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【発明の名称】 データベースシステム
【発明者】 【氏名】和田 康孝

【要約】 【課題】データ定義命令を新たに設計、作成しなくても、XMLデータを取り扱うことができ、SQL言語によってXMLデータを操作することができるデータベースシステムを提供する。

【解決手段】XML定義情報解析管理手段1は、入力したXMLデータの定義情報から格納形式を規定するXML定義情報およびデータの格納領域を作成する。データ定義命令SQL変換手段9は、XML定義情報解析管理手段1によって作成されたXML定義情報および領域作成命令を、SQLのデータ構造定義情報およびSQLの領域作成命令に変換する。データ操作命令SQL変換手段10は、XMLデータ格納管理手段4とXMLデータ更新管理手段5とXMLデータ検索管理手段6とXMLデータ削除管理手段7とから出力されたXMLデータ操作命令をSQLデータ操作命令に変換する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 データを記憶するデータ格納記憶領域と、該データ格納記憶領域に格納されるデータの格納形式を規定する定義情報を記憶する定義情報記憶領域と、入力されたデータ定義命令を解析して前記定義情報を定義情報記憶領域へ格納するとともに、前記定義情報に従ってデータを格納するためのデータ格納領域を前記データ格納記憶領域に作成するための領域作成命令を作成して前記データ格納記憶領域のデータ格納領域を決定し、入力されたデータ操作命令に従って前記定義情報を確認して、前記データ格納記憶領域に格納されているデータの格納、更新、検索、削除を行なうデータベース管理部とを備えるデータベースシステムにおいて、前記データベース管理部は、前記データ定義命令としてXML定義情報が入力されるとXMLデータの格納形式を規定するXML定義情報を解析し、前記XML定義情報を前記定義情報記憶領域へ格納し、前記XML定義情報に従ってXMLデータを格納するためのデータ格納領域を前記データ格納記憶領域に作成するための領域作成命令を作成するXML定義情報解析管理手段と、入力されたデータ操作命令がXMLデータの格納命令、更新命令、検索命令、検索命令、削除命令のいずれであるかを解析するデータ操作言語解析手段と、前記データ操作命令がXMLデータ格納命令であった場合、前記定義情報記憶領域を参照して前記XML定義情報を確認し、格納対象となっているXMLデータを前記データ格納記憶領域に格納するXML格納管理手段と、前記データ操作命令がXMLデータ更新命令であった場合、前記定義情報記憶領域を参照して前記XML定義情報を確認し、更新対象となっているXMLデータを前記データ格納記憶領域から検索し、該XMLデータの更新を行なうXML更新管理手段と、前記データ操作命令がXMLデータ検索命令であった場合、前記定義情報記憶領域を参照して前記XML定義情報を確認し、検索対象となっているXMLデータを前記データ格納記憶領域から検索し、検索結果を返却するXML検索管理手段と、前記データ操作命令がXMLデータ削除命令であった場合、前記定義情報記憶領域を参照して前記XML定義情報を確認し、前記データ格納記憶領域において削除対象となっているXMLデータを検索し、該XMLデータの削除を行なうXML削除管理手段とを備えることを特徴とするデータベースシステム。
【請求項2】 前記XML定義情報解析管理手段によって作成された前記XML定義情報および領域作成命令を、SQLのデータ構造定義情報およびSQLの前記領域作成命令に変換するデータ定義命令SQL変換手段と、前記XMLデータ格納管理手段と前記XMLデータ更新管理手段と前記XMLデータ検索管理手段と前記XMLデータ削除管理手段とから出力されたデータ操作命令をSQLデータ操作命令に変換して実行するデータ操作命令SQL変換手段とをさらに備える請求項1記載のデータベースシステム。
【請求項3】 アプリケーションとの間の標準SQLインタフェースであるSQLインタフェース操作手段をさらに備える請求項2記載のデータベースシステム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大量のデータの保管スペースの節約や、データの検索の高速化を目的として用いられるデータベースシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来のデータベースシステムの構成を示すブロック図である。図11に示すように、データベースシステムは、データベース管理部201と、定義情報記憶領域2と、データ格納記憶領域8とから構成されている。
【0003】データ定義命令14がアプリケーション11からデータベース管理部201へ送信されると、データベース管理部201は、そのデータ定義命令14を解析し、処理可能なデータ形式等の定義情報を定義情報記憶領域2へ格納する。次に、データベース管理部201は、格納された定義情報に従ったデータをデータ格納記憶領域8に格納するための領域作成命令を作成し、そのデータを格納するデータ格納領域を決定する。
【0004】そして、データ操作命令22がアプリケーション11から送信されてきた場合、データベース管理部201は、まず、そのデータ操作命令22が、データの格納命令、更新命令、検索命令、削除命令のいずれであるかを判断する。
【0005】データ操作命令22が格納命令である場合には、データベース管理部201は、定義情報記憶領域2に格納されている定義情報を確認して、データ格納記憶領域8に格納対象となっているデータを格納する。
【0006】データ操作命令22が更新命令である場合には、データベース管理部201は、定義情報記憶領域2に格納されている定義情報を確認して、データ格納記憶領域8から更新対象となっているデータを検索し、そのデータを更新する。
【0007】データ操作命令22が検索命令である場合には、データベース管理部201は、定義情報記憶領域2に格納されている定義情報を確認して、データ格納記憶領域8から検索条件を満たすデータを検索し、検索結果をアプリケーション11へ返却する。
【0008】データ操作命令22が削除命令である場合には、データベース管理部201は、定義情報記憶領域2に格納されている定義情報を確認して、データ格納記憶領域8から削除対象となっているデータを検索し、そのデータを削除する。
【0009】一方、データをソフトウェアに受け渡すことを容易にするための言語としてXML(eXtensible Markup Language)がある。XMLによれば、タグを任意に定義することにより、記述された情報がどのようなデータであるかを上記タグにより記述することが可能となるので、コンピュータ側におけるデータ処理を行うアプリケーションは、記述された情報を取り込んで、演算処理したり、データベース化したりすることができる。なお、XMLで記述されたデータをXMLデータという。
【0010】しかし、このようなXMLデータをデータベースシステムで取り扱おうとする場合には、XMLデータの属性をデータベースシステムが利用可能なデータ属性に当てはめなければならないため、データベースシステムに入力するデータ定義命令を新たに設計、作成しなければならないという問題があった。
【0011】また、XMLデータを取り扱うことができるデータベースシステムでは、XMLデータの格納形式が一般的にデータベースシステムに用いられているSQL(Structured Query Language)の格納形式と異なっているため、SQL言語によってXMLデータを操作することができないという問題があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従来のデータベースシステムでは、XMLデータをデータベースシステムで取り扱おうとする場合には、XMLデータの属性をデータベースシステムが利用可能なデータ属性に当てはめなければならないため、データベースシステムに入力するデータ定義命令を新たに設計、作成しなければならないという問題があった。
【0013】また、XMLデータの格納形式がSQLの格納形式と異なっているため、SQL言語によってXMLデータを操作することができないという問題があった。
【0014】本発明は、データ定義命令を新たに設計、作成しなくても、XMLデータを取り扱うことができるデータベースシステムを提供することを目的とする。
【0015】また、本発明は、SQL言語によってXMLデータを操作することができるデータベースシステムを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明のデータベースシステムでは、データを記憶するデータ格納記憶領域と、該データ格納記憶領域に格納されるデータの格納形式を規定する定義情報を記憶する定義情報記憶領域と、入力されたデータ定義命令を解析して前記定義情報を定義情報記憶領域へ格納するとともに、前記定義情報に従ってデータを格納するためのデータ格納領域を前記データ格納記憶領域に作成するための領域作成命令を作成して前記データ格納記憶領域のデータ格納領域を決定し、入力されたデータ操作命令に従って前記定義情報を確認して、前記データ格納記憶領域に格納されているデータの格納、更新、検索、削除を行なうデータベース管理部とを備えるデータベースシステムにおいて、前記データベース管理部は、前記データ定義命令としてXML定義情報が入力されるとXMLデータの格納形式を規定するXML定義情報を解析し、前記XML定義情報を前記定義情報記憶領域へ格納し、前記XML定義情報に従ってXMLデータを格納するためのデータ格納領域を前記データ格納記憶領域に作成するための領域作成命令を作成するXML定義情報解析管理手段と、入力されたデータ操作命令がXMLデータの格納命令、更新命令、検索命令、検索命令、削除命令のいずれであるかを解析するデータ操作言語解析手段と、前記データ操作命令がXMLデータ格納命令であった場合、前記定義情報記憶領域を参照して前記XML定義情報を確認し、格納対象となっているXMLデータを前記データ格納記憶領域に格納するXML格納管理手段と、前記データ操作命令がXMLデータ更新命令であった場合、前記定義情報記憶領域を参照して前記XML定義情報を確認し、更新対象となっているXMLデータを前記データ格納記憶領域から検索し、該XMLデータの更新を行なうXML更新管理手段と、前記データ操作命令がXMLデータ検索命令であった場合、前記定義情報記憶領域を参照して前記XML定義情報を確認し、検索対象となっているXMLデータを前記データ格納記憶領域から検索し、検索結果を返却するXML検索管理手段と、前記データ操作命令がXMLデータ削除命令であった場合、前記定義情報記憶領域を参照して前記XML定義情報を確認し、前記データ格納記憶領域において削除対象となっているXMLデータを検索し、該XMLデータの削除を行なうXML削除管理手段とを備えることを特徴とする。
【0017】本発明のデータベースシステムでは、XML定義情報解析管理手段を備えることによって、XML定義情報をデータ定義命令として用いることができるため、データ定義命令を新たに設計、作成しなくても、XMLデータを取り扱うことができる。
【0018】また、本発明の他のデータベースシステムでは、前記XML定義情報解析管理手段によって解析された前記XML定義情報および領域作成命令を、SQLのデータ構造定義情報およびSQLの領域作成命令に変換するデータ定義命令SQL変換手段と、前記XMLデータ格納管理手段と前記XMLデータ更新管理手段と前記XMLデータ検索管理手段と前記XMLデータ削除管理手段とから出力されたデータ操作命令をSQLデータ操作命令に変換して実行するデータ操作命令SQL変換手段とをさらに備える。
【0019】本発明のデータベースシステムでは、データ定義命令SQL変換手段と、データ操作命令SQL変換手段とを備えることによって、XML定義情報をSQL定義情報に変換し、XMLデータ操作命令をSQLデータ操作命令に変換することができるため、SQL言語によってデータベース内のXMLデータを操作することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態のデータベースシステムについて図面を参照して詳細に説明する。なお、全図において同一の符号がつけられている構成要素はすべて同一のものを示す。
【0021】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態のデータベースシステムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態のデータベースシステムは、データベース管理部101と、定義情報記憶領域2と、データ格納記憶領域8とから構成されている。また、データベース管理部101は、XML定義情報解析管理手段1と、データ操作言語解析手段3と、XML格納管理手段4と、XML更新管理手段5と、XML検索管理手段6と、XML削除管理手段7とを備えている。
【0022】XML定義情報解析管理手段1は、XML定義情報入力手段1AとXML定義情報解析実行手段1Bと定義情報出力手段1Cとデータ格納領域作成手段1Dとを備えている。さらに、XML格納管理手段4はXMLデータ格納実行手段4Aを備えており、XML更新管理手段5はXMLデータ更新実行手段5Aを備えており、XML検索管理手段6はXMLデータ検索実行手段6Aを備えており、XML削除管理手段7はXMLデータ削除実行手段7Aを備えている。
【0023】次に、本実施形態のデータベースシステムの動作について説明する。図2は、XML定義情報13が入力される際の本実施形態のデータベースシステムの動作を示すフローチャートである。
【0024】まず、XML定義情報13がXML定義情報入力手段1Aを通じてXML定義情報解析管理手段1に入力されると(ステップA1)、XML定義情報解析実行手段1Bは、XML定義情報13を解析してXMLデータの格納形式を規定するXML定義情報を作成する。その際には、利用者の指定によりその格納形式をXMLデータの形式そのものとすることもできる(ステップA2)。次に、XML定義情報解析実行手段1Bによって作成されたXML定義情報は、定義情報出力手段1Cによって出力され、定義情報記憶領域2へ格納される(ステップA3)。その後、格納されたXML定義情報に従ったXMLデータをデータ格納記憶領域8に格納するための領域作成命令がデータ格納領域作成手段1Dによって作成され、そのデータを格納するデータ格納領域が決定される(ステップA4)。
【0025】図3は、データの格納、更新、検索、削除を行なう際の本実施形態のデータベースシステムの動作を示すフローチャートである。アプリケーション11からデータ操作命令22がデータ操作言語解析手段3に入力されると、データ操作言語解析手段3は、そのデータ操作命令22を解析し(ステップB1)、データ操作命令22がXMLデータ格納命令であるか否かチェックする(ステップB2)。
【0026】データ操作命令22がXMLデータ格納命令であった場合には、処理がXML格納管理手段4に移行し、XMLデータ格納実行手段4Aは定義情報記憶領域2を参照してその格納領域、格納形式を確認し、格納対象となっているXMLデータをデータ格納記憶領域8に格納する(ステップB3)。
【0027】ステップB2において、データ操作命令22がXMLデータ格納命令でなかった場合、データ操作言語解析手段3は、データ操作命令22がXMLデータ更新命令であるか否かをチェックする(ステップB4)。データ操作命令22がXMLデータ更新命令であった場合、処理がXML更新管理手段5に移行し、XMLデータ更新実行手段5Aは、定義情報記憶領域2を参照してデータの格納領域、格納形式を確認し、更新対象となっているXMLデータをデータ格納記憶領域8から検索し、そのXMLデータの更新を行なう(ステップB5)。
【0028】ステップB4において、データ操作命令22がXMLデータ更新命令でなかった場合には、データ操作言語解析手段3は、データ操作命令22がXMLデータ検索命令であるか否かをチェックする(ステップB6)。
【0029】データ操作命令22がXMLデータ検索命令であった場合には、処理がXML検索管理手段6に移行し、データ検索実行手段6Aは、XMLデータ検索実行手段6Aによって定義情報記憶領域2を参照してデータの格納領域、格納形式を確認し、検索対象となっているXMLデータをデータ格納記憶領域8から検索し、XMLデータの検索結果をアプリケーション11に返却する(ステップB7)。
【0030】ステップB6において、データ操作命令22がXMLデータ検索命令でなかった場合には、データ操作命令22がXMLデータ削除命令であるので、処理がXML削除管理手段7に移行し、XMLデータ削除実行手段7Aは、定義情報記憶領域2を参照して格納領域、格納形式を確認し、データ格納記憶領域8において削除対象となっているXMLデータを検索し、そのXMLデータの削除を行なう(ステップB8)。
【0031】例えば、図4に示すようなXML定義文書が規定されているとする。本実施形態のデータベースシステムは、このXML定義文書をそのままXML定義情報13として入力し、図2のフローチャートの動作に従って、図1の定義情報記憶領域2へXML定義情報を格納する。そして、図5に示すような格納命令、更新命令、検索命令、削除命令が、それぞれ図1のデータ操作言語解析手段3へ入力されると、図3のフローチャートの動作にしたがってそれらの命令に基づいて格納操作、更新操作、検索操作が行われ、図6に示すようなXML文書のデータがデータ格納記憶領域8に格納される。
【0032】以上述べたように、本実施形態のデータベースシステムでは、データベースの定義情報としてXML定義情報をそのまま入力できるため、予めXMLデータを利用するためにデータベースを設計、作成しておかなくてもXMLデータに対するデータベース操作を行なうことができる。
【0033】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の実施形態のデータベースシステムについて図面を参照して説明する。図7は、本実施形態のデータベースシステムの構成を示すブロック図である。図7に示すように、本実施形態のデータベースシステムでは、図1のデータベースシステムの構成要素の他に、新たにデータ定義命令SQL変換手段9と、データ操作命令SQL変換手段10と、SQLインターフェース操作手段11とが加えられている。
【0034】データ定義命令SQL変換手段9は、定義情報出力手段1Cが出力するXML定義情報を標準的なデータベース言語であるSQLのデータ構造定義情報に変換し、データ格納領域作成手段1Dが作成した領域作成命令をSQLの領域作成命令に変換する。
【0035】データ操作命令SQL変換手段10は、XMLデータ格納実行手段4A、XMLデータ更新実行手段5A、XMLデータ検索実行手段6A、XMLデータ削除実行手段7Aが実行するXMLデータ操作命令をSQLデータ操作命令に変換して実行する。
【0036】次に、図8及び図9のフローチャートを参照して本実施形態のデータベースシステムの全体の動作について詳細に説明する。図8は、XML定義情報が入力される際の本実施形態のデータベースシステムの動作を示すフローチャートである。
【0037】まず、XML定義情報13がXML定義情報入力手段1Aを通じてXML定義情報解析管理手段1に入力されると(ステップC1)、XML定義情報解析実行手段1BによってXML定義情報が解析され、XMLデータの格納形式を規定するXML定義情報が作成される(ステップC2)。
【0038】そして、定義情報出力手段1Cから出力されたXML定義情報は、データ定義命令SQL変換手段9によってSQLデータ定義情報に変換されて定義情報記憶領域2へ格納される(ステップC3)。
【0039】その後、データ定義命令SQL変換手段9は、データ格納領域作成手段1Dによって作成された領域作成指令をSQLデータ定義命令に変換し、SQLデータを格納するためのデータ格納記憶領域8の格納領域を決定する(ステップC4)。
【0040】図9は、データの格納、更新、検索、削除を行なう際の本実施形態のデータベースシステムの動作を示すフローチャートである。まず、データ操作命令22がアプリケーション11からデータ操作言語解析手段3に入力されると、データ操作言語解析手段3は、そのデータ操作命令22を解析し(ステップD1)、データ操作命令22がXMLデータ格納命令であるか否かをチェックする(ステップD2)。
【0041】データ操作命令22がXMLデータ格納命令であった場合、処理はXML格納管理手段4に移行する。XMLデータ格納実行手段4Aは、定義情報記憶領域2に格納されている格納領域、格納形式を確認して、そのXMLデータ格納命令をデータ操作命令SQL変換手段10に出力する。データ操作命令SQL変換手段10は、そのXMLデータ格納命令をSQL命令に変換し、そのSQL命令に含まれるSQLデータをデータ格納記憶領域8へ格納する(ステップD3)。
【0042】ステップD2において、データ操作命令22がXMLデータ格納命令でなかった場合には、データ操作言語解析手段3は、データ操作命令22がXMLデータ更新命令であるか否かチェックする(ステップD4)。
【0043】データ操作命令22がXMLデータ更新命令であった場合、処理はXML更新管理手段5に移行する。XMLデータ更新実行手段5Aは、定義情報記憶領域2を参照して格納領域、格納形式を確認し、そのXMLデータ更新命令をデータ操作命令SQL変換手段10に出力する。データ操作命令SQL変換手段10は、そのXMLデータ更新命令をSQL命令に変換し、そのSQL命令に含まれるSQLデータをデータ格納記憶領域8から検索し、更新対象となっているSQLデータの更新を行なう(ステップD5)。
【0044】ステップD4が実行されなかった場合には、データ操作言語解析手段3は、データ操作命令22がXMLデータ検索命令であるかどうかをチェックする(ステップD6)。データ操作命令22がXMLデータ検索命令であった場合には、処理はXML検索管理手段6に移行する。XMLデータ検索実行手段6Aは、定義情報記憶領域2を参照して格納領域、格納形式を確認し、そのXMLデータ検索命令をデータ操作命令SQL変換手段10に出力する。データ操作命令SQL変換手段10は、XMLデータ検索命令をSQL命令に変換し、SQLデータをデータ格納記憶領域8から検索し、SQLデータの検索結果を定義情報記憶領域2を参照してXMLデータの検索結果に変換してアプリケーション11に返却する(ステップD7)。
【0045】ステップD6においてデータ操作命令22がXMLデータ検索命令でなかった場合には、データ操作命令22がXMLデータ削除命令であるので、処理がXML削除管理手段7に移行する。XMLデータ削除実行手段7Aは、定義情報記憶領域2を参照して格納領域、格納形式を確認し、そのXMLデータ削除命令をデータ操作命令SQL変換手段10に出力する。データ操作命令SQL変換手段10は、そのXMLデータ削除命令をSQL命令に変換し、SQLデータをデータ格納記憶領域8から削除する(ステップD8)。
【0046】例えば、図4に示すようなXML定義文書が規定されているとする。本実施形態のデータベースシステムは、このXML定義文書をそのままXML定義情報13として入力し、図8のフローチャートの動作に従ってXML定義情報を図10に示すようなSQL定義情報へ変換し、図7の定義情報記憶領域2へSQL定義情報を格納する。
【0047】そして、図5に示すようなXMLデータに対する格納命令、更新命令、検索命令、削除命令が図7のデータ操作言語解析手段3に入力されると、図9のフローチャートの動作により、それらの命令がSQL命令に変換され、図7のデータ格納記憶領域8に対して格納操作、更新操作、検索操作、削除操作が実施される。
【0048】また、図7のSQLインタフェース操作手段12にアプリケーション11からSQL命令が入力されると、標準的なSQLインタフェースによってデータの格納操作、更新操作、検索操作、削除操作が実施される。
【0049】また、本実施形態のデータベースシステムでは、SQLインターフェース操作手段12をアプリケーション11との標準的なSQLインターフェースとすることによって、データ格納記憶領域内のデータにアクセスすることもできる。
【0050】以上述べたように、本実施形態のデータベースシステムでは、第1の実施形態のデータベースシステムの有する効果に加えて、データ格納記憶領域2に格納されているデータを、通常のSQLインタフェースを介してアクセスできるため、SQLインタフェースを有する既存のアプリケーション11からデータ格納記憶領域2のデータにアクセスすることができる。
【0051】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のデータベースシステムでは、XML定義情報を解析して、データベースシステムに適合した格納形式を規定する定義情報に変換することができるため、XML定義情報からデータベースを構築することができる。
【0052】また、本発明のデータベースシステムでは、データ定義命令SQL変換手段と、データ操作命令SQL変換手段と、SQLインターフェース操作手段とを備えることによって、XML定義情報をSQL定義情報に変換することができるため、標準的なSQLインタフェースを有するアプリケーションからデータベースにアクセスすることができる。
【出願人】 【識別番号】000004237
【氏名又は名称】日本電気株式会社
【出願日】 平成12年10月18日(2000.10.18)
【代理人】 【識別番号】100088328
【弁理士】
【氏名又は名称】金田 暢之 (外2名)
【公開番号】 特開2002−132551(P2002−132551A)
【公開日】 平成14年5月10日(2002.5.10)
【出願番号】 特願2000−318329(P2000−318329)