び、STEP61で、CPU6から32ビットの信号が送出されたか否かが判断される。 【0056】STEP61からSTEP62に移行すると、次に、CPU6から送出された32ビットの信号が不連続であることを示す制御信号が、連続性検出部11からバス幅切換部10に与えられたか否かが確認される(STEP63)。このとき、連続性検出部11から制御信号がバス幅切換部10に送出されている場合(Yes)、バス幅切換部10に格納されている信号とCPU6から送出された信号が、メモリ7内で別に処理されるものと見なせる。 【0057】よって、このとき、まず、バス幅切換部10において、CPU6から送出された信号を格納するとともに、この信号の前に格納されていたメモリ制御部5に送出されるように設定される(STEP65)。そして、送出されるように準備された図9の順に配置される複数の32ビットの信号が、バス幅切換部10からメモリ制御部5に送出される(STEP71)。 【0058】即ち、下位4ビットが“0000”となる32ビットの信号が格納された後、下位4ビットが“1000”又は“1100”となる32ビットの信号がCPU6より送出されると、バス幅切換部10に格納された下位4ビットが“0000”となる32ビットの信号がメモリ制御部5に送出されるとともに、下位4ビットが“1000”又は“1100”となる32ビットの信号がバス幅切換部10に格納される。又、下位4ビットが“0100”となる32ビットの信号が格納された後、下位4ビットが“1100”となる32ビットの信号がCPU6より送出されると、バス幅切換部10に格納された下位4ビットが“0100”となる32ビットの信号までの信号がメモリ制御部5に送出されるとともに、下位4ビットが“1100”となる32ビットの信号がバス幅切換部10に格納される。 【0059】一方、STEP63において、連続性検出部11からの制御信号が確認されないとき、次に、アドレス位置検出部12より、下位4ビットが“1100”となる32ビットの信号が送出されたことを示す制御信号がバス幅切換部10に与えられたか否かが確認される(STEP64)。このとき、アドレス位置検出部12から制御信号がバス幅切換部10に送出されている場合(Yes)、メモリ制御部5に送出する128ビットの信号の最後尾に配置される32ビットの信号が入力されたこととなるので、バス幅切換部10において図9の順に配置されて格納された複数の32ビットの信号が、バス幅切換部10からメモリ制御部5に送出される(STEP71)。 【0060】一方、STEP64において、アドレス位置検出部12からの制御信号が確認されないとき(No)、STEP61と同様、CPU6から32ビットの信号がメモリ制御装置1aに送出されたか否かが判断される(STEP66)。このとき、CPU6から信号がされない場合(No)、バス幅切換部10よりタイマ13に信号が与えられて、タイマ13の動作を開始させる(STEP67)。逆に、STEP66において、CPU6から信号がされた場合(Yes)、STEP62に移行して、入力された信号がバス幅切換部10に格納された後、STEP63以降の動作が行われる。 【0061】STEP66からSTEP67に移行して、タイマ13の時間計測動作を開始させると、タイマ13より、所定時間が経過したことを示す制御信号が、バス幅切換部10に与えられたか否かが確認される(STEP68)。このとき、タイマ13から制御信号がバス幅切換部10に送出されている場合(Yes)、CPU6からメモリ制御装置1に送出する信号が終了したものとみなすことができる。よって、タイマ13が初期化された後(STEP70)、バス幅切換部10において図9の順に配置されて格納された複数の32ビットの信号が、バス幅切換部10からメモリ制御部5に送出される(STEP71)。 【0062】一方、タイマ13から制御信号がバス幅切換部10に送出されていない場合(No)、STEP61,66と同様、CPU6から32ビットの信号がメモリ制御装置1aに送出されたか否かが判断される(STEP69)。このとき、CPU6から信号がされない場合(No)、STEP68に移行して、タイマ13から制御信号が送出されたか否かが確認される。逆に、STEP69において、CPU6から信号がされた場合(Yes)、タイマ13が初期化された後(STEP72)、STEP62以降の動作が行われる。 【0063】このようにすることで、メモリ7で処理する信号単位毎に、メモリ7にデータを書き込むことができるため、メモリ7へのアクセス回数を低減させることができる。又、タイマ13を備えることによって、CPU6から入力されるデータが終了したにもかかわらず、バス幅切換部10にデータが格納されているときにも、所定時間が経過すると、メモリ7への書き込みを行うことができる。 【0064】<第4の実施形態>本発明の第4の実施形態について、図面を参照して説明する。図10は、本実施形態のメモリ制御装置の内部構成を示すブロック図である。尚、図10のメモリ制御装置において、図5及び図7のメモリ制御装置と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。 【0065】図10のメモリ制御装置1bは、第2の実施形態(図5)のメモリ制御装置1と第3の実施形態(図7)のメモリ制御装置1aとを組み合わせたもので、バッファ2の後段にバス幅切換部10、連続性検出部11、アドレス位置検出部12が設けられ、バッファ2内に格納された信号がバス幅切換部10で一旦格納された後、メモリ制御部5に与えられるような構成となっている。その他の接続関係は、図5又は図7のメモリ制御装置1,1aと同様となる。 【0066】即ち、CPU6から送出されるデータ及びアドレス(第3の実施形態の32ビットの信号に相当)がバッファ2に与えられる。そして、バッファ2はバンク2a,2bによって構成され、このバンク2a,2bのそれぞれに書き込まれるデータ量がカウンタ31によって計数されるとともに、バンク2a,2bのそれぞれから読み出されるデータ量がカウンタ32によって計数される。そして、バッファ制御部3がカウンタ31,32及びタイマ4より与えられる信号に応じて、バンク2a,2bの動作の切換を行う。尚、この動作の切換については、第2の実施形態と同様、図6のフローチャートにおける動作に基づいて行われるので、その詳細な説明は省略する。 【0067】又、バッファ2より送出されるデータ及びアドレスがバス幅切換部10に与えられるとともに、この送出されるデータ及びアドレスに応じて連続性検出部11及びアドレス位置検出部12が制御信号をバス幅制御部10に与える。この連続性検出部11及びアドレス位置検出部12からの制御信号と、タイマ13からの制御信号に応じてバス幅制御信号10がデータ及びアドレスをメモリ制御部5に送出する。尚、このメモリ制御部5の読み出し動作については、第3の実施形態と同様、図8のフローチャートにおける動作に基づいて行われるので、その詳細な説明は省略する。 【0068】このようにすることで、CPU6から送出されたデータをバッファ2によって潤滑にバス幅切換部10に送出するとともに、バス幅切換部10に送出されたデータをメモリ7で処理される信号単位毎にメモリ制御部5に送出することができる。よって、データの処理速度を改善するとともに、メモリ7へのアクセス回数を低減させることができる。 【0069】尚、本実施形態のメモリ制御装置は、第2の実施形態及び第3の実施形態のメモリ制御装置を組み合わせたものとしたが、第2の実施形態のメモリ制御装置内の各ブロックの代わりに第1の実施形態のメモリ制御装置内の各ブロックを使用しても構わない。 【0070】 【発明の効果】本発明のメモリ制御装置によると、データが入力されてから所定時間が経過する間、データが未入力の状態となったとき、現在データが書き込まれているバッファ内のバンクを読み出し可能な状態とするとともに、他のバンクにデータが書き込まれるように、バッファを制御することができる。そのため、従来のように、バンクがメモリフルの状態になるまで読み出しが行われないということを避けることができ、メモリに書き込みを行う際の処理速度の改善を図ることができる。又、本発明のメモリ制御装置によると、メモリにおいて処理される信号単位毎に、入力される第1信号を組み合わせて第2信号を生成し、メモリに書き込みを行うことができる。よって、メモリへのアクセス回数を従来に比べて低減することができるため、結果的に、メモリに書き込みを行う際の処理速度の改善を図ることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001889 【氏名又は名称】三洋電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年10月19日(2000.10.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100111383 【弁理士】 【氏名又は名称】芝野 正雅
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| 【公開番号】 |
特開2002−132572(P2002−132572A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−319213(P2000−319213) |
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