| 【発明の名称】 |
ファイル管理装置、ファイル管理方法およびファイル管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 |
| 【発明者】 |
【氏名】的場 和男
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| 【要約】 |
【課題】複数のファイルを容易に管理すること。
【解決手段】少なくとも1つのフォルダを有し、フォルダごとに複数のデータファイルを記憶可能な記憶部と、特定のフォルダに含まれる複数のデータファイルそれぞれのファイル情報を取得するファイル情報取得手段(S2,S3)と、前記取得されたファイル情報をデータファイルと対応づけた管理情報ファイルを作成する管理情報ファイル作成手段(S3)と、前記作成された管理情報ファイルを前記特定のフォルダに記憶させる処理手段(S3)とを備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 少なくとも1つのフォルダを有し、フォルダごとに複数のデータファイルを記憶可能な記憶手段と、特定のフォルダに含まれる複数のデータファイルそれぞれのファイル情報を取得するファイル情報取得手段と、前記取得されたファイル情報をデータファイルと対応づけた管理情報ファイルを作成する管理情報ファイル作成手段と、前記作成された管理情報ファイルを前記特定のフォルダに記憶させる処理手段とを備えた、ファイル管理装置。 【請求項2】 前記ファイル情報は、少なくともキーワードを含む、請求項1に記載のファイル管理装置。 【請求項3】 前記ファイル情報は、他のデータファイルと関連づけるためのリンク情報を含み、前記管理情報ファイルを読出す第1読出手段と、前記読出された管理情報ファイルにリンク情報が含まれる場合には、リンク情報により関連づけられたデータファイルを順に表示する表示手段とをさらに備えた、請求項1に記載のファイル管理装置。 【請求項4】 前記管理情報ファイルを前記特定のフォルダから削除する削除手段をさらに備えた、請求項1に記載のファイル管理装置。 【請求項5】 複数のフォルダに記憶された管理情報ファイルに共通のID番号を付与するフォルダ関連付手段をさらに備えた、請求項1に記載のファイル管理装置。 【請求項6】 少なくとも1つのフォルダを有し、フォルダごとに複数のデータファイルを記憶可能な記憶手段に記憶されたデータファイルを管理するファイル管理方法であって、フォルダを指定するステップと、指定されたフォルダに含まれる複数のデータファイルそれぞれのファイル情報を取得するステップと、取得されたファイル情報とデータファイルとを対応づけた管理情報ファイルを作成するステップと、前記作成された管理情報ファイルを前記指定されたフォルダに書込むステップとを含む、ファイル管理方法。 【請求項7】 少なくとも1つのフォルダを有し、フォルダごとに複数のデータファイルを記憶可能な記憶手段に記憶されたデータファイルをコンピュータに管理させるためのファイル管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、フォルダの指定を受付けるステップと、指定されたフォルダに含まれる複数のデータファイルそれぞれのファイル情報を取得するステップと、取得されたファイル情報とデータファイルとを対応づけた管理情報ファイルを作成するステップと、前記作成された管理情報ファイルを前記指定されたフォルダに書込むステップとをコンピュータに実行させるためのファイル管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、ファイル管理装置、ファイル管理方法およびファイル管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関し、特に、フォルダごとに複数のデータファイルを記憶可能な記憶装置に記憶されたファイルを管理するファイル管理装置、ファイル管理方法およびファイル管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、複数のファイルを一括して管理する文書管理システムが知られている。この従来の文書管理システムでは、ファイルごとにそのファイルのファイル名、そのファイルが記憶されているフォルダ、ファイルサイズ、更新日時およびキーワードなどの情報を、複数のファイルについてまとめた管理ファイルを作成し、複数のファイルを一括して管理する形態をとっている。このため、管理ファイルを見れば、管理の対象となっているファイルが記憶されているフォルダ、ファイルのサイズおよび更新日時などの管理情報を直ちに確認できるようになっている。また、管理ファイルを1箇所で保存するので、ファイルに関する情報の登録、変更または削除や、キーワード検索などが管理ファイルにアクセスするだけで可能となる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の文書管理システムでは、文書管理システム以外のソフトウェアでフォルダやファイルの移動またはコピーが行なわれると、管理ファイルに記憶されている情報が実際の状態と整合しなくなってしまう。たとえば、管理ファイルには、フォルダAにあるファイルaが、文書管理システム以外のソフトウェアによりフォルダBに移動された場合、フォルダAにはファイルaが存在しなくなる。この状態では、文書管理システムの管理ファイルでは、ファイルaがフォルダAに存在するとの情報が記憶されていることになり、管理ファイルの情報が実際の状態と整合しなくなってしまう。 【0004】また、取外し可能なハードディスク等の外部記憶装置が接続されたパーソナルコンピュータに文書管理システムが適用される場合にも問題が発生する。外部記憶装置に記憶されたファイルが文書管理システムの管理の対象とされている場合に、外部記憶装置がパーソナルコンピュータから外されてしまうと、文書管理システムでは外部記憶装置が外された旨を検知することができないので、管理ファイルと実際の状態とが整合しなくなってしまう。 【0005】この発明は上述の問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、複数のファイルを容易に管理することが可能なファイル管理装置を提供することである。 【0006】 【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、ファイル管理装置は、少なくとも1つのフォルダを有し、フォルダごとに複数のデータファイルを記憶可能な記憶手段と、特定のフォルダに含まれる複数のデータファイルそれぞれのファイル情報を取得するファイル情報取得手段と、取得されたファイル情報をデータファイルと対応づけた管理情報ファイルを作成する管理情報ファイル作成手段と、作成された管理情報ファイルを特定のフォルダに記憶させる処理手段とを備える。 【0007】この発明に従えば、特定のフォルダに含まれる複数のデータファイルそれぞれのファイル情報が取得され、取得されたファイル情報をデータファイルと対応づけた管理情報ファイルが作成され、作成された管理情報ファイルが特定のフォルダに書込まれる。このため、フォルダ単位で管理情報ファイルが作成されるので、ファイルが記憶されているフォルダを考慮する必要がない。その結果、複数のファイルを容易に管理することが可能なファイル管理装置を提供することができる。 【0008】好ましくは、ファイル情報は、少なくともキーワードを含む。この発明に従えば、ファイル情報は少なくともキーワードを含むため、ファイルの選択や検索等をすることができる。 【0009】好ましくは、ファイル情報は、他のデータファイルと関連づけるためのリンク情報を含み、管理情報ファイルを読出す第1読出手段と、読出された管理情報ファイルにリンク情報が含まれる場合には、リンク情報により関連づけられたデータファイルを順に表示する表示手段とをさらに備える。 【0010】この発明に従えば、読出された管理情報ファイルにリンク情報が含まれる場合には、リンク情報により関連づけられたデータファイルが順に表示されるので、複数のファイルをまとめて管理することができる。 【0011】好ましくは、ファイル管理装置は、管理情報ファイルを特定のフォルダから削除する削除手段をさらに備える。 【0012】この発明に従えば、管理情報ファイルが特定のフォルダから削除されるので、特定のフォルダに記憶されたデータファイルを管理対象から容易に削除することができる。 【0013】好ましくは、ファイル管理装置は、複数のフォルダに記憶された管理情報ファイルに共通のID番号を付与するフォルダ関連付手段をさらに備える。 【0014】この発明に従えば、複数のフォルダに記憶された管理情報ファイルに共通のID番号が付与される。このため、複数のフォルダに記憶されたデータファイルを一つのフォルダに記憶されたデータファイルとして取り扱うことができる。この結果、複数のデータファイルを複数のフォルダを意識することなく管理することができる。 【0015】この発明の他の局面によれば、少なくとも1つのフォルダを有し、フォルダごとに複数のデータファイルを記憶可能な記憶手段に記憶されたデータファイルを管理するファイル管理方法であって、フォルダを指定するステップと、指定されたフォルダに含まれる複数のデータファイルそれぞれのファイル情報を取得するステップと、取得されたファイル情報とデータファイルとを対応づけた管理情報ファイルを作成するステップと、作成された管理情報ファイルを指定されたフォルダに書込むステップとを含む。 【0016】この発明に従えば、指定されたフォルダに含まれる複数のデータファイルそれぞれのファイル情報が取得され、取得されたファイル情報とデータファイルとを対応づけた管理情報ファイルが作成され、作成された管理情報ファイルが指定されたフォルダに書込まれる。このため、フォルダ単位で管理情報ファイルが作成されるので、データファイルが記憶されているフォルダを考慮することがない。その結果、複数のファイルを容易に管理することが可能なファイル管理方法を提供することができる。 【0017】この発明のさらに他の局面によれば、少なくとも1つのフォルダを有し、フォルダごとに複数のデータファイルを記憶可能な記憶手段に記憶されたデータファイルをコンピュータに管理させるためのファイル管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、フォルダの指定を受付けるステップと、指定されたフォルダに含まれる複数のデータファイルそれぞれのファイル情報を取得するステップと、取得されたファイル情報とデータファイルとを対応づけた管理情報ファイルを作成するステップと、作成された管理情報ファイルを指定されたフォルダに書込むステップとをコンピュータに実行させるためのファイル管理プログラムを記録する。 【0018】この発明に従えば、指定されたフォルダに含まれる複数のデータファイルそれぞれのファイル情報が取得され、取得されたファイル情報とデータファイルとを対応づけた管理情報ファイルが作成され、作成された管理情報ファイルが指定されたフォルダに書込まれる。このため、フォルダ単位で付加情報ファイルが作成されるので、データファイルが記憶されているフォルダを考慮する必要がない。その結果、コンピュータに実行させることにより複数のファイルを容易に管理することが可能なファイル管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することができる。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図中同一符号は同一または相当する部材を示し、説明は繰返さない。 【0020】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第1の実施の形態におけるファイル管理装置の概略構成を示すブロック図である。図1を参照して、ファイル管理装置100は、パーソナルコンピュータ等で構成することができ、ファイル管理装置の全体を制御するための制御部101と、データを入力するための入力部105と、データを記憶するための記憶部103と、データを出力するための出力部107と、制御部101で実行するためのプログラム等を記憶するための外部記憶装置109とを含む。 【0021】制御部101は、中央演算装置(CPU)と、このCPUで実行するためのプログラムを記憶するための読出し専用メモリ(ROM)やCPUでプログラムを実行する際に必要となる変数等を記憶するためのランダムアクセスメモリ(RAM)を有する。 【0022】入力部105は、キーボードまたはマウスなどであり、文字または数字の入力、または、所定の指示コマンドの入力が可能となっている。 【0023】記憶部103は、文章または画像等のデータを格納する。これらのデータは、たとえば、ワードプロセッサのアプリケーションプログラムにより作成されたデータファイル、表計算ソフトのアプリケーションにより作成されたデータファイル、デジタルカメラまたはイメージスキャナ等で読取られた画像を記憶するためのデータファイル、または、他の種々のアプリケーションプログラムで作成されるデータファイルである。記憶部103に記憶されるデータファイルは、それが作成されたアプリケーションプログラムには依存しない。 【0024】また、記憶部103は、複数のフォルダを有し、フォルダに分類してデータファイルを記憶することができる。たとえば、あるフォルダAには、ワードプロセッサで作成したデータファイルを記憶し、フォルダBには、表計算のアプリケーションソフトにより作成されたデータファイルを記憶するようにしてもよい。さらに、何らかの事案ごとにフォルダを作成するようにしてもよいし、データファイルが作成された期日をもとに所定の期間で区切ってフォルダを作成するようにしてもよい。これらのフォルダは、周知のアプリケーションプログラムにより作成される。 【0025】出力部107は、ディスプレイであり、制御部101の指示に従ってデータファイルをサムネイルで表示する。これにより、複数のデータファイルを同時に表示することができる。なお、出力部107は、プリンタであってもよい。 【0026】外部記憶装置109は、コンピュータ読取可能な記録媒体111に記録されたプログラムやデータを読込み、制御部101に送信する。また、制御部101からの指示により、コンピュータ読取可能な記録媒体111に必要なデータを書込む。 【0027】コンピュータ読取可能な記録媒体111としては、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク装置等)や光ディスク(CD−ROM/MO/MD/DVD等)などのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)や光カードなどのカード系、あるいはマスクROM、EPROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体である。また、記録媒体111を、ネットワークからプログラムがダウンロードされるように流動的にプログラムを担持する媒体とすることもできる。 【0028】制御部101は、記録媒体111に記録されたファイル管理プログラムを外部記憶装置109で読取ることにより、読取ったプログラムを実行することができる。 【0029】図2は第1の実施の形態におけるファイル管理装置100のファイル構成を示す図である。図2を参照して、制御部101ではファイル管理プログラムが実行される。記憶部103には、4つのフォルダ201,211,221,231が含まれる。フォルダ201,211,221,231は、複数のデータファイルを分類する。ここでは、フォルダ231は、ファイル管理プログラムによる管理対象外のフォルダであり、フォルダ201,211,221は、ファイル管理プログラムによる管理対象のフォルダとする場合について説明する。 【0030】図2において、フォルダ201には、3つのデータファイル205,207,209が記憶されており、フォルダ211には、3つのデータファイル215,217,219が記憶されており、フォルダ221には、3つのデータファイル225,227,229が記憶されており、フォルダ231には、3つのデータファイル235,237,239が記憶されている。 【0031】管理対象のフォルダ201,211,221には、データファイルの他に、管理情報ファイル203,213,223がそれぞれ記憶されている。一方、管理対象外のフォルダ231には、3つのデータファイル235,237,239のみが記憶され、管理情報ファイルは記憶されていない。 【0032】管理情報ファイル203,213,223は、ファイル管理プログラムが制御部101で実行されることにより作成される。管理情報ファイルは、それが記憶されているフォルダに分類されて記憶されているデータファイルのファイル情報を含む。たとえば、フォルダ201に関しては、管理情報ファイル203は、3つのデータファイル205,207,209のファイル情報を含む。フォルダ211に関しては、管理情報ファイル213は、3つのデータファイル215,217,219のファイル情報を含み、フォルダ221に関しては、管理情報ファイル223は、3つのデータファイル225,227,229のファイル情報を含む。ファイル情報は、データファイルの属性情報と付加情報とを含む。 【0033】このように、管理対象となる1つのフォルダには1つの管理情報ファイルが記憶され、その管理情報ファイルには、そのフォルダに記憶されるデータファイルのみのファイル情報が含まれる。 【0034】図3は、第1の実施の形態におけるファイル管理装置で行なわれるファイル管理処理の流れを示すフローチャートである。図3を参照して、ファイル管理装置100は、記憶部103に記憶されているフォルダのうち、特定のフォルダAが管理対象に指定されたか否かを判断する(ステップS1)。フォルダの指定は、ファイル管理装置100の操作者が入力部105を用いて行なわれる。ここでは説明を簡単にするため、指定されたフォルダをフォルダAとして説明する。 【0035】フォルダAが指定された場合にはステップS2へ進み、そうでない場合には処理を終了する。ステップS2では、フォルダA内のすべてのデータファイルの属性情報が収集される。ここでの属性情報は、たとえば、データファイルのファイル名、ファイルサイズおよび更新日時などである。 【0036】そして次のステップS3では、それぞれのデータファイルの属性情報と付加情報とを関連づけて管理情報ファイルが作成される。この時点においては、付加情報は項目のみが作成され、データの中身は何もない空の状態である。そして、作成された管理情報ファイルは、ステップS1で指定されたフォルダAに記憶される。 【0037】次のステップS4では、フォルダAにデータファイルが新たに追加されたか否かが検出される。追加された場合にはステップS5に進み、そうでない場合にはステップS6に進む。ステップS5では、追加されたデータファイルの属性情報と付加情報とを関連づけて管理情報ファイルに追加する。 【0038】一方ステップS6では、フォルダAからファイルが削除されたか否かが判断される。削除された場合にはステップS7に進み、そうでない場合にはステップS7を実行することなくステップS8に進む。ステップS7では、削除されたデータファイルの属性情報と付加情報とを管理情報ファイルから削除する。 【0039】ステップS8では、フォルダAが管理対象から外されたか否かが判断される。外された場合にはステップS9に進み、そうでない場合にはステップS4に戻り上述の処理が繰返し行なわれる。ステップS9では、フォルダAから管理情報ファイルを削除する。 【0040】フォルダAから管理情報ファイルを削除するだけで、そのフォルダに記憶されたデータファイルをファイル管理装置の管理対象から除外することができる。 【0041】なお、データファイルのフォルダへの追加、フォルダからの削除、または、フォルダの削除は、制御部101で実行されるファイル管理プログラムの制御下で行なわれ、その指示は、ファイル管理装置100の操作者が入力部105を用いて行なわれる。 【0042】図4は、第1の実施の形態におけるファイル管理装置で行なわれるファイル管理プログラムの起動処理の流れを示すフローチャートである。図4を参照して、ファイル管理プログラムが起動されると、指定されたすべての記憶装置を検索したか否かが判断される(ステップS11)。 【0043】ここでは、記憶部103が複数の記憶装置を有する場合を想定している。指定されたすべての記憶装置とは、複数ある記憶装置のうちでファイル管理装置100の操作者が入力部105を用いて指定した記憶装置をいう。なお、記憶部103が有する記憶装置のすべてまたは一部のみを指定するようにしてもよい。さらに、記憶部103に加えて、外部記憶装置109を加えるようにしてもよい。検索とは、記憶部103または外部記憶装置109に記憶されるフォルダのうち管理情報ファイルを有するフォルダを抽出することをいう。 【0044】指定された記憶装置のうち未だに検索されていない記憶装置の中から1つの記憶装置が選択され(ステップS12)、選択された記憶装置内で管理情報ファイルを有するフォルダの検索が終了したか否かが判断される(ステップS13)。検索が終了した場合にはステップS11に進み、終了していない場合にはステップS14に進む。 【0045】ステップS14では、指定された記憶装置に記憶されるフォルダの1つが選択され、そのフォルダに管理情報ファイルが記憶されているか否かが判断される(ステップS15)。管理情報ファイルがある場合にはステップS16に進み、そうでない場合にはステップS13に戻る。 【0046】ステップS16では、管理情報ファイルが記憶されたフォルダの情報を管理テーブルに登録する。フォルダの情報とは、そのフォルダのアクセス経路と管理情報ファイルの名称である。アクセス経路には、直接パスまたは相対パスなどを用いることができる。管理テーブルは、管理情報ファイルを有するフォルダへのアクセス経路と管理情報ファイルの名称とを対応づけた情報を含む。 【0047】起動処理が終了すると、管理テーブルを見ることにより、管理情報ファイルを有するフォルダが直ちに求まることになる。なお、管理情報ファイルの内容を管理テーブルに含めるようにしてもよい。 【0048】なお、本実施の形態においては、ファイル管理プログラムの起動処理は、ファイル管理プログラムの起動時に行なうようにしたが、管理対象フォルダの検索および登録については、起動時以外であっても実行可能である。 【0049】このように、本実施の形態におけるファイル管理装置では、フォルダごとに管理情報ファイルを有し、ファイル管理プログラムの起動時に管理情報ファイルを有するフォルダを検索するようにしている。この結果、ファイル管理装置100に一時的に接続または切離しができる外部記憶装置109に記憶されたファイルについても、外部記憶装置109の接続の有無に関係なく管理対象に含めることができる。すなわち、外部記憶装置109がファイル管理装置100に接続された場合に管理対象とすることができ、切離されている場合には管理対象とされることがない。 【0050】また、別のファイル管理装置で管理されていたファイルをフォルダごとに、フロッピー(登録商標)ディスクなどの記録媒体、ネットワークまたはリムーバブルドライブなどを経由して記憶部103に記憶した場合であっても、そのフォルダに記憶されたデータファイルを直ちに管理対象に含めることができる。 【0051】さらに、記憶装置を備えた携帯端末、スキャナ、スキャナとプリンタを組合わせた複合機、または、パソコンからのデータを受信して印刷が可能な複写機などについても、ファイル管理装置100と接続可能であれば、それらの記憶装置内のデータファイルを管理対象とすることができる。 【0052】図5は、第1の実施の形態におけるファイル管理装置で行なわれる付加情報編集処理の流れを示すフローチャートである。図5を参照して、付加情報編集処理では、まず、管理対象フォルダ内のファイルが選択される(ステップS21)。ファイルの選択は、ファイル管理装置100の操作者により入力部105を用いて行なわれる。ここでは、選択されたファイルをファイルFとして説明する。 【0053】そして、キーワード編集用のウィンドウが記憶部103より読出され(ステップS22)、出力部107に表示される。その後、操作者により入力部105からキーワードの入力、変更または削除が行なわれる(ステップS23)。次に、操作者により処理の実行が指示されると、編集されたキーワードの内容が管理対象フォルダに記憶された管理情報ファイルに格納される(ステップS24)。そして、出力部107に出力されたキーワード編集ウィンドウが閉じられる(ステップS25)。 【0054】キーワード編集ウィンドウには、コメントを入力する欄を設けるようにしてもよいし、コメントを入力するウィンドウをキーワード編集ウィンドウとは別に出力部107に表示し、入力部105からコメントの入力を行なうようにしてもよい。 【0055】また、キーワードとコメントに加えて、イメージ画像で表わされたマーカを選択されたファイルと関連づけるようにしてもよい。マーカとは、イメージ画像であり、たとえば、線、文字、図形、記号、または、これらの組合せである。 【0056】付加情報としてのマーカは、データファイル中の位置とマーカの形状とが管理情報ファイルに格納される。たとえば、赤色の細線をデータファイルの1ページ目の第1行に付加する場合、マーカの形状として「赤色の細線」の情報が格納され、位置情報として文書の左上隅を原点とした時の直線の始点と終点の座標が格納される。 【0057】マーカの形状と位置の指定は、操作者により入力部105を用いて行なわれる。ファイルFが出力部107のウインドウに出力される。操作者は、ファイルFの内容を出力部107で確認することができる。この状態で、マーカの形状を選択し、ファイルFの内容が表示された出力部107上にマーカを描画するような操作で入力することにより、マーカの位置と大きさが入力される。また、同様の方法でマーカの移動や変形を可能とすれば便利である。マーカを入力するウィンドウは、キーワードまたはコメントを入力するウィンドウと同時に表示するようにしてもよいし、別に表示するようにしてもよい。 【0058】図6は、第1の実施の形態におけるファイル管理装置100で作成される管理情報ファイルのフォーマットの一例を示す図である。図6を参照して、管理情報ファイルは、データファイルの名前を示す項目「Name」と、データファイルのサイズを示す項目「Size」と、データファイルの更新年月日を示す項目「Date」と、データファイルに関連するキーワードを示す項目「Keyword」と、データファイルに関連するコメントを示す項目「Comment」と、データファイルに関連するマーカの有無を示す項目「Marker」と、データファイル間の関連を示す項目「Link」とを含む。 【0059】たとえば、ファイル名が「ファイル1」のデータファイルについては、ファイルサイズが16KBであり、更新された日時が00/01/26であり、キーワードとして「管理」と「検索」が選定され、コメントとして「部内回覧」の文字が付され、マーカがつけられていることがわかる。なお、ファイル名が「ファイル3」については、「Link」の項目に「ファイル1」が登録されているため、ファイル1とファイル3とは関連づけされており、ファイル1とファイル3とはあたかも1つのファイルであるかのようにファイル管理装置100で取扱われる。 【0060】より具体的には、Linkの項目で関連づけられた複数のデータファイルは、Linkの項目で関連づけられた複数のデータファイルのすべてが読み出される。このとき、複数のデータファイルが異なるアプリケーションプログラムにより作成された場合であっても、データファイルに対応するアプリケーションプログラムが起動されて複数のデータファイルのすべてが読み出され、出力画像が作成される。その後、出力部107に1つのサムネイルで表示される。サムネイルをページ送りすることにより、複数のデータファイルの内容が順に表示される。 【0061】本実施の形態においては、マーカについては「YES」または「NO」で示すようにした。「YES」の場合には、マーカの画像ファイルが関連づけられる。また、管理情報ファイルのこの項目にマーカの画像データを含めるようにしてもよい。 【0062】なお、管理情報ファイルは、管理対象とするフォルダの名称と関連づけた名称にするのが好ましい。また、他のソフトウェアで管理情報ファイルの内容が変更されることのないように特殊なファイル形式とするのがよい。 【0063】以上説明したように第1の実施の形態におけるファイル管理装置では、フォルダ単位でデータファイルの付加情報を含む管理情報ファイルが作成されるので、データファイルが記憶されているフォルダを考慮する必要がない。このため、フォルダを考慮することなく複数のファイルを容易に管理することができる。また、フォルダに管理情報ファイルが存在するだけで管理対象に含めることができるので、データファイルを容易に管理することができる。 【0064】また、管理情報ファイルは、データファイル名に対応してファイルサイズ、更新日時、およびキーワードを含むので、これらの項目を用いてデータファイルの選択や検索等を行なうことができる。 【0065】さらに、管理情報ファイルは、あるデータファイルを他のデータファイルと関連づけるための「Link」項目を含むので、複数のデータファイルを容易に関連づけることができる。 【0066】さらに、関連づけられたデータファイルを1つのサムネイルで表示するので、操作者は、関連づけられたデータファイルを1つのファイルとして扱うことができる。 【0067】さらに、管理情報ファイルをフォルダから削除することで、データファイルを管理対象から除外することができ、操作が容易である。 【0068】[第2の実施の形態]次に第2の実施の形態におけるファイル管理装置について説明する。第2の実施の形態におけるファイル管理装置は、第1の実施の形態におけるファイル管理装置の構成に加えて、フォルダ間で関連づけを行なうようにしたものである。第2の実施の形態におけるファイル管理装置は、第1の実施の形態におけるファイル管理装置と基本的な構成は同じであり、以下異なる部分を説明する。 【0069】図7は、第2の実施の形態におけるファイル管理装置のファイル構成を示す図である。図7を参照して、記憶部103には、4つのフォルダ241,251,261,271が含まれる。そして、それぞれのフォルダはすべてファイル管理プログラムの管理対象となっており、管理情報ファイル243,253,263,273とを含む。そして、それぞれの管理情報ファイルにはID番号が付されている。ここでは、管理情報ファイル243にはID番号「1」が付され、フォルダ251の管理情報ファイル253にはID番号「2」が付され、フォルダ261の管理情報ファイル263にはID番号「2」が付され、フォルダ271の管理情報ファイル273にはID番号「1」および「2」が付されている。 【0070】このID番号は、制御部101で実行されるファイル管理プログラムにより付される。このように、管理情報ファイルにID番号を含めることで、同じID番号を有する複数のフォルダを関連づけることができる。たとえば、ID番号が「1」の複数のフォルダに含まれるデータファイルを1つのフォルダに含まれるデータファイルとして取扱うことができる。より具体的には、ID番号が「1」の管理情報ファイルは、管理情報ファイル243と管理情報ファイル273である。したがって、フォルダ241に含まれるデータファイル245,247,249とフォルダ271に含まれるデータファイル275,277,279とがあたかも1つのフォルダ内にあるように扱うことができる。 【0071】また、1つのフォルダに含まれるID番号は、1つに限られることはなく、複数のID番号を含めるようにしてもよい。これにより、1つのフォルダを異なるフォルダと関連づけすることができる。たとえば、フォルダ271の管理情報ファイル273には、ID番号「1」および「2」が付されており、ID番号が「1」の他のフォルダと、ID番号が「2」の他のフォルダとそれぞれ関連づけされる。ここでは、フォルダ241とフォルダ271とがID番号「1」で関連づけられ、フォルダ251、フォルダ261およびフォルダ271がID番号「2」で関連づけられている。 【0072】フォルダの関連づけおよび解除は、フォルダに対する所定の操作で実行される。これについては後で詳しく説明する。 【0073】関連づけられた管理対象のフォルダが、何らかの理由により記憶部103から失われた場合、ファイル管理プログラムは、そのフォルダの管理情報ファイルが存在しなくなったことを条件に、自動的にそのフォルダの関連づけを解除する。また、逆に、関連づけられた管理対象ファイルが記憶装置内に復帰してファイル管理プログラムが起動時にそのフォルダの管理情報ファイルを認識したことを条件に、そのフォルダの関連づけを復元する。 【0074】図8は、第2の実施の形態におけるファイル管理装置で作成される管理情報ファイルのフォーマットの一例を示す図である。図8を参照して、管理情報ファイルには、第1の実施の形態における関連づけ情報ファイルのフォーマットに加えて、フォルダ間の関連づけを示す項目「ID番号」と、関連づけの内容を示す3つの項目「同時表示」、「同時検索」、「ファイル結合」の項目が加えられている。「ID番号」の項目には、関連づけのためのID番号が記憶される。ここでは、「1」と「2」の2つのID番号が付された場合を示している。そして、ID番号が「1」の場合には、関連づけられたフォルダ内にあるファイルと、同時表示が行なわれるが同時検索は行なわれず、ファイルの結合が行なわれることになる。 【0075】また、ID番号が「2」の場合には、ID番号に「2」が付された他のフォルダ内のデータファイルと同時表示およびファイル結合はされないが、同時検索のみが行なわれることになる。 【0076】図9は、第2の実施の形態におけるファイル管理装置で行なわれるフォルダ関連づけ処理の流れを示すフローチャートである。図9を参照して、フォルダ関連づけ処理では、まず、管理対象のフォルダの中から関連づけするフォルダが選択される(ステップS31)。この選択は、ファイル管理装置100の操作者により入力部105を用いて行なわれる。ここで選択されるフォルダは、2つ以上であればいくつであっても構わない。 【0077】そして、選択された複数のフォルダに対して関連づけの操作が実行される(ステップS32)。関連づけの操作とは、「同時表示」、「同時検索」または「ファイル結合」の3つの項目について関連づけを行なうか否かを指定する処理である。 【0078】そして、関連づけの操作が終了すると、固有のID番号が選択された複数のフォルダの管理情報ファイルに格納される(ステップS33)。このようにして関連づけられたフォルダは、あたかも1つのフォルダであるかのようにウィンドウ内にファイルを表示したり、ファイルの結合がされたりする。また、ID番号を1つ指定するだけで関連づけられた複数のフォルダを自動的に検索の対象に含めることができる。 【0079】ただし、関連づけられたフォルダ同士であっても、常に1つのフォルダとして扱わず、ファイル管理装置100の使用者の意思により、関連づけの有効または無効を選択することができる。これは、管理対象の各フォルダに対して、ID番号が付与されたときに関連づけする機能の選択を可能とするようにすればよい。 【0080】図10は、第2の実施の形態におけるファイル管理処理で表示される機能選択画面の一例を示す図である。図10を参照して、機能選択画面270には、関連づけで有効にする機能として「同じウィンドウに表示」、「同時の検索」および「ファイルの結合許可」の3つの機能が示され、それぞれの機能に対応するチェック欄271,272,273にチェックを入れることにより、それらの機能が有効となる。たとえば、「同じウィンドウに表示」の機能が有効にされると、関連づけられたフォルダに記憶されるデータファイルを表示する場合には、すべてのデータファイルが1つのフォルダ内にあるかのごとく同じウィンドウに表示される。また、「同時の検索」の機能が有効にされると、関連づけられた複数のフォルダ内に含まれるデータファイルのすべてが検索の対象となる。この場合、いずれかのフォルダが検索の対象に選択されることにより、関連づけられたすべてのフォルダ内のデータファイルが検索の対象となる。 【0081】「ファイルの結合許可」の機能が有効にされると、異なるフォルダ間でデータファイルの結合が可能となる。たとえば、フォルダAに記憶されたデータファイルaとフォルダBに記憶されたデータファイルbとを結合することができる。このファイルの結合許可の機能が有効にされない場合には、異なるフォルダ間でデータファイルの結合はできない。ファイル管理装置では、ファイルの結合が指定されると2つ以上のファイルが1つのファイルとして取り扱われ、サムネイル画像による表示、アプリケーション起動による編集、ファイルの一括削除などが可能となる。 【0082】図11は、第2の実施の形態におけるファイル管理装置で行なわれるフォルダ関連づけ解除処理の流れを示すフローチャートである。図11を参照して、フォルダ関連づけ解除処理は、まず、関連づけられた管理対象ファイルのうちから関連づけを解除するフォルダが選択される(ステップS41)。フォルダの選択は、ファイル管理装置100を操作する操作者により入力部105を用いて行なわれる。そして選択されたフォルダに対してどの関連づけを解除するかを選択し解除の操作を実行する(ステップS42)。 【0083】この操作は、図10に示した機能選択画面が出力部107に表示され、操作者により入力部105を用いて関連づけの解除の指示なされる。関連づけの指示は、チェック欄271,272,273からチェックをマウス等でダブルクリックすることにより、チェックがt離除かれる。そして、選択されたこれらの管理情報ファイルの中から、解除された関連づけに対応するID番号が削除される(ステップS43)。 【0084】以上説明したように第2の実施の形態におけるファイル管理装置では、フォルダごとに管理情報ファイルを有することに加えて、ID番号を管理情報ファイルに格納するようにした。これにより、第1の実施の形態におけるファイル管理装置が奏する効果に加えて、フォルダ間で関連づけを持たせることにより複数のデータファイルをフォルダを意識することなく管理することができる。 【0085】今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006079 【氏名又は名称】ミノルタ株式会社
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| 【出願日】 |
平成12年10月30日(2000.10.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064746 【弁理士】 【氏名又は名称】深見 久郎 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2002−132556(P2002−132556A) |
| 【公開日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【出願番号】 |
特願2000−330166(P2000−330166) |
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