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【発明の名称】 情報出力システム
【発明者】 【氏名】高柳 哲也

【要約】 【課題】ホストコンピュータからの情報を処理して印刷等の出力を行う場合、利用者が知られたくない情報を出力しないようにする。

【解決手段】利用者は、例えばプリンタドライバから削除したい情報Aを識別するための文字・記号等を指定する。情報出力システムの情報処理部11では、ホストコンピュータ20から送られてくる情報の中から利用者が指定した文字・記号等を検索し 適切に情報Aの先頭部分と終了部分が選択されていることを確認する。適切に情報Aが選択されている場合には、その情報Aを削除して印刷処理部13に伝達し 情報の印刷出力を行う。これにより、利用者はオリジナルの情報に情報Aを記録したまま、出力においては情報Aを容易に隠すことができる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ネットワーク、無線又は直接接続を利用してホストコンピュータに記録されている情報を受信し 出力する情報出力システムにおいて、情報中の任意の文字・記号等で挟まれた情報を削除して出力しない機能を備えることを特徴とする情報出力システム。
【請求項2】 情報中の任意の文字・記号等で挟まれた情報を空白として出力する機能を備えることを特徴とする請求項1記載の情報出力システム。
【請求項3】 情報中の任意の文字・記号等で挟まれた情報を任意の文字・記号等で置換して出力する機能を備えることを特徴とする請求項1記載の情報出力システム。
【請求項4】 情報の加工を行うために情報中に挿入された任意の文字・記号等を出力しない機能を備えることを特徴とする請求項1記載の情報出力システム。
【請求項5】 情報の加工を行うために情報中に挿入された任意の文字・記号等を利用者が指定することができ、その設定を情報を識別する識別子と対応して保存することができる機能を備えることを特徴とする請求項1記載の情報出力システム。
【請求項6】 情報中の任意の文字・記号等で挟まれた情報を任意の文字・記号等で置換する場合にその任意の文字・記号を利用者が指定することができ、その設定を情報を識別する識別子と対応して保存することができる機能を備えることを特徴とする請求項1記載の情報出力システム。
【請求項7】 情報中の任意の文字・記号等で挟まれた情報のみを出力する機能を備えることを特徴とする請求項1記載の情報出力システム。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュータからの情報を処理してプリント出力する場合等に用いて好適な情報出力システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報出力システムでは、ホストコンピュータ上に記録されている情報をそのまま処理して出力するだけにとどまり その情報を削除または置換して出力する手段はなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、プリントサーバのような共用情報出力システムの場合は、複数の出力が1つのプリンタで出力されたり、あるいは印刷物が配布、漏洩されて プライバシーに関する情報が漏れる等の問題があった。
【0004】そこで、本発明はホストコンピュータからの情報のうち任意に指定された情報を容易に削除または置換して出力する事が可能な情報出力システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、本発明による情報出力システムは、ネットワーク、無線、或いは直接接続を利用してホストコンピュータに記録されている情報を受信し 出力する情報出力システムであって、情報中の任意の文字・記号等で挟まれた情報を削除して出力しない機能を備えたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。本実施の形態は、プリントサーバのような共用情報出力システムにおいて、印刷物の配布 漏洩などによるプライバシーの確保を容易に実現するための情報出力システムに関するものであり、例えば、教育現場において、穴埋め等の試験・テスト問題を容易に作成することができるものである。
【0007】図1は本発明の実施の形態による情報出力システムを示すブロック図、図2に実施の形態の処理を示すフローチャート、図3に利用者の設定画面を示す。図1において、情報出力システム10はホストコンピュータ20に接続されている。情報出力システム10は情報処理部11、記憶領域12、印刷処理部13を含む。
【0008】まず、請求項1記載の発明に関する動作について図2のフローチャートを参照して説明する。請求項1は、本発明の基本となる情報出力システムについて述べたものである。図1、図2において、利用者は、例えばプリンタドライバから設定画面により削除したい情報Aを識別するための文字・記号等を指定する。情報処理部11において、ホストコンピュータ20からの情報の中から利用者が指定した文字・記号等を検索し 適切に情報Aの先頭部分と終了部分が選択されていることを確認する。適切に情報Aが選択されている場合には、その情報Aを削除して印刷処理部13に伝達し 情報の出力を行う。
【0009】前述したように、従来のプリントサーバ等では複数の出力が1つのプリンタで出力されたり、あるいは印刷物の配布、漏洩によりプライバシーに関する情報が漏れる等の問題があった。しかし、本実施の形態によれば、使用者はオリジナルの情報に情報Aを記録したまま、出力においては情報Aを容易に隠すことができる。
【0010】請求項2記載の発明は、情報処理部11において情報Aを空白に置き換えて、印刷処理部13に伝達し 情報の印刷を行うものである。利用者は情報Aを容易に隠すと同時に、他の者がその出力を参照する場合には空白の部分があることで情報Aが隠されていることを容易に理解し その情報を読みやすいものにする。
【0011】請求項3記載の発明は、利用者が、例えばプリンタドライバから設定画面により削除したい情報Aを識別するための文字・記号等を指定すると同時に、置き換えたい文字・記号等を指定することにより、情報処理部11において情報の中から利用者が指定した文字・記号等を検索し 情報Aを識別した後に、その情報Aを置き換えたい文字・記号等に置換して、印刷処理部13に伝達し、情報の出力を行うものである。例えば 利用者が置き換えたい文字・記号等に連続した番号を指定することにより容易に穴埋めの試験・テスト問題等を作成することができる。
【0012】請求項4記載の発明は、情報処理部11において削除したい情報Aを識別するために挿入された文字・記号等を情報の中から検索し その文字・記号等を削除して印刷処理部13に伝達し 情報の出力を行うものである。このような処理を行うことにより、利用者は本来の情報Aが記録された出力を注意深く得ることができる。
【0013】請求項5記載の発明は 利用者が、削除したい情報Aを識別するための文字・記号等を自由に指定すると同時に情報処理部11に付属して設けられた記憶領域12にその設定を情報を識別する識別子、例えばファイル名と対応して保存する事を可能とするものである。例えばプリンタドライバに文字・記号等を入力する欄を設け、再度プリンタドライバを起動してもその設定が保存されているため 利用者は再度入力を行う手間が削減される。
【0014】請求項6記載の発明は 利用者が、情報中の任意の文字・記号で挟まれた情報を任意の文字・記号で置換する場合にその任意の文字・記号を自由に指定すると同時に情報処理部11に付属して設けられた記憶領域12にその設定を情報を識別する識別子、例えばファイル名と対応して保存する事を可能とするものである。例えばプリンタドライバに置換する文字・記号等を入力する欄を設け、再度プリンタドライバを起動してもその設定が保存されているため 利用者は再度入力を行う手間が削減される。
【0015】請求項7記載の発明は、情報処理部11において情報の中から利用者が指定した文字・記号等を検索し 情報Aを識別し その情報A以外を削除して印刷処理部13に伝達し 情報の出力を行うものである。このようなシステムを構築することにより本来の情報を変更することなく選択的に必要な情報のみを出力することが可能になる。
【0016】
【発明の効果】請求項1または2記載の情報出力システムによれば、利用者はオリジナルの情報に情報Aを記録したまま、出力においては情報Aを容易に隠すことができる。
【0017】請求項3記載の情報出力システムによれば、利用者はオリジナルの情報中の情報Aを変更することなく、出力においては情報Aを容易に隠すと同時に置換を行うことにより、任意の出力を得ることができる。
【0018】請求項4記載の情報出力システムによれば、利用者は本来の情報Aが記録された出力を注意深く得ることができる。
【0019】請求項5または6記載の情報出力システムによれば、情報の削除、置換等の設定を再び行う必要がなくなると同時に情報出力の設定を利用者が覚えておく必要がなくなる。
【0020】請求項7記載の情報出力システムによれば、本来の情報を変更することなく選択的に必要な情報のみを出力することが可能になる。
【出願人】 【識別番号】000006747
【氏名又は名称】株式会社リコー
【出願日】 平成12年10月26日(2000.10.26)
【代理人】
【公開番号】 特開2002−132474(P2002−132474A)
【公開日】 平成14年5月10日(2002.5.10)
【出願番号】 特願2000−327398(P2000−327398)